Generated by All in One SEO v4.9.6.2, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. # For on-site report systems, use i-Reporter i-Reporter is eForms & eReports solutions by Cimtops. It digitizes conventional paper forms, allowing them to be filled out, viewed, saved, shared, and analyzed on iPads and other tablet devices. ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://ireporter-global.com/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## Posts - [帳票設計の手順は?種類やレイアウトのポイント【テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/14831/) - 業務を行う上で、さまざまな帳票が使用されています。売上管理表や会計票はその一例です。 すべての帳票は、自社の業務内容に応じて設計するのが理想ですが、実際はExcelなどに用意されたテンプレートをそのまま流用しているケースも少なくありません。 その結果、従業員が使いにくさを感じている場合も。 そこで今回は、帳票設計の基本的な考え方や実際の手順、よく使用される帳票の種類について解説します。 帳票設計をサポートするITソリューションもご紹介しますので、飲食店や小売店などの店舗管理のご担当者様はぜひ参考にしてください。 帳票設計とは 業務で使用している帳票について、「レイアウトが使いづらい」「文字が見にくい」などの不満を感じているケースも多いでしょう。 そのような場合は、帳票設計に取り組むのがおすすめです。こちらでは、帳票設計という言葉の意味や、近年重要となっている帳票の管理方法について解説します。 帳票設計とは 帳票設計は、帳票の書式やデザインなどを設計するプロセスを指します。 帳票とは、事業の活動内容を記録するために使用する書類の総称です。 「帳簿」と「伝票」という言葉を掛け合わせて帳票と呼ばれています。具体的には以下のような種類があります。 買掛帳 売掛帳 仕訳帳 出納帳 入出金伝票 請求書 領収書 納品書 契約書 給料明細書 帳票設計では、これらの帳票を自店舗にとって使いやすい形に設計します。 適切な帳票を使用することで、情報の整理や記入が容易になり、店舗の管理をスムーズに進めやすくなるでしょう。 また、帳票の設計がシンプルでわかりやすいものであれば、データ入力のミスを防止できるメリットもあります。 帳票の管理方法 帳票は、企業活動において不可欠な記録媒体ですが、その管理方法は大きく分けて紙媒体と電子データの2つがあります。 紙媒体での管理は、物理的な保管スペースの確保や情報検索の効率性に課題がある一方で、電子データ管理は、情報の共有や保管効率に優れているのが特徴です。 ここでは、それぞれの管理方法のメリット・デメリットを詳しく解説します。 紙媒体で管理する 紙媒体での管理は、帳票を印刷して物理的に保管する方法です。帳票は、原則紙での保存が求められています。 一度印刷してしまえば、インターネットに接続せずに閲覧や記入が可能であり、データが破損や消失するリスクも低いことから、帳票を紙で管理する企業も少なくありません。 しかし、紙による帳票管理には、大量の書類を保管するスペースが必要となるほか、情報の検索や更新に手間がかかるというデメリットも存在します。 また、紙の使用やプリンタの管理が必要になるため、環境負荷やコストがかかりやすい点も懸念されます。 帳票を紙媒体で管理する場合は、保管方法の最適化やOCR技術を活用したデータ変換、環境負荷の低減を目指した取り組みなどが重要です。 電子データで管理する 電子データでの管理は、デジタル化した帳票をコンピューターやクラウド上で保管する方法です。 電子帳簿保存法の制定・改正により、一定の要件を満たすことで帳票を電子データで管理できるようになりました。 帳票を電子データで管理するメリットは、情報の共有や編集が容易であり、大量の帳票を効率的に管理できる点にあります。 また、クラウド上に保管された帳票は、場所や時間を問わずアクセスできるため、複数の店舗をもつ飲食店や小売店でも便利です。 ペーパーレス化を実現できることから、環境負荷の低減にも役立ち、企業の社会的責任(CSR)の観点からも優れた管理方法といえるでしょう。 ただし、帳票を電子データで管理する際は、データの破損や消失に注意が必要です。 セキュリティ性能に優れた帳票の電子化システムを導入し、定期的にバックアップを取るなど対策を講じましょう。 帳票レイアウトとは?なぜ必要? 帳票レイアウトとは、帳票内の情報を紙や画面に配置した形式のことです。 適切なレイアウトは情報伝達を迅速化し、業務効率を向上させます。情報の流れを円滑にし、誤解やミスを減らす上で、帳票レイアウトは非常に重要です。 帳票作成ツールやSVF、Excel、クラウドソリューションを活用し、PDFファイルのアップロードやフィールドの配置をクリック操作で簡単に行い、現場でも柔軟に帳票を作成できます。 また、各種製品との連携で、帳票に関する課題を解決します。 帳票設計の手順 帳票設計は、全体像の設計、出力様式やレイアウトの設定など複数の手順を踏む必要があります。そこで続いては、帳票設計の手順を4つのステップに分けて解説します。 Step1.帳票の全体像を作る 最初のステップでは、帳票の全体像を設計します。作成予定の帳票に必要な情報を整理し、記載内容に被りや漏れがないように調整しましょう。 業務プロセスや情報の流れを把握し、どのようなデータが入力・出力されるのか、どのような機能が必要かを洗い出すことが重要です。 また、帳票に入力が必要な関数や計算式などがないかについても検討しましょう。 日付の設定や金額の集計など自動で処理が必要な項目がある場合は、あらかじめ関数や計算式を指定しておくことで利便性の高い帳票を設計できます。 - [棚卸しを効率化する方法は?工場での課題、役立つツールやシステム](https://ireporter-global.com/column/14824/) - 棚卸しは、決算時期に在庫数を把握する業務であり、在庫管理は日常的な仕入れや出庫の状況を把握する業務です。 正確な在庫管理は販売機会の損失や過剰在庫のリスクを回避するために不可欠ですが、多大な労力と時間を要します。 特に製造業では、棚卸しは企業の資産状況を明確にする重要なプロセスですが、品目の多さや複雑さから多くの課題を抱えています。 この記事では、製造業における棚卸しの目的と課題を明らかにし、業務を効率化するための具体的なやり方とデジタルツールについて解説します。 棚卸しの効率化を検討中の担当者は、ぜひ参考にしてください。 製造業(工場)における棚卸しとは 製造業における棚卸しは、単に在庫数を把握する作業ではありません。 原材料、仕掛品、完成品といった多岐にわたる品目を正確にカウントし、その評価額を算出することで、企業の資産状況を明確にする重要な業務です。 特に工場では、生産管理や原価管理に直結するため、その精度が企業の経営を左右すると言っても過言ではありません。 棚卸しの目的 棚卸しの目的は下記の3つです。 在庫の正確な数を把握し、管理のミスを減らす 売れ残りや不要な在庫を見つけ、効率的な整理につなげる(滞留在庫対策) 決算時に正しい在庫額を計上し、会社の財務状況を正確に把握する(期末棚卸高の確定) 棚卸しは、企業の資産である在庫の正確な数量を把握し、管理のミスを減らすために行います。 売れ残りや不要な在庫を特定し、効率的な在庫整理につなげることも目的の一つです。 また、決算時に正しい在庫額を計上することで、企業の財務状況を正確に把握し、経営判断の基礎となる情報を提供します。 棚卸しの頻度 棚卸しは一般的に決算期末に行われることが多いですが、業種や業態によっては毎月実施する場合や四半期ごとや半期ごとに行うケースもあります。 特に、在庫の変動が激しい製造業や、多品種少量生産を行う工場では、より頻繁な棚卸しが必要です。 繁忙期を避け、生産ラインの稼働が少ないタイミングで計画的に実施することが望ましいでしょう。 製造業(工場)における棚卸しの主な課題 工場における棚卸しは、正確な在庫数を把握し、企業の資産状況を明確にする上で欠かせない業務です。 しかし、多岐にわたる品目を扱い、複雑な生産プロセスを経る工場では、棚卸し作業は多くの課題を抱えています。 管理基準の不明確さ、データの不整合、作業時間の肥大化、人的負担の大きさ、そしてヒューマンエラーのリスクの課題は、棚卸し作業を非効率にし、企業の経営に深刻な影響を与えかねません。 ここからは、これらの課題を具体的に解説していきます。 在庫の管理基準が明確でない 工場では、多種多様な部品や資材が倉庫内に保管されており、それらの管理基準が曖昧になりがちです。 どこに何をどれだけ保管するのかが統一されていないと、在庫を探すだけで無駄な時間が発生します。 また、置き場所が定まっていないことで、紛失や破損のリスクも高まります。 在庫データと実際の数量が合わない 帳簿上の在庫データと実際の在庫数にズレが生じることは、多くの工場における棚卸しでよくある課題です。 部品や材料の移動・使用がリアルタイムでデータに反映されないことが主な要因になり、手作業による記録ミスも、データの不一致を引き起こします。基幹システムとの連携が不十分な場合も同様です。 棚卸し作業に時間がかかりすぎる 工場では扱う在庫数が膨大であるため、すべての在庫を確認するには時間がかかりすぎます。 特に、生産ラインを止めずに棚卸しを行う必要がある場合、作業はさらに複雑になることがほとんどです。 また、棚卸し作業に時間がかかるほど、その間の生産活動が停滞し、納期遅延などのリスクも高まります。 棚卸し作業を行う負担が大きい 棚卸し作業は人手を要するため、人員不足の工場では日常業務と並行して行うことが困難です。 経験の少ないスタッフが作業を担当する場合、ミスが発生しやすくなります。 また、作業負担の大きさは、従業員のモチベーション低下にもつながりかねません。 ヒューマンエラーが発生しやすい 手作業によるカウントミスや記録ミスは、棚卸し作業において避けられない課題です。 特に、長時間の作業や集中力の低下は、ヒューマンエラーを誘発しやすくなります。 また、人によって在庫の記録方法にばらつきが出ることも、データの不整合を招く原因となるでしょう。 製造業(工場)の棚卸し業務を効率化する方法 製造業(工場)にとって、棚卸しの作業負担低減は共通の課題ではないでしょうか。 棚卸し作業の負担が増す主な理由として、作業の属人化、作業ミスによる再チェック、そして帳簿と実在庫のズレの原因究明などが挙げられます。 これらの課題を解決し、棚卸し作業を簡潔かつスムーズに進めるためには、作業の標準化や業務改善に取り組むことが重要です。 ここからは棚卸し業務を効率化する方法を紹介します。 定期的に在庫確認をする 定期的な在庫確認は、在庫管理の精度を高め、棚卸し作業の負担を軽減する上で有効です。 日々の在庫変動を把握し、定期的に実地棚卸しを行うことで、在庫データと実際の数量のズレを最小限に抑えることができます。 定期的な在庫管理によって、棚卸し前に帳簿と実在庫のズレを発見できるため、棚卸しの工数を削減できるでしょう。 また、在庫確認の頻度を増やすと、作業負担やコストも増加するというデメリットも考慮する必要があるので、適切な頻度で在庫確認を行うことが、効率的な在庫管理の鍵となります。 - [QC(品質管理)とは?QA(品質保証)との違いや手法、メリットや注意点](https://ireporter-global.com/column/14819/) - 製造業やサービス業において、製品やサービスの品質を維持・向上させることは、顧客満足度を高め、企業の信頼性を確立する上で重要です。 その中心となるのが「品質管理(QC)」と「品質保証(QA)」という二つの大切な概念です。 この記事では、品質管理(QC)の基本的な定義から、品質保証(QA)との違い、具体的な手法、そして実施する上でのメリットや注意点について詳しく解説します。 品質管理と品質保証への理解を深め、日々の業務改善に役立てていただければ幸いです。 QC(品質管理)とは? QC(品質管理)とは、「Quality Control」の略語です。製品やサービスの品質基準を一定に保つための活動、手法を指します。 具体的には、原材料の検査や製造工程の管理・改善などがQC活動に含まれ、製品やサービスの品質を一定の基準に保つための活動全般です。 たとえば、製造工程やサービス提供の各段階において、品質目標を設定し、それを達成するために必要な検査、測定、分析、改善などの活動を行い、不良品の発生を未然に防ぎ、顧客に高品質な製品やサービスを提供することが目的です。 日本では、職場内で結成された小グループが主体的に品質管理に取り組むQCサークル活動が伝統的に行われてきました。 しかし、昨今は人手不足や働き方改革などによる省人化のニーズから、DXツールで品質管理を支援・合理化する動きも見られるようになっています。 QA(品質保証)とは? QA(品質保証)とは、製品やサービスが規定の品質基準を満たしていることを保証するための全体的な活動を指します。 品質保証の目的は、製品やサービスの品質を確保し、顧客の安心と満足を保証することです。 その対象範囲は、製品やサービスの企画・開発段階から、製造、販売、そして販売後のアフターフォローまでと広範囲に及びます。 QA(品質保証)の主な業務内容 品質保証の主な業務内容は多岐にわたり、製品の仕様書や規格書の作成、原材料や製造工程の品質調査、完成品の品質検査などが挙げられます。 また、顧客からのクレーム対応とその原因調査、市場調査や顧客ニーズの分析なども重要な業務です。 これらの活動を通じて、顧客が求める品質を確実に提供するための仕組みづくりと運用を行います。 QC(品質管理)とQA(品質保証)の違いとは 品質管理(QC)と品質保証(QA)は、どちらも製品やサービスの品質に関わる重要な活動ですが、その目的、責任範囲、時間軸、業務範囲には明確な違いがあります。 QC(品質管理)とQA(品質保証)の違い 品質管理(QC)は、主に製造工程内における不良品の発生防止に焦点を当てた活動です。 一方、品質保証(QA)は、製品企画から販売後の顧客対応まで、より広範な範囲で顧客満足度と信頼性の向上を目指します。 QCが製品完成までの品質維持をカバーする一方で、QAは製品完成後も含めた全体的な品質をカバーするのが特徴です。 業務範囲においても、QCは製造工程に限定されることが多いのに対し、QAは企画、設計、製造、販売後の対応までと広範囲に及びます。 具体的な業務内容の例としては、QCが完成品の目視検査や寸法測定、機能テストなどを実施するのに対し、QAは品質マニュアルの作成や教育・訓練体制の構築などを行いましょう。 QC(品質管理)とQA(品質保証)の関係性 QC(品質管理)とQA(品質保証)は、自社製品の品質向上と顧客満足度の向上という共通の目的を持つ、相互補完的な関係です。 品質管理(QC)は、品質保証(QA)が構築する品質保証体制の枠組みの一部として機能しており、製造工程における具体的な品質管理活動を通じて、製品の品質を確保します。 両者を効果的に連携させることで、より高品質な製品やサービスの提供が可能となり、顧客からの信頼を得ることにつながるでしょう。 QCの7つの道具 品質管理(QC)活動において、問題解決や品質改善のために古くから活用されてきた基本的な手法が「QCの7つ道具」です。 これらの道具は、データの収集・整理・分析を視覚的に行い、品質に関する問題を効率的に把握し、対策を立てる上で非常に有効になります。 QCの7つの道具とは? QC7つ道具とは、品質管理のためにデータを整理・分析するための手法です。問題点の見える化や原因追及に役立ちます。 パレート図 問題や不良の要因を頻度順に棒グラフで示し、累積比率を折れ線グラフで可視化する手法です。 どの項目が全体に対して大きな影響力を持っているかを一目で把握できるため、対策を講じるべき重要な問題に優先順位をつけることができます。 エクセルなどで作成する際は、データを降順に並べ替え、各項目の累積比率を算出して複合グラフを作成するのが一般的な手順です。 特性要因図(フィッシュボーン図) 問題の根本原因を明確にするために、結果(特性)とそれに影響を与えると考えられる要因を、魚の骨のような形状の図で体系的に整理する手法です。 原因は「6M(人:Man、機械:Machine、材料:Material、方法:Method、測定:Measurement、環境:Milieu/Mother Nature)」などのカテゴリに分類され、さらに各要因を細かく分析することで、問題の真の原因を特定しやすくなります。 グラフ データを視覚的に表現することで、数値だけでは分かりにくい傾向やパターンを把握するのに役立ちます。 棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど、データの種類や目的に応じて適切なグラフを選択することが重要です。 例えば、経時的な変化を見るには折れ線グラフ、構成比率を見るには円グラフが適しています。 ヒストグラム 集団内のデータの分布状態を把握するために使用されるグラフです。 データをいくつかの階級に分け、各階級に属するデータの度数を棒で示します。 これにより、データの中心傾向、ばらつき、分布の形状などを視覚的に捉えることができ、品質の安定性や異常の発見に役立つでしょう。 散布図 2つの異なるデータの間にどのような関係があるか(相関関係)を分析するためのグラフです。 一方のデータを横軸、もう一方のデータを縦軸に取り、データを点としてプロットします。 - [工程管理とは?基本的な考え方や製造業における目的、方法、成功事例](https://ireporter-global.com/column/14818/) - 世の中は次第にデジタル化されており、生産性の高いハイテク工場のDXの導入率は非常に高くなっています。 工程管理のデジタル化について、 「導入したいが、具体的な方法がわからない」「デジタル化を進めても、アナログ管理に慣れた従業員が使いこなせるか不安」 といった声をよく耳にします。 この記事では、工程管理の基本的な考え方から、具体的な方法、成功事例までを網羅的に解説します。 この記事を読むことで、工程管理の全体像を把握し、自社の現場でどのように活用すれば良いかのヒントが得られるでしょう。 工程管理とは?基本的な考え方 工程管理とは、製品が設計から出荷に至るまでの各工程を計画・監視し、品質・コスト・納期を最適化するマネジメント手法です。 工場で製品を製造する際には、いくつもの工程を並列して行っていますが、工程が一つでも停止すると全体の流れが止まってしまいます。 停止の理由は様々で、人員の欠員、機械の故障、原料の欠損、単純な操作ミスなどが考えられますが、多くの場合は工作設備のメンテナンス不足や数量の管理ミス、人員のトレーニング不足など些細なことが原因です。 ここでは、工程管理の基本的な考え方について解説します。 工程管理とは 工程管理とは、製造プロセス全体を計画・管理し、最適化する業務です。 工場での製品製造は多くの工程が並列するため、一つでも停止すると全体の流れが滞ります。 人員や機械、原料などの管理に加え、工程管理表で効率的な稼働を追求します。複雑な製品ほど工程は複雑化し、デジタル化が必要不可欠です。 具体的には、設計から出荷までを管理し、納品・品質・コストの最適化を目指します。 工程管理の3要素 工程管理は、以下の3つの要素で構成されています。 作業工程の策定 生産計画と負荷業務の管理 工程の進捗調整 工程管理は、製品製造に必要な作業を洗い出し、手順・期間・担当者を明確化する「作業工程の策定」という要素で構成されているのが特徴です。 また、納期や生産量目標を設定し、進捗や負荷状況を管理する「生産計画と負荷業務の管理」という要素も含まれます。 さらに、進捗状況を把握し、遅れや問題発生時に計画修正や人員再配置を行う「工程の進捗調整」という要素も重要です。 工程管理の基本的な考え方 工程管理の基本的な考え方は、「決められた条件のもとで、作業を計画的かつ効率的に進めること」にあり、具体的には以下の点が重要視されます。 計画性の重視 工程の可視化と標準化 柔軟な対応 継続的な改善 工程管理の基本的な考え方として、事前に綿密な計画を立てて作業の無駄を省き効率的な進行を可能にする「計画性の重視」が挙げられます。 また、各工程の作業内容や進捗状況をひと目で見える化し標準化することで問題点の早期発見や改善を容易にする「工程の見える化と標準化」も重要です。 計画通りに進まない場合に備えて柔軟な対応策を検討しておく「柔軟な対応」も必要となるでしょう。 そして、定期的に工程を見直し改善を繰り返すことで生産性の向上を目指す「継続的な改善」も工程管理の基本的な考え方の一つです。 工程管理と生産管理との違い 工程管理と生産管理は似た言葉ですが、管理範囲が異なることをご存じでしょうか。 工程管理は、特定の製造工程のみを対象とし、各工程の効率化、最適化、進捗管理などを主な業務とします。 一方、生産管理は生産ライン全体(受注から納品・出荷まで)を対象とし、原価管理、生産計画策定、材料調達、工程管理、出荷・在庫管理など、より広範な業務です。つまり、工程管理は生産管理の一部として捉えられることが多いと言えます。 工程管理の目的 工程管理は、製造業において重要な役割を果たします。主な目的として、以下の5つが挙げられます。 • 納期の厳守• 品質の確保• コストの最適化• 生産性の向上• リスクの軽減 以下に、上記の5つの目的について解説します。 納期の厳守 工程管理は、各工程の進捗状況を把握し、計画通りに作業を完了させることで、納期を守ることを目的としています。 遅れが発生しそうな場合は、速やかに対策を講じることで、トラブルの発生を抑えやすくなるでしょう。 品質の確保 工程管理の目的の一つに品質向上があります。各工程で品質管理を徹底することで、不良品の発生を抑制し、製品やサービスの品質を維持することが可能です。 品質の高い製品を提供することは、顧客満足度の向上に直結します。 コストの最適化 工程管理におけるコスト最適化は、工程のムダを徹底的に排除し、効率的な作業フローを確立することで、生産コストの削減を目指します。 - [製造業における不良率とは?計算方法や目安、許容範囲を解説](https://ireporter-global.com/column/14817/) - 製造業の現場において、不良率は品質管理の鍵となる数値指標です。 高品質な製品を安定的に供給することは、顧客満足度向上や企業の信頼獲得に繋がるだけでなく、コスト削減にも大きく貢献します。 例えば、自動車の部品などを扱う多くの工場において、不良率の低減は重要な目標設定の一つです。 不良率が上昇すると顧客満足度の低下やコスト増加に直結するため、効率的な管理が欠かせません。在庫管理が適切であることで、作業員による人的ミスも減らし、不良発生率を低下させることが可能です。 この記事では、製造業における不良率の基礎知識から計算方法、そして不良率を低減するための具体的な方法まで解説していきます。 ぜひこの記事を参考に日々の業務に取り入れ、不良率低減に努めてみてください。 不良率とは? 不良率とは、製造された製品全体に対する不良品の割合を示す指標です。製品の品質を評価し、改善するために用いられる重要なデータです。 正式には不良率(DefectRate)と言い、製造業における品質管理の重要な指標です。このため不良品発生の要因をデータに基づいて分析することで、問題点の発見や改善策の実施を行い、製品の品質向上を目指すことができます。 不良率を把握する重要性 不良率を把握することは、以下のようなメリットに繋がります。 顧客満足度の向上 企業イメージの向上 コスト削減 生産効率の向上 不良率を抑制することは、企業にとって様々な利点があり、高品質な製品を安定供給することで、顧客からの信頼を獲得し、企業イメージの向上に繋がります。 また、優れた品質管理により、作り直しや廃棄処分といった無駄なコストを削減することが可能です。 不良品が発生する要因には、部品や材料の品質不良、設計のミス、さらには工程内の状況による影響も考えられます。そのため、品質基準をしっかりと定め、常に可視化を進めることが求められるでしょう。 不良率と関連するその他の品質指標 PPM(PartsPerMillion)とは、100万個あたりの不良品の数を示す指標です。主に品質管理や製造業界で使用され、不良率をより詳細に表すために用いられます。 不良率をパーセンテージでPPMへ換算するための数式PPM=不良率(%)×10,000 PPMを用いることで、わずかな不良率の違いを明確に把握することができ、より精密な品質管理が可能となるでしょう。 また、歩留まりは、製造プロセスにおいて、投入した原材料や部品の量に対して、最終的に合格品として得られた製品の割合を示す指標です。 例えば自動車の製造プロセスにおいて、1,000台分の部品を投入したとしましょう。この中で800台が合格品として完成した場合、歩留まりは80%となります。 歩留まりは、製造プロセス全体の効率性を評価する上で重要な指標となります。 もし歩留まりが80%であれば、200台分の部品は不良品となってしまったことを意味し、この不良品が発生する要因には、部品の品質不良や組み立工程でのミス、さらには生産設備の故障などが考えられるでしょう。 歩留まりを向上させるためには、これらの要因を特定し、改善策が求められます。 高い歩留まりを維持しつつ、不良率を低く保つことが重要であり、そのためにはIoTや自動化技術を活用した設備の整備も欠かせません。 不良率の計算方法 不良率は、以下の式で計算します。 不良率(%)=(不良品の数量/総生産数)×100 例えば、1,000個の製品を製造し、そのうち10個が不良品だった場合、不良率は下記のように計算します。 不良率(%)=(10個/1,000個)×100=1% 製造現場では不良を完全にゼロにすることは非常に困難です。そのため、現実的な目標値として不良率の許容範囲を設定することが一般的です。 不良率の目安としては、標準偏差「σ」(シグマ)という基準があります。一般に、製造業では3σを目標としますが、医療や航空、自動車のように人命に関わる製品の場合には6σを目標にすることが多いです。 例えば3σでは、1,000個の製造数に対し不良品が3個未満が目安であり、6σでは100万個の製品に対して不良品が3個となる割合です。 不良率を減らすための方法 不良率を減らすためには、以下のような方法が効果的です。 出荷前に製品検査を行う 教育体制を構築する 管理体制を強化する 作業環境を整備する QC手法を活用する 品質管理システムを導入する ここからは以下の6つの方法を詳しく紹介します。 出荷前に製品検査を行う 出荷前の製品検査は、顧客満足度向上、ブランドイメージ保護、コスト削減、法的責任回避など、多くのメリットをもたらします。 全ての製品に対して全数検査を実施することが現実的に難しい場合でも、統計的な手法に基づいた適切な抜き取り検査を行うことで、効率的かつ効果的に品質管理の水準を維持することが可能です。 さらに、AIやIoTを活用した自動化検査システムの導入により、検査の効率化、人的ミスの防止、データ蓄積による品質管理の向上が期待できます。 教育体制を構築する ヒューマンエラーによる不良品の発生を防止するためには、作業者の教育体制の構築が不可欠です。 作業手順を明確化したマニュアルを作成し、定期的な研修を実施することで、作業者のスキル向上と品質意識の向上を図りましょう。 また、マニュアルは作成するだけでなく、定期的な見直しも重要です。現状の工程に問題がないか、正しい情報が記載されているか、誰が見ても分かりやすい内容になっているかなど、常に改善を意識しましょう。 管理体制を強化する 製造工程における品質管理体制を強化することで、ヒューマンエラーによる不良率の削減に繋がります。 - [TBM(時間基準保全)とは?CBMとの違いやメリット・デメリット](https://ireporter-global.com/column/14805/) - 製造業において設備保全の効率化は、生産性向上とコスト削減に直結する重要な課題です。 中でも、「TBM(時間基準保全)」は、定期的な点検や部品交換を計画的に行うことで、トラブルの未然防止や安定稼働の実現を目指す保全手法として、多くの企業で採用されています。 本記事では、TBMの基本概念やCBMとの違い、メリット・デメリットを解説するとともに、TBMの効率化に帳票システムがどのように役立つのかについても解説します。 TBM(時間基準保全)とは? 製造現場における生産設備の安定稼働は、企業の生産性向上と品質維持に欠かせません。予期せぬトラブルが生じると、ライン停止や不良品の発生を招き、結果として大きな損失につながる可能性があるからです。 そこで重要となるのが、設備保全の取り組みです。予知保全(PM)や事後保全(BDM)など、さまざまな保全方法の中で、注目されているのが「TBM(時間基準保全)」です。TBMの考え方や重要性、「CBM(状態基準保全)」との違いをご説明します。 TBM(時間基準保全)とは 「TBM(時間基準保全)」はTime Based Maintenanceの略称です。予防保全の一種で、設備や機械の稼働時間や使用期間にもとづき、定期的にメンテナンスを行う保全方式になります。例えば、自動車の定期点検の事例のように、一定時間ごとにオイル交換や部品の点検・交換を実施し、故障を未然に防ぐことを目的としています。 製造業の生産設備においても、定期点検や部品交換によって小さな異変を早期に見つけ出し、大きなトラブルに発展する前に対処することで、安定稼働を実現します。適切なTBMは、設備の信頼性を高め、長期的なコスト削減にもつながるでしょう。 TBMとCBMの違い TBMとよく比較されるのが、「CBM(状態基準保全)」です。どちらも予防保全の手法ですが、アプローチ方法が大きく異なります。 TBMは、あらかじめ定められた一定の時間や使用回数にもとづいて保全を行う方法で、計画的・定期的な点検が特徴です。例えば、一定期間ごとに部品の点検や消耗品の交換を行います。 一方、CBM(Condition Based Maintenance)は、機器の状態にもとづいて保全を行うソリューションです。IoTセンサーやAIを活用して設備のデータを監視・分析し、劣化や異常の予兆を検知した時点でメンテナンスを実施します。 TBMの「決まった時間で行う」保全に対し、CBMは「状態を見て判断する」保全です。TBMは導入や標準化がしやすい一方、まだ異常がない部品まで交換する可能性や、故障の発生を完全に防げない場合があります。また、CBMは最適なタイミングでメンテナンスできますが、高度な監視システムや分析技術が必要です。 設備保全にはいくつかの手法があるため、自社の設備の特性や予算に応じて、最適な保全戦略を策定することが重要です。 TBM(時間基準保全)のメリット TBMは、製造業における設備保全の基本的な取り組みとして、多くの工場で採用されています。その理由は、生産設備の安定稼働を支え、製造現場におけるさまざまな問題を未然に防ぐうえで、多くのメリットをもたらすからです。 TBMを導入することで得られる具体的なメリットをご紹介します。 計画的にメンテナンスを実施できる TBMの特徴の一つが、定期的なスケジュールにもとづいてメンテナンスが実施される点です。設備の稼働時間や使用期間といった明確な基準に従って、定期点検や部品交換の時期が事前に決定されるため、生産計画の崩れを防ぎ、安定した生産体制を維持しやすくなります。 また、保全に必要な部品の手配や人員の配置も、事前に計画にもとづいて行うことができるため、設備保全業務にかかる費用を事前に算出しやすいという点もメリットです。予算管理が容易になり、コスト削減にも貢献します。 突発的な故障リスクを低減できる TBMでは、部品や機械のチェックを定期的に行うため、設備の劣化を早期に発見し、不具合が深刻化する前に、適切な対処をしやすい点がメリットです。予兆検知の精度を高めることで、予期せぬトラブルによるダウンタイムを大幅に削減できます。 設備の信頼性を高く保つことは、品質の安定にも直結します。定期的なメンテナンスによって、生産設備の状態を良好に保つことで、設計寿命を最大限に延ばし、設備の長寿命化を図ることも可能です。 作業者のスケジュール管理がしやすい TBMでは、メンテナンス作業が定期的に決まっているため、保全担当の作業者は事前に計画を立てやすく、効率的なスケジュール管理が行えます。急な修理やトラブル対応に追われることが減り、働き方改革の推進や、計画的な保全活動に集中できる環境が整うでしょう。 また、メンテナンスの習慣化により、点検漏れの減少や、作業員のメンテナンスに対する意識の向上も期待できます。 TBM(時間基準保全)のデメリット 多くのメリットを持つTBMですが、導入にあたってはいくつかの注意点も考慮しなければなりません。TBMの代表的なデメリットをご紹介します。 設備の稼働停止が必要になる メンテナンスを行うためには、設備の稼働を停止しなければなりません。定期的に設備の稼働が止まると、生産性に影響を与える可能性があります。 特に、稼働率が重要な製造現場では、適切な保全間隔の設定が課題となるでしょう。メンテナンスの頻度を最適化し、設備の停止時間を最小限に低下させることが求められます。 故障の発生を完全に防げない TBMは、一定の間隔でメンテナンスを行うことで、設備の劣化を防ぐことが目的です。しかし、すべての異常や故障を未然に防ぐことは難しく、故障が発生しないとは限りません。 設備の使用状況や環境によっては、定期点検の間に想定外のトラブルが発生することもあります。そのため、TBMとCBMを組み合わせるなど、より柔軟に保全戦略を改善することが重要です。 定期的な保全コストが発生する 決められた期間内に部品交換や点検作業を行うTBMは、定期的な保全コストが発生する点がデメリットです。保全コストには、保全活動に必要な人員費や部品代、修理費などが含まれます。 特に、まだ十分に使用可能な部品も交換することがある点は、コスト削減の観点からは、大きなデメリットといえるでしょう。設備の実際の状態に関わらず、一定のサイクルで部品を交換することは、長期的に見ると不要な支出につながる可能性があります。 CBMのように、部品の劣化状況を把握し、最適なタイミングで交換できれば、より効率的なコスト管理が可能です。しかし、TBMにおいても、収集した過去のデータ分析やバスタブ曲線などを参考に、コストと故障のリスクのバランスを考えたうえで、最適な保全計画を立てることが重要です。 TBM(時間基準保全)の運用には現場帳票システム「i-Reporter」の導入が効果的 TBMをより効果的かつ効率的に運用していくためには、デジタル技術の活用が不可欠です。特に、保全業務における情報共有や記録、分析といった側面において、帳票システムの導入は大きなメリットをもたらします。 TBM(時間基準保全)の運用をより効率的に行うためには、帳票システムの導入が効果的です。設備の点検履歴や保全業務の内容を一元管理することで、作業者の負担を軽減しながら、作業効率を向上できます。 現場帳票システム「i-Reporter」を活用することで、現場からのデータ入力がスムーズに行え、メンテナンス作業の詳細な情報を簡単に管理できます。モバイル端末を利用すれば、作業現場で直接帳票を作成・送信できるため、作業完了後に帳票を作成する手間が省かれ、リアルタイムでデータをシステムに反映させることが可能です。 「i-Reporter」の活用によって、保全作業の透明性や正確性の大幅な向上が期待できるため、設備の安定稼働や生産性向上にもつながります。設備の信頼性を維持しながら、業務の最適化を進めるために、帳票システムの活用は重要なポイントとなるでしょう。「i-Reporter」の導入をぜひご検討ください。 - [余剰在庫とは?デメリットや滞留在庫との違い、減らすための対策](https://ireporter-global.com/column/14802/) - 小売業や製造業、物流関係に携わる企業にとって、在庫管理は日々の業務における重要な課題の1つです。特に、売れ残りや季節変動などによって生じる余剰在庫は、保管スペースを圧迫するだけでなく、管理コストの増加やキャッシュフローの悪化など、さまざまなデメリットを引き起こします。本記事では、余剰在庫の定義や滞留在庫との違いといった基礎知識から、余剰在庫を抱えるデメリットや在庫を減らす具体的な対処方法までくわしく解説します。 余剰在庫とは? 在庫管理では欠品を恐れるあまり、過剰な発注を行ってしまうことも少なくありません。しかし、在庫を増やしすぎると、「余剰在庫」や「過剰在庫」の状態を招き、さまざまな問題を引き起こします。 余剰在庫とは必要以上に在庫がある状態 余剰在庫(よじょうざいこ)をわかりやすく言うと、「必要量を超過し一時的に余っている在庫」です。企業が保有する在庫のうち、必要以上に存在している在庫で、将来的に売れる可能性があるものの現時点では過剰であり、一時的に余っている状態を指します。 余剰在庫は、在庫管理上の課題として、多くの企業が頭を悩ませている問題の一つで、「過剰在庫」とも呼ばれます。実務では、過剰在庫を「余剰在庫が長期化した状態」として区別する企業もありますが、本記事では同義の意味として取り扱っておりますのでご注意ください。 余剰在庫が発生する原因としては、仕入や発注のミス、販売計画のズレ、トレンドの変化などが挙げられます。特に、リードタイムが長い商品では、消費者のニーズの変化や競合商品の登場によって販売機会を失い、結果として余剰在庫が発生しやすくなるのです。 余剰在庫が増加すると、企業のコストや効率に悪影響を及ぼす可能性があります。たとえば、保管スペースの圧迫や保管コストの増加、在庫ロスなどが発生する懸念があるのです。 そのため、適切に在庫管理を行うために、在庫管理システムの導入や在庫状況の可視化といった、業務改善の施策が求められるのです。 余剰在庫と滞留在庫の違い 余剰在庫と混同されやすい言葉に「滞留在庫」があります。この2つの言葉の大きな違いは、今後売れる見込みがあるかどうかという点です。 余剰在庫は、一時的に在庫量が余分になっているだけで、適切な販売機会を得られれば、売上につながる可能性がある商品です。例えば、季節商品のオフシーズン在庫や、販売計画に対して入荷が先行しすぎた場合などが該当します。 一方、滞留在庫は、長期間倉庫に眠っており、消費者のニーズの変化や製品の劣化、不良品であるなどの理由から、今後売れる見込みがほとんどない商品です。例えば、賞味期限が近い食品や、トレンドが過ぎたファッションアイテムなどが該当します。 余剰在庫は、セールなどの適切な施策を講じることで、販売機会を活かせる可能性があるでしょう。ただし、余剰在庫が管理不十分で長期間売れ残ると、滞留在庫になるリスクが高まります。不良在庫を増やさないためには、余剰在庫の段階で早期に原因を特定し、改善策を講じることが重要です。 余剰在庫を抱えるデメリット 余剰在庫を抱えることで生じる、主な4つのデメリットをご説明します。 商品価値の低下 余剰在庫として保管された製品は、時間の経過とともに商品価値を下げる可能性が高まります。特に、食品や化粧品、医薬品などの賞味期限や消費期限がある商品は、保管期間が長くなるほど、品質が劣化するリスクが高まるでしょう。 商品価値が低下した商品は、通常価格での販売が難しいため、値下げやアウトレット販売、セールを実施しなければなりません。それでも売れ残った場合は、最終的に在庫処分という形で損失を計上する必要があるため、企業の利益率を大きく低下させる原因となります。 倉庫スペースの圧迫 余剰在庫が長期間保管されることで、倉庫のスペースを消費し、他の商品を保管するためのスペースが不足する可能性があります。新たな商品や売れ筋商品の保管場所が減少することで、効率的な在庫管理が難しくなるリスクが高まるでしょう。 また、倉庫内での物品の取り扱いや移動のサイクルが複雑になると、作業効率の低下を招く可能性があります。目的の商品を探す手間が増えると、入荷や出荷の遅延といったミスにもつながりかねません。 管理コストの増加 余剰在庫を抱えると、追加の労力と費用がかかります。在庫を維持・管理するためには、倉庫スペースを確保するだけではなく、光熱費や人件費などのランニングコストが継続的に必要となるからです。 さらに、長期間保管されていた在庫は、劣化や品質の低下のリスクが高まり、不良在庫や消耗品の廃棄にも、追加費用が発生する可能性があります。在庫に関わるさまざまなコストは、利益を圧迫し、企業の健全な運営を妨げる原因となるでしょう。 キャッシュフローの悪化 余剰在庫が販売されずに倉庫に眠ったままの状態が続くことで、企業の資金が固定化されるリスクが生じます。仕入原価や製造費用がかかった商品が現金化できないと、資金繰りに支障をきたす可能性があるからです。 また、他の商品や原料の入庫が制限されると、販売機会を逃す恐れがあるため、結果としてキャッシュフローの悪化につながります。 余剰在庫を減らすには? 余剰在庫を減らすことは、業務効率化やコスト削減に直結するため、すぐにでも取り組みましょう。余剰在庫を減らすための、具体的な対処法をご説明します。 適正在庫の計算を行う 余剰在庫を減らすためには、需要や販売見込みに基づいて、適切な在庫数量を算出することが重要です。適正在庫の計算を行う際には、過去の販売データや市場動向を分析し、需要予測の精度を高める工夫が求められます。 また、製造部門などと部門間の連携を強化し、需要に応じた生産計画を立てることで、無駄な在庫を防げるでしょう。 在庫状況を定期的にチェックする 在庫状況を正確に把握するために欠かせないのが、在庫状況の定期的なチェックと可視化です。定期的に棚卸しを実施し、売れない商品の見直しや処分を行うことで、余剰在庫の解消につなげられます。 また、棚卸しを習慣化することで、在庫管理の精度を向上させることが可能です。 在庫管理のプロセスを見直す 複雑化した手順や属人的な在庫管理は、ヒューマンエラーや発注ミスを招きやすく、余剰在庫が発生する原因となります。在庫管理のプロセスを見直し、システム化を進めることで、管理精度を向上させることが可能です。 システム化する際には、リアルタイムで在庫状況を把握できるツールやシステムの導入も効果的です。在庫管理を効率的に進められるため、余剰在庫の発生を未然に防げるでしょう。 余剰在庫対策には「i-Repo Scan」がおすすめ 余剰在庫を解消するためには、在庫管理の効率化が欠かせません。効率的な在庫管理は、余剰在庫対策だけではなく、企業全体の生産性や利益率の向上にもつながります。 在庫棚卸や入出庫、ピッキングなどの業務の大幅な省人化・効率化を実現するツールとして、「i-Repo Scan」をご紹介します。 「i-Repo Scan」の特徴 「i-Repo Scan」は、iPadやiPhoneを活用してバーコードを一括・連続で読み取り、在庫情報を簡単に入力・記録できる現場向けのツールです。ノーコードで専用アプリの作成やシステムの連携開発ができるため、導入コストを大幅に削減できます。 これまで紙や手入力で管理されていた棚卸業務や入出庫処理を、デジタル化・自動化することで、作業の効率化と正確性向上を実現します。特に、倉庫や店舗、製造現場など、現場ごとにバラつきやすい在庫情報を、リアルタイムで共有できる点が大きな強みです。 在庫管理の効率化におすすめの理由 「i-Repo Scan」を在庫管理に活用することで、さまざまなメリットが得られます。 実在庫をリアルタイムで把握 「i-Repo Scan」を活用することで、現場ごとの在庫状況をリアルタイムで可視化でき、余剰在庫の早期発見と対処が可能です。常に最新の在庫状況を把握できることで、適切なタイミングで発注や仕入れの判断ができるでしょう。 - [設備保全のあるべき姿とは?考え方や体制を構築するための方法](https://ireporter-global.com/column/14791/) - 製造業などで生命線を支える設備保全は、安定した生産とサービスの提供に不可欠です。 しかし、設備機器の老朽化、人材不足、デジタル化の遅れといった課題により、効果的な設備管理は難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 特に、修理や交換が必要な場合、タイミングを逃すと生産活動に深刻な影響を与えることもあるでしょう。 この記事では、設備保全のあるべき姿や、IoTやAIの活用による高度化、部門を超えた全社的な協力体制の構築、そして品質を重視したプロアクティブな保守メンテナンスの重要性について、解説します。 劣化した設備の早期発見や、機能の維持・向上を目指すことで、業務改善を図り、最終的には工場内全体の生産性を向上させたい方はぜひ参考にしてみてください。 設備保全の基本的な考え方 設備保全は、設備の安定稼働を維持するための活動です。 生産効率の向上、コストの削減、そして何よりも安全性の確保という目標達成に必須であり、保全作業計画が求められます。 設備保全のアプローチには、主に以下の5つがあります。 事後保全 予防保全 予知保全 改良保全 保全予防 ここからは、上記の5つの特徴を紹介します。自社の状況に最適な方式を選択することが肝心です。 事後保全 設備保全のアプローチの一つである事後保全には、メリットとデメリットがあります。 メリットは、故障が発生するまで保全対応を行わないため、日常的な保全に関わる人員やコストを抑えることができる点です。 また、予期せぬ故障が発生した場合でも、その状況に応じて最小限の対応で済むこともあり、その臨機応変さが企業の経済的負担を軽減する可能性があります。 一方で、デメリットとして、突発的な故障が発生するという大きなリスクが潜んでおり、生産計画の遅延をしてしまう恐れがあります。 さらに、長期的には生産性や安全性に悪影響を及ぼす懸念があり、安定した運用を求める企業にとっては大きな課題となるでしょう。 このように、事後保全には短期的なコスト削減ができる一方で、予期せぬトラブルによって長期的な安定性へのリスクという両側面を理解しておく必要があります。 予防保全 予防保全とは、設備が故障する前に、あらかじめ定められた期間ごと、あるいは設備の稼働時間に応じて、定期的に点検を実施したり、部品の調整や清掃を行ったりする保全方式です。 例えば、チョコレート菓子製造ラインでは、予防保全や予知保全が必要であり、定期的な点検を通じて潜在的な問題を早期に発見し、未然に防ぐことが可能になるでしょう。 また、計画的に保全を行うことで、設備の故障を未然に防ぐことを特徴とし、時間基準保全(TBM)と状態基準保全(CBM)の2種類があります。 予防保全のメリットとしては、設備の突発的な故障を減らし、生産計画の安定化に貢献するほか、計画的なメンテナンスにより設備の長寿命化が期待できるでしょう。 一方で、デメリットとして、定期的な点検やメンテナンスをするため、コストと時間がかかります。状態に関わらず実施するため、対応が不要な場合でも保全業務が発生する可能性があるでしょう。 予知保全 予知保全は、センサーなどを用いて設備の状態をモニタリングし、収集したデータを分析することで、故障の兆候を事前に検知する保全方法です。 IoTやAIなどのデジタル技術を活用し、予防保全の一種でありながら、より高度なアプローチを取ることが特徴と言えるでしょう。 メリットとして、故障の兆候を早期段階で発見し、計画外の設備停止を最小限に抑えることができる点が挙げられます。 加えて、設備の潜在的な能力を最大限に引き出し、メンテナンスにかかるコストを最適化することも可能です。 しかし、デメリットとして、高度な技術や専門知識が必要となるため、導入や運用にコストがかかる点や、データ収集・分析のためのシステム構築が必要となる点が挙げられます。 設備保全の抱える状況とあるべき姿 現代の多くの製造現場では、設備の老朽化が進行し、熟練の技術者が引退していく一方で、デジタル技術の導入は遅れがちです。 これらの課題に対処し、変化に対応できる柔軟な設備保全体制を構築することが急務でしょう。 また、特定の担当者に依存する属人的な保全から脱却し、誰もが一定の品質で保全活動を行えるよう、標準化された明確な基準を確立することも喫緊の課題です。 設備保全の課題 現在の設備を取り巻く状況として、長年使用されてきた設備の維持管理が限界に近づきつつあり、予期せぬ突発的な稼働停止が頻発しやすいという深刻な問題があります。 また、長年にわたり培ってきた熟練の技術を持つ人材が減少し、その貴重な知識や経験を若い世代へと効果的に継承していくための仕組みが十分に整っていない現状も課題です。 客観的なデータに基づいた科学的な保全活動がなかなか進展せず、依然として担当者の勘や経験といった主観的な判断に頼る保全から抜け出せていない状況も、早急な改善が求められる重要な点として挙げられます。 設備保全のあるべき姿 これからの設備保全が目指すべき姿として、IoTやAIを活用し、設備のデータを常に監視することで、故障を予測し事前に対応できる体制を整えることが挙げられます。 また、若手や経験の浅い作業員でも、熟練のベテランと同じように保全ができるように、技術をしっかりと伝え、育成する仕組みを作ることも必要です。 今後は、設備の導入から廃棄に至るまでのライフサイクル全体を視野に入れた長期的な保全計画を策定し、無駄なコストを徹底的に削減しながら、設備の本来持つ性能を最大限に引き出すことが求められるでしょう。 設備保全のあるべき姿を構築するために求められるもの 設備保全のあるべき姿を実現するためには、計画的な予防保全体制の整備、データ収集・管理の基盤づくり、デジタル技術導入の初期設計、全社的な保全体制の構築、そして長期視点での保全計画がポイントです。 これらの要素を総合的に考慮し、段階的に取り組むことで、より効果的な設備保全体制を構築できます。 計画的な予防保全の整備 計画的な予防保全の整備においては、設備の故障を避けるために、定期的なチェックや手入れを欠かすことはできません。 それぞれの設備に応じて、どれくらいの頻度で点検や整備をするかを決め、具体的な計画を立てる必要があります。 そして、その計画を実行するためのルールやスケジュールを作成し、きちんと守るように徹底することがポイントです。 データ収集・管理の基盤づくり データ収集・管理の基盤づくりとして、センサーなどを活用して設備の状況を常にチェックできる体制を構築することが大切です。 - [作業ミス再発防止策の具体例とは?原因や対策の立て方も紹介](https://ireporter-global.com/column/14772/) - 作業ミスは、製造業や小売業の現場において、品質低下や納期遅延、労働災害や顧客からの信頼失墜といった、深刻な問題を引き起こしかねません。作業ミスを未然に防止するには、原因を正しく分析し、効果的な作業ミス再発防止策を講じることが重要です。 本記事では、作業ミスの再発防止策の具体例や対策の立て方と合わせて、帳票システムを活用した業務改善方法をご紹介します。作業ミスを減らし、業務効率を高めるために、ぜひお役立てください。 作業ミスの再発防止策とは? 作業ミスの再発を防ぐためには、まずはその根本原因を把握し、それぞれの要因に合わせた有効な対策を講じることが重要です。作業者の不注意といったヒューマンエラーから、職場環境の不備といった環境要因まで、ミスが起こる原因を明確に理解することが、再発防止に向けた対策を立てるうえでの第一歩となります。 作業ミスが発生する主な原因 作業ミスが発生する原因は多岐に渡ります。 ヒューマンエラー 疲労やストレス、注意力・集中力・やる気の低下など、作業者の状態によって、思い込みやうっかりミスが誘発されます。 コミュニケーション不足 上司やチーム内で、指示ややり方が曖昧だったり、情報共有が不十分だったりすると、誤った作業内容の認識や判断を招き、作業ミスにつながるでしょう。 環境要因 職場の作業スペースが整理整頓されていない作業環境の整備不足、過度な騒音や不適切な照明などが影響し、作業員の注意力を散漫させ、ミスを誘発します。 確認不足や経験不足・業務の属人化 最終確認作業の省略による確認不足、作業者の経験や知識といったスキル不足による判断ミス、特定の作業者に依存する体制なども、ミスを引き起こすよくある原因です。 作業ミスの再発防止策の重要性 業務効率の向上 作業ミスや不良品を減らすことで、作業の手戻りといった非効率な作業が減るため、本来の業務に集中できる時間が増え、全体の業務フローをスムーズにします。 コスト削減 作業ミスによって発生する損害や修正、顧客からのクレーム対応や補償などに伴うコストを削減でき、企業の収益改善にもつなげることが可能です。 信頼性の確保 製品やサービスの品質を保つことで、顧客や取引先からの信頼を維持し、企業価値の向上にも役立ちます。 作業ミス再発防止策の具体例 作業ミスの再発は、単なる注意喚起だけでは防げません。現場の状況に合わせた、具体的な対策方法を講じることが重要です。 作業ミス再発防止策の8つの具体例をご紹介します。 チェックリストを作成して運用する 作業工程ごとに、明確なチェックリストを作成し、各項目の完了を作業者自身が確実に確認する運用を徹底することで、漏れや誤りといった人的なミスを防ぐことが可能です。チェックリストを標準化し、誰が作業を担当しても同じ品質を保てる体制を構築することで、職場全体のリスク低減につながります。 ダブルチェック体制を導入する 自分1人の判断や確認作業に頼るのではなく、他の作業員が再度確認を行うダブルチェック体制を構築することで、見落としや誤解を防げるでしょう。チーム内でのペア作業や、複数の担当者が工程ごとに確認を行うローテーションチェックなどを有効に活用することで、ミスの検出率を向上させ、不良品の発生を抑制します。 標準作業手順書(SOP)を策定・更新する 作業の標準化を図るため、具体的な手順や使用する機械や設備、注意点などを明確にしたマニュアルの「標準作業手順書(SOP)」を作成し、作業員みんなに周知します。作業員のスキルや知識に差があっても、マニュアル化されたSOPがあれば、一定の品質を維持することが可能です。 また、職場や設備、作業内容の変化に応じて、SOPの定期的な見直しや更新を行い、より実践的で現場に即した内容に改善していくことが重要です。 作業環境を整理整頓して5Sを徹底する 作業中の不注意やミスは、作業環境の乱れが原因となることも少なくありません。そこで、「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seiso)」「清潔(Seiketsu)」「躾(Shitsuke)」の頭文字を取った5S活動を徹底し、意図しないミスを防ぎます。 作業スペースが整うことで、注意力や集中力が向上し、作業効率の改善が期待できるため、職場全体で取り組むことが効果的です。 ヒューマンエラーを防ぐために教育や研修を実施する 作業者の注意力の低下や知識不足によるミスを防ぐには、定期的な教育や研修の実施が欠かせません。新しい作業工程やDXツールの導入時には、作業員全体へ周知・説明するミーティングを行い、理解度を高めることが大切です。 とくに、新人教育に力を入れることで、組織全体のミスの減少につながります。 デジタルツールを活用してミスを防止する 業務のシステム化やITツールの導入によって、手作業によるミス削減が可能です。たとえば、OCR(光学文字認識)やRPA (ロボティック・プロセス・オートメーション)、AIを活用したデジタルツールによるデータ入力で、転記ミスや入力ミスを防止します。 業務のDX化は、誤転記防止に役立つだけでなく、時間の短縮にもつながるため、業務効率化が実現するでしょう。 ミスの記録と分析を行い継続的に改善する 過去に起きたミスを記録・分析し、パターンや傾向を把握することで、根本的な原因の特定と効果的な改善策の立案が可能になります。ヒヤリハット事例やトラブル事例を社内で共有し、組織全体での改善を目指すことも効果的です。 心理的安全性を確保して報告しやすい環境をつくる 作業ミスが発生した際に、責任追及ばかりをしてしまうと、作業員は報告をためらうようになるため、問題が表面化しにくくなります。そのため、改善に向けた建設的な議論ができる風土を作ることが重要です。 報告・相談しやすい職場環境を整えることで、隠れたミスを減らし、早期対応が可能になるため、重大なトラブルや事故の未然防止にもつながります。 作業ミス再発防止策の立て方 作業ミス再発防止策を効果的に進めるための、基本的なステップとコツをご紹介します。 Step1.原因を分析する 作業ミスの再発防止策の第一歩は、ミスが発生した根本的な原因を特定することです。ミスが発生した具体的な場面を振り返り、ミスが発生した過程や環境、作業員の個人の要因など、あらゆる要素を洗い出します。 ここで重要なのは、表面的な原因にとどまらず、組織的な課題や仕組みの欠陥にも目を向けることです。個人の要因と組織的な課題を洗い出し、隠れた問題を明らかにすることで、対策を立てるための土台を築けます。 Step2.具体的な対策を立てる 分析した原因に基づいて、具体的な再発防止策を立案します。対策は根本原因を解決するものでなければ、効果を発揮しません。 例えば、作業手順の簡素化や標準化、デジタルツールを活用した業務効率化など、課題に対応した適切な方法を選ぶことが重要です。「対策が特定された根本原因にしっかりと対応しているか」「現実的に実行可能であるか」「一時的な対応ではなく持続性があるか」といった点を、十分に検討しましょう。 Step3.実施計画を作成する - [生産管理板とは?活用するメリットや作成方法、電子化の進め方](https://ireporter-global.com/column/14770/) - 生産管理板は、製造業や小売業の現場で作業進捗を「見える化」し、生産効率を向上するための重要なツールです。生産管理板を作成することで、ミスの削減や作業の効率化が期待でき、従業員の負担軽減にもつながります。本記事では、生産管理板の基礎知識や具体的な作成方法から、利用するメリット・デメリットや電子化の進め方まで、くわしく解説します。現場の改善をお考えの方は、ぜひお役立てください。 生産管理版とは 製造業において、効率的な生産活動と高品質な製品の提供を実現するためには、生産管理が非常に重要です。そして、生産管理の中心的な役割を担うのが「生産管理板」です。 作業進捗を「見える化」できるツール 生産管理板とは、製造業を中心に広く活用されている、作業進捗を「見える化」するためのツールです。生産計画の進捗状況や品質管理の問題点、ロスの発生状況やエラー率の数値などを明確にし、生産現場全体の可視化を実現します。 生産管理板を導入することで、生産工程の改善点を明らかにし、作業のムダを削減できるため、生産効率の上昇が期待できるでしょう。また、情報共有が促進されるため、従業員同士のコミュニケーションの円滑化にも役立ちます。 生産管理板は、改善点を明らかにし、チームのコミュニケーションを円滑にすることで、一貫した業務遂行を可能にする、生産管理において欠かせないツールです。 生産管理板の記入項目 生産管理板には、主に以下のような項目を記入します。 生産予定数と実績数 計画した目標数と実際の生産数を比較することで、進捗の状況把握が可能です。 サイクルタイム(実績時間) 製品1つを生産するのにかかる時間である「サイクルタイム(実績時間)」を時間ごとに記録し、生産効率を評価します。予定されていた生産ペースと実際の進捗を比較することで、生産遅延の有無を可視化できるため、計画の最適化が可能です。 不良品の数 不良品の発生数を記録し、品質管理に活用します。 備考欄 生産中に発生した異常や問題点、改善点や変更点を記録・登録するスペースです。今後の対策に活用します。 これらの生産情報を一元管理することで、生産ラインの安定稼働や稼働率向上、迅速なトラブル対応が可能になり、最適な生産環境の構築につなげられます。 生産管理板をエクセルで作る方法 生産管理板は、手書きやホワイドボードでも作れますが、多くの企業が採用しているのが、表計算ソフトのExcel(エクセル)です。エクセルを使った生産管理板の書き方をくわしくご説明します。 エクセルを使用して生産管理板を作成すると、PCを使って手軽に進捗管理や日常管理ができるだけではなく、柔軟にレイアウトを変更できるため、必要に応じたカスタマイズも可能です。 ガントチャートを作成 ガントチャートとは、生産工程の進捗管理に用いられる棒グラフの一種です。各工程の期間や進行状況をグラフ化し、視覚的に表現することで、生産プロセス全体のスケジュールを把握しやすくします。 エクセルでは、条件付き書式や棒グラフ機能を活用することで、簡単にガントチャートを作成できます。 STEP1.生産工程の洗い出し 生産ラインの作業内容を細かく分け、工程を洗い出します。 STEP2.工程の担当者の割り当て 各工程の担当者を決めます。 STEP3.各工定の作業日程の決定 各工程の開始日・終了日・期間を決めます。 STEP4.エクセルに入力 決定した情報をエクセルに入力します。 STEP5.ガントチャートの作成 条件付き書式や棒グラフを使用し、進捗状況を視覚的に表現します。 テンプレートの活用 エクセルで生産管理板を作成する際には、インターネット上の無料テンプレートを活用すると効率的です。3つの手順で初心者でも手軽に導入できるため、現場の負担を軽減できます。 STEP1.テンプレートの選択 無料で提供されているテンプレートの中から、自社に合ったテンプレートを選択します。 STEP2.テンプレートの編集 選択したテンプレートを、自社のニーズに合わせて編集しましょう。製品の生産ステータスや必要な材料、工程の完了予定日などの情報を入力します。 STEP3. 自動計算機能の追加 IF関数やSUM関数を活用し、自動計算機能を追加することで、管理の効率化が図れます。 生産管理板を利用するメリット・デメリット 生産管理板を活用することで、生産効率や品質の向上が期待できますが、運用に伴う課題がまったくないわけではありません。生産管理板を利用するメリットとデメリットをご紹介します。 生産管理板を活用することで、多くの業務改善効果が期待できます。 生産管理板を利用するメリット 作業の進捗状況を可視化でき、問題点を早期に発見できる 生産管理板を使用する最大のメリットが、生産状況の可視化です。生産工程ごとの進捗状況やパフォーマンスの実績を一目で確認でき、どの工程でどの程度の遅れや問題が生じているかを素早く特定できるため、迅速に対応できます。 チーム全体で情報共有がしやすくなり、業務の連携がスムーズになる 生産管理板があると、生産状況や各工程の進行状況を全員で共有できます。情報共有がしやすくなることで、チーム全体の連携強化が促され、従業員間での情報伝達のミスの減少につながるでしょう。 また、共有化された情報をもとに、作業者間の役割分担も効率化できるため、全体の効率と生産性のアップも期待できます。 生産計画の管理がしやすくなり、コスト削減や納期遵守につながる 生産管理板に記録された、目標としていた生産数と実際の生産数を比較することで、進捗状況をリアルタイムで確認できるだけでなく、状況に応じて素早く納期管理の計画を修正することも可能です。 コストの削減やムダの排除、さらには納期の厳守も達成できます。 - [QCDの改善方法とは?優先順位や具体的な取り組み方法を紹介](https://ireporter-global.com/column/14768/) - QCDは、製造業や小売業などの幅広い業界において、生産性向上や業務改善に欠かせない要素です。現代の製造現場では、常に変化する市場ニーズや技術革新への対応が求められ、QCDの改善はますます重要な課題となっています。本記事では、QCDを改善するメリットや優先順位、効果的な具体策をわかりやすく解説します。また、業務効率化のカギとなる、帳票管理システム「i-Reporter」を活用した改善方法もくわしくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 QCDとは? QCDとは、「品質(Quality)」「コスト(Cost)」「納期(Delivery)」の頭文字を取ったもので、主に製造業における生産管理の基本概念です。QCD改善とは、これら3つの要素をバランスよく向上させ、顧客満足度を高める取り組みを指します。 【QCDの3つの要素】Quality(品質):高品質な製品やサービスを提供することで顧客満足を得るCost(コスト):生産や運営のコストを削減し、利益を上げるDelivery(納期):顧客の要求に対して適時に製品を納品することで信頼を構築する 品質・コスト・納期の3つの要素は、「どれか一つを上げれば他が下がる」三すくみの関係にあります。 品質を重視しないと顧客満足度が低下し、クレームの発生につながるでしょう。一方、生産コストを抑えすぎると、品質が低下するリスクがあります。また、どれだけ高品質な製品でも、納期が遅れれば顧客満足への影響は避けられません。 このように、QCDの各要素は互いに影響し合うため、適切なバランスを保ちながら改善することが大切です。 QCDを改善するメリット QCDを改善することには、主に3つのメリットがあります。 利益率と顧客満足度の向上 高品質な製品を提供することで、顧客からの信頼と満足度が高まり、リピート率の向上や新規顧客の獲得につながります。また、無駄なコストを削減することで、利益率の改善も期待できるでしょう。 業務効率化と従業員負担の軽減 生産プロセスを見直して最適化することで、業務効率化や生産性向上が可能です。また、無駄な工数の削減は、従業員の負担軽減にもつながります。 競争力の強化 顧客がQCDの何を重視するかはさまざまです。顧客のニーズを正確に把握し、ニーズに応じた改善施策に注力することで、他社との差別化を図れます。差別化ポイントを強みとしてアピールすれば、集客と競争力の向上につながるでしょう。 QCDを改善する優先順位 QCDの改善を進める際には、まずは「品質(Quality)」を優先しましょう。顧客の期待に応える高品質な製品を提供しなければ、顧客満足度は向上しないからです。たとえコストが低く、納期が早くても、品質が伴わなければ、顧客の信頼を得ることは難しく、リピートにもつながりません。 品質を向上させ、顧客満足度や信頼を確保してから、状況に応じて「納期(Delivery)」と「コスト(Cost)」を柔軟に対応しましょう。 重要なのは、優先順位は固定的なものではなく、常に顧客の要求や市場の変化、自社の状況に合わせて柔軟に調整することです。品質を土台としつつ、納期とコストのバランスを最適化していくことが、QCD改善を成功させるためのカギとなります。 QCDの改善方法 QCDを改善するための一般的な方法として、以下のステップが挙げられます。これらの3つの手順を踏むことで、効率的かつ効果的に品質・コスト・納期の最適化を目指すことが可能です。 Step1.現状を把握して課題を抽出する QCDを改善するためには、まず現場の現状を正確に把握し、課題を明確にすることが欠かせません。生産プロセスを詳細に分析し、工程ごとの品質・コスト・納期に関する問題点を洗い出します。課題を抽出する際には、製造現場で働く従業員へのヒアリングを通じて、ボトルネックとなっている箇所を特定することが重要です。 さらに、自社の状況だけでなく、ビジネスにおける競合他社や業界標準と比較することで、自社の強み・弱みを客観的に把握できます。QCDSやQCDFといった指標を用いながら、改善が必要な項目を明確化しましょう。 Step2.改善策を検討して実施する 現状分析で明らかになった課題を踏まえ、具体的な改善策を検討します。品質・コスト・納期のバランスを考慮しながら、どの課題に優先的に取り組むべきかを決定しましょう。 例えば、納期短縮が最優先であれば、生産スケジューラの導入や生産工程の最適化、工数短縮などの取り組みが効果的です。一方で、コスト削減を優先する場合は、5S活動を徹底し、ITツールによる業務効率化や、人件費削減を図る施策に取り組む必要があります。 優先順位の高い改善策から順番に実施していきます。 Step3.効果の検証を行う 改善策を実施した後は、定期的に効果を検証しましょう。導入した施策によって、生産性向上や納期短縮、コスト削減が、どれくらい達成されたのかを数値で評価します。 効果が不十分な場合は、原因を特定し、必要に応じて改善策に修正を加えます。効果検証と改善策の見直しを継続的に行い、PDCAサイクルを回さなければ、持続的なQCDの改善は実現できません。 QCDの具体的な改善策 QCDの改善を成功させるためには、品質改善・コスト削減・納期改善をバランスよく進めることが求められます。それぞれの要素の具体的な取り組み方法を確認しましょう。 品質改善 品質の向上は、クオリティを重視する現代の市場ニーズに応えるため、最優先で取り組むべき施策です。 品質管理の強化 不良品の発生は、企業イメージやコストにも大きな影響を及ぼします。品質検査の頻度や方法を見直し、問題点を早期発見・早期解決できる体制を整えましょう。 標準化の推進 作業手順や使用する道具、生産プロセスの標準化を徹底することで、作業のばらつきを減少させ、全体的な品質を向上させます。 従業員教育 品質意識を高めるには、定期的な従業員教育が欠かせません。研修やITツールを活用した教育プログラムを導入し、すべての作業者が品質向上の重要性を理解できる環境を整備します。 コスト削減 リソースの有効活用や無駄の削減などの生産コストの最適化は、企業の利益拡大に直結します。 原材料の見直し 効果的な仕入れ先の選定や資材の変更で、不要なコストを削減しましょう。現在の仕入れ先や、使用している資材を見直し、より品質が安定し、費用対効果の高いものを探します。 設備の保守管理を強化 生産設備の定期的なメンテナンスを実施し、機械の故障を未然に防ぐことが重要です。予期せぬダウンタイムを抑制することで、生産性の低下を防ぎ、結果的にコスト削減につながります。 近頃では、AIやIoT技術を活用し、稼働状況のモニタリングを自動化して予防保全を強化するなど、DXに取り組むケースも少なくありません。 作業の効率化 現在の作業フローを詳細に分析し、無駄な時間や動作を徹底的に排除しましょう。作業の効率化を図ることで、労働コストの削減を実現できます。 納期改善 納期改善は、顧客満足度の向上と機会損失の防止につながります。 生産スケジュールの適切化 現状の製造計画を見直し、無理な過密納期を避けるように調整しましょう。余裕を持ったスケジュールの設定は、品質を維持しつつ、納期遅延のリスクを低減します。 在庫管理の改善 - [「アナログ回帰」の背景に“現場DX疲れ“の兆し?「2025年の崖」の認知度は89.2%と高水準も、製造業の現場は本当に変わっているのか?](https://ireporter-global.com/column/14816/) - 〜「DX推進」ではなく「DXリバウンド」?製造現場に“デジタル疲れ“の兆候〜 【本調査のダウンロードはこちら 】 この度、製造業(従業員数50名以上)で現場帳票を管理している方102名を対象に、【2025年版調査】製造業の現場帳票に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。 なお、本調査では、2022年版の同内容調査(※1)と比較して発表いたします。 調査概要 調査名称:【2025年版調査】製造業の現場帳票に関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2025年4月3日〜同年4月4日有効回答:製造業(従業員数50名以上)で現場帳票を管理している方102名 製造業の69.6%が、現場帳票を「紙」や「Excel」で管理、2022年から5.9ポイント増加 「Q1.あなたのお勤め先では、現場帳票を主にどのように管理していますか。」(n=102)と質問したところ、「紙」が20.6%、「Excel」が49.0%という回答となりました。 製造業における現場帳票の「紙・Excel」管理率は69.6%と、2022年調査(63.7%)から5.9ポイント増加しました。調査対象数(n=102)を踏まえると、統計的には誤差の範囲内とも言えますが、DXが現場に根づかず、足踏みしている様子もうかがえます。2022年当時は「ポストコロナDX」への期待が高まり、帳票の電子化が加速する兆しも見られました。しかし実際には、導入が現場に定着せず、紙やExcelへと回帰するケースも出てきています。ツール選定のミスマッチやUI/UXの不便さが、導入効果を実感できないまま『形だけのDX』にとどまってしまった要因と考えられます。導入済みであっても、運用まで含めて継続できていない「DXの中だるみ」とも言える状態が、一部の現場で起きている可能性があります。 <2025年(n=102)>・紙:20.6%・Excel:49.0%・システム:30.4%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% <2022年(n=102)>・紙:18.6%・エクセル:45.1%・システム:31.4%・その他:0.0%・わからない/答えられない:4.9% 現場帳票を紙で管理している理由、「紙の方が利便性が高いと感じるから」「紙での記録・報告が慣例になっている」など Q1で「紙」と回答した方に、「Q2.現場帳票を主に紙で管理している理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=21)と質問したところ、「紙の方が利便性が高いと感じるから」が42.9%、「紙での記録・報告が慣例になっている」が38.1%、「意思決定者の理解が得られないから」が28.6%という回答となりました。 中には、システムを導入したものの現場になじまず、運用が棚上げされたまま紙に戻ったというケースもあると考えられます。現場にとって『使いやすさ』が欠けていると、形骸化したDXでは継続的な利用にはつながりません。 <2025年(n=21)>・紙の方が利便性が高いと感じるから:42.9%・紙での記録・報告が慣例になっている:38.1%・意思決定者の理解が得られないから:28.6%・システム導入を推進する人がいないから:23.8%・システム導入のコストが高いから:23.8%・社内で現在利用しているシステムと連携がとれないから:4.8%・システムに関する情報が入ってこないから:0.0%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% <2022年(n=19)>・紙での記録・報告が慣例になっている:57.9%・紙の方が利便性が高いと感じるから:47.4%・システム導入を推進する人がいないから:26.3%・意思決定者の理解が得られないから:21.1%・システム導入のコストが高いから:15.8%・システムに関する情報が入ってこないから:5.3%・社内で現在利用しているシステムと連携がとれないから:5.3%・その他:5.3% ー50歳:法令上・わからない/答えられない:0.0% 現場帳票をExcelで管理している理由、「クラウド化が進んでいないから」や「使い慣れているから」が上位 Q1で「Excel」と回答した方に、「Q3.現場帳票を主にExcelで管理している理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=50)と質問したところ、「クラウド化が進んでいないから」が52.0%、「使い慣れているから」が50.0%、「Excel以外のツールへの抵抗感があるから」が42.0%という回答となりました。 対象となった企業には、従業員50名以上の中小製造業も多く含まれており、IT投資に慎重な姿勢やリソースの制約が背景にあると考えられます。こうした事情から、社内インフラの整備が後回しになり、クラウド環境の導入が進んでいない企業も少なくないのではないでしょうか。また、製造工程や検査項目の細分化・複雑化により、新たな帳票が現場でExcelベースで作成され、結果としてExcel依存が強まった可能性もあります。 <2025年(n=50)>・クラウド化が進んでいないから:52.0%・使い慣れているから:50.0%・Excel以外のツールへの抵抗感があるから:42.0%・レイアウトの修正が簡単だから:38.0%・関数や条件付き書式が使えるから:22.0%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% <2022年(n=46)>・使い慣れているから:67.4%・クラウド化が進んでいないから:45.7%・レイアウトの修正が簡単だから:37.0%・関数や条件付き書式が使えるから:23.9%・エクセル以外のツールへの抵抗感があるから:21.7%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 紙・Excelで管理する上での不満、「記録方法や内容が統一されていない」が56.3%で最多、2022年比19.4ポイント増 Q1で「紙」「Excel」と回答した方に、「Q4.紙・Excelで管理する上で、不満を感じることはありますか。(複数回答)」(n=71)と質問したところ、「記録方法や内容が統一されていない」が56.3%、「データの抽出・分析がしにくい」が53.5%、「他ツールと連携ができない」が45.1%という回答となりました。 帳票の種類そのものが増加していることで、現場ごとにフォーマットや記録方法がばらつき、結果として統一性が損なわれている状況もあるのではないでしょうか。紙やExcelをベースとした現場対応の帳票が増えたことで、記録量の増加と不統一の複合課題が生まれている可能性があります。 <2025年(n=71)>・記録方法や内容が統一されていない:56.3%・データの抽出・分析がしにくい:53.5%・他ツールと連携ができない:45.1%・現場の状況が掴みづらい:36.6%・人的ミスが起きやすい:31.0%・記録後の処理や保管が手間:19.7%・その他:0.0%・特にない:4.2%・わからない/答えられない:0.0% <2022年(n=65)>・他ツールと連携ができない:43.1%・データの抽出・分析がしにくい:41.5%・人的ミスが起きやすい:41.5%・現場の状況が掴みづらい:36.9%・記録方法や内容が統一されていない:36.9%・記録後の処理や保管が手間:18.5%・その他:1.5%・特にない:7.7%・わからない/答えられない:0.0% 「2025年の崖」の認知度は89.2% 「Q5.あなたは「2025年の崖」という言葉を知っていますか。」(n=102)と質問したところ、「詳しく知っている」が63.7%、「なんとなく聞いたことがある」が25.5%という回答となりました。 「2025年の崖」についての認知度は高い一方で、現場ではアナログ管理が依然として主流です。重厚長大な産業に多い鉄鋼・機械・自動車サプライヤーなどの分野では、帳票の電子化に時間がかかっており、紙文化の根強さがデジタル化の足かせになっている現状も背景にあると考えられます。 ・詳しく知っている:63.7%・なんとなく聞いたことがある:25.5%・知らない:10.8% 「2025年の崖」という言葉について、約半数から「本質をうまく捉えた表現だと思う」との声 Q5で「詳しく知っている」「なんとなく聞いたことがある」と回答した方に、「Q6.「2025年の崖」という言葉について、あなたの印象に近いものを教えてください。(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「本質をうまく捉えた表現だと思う」が49.5%、「危機感をあおる印象を受ける」が40.7%、「他人事に感じる」が27.5%という回答となりました。 ・本質をうまく捉えた表現だと思う:49.5%・危機感をあおる印象を受ける:40.7%・他人事に感じる:27.5%・意味があまりピンとこない:24.2%・自社にも関係があると感じる:23.1%・印象に残るが実態がわからない:22.0%・社会課題として重要だと思う:22.0%・一部の企業向けの話に思える:9.9%・その他:1.1% ー上層部に危機感が無い・特にない:1.1%・わからない/答えられない:0.0% 製造業として「2025年の崖」に備えるべきこと、第1位「IT人材の確保・育成」 Q5で「詳しく知っている」「なんとなく聞いたことがある」と回答した方に、「Q7.「2025年の崖」について、製造業として備えるべきことは何だと思いますか。(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「IT人材の確保・育成」が62.6%、「業務プロセスのデジタル化・自動化」が47.3%という回答となりました。 ・IT人材の確保・育成:62.6%・業務プロセスのデジタル化・自動化:47.3%・熟練技術者のノウハウの継承・マニュアル化:45.1%・社内システムの刷新やクラウド化:45.1%・セキュリティ対策の強化:41.8%・経営層を含むデジタルリテラシーの向上:29.7%・サプライチェーン全体の情報連携強化:27.5%・外部パートナー(ITベンダーやコンサル等)との連携強化:26.4%・DX推進のための社内体制の整備:26.4%・その他:0.0%・特にない/わからない:1.1% 91.5%が、「2025年の崖」に向けて「電子帳票への対応を進めたい」と回答 Q1で「紙」「Excel」と回答した方に、「Q8.あなたは、「2025年の崖」に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思いますか。」(n=71)と質問したところ、「非常にそう思う」が50.7%、「ややそう思う」が40.8%という回答となりました。 ・非常にそう思う:50.7%・ややそう思う:40.8%・あまりそう思わない:8.5%・全くそう思わない:0.0% 【ホワイトペーパー 無料ダウンロードはこちら】 電子帳票を検討中の現場管理者・DX担当者必読。実際の現場のリアルな声を交えた事例で、導入の不安を払拭するヒントが得られます。▶ダウンロードはこちら 電子帳票への対応を進めたい理由、「帳票の記録や報告の効率化ができるから」が約7割にのぼる Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.「2025年の崖」に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思う理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「帳票の記録や報告の効率化ができるから」が69.2%、「資源や人件費などのコストカットにつながるから」が55.4%、「保管や管理の手間を削減できるから」が44.6%という回答となりました。 ・帳票の記録や報告の効率化ができるから:69.2%・資源や人件費などのコストカットにつながるから:55.4%・保管や管理の手間を削減できるから:44.6%・現場の状況がリアルタイムに分かるから:38.5%・人的ミスの発生が防げるから:27.7%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「作業場所への異物混入となりうる筆記具の持ち込みを抑制出来るため」や「環境システム対応のため」などの理由も Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、「2025年の崖」に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=65)と質問したところ、「作業場所への異物混入となりうる筆記具の持ち込みを抑制出来るため」や「環境システム対応のため」など21の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> 作業場所への異物混入となりうる筆記具の持ち込みを抑制出来るため。 デジタル化を進めて管理を楽にしたい。 進めるのはよいが人材がついてこられるかが問題である。こちらも満たしつつ進めてゆきたいと考えている。 環境システム対応のため。 まとめ - [食品への異物混入が多いものは?原因や製造現場における効果的な対策](https://ireporter-global.com/column/14815/) - 食品への異物混入は、企業の信頼を大きく損なうだけでなく、消費者の健康を害する可能性もある大きな問題です。 近年では、SNSでの拡散も容易になり、一度問題が発生すると、その影響は計り知れません。 特に、健康被害に繋がるような事態が発生した場合、企業イメージの低下は避けられず、最悪の場合は事業継続が困難になることも考えられます。 「まさか自分のところでは…」と思っている経営者の方も、決して他人事ではありません。特に、原材料の価格高騰などでコスト削減を迫られている状況下では、品質管理体制への影響も懸念されます。 作業者の教育を徹底し、異物混入の予防策を講じることが重要です。また、自主回収のプロセスや、異物混入の状態を把握し、効果的な解決策として外部の専門家の意見を取り入れることが求められるでしょう。 この記事では、食品業界における異物混入の現状をデータに基づいて解説し、製造現場で発生する主な原因、そして効果的な防止対策について徹底解説します。 製品の回収やプラスチック製品の混入防止策としての装置の導入、そして継続的な改善活動の必要性についても触れますので、企業が確実に対応できる方法を提案し、異物混入に対する判断力を高めるためにご活用ください。 食品への異物混入が多いものは? 食品への異物混入は、消費者の信頼を揺るがす深刻な問題です。 近年では、飲食店だけでなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入した食品からのクレームも増加傾向にあります。このような事態においては、迅速かつ適切なクレーム対応、そしてお詫びと原因究明が重要です。 厚生労働科学研究の調査によると、平成28年12月から令和元年7月までの3年間に、150の自治体で扱われた苦情処理事例は14684件に及びます。 その中には、プラスチックや金属片、さらには昆虫など、さまざまな異物が含まれており、このような異物混入は、特に健康被害に繋がる危険性があり、企業の責任は非常に重いと言えるでしょう。 企業が取るべき解決策としては、まず作業者の教育を徹底することが挙げられます。また、自主回収や迅速な情報発信も、消費者の信頼を保持するために欠かせません。 1位:虫 異物混入の第1位は、全体の約4分の1(23.9%)を占める「虫」です。 ハエやゴキブリといった比較的大型の虫だけでなく、肉眼では確認しづらい虫卵や幼虫、蛹なども含まれます。 これらの虫は、食品の製造過程や保管中に、工場の隙間や換気口から侵入したり、原材料に付着して持ち込まれたりするケースが多いのが特徴です。 2位:合成樹脂類 2番目に多いのは、「合成樹脂類」で全体に占める割合は17.5%になります。ビニールやゴムなどが該当し、包装材や製造に使用する器具の破損が原因となることが多いです。 特に、食品と直接触れる部分に使用されている素材が劣化すると、破片が混入するリスクが高まります。 3位:動物性異物 3位は「動物性異物」です。全体に占める割合としては17%で人毛や獣毛、稀に人の歯などが混入する事例も報告されています。 作業員の衛生管理の不徹底や、工場内に動物が侵入してしまうことが主な原因です。 4位:鉱物性異物 「鉱物性異物」で、金属、ガラス、石、砂などが該当し全体に占める割合は15.9%です。 特に金属製の異物(ネジや金属片など)は、異物検出機で発見できる可能性が高いですが、発見できないほど微細なものもあります。 製造設備の破損や不適切な取り扱いが原因となることが多く、特に金属片は、機械の摩耗や破損から発生するケースが見られることから、製造ラインにおけるマグネットの設置、そして定期的な洗浄が効果的です。 5位:寄生虫 5位は全体の2.8%で「寄生虫」です。アニサキスなどの寄生虫が混入する事例が報告されています。 アニサキスは、海産魚介類に寄生する線虫の一種です。生きたまま摂取すると激しい腹痛を引き起こすことがあります。 6位:その他その他として、全体に占める割合は23.1%で植物性異物、紙、繊維、たばこ、絆創膏、食品の一部などが挙げられます。これらの異物は、原材料の段階で混入していることもあり、注意が必要です。 【出典】「全国における食品への異物混入被害実態の把握(平成 28 年 12 月~令和元年 7 月)」(厚生労働科学研究成果データベース) 製造現場で異物が混入する主な原因 異物混入は、単一の原因で発生するものではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発生することが多いです。 ここでは、製造現場で異物が混入する主な原因について、詳しく解説していきます。 施設・設備の不備 施設・設備の不備は異物混入の大きな原因です。 老朽化した設備の破損による欠片、使用器具の部品脱落、フィルターの劣化、掲示物の剥がれなどがリスクを高めます。 特に、老朽化による破損や、器具の不具合、フィルターの機能低下は、直接製品に影響を及ぼす可能性があり注意が必要です。 適切な設備点検とメンテナンスを怠ると、これらのリスクは増大し、製品の品質低下や安全性の問題につながるため、定期的な点検とメンテナンスが重要になります。 従業員の衛生管理不足 従業員の衛生管理不足は、異物混入の重大な原因の一つです。 髪の毛、爪、制服からの繊維くずの混入、不適切なヘアキャップ着用などが考えられます。手洗いの不徹底も、細菌汚染や異物混入につながるでしょう。 製造工程に入る前の粘着ローラーの使用を徹底することで、衣服に付着した異物を除去することがポイントです。 手袋や作業着の不適切な使用、例えば破損した手袋の使用や作業着の汚れ放置も同様になります。 これらの衛生管理不足は、製品の品質を損ない、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性もあるため、徹底した衛生教育と管理体制の構築が大切です。 害虫や小動物の侵入 害虫や小動物の侵入は、深刻な異物混入リスクです。工場の隙間や亀裂からの侵入に加え、飛来する虫や歩行性の虫、何かに付着して侵入するケースも考えられます。 これらは製品に直接混入するだけでなく、細菌や病原菌を媒介する可能性もあり、衛生環境を著しく悪化させる原因です。 - [商品回転率とは?計算方法や適正値、メリットをわかりやすく解説](https://ireporter-global.com/column/14655/) - 在庫管理は、小売業や製造業など、商品を扱うすべての企業にとって重要な業務です。しかし、「在庫管理は何をすればいいのかわからない」「適切な在庫量を把握できていない」という方もいるのではないでしょうか。 在庫管理を最適化し、売上・利益の向上につなげるためには、商品回転率を把握することが重要です。この記事では、商品回転率の意味や計算方法、高めるためのポイントなどをわかりやすく解説します。これにより、在庫管理担当者や経営者が現実的で持続可能な販売戦略を構築する手助けとなるでしょう。 商品回転率とは? 商品回転率は、一定期間内にどれだけ商品が売れているかを示す重要な指標です。 この数値は在庫管理や経営方針の効率性を評価するために使われ、在庫回転率や棚卸資産回転率とも呼ばれます。 以下で商品回転率の基本的な概念とその特徴について詳しく見ていきましょう。 商品回転率とは 商品回転率とは、一定期間内に商品がどれだけ売れたかを示す指標のことです。 在庫管理や経営の効率性を測るために用いられ、「在庫回転率」や「棚卸資産回転率」とも呼ばれ、商品回転率は、以下の2つの要素から算出されます。 一定期間の売上高または売上数量 一定期間の平均在庫金額または平均在庫数量 例えば、平均在庫が10個の商品Aが1ヶ月で30個売れた場合、商品Aの在庫回転率は「3」となり、平均在庫の価値が100万円の商品Bが1ヶ月で500万円分売れた場合、商品Bの在庫回転率は「5」となります。 商品回転率が高い場合と低い場合の特徴 商品回転率が高い場合は、商品がよく売れている状態であり、在庫の管理が効率的に行われていることを示しており、企業にとって望ましい状況だと言えるでしょう。 一方、商品回転率が低い場合は、商品があまり売れておらず、売れない商品が長期間在庫として残っている可能性が高いのです。この状況は、企業にとって改善が必要な課題であると認識すべきです。 商品回転率が高い場合、在庫費用を抑えられ、資金効率が向上するなどのメリットがあります。しかし、あまりに高すぎる在庫回転数は在庫切れを起こす可能性があるため注意が必要です。 商品回転率が低い場合は、在庫保管費用や廃棄費用などのコスト増加につながる可能性があります。また、機会損失の発生や、在庫の陳腐化といったリスクも高まります。 商品回転率が重要な理由は? 商品回転率は、商品の売れ行きや在庫の動きを可視化できるため、企業の在庫管理や販売戦略において重要な指標となります。 商品回転率を適切に管理することで、在庫の最適化や売上・利益の向上、効率的な店舗運営につながるでしょう。具体的には、以下のようなメリットがあります。 適正在庫量の把握 過剰在庫や品切れの防止 在庫管理コストの削減 売上と利益の向上 キャッシュフローの改善 経営状況の把握 このように商品の売れ行きや在庫の動きを明確に把握することで、商品回転率は企業の在庫管理における重要な指標となるのです。 在庫管理の最適化が進むことで、利益率の向上や効率的な店舗運営が実現できる可能性が高まります。 これに加えて、適切な管理により、企業はより確実な販売計画やマーケティング戦略を立案することができるでしょう。 商品回転率の計算方法 商品回転率の計算方法には主に2つあります。商品回転率を正確に把握することは、在庫管理や販売戦略を考える上で重要な指標です。 ここからは、それぞれの方法において、計算式と具体的な例を用いて詳しく解説していきます。 金額基準の計算方法 金額基準の計算方法では、売上高と平均在庫金額を用いて商品回転率を算出します。 計算式は以下の通りです。 商品回転率(回数)= 1年間の売上総額 ÷ 平均在庫金額 平均在庫金額は、期首と期末の在庫金額を用いて以下のように計算します。 平均在庫金額 = (期首在庫金額 + 期末在庫金額) ÷ 2 計算式の解説 1年間の売上総額を平均在庫金額で割ることで、1年間で在庫が何回入れ替わったかを算出することができます。 例えば、1年間の売上総額が1億円、期首在庫金額が1,000万円、期末在庫金額が800万円だった場合、平均在庫金額は900万円、商品回転率は11.1回です。 個数基準の計算方法 個数基準の計算方法では、売上数量と平均在庫数量を用いて商品回転率を算出します。計算式は以下の通りです。 商品回転率(回数)= 出庫した総数 ÷ - [外国人労働者の問題とは?現状や受け入れるメリット、解決策について ](https://ireporter-global.com/column/14657/) - 近年、日本における外国人労働者の存在感が増しており、その重要性は高まっています。 グローバル人材としての外国人労働者は、労働市場において、少子高齢化による人材不足に加え、国内の相対的な低賃金水準を背景に、企業に新たな視点や専門知識をもたらすメリットがあるのが特徴の一つです。 しかし、その反面、賃金や労働環境、コミュニケーションの問題に加え、言語や文化の違いによるデメリットも無視できません。特に、外国人技能実習生の技能実習制度における課題や、不法就労問題などは、社会全体で検討すべき重要な点です。 この記事では、外国人労働者の現状と課題、そして企業がこれらを解決するための方策について詳しく解説します。 多様性を尊重し共存する社会を築くためには、企業の新たな取り組みが必要です。多文化共生社会の実現に向けて、異文化理解を深める必要性も高まっています。 外国人労働者問題の現状 現在、国内には200万人を超える外国人労働者が存在しています。厚生労働省の調査によれば、令和5年10月末時点でこの数に達しており、令和4年から令和5年にかけて約22万人増加しているのが現状です。 その中でも、ベトナムからの労働者が最も多いことが確認されています。この背景には、日本国内で多くの業種が人材不足に直面している現状があるでしょう。特に、介護、建設、農業などの分野で労働力不足が顕著です。 そのため、生産性向上や国内人材確保を目的として、2019年には「特定技能」という新しい在留資格が創設されました。 【参考】JITCO『在留資格「特定技能」とは』 「特定技能」は、日本の特定産業の人手不足を補うために、2019年に創設された在留資格です。出入国管理及び難民認定法に基づき、高度人材や特定の職種における熟練した外国人労働者の就労を促進することを目的としています。 14の産業分野(例:介護、建設、宿泊、農業など)で働ける「特定技能1号」は滞在5年までで家族帯同はできず、「特定技能2号」は高い技能を持つ労働者向けで滞在制限がなく、家族帯同が可能になり、特定技能は外国人労働者が日本で技能を活かして働くことを支援して人手不足が深刻な分野で活躍しています。 【出典】厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)』 外国人労働者問題の主な問題は? 外国人労働者数の増加に伴い、 低賃金や労働環境 コミュニケーション不足 地域社会との関係 といった問題が浮き彫りになっています。ここでは、上記の問題点について詳しく見ていきましょう。 低賃金や労働環境の問題 外国人労働者の中には、劣悪な労働環境下で働かされているケースも少なくありません。 最低賃金違反や約束した賃金の未払い、長時間労働などを強いられるケースも報告されています。賃金未払いや過酷な労働は人権問題にもつながります。 このような問題は、外国人労働者に対する企業側の労働基準法の理解不足や、日本人と同等の条件で雇用しないことなどが原因として挙げられ、雇用契約の内容を明確にすることは、トラブルを避ける上で重要です。 技能実習制度の本来の目的を誤解し、低賃金で労働力を搾取しようとする企業も存在しているのも確かです。監理団体の役割も重要であり、実習制度の改善が求められています。 コミュニケーション不足の問題 言葉の壁や文化の違いから、外国人労働者と企業側との間でコミュニケーションが不足してしまうケースも少なくありません。日本語教育の充実や、異文化コミュニケーション能力の向上が不可欠です。 外国人労働者側の日本語能力不足や日本文化への理解不足に加え、企業側からのサポート不足もコミュニケーション不足に拍車をかけています。 企業側は受け入れ体制を整備し、マニュアルを作成するなど、具体的な対応が求められるでしょう。 地域社会との関係の問題 外国人労働者に対する偏見や差別意識が根強く残る地域も存在します。外国人労働者と地域住民との間でトラブルが発生するケースもあり、企業側にとっても大きな問題です。 地方自治体と連携し、地域交流を促進することで、相互理解を深めることができます。生活習慣の違いを理解することも重要です。 外国人労働者を受け入れるメリットとデメリット 外国人労働者を受け入れることは、日本の人手不足問題への効果的な解決策となり得ますが、同時に新たな課題も生じます。 ここからは、企業が外国人労働者を受け入れる際のメリットとデメリットについて見ていきましょう。 外国人労働者を受け入れるメリット 外国人労働者の採用は、企業の人材不足を解消するだけでなく、高いスキルや専門知識を持つ優秀な人材の獲得にも繋がります。 技術や熟練技能を持つ外国人社員の活用は、企業のイノベーションを促進する可能性を秘めており、異なる国籍、年齢、性別、経験を持つ人々が集まることで、多様な顧客のニーズを捉え、より良い製品やサービスを生み出し価値観の多様性を尊重し、企業の組織文化を豊かにすることができるでしょう。 これにより、企業のブランドイメージも向上し、将来的な事業成長に欠かせない要素となり国際競争力の強化にもつながります。 外国人労働者を受け入れるデメリット 外国人労働者が働きやすい環境を整備するためには、言語サポートや生活支援など多岐にわたる対応が必要になります。住宅支援や医療へのアクセスなど、生活面でのサポートも重要となるでしょう。 言葉や文化の違いによるコミュニケーションギャップを埋める工夫と相互理解を深める取り組みも大切で異文化トレーニングやメンター制度の導入も有効です。 また、外国人労働者の採用にはビザ取得や日本語教育などにかかる時間と費用が課題となります。申請手続きの簡素化や、無料の日本語研修の提供などが求められるでしょう。 外国人労働者問題の解決策や対策 外国人労働者問題を解決し、外国人労働者と企業が共に成長していくためには、企業側の積極的な取り組みが不可欠です。ここからは、外国人労働者問題の解決策や対策を紹介します。 日本人と同等の待遇を設定する 外国人労働者であっても、日本人労働者と同様の労働条件、賃金、待遇を保障する必要があります。労働条件の公平性を担保することは、安心して働ける環境を作る上で不可欠です。 最低賃金や残業代はもちろんのこと、社会保険の加入、有給休暇の付与など、法律を遵守した雇用契約を結ぶことが大切になります。 雇用保険、労災保険、健康保険、年金などの社会保障制度への加入も重要です。 外国人材の労務管理に関する知識をつける 外国人労働者を雇用する際には、在留資格に関する知識や、外国人労働者特有の労務管理に関する知識を身につけることが重要です。 管理庁や外国人雇用サービスセンターなどの行政機関からの情報提供や相談を活用しましょう。 企業は、外国人労働者に関する法令や制度を理解し、適切な労務管理体制を構築する必要で、コンプライアンスを遵守し、監査体制を整えることも重要です。 外国人労働者の受け入れ体勢を整える 外国人労働者が安心して働くことができるよう、就労前から就労後まで、きめ細やかなサポート体制を構築することが重要です。メンタルヘルスへの配慮も欠かせません。 日本語教育や生活支援、文化や習慣の違いを理解するための研修など、外国人労働者の立場に立ったサポート体制の構築が求められます。OJTや教育訓練プログラムを提供し、スキルアップを支援することも重要です。 - [実技実習生を取り巻く問題とは?企業が解決に向けて取るべき行動](https://ireporter-global.com/column/14633/) - 技能実習生制度は、発展途上国への技術移転を目的とした日本の重要な制度ですが、同時に多くの課題を抱えています。低賃金や長時間労働、人権侵害といった問題は、技能実習生の権利を脅かすだけでなく、企業の信頼性にも大きな影響を与えるため、注意が必要です。 ここでは、技能実習生が抱える問題から、企業が取り組むべき対策や解決策までくわしく解説します。技能実習生が安心して働ける環境を整え、企業にとっても有益な関係を築くために、ぜひお役立てください。 技能実習生とは?技能実習制度の概要 技能実習生とは、技能実習制度を通じて日本で就労する外国人のことです。この教育制度は、1993年に導入され、発展途上国への技術移転を目的としています。 令和4年末時点で、全国には約32万人の外国人技能実習生が在留しており、農業や食品製造など、対象となるさまざまな産業や分野で働いています。 技能実習制度の目的 技能実習制度は、主に発展途上国からの人材を受け入れ、日本の高度な技能や技術を学ばせることが目的です。技能実習法の要件に基づき、最長5年間の在留期間が認められており、滞在中に習得した知識やスキルを自国に持ち帰り、母国の発展に貢献することが期待されています。 技能実習生の受け入れ方法 技能実習生の受け入れ方法には、「企業単独型」と「団体管理型」の2種類があります。 企業単独型は、日本の受入れ企業が、海外の現地法人や取引先などの密接な関係のある企業から、技能実習生を直接受け入れる方法です。一方、団体監理型は、事業協同組合や商工会などの非営利団体(監理団体)が仲介し、技能実習生を受け入れる方法です。受け入れた技能実習生に対し、監理団体の傘下の企業などで技能実習を行います。 令和4年末時点では、技能実習生の受け入れの98.3%は団体監理型です。このことから、中小企業が技能実習生を受け入れるには、監理団体のサポートが不可欠であることがわかります。 技能実習生の受け入れが多い職種 外国人採用が多い職種は、建設関係や食品製造関係、機械・金属関係です。特に、建設現場や食品製造の実習先では、多くの技能実習生が重要な役割を果たしています。 その次に多いのが、農業関係です。ほかにも、繊維・衣服関係や漁業関係など、受け入れ企業はさまざまな業界に広がっており、労働者としての技能実習生は、日本にとって欠かせない存在となっています。 また、技能実習生の受け入れが多い国としては、ベトナム、インドネシア、フィリピンの順に多く、日本企業側もこれらの国々からの外国人材を、積極的に採用しています。 技能実習生の入国後の流れ 技能実習生が、日本に入国後にまず行うのが、法務省が定める在留資格に基づいて、外国人として日本で生活するための手続きです。その後、日本語教育や法的保護に関する講習を受けることから始めます。この講習は、技能実習生が日本での生活や労働に必要な基本知識を習得し、安心して仕事に取り組むための重要なプロセスです。 講習後は、実習実施者との雇用関係のもとで、現場で実習を開始します。技能実習計画に基づいて、実践的な技能等の修得や習熟を図りながら、日本の現場での作業に従事し、対象分野や対象職種における必要なスキルを身につけます。 【出展】「外国人技能実習制度の現状と課題」 (厚生労働省) 技能実習生を取り巻く主な問題 技能実習制度は、日本の労働力を支える重要な制度ですが、さまざまな問題点も抱えています。べトナム人の技能実習生による犯罪や失踪など、技能実習生に関するニュースを耳にしたことがあるでしょう。 技能実習生を取り巻く主な問題をご紹介します。 長時間労働 最も問題視されているのが、長時間労働です。受け入れ企業によっては、残業が常態化しており、過労による健康被害が懸念されています。過酷な長時間労働の強要により、心身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 賃金の支払いに関する問題 賃金の支払いに関する問題も深刻です。給料や残業代の未払いや、最低賃金以下での雇用などが挙げられます。 なかには、時間外労働の単価が1時間当たり500円程度しか支払われなかった事例もあり、技能実習生の生活を圧迫し、不安を増大させる原因となっているのが現状です。 【参考】 「外国人技能実習制度の現状と課題」 (厚生労働省) 労働災害 技能実習生の労働災害は、年間約500件にものぼります。建設業や製造業など、労災リスクの高い業種で多く働いていることも原因の1つです。 【参考】 「技能実習生の労働災害を防止しましょう」(厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署) 人権侵害 暴言・暴力や不当な扱い、パワハラやセクハラといったハラスメントなど、さまざまな人権侵害行為が報告されています。これらの悪質な不正行為により、技能実習生が精神的なストレスやトラウマを抱えることも少なくありません。 失踪問題 技能実習中に失踪する外国人は増加傾向にあり、2023年には過去最多の9,753人が失踪しました。背景には、違法な低賃金や長時間労働といった劣悪な労働環境や、人権侵害や転籍・転職できない問題など、さまざまな要因があります。 失踪した技能実習生は、不法就労や犯罪に巻き込まれるリスクも高まります。 【参考】 「技能実習生の失踪者の状況 ( 推 移 )」(出入国在留管理庁) 犯罪への関与 一部の技能実習生が、犯罪に巻き込まれるケースも報告されています。例えば、銀行口座の譲渡や不正送金への加担など、アルバイト感覚で自覚がないまま、犯罪に関与してしまうケースも少なくありません。 近隣とのトラブル 近隣とのトラブルも、技能実習生が抱える問題の一つです。技能実習生は、日本の生活習慣やルールに不慣れなことが多く、近隣住民とトラブルになることがあります。 例えば、ゴミの分別方法などの基本ルールを知らなかったり、騒音に関する認識に違いがあったりして、住民との間に摩擦が生じることが指摘されています。 技能実習生に関する問題が発生する主な原因 技能実習生に関する問題が発生する背景には、複合的な要因が存在します。 言語の壁や文化的な違い 技能実習生が日本で生活し、仕事をするうえで、言語の壁は大きな課題です。日本語を十分に理解できない場合、労働条件や作業内容、安全指導の内容が正しく伝わらないことがあります。例えば、指示の誤解や、現場でのトラブル発生などが考えられるでしょう。 また、日本独自の労働習慣や生活習慣を理解するのにも時間がかかり、職場や地域で誤解が生じやすい状況も生まれます。 経済的な困窮 技能実習生は、仲介業者にビザの取得などで多額の費用を徴収されるケースが多く、来日前に借金を背負っている技能実習生も珍しくありません。低賃金や不当な控除によって十分な収入を得られず、生活費や借金返済が困難になることもあります。 - [予防保全と予知保全の違いとは?特徴や自社に適した保全方法の選び方](https://ireporter-global.com/column/14636/) - 製造業や小売業にとって設備保全は、設備の安定稼働や製品の品質を維持し、生産性を向上させるうえで非常に大切です。ただし、生産設備が故障・不具合を起こしたあとに修理や交換を行っていると、予期せぬトラブルが生じた際に、生産ラインの停止などを引き起こし、大きな損失につながる恐れがあります。 このような状況の解決策として注目を集めているのが、「予防保全」と「予知保全」の2つの保全手法です。このコラムでは、小売業や製造業向けに、2つの保全手法の違いや特徴から、それぞれのメリット・デメリットまで、くわしく解説します。また、自社の設備や稼働状況に合わせて、最適な保全手法を選ぶためのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 予防保全と予知保全の違い 設備に故障・不具合が生じる前に予防的に点検や修理を行う、「予防保全」や「予知保全」に取り組む企業が増えています。 予防保全は、定期的に点検やメンテナンスを実施することで、故障を未然に防ぐ方法です。一方、予知保全は、センサーなどの機器やデータ分析を活用し、設備故障の予兆を捉えて対応する方法です。 それぞれの違いについてくわしくご説明します。 予防保全とは 予防保全は、あらかじめ策定された保全計画にもとづいて、点検や修理、部品交換を実施する、故障・不具合が生じる前に対処を行う手法です。具体的には、一定期間ごとに点検や部品交換を行う「時間基準保全」や、設備の状態を定期的に診断し、結果に応じて保全作業を行う「状態基準保全」などがあります。 予防保全は、設備の寿命延長や製品の安全性確保、生産性向上や突発的な故障の予防などを目的に行います。 予知保全とは 予知保全は、IoTセンサーやAI技術を活用して異常を察知する手法です。工場の機械・機器などの設備の状態を常時監視し、異常の兆候が見られた時点で対応を行います。 予知保全の目的は、設備の突発的な故障を防止し、生産性の向上や品質の安定化を図ることです。リアルタイムでデータを解析し、早期に異常検知して適切な対策を講じることで、設備トラブルを未然に防ぎます。 なお、設備の保全にはもう一つの方法があり、故障してから対応する「事後保全」です。次の見出しでは、事後保全の詳細をご説明します。 事後保全とは 予防保全と対照的なアプローチを取る事後保全は、設備や機器に生じた何らかのトラブルを発見したあとに、部品の交換などの修理を行う手法です。修理範囲が限定されるため、コストは低いものの、突発的な故障リスクが高まります。 主に、生産ラインの停止や安全リスクの影響が小さい設備で採用されています。 予防保全と予知保全のメリット・デメリット 予防保全と予知保全では、メリット・デメリットが異なります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。 予防保全のメリットとデメリット 予防保全のメリット 定期的に点検や部品の交換を行うことで、設備の故障や劣化を早期に発見できるため、突発的な設備の故障を、未然に防ぐことが可能です。設備や機械の安定稼働を維持できるため、急な修理対応に追われることが少なくなります。 また、事前に策定された点検スケジュールにもとづいて定期メンテナンスを実施するため、作業の計画が立てやすいメリットも挙げられます。予想外の修理費や緊急対応費用を抑えられるため、予算管理がしやすくなるでしょう。 予防保全のデメリット 定期的に点検やメンテナンスを実施したからといって、故障や不具合が起こらないとは限りません。定期点検を行っていても、予想外の故障が発生する可能性があります。 また、まだ劣化していない部品を定期的に交換するため、余計なコストがかかることもデメリットです。 予知保全のメリットとデメリット 予知保全のメリット 予知保全では、異常が発生する前にメンテナンスを実施できるため、無駄な交換を減らせます。想定外のコストが発生しないため、メンテナンスコストの適切化が可能です。 また、各種センサやデータ解析を活用して、異常の兆しを検知することで、突発的な故障リスクを抑えられる利点もあります。過去の点検データや異常データを蓄積・分析することで、長期的な設備管理の精度を向上できるでしょう。 予知保全のデメリット 予知保全を行うためには、センサーの設置に加えて、IoTデバイスやAIシステムの構築、データ解析ツールの導入などが不可欠なため、初期投資が大きくなることがデメリットです。設備の異常を正確に予測するためには、高度な分析技術や人工知能の活用が必要になるだけではなく、専門知識を持つ人員の確保も求められます。 また、設備の状態を継続的にモニタリングするには、センサーやデータ管理システムのメンテナンス、ソフトウェアのアップデートやネットワーク環境の管理なども必要になるため、運用の手間が増えることもデメリットです。 自社に適した保全手法の選び方 保全手法の違いについては理解できたけれど、どちらを行えばいいのか悩む、設備管理者や経営者も多いでしょう。 短期的な導入のしやすさでは、予防保全が優れています。反対に、長期的に設備管理の精度を向上させ、コスト低下を目指すなら、予知保全がより高い効果を期待できます。自社の業務内容や設備の種類に応じて、両者を適切に組み合わせることが重要です。 予防保全が適しているケース 設備の故障が発生すると、大きな損失が発生するケースには、予防保全が向いています。 例えば、製造現場でラインが停止が発生すると、稼働時間が大幅に減少するでしょう。納期遅延が発生すると、取引先や顧客からの信頼失墜につながるようなケースでは、定期的な点検やメンテナンスでリスクを低減できます。 また、故障履歴が少なく、定期交換や点検によって、トラブルを未然に防げる設備にも向いています。法規制や安全基準により、一定期間ごとの点検が義務付けられているケースにも、予防保全は有効です。 予知保全が適しているケース 予知保全は、センサーやIoT技術を活用し、設備の劣化状態をリアルタイムで監視・検出できる環境が整っている場合に適しています。設備の稼働率が高く、稼働停止による影響が大きい場合には、適切なタイミングで保全を行わなければなりません。 他にも、故障パターンが明確であり、データ分析にもとづく予測が可能な設備に対しても、予知保全が適しています。 予防保全や予知保全で帳票システムを導入するメリット 予防保全と予知保全を効果的に実施するためには、帳票システムの導入が欠かせません。帳票システムを活用することで、データ管理の効率化や保全の精度向上、工数削減や作業負担の軽減など、さまざまなメリットが得られます。 データ管理の効率化で保全の精度が向上する デジタル化された帳票システムを導入することで、点検結果や異常データを一元管理でき、必要な情報を迅速に検索・参照することが可能です。データ管理を効率的に行えば、設備保全を担当する従業員や作業員が、より多くの時間を設備の点検やメンテナンスに費やすことができるため、保全の精度が向上し、製造ラインの安定稼働を維持できます。 点検・異常データの蓄積と分析がしやすい 帳票システムで点検結果や異常データを一元管理し、収集・蓄積されたデータを活用することで、異常の予測が可能です。データ活用により、過去のデータを分析して劣化の兆候を捉えたり、適切なメンテナンス時期を判断したりすることが容易になります。 リアルタイム共有で連携を強化できる クラウド型の帳票システムを導入すれば、点検結果や異常情報をリアルタイムで共有できます。保全担当者や管理者が生産現場にいない場合でも、即座に状況を把握できるため、迅速な対応が可能です。 設備停止のリスクを最小限に抑え、生産効率の向上に貢献します。 ペーパーレス化により作業負担の軽減につながる 従来の紙ベースの帳票管理では、記入や整理、保管などに時間と手間がかかる傾向がありました。デジタル帳票を導入することで、入力作業の簡略化や記録の自動保存、検索性の向上などにより、作業負担を大幅に軽減できます。 帳票の標準化で属人化を防げる 帳票システムを導入し、フォーマットを統一することで、点検や異常報告の基準が明確になり、個人の判断によるバラつきを防ぐことが可能です。新しい担当者への引き継ぎもスムーズにできるため、保全業務の品質を一定に保ちやすくなります。 - [【オフィス・商業施設の売上集計業務の実態】約半数が、「紙」「Excel」など非デジタルで実施。業務課題の解決に向けて、8割以上がデジタルに期待](https://ireporter-global.com/column/14617/) - 〜株式会社シムトップス、「オフィスビル・商業施設デベロッパー」を対象にした意識調査を発表〜 【本調査のダウンロードはこちら 】 この度、不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名を対象に、オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査を実施しました。 調査概要 調査名称:オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2025年2月3日〜同年2月20日 有効回答:不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「株式会社シムトップス」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://i-reporter.jp/ 約半数が、売上データの集計を「紙」「Excelやスプレッドシート」など非デジタルで実施 「Q1.現在、売上データの集計はどのように行っていますか。過去に担当していた方は、担当していた当時の最新の方法をお選びください。」(n=97)と質問したところ、「紙」が7.2%、「Excelやスプレッドシート」が39.2%という回答となりました。 ・紙:7.2%・Excelやスプレッドシート:39.2%・POSレジ:10.3%・専用のパッケージソフトウェア:19.6%・自社開発のシステム:21.6%・その他:2.1% 非デジタルでの売上集計について、「売上データの回収」や「売上データの転記・集計」の負担を実感 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q2.非デジタルでの売上データの集計に関して、負担を感じている、感じていた業務は何ですか。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「売上データの回収」が48.9%、「売上データの転記・集計」が44.4%、「記録間違いや漏れの確認・修正依頼」が37.8%という回答となりました。 ・売上データの回収:48.9%・売上データの転記・集計:44.4%・記録間違いや漏れの確認・修正依頼:37.8%・集計後の売上データと実データのチェック業務:28.9%・過去の売上データの検索・確認:24.4%・報告資料作成:17.8%・その他:0.0%・特にない:8.9%・わからない/答えられない:6.7% 非デジタルでの売上集計による課題、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」が66.7%で最多 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q3.売上データの集計が非デジタルであることによって、生じた課題を教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」が66.7%、「データの修正や更新に手間がかかる」が44.4%、「データ入力や集計に時間がかかるため、他の業務に支障が出る」が42.2%という回答となりました。 ・集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する:66.7%・データの修正や更新に手間がかかる:44.4%・データ入力や集計に時間がかかるため、他の業務に支障が出る:42.2%・複数人での同時編集が難しく、情報の共有が遅れる:26.7%・他部門や本社とのデータ共有に時間がかかり、連携が非効率的になる:15.6%・過去データの検索や分析が困難で、迅速な意思決定ができない:11.1%・紙のデータやファイルが紛失・破損するリスクがある:8.9%・その他:0.0%・特にない:8.9%・わからない/答えられない:4.4% 「情報の遅れによりトップダウンが遅くなる」や「担当者しか分からないやり方になっており、非効率」などの課題も 「Q4.Q3で回答した以外に、売上データの集計が非デジタルで行われることによって生じた課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=39)と質問したところ、「情報の遅れによりトップダウンが遅くなる」や「担当者しか分からないやり方になっており、非効率」など30の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> 情報の遅れによりトップダウンが遅くなる。 担当者しか分からないやり方になっており、非効率。ミスがわかりづらい。 人員ミスが起こる。 操作を理解していない人に教えるのが大変。 過去のデータの取り出しに時間がかかる。 8割以上が、売上集計をデジタル化することで「課題が解決できる」と期待 Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.売上データの集計をデジタル化(システム化)することで、Q3で回答した課題を解決できると思いますか。Q3で複数回答された場合は、最も重大なものについてお答えください。」(n=39)と質問したところ、「非常にそう思う」が33.3%、「ややそう思う」が51.3%という回答となりました。 ・非常にそう思う:33.3%・ややそう思う:51.3%・あまりそう思わない:10.3%・全くそう思わない:0.0%・わからない/答えられない:5.1% 売上集計システムに対する不満、「トラブル発生時のサポートが不安」「テナントへの説明業務が負担」が上位 Q1で「POSレジ」「専用のパッケージソフトウェア」「自社開発のシステム」と回答した方に、「Q6.現在、売上データの集計で使用しているシステムに対する不満を教えてください。過去に担当していた方は、担当当時に使用していたシステムに対する不満をお答えください。(複数回答)」(n=50)と質問したところ、「トラブル発生時のサポートが不安」が32.0%、「テナントへの説明業務が負担」が30.0%、「セキュリティ面のリスク」が20.0%という回答となりました。 ・トラブル発生時のサポートが不安:32.0%・テナントへの説明業務が負担:30.0%・セキュリティ面のリスク:20.0%・操作が難しい:16.0%・費用が高い:16.0%・利用できる媒体が限られている:10.0%・その他:0.0%・特にない:22.0%・わからない/答えられない:4.0% 約半数が、売上集計業務の自動化・システム化により時間に余裕ができた場合、「売上データの深掘り分析やレポート作成」をしたいと回答 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q7.売上データの集計業務が自動化・システム化され、時間の余裕ができた場合、どのような業務に充てたいですか。過去に担当していた方は、担当当時に自動化・システム化されていた場合を想定してお答えください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「売上データの深掘り分析やレポート作成」が46.7%、「テナントや顧客との関係強化のためのコミュニケーション」が37.8%、「部門間の連携や調整業務の強化」が37.8%という回答となりました。 ・売上データの深掘り分析やレポート作成:46.7%・テナントや顧客との関係強化のためのコミュニケーション:37.8%・部門間の連携や調整業務の強化:37.8%・施設や設備のメンテナンス計画の立案・実施:28.9%・社内業務の効率化や改善プロジェクトへの参加:24.4%・新規ビジネスの企画や施策の立案:17.8%・チームメンバーの育成やスキルアップのサポート:15.6%・その他:0.0%・特にない:8.9%・わからない/答えられない:6.7% 売上集計業務のシステム化に必要なサポート、「導入前の十分なテストと調整期間の確保」や「オペレーショントレーニングの徹底」など Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q8.売上データ集計業務のシステム化に向けて、どのようなサポートが必要だと思いますか。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「導入前の十分なテストと調整期間の確保」が44.4%、「オペレーショントレーニングの徹底」が42.2%、「現場の意見反映」が40.0%という回答となりました。 ・導入前の十分なテストと調整期間の確保:44.4%・オペレーショントレーニングの徹底:42.2%・現場の意見反映:40.0%・テナントを含めた、担当者での話し合いの設定:33.3%・業務フローの見直しと改善:33.3%・マニュアルの整備:26.7%・ヘルプデスクなどの問い合わせ窓口の設置:15.6%・その他:0.0%・わからない/答えられない:8.9% 売上集計システムに求める機能、「収集したデータの自動集計・分析機能」が45.4%で最多 「Q9.売上データ集計業務では、どのようなシステムの導入が理想的だと感じますか。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「収集したデータの自動集計・分析機能」が45.4%、「様々な売上データ形式への柔軟な対応」が39.2%、「入力ミスの警告とアラート通知機能」が37.1%という回答となりました。 ・収集したデータの自動集計・分析機能:45.4%・様々な売上データ形式への柔軟な対応:39.2%・入力ミスの警告とアラート通知機能:37.1%・幅広い業務システムとの連携:36.1%・直感で使いやすいユーザーインターフェース:32.0%・テナントや物件ごとの売上推移の一覧化:28.9%・クラウドでのデータ一元管理:21.6%・AIを活用した売上予測や提案機能:18.6%・権限管理などの充実したセキュリティ対策:12.4%・その他:1.0%・特にない:3.1%・わからない/答えられない:5.2% まとめ 今回は、不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名を対象に、オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査を実施しました。 まず、約半数の企業が、「紙」や「Excelやスプレッドシート」といった非デジタルの手段で売上データを集計していることが分かりました。一方で、非デジタルで売上集計を行っている担当者は、「売上データの回収」(48.9%)や「売上データの転記・集計」(44.4%)の負担を感じており、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」(66.7%)などの課題を抱えています。こうした課題に対して、8割以上が、売上集計をデジタル化することで「課題が解決できる」と期待を寄せており、業務の自動化によって生まれる時間を「売上データの深掘り分析やレポート作成」(46.7%)などに充てたいという意向を示しました。 今回の調査では、オフィスビル・商業施設における売上集計業務の非効率性が浮き彫りになりました。こうした状況を受け、デジタル化によるビジネス価値向上を望む声が多く寄せられています。さらに、業務効率化によって生まれた時間を戦略的な業務に充てることで、より効果的なビジネス運営が期待できるでしょう。 【本調査のダウンロードはこちら 】 現場帳票の電子化なら「i-Reporter(アイレポーター)」 「i-Reporter(アイレポーター)」は国内トップシェア(※)の現場帳票システムです。入出庫や棚卸作業などの在庫管理業務、QSCチェックなど店舗で発生する報告書のデジタル化が誰でも簡単に実現できます。デジタル化した報告書は自動入力機能・写真撮影・バーコード読み取り等、様々な入力効率化機能で入力を簡素化でき、入力ミスや漏れを削減可能。報告後の情報共有・集計・保管・検索の高速化も実現できます。使い慣れた現場の報告書はそのままのレイアウトで誰でも簡単にデジタル化できるので、現場への教育いらずで簡単に利用できます。 製品サイトはこちら ※|富士キメラ総研 2023年8月8日発刊業種別IT投資/デジタルソリューション市場 2024年版I-2 現場帳票ペーパーレス化ソリューション - [Node-REDを使用したデータ連携機能の実現について](https://ireporter-global.com/column/14466/) - まえがき お世話になります。株式会社シムトップスです。 今回はi-Reporterの代理店であるパナソニックFSエンジニアリング株式会社様より、i-Reporterと外部システム連携構築を簡易化(ローコード化)する技術として「i-ReporterとNode REDを使用したデータ連携機能の実現について」という記事を寄稿いただきました。 ※Node REDとはNode-RED(ノードレッド)は、プログラミングの知識がなくても直感的にアプリやシステムの自動化を作れるツールです。ブラウザ上で「ノード」と呼ばれるブロックをつなげて、データの流れ(フロー)を視覚的に設計することができます。 ConMas Gatewayを使った外部システム連携に難しさを感じている方は、是非ご一読いただけますと幸いです。 ご挨拶 はじめまして。i-Reporterの販売代理店をしている、パナソニックFSエンジニアリング株式会社の木庭と申します。 現場でのデータ活用をもっと手軽に、もっとスムーズにできないか——そんな思いから、i-ReporterとNode-REDを活用したデータ連携方法を考えてみました。 実際に試してみると、シンプルな設定でデータの自動連携が可能になり、業務の効率化がグッと進みました。この便利な手法を、ぜひ皆様にも共有したいと思い、記事にまとめました。 「i-Reporterのデータをもっと活用したい」「ノーコードツールでシステムを柔軟に連携させたい」という方にとって、きっとヒントになる内容になっています。 ぜひ最後までご覧ください! 本連携を構築した背景 あるお客様から、社内システムのUIとしてi-Reporterを使用したいとの相談がありました。そこで、Gateway + Pythonによる連携方法を紹介し、検討を進めていただきました。しかし、以下の理由によりi-Reporterの導入は見送られることとなりました。 i-Reporter導入を断念した理由 Pythonの学習コストPythonを習得するための時間が確保できない。 Gateway機能使用時の煩雑さツール以外の複数のファイルに直接コードを書き込む必要があり、管理が複雑でメンテナンスが困難。 複雑なSQLの作成が負担複雑なSQLを作成する際に、Python内に記述する必要があるため、開発工数が増大。 アクセス先の不明瞭さ必要なデータのアクセス先がわかりにくく、管理が難しい。 i-ReporterとPythonファイルの関連性の不明瞭さi-Reporterからのコール先とPythonファイルが直接結びつかず、運用上の負担が大きい。 解決策の提案 Pythonを覚える時間が確保できない→ ノーコードまたはローコード開発ツールの活用を検討。 Gateway使用時のコード管理の負担軽減→ i-Reporterから直接呼び出し、直接リターンできる方法を模索。 アクセス先のわかりづらさの解消→ データの管理・取得を簡素化し、より直感的なアクセス方法を検討。 Node-REDの特徴 ビジュアルプログラミングWebブラウザ上で動作するフローエディターを提供し、ノードをドラッグ&ドロップで配置しながら、視覚的にワークフローを構築可能。 JavaScript対応JavaScriptの関数を記述することで、カスタマイズした処理を実装可能。 Node.jsベースのランタイム軽量で柔軟な環境を提供し、さまざまなデバイス上で動作可能。 JSON形式のフロー管理作成したフローはJSONで保存され、再利用や共有が容易。 MQTT/TLSサポートバージョン0.14以降、MQTTノードはTLS接続を確立可能となり、よりセキュアな通信が可能。 Node-REDは、プログラミング初心者でも直感的にシステムを構築できるため、IoTや業務自動化の分野で広く活用されています。 【参照】Node-RED(Wikipedia) サンプル動作環境 サンプル画面 Node-REDフロー 動作イメージ まとめ Node-REDを活用するメリット 1. 教育コストの削減 Node-REDはローコード開発ツールであり、プログラミングの知識が少ない方でも比較的簡単にフローを作成できます。そのため、学習コストを抑えながら、迅速にシステム開発を進めることが可能です。 2. シンプルなファイル構成 従来必要だったDB接続文字列の記述、Actionファイルの管理、スクリプトファイルの作成が不要になります。すべての処理がNode-RED内で完結するため、ファイル構成がすっきりし、管理が容易になります。 3. 複雑なSQL文にも対応 Node-RED内でSQL文を記述できるため、トランザクション処理、外部結合・内部結合、SELECT・INSERT・UPDATEなどの複雑なデータ操作も可能です。 4. - [工場の新人教育にチェックシートは必要?【Excelテンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/14461/) - 工場における新人教育は、質の均一化や安全性の確保など、多くの課題を抱えています。 特に、OJT 期間中の新入社員への指導において、教育担当者様の中には、指導方法がバラバラだったり、教えるべきビジネスマナーや業務に必要な項目を教え漏れてしまったりといった悩みを抱えている方も少なくないでしょう。 新人教育において、Excelの活用は効果的なツールです。この記事では、工場での新人教育におけるチェックシートの重要性やメリット、効果的な作成ポイントを詳しく解説します。 また、Excelを使用したチェックシート作成の利点や欠点についても紹介し、すぐに使える無料のExcelテンプレートも提供していますので、ぜひご利用ください。 工場の新人教育にチェックシートは必要? 工場における新人教育は、その後の業務遂行能力を左右する重要性の高いプロセスです。 教育担当者によって指導内容や方法が異なるため、統一された教育が難しいという課題があります。 さらに、教えるべきルールやマナーを教え忘れたり、同じ内容を繰り返し教えたりする可能性があり、新入社員の習得状況を適切に可視化し、共有や個々のレベルに応じた教育を行うことも難しいです。 これらの課題を解決するために、チェックシートの活用が非常に効果的です。チェックシートを使用することで、新人教育の効率化や質を向上させることができます。 チェックシートは、教育内容の標準化、進捗管理の容易化、業務の安全性の向上、そして教育プロセスの記録といった様々なメリットがあります。 新人教育にチェックシートを用いる重要性 チェックシートは、新人教育における課題を解決する非常に効果的なツールです。 効果的なチェックシートを使用することで、新入社員教育の効率化と質の向上が期待できます。 工場の新人教育における課題の例• 教育担当者によって指導内容や方法が異なり、統一された教育が難しい• 大切な項目を教え忘れたり、同じ内容を繰り返し教えたりする可能性がある• 新入社員の習得状況を適切に把握し、個々の能力に応じた教育が難しい 適切に設計されたチェックシートを活用することで、新人教育の効率化や質の向上が期待できます。 【無料】新人教育用Excelチェックシートテンプレート 新人教育に用いるExcelのチェックシートを作成するなら、テンプレートの活用がおすすめです。 既存のフォーマットを利用することで、ゼロから作成する手間を削減できます。新入社員へのOJT や新人研修に十分活用できます。 さっそく、新人教育に役立つExcelチェックシートのテンプレートをダウンロードしましょう! 新人教育用Excelチェックシートをダウンロードする 工場の新人教育にチェックシートを用いるメリット 工場における新人教育にチェックシートを導入することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、主な4つのメリットについて解説します。 教育内容を標準化できる チェックシートを用いることで、すべての新入社員が同じ基準で教育を受けることができます。 教えるべき手順やスキルが一目でわかるため、教育担当者が教え忘れるリスクを防ぎ、教育内容のばらつきをなくすことが可能です。 また、新入社員が仕事に必要な業務知識を段階的に習得できるよう、体系的な教育が可能になります。マニュアルと合わせて活用することで、よりスムーズなOJT を実現できるでしょう。 進捗管理が容易になる 教育内容ごとの達成状況を記録することで、新入社員の成長やレベルを可視化し、進捗状況を一目で把握できます。 複数の新入社員が同時に教育を受けている場合でも、個別の進捗状況を管理しやすいのが特徴です。 上司への報連相もスムーズになり、教育が計画書通り進んでいるかを確認し、必要に応じて指導内容を調整することができます。 業務の安全性が向上する 工場では安全が最優先です。チェックシートを用いて安全手順を徹底的に教育することで、事故のリスクを削減することができます。 機械操作や危険作業における正しい手順を項目化することで、リスクを最小限に抑えられるでしょう。 新入社員が危険な行動やミスを起こす前に、教育段階で適切な対処が可能になるため、より安全な業務遂行に繋がります。 教育プロセスの記録が残る 教育内容や進捗状況を記録することで、後から振り返りや改善に活用できます。 人事や管理者が新入社員の教育状況を確認でき、人材育成の計画を改善しやすくなるでしょう。蓄積されたデータは、今後の育成プログラムの改善にも役立ちます。 わかりやすい新人教育チェックシートの作成ポイント 効果的な新人教育を実現するためには、わかりやすいチェックシートを作成することが大切です。ここでは、具体的な作成ポイントを5つご紹介します。 目的とゴールを明確にする まず、チェックシートを使用する具体的な目的(スキル習得、業務理解度の確認、進捗確認など)を明確にしましょう。 新入社員が達成すべき目標設定をイメージし、それに基づいて必要な項目を洗い出すことが大切です。 目的に基づき、どの期間で達成を目指すかも明確にすることで、より効果的なチェックシートを作成できます。 具体的な項目を設定する 業務内容に沿った具体的なタスクやスキルをリスト化します。新入社員が実施する作業や学ぶべき事項を網羅し、わかりやすく記載しましょう。 項目があいまいにならないよう、具体的な行動や状態で示すことがポイントです。 例えば、「〇〇の操作方法を説明できる」ではなく、「〇〇の操作手順を3ステップで説明できる」のように具体的に記載しましょう。 細分化された項目は新入社員の理解度を高め、質問しやすい環境を作る上で重要性が高まります。 各項目に対して評価基準を設ける - [製品検査とは?実施するメリットや注意点、効率化のポイント](https://ireporter-global.com/column/14457/) - 製造業において、製品検査は欠かせないプロセスです。 製品の品質を確保し、顧客からの信頼を得るために、適切な品質検査を実施することが求められます。 しかし、製品検査の目的や具体的な方法、効率化のポイントについて、十分に理解しているでしょうか? この記事では、小売業や製造業の経営者、品質管理や生産管理の担当者に向けて、製品検査の基本から効率化のヒントまでを解説します。特に、衣料品や家庭用品、医薬品などの分野において、素材や生地、加工工程での不具合やミスをチェックすることは重要です。 製品検査を自動化し、業務効率を向上させたい企業の担当者の方は、ぜひ参考にしてください。 製造業の現場で行う製品検査とは? 製品検査は、製造業における品質管理の根幹をなす重要な工程です。 製品が設計通りに製造されているか、安全に使用できるかを確かめるために、さまざまな方法で検査が行われます。 ここでは、製品検査の定義や、関連する品質管理、品質保証との違いについて見ていきましょう。 正確な測定器を用いた試験により、製品の重量やサイズ、機能性などをチェックし、必要に応じて修正を行います。 これにより、不適合品やトラブルの発生を防ぎ、エンドユーザーに安心して使用できる商品を納品する仕組みが整います。また、法律やJIS規格に基づいた確認も不可欠です。 最終的には、これらのプロセスを通じて高い製品品質を担保し、顧客の信用を得ることが成果につながります。 製品検査とは 製品検査とは、製造された製品や部品が、あらかじめ定められた検査項目を含む品質基準を満たしているかどうかを確認するプロセスのことです。 製品や部品の寸法やキズの有無などを直接確認する作業であり、通常、工場の生産ラインや製品倉庫で実施されます。 製品検査の目的は、不備のある原料や資材を使用した不良品を市場に流出する前に発見し、排除することです。 不良品が消費者に渡ってしまうと、顧客からの信頼を失うだけでなく、企業のブランドイメージを損なうからです。 「製品検査」と「品質管理」や「品質保証」の違い 製品検査、品質管理、品質保証は、いずれも製品の品質を確保するための活動ですが、それぞれ異なる役割を持っています。 品質管理とは、製造工程全体の管理のことです。製品の設計段階から、原料の調達、製造、検査、出荷まで、一連のプロセス全体を管理し、品質向上させるための活動を指します。 例えば、統計的工程管理(Statistical Process Control: SPC)を用いて、製造プロセスの変動を監視し、異常が発生した場合に迅速に対応する、といった事例が挙げられるでしょう。 一方、品質保証は、顧客の期待に応えるための活動です。製品の品質を保証するために、企業が実施するすべての活動を指し、品質管理活動だけではありません。 顧客からのフィードバックの収集や分析、クレーム対応なども含まれ、製品検査は品質管理の一部であり、品質保証を支える重要な要素の一つと言えます。 成功した製品の背景には、信頼性の高い品質管理体制と、厳格な製品検査の流れがあると言えるでしょう。 これにより、エンドユーザーに安心して着用できる商品を納品することが可能になります。製造業での品質向上のためには、これらの活動が相互に関連し、効率的に進められることが求められるでしょう。 製品検査の種類や実施方法 製品検査の方法は多岐に渡り、検査の目的や対象製品によって異なります。 製品の種類や製造プロセスに応じて適切な方法を選択し、組み合わせることが重要です。 検査のタイミングには、受入検査、工程内検査、出荷検査などがあり、それぞれの段階で異なる目的があります。 受入検査では、原材料や部品が規定通りであるか確認し、工程内検査では製造過程中に発生する不具合を早期に検出・修正が可能です。出荷検査では、最終製品が顧客の期待に応える品質であるか最終確認を行います。 また、検査の種類には視覚検査、寸法測定、機能試験、微生物検査などがあり、例えば、衣料品の場合、縫製や生地のチェックが重要になります。一方、医薬品では、温度管理や成分分析といった試験が欠かせません。 これらの検査手法を適切に選択し、必要に応じて活用することで、高品質な製品の提供に繋がります。 ここからは、製品検査のタイミングや種類、実施方法についてみていきましょう。 主な検査のタイミング 製品検査は、その実施タイミングによっていくつかの種類に分けられます。 まず、これらが事前に定められた品質基準を満たしているかを確認しましょう。 この検査によって不良品の混入を防ぎ、後工程での問題発生を未然に防ぐことが可能となります。 次に行う工程は、製造現場の製造ライン上で行われる検査です。製造途中の製品に不備がないかを確認し、出荷検査(最終検査)は、完成品に対して行われる最終的な確認となります。 主な検査の種類 製品検査には、主なものとして外観検査、機能検査、官能検査の3種類があります。 外観検査では、目視やカメラ、検査装置、画像センサーなどを用いて、製品にキズやへこみ、汚れがないかを確認します。例えば、自動車の外装に傷がないか確認するための目視検査や、スマートフォンの画面に気泡や傷がないかをチェックする方法が挙げられ、製品の外観や外装の品質を確保するために重要です。 機能検査は、製品が正しく動作するか、性能が求められている基準を満たしているかを確認するプロセスです。例えば、家電製品では、冷蔵庫の庫内温度が設定通りに保たれるかのテストや、洗濯機が所定の洗濯モードで正常に動作するか検証することがあります。この検査により、製品の実際の使用における信頼性が確保されるでしょう。 官能検査は、人間の五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)を活用して行われる検査方法です。特に食品や香料など、感覚的な特性が求められる製品において、その品質を評価します。例えば、コーヒーの官能評価では香りや味のバランスを専門のパネリストが評価することや、化粧品でのテクスチャーや吸収感を確認するための触覚検査などが行われます。 これらの検査は、製品の品質を多角的に評価し、顧客に信頼される製品を提供するために欠かせない要素です。 主な検査の実施方法 製品検査には主に2つの方法があります。 ひとつは全数検査であり、これは製造されたすべての製品を個別に検査する手法です。 この方法のメリットは、全ての製品が基準に適合しているかどうかを厳密に確認できるため、品質保証の精度が非常に高い点ですが、デメリットとしては、検査にかかる時間とコストが大きくなりがちなことがあります。 もうひとつは抜き取り検査です。この方法では、製品ロットから一部のサンプルを抽出して検査を行います。 抜き取り検査のメリットは、全数検査に比べて時間とコストを抑えつつ、一定の品質を確保できるため効率的だという点です。デメリットとしては、少数のサンプルに基づいて判断するため、不良品の見落としリスクがあります。 どちらの検査方法も、製品の品質管理において重要な役割を果たしています。 製品検査を行うメリットと注意点 - [【Excel付き】作業要領書とは?作成方法や活用するメリット](https://ireporter-global.com/column/14433/) - 「いつも同じ作業なのに、時間がかかってしまう…」「新人教育に時間がかかる…」「作業手順がバラバラで困っている…」こんな悩みをお持ちではありませんか? 作業要領書は、これらの悩みを解決する有効な手段です。作業要領書を作成することで、業務の効率化、品質の向上、そして人材育成にも役立ちます。このように、属人化を防ぎ、必要なノウハウを全員で共有することで、作業の形骸化を避けられます。 この記事では、作業要領書の基礎知識から作成方法、活用メリット、注意点まで詳しく解説します。さらに、Excelテンプレートもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 作業要領書の基礎知識 作業要領書は、製造現場やオフィスワークなど、様々な場面で活用されている重要な書類です。 しかし、作業要領書の内容や作成方法について、詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか? ここからは、作業要領書の基礎知識についてご紹介します。 作業要領書とは? 作業要領書とは、業務の進め方や手順を明確に記述した文書です。作業を行う際の手順書、SOP(Standard Operating Procedure)、マニュアルなどと呼ばれることもあります。 具体的には、作業方法や動作、役割などが明確に記載されているのが特徴です。 製造業だけでなく、事務作業やサービス業、さらにはロボットを用いた生産ラインなど、あらゆる業種において活用され、製品の品質安定、作業効率向上、デジタル化を伴う人材育成などに役立ちます。また、工数削減や生産効率の向上を図ることが可能です。 目的は、作業の標準化と効率化です。誰でも同じように作業を行い、質の高い成果を安定的に得られるようにするための指針となります。 作業要領書に記載する主な内容 作業要領書には、作業をスムーズかつ安全に行うために必要な情報が盛り込まれています。それぞれ詳しく見ていきましょう。 作業の概要 作業の概要は、作業要領書における最初のセクションであり、作業の全体像を把握するための説明です。 作業を行う目的、対象となる製品や部品、作業範囲、作業の流れなどを簡潔に記述します。 作業者だけでなく、上司や他の関係者にとっても理解しやすいように記載することが重要です。特に新人の従業員やチームメンバーにとって、作業の全体像を知ることは非常に大切になります。 作業の手順 作業の手順は、作業を行う具体的な指示を記述する最も重要な項目です。各作業ステップを分かりやすく詳細に記述し、誰でも同じように作業を進められるようにします。 各作業に対する具体的な指示を記載することで、新人へのマニュアルとしても効果的です。 番号や箇条書きなどを用いて、分かりやすく整理することが重要で、図や写真などを加えることで、より視覚的に理解しやすくなります。 作業条件 作業に必要な各種条件(温度や湿度、使用する機械のスペックなど)を記載することで、作業において求められる環境や条件を整えることができます。 例えば、「室温20℃で作業を行う」「湿度50%以下で作業を行う」といった条件を記載しましょう。 このように、作業条件を効果的に提示することで、業務を安全かつ効率的に行うことが可能になり、作業のばらつきを減らし、品質の安定化につながります。 不具合の対応 作業を行う中で発生する可能性のある不具合について記載しましょう。 具体的な対処法を記載することで作業中のトラブルを未然に防ぎ、発生した場合でも適切な対処ができるようになります。 例えば、部品が正しく組み合わさっていない場合や、機械が正常に動作しない場合の手順を明確にし、迅速に対応できるようになるでしょう。また、作業に関連するチェックリストや確認事項を提示することで、予防措置を講じることが可能になります ヒントやコツ 作業を行う上でのヒントやコツを提供するセクションです。これは、作業効率を向上させるための技術や知識を共有します。 例えば、「作業を効率的に行うための工夫」「部品の取り扱いに関する注意点」などを記載しましょう。 作業要領書の作成方法とテンプレート 作業要領書を作成する際は、誰でも理解できる分かりやすい文章と、正確な手順の記述が重要です。 ここでは、作業要領書を作成する際の具体的な手順と、Excelテンプレートをご紹介します。 作業要領書の作成方法 作業要領書は、正確に、速く、安全に作業できるように作業手順を決めて、工程ごとに記載します。 Step1. 作業名を記載する 作業名は、作業内容がひと目でわかるように簡潔に記載します。 例えば、「刃具の交換」「段取り」という表現は、特定の作業を示すとともに、作業の性質(工具の交換や準備作業)を明確にしましょう。 作業名は、作業要領書を見やすくするための重要な要素です。簡潔で分かりやすい名称にすることで、作業者が目的をすぐに理解することができます。 Step2. ライン名を記載する ライン名は、どのラインで行う作業なのかを明確に示すための情報です。 「加工」「組付」といった表現を用い、作業が行われる特定のラインを示します。この情報は、他の作業との調整や確認作業が必要となる場合に役立つでしょう。 Step3. 日付などを記載する 日付などの情報は、作業内容を特定するための重要な要素です。「工順」「機番」「工程名」「所属氏名」「作成年月日」など、作業内容を特定するための情報を記載することで、作業の履歴管理やトレーサビリティが向上します。 Step4. 作業手順を番号で記載する 作業手順は、「1」「2」「3」など、番号を振って順番に記載することで、作業者が分かりやすく作業を進めることができます。 - [ISO監査とは?実施の目的や頻度、質問例について解説](https://ireporter-global.com/column/14431/) - ISO監査とは、企業や組織が、国際的な基準を満たしているかを確認するための重要なプロセスです。ISO監査の重要性は理解していても、「どのような頻度で行うのか」「事前に対策するための質問例はあるのか」、疑問に思うことも多いのではないでしょうか。 この記事では、ISO監査の頻度や質問例などの基礎知識と合わせて、ISO監査の必要書類やチェックリストを電子化すべき理由をご説明します。品質管理担当者向けにわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。 ISO監査とは ISO監査の準備を進めるためには、まずはISO監査がどのようなものかを理解することが重要です。 ISO監査とは、国際標準化機構(ISO)が定める規格に基づき、組織のマネジメントシステムがその要求事項に適合しているかを確認するためのプロセスです。ISO監査を通じて、組織が国際的な基準を満たしていることを証明し、品質や安全性の向上を図ります。ISO監査では、必要な情報を収集・体系化し、文書化するまでを一連の流れとして行います。 そもそもISOとは、「International Organization for Standardization」の略称で、国際的に通用する標準規格を策定する機関です。ISOの規格は、品質管理や環境管理、食品安全や情報セキュリティなど、幅広い分野で広く採用されています。また、国際的な規制基準やガイドラインを提供する組織には、証券市場の規制を担当するIOSCOなどもあり、金融庁はIOSCOの加盟機関の一つです。 ISO規格にはさまざまな種類がありますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。 品質管理(ISO9001 ):顧客満足度向上や品質保証のためのマネジメントシステムに関する規格 環境管理(ISO14001):環境負荷低減や環境保全のためのマネジメントシステムに関する規格 情報セキュリティ(ISO27001):情報資産やプライバシーの保護や情報セキュリティ管理のためのマネジメントシステムに関する規格 ISO規格に沿ったマネジメントシステムを構築し、ISO監査に合格することで、組織が国際的に信頼性のある組織として認められるのです。 内部監査と外部監査の違い ISO監査は、実施主体によって「内部監査」と「外部監査」の2種類に分けられます。 内部監査は、組織内部で実施される自主的な監査で、マネジメントシステムの有効性を確認し、改善点を見つけることが目的です。一方、外部監査は、認証機関などの第三者によって行われ、客観的な視点から組織の適合性を評価します。 また、ISO監査はさらに、「第一者監査」、「第二者監査」、「第三者監査」に分類され、それぞれ異なる目的と手法で実施されます。 第一者監査(内部監査) 第一者監査は、組織内部で実施される自主的な監査です。経営者の指示により、社内の内部監査員や外部コンサルタントによって実施されます。内部監査の目的は、組織のマネジメントシステムの有効性と適合性の検証です。 第二者監査(利害関係者による外部監査) 第二者監査は、顧客や取引先など、組織と利害関係のある団体が実施する外部監査です。主に取引先の評価や選定のために行われ、取引先が求める基準に適合しているかを確認し、信頼性を高めることを目指します。 第三者監査(独立機関による外部監査) 第三者監査は、ISO認証機関に認定された、独立した審査機関が実施する外部監査です。ISO認証の取得や更新のために行われることから、「取得審査」や「更新審査」とも呼ばれます。 第三者監査は、客観的な視点から組織の適合性を評価し、ISO認証の信頼性を確保する役割を果たします。 ISO監査の目的と頻度 ISO監査の目的と頻度は、内部監査と外部監査で異なります。それぞれの目的と頻度をご説明します。 ISO監査の目的 ISO監査の主な目的は、組織のマネジメントシステムがISO規格に適合しているかを確認し、継続的な改善を促進することです。内部監査と外部監査には、それぞれ異なる目的があります。 内部監査は、自己評価や内部改善のために行われ、組織内部でのパフォーマンス向上を目指すことが目的です。一方、外部監査は、組織がISO規格に適合していることを証明し、顧客や利害関係者への信頼性の提供を目的に行われます。 ISO監査の頻度 内部監査と外部監査では、実施頻度も異なります。 内部監査には実施頻度の規定がなく、組織内で年に1回以上の実施が一般的です。業務や部門ごとに細かく実施することもあります。 一方、外部監査は定期的な頻度で行われ、初回認証後のサーベイランス監査(定期監査)が1年に1回、再認証監査が3年ごとです。 ISO監査における指摘の種類 ISO監査では、ISO規格の要求事項に適合しているかを評価する過程で、さまざまな問題点を確認さし、改善が必要と判断された場合には、「指摘」として記録されます。ISO監査における指摘は、主に「不適合」と「観察事項」の2種類に分けられるため、どのような違いがあるのか確認しましょう。 不適合 不適合とは、ISO規格の要求事項を満たしていない状態を指します。不適合には、「重大な不適合」と「軽微な不適合」の2つの区分があり、指摘の内容に応じて是正措置が求められ、改善が必要となる場合があります。 重大な不適合とは、マネジメントシステムの意図した効果や結果に重大な影響を与える場合です。たとえば、「プロセス管理が適切に行われていない」「製品・サービスが要求事項を満たしていない」などが挙げられます。 一方、軽微な不適合は、規格の要求事項が一部満たされていないが、組織のシステム全体に大きな影響を及ぼすほどではない場合です。たとえば、「決定した管理策の検証手順が確認できない」「要求事項の一部が不足しているか実施されていない」などが該当します。 観察事項 観察事項とは、現時点では規格違反とまではいかないが、改善が望まれる点を指摘するものです。是正するかどうかは、組織の判断に委ねられます。 たとえば、「記録の保存方法が一貫していない」「文書管理が一部不十分」などが挙げられます。観察事項を放置しておくと、将来的に不適合につながる可能性があるため、指摘された点の改善に取り組みましょう。 ISO監査の質問例 ISO監査では、特定の基準や要求事項に対する適合性を確認するために、審査員がさまざまな質問を行います。質問を通じて、組織のプロセスやシステムの効果性を評価し、改善の機会を特定することが目的です。 質問内容は、ISOの規格や内部監査・外部監査の違いによって異なる場合があります。組織内部の運用状況や改善点に焦点を当てた質問が多い内部監査に対し、外部監査では、規格への適合性や客観的な評価を重視した質問がされることが一般的です。 具体的な質問例をいくつかご紹介します。 品質管理(ISO9001)の場合 *質問例1:文書化された手順と実際の業務プロセスが一致していますか? この質問は、組織のマニュアルが、実際に手順書どおりに運用されているかを確認するために行われます。ISO9001では、文書化された情報と実際の業務プロセスの整合性が求められるからです。 *質問例2:不適合が発生した場合の対処方法を説明してください。 この質問は、ISO9001の「10.2不適合及び是正処置」の要求事項に関連した質問です。組織は不適合に対処し、再発防止のための是正処置を講じなければなりません。 *質問例3:顧客満足度をどのように測定していますか? 顧客満足度の測定は、 - [フードディフェンスとは?異物混入を防ぐ重要性や取り組み・対策例を解説](https://ireporter-global.com/column/14428/) - 食品業界では、意図的な異物混入や外部からの攻撃を防ぐための対策「フードディフェンス」が重要視されています。異物や有害物質が食品に混入すると、消費者はもちろん、食品を扱う方にも大きな危害を及ぼす恐れがあるからです。ここでは、食品関連事業にたずさわる方々に向けて、フードディフェンスの重要性や対処方法について、わかりやすく解説します。 フードディフェンスとは? フードディフェンスとは、食品への意図的な汚染や破壊行為を未然に防ぐための対策です。近年、食品業界では、第三者による故意の異物混入や不正行為などの事件が増加しています。これらは、人為的なミスではなく、悪意を持った人物によって行われるものです。 フードディフェンスは、悪意ある行為から食品を守ることが目的で、安全な食品を消費者に提供するために、食品を取り扱うすべての業種で必要不可欠な取り組みとなっています。 フードディフェンスが重視される背景 フードディフェンスが重視される背景には、過去に発生した異物混入事件が大きな影響を与えています。とくに、フードディフェンスの重要性を社会に強く認識させるきっかけとなったのが、2013年に日本国内で発生した冷凍食品工場での農薬混入事件です。この事件では、会社の待遇に不満を抱いていた契約社員が、工場内で食品に農薬を混入させ、企業が大規模な自主回収を行う事態に発展しました。 従来、食品の安全対策では、ISO2200の認証を取得するなど、製造過程における衛生管理や品質管理に重点を置いていました。しかし、この事件によって、悪意を持った第三者が、意図的に食品に異物を混入させる可能性があることが明らかになり、フードディフェンスの重要性が認識されるようになったのです。 過去の異物混入事件を教訓に、食品安全を確保するための重要な取り組みとして、食品業界全体でフードディフェンスが推進されています。 【参考】「農薬(マラチオン)を検出した冷凍食品への対応について」(厚生労働省) また、食の安全を脅かす事件を起こすのは、従業員だけではありません。2023年には、回転寿司チェーンで醤油差しの注ぎ口に口をつける迷惑行為の動画がSNSに投稿され、大きな波紋を呼びました。この動画は瞬く間に拡散され、当該チェーン企業の信頼を大きく損なう事態に発展したのです。 動画の投稿者は威力業務妨害の罪に問われましたが、この事件をきっかけに、従業員だけでなく、外部の人間による悪意ある行為の危険性が改めて浮き彫りになりました。そのため、部外者による迷惑行為も、フードディフェンスの一環としてセキュリティ対策が求められます。 フードディフェンスとHACCPの違い HACCPとフードディフェンスは、どちらも食品の安全性を確保するための重要な取り組みですが、考え方や対象とする脅威が異なります。 HACCPとは、食品の製造工程における危害要因を特定・管理することで、食品の安全性を確保する品質保証システムです。微生物汚染や異物混入など、主に製造過程で発生する可能性のある危害要因を対象としています。 危害要因を工程ごとに分析し、適切な管理措置を講じることで、食品の安全性を確保するものです。HACCPは、食品安全管理の国際的な基準として広く採用されており、日本国内でも食品事業者に導入が義務付けられています。 一方、フードディフェンスは、食品への意図的な汚染や破壊行為を未然に防ぐための取り組みです。フードディフェンスは、HACCPとは異なり、人為的な悪意による行為である人的要素を対象としています。 製造過程における危害要因を管理するHACCPに対し、フードディフェンスは意図的な汚染や破壊行為を未然に防ぐことが目的です。食品事業者は、HACCPとフードディフェンスの両方を適切に実施することで、より強固な食品安全管理体制を構築できます。 意図的な異物混入や不正行為によるリスク 万が一、意図的な異物混入や不正行為が発生した場合、消費者と食品事業者には、どのような影響が及ぶのでしょうか?食品問題が起きたときに生じる、主な3つのリスクをご説明します。 消費者の健康被害リスク 1つめのリスクが、消費者に健康被害が生じるリスクです。異物や有害物が混入した食品を摂取することで、中毒や健康被害を引き起こす可能性があります。 とくに、幼児や高齢者といった弱者層は、被害を受けるリスクが高く、深刻な場合には問い合わせや苦情が殺到するだけに留まらず、訴訟問題や社会問題に発展することも想定されます。 企業イメージの低下リスク 2つめのリスクが、企業イメージが低下するリスクです。異物混入や不正行為が発覚した場合、企業イメージは著しく低下します。 消費者や取引先からの信頼を失うことは避けられず、問題がSNSやメディアで拡散されれば、悪いイメージが短期間で広がってしまう可能性があります。信頼を回復するには時間とコストがかかるため、長期的な影響を受けることも避けられません。 経済的損失リスク 3つめのリスクが、経済的損失が生じるリスクです。リコール対応や行政処分による多額の費用が発生したり、問題発覚後の生産ライン停止や取引停止によって売上に打撃を受けたりすることもあります。 さらに、法的措置に発展すれば、賠償金や訴訟費用が追加で発生することも考えられるため、経済的な負担はさらに大きくなるでしょう。 フードディフェンスへの取り組み例 食品の安全を守るためには、HACCPのような衛生管理だけでなく、フードディフェンスの概念に基づいた防御対策も不可欠です。具体的な取り組み事例をご紹介します。 製造現場の入退室管理を行う 生産エリアへの立ち入りを制限し、不審者の侵入を防ぐことが重要です。製造現場や作業場の入退室記録を電子化し、リアルタイムで確認できる仕組みを導入しましょう。 監視カメラで現場を監視する 施設内だけではなく、外にも監視カメラや防犯カメラを設置し、リアルタイムでモニタリングを行います。映像データを定期的にバックアップし、長期間保存しておけば、過去の状況も確認できます。 従業員向けの教育プログラムを実施する フードディフェンスの重要性や具体的な対応方法を従業員に周知するために、定期的な研修を実施しましょう。職場で最新情報や事例を共有することも重要です。 原材料や製品の追跡管理を強化する ロット番号やバーコードを利用して、原材料から商品が完成するまでの流れを可視化します。異常が発見された際に、迅速なリコールを可能にする追跡システムを整備し、サプライチェーン全体でトレーサビリティを実施しましょう。 帳票やチェックシートの運用を最適化する 飲食店や食品工場では、チェックシートや帳票を紙で運用しているケースが多いですが、紙媒体は情報共有に時間がかかり、緊急時の対応が遅れる場合があります。帳票を電子化すれば、リアルタイムでの情報共有や確認が可能です。 また、タブレットやスマートフォンを使用すれば、記録・管理の効率化にもつながります。電子化により、日報や在庫記録の検索性が向上するため、迅速な対応が実現できるでしょう。 緊急事態対応マニュアルを策定し訓練する 不正や汚染が発生した場合の対応手順の明確化も必要です。定期的にシミュレーション訓練を実施し、実効性を検証します。 不審物や異常を発見するための巡回点検を実施する 施設内外の巡回点検を日常的に実施し、異常の早期発見を目指しましょう。点検結果を記録・共有し、問題箇所の改善を行います。 サプライチェーン全体の信頼性を確保する 取引先の信頼性を確認し、必要に応じて監査を実施しましょう。重要な原材料については、複数の信頼できる供給元の確保が欠かせません。 従業員採用時の身元確認を徹底する 従業員を採用する際には、過去の雇用履歴や犯罪歴を厳密に確認しなければなりません。雇用前に適切な身元保証を取得することも検討しましょう。 匿名で不審行動を報告できる通報システムを設置する 従業員が匿名で通報できる、ホットラインや専用アプリの導入も不可欠です。通報内容を迅速かつ慎重に調査・対応する体制を整えるだけではなく、報告者が不利益を被らないよう保護措置を設けることも大切です。 定期的にリスクアセスメントを実施する 最新の脅威や脆弱性を考慮し、定期的にリスク評価を行いましょう。アセスメント結果に基づいて対策の見直しや強化を行います。 フードディフェンスに役立つシステムやツール 食品の安全を守るためには、システムやツールの活用も欠かせません。フードディフェンスに役立つソリューションの導入事例をご紹介します。 - [製造業向け電子帳票システムおすすめ8社比較【2025年版】選び方や導入事例も紹介](https://ireporter-global.com/column/14814/) - 業務効率化やコスト削減、データ活用による競争力の強化が求められる製造業において、現場のDX推進は喫緊の課題です。その中でも特に重要なのが、日々発生する膨大な量の「現場帳票」の電子化ではないでしょうか。 紙ベースの帳票管理は、非効率なだけでなく、ヒューマンエラーや紛失のリスクも伴いますが、電子帳票システムを導入することで、これらの課題を解決し、業務プロセス全体の最適化を実現できます。 この記事では、製造業における電子帳票システムの基礎知識から導入メリット、システム選定のポイント、具体的な導入事例までを分かりやすく解説します。 現場のDX推進を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。 現場帳票とは? 「現場帳票」とは、製造業の現場で日々発生する、製品の製造や検査、設備の点検などの業務に関する記録した帳票のことです。 作業指示書、製造記録書、品質検査表、設備点検記録表など、その種類は多岐に渡ります。これらの帳票は、正確な製造指示の伝達、品質の確保、トレーサビリティの担保、業務改善など、製造現場のあらゆる活動において重要です。 しかし、紙ベースでの管理は、紛失や破損のリスク、検索性の低さ、転記ミスによるヒューマンエラーなど、多くの課題を抱えています。 近年は紙ベースから電子化が進むことで、効率化やデータ活用の向上が期待できるでしょう。 現場帳票のデジタル化が注目される背景 業務効率化や働き方改革の進展により、紙から電子帳票への移行が求められており現在では、6割以上の企業が紙やエクセルで帳票を管理しているのが現状ですが、慣れ親しんだ方法を慣例として継続しているケースが多いようです。 一方で、IoTやDX推進の加速により、リアルタイムなデータ収集と活用の重要性が高まってきています。また、環境負荷の低減や印刷コスト削減といったペーパーレス化の社会的要請も、現場帳票のデジタル化を後押ししています。 【参考】【最新調査】製造業、現場帳票のDX推進状況は?6割以上が、未だに「紙・エクセル」でアナログ管理している実態が明らかに 製造業でよく使われる帳票の種類 製造現場では、作業指示書、製造指示書、生産管理表、検査記録表といった帳票が頻繁に使用されています。 また、品質保証やリスク管理に関連する帳票として、安全管理報告書や不具合報告書なども挙げられます。その他にも、設備保守記録表や在庫管理表など、日常業務やトレーサビリティ確保に欠かせない帳票も数多く存在します。 帳票をデジタル化することで、業務の効率化やデータ活用の高度化が期待できます。 【参考】帳票作成とは?帳票についての基礎知識や作成の流れとポイント | 現場帳票研究所i-Reporter(アイレポーター) │現場帳票システムのシェアNO.1 製造業で現場帳票を電子化するメリット 製造現場の帳票電子化は、単なるデジタル化を超え、企業の競争力強化に直結する戦略です。電子帳票システム導入で得られる以下のメリットを5つポイントで紹介します。 • 業務効率化とコスト削減• 法令遵守とトレーサビリティ確保の容易化• 現場データの一元管理による製造プロセスの可視化• ペーパーレス化によるコスト削減と省スペース化• リアルタイムデータ活用による生産性向上 上記のように、電子帳票システムは業務効率化、コスト削減、コンプライアンス強化、そしてデータ活用による生産性向上まで、多岐にわたるメリットがあります。ここでは、それらについて詳しく解説します。 業務効率化とコスト削減を同時に実現できる 電子帳票システムを導入することで、作業の自動化が進み、手入力や確認作業にかかる時間を大幅に削減することが可能です。 帳票データのデジタル化により、検索や管理も迅速に行えるようになるため、業務効率化に大きく貢献します。また、紙帳票の印刷や配送にかかるコストを削減できるため、運用コスト全体の最適化も可能です。 さらに、電子帳票化による運用の標準化は、生産性向上や人件費削減にもつながります。 製造現場での法令遵守とトレーサビリティ確保が容易になる 電子帳票は、改ざん防止や履歴管理が容易なため、監査対応や規制遵守に役立ちます。製品や部品ごとの製造履歴を容易に追跡できるため、品質管理や問題解決もスピーディに行うことができます。 また、法規制に対応した帳票を自動生成する機能は、担当者の業務負担を軽減します。デジタルデータの活用により、規制変更にも柔軟に対応できる体制が整うでしょう。 【参考】トレーサビリティとは?利用するメリットや向上させる方法 | 現場帳票研究所i-Reporter(アイレポーター) │現場帳票システムのシェアNO.1現場データの一元管理で製造プロセスの可視化が進むクラウドやシステム連携を活用することで、製造工程やデータの一元管理を実現させることができます。リアルタイムなデータ収集と表示により、現場の状況を即時に把握することが可能になるため、迅速な状況判断と対応ができるようになるでしょう。また、プロセス全体の可視化により、ボトルネックや課題を明確化し、改善につなげることが容易になり、データに基づいた製造計画や最適化は、意思決定の迅速化にも貢献します。 ペーパーレス化により印刷コストや保管スペースを削減する 電子帳票システムの導入により、帳票印刷に必要な紙やインクのコストを削減し、資源の無駄使いを減らすことができます。 紙帳票の保管場所が不要になるため、作業現場やオフィススペースの有効活用も可能になります。また、電子化によって過去データの検索性が向上し、管理業務を効率化できます。 さらに、物理的な紙の劣化や紛失リスクを回避し、データの永続性を確保できる点も大きなメリットです。 リアルタイムのデータ活用で生産性向上が図れる 現場データを即時にシステムへ反映することで、業務の遅れやロスを最小限に抑えることができます。 ダッシュボードなどでデータを可視化することで、迅速な意思決定が可能になり、リアルタイムな異常検知や通知機能は、迅速な対応や予防保全を可能にします。 また、生産現場の状況に応じた柔軟なスケジュール調整も実現可能です。 製造現場向け電子帳票システム選びのポイント 数ある電子帳票システムから自社に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。製造現場への導入を成功させるために、特に重要な4つの選定ポイントを分かりやすくまとめました。 • 製造業特有のニーズに対応できるか• 現場スタッフが使いやすいUI/UXか• リアルタイムデータの記録・可視化機能• - [エクセルで二次元バーコード(QRコード)の読み取りをするには?](https://ireporter-global.com/column/14359/) - Excelはビジネスにおいて多岐にわたるデータ管理や分析を行うことができる強力なツールです。その応用範囲はQRコードの読み取りにまで広がります。 一度はみたことのある、商品の値段や成分表示などを記載したバーコードは正式には「一次元バーコード」と呼ばれ、横方向にだけ情報を持っているのが特徴です。 それに対して、 二次元バーコード は、縦横両方向に情報を持つコードで、 小さな面積に多くの情報を格納できる という特徴があります。その中でも代表的なものがQRコードで、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。QRコードは「 Quick Response 」の略で、「素早く読み取って反応する」という意味になります。 近年では、商品情報の確認やWebサイトへのアクセス、支払いに至るまで、幅広い分野で活用されているのをよく目にするでしょう。 この記事では、Excelを使用してQRコードを読み取る方法について詳しく解説します。 エクセルで二次元バーコード(QRコード)を読み取る方法 日常業務で扱うデータを効率的に管理するために、QRコードとExcelを組み合わせる方法を紹介します。「エクセルでQRコードを読み取れたら便利そうだけど、難しそう…」そう思っている方もいるかもしれません。ExcelにはQRコードを読み取るための機能が備わっていませんが、 ちょっとした工夫 をすれば、エクセルでQRコードを読み取ることが可能になります。今回は、2つの方法をご紹介します。 エクセルで二次元バーコード(QRコード)を読み取る方法その1 手順は以下の通りです。• 開発タブを表示する• バーコードを表示させる• 二次元バーコードに変更する• 値を二次元バーコードに反映させるここからは詳しく解説していきます。 Step1.「開発タブ」を表示する 開発タブはExcelの機能を最大化するために重要です。しかし、デフォルトではリボンに表示されていないことが多いため、自分で表示させる必要があります。表示するための手順は以下の通りです。 • リボンの何もないところで右クリック• 表示されたメニューの一番下にある「リボンのユーザー設定」をクリック• 右側の「メインタブ」の一覧の中から「開発」にチェックを入れる• 「OK」をクリック 上記の手順で「開発タブ」が表示されます。 Step2.バーコードを表示させる 次にバーコードを表示させます。 「開発タブ」にて、「挿入」をクリック 「コントロール」の一覧から一番右下の工具のマークを選ぶ 表示されたメニューから「Microsoft BarCode Control 16.0」を選択し「OK」ボタンをクリック「Microsoft BarCode Control 16.0」はExcelにバーコードやQRコードを作成する機能を追加するための特別なツールです。このツールを選ぶことで、Excelのシート上にバーコードやQRコードを直接作成できるようになります。 マウスポインターが「+」字型に変わるので、QRコードを挿入したいセルを選ぶ ドラッグしてバーコードを表示させる 「Sift」キーを押しながらドラッグすると、きれいな正方形にすることができます。 Step3.二次元バーコードに変更する 表示されたバーコードは、初期設定では一次元バーコードになっています。これを二次元バーコードに変更します。 バーコードの上で右クリック 「Microsoft BarCode Control 16.0 オブジェクト」→「プロパティ」を選択 表示されたプロパティ画面の「Style」の値を「1 - QR - [【エクセル付き】FMEAの概要とフォーマット|記載項目や実施の手順 ](https://ireporter-global.com/column/14357/) - 「設計段階で品質やコストの問題を解決したい」「製造工程の潜在的なリスクを事前に把握する方法を知りたい」「ヒューマンエラーによる不具合発生を防止したい」「設計変更に伴うリスクを最小限に抑えたい」 このような悩みをお持ちではありませんか? こちらの記事では、製品の開発や製造工程におけるリスクマネジメントの手法である「FMEA」(Failure Mode and Effects Analysis:故障モード影響解析)について解説します。 FMEAの概要や具体的な実施の流れ、よくある質問まで、図やテンプレートを用いながら解説していくので、ぜひ導入の参考にしてみてください。 FMEAの概要 FMEAとは、製品や製造工程における潜在的な故障を特定し、その影響を分析するための体系的なアプローチです。 主に製品設計や製造工程の段階で実施され、品質向上やリスク低減に役立ちます。 FMEAとは FMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モード影響解析)は、製品やプロセスにおける潜在的な故障モードを特定し、その影響を分析するリスク評価の手法です。 故障モードとは、製品やプロセスがどのように故障する可能性があるかを具体的に示したものです。例えば、「部品の破損」「システムのエラー」「ヒューマンエラー」などがあります。 設計段階で製造工程のリスクを予測し対策を検討することで、製品の品質や信頼性を向上させることを目的としています。 FMEAの分類 FMEAは、対象とする範囲や目的によって、いくつかの種類に分類されます。ここからは、主要な3つのFMEAについて見ていきましょう。 工程FMEA 工程FMEAは、製造工程で発生しうるトラブルを予防するための手法です。設備や作業者、材料、手順など、製造工程における様々な要素を対象として、それぞれの要素に潜む故障モードを抽出します。 工程FMEAを実施することで、製造工程の品質や生産性の向上、コスト削減などが期待できるでしょう。 設計FMEA 設計FMEAは、製品設計の段階で実施されます。製品の設計に潜む故障モードを特定し、その影響を分析することで、設計の欠陥を早い段階で発見し、修正することが目的です。 設計FMEAを実施することで、製品の信頼性や安全性の向上、開発期間の短縮、コスト削減などができます。 機能FMEA 機能FMEAは、製品やシステムの機能に着目したFMEAです。製品やシステムが本来備えているべき機能が、どのような原因で失われるかを分析し対策を検討します。 機能FMEAを実施することで、製品の機能性や信頼性の向上、顧客満足度の向上に繋がるでしょう。 FMEAのメリットやデメリット FMEAを導入することで、問題点を事前に洗い出し、対策を立てることができます。 その結果、品質向上やコスト削減などのメリットが期待できますが、一方でデメリットも存在します。ここからは、FMEAのメリットとデメリットをそれぞれ詳しく紹介します。 FMEAのメリット FMEAを導入することで、以下のようなメリットがあります。 • 量産体制を作る前のリスク対策が可能• 顧客満足度の向上• 人的リソースやコストの最適化 ここからは、3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。 量産体制を作る前のリスク対策が可能 FMEAを導入することで、量産体制を作る前に潜在的な故障モードを把握することができます。リスクに応じた対策を事前に知ることで、量産開始後の不具合発生を大幅に減らすことができるため、修正コストの削減につながるでしょう。 顧客満足度の向上 FMEAの導入により製品の品質を向上させ、トラブルを未然に防ぐことで、顧客満足度を高めることが可能です。 人的リソースやコストの最適化 事前にリスクの発生を防ぐことで、対応コストを抑えることでトラブル発生時の対策コストを削減できます。 トラブルが発生すると、その対応に多くの時間や費用を費やすことになりますが、FMEAによって事前にリスクを排除することで、人的リソースやコストを最適化することができるでしょう。 例えば、設計変更に伴うリスクをFMEAで事前に洗い出し、対策を講じることで、手戻りや修正によるコスト増加を防ぐことができます。 また、ヒューマンエラーによる不具合発生の可能性を分析し、作業手順の見直しやチェック体制の強化などの対策を立てることで、人的ミスを減らし、品質向上に繋げることが期待できるでしょう。 FMEAのデメリット FMEAには、主観的な評価になりやすいというデメリットが存在します。担当者の経験や知識に基づいて評価を行うため、どうしても主観的な評価になりやすいという側面があるのです。 担当者が1人の場合、故障モードの想定が限られる可能性もあるため、複数人でFMEAの評価を行うことで、より客観的な評価に近づけることができるでしょう。 FMEAの評価フォーマットに記載する項目の例とテンプレート FMEAを実施する際には、専用のフォーマットを用いるのが一般的です。ここでは、FMEAのフォーマットに記載する項目の例と、無料でダウンロードできるテンプレートを紹介します。 FMEAの記載項目の例 - [製造業における4M分析とは?課題解決までの手順やメリット・注意点](https://ireporter-global.com/column/14119/) - 4M分析とは、「Man(人)」「Machine(機械)」「Material(材料)」「Method(方法)」の4つの要素に着目し、原因分析を行うフレームワークです。主に、製造現場や生産現場での品質管理や問題解決で使われており、4M分析を用いることで、製品やサービスの品質の向上につながります。本記事では、製造業における4M分析がどのような分析なのかと合わせて、課題解決までの流れやメリット・注意点を、製造業などの現場向けにわかりやすく解説します。 製造業における4M分析とは 製造業などでは、顧客が求める高い品質の製品の製造が不可欠です。しかし、現場ではヒューマンエラーや事故など、さまざまなトラブルが発生するリスクがあり、適切な品質管理の実現に有効なのが4M分析です。 製造業などの現場における4M分析についてご説明します。 4M分析とは 4M分析は、主に製造業や品質管理の現場で使われる、問題解決やプロセス改善のための手法です。「Man(人)」「Machine(機械)」「Material(材料)」「Method(方法)」の、4つの「M」に着目して原因分析を行います。漠然とした問題を具体的な要素に分解することで、原因を特定しやすくなるため、改善策を見つける手助けとなります。 主に、製造現場や生産現場での品質管理に用いられる手法ですが、在庫削減や適正在庫管理など、幅広く活用可能です。 4Mを構成する4つの要素 4M分析を行う際には、4つの要素を適切に管理し、バランスを取ることが大切です。それぞれの要素を見ていきましょう。 Man(人) 1つめの要素である「Man(人)」が指すのは、製造プロセスや生産プロセスに関与する、作業者や技術者です。現場の作業員や従業員のスキルや経験、教育・訓練の状況、作業方法や手順の理解度、体調や心理状態なども含みます。 材料の選別や機械の操作などの製造工程は、正確かつ迅速に行う必要があるため、高度な技術とスキルが求められます。そのため、各作業員の習熟度や適性を分析し、必要に応じて適切な教育やトレーニングを行い、作業に最適な人員を配置することが重要です。 4Mのほかの要素である機械・材料・方法は、すべて作業者や技術者の影響を大きく受けるため、4Mの中で「人」が最も重要な要素だといえます。 Machine(機械) 自社の製品の生産に使用される、設備や機器を指す要素が「Machine(機械)」です。製造現場では、生産性はもちろん、作業品質や製品の品質を保つために、適切な機械の導入が欠かせません。 古い機械や点検が不十分な生産設備は、製造ライン・生産ラインの停止や不良品の発生につながる恐れがあります。品質を徹底して管理するためには、適切な機器の導入と定期的なメンテナンスなどの設備保全が必要です。 Material(材料) 「Material(材料)」は、製品を製造するために使用される原材料や部品を指す要素です。製造現場では、さまざまな仕入先から入手した、多種多様な原材料や部品を扱うため、正しく管理することが求められます。 原材料の仕入れ先から製造、そして製品になるまでの過程を詳細に記録する「トレーサビリティ」を確立することで、万が一問題が発生した際に迅速な対応が可能となり、企業の信頼性の向上につながります。 また、過剰在庫や不足によるコスト増加を未然に防ぐためには、適切な在庫管理だけではなく、需要予測と供給管理も必要です。 Method(方法) 「Method(方法)」は、製造プロセスで用いる手順や方法を指す要素です。作業手順がルールとして標準化されていない場合、品質にばらつきが生じる可能性があるため、明確なマニュアルや手順書の整備と周知徹底が求められます。 4M分析を用いた課題解決までの手順 4Mの各要素について把握できたら、4M分析をどのように用いるのか、具体的なやり方も理解しておきましょう。4M分析を用いた課題解決までの進め方を、5つの手順に沿ってご説明します。 Step1.問題を明確にする まず初めに行うのが、問題の明確化です。分析の対象となる具体的な問題を明確にし、解決すべき課題を特定します。たとえば、「生産工程2において製品の不良率が高い」「製造ラインの生産効率が低下している」など、現場で直面している問題を明らかにしましょう。 Step2.問題点を洗い出して4つの「M」に分類する 問題点がどの要素に起因しているか、4Mに沿って洗い出します。たとえば、「生産工程2において製品の不良率が高い」という問題では、以下のように分類できるでしょう。 4つの要素ごとに分類した結果からは、一つの問題に対して、人的要因から作業的・設備的な問題点まで、複数の問題点があることがわかります。 Step3.原因の特定に向けてデータの収集と分析を行う それぞれの要因について、現場の作業者に工程の記録や設備の状況などをチェックし、現場のデータを収集します。収集したデータをもとに、問題の根本原因を特定しましょう。 たとえば、作業者の動作ミスが多い場合は、「作業内容の理解不足」「訓練不足」「作業環境」が原因かなど、詳細に分析します。 Step4.具体的な改善策を検討する 特定した原因に対して、どのような対策を実施すべきかを検討します。たとえば、作業者の動作ミスの原因が「訓練不足」や「技術不足」の場合、新人でも作業しやすいようにシステムやツールを導入したり、誰でもわかるように業務フローを変更したりするなど、具体的な解決策や改善方法を考えましょう。 Step5.PDCAのサイクルを回す 改善策の実施後に行うのが、効果のモニタリングです。PDCAのサイクルを回し、必要に応じて追加の対策を行うなど、継続的に見直しや現場改善を行うことで、問題の再発防止と品質の向上につながります。 4M分析を行うメリット 4M分析には多くのメリットがあります。4M分析を用いて品質管理や問題解決に取り組むことで得られる、主な3つのメリットをご紹介します。 問題の原因を多角的に追及できる 4つの要素に分けて分析する4M分析では、複数の視点から問題の原因を網羅的に探ることが可能です。問題の原因を多角的に追及できるため、問題の根本原因を特定しやすくなります。 シンプルで理解しやすい 4M分析はフレームワークがシンプルなため、専門知識がなくても理解しやすいメリットがあります。各部門の管理者やメンバーが、それぞれの視点から意見を出しやすいため、チームでも取り組みやすいでしょう。 問題の再発防止に役立つ 4M分析を実践すれば、根本的な原因を特定できるため、適切な対策を講じることで、同じ問題の再発を防げます。また、持続的な改善活動にもつなげやすいことがメリットです。 4M分析を行う際のポイント 4M分析を効果的に行うためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。主な2つのポイントをご説明します。 全体像を把握する まず1つめのポイントが、全体像を把握することです。個々の要素に注目しすぎると、全体的な関連性を見失う恐れがあります。 洗い出した問題点や変化点に適切な優先順位をつけ、1つひとつ問題を解決していきましょう。 他の手法やフレームワークと組み合わせる 2つめのポイントが、他の手法やフレームワークと組み合わせることです。4M分析は、他の分析方法や要素を足したフレームワークを用いることで、より効果的・効率的に問題解決や品質管理を行えます。 「3H」「5E」といった分析手法や、「5M」「5M+1E」「6M」などのフレームワークがあるので、問題点や目的に応じて使い分けましょう。 4Mと組み合わせたい手法 3H:3Hとは、「Hajimete(初めて)」「Henko(変更)」「Hisashiburi(久しぶり)」の頭文字をとった手法です。問題が起きやすい、とくに注意が必要なタイミングを意味します。 3つのタイミングで4M分析を行えば、品質管理や安全管理の強化が図れます。 - [QMSの基礎知識と導入するメリット・デメリット、実施の手順](https://ireporter-global.com/column/14122/) - 製造業や建設業などに従事している人なら、「QMS」という言葉を聞いたことがあるでしょう。QMSは「品質管理システム」を指す言葉で、主に顧客満足度向上などを目的に、自社の製品やサービスの品質を継続的に改善するためのシステムです。 この記事では、QMSの基礎知識や「ISO9001」との関係性から、導入するメリット・デメリットや実施の手順まで、徹底解説します。 QMSの基礎知識 QMSに取り組むためには、QMSの基礎知識を理解しておかなければなりません。QMSとはいったいどのような仕組みや手法なのか、概要をご説明します。 QMSとは? QMSとは、品質管理システムを意味する英語の「Quality Management System」の頭文字をとったもので、「品質マネジメントシステム」とも呼ばれています。 そもそも、マネジメントシステムとは、経営目標を達成するためのルールです。ルールにもとづいてさまざまな取り組みを行い、その結果を評価し、必要に応じて改善策を検討します。したがって、品質マネジメントとは、自社の製品やサービスの品質を、継続的に改善するための仕組みを指します。 QMSの主な目的は顧客満足度の向上です。QMSを導入し、食品などの製品の製造工程で発生する問題を未然に防ぎ、顧客が求める品質を達成することで、顧客満足度の向上につなげます。 また、QMSは、組織が規定した品質目標や方針にもとづき、PDCAサイクルで推進することが重要です。PCDAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」を繰り返し行うことで、品質向上だけでなく、効果測定や業務内容の見直しによる、継続的な改善に取り組まなければなりません。 PDCAサイクルを取り入れ、トラブルを早期に発見・解決する改善のサイクルを作り出し、顧客に良質な製品やサービスを提供することで、顧客満足度の向上を実現できます。 QMSと関係のあるISO9001とは? ISO9001とは、「国際標準化機構(International Organization for Standardization)」が定めた、QMSの国際規格です。全世界で170ヵ国以上・100万以上の組織が利用しており、ISO9001を取得することで、品質の高い製品やサービスを提供するためのシステムを構築・実施していると証明できます。 ISO9001は、QMSを効果的に構築・運用するためのガイドラインで、QMSとISO9001はどちらも、組織が高品質な製品やサービスを提供し、顧客満足度を高めるために欠かせないツールです。 ISO9001では、品質管理体制を整えるだけではなく、商品の価格や納期といった、顧客の要求事項を満たすことも非常に重要なポイントです。品質がどれだけ良くても、価格が高すぎたり納期が遅すぎたりすると、顧客の要望を満たすことはできません。そのため、品質・価格・納期のバランスを重視して顧客対応を行うことが求められます。 また、ISO9001を取得するには、最初にQMSを設定しなければなりません。 QMSのプロセスの文書化を行い、定められた基準に適合しているか審査を受け、審査を通過するとISO9001の認証を取得できます。たとえば、国の承認が必要な医療機器の審査を申請した際には、QMS適合性調査を受けなければなりません。QMS省令に従って医療機器を製造しているかを確認し、適合していると認められると基準適合証が発行されます。 注意しなければならないのが、ISO9001は一度取得しただけで終わりではないことです。食品安全や衛生管理などのISO規格と同じく、取得後は規格の認証を維持するために、定期審査や更新審査を受ける必要があります。 QMSを導入するメリットとデメリット QMSの導入には、品質向上や業務効率化など多くのメリットがある一方、初期費用や維持にコストがかかるデメリットがあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか詳しくご説明します。 メリット QMSを導入すると、製品やサービスの品質が向上し、顧客満足度の向上が期待できることがメリットです。顧客に提供する製品やサービスの品質が向上することで、顧客からの信頼が増し、リピーターが増える可能性があります。 また、QMSの導入によって手順や基準が統一されるため、効率化が図られます。標準化されたプロセスにより、無駄な作業や重複作業が減少して業務改善されると、従業員の負担が軽減されて働きやすい環境が整うだけではなく、コスト削減にもつながるでしょう。 さらに、品質の向上や維持ができることで、企業の信頼性が高まります。信頼性の高い企業は、顧客や取引先からの評価が高まり、取引先の増加や市場競争力の強化が期待できるため、利益の向上にもつながることがメリットです。 デメリット QMSを導入するには、コストや時間がかかるため、初期負担が大きい場合があります。新しいシステムを導入するためには、ハードウェアやソフトウェアの購入、設定作業などが不可欠です。従業員が新たなシステムに適応できるように、社内で研修や教育を行う手間と時間もかかります。 さらに、QMSの認証取得後も、継続的な審査対応や改善が求められます。定期的な内部監査や外部の監査を受ける必要があり、そのための準備や対応に時間とコストがかかります。 初期費用に加えて、システムの維持管理費用や、必要に応じたアップデートや改善策の実施も継続的に発生するため、QMSの導入・運用にかかるコストや労力が、負担に感じる企業も少なくありません。 QMSを実施する手順 QMSを導入し、製品やサービスの品質を向上させるためには、日々の品質管理のデータの記録に加えて、問題が発生した際の計画書やマニュアルの整備が必要です。これらの地道な努力がなければ、品質を確保するQMSを構築できません。 継続的な品質改善にはPDCAサイクルが重要です。PDCAを意識してQMSの質を高めることで、製品やサービスの品質が向上し、顧客満足度や売上の向上につながります。 QMSを実施するためにPDCAを活用する際は、以下の流れで実施しましょう。 Step1.QMSにおける目標と計画の設定(Plan) まず初めに取り組むのが、組織の品質目標の明確化と、目標にもとづいた計画の策定です。「不良品率を2割減らす」など、具体的な品質基準を設定すると、分析や評価がしやすくなります。 企業の品質方針に合わせて、経営層が現実的に実行可能な計画を立てることが重要です。 Step2.設定した計画の実施(Do) 立てた計画に沿って、業務プロセスを実行します。組織内で計画を実行する際には、従業員の教育のために、目標や計画を文書化・データ化した資料の提供が必要です。 具体的には、業務マニュアルや手順書などを作成し、それらの資料にもとづいて品質管理を行います。実施状況を毎日記録することで、問題が発生した場合も、迅速に原因を究明・改善できます。 Step3.計画通りに実施ができているかのチェック(Check) QMSを運用したら、計画の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調整を行いましょう。具体的には、「計画通りに品質管理が行われているか」「設定した目標がどの程度達成されているか」をチェックします。 実施の状況を日々記録することは、適切な品質管理を行っている証明になり、審査の際に活用できます。 Step4. 製品・サービスの品質分析を行い改善策の策定(Act) 最後の段階で行うのが、実施状況の評価の結果をもとに、目標が達成できているかの評価です。 目標を達成できていない場合は、どこに問題があるかを調査・分析します。問題点に対して改善策を策定したら、業務マニュアルや手順書などを必要に応じて改訂し、再度実行します。 QMSの実施には現場帳票システム「i-Reporter」が役立ちます!その理由とは? QMSを実施するなら、現場帳票システム「i-Reporter」がおすすめです。 「i-Reporter」を導入し、紙の帳票をデジタル化することで、手作業による入力ミスや記録の紛失といった課題を解消できるため、製造現場の業務効率や品質管理の精度向上につながります。記録・保管した情報は、内部監査や外部監査の際にも、適切な品質管理や生産管理の証明に役立ちます。 また、収集したデータを可視化・一元管理することで、品質管理の状況の把握・分析や、改善点の発見がしやすくなるため、継続的な品質向上や生産性向上の実現が可能です。 「i-Reporter」の公式サイトでは、さまざまな業界・業種の導入事例や、イベント情報などの関連記事をご紹介中です。また、効率的かつスムーズにデジタル化を推進するための参考にしていただきたい、「i-Reporter」の機能やシステムの詳細、導入方法などがわかる資料のダウンロードもできます。 現場帳票のデジタル化に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお申し込みください。 - [多品種少量生産とは?メリットや注意点、成功させるためのポイント](https://ireporter-global.com/column/14104/) - 多品種少量生産は、さまざまな種類の商品を少しずつ作ることをします。近年、市場の需要が多元化していることに伴い、従来的な大量生産に代わって製造業界で主流になりつつある生産方式です。 今回はそんな多品種少量生産について、メリット・デメリットや実施の最適化に向けた取り組みなどを解説します。製造業でモノづくりに携わる方、管理部門の担当者の方、生産性向上を目指す中小企業の経営者の方などは、ぜひこの記事を参考にしてください。 多品種少量生産の概要 まずは多品種少量生産についての基礎知識をご紹介します。多品種少量生産の意味やニーズの背景、関連用語である少品種大量生産との違いなどを解説するので参考にしてください。 多品種少量生産とは? 多品種少量生産とは、多種類の商品を少ない数量で製造することを指します。幅広い顧客ニーズへの対応を念頭に実施されます。同一の製品をたくさん作るのではなく、いろいろな種類の製品を少量ずつ生産することが特徴です。 さまざまなターゲット層へ多様なモデルやデザイン、オプションを提供することは、自動車メーカーではすでに一般的となっています。多品種少量生産の考え方を初めて提案したのも、トヨタ生産方式で知られるトヨタ自動車です。 少品種大量生産とは? 多品種少量生産と逆の意味を持つ生産方式に、少品種大量生産が挙げられます。 少品種大量生産とは、生産ラインの種類を絞って集中的に多量の製品を生み出すことです。低コストでたくさん製品を作ることができるというメリットを持ちます。そのため、少品種大量生産を実施すれば生産性を高めることができます。 多品種少量生産が求められる背景 過去には少品種大量生産で売れる時代もあったものの、現代は顧客ニーズが多様化・複雑化しています。そのため、大量生産によって安定的に売り上げを維持することが困難になりつつあります。 多種多様な消費者ニーズに柔軟に対応する必要性が増加したことが、多品種少量生産が求められるようになったことにつながっているのです。現在、多品種少量生産は自動車産業のほか、アパレル業界や食品業界など、幅広い分野で採用されています。 多品種少量生産のメリット 多品種少量生産には、主に以下のメリットがあります。 顧客のニーズに対応できる さまざまな商品を少しずつ製造することにより、品質や機能など、多元な需要に沿った商品を供給できるようになります。幅広い市場ニーズに適応することで、顧客満足度の向上や売上の増加、利益率の改善などの恩恵を受けられます。 在庫を抱えるリスクを軽減できる 個別の需要に合わせて各商品を少しずつ製造するため、過剰なリスクを抱えるリスクを軽減できます。大量生産と比較して、過剰な在庫を抱える危険性を抑えらえるという利点を持ちます。生産数を少なくすることで在庫過多が生じにくく、廃棄の数量も抑えやすくなるのです。 なお、過剰在庫を減らすことは、管理コストや廃棄コストなどのコスト削減にもつながります。また過剰生産抑制は原料のロスや燃料のムダを減らすことにもつながり、SDGsをはじめ環境に配慮する昨今のトレンドにも合致します。 多品種少量生産の注意点 他方で、多品種少量生産には以下のようなデメリットや問題点も想定されるため注意しましょう。 コストが増加することがある 製品の種類が増えることで、初期投資が増えるリスクがあります。各種商品の開発や生産設備の調整など、新しい技術や設備の導入コストが発生する可能性があるでしょう。 また大量生産の場合、資材・部材などを多く仕入れることで原価を抑えられていた面がありますが、少量生産ではそうした割安な仕入れも難しくなります。さらに製造するものの種類が増えると、コスト増加のほか、納期管理や工程管理、設備管理、時間管理など各種管理の手間が増えるという課題もあります。人員不足が問題の昨今、製造工程・生産工程が複雑化してしまうのは、ゆゆしき問題といえるでしょう。 そのため生産管理プロセスの可視化や一元管理ができるシステムを入れるなどの対策が必要不可欠です。 生産効率が低下する可能性がある 各製品の仕様が変わることで、さまざまな調整が必要になります。そのため、調整を行っている間は作業が停止することから、生産効率が落ちてしまうことも懸念材料です。いろいろな品種を作るための生産ラインの切り替えや生産設備の調整などに時間を取られ、生産リードタイムの長期化がする恐れがあります。 なお、多品種少量生産でも生産効率を維持するためには、生産管理システムをはじめとするIT技術の導入によって生産プロセスをデジタル化することが重要です。大規模なIT投資によってプロセス全体を高精度に効率化できれば、大量生産と個別ニーズへの対応を両立させた「マスカスタマイゼーション(多品種大量生産)」の実現も夢ではありません。データとデジタル技術で生産現場にイノベーション(技術革新)をもたらすDX(デジタルトランスフォーメーション)こそが、多品種少量生産の生産効率化のための解決策です。 多品種少量生産を成功させるためのポイント より良い多品種少量生産の実現には、以下のような取り組みが効果的です。 受注の分析を行う 受注の分析とは、製品ごとに受注のパターンを区分けすることです。多品種少量生産を効率化するために行います。 また受注の分析は、受注の特性を理解して、生産計画を立てるための取り組みでもあります。受注の特徴の理解においては、商品ごとに受注の傾向が変化することから、「頻度」と「ロット」で判断します。ロットとは、同一条件で製造される商品の生産・出荷の最小単位のことです。 適切な生産方法を選択する できる限り生産コストを抑えるためには、生産方法を最適化することも大切です。受注生産にするのか在庫を持つのかの判断を、製品ごとに行いましょう。 具体的には、受注頻度が少なくロットサイズが大きな「小頻度・大ロット」のケースでは、受注生産にするなどの判断を実施します。 段取り替えの回数や時間を短縮する 多品種少量生産では、製品の仕様によって段取り替えが高頻度で実施されます。よって、段取り替えの頻度やリードタイムを小さくすることで、生産の能率を高めることが可能です。 例えば、ラインを一旦停止して転換する「内段取り」と、ラインを稼働させたまま転換する「外段取り」の二種類に分けて段取り替え作業を実施するなどの取り組みが有効になります。 なお、そもそも段取り替えとは、個別の製品に合わせて生産プロセスをカスタマイズし直すことを指します。具体的には、製造する製品を変更する際に生じる基準の調整や材料・組立部品の切り替えなどです。 多品種少量生産を効率的に実施しよう! いろいろな製品を少しずつ生産する多品種少量生産は、幅広いニーズへの対応や在庫リスクの軽減などの利点を有します。一方、コスト増や生産効率の低下といったデメリットもあるため、利益率を高めるには意識的な対策や工夫が必須です。 より良い多品種少量生産のための施策として、IoTツールの導入による業務効率化もおすすめです。例えば、現場帳票システム「i-Reporter」では、製造現場の日報・報告書作成や在庫管理・倉庫業務などを、お手持ちのiPadやiPhoneを用いて簡単にデジタル化および効率化できます。 多品種少量生産を始めると多種類の品目を管理しなければならないため、紙の帳票では作業が煩瑣になりがちです。その点、i-Reporterに移行しておけば、記録や転記作業をデジタル処理で自動化できるため、現場に過度な負担を強いることなく多品種少量生産を始められます。 i-Reporterは専用の機器を用いない分、低コストで導入できるので、これを機会にぜひ活用をご検討ください。サービス紹介資料や無料トライアルもご提供しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。 - [6シグマ(6siguma)とは?メリットや導入する際のステップ](https://ireporter-global.com/column/14102/) - 6シグマ(6siguma)とは、主に製造業で用いられている、品質管理におけるフレームワークです。 統計学を用いて業務プロセスを改善し、製品やサービスの品質を向上させ、顧客満足度を高めることが目的です。最近では、製造業だけではなく、サービス業やIT業界など、さまざまな業界・業種で品質管理の重要性が高まっており、6シグマの品質管理手法が注目を集めています。 この記事では、6シグマの基礎知識と合わせて、メリットや導入する際のステップについてわかりやすく解説します。 6シグマ(6sigma)の基礎知識 業務改善を目的に6シグマの導入をお考えなら、6シグマがどのようなものなのかを正しく理解しなければなりません。はじめに、6シグマの基礎知識をご説明します。 6シグマとは? 6シグマ(Six Sigma)とは、品質管理におけるフレームワークで、統計学を用いて行われる改善手法の1つです。 主に、製造業で経営・品質管理の手法として利用されており、業務プロセスを改善し、製品やサービスの品質のばらつきを抑え、最適化を図ることが目的です。製品やサービスの品質のばらつきを減らすことで、欠陥のある不良品の発生を最小限に抑えられるため、顧客満足度の向上につながります。 品質や顧客満足度の向上が目的の6シグマは、製造部門だけでなく、営業部門や企画部門などでも用いられています。 6シグマの語源 6シグマの「シグマ(σ)」は、データのちらばり度合いを示す統計学用語の「標準偏差」の意味です。標準偏差とは、平均値からどれだけ離れているかを表しており、数値が大きいほどデータのばらつきも大きくなります。 6シグマとは、「6σ」=「不具合や不良品の発生を100万回のうち3~4回未満に抑えること」を目標としたことに由来しています。1980年代に誕生した6シグマは、その高い有用性から世界的に有名な大企業がこぞって導入し、最近では日本の企業でも広く取り入れられるようになりました。 6シグマのメリットと注意点 6シグマを用いることにはさまざまなメリットがある一方、いくつかの注意点もあります。導入する前に、6シグマのメリットと合わせて注意点も知っておきましょう。 6シグマのメリット 長期的な改善効果が期待できる 6シグマのメリットとして、6シグマを用いて製造工程や品質管理などの業務プロセスを改善することで、製品の安定化と標準化を図れることが挙げられます。たとえば、食品製造業の場合、原材料の分量や調理時間のばらつきを抑えることで、いつも同じ品質と味の製品の提供が可能です。 また、6シグマでは、データの収集と分析を継続的に行い、組織全体で改善サイクルに取り組み、品質の向上を図ります。6シグマを用いた改善は、個人の能力や発想に左右されるものではなく、組織の誰もが、6シグマを活用した改善をノウハウとして共有・蓄積できます。 改善サイクルを繰り返すことで、6シグマを活用した改善のノウハウが蓄積されるため、継続的な効果が期待できるのです。 汎用性が高い 6シグマは、業種や事業の規模を問わず活用できる手法です。製造業だけでなく、サービス業やIT業界など、さまざまな分野で導入されています。 たとえば、製造業では不良品の減少に活用されており、サービス業では顧客満足度の向上に活用されています。大企業はもちろん中小企業でも取り組みやすく、規模の大小を問わず効果を発揮できる、汎用性の高さがメリットです。 従業員がスキルアップを目指しやすい 6シグマのメリットとして、人材育成に役立つことが挙げられます。 6シグマを用いるためには、各部門を巻き込んだ議論が必要です。大勢と議論をすることで、進行能力や統括するための組織マネジメント力が身に付きやすくなります。 他にも、従業員との対話で磨かれるトーク力やコミュニケーション力、人脈が広がることで得られるスキルや知識なども身に付くため、従業員がスキルアップを目指しやすいメリットがあります。 顧客満足度の向上 6シグマを導入し、製品やサービスの品質を高めることで、顧客の信頼性を得やすくなることもメリットです。たとえば、電子機器製造業では、基板の精度が向上することで、デバイスの信頼性と寿命が延びます。 顧客の期待を超えるような高品質の製品・サービスの供給を目指せるため、顧客満足度を向上させ、リピーターの増加や新規顧客の獲得が期待できます。 6シグマの注意点 6シグマを導入する際の注意点が、従業員にかかる負担が見過ごされやすい点です。 6シグマのプロジェクトは、6シグマで問題を特定し、解決に取り組むという事実に基づくプロセスであるため、データ収集や分析、改善策の実施など、多くの作業を伴います。そのため、従業員に追加の業務負担がかかる可能性があります。 また、業務プロセスの改善時に、人にどのような影響を与えるのかという視点が抜けやすい点にも注意が必要です。6シグマは、業務プロセスの効率化や品質向上を目指すため、技術的な側面に焦点を当てがちです。しかし、改善策が従業員の業務内容や働き方に、どのような影響を与えるかを考慮しなければなりません。 6シグマを導入する際には、従業員の負担を軽減するためのサポート体制を整え、改善策が人に与える影響だけではなく、悪影響を与えた場合の対処方法も考えましょう。 6シグマと他の品質管理手法との違い 品質管理の分野には、6シグマの他にもさまざまな手法があります。なかでもとくに有名な2つの手法をご紹介します。 リーンシックスシグマ(Lean Six Sigma) 「リーンシックスシグマ(Lean Six Sigma)」とは、6シグマの統計的手法に、リーン生産方式を組み合わせた手法です。ばらつきを改善する6シグマと、無駄を改善するリーンを組み合わせ、ムラと無駄を排除して業務効率化を図ります。 6シグマとリーンシックスシグマの主な違いは目標です。業務プロセスのばらつきを抑えて品質を向上させる6シグマに対して、リーンシックスシグマはムダを排除して業務効率化を図ることが目標です。 トヨタ生産方式(TPS) 「トヨタ生産方式(TPS)」とはその名前の通り、トヨタ自動車が開発した生産管理手法です。徹底的にムダを排除し、業務の効率化や原価の低減を図るために編み出されました。 トヨタでは、「加工」「在庫」「不良や手直し」「手待ち」「作りすぎ」「動作」「運搬」の7つのムダを削減し、生産効率を向上してコスト削減を実現しています。 6シグマとトヨタ生産方式にはさまざまな違いがありますが、大きな違いが適用範囲です。多種多様な業界で活用できる柔軟性がある6シグマに対し、トヨタ生産方式は主に製造業での適用を想定しています。 6シグマの導入ステップ 6シグマは、「DMAIC(ディーマイク)」と言われる5つのステップで構成されています。DMAICは、「Define(定義)」「Measure(測定)」「Analyze(分析)」「Improve(改善)」「Control(管理)」の5つのステップの頭文字をとったものです。 6シグマを導入するためには、これらの5つの要素に取り組み、6シグマの基準を満たさなければなりません。6シグマの導入手順を5つのステップに沿ってご説明します。 Step1. Define(定義) 「Define(定義)」では、改善するプロセスの課題を洗い出します。 6シグマで最重要視しているのが、顧客の声(VOC)です。企業に寄せられた意見に加えて、SNSやECサイトのレビューなどの顧客の声をもとにして、不具合や顧客が不満に感じている製品やサービスを課題として定義します。 - [サイクルタイムとは?タクトタイムやリードタイムとの違いや短縮方法](https://ireporter-global.com/column/14086/) - サイクルタイムは、製造現場の生産能力を示す重要な指標です。サイクルタイムの短縮を実現することで、生産性向上や顧客満足度アップなど、さまざまな恩恵が得られます。 この記事ではサイクルタイムについて、リードタイムとの違いや時間の短縮方法を含めて解説します。製造業に携わる方や物流業界で仕事をしている方はぜひ参考にしてください。 サイクルタイムとは? まずはサイクルタイムの意味やタクトタイム・リードタイムとの違いといった基礎知識を解説します。サイクルタイムに関する基本的な理解を身につけましょう。 サイクルタイムとはなにか サイクルタイムとは、1つの製品が製造工程を開始してから完成するまでにかかった実際の時間のことです。加工時間だけでなく、待機時間や検査時間なども含まれます。 サイクルタイムを算出する計算式は、「稼働時間÷生産した製品の数=サイクルタイム」です。一般的な測定方法は、ストップウォッチを用いてサイクルタイムを測る方式がよく用いられます。 タクトタイムとの違い タクトタイムとサイクルタイムには「予定の時間」と「実際の時間」という違いがあります。 タクトタイムは一つの製品を製造するのに必要な時間の目安です。製造の間隔を示すことから「ピッチタイム」とも呼ばれます。タクトタイムの計算式は「稼働時間÷生産必要数=タクトタイム」を用います。必要生産数とは、顧客からの生産依頼に基づいて決めた生産数のことです。 タクトタイムとサイクルタイムの関係性は、いわば理想と現実です。計算上の理想的な概念であるタクトタイムに、実際の生産時間であるサイクルタイムをなるべく近づけるよう努力することが重要になります。タクトタイムに対してサイクルタイムが長すぎる場合、納期に間に合わず、納期遅延や欠品を出してしまう恐れがあります。反対にタクトタイムよりサイクルタイムが短い場合、目標を上回って生産が完了できていることを意味しますが、過剰在庫の懸念があるため早すぎるのも問題です。 ちなみにタクトタイムは、理想的な最高効率の製造である「標準作業」を構成する3要素の一つです。標準作業の3要素にはほかに、「作業順序(最効率の手順)」と「標準手持ち(必要最小限の仕掛品)」があります。 リードタイムとの違い サイクルタイムとリードタイムは「測定する工程の範囲」が違います。 リードタイムは、製品の発注から納品までにかかる実際の時間のことです。生産にかかる工程を測定するサイクルタイムと異なり、リードタイムでは商品の検品や出荷、配送などの時間も対象となります。 またリードタイムでは、工程間の待ち時間や仕掛在庫なども計測の対象とします。そのため、リードタイム短縮には生産スピードを速めることはもちろん、工程前後のムダの削減にも取り組むことが必要です。 サイクルタイムを短縮する方法 サイクルタイムを短縮するには、以下のような方法が効果的です。 ボトルネックを改善する ボトルネックとは、生産工程で流れの速度が低下している箇所を指します。瓶の首にあたる細い部分の水流が滞ることに由来し、ボトルネックと呼ばれています。ボトルネックの主な原因は、材料の調達不足や処理能力の低さ、トラブルが発生しやすさなどです。 ボトルネックを特定し、改善を図ることでサイクルタイムの短縮が可能です。具体的には、材料管理の見直し、従業員のスキルアップ、トラブルの原因追究などの課題解決がボトルネックの改善につながります。 なお、ボトルネックを把握する際は、生産ラインの中で作業時間の長い工程や稼働率の高い工程に注目するのが有効的でしょう。稼働率の高い工程がボトルネックになりうる理由は、せわしなく動いていることがほかの工程に作業スピードが追いついていない可能性が高いからです。 切削条件を見直す 切削条件を見直し、最適化することでもサイクルタイムの時間の短縮が図れます。 切削条件とは、工作機械に入力する「回転数」「送り量」「切り込み量」などの数値の条件のことです。回転数や送り速度の調整を行い、それぞれの製造工程に合った設定を再検討することで、生産効率が上がります。 ただし、切削条件の変更は品質にも影響を与えるため、注意しなければなりません。その意味で、切削以外の時間であるアイドルタイム(アイドリングタイム)のほうを削減することも重要です。具体的には、マシンの起動準備や材料・工具待ちの所要時間を短縮したり、故障や停電などのトラブル対策を講じたりといった対応が想定されます。 そのほか、以下のような取り組みもサイクルタイム短縮のために取りうる現場改善の方策です。複数の改善策を組み合わせて実行することで、サイクルタイム短縮効果の最大化が狙えます。 「5S」を徹底する:「整理・整頓・清掃・清潔・躾」によって製造現場をきれいに保ち、トラブルを予知保全する 作業者のスキルアップ:研修や教育によって作業者のスキル向上を図り、ヒューマンエラーを防止するとともに動作の効率性を上げる 機械導入による自動化:高性能の設備やAIなどによって生産能力を高めるとともに、人為的なミスを防止する 進捗状況の見える化:生産管理システムなどにより各工程の状態を可視化、データ収集・分析による効率化も実現する サイクルタイムを短縮できたときに得られるメリット サイクルタイムの短縮を達成すれば、主に以下のようなメリットが得られます。 顧客満足度の向上が期待できる サイクルタイムの時間の短縮は、顧客の期待に応えやすくなり顧客満足度の向上につながります。顧客への迅速な納品が可能になるためです。できる限り早い納品や数量が多い納品などの要望にも応じやすくなります。 利益の向上につながる サイクルタイムを短縮すると、短縮前の同じ稼働時間内により多くの製品を生産することが可能です。生産数が上がり、納品可能な数量が増えることで、売上の増加が期待できます。 サイクルタイム短縮の目的は単なる生産時間の縮減ではなく、生産性向上につなげてこそ意味があります。真に生産効率を上げるにはデータだけを見るのではなく、ときには現場目線で方法やプロセスに無理がないか検討することも重要です。 サイクルタイムの短縮を実現しよう! サイクルタイムの短縮は、製造業者に顧客満足や利益率の向上などのメリットをもたらします。短縮の実現には、ボトルネックの改善や切削条件の見直し、アイドルタイムの削減などの対策が有効です。 またITツールを導入して業務効率化を図ることも、サイクルタイムの短縮に好影響をもたらします。例えば、現場帳票システム「i-Reporter」では、お手持ちのiPadやiPhoneで製造現場の在庫管理・倉庫業務をデジタル化できます。IoTの力で倉庫管理を効率化することで、サイクルタイム短縮にとりわけ重要といわれる出荷作業に伴う梱包の時間縮減に有効です。 そのほか、i-Reporterは現場の日報・報告書作成や保守・メンテ業務、施工管理なども効率化でき、総じてムダな動作の削減やヒューマンエラーの防止をサイクルタイム短縮につなげられます。気軽に導入できるITツールでサイクルタイム短縮を図りたい製造業者の方は、ぜひi-Reporterの活用をご検討ください。こちらのページからお問い合わせいただけます。 - [歩留まり率とは?計算方法と歩留まり率が低下する原因、改善策](https://ireporter-global.com/column/14089/) - 歩留まり率は、生産品に占める良品の比率を示す指標です。製造業において生産性や品質、コストに直結する重要な概念として活用されています。 本記事ではそんな歩留まり率について、歩留まり計算の仕方や数値が低くなる要因と対策を含めて解説します。製造業に携わる方、とりわけ品質管理にかかわる方は、ぜひ以下を参考にしてください。 歩留まり率に関する基礎知識 まずは歩留まり率という用語の意味や重要性など、基本的な事柄を説明します。 歩留まり率とは? 歩留まりは「ぶどまり」と読み、英語では「yield(イールド)」と言います。生産数から出す良品の割合や投じた原料に対しての完成品の比率などを指します。 歩留まり率は、製品を作る際に投じた原材料に対し、そこから作られた製品の個数を示す割合のことです。いわば「良品ができる割合」であり、製造業における重要な指標のひとつとなっています。歩留まり率が高ければ、使用した原料や資源にロスがなく、生産能率が良いという理解ができます。 また製造業だけでなく、飲食業などさまざまな業種でも採用されている指標です。飲食業や食品業では、「歩留まり原価」や「歩留まり単価」といった応用概念も交えて、歩留り計算が原価計算に活用されます。水産業界では、魚の可食部と不可食部の歩合を調べる「歩留調査」といったものもあります。 歩留まり率はなぜ重要? 歩留まり率を高めることは、製造現場の生産性や効率性を高めるために重要です。作業が効率的であると評価する指標なので、歩留まり率の向上がすなわち生産効率の向上を意味します。 製品の品質やコストに直結するという観点でも、歩留まり率のチェックは大切です。一般的に歩留まり率を上げることは不良率を下げることであり、歩留まり向上は製造コスト削減に寄与します。 また歩留まり率は、現状把握や課題分析などにも利用されます歩留まり率の向上は良品の割合が増えることを意味するため、顧客満足度の向上に直結し、企業の競争力強化にとっても大切な要素です。 歩留まり率の計算方法 歩留まり率の計算式は、「歩留まり率(%) = 実際の成果数 ÷ 全体の総数 × 100」となります。成果数は完成品の数、全体の総数は投じた原材料の数と言い換えが可能です。すなわち歩留まり計算は、投じた原材料に対しての完成品の割合を示します。 例えば、投した原料数が100個で、完成品の数量が80個なら、歩留まり率は80%です。完成品の生産数量が50個なら、歩留まり率は50%と算出できます。 また成果数を良品数、全体の総数を完成品数と定義すると、歩留まり率は総生産量に占める良品の比率(=良品率)を表します。歩留まり計算を応用して、転用率や原材料費などを算出することも可能です。なお、歩留まり率の最高値は100%で、これは欠損品や不良品などのムダが全くない完璧な精度を意味します。 歩留まり率が低下する原因 歩留まり率の数値が低くなる要因として、以下の理由が挙げられます。 不良品が多い 作業の不備や設備の不具合などで不良品が発生しやすい傾向にあります。とくにヒューマンエラーやスキル不足といった作業者の不備、製造設備の不具合・故障、製造工程の煩雑さなどが、主な不良品発生の要因です。そのほか、気温、湿度、気圧などの環境条件も、不良発生に影響を与えることがあります。 不良率が上がると市場に出る商品数が減り、利益率の低下につながってしまいます。 原材料などの品質が低い 投入する原材料や使用している部品の品質がよくないと、完成品のクオリティにも影響が出やすいです。とりわけ原材料の扱いが不適切である、異物が混入しているなどの原因により、低質な完成品ができてしまう事例が散見されます。 また仕入れた原材料を一定期間保管しておく場合は、在庫管理に問題がある可能性も考慮すべきでしょう。 品質管理や生産計画に不備がある 品質管理や品質保証の体制ができていないと、製品のクオリティにばらつきが生じやすく、欠損品も発生しやすいでしょう。企業が品質管理についてずさんな考え方をしていると、歩留まり率の低下という結果に直結してしまうのです。 具体的には、検査に必要な設備などの不足、業務を標準化するルールが決まっていない、マニュアルの不徹底などの問題が、歩留まり率の悪化をもたらします。 歩留まり率の改善策 歩留まり率が低いと不良品や廃棄物などの無駄が増えてしまうため、数値を高めるための対策を講じる必要があります。以下では効果的な改善方法をいくつか紹介するので、ぜひ貴社に合った対応策を考えるヒントにしてみてください。 歩留まり率を低下させている原因を特定する 原因を特定し、それに合わせた改善目標を設定することが重要です。歩留まり低下の原因は生産ラインの問題や品質基準の不備などさまざまであり、ケースごとに取りうる施策も違います。 また原因に沿った改善目標を設定したら、改善し続ける意識を常に持つことが不可欠です。 4Mの観点から状況を整理する 4Mとは、Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)のことを指します。さまざまな観点・部分から分析を行うことがより良い改善のポイントです。 具体的には、人材教育、機械設備のメンテナンス、原材料の品質管理、作業手順などの改善点を洗い出すことで、製造プロセスの効率化が期待できます。また生産管理システムのDXを実現し、4Mのデータや情報を一元管理するというのもより良い解決策です。 改善を目指しTPM活動を行う TPMとはTotal Productive Maintenanceの略で、日本語では「全員参加の生産保全」などと訳されます。TPM活動は、人や設備に着目し、生産プロセスにおけるあらゆるミスやロスをなくすことを目指す取り組みです。 TPM活動は、歩留まり率の低さを是正するのに役に立つマネジメント手法となります。具体的には、OJTの実施、QC工程表の作成・運用、マニュアルの整備及び定期的な手直し、生産状況をリアルタイムで可視化などの対策が有効です。 OJTとは「On-the-Job Training(オンザジョブトレーニング)」の略で、自社の上司や先輩が指導役となる従業員研修のことを指します。 またQC工程表とは、原料の入荷から製品の出荷に至るまでの一連の生産工程について、フェーズごとに品質管理の方法や項目を記載したツールのことです。 歩留まり率を高める施策で生産性の向上を! 「完成品に占める良品の割合」を示す歩留まり率が高いことは、生産性や品質が高いことを意味し、品質向上はもちろん製造コスト削減にも直結します。反対に歩留まり率が低さは、不良率の高さや管理体制の不備といった課題を示唆するため、適切な改善策を講じるべきです。 歩留まり率の改善方法は原因によってさまざまですが、ITツールの導入による業務効率化も有益な施策になりえます。例えば、現場帳票システム「i-Reporter」では、製造現場の日報・報告書業務をペーパーレス化し、記録や転記のミスを大幅に削減できます。現場作業員のヒューマンエラーを減らすことで、歩留まり率の改善が可能です。 またi-Reporterは在庫管理・倉庫業務もデジタル・IoT化できるため、原材料の品質管理という観点から歩留まり向上を実現できる可能性もあります。さらにi-Reporterは既存の生産管理システム等との連携も簡単で、導入しやすいこともおすすめのポイントです。歩留まり率の改善策としてITツールの導入をご検討の方は、ぜひi-Reporterを選択肢に入れてみてください。 i-Reporterの製品サイトはこちら - [QC7つ道具とは?特徴や活用のメリット、ツールを使うときのポイント](https://ireporter-global.com/column/14068/) - QC7つ道具とは、品質管理(Quality Control)に用いる7つの手法で、問題点を発見したり課題解決策を立てて実行したりするために用います。 製造現場において品質管理の徹底は欠かせませんが、作業のなかでさまざまな要因により問題が発生することがあるでしょう。そんなときのために要因や問題を見える化し、品質改善をするためにQC7つ道具を用いるのです。 ここでは、QC7つ道具の特徴や活用のメリット、ツールを使うときのポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。 QC7つ道具の特徴 QC7つ道具とは、製造現場における品質や工程に関するデータを整理・分析するための手法です。7つのツールを使うことから、総称して「QC7つ道具」と呼ばれています。それぞれのツールの特徴をご紹介しますので、違いや活用事例を確認しましょう。 パレート図 パレート図とは、項目別にグループ分けしたデータの数値を大きい順に並べた棒グラフと、各項目のデータ数を累積数の合計で割った累積比率を示した折れ線グラフの、2つのグラフを組み合わせた複合グラフです。 問題の重要度や全体に及ぼす影響度などを、視覚的に把握できます。たとえば、不良品の原因を特定して改善の優先順位を決めたり、在庫管理のやり方や発注方法を決めたりするケースに役立ちます。 特性要因図 特性要因図は、結果(特性)とその原因(要因)を体系的に整理した図です。大きな矢印が中骨に見え、魚の骨のような形状をしていることから、「フィッシュボーン図」とも呼ばれます。 問題の原因を網羅的に洗い出すことで、見える化が可能です。活用例としては、プロセスの問題発生を未然に防ぐために管理項目を洗い出したり、問題が発生した原因や理由を明らかにしたりする際に用います。 グラフ グラフは、データを視覚的に表現するためのツールです。円グラフや帯グラフ、折れ線グラフやレーダーチャートなど、さまざまな種類があります。 データの傾向や比較を可視化することで、簡単に理解できるようになります。活用方法では、円グラフで各項目が全体のなかで締める割合を可視化したり、折れ線グラフで売上高の時系列の変化を把握したりする際に役立ちます。 ヒストグラム データを一定ごとの区間に分け、区間に含まれる数量を示す棒グラフがヒストグラムです。数値化したデータのバラツキや中心傾向、規定の範囲を超えた数値の有無を視覚的に確認できます。 活用例としては、工場で生産したの重量のばらつきを確認する際などに用いられます。 散布図 散布図は、2つの異なるデータの関係を点で表したグラフです。縦軸と横軸にそれぞれのデータを配置し、とり、交点に点を打っていきます。 2つのデータの間にどのような関係や傾向があるかを視覚的に理解できます。たとえば、温度と硬化時間の関係を調べたり、異常値の有無を確認したりする際に有効です。 管理図 管理図は、品質のばらつきが偶然または何らかの異常で生じたのかを判断するために、データをグラフ化したものです。中心線(CL)・上側管理限界線(UCL)・下側管理限界線(LCL)で構成されており、データの位置から視覚的に工程上の品質を判断できます。 使い方の具体例としては、工程に異常がないかモニタリングする際や、規格値に対して精度がどれだけ余裕があるかを把握する際などに用います。 チェックシート チェックシートは、データを簡単に収集・整理するための表です。「チェックリスト」や「ワークシート」とも呼ばれ、点検用や記録用のツールとして使用します。 データの集計や分析の効率化だけではなく、点検項目の記入の抜けや漏れといった「ポカヨケ」が目的です。活用場面として、製品の検査結果や加工時間を記録したり、敷地内の騒音値の実態を把握したりする際などが挙げられます また、QC7つ道具で対応しきれない問題に対処するために、「新QC七つ道具」が生まれたことをご存じですか? 数値データを扱うQC7つ道具に対し、新QC7つ道具は言語データを扱い、問題を整理・可視化して課題の早期解決を図る手法です。親和図法・連関図法・系統図法・マトリックス図法・アローダイアグラム・PDPC法・マトリックスデータ解析法で構成されています。 QC7つ道具を活用するメリット QC7つ道具を活用することには、さまざまなメリットがあります。主な4つのメリットは下記の通りです。 素早い問題解決につながる QC7つ道具の最も大きなメリットともいえるのが、データを可視化することで問題を俯瞰して捉えられるため、問題解決をスムーズに進められることです。 データを可視化すれば、なぜその問題が起きたのか、問題の全体像が明らかになります。たとえば、パレート図で問題の原因を特定して改善の優先順位を選定したり、管理図で工程の安定性を監視できたりするでしょう。 問題を解決するためにとるべき行動が明らかになり、メンバー全員が可視化されたデータで情報を共有できるため、問題解決をスムーズに進められます。 データに基づいた意思決定ができる QC7つ道具を活用することには、データに基づいた意思決定ができるメリットもあります。 品質管理の現場で、不良品発生などの品質問題の要因として多いのが、作業員の経験や勘に頼った属人的な判断です。ただし、品質に関する問題が生じる原因は複雑かつ多岐にわたり、個人の経験だけでは見逃してしまうことが多いため限界があります。 一方、ヒストグラムや散布図などのQC7つ道具を使えば、データに基づいた客観的な意思決定ができるため、直感や経験のみで判断せずに済み、製品の品質向上につなげられます。 社員の問題解決力が上がる 社員の問題解決力が上がることもメリットの一つです。QC7つ道具を扱えるようになれば、データの収集から分析、改善策の立案まで社員自らできるようになるので、現場の作業者が外部に頼らず、自分たちの手で問題解決について考えられるようになります。 QC7つ道具を使いこなせるようになれば、問題を解決へと導くさまざまな力が身につくため、品質管理だけではなく幅広いシーンで役立ちます。 社員同士のコミュニケーションが図りやすくなる QC7つ道具を使ってデータや図を共有すれば、問題の全体像が共有されやすくなるため、社員同士のコミュニケーションの改善につながることがメリットです。 共通の認識に基づいた議論や意思決定ができるようになるので、効率的に問題解決を進められるでしょう。 QC7つ道具を活用するためのポイント QC7つ道具の効果を最大限に引き出すには、注意点がいくつかあります。QC7つ道具を活用するための3つのポイントを解説します。 QC7つ道具を使用する目的を明確にする QC7つ道具を使う前に、目的をはっきりさせることが重要です。なぜなら、QC7つ道具はそれぞれ異なる特性を持つため、最初に目的を明確化しなければ、適切な道具を選べないからです。 たとえば、「現状を解析したい」「課題の原因を分析したい」など、具体的な目的を設定します。目的が明確であれば、特性に違いのある複数のツールのなかから適切なツールを選び、効果的に問題解決に取り組むことが可能です。 正確なデータを集める QC7つ道具の分析結果は、データの正確さに大きく依存します。そのため、元のデータが不正確であると、間違った分析結果になってしまいます。 データを収集する際は、チェックシートなどを使って一貫性を保ち、必要な情報を漏れなく記録することが大切です。正しい分析結果を得るためには、曖昧なデータではなく、客観的な事実や数値を用いることを心がけましょう。 1回限りの分析で終わらせない QC7つ道具は一度だけ使うのではなく、継続的に使用して品質を改善していかなければなりません。 - [シムトップス、タイ駐在員事務所を開設](https://ireporter-global.com/column/14044/) - 「お客様により近いところへ―」 モノづくりの現場に今なお残る紙の帳票。システムの導入が図られようとも、そのデータの入力は人によるアナログ方式(手入力)というのが日本でもタイでも少なくない製造業の実情である。作業をしながら記録をデジタルで行うことが難しい製造現場の実情において、何とか改善ができないかと開発されたのが、株式会社シムトップス(本社・東京:CIMTOPS Corporation.)が提供する電子帳票化ソフトウェア「i-Reporter」だ。操作性や機能性に優れ、これまでに世界で約4000社が採用。タイでも現地販売代理店を通じて提供を続けてきた。そのタイで今年10月、念願の現地駐在員事務所が開設。新たな体制がスタートした。 「お客様により近いところへ―」。初代事務所長の沼田欧行氏とグローバルセールス&マーケティンググループ統括責任者の生出さやか氏のお二人にお話を伺った。 ■創業から34年目の同じ日に シムトップス社は1991年10月1日に創業。シンガポール開発拠点に続いて営業支援を中心に行うタイ駐在事務所は、会社設立から34年目のちょうど同じ日に誕生した。事務所長の沼田欧行氏はITセールスのスペシャリスト。これまでシンガポールで6年、タイで2年、SaaS系ソフトウェア企業に勤務した経験の持ち主である。その経歴に白羽の矢が立ち、初代事務所長を務めることになった。 現場記録、データ収集に定評があるi-Reporterだが、現地代理店が顧客に対し提案・販売を行い、技術サポートにおいては現地スタッフがタイ語で顧客のタイ人に向けて実施できる様に代理店強化に尽力してきた。3か月に1度の割合で日本本社から出張ベースで体制強化を実施してきたものの、時間や言葉などの制約からサポートには一定の限界が生じてしまっていた。それが常々、悩ましい課題として存在し続けてきた。 同様の帳票電子化ソフトウェアは日本国内でもいくつかの会社が販売していたものの、言葉の壁やサービスの限界から海外進出を躊躇し、諦める企業が少なくなかった。そうした中でもシムトップス社が海外展開にこだわったのは、モノづくりが国境を超えてグローバル化しているから。人件費が高騰し、国によっては少子化など労働者の確保が難しくなっているから。世界の製造現場の課題を解決し、製造業の発展に役に立つ企業でありたい、という強い思いがあったからだ。 ■駐在員事務所の開設は意義がある 「それだけにタイ駐在員事務所の開設は、当社のみならず世界のモノづくりにおいて非常に意義がある」と沼田氏。販売代理店やユーザーのすぐ近くに、開発メーカー自らが存在することで、「伝えられる信頼感や安心感も大きく違ってくる」と力説する。 現地に拠点を構えることで、代理店パートナー企業とは日々、フェース・トゥー・フェースでのスキル伝達が可能となり、エンドユーザーへの訪問にも同行することで、タイのモノづくりに潜む仔細なニーズや困り事をタイムリーに把握することができる。出張ベースとは異なるさまざまな効果が期待できるはずだ。 もちろん、ゆくゆくはタイで現地法人化し事業を拡大することが目標だ。沼田氏も「そこまで持っていく事が私に課せられたミッション」と静かに明かす。タイ拠点がより強固となれば、近隣のベトナムやインドネシアなど人口増で成長を続ける新興諸国への横展開も可能となる。2011年に設立した中国・上海の現地法人やシンガポールにある開発拠点とも連携しながら、さらなる海外進出を図るとしている。 ベトナムやインドネシアなど近隣市場にはすでに現地代理店が置かれ、i-Reporterの販売も順調に拡大し始めている。「これらの国々と地理的に近い場所にいることで、現地のパートナー企業の人たちも安心してくれる。好影響は計り知れない」と沼田氏。タイを中心に東南アジアから南アジアまで。それがシムトップス社の描く未来図だ。 ■現場の使い勝手を最優先に開発 シムトップス社の製品がタイの製造業に流通し始めたのは2016年のこと。当時から現場の紙記録に対する課題は顕著であり、生産性と品質の向上が要求されるようになっていた。そこで真っ先に受け入れられたのがi-Reporter。グローバル戦略の統括責任者である日本本社の生出さやか氏は当時のことをよく覚えている。「タイでも政府主導のインダストリー4.0が進むなどモノづくりの在り方が現場から変わろうとしている時だった」 i-Reporterは特別な知識がなくても、自由にカスタマイズできる高い操作性が好評価を得た。「現場の使い勝手を最優先に開発を進めてきたから」と生出氏は解説する。「単なるIT企業ではない、現場で本当に活用できるソリューションメーカーとしての地位」。それが、生出氏らが目指す自社の立ち位置だ。 すでに、東南アジアのほかインド、韓国、台湾などのアジア諸国・地域、ヨルダン、アラブ首長国連邦などの中東地域、そして、米国、メキシコなどの北米地域の計16か国でi-Reporterは導入済だ。タイ駐在員事務所の開設を契機に、今後順次、拡大していく戦略を取る。 「11月に出展するDigiTech ASEAN Thailandは、バンコクで開催されるデジタルテクノロジーの総合展示会。現場の記録のデジタル化がどれほどの業務改善を生むかを伝えていきたい」と生出氏。導入のきっかけ・決め手となるような目に見えるソリューションの提示も行っていくという。シムトップス社の「タイ第2幕」が始まろうとしている。 - [【自動販売機の管理業務、その実態は?】現場の過半数が業務過多。約3割が、「ほぼ毎日」ミスが発生していると回答。64.4%の企業が「離職者の増加」に悩み](https://ireporter-global.com/column/14018/) - 〜95.1%が、業務のデジタル化に期待〜 【本調査のダウンロードはこちら 】 この度、自動販売機補充員(ベンダー)107名を対象に、自動販売機の管理業務に関する実態調査を実施しました。 調査概要 調査名称:自動販売機の管理業務に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2024年10月21日〜同年10月22日 有効回答:自動販売機補充員(ベンダー)107名 ≪利用条件≫ 1 情報の出典元として「株式会社シムトップス」の名前を明記してください。 2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://i-reporter.jp/ 担当者1人あたりの自動販売機の管理台数、77.7%が「20台以上」の実態 「Q1.お勤め先では、1人の担当者につき、どのくらいの自動販売機を管理していますか。」(n=107)と質問したところ、「40台以上60台未満」が26.2%、「20台以上40台未満」が17.8%、「60台以上80台未満」が17.8%という回答となりました。 なお、2018年には、自動販売機管理業務に伴う長時間労働に対して、労働基準監督署が是正勧告を出した事例があります。この事例の方は、毎日18台〜20台の自動販売機を訪問しており、1日16〜17時間の長時間労働を余儀なくされていました。休憩時間を取ることも出来ない状態で、月の残業時間は100時間を超えることもあったようです。(※) 「20台以上」の自動販売機を管理している担当者が77.7%に上ることは、驚異的な結果であり、現場の負担軽減に向け、早急な対策が求められています。 ※サントリーグループで「外回り業務」に是正勧告 外回り営業に蔓延する違法状態 ・10台未満:7.5%・10台以上20台未満:11.2%・20台以上40台未満:17.8%・40台以上60台未満:26.2%・60台以上80台未満:17.8%・80台以上100台未満:5.6%・100台以上:10.3%・わからない/答えられない:3.7% 約半数が、「売上金の集金・釣り銭の補充」や「業務スケジュールやルート報告」をアナログで実施 「Q2.あなたは現在、どのような業務をアナログ(手書き・紙での管理、電話での報告等)で行っていますか。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「売上金の集金・釣り銭の補充」が49.5%、「業務スケジュールやルート報告」が45.8%、「特別イベント・キャンペーンに関する報告書作成」が44.9%という回答となりました。 ・売上金の集金・釣り銭の補充:49.5%・業務スケジュールやルート報告:45.8%・特別イベント・キャンペーンに関する報告書作成:44.9%・商品の補充:42.1%・自販機の点検、メンテナンス:37.4%・故障・不具合報告:29.9%・空き缶、空き瓶、ペットボトルの回収や清掃:25.2%・自動車の点検清掃:17.8%・その他:0.0%・アナログな業務はない:0.0%・わからない/答えられない:2.8% 約60%が、業務時間内に担当の自動販売機を「まわることができていない」実態 Q2で「アナログな業務はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.あなたは、業務時間内に担当の自動販売機をまわることができていますか。」(n=104)と質問したところ、「常にまわることができている」が40.4%、「まわりきれない時があるが、時間外、休日対応などで補っている」が37.5%、「まわりきれない時があるが、残業は特にしていない」が19.2%という回答となりました。 ・常にまわることができている:40.4%・まわりきれない時があるが、時間外、休日対応などで補っている:37.5%・まわりきれない時があるが、残業は特にしていない:19.2%・まわりきれない時がほとんどだが、時間外、休日対応などで補っている:2.9%・まわりきれない時がほとんどだが、残業は特にしていない:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 現場でのミスの発生頻度、「ほぼ毎日」が29.9%、「週に数回程度」が42.1%に上る 「Q4.現場で発生するミスの頻度について教えてください。」(n=107)と質問したところ、「ほぼ毎日」が29.9%、「週に数回程度」が42.1%という回答となりました。 ・ほぼ毎日:29.9%・週に数回程度:42.1%・月に数回程度:23.4%・ほとんど発生しない:3.7%・わからない/答えられない:0.9% アナログ業務にて生じている現場の課題、「報告書の収集、集計作業に時間がかかる」が57.7%で最多 Q2で「アナログな業務はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.現在、アナログで行っている業務にて生じている現場の課題を教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「報告書の収集、集計作業に時間がかかる」が57.7%、「報告書の記載漏れ、ミスなど精度が低い」が48.1%、「報告内容の信頼性が低い」が48.1%という回答となりました。 ・報告書の収集、集計作業に時間がかかる:57.7%・報告書の記載漏れ、ミスなど精度が低い:48.1%・報告内容の信頼性が低い:48.1%・リアルタイムでの状況把握が困難:46.2%・データの信頼性が低い:28.8%・データの検索・参照が困難:14.4%・その他:1.0%・特にない:1.0%・わからない/答えられない:0.0% アナログな業務により「離職者の増加」(64.4%)が発生 Q2で「アナログな業務はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.アナログな業務によって、現場ではどのような問題が生じていますか。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「離職者の増加」が64.4%、「製品やおつりが出ない、違う製品が出てしまう、お金詰まりなどのトラブル発生」が45.2%、「自販機周りの衛生に関するクレーム発生」が45.2%という回答となりました。 ・離職者の増加:64.4%・製品やおつりが出ない、違う製品が出てしまう、お金詰まりなどのトラブル発生:45.2%・自販機周りの衛生に関するクレーム発生:45.2%・従業員の残業増加:36.5%・商品の売り切れに関するクレーム発生:26.9%・赤字把握の遅れ:11.5%・その他:1.0%・わからない/答えられない:0.0% 約9割が、報告書の内容を「再度確認することがある」と回答 「Q7.お勤め先で、報告書の内容を再度確認することはありますか。」(n=107)と質問したところ、「よくある」が36.5%、「ときどきある」が51.4%という回答となりました。 ・よくある:36.5%・ときどきある:51.4%・あまりない:6.5%・全くない:4.7%・わからない/答えられない:0.9% 90.6%から、アナログ業務のデジタル化に「魅力を感じる」との声 Q2で「アナログな業務はない」以外を回答した方に、「Q8.アナログな業務がデジタル化されるとしたら、魅力的に感じますか。」(n=107)と質問したところ、「かなりそう感じる」が37.3%、「ややそう感じる」が53.3%という回答となりました。 ・かなりそう感じる:37.3%・ややそう感じる:53.3%・あまりそう感じない:4.7%・全くそう感じない:2.8%・わからない/答えられない:1.9% 95.1%が、アナログ業務のデジタル化による「現場課題の改善」に期待 Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.アナログな業務をデジタル化することで、Q5で回答した現場の課題がどの程度改善されると思いますか。」(n=103)と質問したところ、「かなり改善される」が50.4%、「やや改善される」が44.7%という回答となりました。 ・かなり改善される:50.4%・やや改善される:44.7%・あまり改善されない:3.9%・全く改善されない:1.0%・わからない/答えられない:0.0% まとめ 今回は、自動販売機補充員(ベンダー)107名を対象に、自動販売機の管理業務に関する実態調査を実施しました。 まず、約半数が、「売上金の集金・釣り銭の補充」や「業務スケジュールやルート報告」をアナログで実施しており、約6割が、業務時間内に担当の自動販売機を「まわることができていない」ことが分かりました。また、現場でのミスの発生頻度は、「ほぼ毎日」が29.9%、「週に数回程度」が42.1%に上ります。さらに、アナログ業務にて生じている現場の課題としては、「報告書の収集、集計作業に時間がかかる」が57.7%で最も多く、アナログ業務により発生している問題として、64.4%が「離職者の増加」を挙げました。最後に、90.6%から、アナログ業務のデジタル化に「魅力を感じる」との声が挙がり、95.1%が、アナログ業務のデジタル化による「現場課題の改善」に期待しています。 今回の調査では、自動販売機管理におけるアナログ業務の実態が浮き彫りになりました。アナログ業務が現場の負担を増やし、離職者の増加にも影響を与えています。デジタル報告・管理ツールを活用することで、現場の管理業務効率化とコスト削減が期待できるでしょう。 【本調査のダウンロードはこちら】 あらゆる業種の様々な現場帳票をデジタル化/ペーパレス化!「i-Reporter」について 「i-Reporter(アイレポーター)」は国内トップシェア(※1)の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです。入出庫や棚卸作業などの在庫管理業務、QSCチェックなど店舗で発生する報告書のデジタル化が誰でも簡単に実現できます。デジタル化した報告書は自動入力機能・写真撮影・バーコード読み取り等、様々な入力効率化機能で入力を簡素化でき、入力ミスや漏れを削減可能。報告後の情報共有・集計・保管・検索の高速化も実現できます。使い慣れた現場の報告書はそのままのレイアウトで誰でも簡単にデジタル化できるので、現場への教育いらずで簡単に利用できます。 - [QC工程表とは?記載内容や手順、作成するうえで気を付けること](https://ireporter-global.com/column/13999/) - 製造業にとって、自社の製品の品質を保つことは非常に重要で、品質を管理するために欠かせないのがQC工程表です。QC工程表とは、製造工程の全段階において、「誰が」「どのように」品質を管理するのかを図表で表したものです。本記事では、品質管理部や品質保証部の担当者なら知っておきたい、QC工程表の作り方や作成するうえで気を付けることを解説しますので、ぜひ参考にしてください。 QC工程表に関する基礎知識 QC工程表を作成する前に、まずはどのようなものなのかを理解しておきましょう。 QC工程表とは? QC工程表とはで、フローチャートやJIS規格で定められた図記号を用いて、製造プロセスでの品質管理方法を可視化した「品質管理チャート図」です。QCとは品質管理を意味する「Quality Control」を省略したものです。 原材料の仕入れから製品の完成に至るまでの全工程が対象で、各段階の管理特性や管理方法を記載して工程表作成を行います。つまり、製造現場での一連の製造プロセスに沿って、「誰が」「どのように」製品の品質を管理するのかを明確に記載した工程図です。 作業者の誰が見ても、品質管理体制や品質管理方法が一目瞭然にわかるQC工程表は、製造業の製造部に欠かせないツールです。 QC工程表を作成する目的 QC工程表を作成する目的は、「誰が」「どのように」製品の品質を管理しているかを、ひと目で確認できるようにするためです。新人の作業員でも作業内容を理解しやすくなるため、すべての作業員に品質保証活動を徹底させられます。 また、QC工程表があれば、品質管理体制や品質管理方法が理解できるため、工程ごとのムダや問題点を浮き彫りにすることも可能です。問題点への対策が現場に反映されたり、変更した際に変更点や結果を記録に残せたりできるため、製品の品質改善が図れます。 QC工程表を作成すれば、管理者や監督者だけではなく、実際に現場で作業を行う作業員も現状を理解できるため、品質の改善活動につなげられるのです。 さらに、QC工程表は自社の品質管理体制を説明する資料にもなります。社内で適切な品質管理が実施されていることを示せるため、取引先や顧客からの信頼を得られるでしょう。 QC工程表と作業標準書の違い QC工程表と混同されやすいツールとして作業標準書が挙げられますが、2つのツールは目的や役割が異なります。 作業標準書とは、誰が作業しても品質が変わらないことを目指すために作業手順を定めた文書で、具体的には作業の手順や注意点を記載します。一方、QC工程表は、製造工程全体の品質管理を目的とした文書で、各工程の管理方法や品質特性を記載したものです。 作業標準書はQC工程表をもとに作成します。 QC工程表に記載する主な内容 QC工程表は作業や製品によって最適な形や書式は異なりますが、必ず記載しなければならない項目があります。記載すべき3つの項目をご説明します。 工程 工程では、原材料の仕入れから製品の完成まで、製造プロセスに分けて記載します。加工や組立、運搬や検査、梱包や出荷などに分け、必要に応じて細分化しましょう。 管理点 管理点では、管理特性と品質特性を記載します。加熱温度や機械の回転数など、品質に影響を与える条件を管理特性に、重量や形状など、工程によって生じる品質を品質特性に記入しましょう。 管理方法 管理方法では、品質を測定・管理する方法記載します。作業を行う際に用いる測定方法や使用する測定機器、測定頻度などを記入しましょう。 また、担当者によって異なる管理のバラつきの未然防止を行い、管理方法を標準化するために、測定者・監督者を定めます。さらに、製品に商品に異常や不良品が生じた際の、対処方法や問題解決の処置についての記載も必要です。 QC工程表の作成手順 5つの手順に沿ってQC工程表の作成方法をご説明します。 ステップ1.QC工程表のフォーマットを決める QC工程表には決められた形や書式はないため、自社にあうフォーマットを決定します。業種や製品によって、自由にフォーマットや項目を決めましょう。 また、QC工程表は外部のサービスやコンサルタントなど、社外の業者に作成を依頼できますが、初めて作成する際には、コストをかけずに手軽に作成できるため、多くの企業がエクセルを使用しています。 ステップ2.製品情報や製造工程の情報を集める 次に行うのが、製品の詳細情報や製造工程に関連する情報の収集です。 製品情報は、部品表や仕様書、製品企画書や製品設計書などから収集し、また、製造工程情報は原材料の仕入れから製品の完成まで、全段階の工程設計書などから集めます。 具体的には、工程名や工程の説明、使用する設備や原料、作業方法や管理手法などを明記します。これらの情報をもとに、QC工程表に必要なデータを整理しましょう。 ステップ3.品質特性の管理項目をリストアップする 各工程で管理すべき、製品の寸法や重量、外観や機能などの品質特性の項目をリストアップします。また、品質特性を管理するための品質基準や測定方法も明確化します。 ステップ4.トラブル発生時の対処方法を明確にする 管理基準から外れるなど、トラブルが発生した場合の対処方法も明らかにしなければなりません。トラブル発生時の対応手順や責任者を指定し、迅速かつ効果的にトラブルを解決するためのプロセスを設定します。 ステップ5.QC工程表を作成する 最後に、収集した情報をもとに、QC工程表作りに取りかかります。作成する際には、収集した情報を漏れなく記載することが重要です。 製造工程の全段階における管理項目や管理方法をまとめ、全体のフローを視覚的に整理することで、品質管理の全体像がひと目で把握できるようになります。 また、QC工程表は一度作成したからといって終わりではありません。実際に適切に実施されているのかをチェックし、状況の変化や修正・改善に応じて改訂しましょう。 QC工程表を作成するうえで気を付けるポイント QC工程表を作成する際には、注意点があります。QC工程表を作成するうえで気を付ける2つのポイントをご紹介します。 できるだけ枚数を減らし、簡潔に記載する QC工程表はできるだけ枚数を減らすことが重要です。枚数を減らさなければならない理由は、多くのページにまたがって情報を詰め込みすぎると、かえってわかりにくくなるおそれがあるからです。 QC工程表の枚数が増えると確認の手間が増え、非効率な管理になってしまうため、できるだけ枚数を減らし、簡潔に記載することを心がけましょう。 定期的に見直し、修正や改善を行う QC工程表は一度作成したからといって終わりではありません。製品の仕様や製造過程は時間が経つと変化するため、定期的に見直す必要があります。 継続的に修正や改善を繰り返しながら、QC工程表の精度を上げていくことが大切です。 QC工程表の作成には現場帳票電子化システム「i-Reporter」が役立ちます! QC工程表を作成するには、作成手順の流れでご紹介した通り、製品の詳細情報や製造工程に関する情報の収集が必要です。社内の品質管理体制や品質管理方法の見える化には、現場帳票電子化システム「i-Reporter」が役立ちます。 「i-Reporter」を導入すると、工程管理の効率化やミスの削減、リアルタイムなデータ管理や作業の自動化の実現が可能です。そのため、生産現場の作業効率が向上し、全体的な品質管理プロセスがスムーズに進行します。 「i-Reporter」の充実した機能を活用すれば、QC工程表の作成を含むさまざまな業務を効率的に進められ、品質管理の精度を向上させることが可能です。品質管理部や品質保証部のご担当者様は、ぜひ「i-Reporter」の導入をご検討ください。 - [ISO17025とは?要求事項や取得するメリットと認定の流れ](https://ireporter-global.com/column/14006/) - ISO17025とは、製品や測定機器を評価する試験所・校正機関が遵守すべき一般要求事項を規定した国際規格です。試験所・校正機関にとっては技術力や信頼性を高める手段にもなります。他方、品質評価を依頼する試験・校正サービスの能力を見極める基準となるため、製造業者にとってもISO17025は重要です。 今回はそんなISO17025について、概要からメリット、取得の流れまでわかりやすく解説します。試験所・校正機関の担当者様はもちろん、製品の品質保証にそれらのサービスを利用する企業の品質管理担当者様もぜひこの記事を参考にしてください。 ISO17025(ISO/IEC 17025)の概要 まずはISO17025の定義や目的、要求事項といった基本的な事柄について解説します。 ISO17025(試験所認定)とは ISO17025(試験所認定, ラボラトリ認定)とは、試験所や校正機関の検証、校正結果についての技術的な能力を評価するための国際規格です。試験や校正の結果の一貫性と正確性を外部の中立な認定機関が保証します。 ISO17025において認定を受けた試験所や校正機関は、試験成績書や校正証明書に認定シンボルを付けられます。 なお、ここでいう試験とは、製品それ自体や機能性、原材料の特性、状態などを分析、評価することです。一方で校正とは、計測機器の測定精度をチェックすることを指します。試験または校正を行う場所や組織のことを、それぞれ試験所、校正機関と呼びます。 ISO17025の目的 ISO17025の目的は、試験所や校正機関の技術力を国際的に証明することです。信頼性の高い試験結果の提供によって各種産業や消費者における安全性と品質確保を支援します。 なお、時代が進んでもISO17025がその目的を果たし続けるには、試験・校正技術の革新や市場環境の変化に即した見直しが必要となります。ISO17025は2017年11月に12年ぶりの改訂版となる第3版が発行され、対応するJIS規格であるJIS Q 17025も翌2018年に改正されました。この改正では認証の適用範囲が拡大され、サンプリングだけを行う施設も対象となりました。2024年10月現在もこの版が利用されています。 ちなみにISO17025は引用規格としてJIS Q 17000とVIM(国際計量基本用語集)を含み、それらが規格する内容の一部がISO17025にも適用されます。 ISO17025の要求事項 マネジメントシステムに関する要求事項 試験所や校正機関が効率的に運営されることを保証します。品質管理システム(QMS: Quality management system)の運用や記録の管理、顧客対応などに関する一般要求事項です。リスクへの取組みや是正処置、マネジメントレビューなどに関する項目を含みます。記述形式は、プロセスアプローチを中心概念とするISO9001に則り、パフォーマンスベースになっています。 技術的要求事項 試験や校正の技術的な基準を定めます。試験や校正の正確性と信頼性を保つためです。人員の能力や設備、組織構成、試験・校正の方法、不確かさの推定に必要な環境条件、資源に関する要求事項などを含みます。 ちなみに同じく品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001にはこの技術的要求事項に関する規定がありません。要するにISO17025とISO9001の違いは技術能力の保持に関する要件の有無であり、 ISO17025ではより詳細な要求内容が規定されています。とりわけ技術者や内部監査員の「力量管理」に関する要件は厳格です。 ISO17025を取得するメリット ISO17025の取得には、主に以下のようなメリットがあります。 試験所や校正機関の技術力の向上 ISO17025の要求事項を満たすことによって技術力が向上します。 ISO17025では、定期的な技能試験を行うことが必須です。その試験結果を改善につなげることで、技術的能力の継続的なレベルアップが実現されます。また試験・校正業務を標準化することにより、生産性や安定性の向上にもつながるでしょう。 顧客からの信頼性の向上 ISO17025を取得した試験所や校正機関は品質保証の基準を満たしていると顧客から認識されるためです。 ISO17025認定は、試験・校正サービスのクオリティを一定以上の水準に保っている客観的証拠であり、顧客へのアピールになります。 ワンストップテスティング ISO17025の取得によって、顧客はワンストップテスティングが可能になります。製品の輸出時の再検査が不要になるためです。 ワンストップテスティングとは、一つの試験所や校閲機関から得たデータが、国内・海外を問わず、あらゆる取引相手や認定機関から信頼を持って受け入れられることを指します。ISO17025は国際規格であるため、その認定を受けた試験所が発行する試験成績書は、世界各国いかなる場所でも通用します。 そのため、例えば、ある製品を海外へ輸出する前に国内のISO17025認定を受けた試験所で試験に合格しておけば、輸出先の国のそれぞれで再度試験を受ける必要はありません。このようなワンストップテスティングの実現により、顧客は製品コストの抑制や市場投入までの時間短縮といったメリットを得られます。 ISO17025の認定の流れ ISO17025の認定を受けるための流れはおおむね以下の通りです。主に4段階のステップがあります。 Step1.認定の申請と予備審査の実施 認証機関に認定契約書や初回認定申請書などを提出し、認定の申請を行います。主な審査機関は IAJapanやJABなどです。申請を行うと、本審査の前に予備審査を受けます。 予備審査は、正式な審査の準備状況を確認するための手続きです。予備審査では文書の確認や現地訪問が行われます。 認定審査の準備および予備審査においては、以下の4点がとくに重要なポイントです。(1)認定申請範囲の明確化(2)技能試験への参加(3)計量トレーサビリティの確立(4)測定不確かさの評価 Step2.認定審査の実施 認定審査では、ISO17025の基準を満たしているかどうかの評価、妥当性確認が実施されます。審査員による現地訪問が行われることが一般的です。審査員が作成した報告書に基づいて判定委員が最終判断を行います。 ISO17025の認定審査で適合性を確認されるのは、主に以下の9点です。 ISO17025の要求事項を満たすシステムの構築、およびその内容がマニュアルで明文化されている 試験・校正装置の不確かさが求められており、装置の安定性も確かめられている 試験・校正の順序が明らかに文書化されている 試験・校正方法の妥当性が確かめられている 試験・校正プロセスの不確かさの要因が明確にされ、不確かさが推定されている - [ポカヨケとは?得られる効果や導入方法、注意点、よくある質問](https://ireporter-global.com/column/13995/) - ポカヨケ(pokayoke)とは、製造現場などで起こりやすい人的ミスを防止する取り組みです。製造業では、部品の組み立てや機械の操作など、さまざまな作業でヒューマンエラーによって生じる、不良品や事故が問題となっています。これらの問題の解決に効果的なのが、ポカヨケの導入です。 本記事では、ポカヨケの概要や得られる効果から、導入方法や成功事例まで、わかりやすく説明します。 ポカヨケの概要 「ポカヨケ(pokayoke)」はあまり聞きなれない言葉ですが、実は日本語です。ポカヨケは「ポカ」と「ヨケ」の2つの単語を組み合わせた言葉で、それぞれの単語を知ることで意味がわかるでしょう。 ポカヨケの概要を解説します。 ポカヨケとは ポカヨケとは、作業ミスを物理的に防ぐ工夫や仕組みで、「うっかりミス」を意味する「ポカ」と、「防止・避ける」を意味する「ヨケ」を組み合わせた言葉です。ヒューマンエラーによる検査漏れや異物の混入などを未然に防ぐために、多くの工場などの製造ラインでポカヨケの仕組みが設置されています。 製造ラインでは具体的にどのようなうっかりミスが発生するのか、具体例をご紹介します。 ・従業員の状況:工具を使用して部品を締め付ける作業を行っていた・作業環境:作業手順や進め方、マニュアルやノウハウを熟知していない新人の作業者が1人で作業を行っていた・従業員が取った行動:トルク設定を確認せずにボルトやネジなどの部品を締め付けた・結果:部品が適切なトルクで締め付けられずに不良品が発生し、ラインが一時停止した 具体例のケースでは、部品の固定や作業のガイドを行う装置である治具を用いることで、組立する際の部品の締めすぎや取り付け位置のズレなどのミス防止が可能です。 治具はポカヨケの代表的なツールです。専用治具を使って作業を自動化と標準化することで、ヒューマンエラーのリスクを低減するだけではなく、作業の精度も高まるため、作業効率や生産効率の向上にもつながります。 ほかにも、バーコードやRFIDタグの情報を、バーコードリーダーやRFIDリーダーといった無線の小型ハンディターミナルで識別し、ピッキングや在庫管理のミスを防止するなど、さまざまな業務や作業でポカヨケが活用されています。ちょっとした不注意やルール違反などのヒューマンエラーが、重大な事故や多大な損失を招く恐れがあるため、ポカヨケを導入して未然に防がなくてはなりません。 ポカヨケの主な種類 ポカヨケには主に3つの種類があります。 確認型ポカヨケ 確認型ポカヨケとは、ミスが発生する前に作業内容や手順が正しいかを確認し、問題がある場合作業を進めない仕組みです。作業が進む前に確認や検証を行い、エラーを未然に防ぎます。 警報型ポカヨケ 警報型ポカヨケとは、ミスが発生した際に警報音やライトで作業員にお知らせする仕組みです。音と光によってすぐに問題に気づけるため、素早く対処できます。 停止型ポカヨケ 停止型ポカヨケとは、ミスが発生した際に機械や製造ラインを自動的に停止させる仕組みです。ミスやトラブルの発生時に機械や製造ラインを停止し、不良品が製造されることを防ぎます。 ポカヨケを導入して得られる効果 ポカヨケを導入することで、不良品の発生防止だけではなく、作業員の安全確保や生産性向上など、さまざまな効果が期待できます。ポカヨケを導入して得られる4つの効果をご紹介します。 品質の向上 ポカヨケの実施は、製品の品質向上につながります。ヒューマンエラーなどによって不良品が発生するのを抑え、製品の品質が高まったり欠品を減らしたりすることで、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。 生産性の向上 ポカヨケに取り組むと、ミスによる作業の中断が少なくなります。ヒューマンエラーが生じた際に時間と手間がかかる、不良品を調べたり修正したりする時間を削減できるからです。 ミスや間違いが起こりやすい工程を改善するだけで、製造ライン全体の生産性が上がります。 コストの削減 ポカヨケを導入して得られる効果の一つが、コストの削減です。不良品の再加工や廃棄の数を抑えられる可能性があります。 ヒューマンエラーなどによって不良品が発生するのを抑えることで、不良品の処分や追加の加工にかかるコストの削減が期待できるでしょう。 安全性の向上 作業中のポカミスを防げれば、重大事故が起こる可能性を減らすことが可能です。 たとえば、工場での作業中にうっかりミスで誤った化学物質を混合すると、工場内で爆発が発生するなど、重大な事故を招く恐れがあります。ポカヨケを導入することで、作業員がより安全に作業ができるようになります。 ポカヨケの導入方法 ポカヨケの概要や効果が理解できたら、早速導入方法を見ていきましょう。ポカヨケの進め方を4つの手順に分けて解説します。 Step1.ポカを洗い出す まず初めに行うのが、ポカの洗い出しです。 どのようなポカが生じるのかを把握しなければ、対策方法もわからず対策できません。ポカが起こりやすい工程や作業を探り、事象(ポカ)と原因を洗い出します。 ポカが起きる原因としては、「教育や訓練が不足している」「設備や環境が整っていない」などが挙げられます。製造現場の観察や作業員へのヒアリング、過去のデータの分析などを行い、原因を洗い出しましょう。 Step2.適切なポカヨケの方法を検討する 特定したポカに対して、どのようなポカヨケの方法が効果的かを検討します。たとえば、ミスの内容に応じて、確認型・警報型・停止型などの方法から選びます。 ミスを防ぐための具体的な方法を検討しましょう。 Step3.ポカヨケの装置や仕組みを導入する 選定したポカヨケの方法に基づいて、実際に装置や仕組みを導入します。 たとえば、工具のIoT化により工具の締め忘れなどの誤作業を検知したり、ARと音声で作業ミスを防止したりするなど、AIやARを活用したポカヨケの導入事例が挙げられます。 Step4.テストと改善を繰り返す ポカヨケ導入後は、実際に運用しながらテストを行い、効果を確認します。必要に応じて改善を繰り返し、最適な状態を目指します。 ヒューマンエラーを防ぐためには、ポカヨケの導入とあわせて、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5S活動の徹底や、KYT(危険予知訓練)に取り組むことも重要です。 ポカヨケを導入する際の注意点 ポカヨケを導入する際には、いくつか注意しなければならないポイントがあります。ポカヨケの導入に失敗しないためにも、注意点も確認しておきましょう。 ポカヨケが複雑な仕組みにならないようにする ポカヨケの導入の目的は、ミスを防ぐためのプロセスの改善ですので、誰もが使える工夫や仕組みでなければなりません。ポカヨケの仕組みが複雑になると、作業員の混乱を招くおそれがあるからです。 作業に携わるすべての人が直感的に使える、シンプルなシステムの構築を目指しましょう。 ポカヨケの重要性を現場に理解してもらう ポカヨケを導入する際には、現場の作業員にポカヨケの重要性を理解してもらうことが欠かせません。 - [危険予知活動とは?手順や上手に運用していくポイント](https://ireporter-global.com/column/13988/) - 危険予知活動に関する基礎知識 まず初めに、基本的な仕組みから理解しましょう。 危険予知活動とは? 建設業や製造業など、比較的リスクが多い業界に携わる皆様なら、職場や作業現場で起こりうるトラブルや災害を、未然に防ぐための活動を意味する、「危険予知活動」という言葉をご存知でしょう。 「K(危険)」「Y(予知)」の頭文字をとって、KY活動やKYKと表すこともあり、厚生労働省では下記のように記載してます。“事故・災害を防止するには、業務を始める前に、「どんな危険が潜んでいるか」を職場で話し合い「これは危ないなぁ」と危険のポイントについて合意します。そして、対策を決め、行動目標や指差し呼称項目を設定し、1人ひとりが指差し呼称で安全衛生を先取りしながら業務を進めます。このプロセスがKY活動です。“ 参照:厚生労働省「KY活動」 危険予知活動に取り組み、職場や作業現場での安全性が向上することで、生産性や従業員満足度を高められます。 また、KYKと混同されやすい言葉として、KYTが挙げられます。KYTとは危険予知訓練(危険予知トレーニング)のことで、安全に現場で作業を行うために、事前に事務所や会議室で開かれる講習会などで、危険を予測して対策を考える訓練です。2つには行う場所に違いがありますが、どちらも安全に現場で作業を行うための、重大な安全管理を追求する活動です。 危険予知活動とリスクアセスメントの違い 労働災害などを未然に防ぐためには、「リスクアセスメント」についても理解しておかなければなりません。どちらもヒューマンエラーによる労働災害を防ぐための重要な手法ですが、取り組みの目的が異なります。 卯木のうまずは、現場で作業を開始する前に、具体的な課題を自由に発言します。 たとえば、「機械のメンテナンス中にカッターが作動して手を切る恐れがある」が対象だとしましょう。「機械の安全装置を解除した際に唱和する」「機械を完全に停止してからメンテンナンス作業を行う」などの行動目標を設定します。目的は異なりますがまったく無関係ではないため、意識して2つをあわせて取り組むことで、より高い労働災害防止効果を得られるでしょう。リスクアセスメントと危険予知活動を行えば、リスクからトラブルや災害が発生する可能性を最小限に抑えられます。 危険予知活動の手順 基礎知識が理解できたら、早速実践してみましょう。危険予知活動は「基礎4R(ラウンド)法」という手法を使って、4つの段階に分けて進めていくことが一般的です。 1ラウンド:現状を把握する どのような危険があるのか、現在の状況をくわしく洗い出します。 現場の作業環境や作業内容、使用する機器などを観察し、できるだけ多くの従業員で話し合いましょう。このとき、小さな危険も見逃さないことが大切です。 2ラウンド:本質を追求する 次に行う本質の追求では、大小さまざまな危険が、具体的にどのような理由で危険であるかを深掘りします。とくに重要度の高い危険を絞り込み、「危険なポイント」に特定決定します。 決定する際には、多数決ではなく、従業員同士でしっかり話しあって決めることが大切です。危険なポイントを決めたら、具体的にその危険がどのようなものかを、従業員同士で話し合います。 3ラウンド:対策を立案する 続いて、解決策を議論する対策の立案を行います。危険を回避するための具体的な対策について、従業員同士で意見を出し、納得するまで話し合います。 対策を立てる際には、「具体的な対策か」「実現可能な対策か」の2点を重視しましょう。 また、対策方法は一つに絞り込む必要はありません。優先順位は次のラウンドで検討し、すぐに実行すべき対策方法を具体的な目標として設定します。 4ラウンド:目標を設定する 最後に行うのが、重要度の高い危険性に対して、どのような安全対策を行うのかという安全行動の目標を決める目標設定です。 立案した対策方法の中から、従業員同士で話し合って取り組む目標を設定します。対策案がたくさんある場合、どの対策方法が重要度や優先度が高いのかを明らかにしましょう。 また、設定する目標は、職場や作業現場ですぐに行動できるものでなくてはなりません。たとえば、新しい設備の導入や作業員の増員などは、すぐに実行できないでしょう。実際に取り組める対策方法を目標に設定することが、非常に重要です。 危険予知活動を上手に行うポイント 危険予知活動を効果的に行うためには、注意すべきポイントがいくつかあります。危険予知活動のやり方とあわせて知っておきたい、4つの注意点をご紹介します。 危険予知活動の重要性を全員が認識する 危険予知活動を効果的に行うためには、実際に作業に関わるメンバーだけではなく、すべての従業員が危険予知活動の重要性を認識することが不可欠です。職場や作業現場での安全を確保するためには、全従業員が危険予知活動の目的と意義を理解し、自分たちの行動がトラブルや災害の防止に直結することを認識する必要があります。 なぜ危険予知活動を行わなければならないのかを理解することで、危険予知活動への向き合い方が変わることが期待できます。具体的には、危険予知活動の目的や重要性を伝える講習やミーティングの定期的な開催や、新入社員に対する特別教育やフォローアップ研修などを行います。 問題内容を具体化する 効果的な対策を立てるためには、問題内容を具体化することが重要です。抽象的な問題ではなく、具体的な状況や行動を明確にすることで、どのような危険が潜んでいるのかを全従業員が理解しやすくなります。 問題内容を具体化する際には、「なぜ?」を繰り返す方法がおすすめです。「なぜ?」を繰り返していけば、問題内容が具体的になるため、深く掘り下げやすくなります。 ヒヤリハットの分析を行う 危険につながる要因を見つけるためには、日頃からヒヤリハットを記録しておくことが重要です。ヒヤリハットとは、大きなトラブルや災害に直結する手前の出来事で、重大事故や災害には至らなかったものの、危険な状況が発生した事例を指します。 ヒヤリハットの具体例を収集・分析することで、潜在的な危険を洗い出し、注意すべき事柄やその対策を考えられます。 小さなことでも報告しやすい環境を整える 小さなことでも報告しやすい環境や文化を作ることも欠かせません。気軽に危険を報告できるような雰囲気を作ることで、実際の現場からの報告が集まって小さな危険を見逃しにくくなるため、潜在的な危険を早期に発見し、対策を講じられます。 報告がしやすい環境を整えるためには、スムーズに情報をシェアできるようなツールを導入するなど、リアルタイムで現場からの報告を把握できる環境を整えることが重要です。また、報告内容に対して迅速かつ適切な対応を行うことで、従業員の信頼を得られます。 危険予知活動には現場帳票電子化システム「i-Reporter」を活用しよう 現場帳票電子化システム「i-Reporter」は、危険予知活動を含むさまざまな作業環境の改善に有効なツールです。 「i-Reporter」を導入し、紙ベースの帳票を電子化することで、情報の入力や検索が簡単に行えます。作業現場でのデータ入力が迅速かつ正確に行えるようになるため、データの収集や分析、報告の手間が大幅に軽減されます。 また、スマホやタブレットなどのモバイルデバイスを活用することで、現場から直接データを入力・確認できます。今までは、チームのリーダーや職長しか把握できなかった情報も、チーム全員やメンバー全員など、全体かつリアルタイムで情報共有が可能です。「i-Reporter」は直感的で使いやすいインターフェースを備えており、建設現場のベテラン作業者でもすぐに操作を習得できる点も大きな特徴です。 「i-Reporter」の充実した機能により、ヒヤリハットの事例の収集・分析をスムーズにできたり、報告がしやすい職場環境を整えられたりするため、危険予知活動に効果的に取り組めるでしょう。ほかにも、記入した図面や資料の電子化や、写真の撮り忘れやデータの入力漏れを通知するアラート機能など、さまざまな機能で建設業におけるIT化やDX化の推進をサポートします。 「i-Reporter」のWEBサイトでは、建設業をはじめとしたさまざまな業種の導入事例を案内しておりますので、オンラインのイベントやセミナーの受講申込みや問い合わせの前に、担当者の方はぜひ一度チェックしてみてください。 - [施工体制台帳とは?記載項目や書き方、作成する際に気を付けること](https://ireporter-global.com/column/13991/) - 工事現場では多くの建設業者が協力して施工するため、工事を計画通りに進めるためには、各会社が担当する工事内容や責任者を把握しておかなければなりません。 そのために必要になるのが「施工体制台帳」です。施工体制台帳は、安全書類(グリーンファイル)の一つで、工事現場の安全を確保するために使われます。工事によっては、施工体制台帳の作成が義務付けられているため、作成方法をしっかりと理解しておくことが重要です。 この記事では、記載項目や書き方とあわせて、作成する際に気を付けることを解説しますので、ぜひ参考にしてください。 施工体制台帳に関する基礎知識 施工体制台帳は、工事の品質や安全を管理するために欠かせないものなので、正しく機能させるためには、どのようなものなのか十分に理解しておかなければなりません。 施工体制台帳とは? 施工体制台帳とは、元請業者が作成する安全書類(グリーンファイル)の一つです。元請けから下請けまで、工事に関わるすべての企業・業者の情報や関係性、それぞれの企業・業者の施工範囲などを詳細に記載します。 また、工事によっては、建設業法第24条の8により、施工体制台帳の作成が義務付けられています。下請契約の総額が4,500万円(建築一式工事の場合は7,000万円)以上の民間工事と、すべての公共工事で施工体制台帳の作成が必要です。 施工体制台帳を作成する目的 施工体制台帳の作成は、施工責任の明確化と建設業法違反の防止が主な目的です。詳しくご説明します。 施工の品質や安全を担保すること 施工体制台帳には、工事にに関わるすべての企業・業者の情報や施工範囲が記載されます。品質や安全の責任の所在が明らかになるため、施工上のトラブルの防止が可能です。 工期や工程における遅延やトラブルを防止すること 施工体制台帳を作成することで、工事の進行状況を詳細に把握できます。工期や工程の遅延を未然に防ぎ、トラブルが発生した場合でも迅速に対応することが可能です。 不適格業者の参入や一括下請負などの建設業法違反を阻止すること 施工体制台帳には、下請会社の情報が余すことなく記載されるため、不適格な業者の参入を防げます。また、一括下請負などの建設業法違反を、未然に防止するためのチェック機能の役割も果たします。 不要な重層下請などによる生産性低下を防止すること 施工体制台帳を作成することで、下請会社の重層構造の把握が可能です。不要な重層下請を避け、適切な下請構造を維持することで、生産性の低下を防いで効率的に工事を運営できます。 つまり、元請会社が施工体制全体を詳細に把握し、さまざまなトラブルを防ぐことを目的としています。 施工体制台帳の各項目と書き方 施工体制台帳の基礎知識が理解できたら、早速作成してみましょう。各項目と書き方をご説明します。 引用:国土交通省「施工体制台帳(作成例)」 事業者に関する情報 会社名・事業者ID 称号・名称と事業者名を記入します。CCUS(建設キャリアアップシステム)に加入している場合はIDの記入も必要です。 事業所名・現場ID 事業所名およびCCUSに加入している場合はIDを記入します。 建設業の許可(許可期間5年) 取得している建設業の許可を記入します。 工事に関する情報 工事名称及び工事内容 担当する工事名と具体的な内容を記入します。建物や建築物の構造、延べ面積なども記載してください。 工期 いつ始まりいつ終わるのか、工期を記入します。 契約日 契約を締結した日付を記入します。 契約営業所に関する情報 ・元請契約:発注者と契約を締結した元請業者を記入・下請契約:一次下請と契約を締結した元請業者の営業所を記入 仮に住所が同じであったとしても、異なる部署が担当する場合は、部署名を明記しなければなりません。 発注者の監督員名などの情報 発注者の監督員名・権限及び意見申出方法 発注者が置いた主任監督員の氏名を記入します。 監督員名・権限及び意見申出方法 監督員を置いた場合は氏名の記入が必要です。 現場代理人名・権限及び意見申出方法 現場代理人を置いた場合は氏名を記入します。 監理技術者・主任技術者名 管理技術者などを置いた場合は氏名と資格内容を記入します。建設業許可を受けている場合、主任技術者の配置が必要です。 専門技術者名 専門技術者を置いた場合は氏名と資格内容を記入します。 外国人建設就労者の従事に関する情報 一号特定技能外国人の従事の状況 一号特定技能外国人の従事の有無を明記します。一号特定技能外国人とは、特定産業分野に関する知識または経験をもち、在留資格を保有する外国人です。 外国人建設就労者の従事の状況 外国人建設就労者の従事の有無を明記します。外国人建設就労者とは、建設分野の技能実習を修了し、引き続き国内に在留する者や一旦本国へ帰国した後に再入国する者です。 - [IATF16949とは?ISO9001との違いや認証取得の流れ](https://ireporter-global.com/column/13972/) - IATF16949とは、欧米の大手自動車メーカーが部品調達の基準にする品質マネジメントの認証制度です。IATF16949への対応は、自動車部品の製造における品質保証のほか、グローバルに事業を拡大するチャンスにもなります。 今回はそんなIATF16949について、 ISO9001との違いや認証取得のためのポイントを含めて紹介します。自動車関連業界で品質管理に携わる方、品質マネジメントに興味のある方などはぜひこの記事を参考にしてください。 IATFの概要 はじめにIATFおよびIATF16949の基本事項を、ISO9001との違いも踏まえて解説します。 IATFとは? IATFとは、「International Automotive Task Force」の略称です。日本語では「国際自動車産業特別委員会」といいます。 IATFは、世界中の顧客に対して品質のよい自動車を提供するための組織です。欧米の自動車メーカーや自動車会社、自動車産業団体によって運営されています。 IATFの構成メンバー(2024年10月現在) 自動車メーカー:BMW Group, Ford Motor(フォード・モーター), 浙江吉利控股集団, General Motors(ゼネラルモーターズ), IVECO Group, Jaguar Land Rover(ジャガーランドローバー), Mercedes-Benz(メルセデスベンツ) Group, Renault(ルノー) Group, Stellantis(ステランティス), Volkswagen(フォルクスワーゲン) Group, Volvo(ボルボ) Group 自動車産業団体: AIAG (アメリカ), ANFIA (イタリア), FIEV (フランス), SMMT (イギリス) , VDA (ドイツ) IATF16949とは? IATF16949とは、自動車業界の品質マネジメント(QMS)に関する国際規格のことです。世界各地の自動車メーカーが導入しています。自動車(乗用車や小型商用車、大型トラックなど)やそのサービス部品(交換部品やアクセサリー・追加部品など)を製造する組織が適用範囲・認証範囲に含まれます。 IATF16949は、自動車メーカー(OEM)が自動車部品を調達するときに基準としているマネジメントシステム規格です。メーカーは、生産部品やサービス部品などをIATF認証の登録業者から購入することで、自動車の品質を担保します。IATF16949に準拠して部品のサプライチェーン側が正しく品質マネジメントを実施することで、その部品を調達するOEM側の品質保証も実現されるという仕組みです。 ISO9001との違い ISO9001との違いを明確化するならば、自動車セクターに特化したIATF16949の方が規格が厳格に定められています。 ISO9001とは、顧客満足度を高めるために用いられる品質マネジメントの国際規格です。ISO9001が用いられている業界は自動車業界だけに限りません。例えば、飲食や建設、電気などの業界でも活用されています。 IATF16949には、全業種共通のISO9001に自動車産業固有の要求事項と、顧客(自動車メーカー)ごとに独自に指定される顧客固有要求事項(CSR:Customer Specific Requirements)が追加されています。自動車産業固有の要求事項とは、製品安全や緊急事態対応計画、自動車産業の用語および定義などに関する諸規定です。顧客固有要求事項は、メーカー各社による補足的なリクエストで、より詳細な内容や要件が規定されます。 また定義したプロセスを評価する手法を指す「プロセスアプローチ」の概念においても、IATF16949はISO9001よりも厳格です。ISO9001では単にあるプロセスのアウトプットが他のプロセスへのインプットと捉えるのに対し、IATF16949ではインプットを「顧客のニーズ」、アウトプットを「満足した顧客のニーズ」と考えます。またIATF16949では、プロセスアプローチが実質必須となっており、内部監査や第二者・第三者監査においてプロセスの確認が求められます。 - [ISO45001とは?導入のメリットと認証取得までの流れ](https://ireporter-global.com/column/13970/) - ISO45001とは、労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格です。ILOによると、職場での大事故は年間278万件にものぼり、労働環境の安全確保は全世界共通の課題となっています。 そのため、ISO45001の対応は、働く人々の安心、ひいては社会的信頼の向上にもつながる取り組みです。 今回はそんなISO45001について、概要やメリット、導入のポイントなどをわかりやすく解説します。企業の経営者・管理職、人事・総務担当者、安全衛生担当者などは方々はぜこの記事をご確認ください。 ISO45001の概要 まずはISO45001の定義や導入の目的、 OHSAS18001との違いなど、基本的な内容、基礎知識を解説します。 ISO45001とは? ISO45001とは、2018年3月12日に策定された労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS: Occupational Health and Safety Management System Standard)についての国際規格です。労働安全衛生マネジメントシステムとは、安全衛生管理における仕組みのことを指します。ISO45001は、業種業態を問わず労働安全衛生の向上に役立つマネジメント規格です。日本規格協会(JSA)などが手引書の販売やセミナーといった普及活動、サポートを行っています。 なお、日本国内にはJIS規格(日本産業規格)の「JISQ45100」も存在しています。JISQ45100は、 ISO45001に日本独自の要求事項をプラスした日本のISO45001です。 ちなみにISO45001に引用規格はありませんが、附属書Aにおいて他のISO規格やILOガイドラインなど15種類の参考文献が紹介されています。 【出典】厚生労働省:労働安全衛生マネジメントシステム ISO45001を導入する目的 ISO45001は、働く人のリスクを防いで、安全で健康な職場を実現するのが目的です。認証取得に取り組むことで労働環境を改善し、企業価値を高められます。 またISO45001は世界で評価される国際規格であり、認証取得が信頼の証になります。社会的な信頼性や従業員満足度の向上、市場競争力の強化などにつながるでしょう。 OHSAS18001との違い OHSAS18001は労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格です。2021年3月に廃止され、ISO45001に移行、統合されました。 ISO45001では「組織の状況」や「リーダーシップ及び働く人の参加」などの新たな要求事項が追加され、詳細化されています。OHSAS18001はISO45001の前身ともいえる規格であるため、システム自体の目的に大きな違いはありません。いわばISO45001はOHSAS18001の改訂版です。 なお、 ISO45001にはISOの共通テキストが用いられているため、ISO9001やISO14001などのマネジメントシステム規格とも共通項があります。近年は複数のマネジメントシステムを同時期に構築し、「統合マネジメントシステム」として同時審査を行うケースも増えています。 【出典】厚生労働省:労働安全衛生マネジメントシステム(略称OSHMS)|16ページ 【参考】(3) ISO45001導入の際の主なメリット ISO45001の導入には、主に以下のようなメリットがあります。 企業の信頼性が向上する 労働安全衛生において、継続的な改善を続けている企業だと認められるためです。適切な安全衛生活動を実践する会社だという証明になるので、企業評価の向上、顧客や取引先、ステークホルダーなどからの信頼性の向上につながります。 なお、建設業や土木業などの業界では、ISO45001への対応が官公庁案件入札での加点対象となる場合もあります。そのため、それら特定の分野では、直接的なビジネスチャンスの獲得にもつながるでしょう。 コスト削減が期待できる ISO45001を導入する際に業務フローを可視化し、管理体制の改善を行うためです。無駄な業務フローなどがあった際は、適切な体制に是正していきます。継続的に改善および是正処置を実施することで、長期的なコスト削減につなげることが可能です。 リスクの低減につながる リスクアセスメントの実施や安全対策を徹底するためです。労働災害のリスクが低減し、従業員の負傷や疾病の防止につながります。 ちなみにリスクアセスメントとは、事業場の危険性や有害性を理解し、リスク低減のための方策を決定する一連の手順のことです。労働安全衛生法において、製造業や建設業にはリスクアセスメントが努力義務だと規定されています。 従業員満足度の向上につながる 企業と従業員との間で信頼関係が構築されるためです。会社がより良い職場環境を提供することで従業員の満足度やモチベーションアップにつながります。国際標準に準拠した安全で健康的な職場づくりを推進できることがポイントです。 ISO45001の認証取得までの流れ ISO45001を取得するための手順は主に以下の通りです。4段階のステップを踏みます。 Step1.ISO45001に沿うシステムを構築する ISO45001の要求事項に沿った労働安全衛生マネジメントシステムを構築します。運用範囲を決め、目的や課題、方針などを決めるフェーズです。OHSMSの根幹となる労働安全衛生方針を定め、労働安全衛生目標を策定します。 方針や目標などの計画策定にあたっては、労働者や利害関係者のニーズ、作業手順においての危険源などを考慮する必要があります。またOHSMSには、トップマネジメント(社長)や管理職も含めた働く人の協議および参加が必要です。とりわけトップマネジメントは、労働安全衛生目標に向けてリーダーシップを発揮しなければなりません。 規定やマニュアルを作成する 「OHSMSの適用範囲の決定」をはじめとするISO45001の要求事項に即して、基本規定やマニュアル、手順書などを作成します。また運用後、PDCAサイクルによる継続的改善がしやすいよう、正確な記録のための現場帳票も整備しておきましょう。 ちなみにISO45001において文書化すべきとされているのは「規格が要求するもの」と「組織が必要と判断したもの」と2種類です。また文書化した情報は、働く人々がアクセスできるようにすることが求められます。 Step3. ISO45001を運用する 作成した規定やマニュアルなどに基づき、実際にOHSMSの運用を始めましょう。運用状況は現場帳票に記録し、のちの検証や改善、審査に用います。 また審査に向けて、内部監査員の力量がある複数人による内部審査、経営者によるマネジメントレビューも実施します。OHSMSの運用について、ISO45001への適合性と、労働安全衛生に関する有効性をチェックするパフォーマンス評価の取り組みです。 内部監査およびマネジメントレビューによって明らかになった問題点を是正したのち、認証機関による審査に進みます。 Step4.審査を受ける ISO45001は、ステージ1とステージ2の2段階です。ステージ2まで合格すれば、 - [エクセルで仕入れ管理を行うには?メリットや業務の注意点について](https://ireporter-global.com/column/13745/) - 仕入れ管理とは、商品の発注から検品に至るまでの一連の業務のことです。企業が販売する商品や原材料などを管理し、適切な仕入れ量を確保することが目的となります。 仕入れ量を適切に管理することで、在庫の過不足を早期に発見し、効率的な在庫管理ができます。無駄な在庫コストを抑え、必要な材料や商品を確実に供給できる体制を整えることができるのです。 こちらの記事では、仕入れ管理をエクセルで行う方法についてご紹介します。エクセルでの管理を検討している方は、ぜひご覧ください。 エクセルを活用した仕入れ管理の方法とポイント ここでは、効率的にエクセルを使った仕入れ管理を行うための方法とポイントをご紹介します。 仕様や必要な情報を定める エクセルで管理を始める前に、仕入れ管理に必要な情報を正確にまとめる必要があります。 例えば、データ項目であれば、商品名、品番、供給業者名、発注日、入荷日、数量、価格、在庫残高などがあるでしょう。また、レポート機能が必要かどうか、在庫不足や過剰在庫のアラート機能の必要かどうかなどが該当します。 仕様や必要な情報をまとめる際は、自社に必要な仕入れ管理に関する業務内容に合わせて仕様を定めると良いでしょう。また、在庫管理だけでなく、将来的にはささ発注業務や入庫業務、買掛金の管理などにも展開・活用できるようにすると、なにかと便利です。 テンプレートを活用する 分析・整理が完了したら、インターネット上で配布されているエクセルの在庫管理用テンプレートを活用しましょう。 テンプレートを使用することで、時間や労力を削減し、効率的に在庫管理や仕入れ業務を進めることができます。テンプレート選びのポイントとして、直感的で使いやすいものを選び、チーム全員が簡単に操作できることが重要です。 また、在庫管理や発注管理など必要な機能が揃っているか確認し、飲食店や小売業など、自社の業種やニーズに合わせてカスタマイズできるかも考慮しましょう。商品別の管理や、表示や記録の設定など、使い方に応じた作り方も検討する必要があります。 さらに、DX推進の観点から、複数の担当者が同時に利用できるシートや管理方法を取り入れることも重要です。棚卸や納期、注文に対応できるテンプレートを選び、発行や支払いに関するデータも効率的に管理できるようにしましょう。 運用ルールを決める 「誰が」「いつ」「どのように更新するか」を明確にルール化することが重要です。 例えば、入荷時に商品を受け取った人が入力し、倉庫に運んだ人がその後すぐにデータを更新するなど、具体的な手順を定めます。 また、定期的なバックアップも必須で、システム導入や業務フローに合わせて、適切なタイミングで実行することも重要です。 さらに、バックアップは上書き保存ではなく、日付ごとにファイルを分けて管理することを推奨します。指定された手順に従い、適切に運用することでトラブルを防ぐことができるできるでしょう。 エクセルを活用して仕入れ管理を行うメリット エクセルを活用した仕入れ管理には、手軽に始められるだけでなく、多くの利点があるのをご存知でしょうか。ここでは、エクセルを使うことで得られる具体的なメリットについて詳しくご紹介します。 導入しやすい エクセルは特別なソフトを購入したりインストールしたりする必要がなく、すぐに使用を開始できるのが大きなメリットでしょう。Windowsパソコンに初期インストールされているため、導入が簡単です。 また、業務でエクセルを利用している社員も多く、基本的な操作に理解がある社員がいる可能性が高いため、新しいシステムを学ぶ手間も最小限に抑えられます。これにより、社内での仕入れ管理の導入がスムーズに進むでしょう。 管理がしやすい エクセル(Excel)は、紙や帳票での管理と比較して、管理しやすいというメリットがあります。関数を使って在庫数や仕入管理を自動計算できるため、作業効率の向上が実現できるのです。 さらに、管理表を使って販売管理や売上を一元管理できるのも利点でしょう。紙は破損や紛失のリスクがあり、保管場所も必要ですが、エクセルならパソコン上で管理し、バックアップのダウンロードも簡単に行えます。 デメリットとして、規模が大きくなると在庫管理システムの導入が必要になる場合がありますが、システム化により、さらなる業務効率化が期待できます。 情報を社内で共有しやすい 情報の共有がしやすいというメリットもあります。 クラウドの共有フォルダに格納することで、社内全体で適切な情報共有が可能です。選択されたデータやファイルをシステム化して管理することで、顧客管理や取引に関する情報も効率的に共有できます。 また、共有フォルダにアクセスできるデバイスを使用すれば、会社全体でリアルタイムに情報を反映させ、数値や取引データなどを素早く把握することができるのです。 エクセルで仕入れ管理業務を行う際の注意点 エクセルを使って仕入れ管理業務を実際に行う際の注意点について解説します。 ヒューマンエラーに注意する エクセルへの入力は手作業で行うため、ヒューマンエラーが発生する可能性があります。例えば、入力ミスや表記の揺れが集計データに影響を与え、正確な在庫数や売上データが得られないことがあります。また、誤って重要なデータを上書きすることで、管理表や販売管理に問題が生じるリスクもあるでしょう。このような課題を防ぐためには、顧客管理システムや自動計算機能を使い、正確な数値管理を行うことが必要です。操作が簡単で直感的なテンプレートを作成し、入力項目やデータ形式を統一することで、エラーを減らすことができます。セル保護機能や日付ごとのバックアップを利用し、データを安全に保管することも重要です。適正な運用ルールと、数値やデータの正確な管理体制を整えることで、業務効率の向上が期待できます。 属人化を避ける 仕入れ管理業務は担当者に限らず、誰でも処理できる状態にする必要があります。このため、エクセルに詳しい人だけでなく、誰でも簡単に操作できるシステムが望ましいでしょう。 この問題を解決するには、データ入力フォームを標準化し、項目やフォーマットを統一します。これにより、異なる担当者が入力してもデータの一貫性が保たれます。また、トレーニングやマニュアルの整備も重要です。 エクセルで効率よく仕入れ管理を行いましょう エクセルを使って仕入れ管理を行う方法をご紹介しました。 エクセルでの仕入れ管理は便利でおすすめですが、業務が拡大すると限界があります。データ量が増えるとミスが増え、効率も低下する可能性があるのです。 一定の規模になったら、専用の仕入れ管理システムを導入することで業務を効率化でき、正確性も向上します。 「i-Reporter」は、紙のフォームやエクセルフォームをそのまま電子フォームとして使用できるため、従来の仕入れ管理システムからの移行もスムーズです。 また、作業効率も向上します。報告書作成や写真取り込みを現場で完了できるため、後処理の手間を省き、二重入力や手動計算によるミスを削減できるでしょう。 「i-Reporter」は、仕入れ管理にかかる作業を効率化し、業務改善に大いに貢献します。業務効率化を目指す企業様は、導入をご検討ください。 「i-Reporter」の製品サイトはこちら - [HACCPとは?基礎知識と7つの原則、メリット・デメリット、注意点](https://ireporter-global.com/column/13722/) - HACCPとは、食品の安全性を確保するための衛生管理手法です。食品の製造・流通のグローバル化に対応するために、2018年に食品衛生法の法律が改正され、2021年6月1日からは、食品製造を手掛ける大規模事業者から飲食店などの小規模事業者まで、すべての食品関連事業者に対して完全義務化されました。 本記事では、HACCPに関する基礎知識とあわせて、HACCPの7つの原則や導入するメリット・デメリットについてご説明しますので、ぜひ参考にしてください。 HACCPに関する基礎知識 HACCPを導入するためには、HACCPについて正しく理解する必要があります。 HACCPを導入する前に知っておきたい、HACCPの基礎知識をご説明します。 HACCPとは、日本語では「危害要因分析重要管理点」と表され、食品事業者が製品の安全性を確保するために行う、衛生管理の手法を指すものです。「Hazard Analysis and Critical Control Point」の頭文字を取ったもので、「ハサップ」と読みます。 HACCPは、「Hazard Analysis (HA)」と「Critical Control Point (CCP)」の2つの考えを組み合わせたものです。 「Hazard Analysis」とは「危害要因(ハザード)分析」の意味で、製品を口にした人が食中毒など何らかの危害を被る可能性がある要因を指します。たとえば、病原微生物や刃物、食品添加物などがあります。 また、「Critical Control Point」とは、「重要管理点」の意味です。危害要因を軽減するために原材料の入荷から製品の出荷までの工程を管理するもので、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を、食品事業者自らが把握したうえで行います。 つまり、原材料の入荷から製品の出荷までのすべての工程において、どのような衛生管理上のリスク(Hazard)があるのかを調査・分析(Analysis)しリスクを最小限に抑えるための重要(Critical)な工程(Point)を管理(Control)するものです。 HACCPの7つの原則 HACCPには「7原則12手順」のガイドラインがあり、導入する際には手順や原則に則って進めます。7つの原則の詳細を解説します。 原則1:危害要因分析の実施 まず初めに行うのが、危害要因分析の実施です。工程ごとに考えられる危害要因を洗い出し、情報をまとめます。具体的には、調理や運搬、販売などのそれぞれの工程のなかで考えられる、さまざまな危害要因を取り上げます。 さらに、取り上げた危害要因によって起こり得る被害やその大きさ、根拠などまで挙げることが重要です。危害要因を避けられれば、製品による危害(被害)の減少につながります。 原則2:重要管理点(CCP)の決定 製品の安全を管理するための重要な工程を決めるのが、重要管理点(CCP)の決定です。原則1で洗い出した危害要因を除去・低減するために必要な、とくに重要な工程を決定します。 たとえば、食品工場で食材を加工したり、集団給食施設で食材を調理したりする場合、食中毒菌を避けるには加熱処理が必要になるため、重要管理点は「加熱」です。 原則3:管理基準(CL)の設定 管理基準(CL)の設定では、原則2で決定した重要管理点を管理するための基準を設けます。 たとえば、重要管理点が「加熱」の場合、「中心温度75℃で1分以上の加熱」といった基準を設定します。ただし、基準は定量的なものでなければなりません。 原則4:モニタリング方法の設定 モニタリング方法で設定するのは、原則3で設定した基準を満たしているかを確認するための測定方法です。設定した測定方法に沿って、すべての製品が基準を満たしているかを監視します。 たとえば、中心温度を測定する場合、だれが・なにを使って・どのようなタイミングで測定するかを決めます。 原則5:改善措置の設定 改善措置で設定するのは、原則4の測定方法で監視をし、基準を満たしていない場合の手順です。基準を満たさなかった原因を調査し、その製品をどのように取り扱うかを決めます。 たとえば、温度設定の誤りなどで十分に加熱されていなかった場合は、廃棄や再加熱などの改善措置を行います。 原則6:検証方法の設定 検証方法の設定で行うのが、設定したことが守られているかの確認です。「計画通りに衛生管理できているか」「修正の必要はないか」を、適切な頻度で現場確認します。 原則7:記録と保存方法の設定 記録と保存方法の設定では、モニタリングの結果や改善措置の内容などの記録方法と保存期間を設定します。情報は登録したら終わりではなく、一定期間保管し、定期的に見直すことも重要です。 また、万が一健康被害などの食品事故が生じた際に、記録があれば衛生管理状況を証明できるため、記録と保存もしっかりと行わなければなりません。 参考:厚生労働省「HACCP入門のための手引書」 HACCPを導入するメリット・デメリット HACCPを導入することには多くのメリットがある一方、注意しなければならないデメリットもあります。 HACCPのメリットとデメリットをご紹介します。 HACCPを導入するメリット 食品の安全性が向上する HACCPの導入によって危分析ができれば、食品事故を未然に防げる可能性が高まるでしょう。食中毒などのリスクを低減できるため、安全な食品の提供につながります。 品質の安定につながる 品質の安定につながることも、HACCPを導入するメリットの一つです。食品製造業の全ての流れにおいて、手順や基準を設定して衛生管理を徹底することで、品質を一定以上に保てます。 衛生に対する従業員の意識が向上する - [OPRPとは?基礎知識や導入のメリット、導入する際のポイント](https://ireporter-global.com/column/13711/) - OPRPとは、食品加工現場の衛生状況を科学的に確かめるという、一般衛生管理における重要な概念です。 HACCPプランに組み込まれ、CCP(重要管理点)の前後で、衛生環境を厳格に維持する役割を果たします。 今回はそんなOPRPの基本的な考え方やPRP・CCPといった関連用語との違い、導入のポイントなどを解説します。OPRPの意味をについて詳しく知りたい方、OPRPの導入をしている企業の方はぜひ参考にしてください。 OPRPに関する基礎知識 まずはOPRPの定義概要やPRP・CCPとの違いなど、基本的な事柄を説明解説します。 OPRPとは? OPRPとは、食品製造現場の環境を細菌や有害物質などの危害要因(ハザード)から守るためにとりわけ重要な条件や活動のことです。「重要な一般衛生管理」「オペレーションPRP」などと訳されることがあります。 OPRPは、ISO22000(食品安全マネジメントシステムに関する国際規格)やその追加要求事項であるFSSC 22000を3分類したうちの1つです。ISO22000とは、食品に関わる全ての組織が食品を安全に提供できるようにするための国際ルールのことを指します。生産から消費までに関わる組織を対象に、衛生管理をマネジメントするためのものです。 ISO22000のマネジメント方法は危害要因(ハザード)を減少、除去することであり、危害要因を制御するための工程は以下の3つに分類されます。 PRP(Prerequisite Program):フードチェーンの衛生環境を維持するための基本的な条件や活動。「前提条件プログラム」 OPRP(Operation Prerequisite Program):危害要因から衛生環境を守るために不可欠な、危害分析によって明確にされたPRP。 CCP(Critical Control Point):食品に危害要因の影響が及ばないようにするための不可欠な段階。「重要管理点」。HACCP(ハサップ)システムにおけるき基本概念。 OPRPとPRPの違い OPRPは一般的な衛生基準や作業環境の維持に重点を置いた言葉です。具体例としては、「5S」(整理・整頓・清潔・清掃・躾)や「食品衛生の7S」(5S+洗浄・除菌)がよく挙げられます。対して、OPRPには特定のハザードに対する具体的な防止策が含まれます。 例えば、洗浄や除菌で工場内の衛生を保つのがPRPなら、食中毒を防ぐために洗浄・除菌した箇所のふき取り検査を実施して安全を確かめるのがOPRPです。OPRPでは、科学的根拠に基づく測定やモニタリングを定期的に実施します。 OPRPとCCPの違い OPRPとCCPでは目的が異なります。OPRPはPRPと同じく、作業環境から危害要因を低減するのが目的です。それに対して、CCPは最終的に食品から危害要因を除去することを目的とします。 CCPは消費者に害を及ぼすリスクを重点的かつ完全に除去する、または許容限界まで低減する処置のことです。 CCP(重要管理点)は、食品を危害要因(ハザード)から守るための「最後の砦」または「とどめの一撃」というような概念です。一方、 OPRPはCCPの前後で衛生環境を厳格に維持する役割を果たします。食品を危害要因から守るための「最後の砦」として機能します。OPRPはCCPの補完的な役割を果たし、CCPが機能する前後の段階で作業環境の衛生を厳格に管理します。つまりOPRPは、CCPの効果を最大限に発揮させる役割を担う取り組みです。 例えば、科学的な検査によって衛生管理をチェックするのがOPRPORPRの役割なら、加熱殺菌や次亜塩素酸などで細菌・ウイルスを死滅させるハザードを限りなく低減するのがCCPの役割です。 PRP・OPRP・CCPの具体例PRP OPRP CCP洗浄有無の確認水目視検査冷却(表面温度に管理基準)ふき取り検査細菌検査 加熱殺菌(中心温度に管理基準)金属探知機X線探知機 OPRPを導入するメリット 事業者がOPRPを導入すると、主に以下のようなメリットが得られます。 リスク管理を強化できる 第一に、OPRPを導入すれば、食品の安全性を高められます。製造から出荷、販売までの過程で発生する可能性のある危害要因を管理できるのです。 製品品質の一貫性の担保が可能である OPRPは、製品品質のバラツキを減らすことにも役立ちます。製品の製造過程でモニタリングを行い、検証するからです。科学的な分析に基づき、製造環境の一貫性を高めることで、安定して品質の高い製品を作れるようになります。 法規制の遵守につながる 多くの国や地域で、食品安全管理システムの一環としてOPRPの導入が求められる場合があります。そのため、OPRPの導入は、関連する法規制を遵守し、法的なリスクを低減することにつながります。 事実、日本、アメリカ、カナダ、イギリス、EU、オーストラリア、中国(輸出のみ)の全てHACCPは義務化されており、その一環であるOPRPの適切な運用実施は国内外を問わず円滑な事業活動にとって重要です。 経済的損失を回避できる OPRPによって安全性や品質を管理することは、製品のリコールや重大な食品安全問題を未然に防ぐことにもつながります。リコールや重大な食品安全問題が起きると経済的損失を被ることになりますが、OPRP導入によってそうした損失を回避できる可能性があります。 リコールなどの問題は直接的な損失額を生み出すだけでなく、企業のブランドイメージの低下にもつながるため、ORPR OPRPを含め適切な防止策を講じることが重要です。 OPRPを導入するポイント OPRPを上手に導入するには、以下のポイントを意識することが重要です。 従業員への配慮を怠らない OPRPを導入すると、新たな業務が増える可能性が考えられます。従業員は新たな業務に対応するための時間と労力を要し、場合によってはストレスや疲労が増加する恐れがあるので注意が必要ですおそがあります。 そのため、OPRP導入時には、従業員への負担が大きくなりすぎないように考慮しなければなりませんする必要があります。例えば、OPRPの具体的な手順・流れが理解できる教育やトレーニング、資格の取得支援などを実施することなどが有効です。 継続的に見直しと改善を行う OPRPは一度導入したら終わりではありません。ほかの業務と同様、継続的に見直しと改善を行う必要があります。 具体的には、内部監査や外部監査の結果を基に、OPRPの有効性を評価します。より良いOPRPの完成には、評価の内容に応じて、適切な調整や更新を行うことが重要です。 コミュニケーションを図りながら行う OPRPに関する情報を全従業員に共有し、効果的なコミュニケーションを図るように努めるべきです。問題が発生した場合に迅速に情報を共有し、対応策をスムーズに決定できるような講じるられるような体制も整えておきましょう。 文書で適切に記録しておく OPRPに関するプロセスは文書化し、適切に記録しておきましょう。OPRPの実施状況をいつでも客観的に見直せる状態にしておきましょう。 きちんと文書化しておくことで、監査時など、何かあった際に証拠として提示できます。 - [統計的品質管理(SQC)とは?代表的な手法やメリット・デメリット](https://ireporter-global.com/column/13694/) - 統計的品質管理(SQC)とは、データ分析をはじめとする統計的方法によって、製品やプロセスの品質管理を効率化する手法です。品質の一貫性と製造プロセスを改善し、製品の安定性や信頼性を高める方法として活用されています。 今回はそんな統計的品質管理(SQC)について、概要や具体的な手法、メリット・デメリットなどを解説します。製造業やサービス業界で品質管理に携わる方、なかでも統計的手法を用いた品質改善に興味のある方はぜひ参考にしてください。 統計的品質管理(SQC)の概要と測定方法 以下では、統計的品質管理(SQC)の定義や測定方法の基本について解説します。 統計的品質管理とは 統計的品質管理とは、製造プロセスや製品の品質を、統計的手法を用いて管理や改善をする手法の総称です。「Statistical Quality Control」を略してSQCとも呼ばれます。1931年にウォルター・A・シューハートが統計学を元に提唱した管理図が始まりとされています。 SQCは1940年代にアメリカで発展し、GHQの占領下で日本に導入されました。特に統計学者のデミング博士が日科技連で開催した品質管理講習会が大きな影響を与えました。その後SQCは、1960年代以降に、企業全体で品質管理を行う「TQC(総合的品質管理)」、「TQM(総合的品質マネジメント)」に発展しました。 統計的品質管理の測定方法 全製品を測定せず、サンプルデータを用いて全体の品質を推定するのが、統計的品質管理の測定方法です。把握した内容をもとに、製造工程の改善や問題解決を図ります。 少数のサンプルから信頼度の高い情報を得るためには、目的に応じた統計的品質管理の手法を用いる必要があります。どのような手法を用いるかについては次項の内容を参考にしてください。 統計的品質管理の代表的な手法 統計的品質管理(SQC)には、具体的に以下のような手法があります。 検定と推定 検定と推定は、サンプルデータから母集団の特性を推定する手法です。母集団の特性を一つの数値でピンポイントに推定する「点推定」と、母集団の特性がある範囲内にあると推定する「区間推定」という方法がよく用いられます。 例えば、ある製品の不良率は10%であると推定するのが点推定、95%の確率で8〜12%であるといったように推定するのが区間推定です。 分散分析 分散分析は、複数のグループ間の平均値に差があるかどうかを検定する手法です。材料A、材料B、材料Cなどのように、3つ以上の対象を比較するのに用いられます。 分散分析は、製造条件や材料の違いが製品の品質に影響を与えるかどうかを分析するのに便利です。品質に影響を与える要因を特定し、改善につなげられます。なお、製造条件と材料の組み合わせのように、2つの要因の効果と交互作用の有無を検定することも可能です。要因が2つの分散分析を、「二元配置分散分析」といいます。 実験計画法 実験計画法は、効率的な実験方法によって、複数の要因が結果に与える影響を要領よく分析する手法です。統計的方法を用いてあらかじめ因子の数を絞り込むなどすることで試行回数を減らし、効率的な検証を可能にします。 実験計画法は、製品やプロセスの最適な設計条件を見つけること、品質問題の原因を特定することなどに便利です。少ない試行回数で効率的な品質改善を実現する効果が期待されます。 相関分析・回帰分析 相関分析・回帰分析は、どちらも複数の変数間の関係性を分析する手法です。相関分析は変数間の関連性の強さを調べる手法、回帰分析は変数間の関係性を数式によってモデル化し、予測に役立てる手法を指します。 相関・回帰分析の目的は、品質に影響を与える要因を特定し、予測モデルを作成することです。品質問題の発生を予測し、未然に防ぐ効果が期待されます。 多変量解析 多変量解析は、複数の変数が発生したデータを同時に分析し、変数間の関係性を明らかにする技法です。複数の要因が品質に与える影響を総合的に分析することを目的に用いられます。 複雑な多変数のデータ分析を行う多変量解析では、前処理として「一変量解析」や「二変量解析」でデータ整理を行います。一変量解析には、ヒストグラムや箱ひげ図、二変量解析には散布図(分布図)などを用います。 また、多変量解析は特定の1つの分析手法を指す用語ではなく、例えば、「重回帰分析」や「判別分析」なども多変量解析の一種です。 タグチメソッド(品質工学) タグチメソッド(品質工学)は、新製品のロバスト性(安定性)を、開発設計の段階から確保しておくための手法です。生産環境や使用条件などのノイズがあったとしても、製品の機能性が損なわれないかどうかを評価します。 タグチメソッド(品質工学)と一般的なQC(品質管理)の違いは、ノイズへの対応方法にあります。QCでもノイズの管理は重要視されますが、 タグチメソッドでは設計段階からより積極的にノイズについて考慮し、ノイズがあっても品質が低下しないロバスト設計を行います。タグチメソッドは、製品やプロセスがノイズの影響を受けにくいよう設計することに焦点を当てた手法です。 管理図法 管理図法とは、過去のデータに基づく正常と異常の境界値をグラフに示し、得られたデータが正常か異常かを判断するというシンプルな手法です。水平に上部管理限界線と下部管理限界線を引き、各限界線から上下にはみ出た部分を異常とみなす形式が一般的に用いられています。 とても単純な方法ですが、品質管理の分野・業界では、有用性が古くから経験的に示されています。 抜取検査法 抜取検査法は、ロット(製品のまとまり)からサンプルを抽出し、ロット全体の品質を判定する手法です。「抜き取り検査」と表記することもあります。 抜取検査は、全数検査の代わりに、効率的に品質を検査することを目的に用いられます。また検査によって製品が壊れてしまう場合にも、全数検査の代替手法として有効です。抜取検査には、検査コストを削減し、効率的に品質管理を行えるメリットがあります。 統計的品質管理のメリットとデメリット 統計的品質管理には、以下のようなメリット・デメリットがあります。 統計的品質管理のメリット 統計的品質管理のメリットは、製品のばらつきを抑え、均一な品質を保ちやすい点です。データ分析の結果を工程管理に反映することで、均一な品質の製品を効率的に大量生産することが可能になります。 またデータ解析によって生産工程の実態を細かく把握できるという点も魅力です。統計的な分析に基づいて生産工程の問題点を特定し、改善することができます。 統計的品質管理のデメリット 一方、デメリットは統計的品質管理の導入によって務負荷が増加する可能性があることトです。具体的には、データ収集や解析に時間と労力がかかることが考えられます。 また専門性が高い内容であることから、統計的品質管理には属人化のリスクもあります。実施には統計の専門知識やスキルが必要なため、特定の人に依存しやすくなるリスクは比較的高いといえるでしょう。社員がセミナーなどでスキルを習得する場合、相応のコストもかかります。 統計的品質管理を導入してみよう! 統計的品質管理(SQC)を適切に実施すれば、品質管理の精度や効率性を高められます。業務の負担増や属人化などの懸念はありますが、まずは無理のない範囲で試験的に導入してみてはいかがでしょうか。 昨今はデータ収集や解析の作業を効率化するITツールも数多く提供されています。上手にデジタル化すれば、人手の少ない企業、専門性に乏しい企業でも、より良い統計的品質管理を実現できるはずです。これを機会にぜひ、統計的手法を用いた品質管理の効率化にぜひチャレンジしてみてください。 現場帳票電子化システム「i-Reporter」の製品サイトはこちら - [APQPとは?導入の目的や5つのフェーズ、成功のポイント](https://ireporter-global.com/column/13708/) - APQPとは、プロダクト開発の上流から下流までの諸プロセスを、品質保持の点から考えたプランのことです。「Advanced Product Quality Planning」の略で、「先行製品品質計画」と訳されます。 この記事ではそんなAPQPについて、導入に役立つITツールも含めて解説します。自動車産業ほか、製造業での品質向上に関心のある方はぜひ参考にしてください。 APQPの概要 まずはAPQPを理解するために重要となる基本的な事柄について解説します。 APQPの目的とは APQP導入の目的は、クライアントの要望に沿った製品を開発すること、諸リスクを小さくすること、業務効率化などです。また全米自動車産業協会(AIAG)では、APQPの目的は「顧客を満足させる製品またはサービスの開発を助ける製品品質計画を作ること」と規定されています。 APQPは製品を設計して製造工程を作り、製品計画に反映していく作業です。適切なAPQPな実施は製品の売れゆきのほか、トラブルを生じさせないことにもつながります。とくに失敗のリスクが高まる新製品のリリース時や新しい製造プロセスの導入時にAPQPは重要です。 IATFとの関係性とは APQPは自動車産業の品質マネジメントに関する国際規格「IATF16949(旧ISO/TS 16949)」でコアツールのひとつに含められています。コアツールは、プロダクトの品質管理にとりわけ重要な手段、方法のことです。IATF16949のコアツールはほかに、PPAP(生産部品承認プロセス)、FMEA(故障モード影響解析)、MSA(測定システム解析)、SPC(統計的工程管理)があります。 IATF(=International Automotive Task Force)は、「国際自動車産業特別委員会」と呼ばれます。 IATF16949は、IATFが策定した組織全体の品質マネジメントシステムを構築するための指針です。APQPはIATF16949の基幹となる手法の一つとして、製品開発における品質管理を支えます。 PPAPとの違いとは APQPとPPAPは、名称こそ類似があるものの内容は似て非なるものです。APQPは製品実現のプロセス、PPAPは顧客に製品を承認してもらうための手続きを指します。どちらもIATF16949におけるコアツールであることは同様です。 PPAP(=Production Part Approval Process)は、「生産部品承認プロセス」と訳されます。。PPAPは、生産部品が顧客の要求に沿っていることを証明するための文書提出と承認の手続きです。PPAPを通じて、顧客はプロダクトの品質が要求通りのものかを確認して承認します。PPAPは、製品の品質保証において重要な役割を果たし、顧客とサプライヤー間の信頼関係を構築するのに役立ちます。 APQPの5つのフェーズ APQPには5段階のフェーズがあります。フェーズとは、進行中の仕事や作業の段階を意味する言葉です。 APQPでは、以下の5つのフェーズを段階を追ってクリアするることで、顧客満足度の高い製品を開発・量産しやすくなります。 1. プログラムの計画と明確化 クライアントが求めることを明確にして、製品の仕様や品質の目標を決定する段階です。顧客固有要求事項(CSR)や市場調査の結果、企業の事業計画などのデータ(インプット)をもとに、全体の計画書(アウトプット)を作成します。はじめに目指すべき方向を明確にすることで、開発作業を効率化することが可能です。 2. 製品の設計・開発 事前計画に基づき、詳細な製品設計を策定するフェーズです。具体的にはデザインや機能、許容差、特殊特性などを決定します。 このフェーズでは、プロトタイプ(試作品)によるテストも行います。ツールには、DFMEA(設計故障モード影響解析) やDVP&R(設計検証計画とレポート )などが便利です。製品設計での諸リスクを解析し、事前に対策を講じます。 3. プロセスの設計・開発 新製品の仕様が決まったら、次は量産に向けてより良い生産プロセスを企画する段階です。具体的には製造技術や測定方法などを決定し、プロセスのフロー図やコントロールプランなどを策定します。またPFMEA(プロセス故障モード影響分析)などの手法により、製造工程に関するリスクも洗い出します。 4. 製品・プロセスの妥当性のチェック 策定されたプロダクトや工程の計画が適切であるかを検証するフェーズです。設計をもとに量産試作を行い、できあがった製品の品質や量産体制の合理性・信頼性などを評価します。 APQPと並ぶIATF16949のコアツールであるPPAP(生産部品承認プロセス)やMSA(測定システム解析)、SPC(統計的工程管理)もこのフェーズで実行されます。プロセスの評価には、CPやCPKなど工程能力を定量化した指標も有用です。 5. 製品の量産・改善 新製品の量産開始後、現場や顧客からのフィードバックをもとに製造プロセスに継続的改善を加えていくフェーズです。製造品質や工程管理のばらつきなどの課題に対処し、品質をより良いものに向上させていきます。このフェーズでのトライアンドエラーは、次なる新製品のAPQPにも活かされます。 APQPを成功させるための主なポイント APQPを成功させるには、以下の観点が重要になります。 段階的に継続的な改善を行う APQPにおける製品やプロセスの改善は、段階的かつ継続的に行うことが重要です。回数を重ねることでさまざまな視点を盛り込みながら改善を実施でき、より良い品質を実現できます。具体的には顧客要求の満足、不適合製品の予防、工程の効率化など観点で改善を繰り返します。 製品に求められる要求を検証する APQPでは、クライアントが要求する性能を仕様書などに落とし込んでいく必要があります。そのためには、顧客の要求事項をクリアしているかどうか確かめるために、試作品を作り検証することが重要です。実験によって得られた結果を設計に反映させ、より良い設計に仕上げていきます。 顧客ニーズを把握する 第一に顧客の声を十分にヒアリングし、ニーズを把握することが大切です。顧客が自社製品に対して何を求め、何を期待しているかを理解することで、より良い製品の開発や顧客満足度の向上につながります。顧客の声を知るには、アンケート調査やインタビュー、意見交換会などのツールを活用することが効果的です。 ソフトウェアを活用する - [MSAとは?基礎知識や5つの評価方法、MSAを行うメリット・デメリット](https://ireporter-global.com/column/13688/) - 製造業における品質保証では、測定システム自体の信頼性を評価することも大変重要です。測定システム自体に誤差やバラツキなどの問題があると、製品やプロセスのデータ測定が意味をなさなくなってしまう恐れがあるからです。 MSA(測定システム解析)は、測定システムの信頼性評価に役立つツール。測定システムの信頼性と精度を客観的に評価し、製造業における品質管理の改善を実現します。 この記事では、品質管理に取り組む製造業者の方に向けて、MSAの基礎知識から、具体的な評価方法、メリット・デメリットまで詳しく解説します。2024年最新のデジタルサービスもお知らせするのでぜひ参考にしてください。 MSAに関する基礎知識 MSAは「Measurement Systems Analysis」の略で、日本語では「測定システム解析」と呼ばれます。 測定データが信頼できるものかどうかを評価するための具体的な手法のことです。測定システムの性能に対して、信頼性と精度を客観的に評価し、製造過程や品質管理を改善することを目的に実施されます。 MSAは、IATF16949において製品の品質を保証するための「コアツール」の一つとして位置づけられています。コアツールとは、品質マネジメントシステムを構築・運用するために必要不可欠なツール群のことです。ほかにはFMEA(故障モード影響解析)、APQP(先行製品品質計画)、SPC(統計的工程管理)、PPAP(生産部品承認プロセス)があります。 MSAは、ISO(国際標準化機構)やAIAG(自動車工業行動グループ)などのガイドラインで推奨されており、多くの企業で活用されています。特に、自動車産業では、AIAGが発行する「MSAマニュアル」が業界の中で広く利用されています。 MSAの5つの評価方法 MSAでは測定器のシステムを評価するための5つの項目があります。以下では、それぞれの評価項目について詳しく解説いたしますので、参考にしてください。 【MSAの評価方法①】偏り 偏りとは、基準値からのズレのことを指します。基準となる値を測定して、定量的にどのくらいズレが出るかを測ります。 例えば、50gの分銅を用意し、1人の測定者が5回測定する場合を考えてみましょう。 偏りの評価では、このような測定結果をもとに、バラツキの大きさで合格・不合格を決めます。バラツキの分析方法には管理図を用いるのが一般的で、測定結果の平均値をもとに標準偏差や95%信頼区画などを算出します。 【MSAの評価方法②】安定性 安定性とは、時間の経過に伴う測定値の変化の度合いのことです。同じ測定対象を繰り返し測定した際に、測定値が安定しているかどうかを評価します。 例えば、ある製品の寸法を1日に5回、5日間連続で測定する場合を考えてみましょう。 このような測定結果から、日ごとの平均値やバラツキの大きさなどを計算し、測定値が安定しているかどうかを評価します。安定性を高めるためには、測定環境の温度や湿度などを管理することが重要です。 【MSAの評価方法③】直線性 直線性とは、測定範囲全体にわたって実際の測定値がどれだけ正確かを評価する指標です。測定範囲内での各地点で測定値と基準値(真の値)を比較し、偏りの推移を確認します。 例えば、測定範囲が0〜100の測定機器を用いて、基準値0・25・75・100をそれぞれ測定するとします。 この測定結果を線グラフにすると、基準値のグラフは直線になりますが、ズレを含んだ測定値のグラフは完全な直線にはなりません。真の値が描く理想直線に対して、実測値のズレが許容できる範囲内にあるか確認するのが直線性の評価です。 【MSAの評価方法④】繰返し性 繰返し性とは、同じ測定者が対象を繰り返し数回測定した際のバラツキのことを指します。偏りとは違い、繰返し性の評価では実際の製品・商品を用いて測定を行うのが特徴です。 例えば、ある製品の寸法を1人の測定者が5回測定する場合を考えてみましょう。 このように測定回によって測定結果にバラツキが生じました。この場合、測定者は同一なので、変動要因は測定器にあるのが一般的です。そのため、繰返し性の評価は「装置変動」の評価とも言い換えられます。 【MSAの評価方法⑤】再現性 再現性とは、異なる測定者が同じ測定対象を測定した際のバラツキのことを指します。「装置変動」を見る繰返し性の評価に対して、再現性は「測定者変動」を見る指標です。 例えば、ある製品の寸法を3人の測定者がそれぞれ5回測定する場合を考えてみましょう。 上記の一覧を見ると、すべての測定回で測定者によるバラツキが生じているのがわかります。この測定者によるバラツキが小さければ小さいほど再現性が高いことを示し、測定の信頼性が高まります。再現性を高めるためにも、測定者の技術訓練や測定方法の標準化などが必要です。 なお、繰返し性と再現性をまとめて評価する「ゲージR&R(GRR)」という統計的手法も一般的です。国際規格のIATF16949では、ゲージR&Rの変動率が10%以下なら合格、10〜30%で条件付き合格、30%以上で不合格と判定されます。 またゲージR&R以外の「偏り」「安定性」「直線性」のことを「校正(較正)」と言います。校正とは、機器の測定値と真の値を比較し、測定器の精度を調整する作業のことです。 MSAを行うメリット・デメリット MSAの実施に際してはメリットだけではなく、デメリットも考慮する必要があります。MSAのメリット・デメリットを紹介しますので、参考にしてください。 MSAを行うメリット MSAを行うメリットは主に以下の3つです。 【MSAを行うメリット①】製品品質の向上につながる MSAを行うことで測定の誤差が生じにくくなり、不良品の発生を軽減できます。要求事項を満たすことができるため、顧客に安定した品質の製品を提供できるようになるでしょう。結果的に、顧客満足度の向上につながります。 【MSAを行うメリット②】無駄なコストを削減できる MSAで測定精度を高めれば、安定した品質の製品を製造できるようになります。そのため、不良品が減り、リワーク費用や廃棄費用も削減が可能です。また不良品の減少は、品質問題が発生した際の顧客への対応コストの削減にもつながります。 【MSAを行うメリット③】製品開発やプロセスを改善できる MSAを実施すれば、測定器で取得したデータから得られた情報を適用し、製品開発やプロセスの改善に役立てることができます。また測定誤差の要因の分析がしやすくなり、製品設計の最適化や製造プロセスの効率化につながります。 MSAを行うデメリット 一方、MSAの実施には以下のようなデメリットも伴うので注意しましょう。 【MSAを行うデメリット①】導入コストや手間が発生する MSAを実施するための人材育成やツール導入にコストが発生します。またMSAの実施には統計学や品質管理に関する知識が必要なため、専門家へのサポート依頼や社員教育に別途費用が生じることもあります。加えて、MSAを継続的に運用していくためには相応の体制が必要であり、体制整備に手間がかかることもデメリットです。 【MSAを行うデメリット②】時間がかかる MSAを使用するデータ収集や分析は一定以上の時間を要します。そのため、人手不足の企業ではそもそも実施が難しい場合もあるかもしれません。また迅速な対応が必要な際には、MSAが間に合わない可能性もあります。 限られた時間の中でMSAを実施するには、ITツールを用いてデータの収集・分析を効率化するのがおすすめです。また周辺業務をITツールで効率化し、MSAの時間を捻出するという考え方もあるでしょう。 MSAはITツールを活用して効率よく実施しよう! MSAは、品質管理の向という特性を持つ製造業にとって、便利な手法です。MSAを適切に導入・運用することで、製品品質の向上、コスト削減、顧客満足度の向上を実現し、競争力を強化できるでしょう。ただし、MSAを行うにはコストや手間、時間がかかるため、ITツールの活用をはじめ、自社に合った方法を選択することも重要です。適切な判断が求められるでしょう。 例えば、現場帳票電子化システムの「i-Reporter」は、導入することで物流・倉庫業務を効率化し、MSAを行うの人員や時間を捻出することにつながります。また、帳票への記入や計算、出荷などのミスを減らし、再現性や繰返し性を高めるのにも効果的です。下記より資料のダウンロード、セミナー申し込みをお問い合わせください。 現場帳票電子化システム「i-Reporter」製品サイトはこちら - [JIS規格とは何かをわかりやすく解説!JIS規格の目的と分類について](https://ireporter-global.com/column/13704/) - JIS規格とは、製品やサービスの品質に関する統一的なルールのことです。JIS規格があることで、日本の製品・サービスの品質および安全性は高いレベルに保たれています。消費者はもちろん、メーカーや産業界全体もJIS規格があることで恩恵を受けています。 今回はそんなJIS規格について、基礎知識からメリット・デメリット、取得方法までをわかりやすく解説しましょう。JIS規格に関心のある方、JIS認証の取得を検討している方などはぜひ参考にしてください。 JIS規格に関する基礎知識 以下では、JIS規格の定義や目的など、基本的な事柄をわかりやすく紹介説明します。 JIS規格とは? JIS規格とは、日本の製品やサービスに関する品質や安全性などを全国的に統一するために制定されたルールのことです。「日本産業規格(Japanese Industrial Standards)」を略して「JIS(ジス)」と言います。産業標準化法(JIS法, 旧工業標準化法)に基づく国家規格であり、もともとは「日本工業規格」と呼ばれていました。 ちなみにJISは、著作権法の保護対象である著作物です。その著作権(Copyright)は原案作成にあたった民間団体などに帰属します。JISに対応の国際規格がある場合、ISO(国際標準化機構)やIEC(国際電気標準会議)などの著作権団体との関係において著作権の保護が図られます。 【出典】「産業標準化とJIS」 JISC 日本産業標準調査会 JIS規格の目的とは? JIS規格の目的は、製品やサービスの規格を国レベルで統一させて、使用性や安全性を高めることです。例えば、トイレットペーパーは直径のロールの大きさは120mm以下と、JIS規格で定められています。JIS規格があることで、どのメーカーでトイレットペーパーを買っても、同じようにホルダーに取り付けて便利に使えます。 JIS規格の分類 JIS規格には以下のような分類があります。 基本規格 基本規格は、共通して使う言葉や数値の定義を定めたものです。例えば、「長さ」を「メートル」で表す表現するといった基本的な決まりごとを指します。基本規格があることで異なる分野の人であっても同じ意味で言葉を使うことができ、誤解を防ぎやすいというメリットがあります。 方法規格 方法規格は、試験・分析・検査および測定の方法・作業標準などの規定です。例えば、製品の耐久性、製品が合格と判断される基準などを指します。方法規格には、製品の品質を客観的に評価しやすくなるというメリット意義があります。 製品規格 製品規格は、製品の形状・寸法・材質・品質・性能・機能などの規定です。例えば、ねじの形状、紙のサイズ、電球の明るさなどが定められています。具体的な製品の仕様を定めることで、同じ製品であれば同じような品質や機能が保てるということがポイントです。メリットが得られます。 分野別の分類 JIS規格は、さらに分野(部門)別にも分類され、それぞれの分野にアルファベットの記号が割り当てられています。代表的な分野は「A:土木および建築」、「B:一般機械」、「C: 電子機器及び電気機械」などです。以下の表のように、各分野ごとに規格名称や規格番号が整理されています。 ▼JIS規格の分類例(あくまで一例。実際にはもっと種類があります) JISC 日本産業標準調査会「JIS検索」日本規格協会(JSA)「JIS部門一覧」 JIS規格のメリット・デメリット JIS規格には、観点ごとにさまざまなメリット・デメリットが想定されます。以下では、消費者・メーカー・産業全体のそれぞれから見たJIS規格の利点・難点を紹介するので参考にしてください。 消費者から見たJIS規格のメリット・デメリット ▼メリット 消費者は、JIS規格があることで安全性・品質が保証された製品を選ぶことができまする。製品にJISマークがついていれば、その製品について簡単に調べられます。またJISマーク自体が、安全かつ高品質な製品であることも証明にもなるのです。 ▼デメリット JIS規格によって、製品の価格が上昇する可能性があることは消費者にとってデメリットになります。値上がりの理由は、JIS規格に適合するために、より高品質な材料や製造工程が必要になることが多いためです。 メーカーから見たJIS規格のメリット・デメリット ▼メリット メーカーはJIS規格に準拠することで、製品開発や生産が効率化し、時間やコストを削減しやすくなります。またJIS規格では品質に関する基準が明確になっているため、品質管理が楽になりやすいというメリットもあります。 ▼デメリット 一方、JIS規格によって、新しい技術やアイデアを取り入れた製品開発が難しくなる可能性があることはメーカーにとってのデメリットです。規格の基準に沿う必要があるため、新製品の開発にも一定の制約がかかります。 産業全体から見たJIS規格のメリット・デメリット ▼メリット JIS規格があることで、産業全体の生産効率が上がりやすい状況が生まれます。違うメーカーの製品でも規格が同じであれば組み合わせて使うことができるからです。 また、日本の産業全体の信頼性向上につながりやすい点もメリットです。JIS規格が信用となって、日本の製品が世界で通用する高品質な製品であることを示しやすくなります。 ▼デメリット 一方、JIS規格の普及には、産業構造が変化し、多様性が失われるリスクも伴います。JIS規格への対応が困難な中小企業が市場から淘汰される可能性があるからです。 JIS認証取得までの流れ JISの認証を取得するためには、国に登録された登録認証機関の審査を受け、JIS規格に適合していると認められる必要があります。具体的には、以下の流れに沿って申請手続きを行います。 Step1.認証の申請 まずはJIS認証取得のための登録申請書類を経済産業省ほか各省の主務大臣に提出します。この場合の登録申請書類とは、「日本産業規格への適合性の認証に関する省令(認証省令) 第5条」のことです。 Step2.工場審査、製品試験 国に登録された登録認証機関によって、工場審査および製品試験が行われます。工場審査とは、製造(加工)工場の品質管理にかかわる審査のこと、製品試験とは、製品がJIS規格に適合しているかどうかの試験のことです。工場審査については、ISO 9001品質マネジメントシステム審査登録制度での登録がある場合、一部の現地調査を省略できます。 - [品質管理部とは?仕事内容と管理体制を強化するポイント](https://ireporter-global.com/column/13662/) - 品質管理部とはその言葉のとおり、製品の品質の確保・維持を目的に、企業内に設けられている部門です。消費者に品質の高い製品を安定して提供するための、重要な役割を担っています。 本記事では、品質管理部の主な仕事内容や強化するためのポイントとあわせて、品質管理部の担当者が勉強しておきたい知識や検定をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 品質管理部の主な仕事内容 企業内での品質管理部の役割は、消費者に品質の高い製品を安定して提供することです。ただし、品質管理部がどのような仕事を行っているのか、具体的な仕事内容をイメージできる人は少ないでしょう。 ここでは、品質管理部の主な仕事内容をご紹介します。 品質を管理するために行うべき仕事は多岐にわたりますが、主な3つの仕事内容をご説明します。 原料や部品を検査する まず初めに行うのが、製造する際に使用する原料や部品の品質管理です。原料や部品が前もって定めている規格にあっているかを検査します。 具体的には、寸法の測定などを行い、問題がないことを確認します。 品質管理の規格にはさまざまな種類があり、代表的な規格が「ISO9001」です。ISO9001は業種を問わず利用・認証を取得できる規格になります。国際的な取引を円滑に進めることを目的に、世界中で同品質・同レベルの製品を提供するための国際的な基準です。世界170ヵ国以上、100万以上の組織で使用されています。 他にも、「JISマーク」でおなじみの日本国内の規格制度の「JIS(日本工業規格)」や、電気・電子分野の国際規格「IEC」などがあります。 製造工程を確認する 製造段階の品質管理で行うのが、決められた製造工程できちんと製造が行われているか、不具合などがないかの確認です。検査時に基準から外れていないかを確認する必要があるため、あらかじめ設定している管理基準から離れていないかなど、目視での確認やサンプリングを行って検査します。 製品を検査する 完成品の品質管理では、でき上がった製品が規格や基準に合っているかを検査します。製品にはそれぞれ規格や基準が設けられているため、不適合品を出さないためには、最も高い管理基準で品質管理を行わなければなりません。 製品によって検査項目は異なりますが、外観検査や品質検査など多くの検査を行います。 すべての検査が終了したら、検査結果と製品が完成するまでの一連の記録などを確認し、品質の適否判定を行ったうえで出荷の可否を決めます。 品質管理体制を強化するためのポイント 製品の品質を維持するためには、国や自治体が定めた基準に沿った、品質管理体制の構築が求められます。また、品質管理による問題を未然に防ぐためには、品質に関する情報の可視化が必要です。 品質管理を徹底し、不適合品が出た場合の不信感やクレームを減らすことで、顧客満足の向上につなげられます。商品やサービスを提供するうえで、品質管理体制を整えることは非常に重要です。 品質管理体制を強化するための4つのポイントをご紹介します。 品質管理体制図を作成する まず初めに行うのが、作業の全体像を把握するための、品質管理体制図の作成です。品質管理体制図を作成して社内で共有することで、工程や担当する役割を理解しやすくなります。 また、品質管理体制図を作成する際には、社内責任者や各工程の担当者を決めましょう。責任者や担当者を明確にすることで、それぞれに責任が生まれ、ミスや失敗を防ぎやすくなります。 管理する項目を明確化する 改善や見直しが必要な過程を見つけ出し、品質管理体制を整えるために欠かせないのが、管理する項目の明確化です。原材料の受け入れからでき上った製品の出荷にいたるまで、品質に影響を与える可能性がある原因や、生産における作業の過程をすべて浮き彫りにしましょう。 管理する項目を明確化することで、管理の漏れを防げるため、作業者や作業工程全体が管理された状態を保ちやすくなります。 作業をマニュアル化する 作業者による作業の質やレベルのばらつきを防止するために必要なのが、作業のマニュアル化です。作業者によって業務の違いがある場合、工程の停滞や業務の属人化が起こりやすくなります。 作業に基準を定めてマニュアルを作成することで、品質が低下したり、商品の安定性が低下したりすることを防げるでしょう。また、熟練した作業者のスキルやノウハウをマニュアルに反映させることで、社内全体で共有できます。 システムを導入する 管理を漏れなくスムーズに行うためには、品質管理情報を一元管理できるシステムの導入が有効です。最近では、製造現場の品質管理においてもIT化が進んでおり、さまざまなシステムを導入する企業が増えています。 システムで品質に関する情報を一元管理すれば、必要な情報がすぐに検索できるため、生産性の向上や業務の効率化につなげられます。 品質管理部の担当者が勉強しておきたい知識や検定 品質管理に関する知識や資格を身につけることで、仕事への理解が深まります。品質管理部の担当者ならぜひ勉強しておきたい、知識と検定をご紹介します。 関連する法律やISO規格などの国際規格についての知識 品質管理者として高い評価を得るために欠かせないのが、関連する法律やISO規格などの国際規格についての知識です。 品質管理に関連する法律として、「製造物責任法(PL法)」が挙げられます。製造物責任法とは、製品の欠陥によって消費者に損害が生じた場合、製造者がその責任を負うことを定めた法律です。 品質管理部門は、製品の安全性を確保し、欠陥がないことを保証するために、製造物責任法を理解しておく必要があります。 また、製品やサービスの品質を一定の水準に保つために設けられた、「ISO規格」の理解も欠かせません。ISO規格とは、「国際標準化機構(ISO)」が制定する国際的な基準です。 製品の規格では「非常口のマーク(ISO 7010)」や「カードのサイズ(ISO/IEC 7810)」が有名ですが、品質管理では「品質マネジメントシステム(ISO 9001)」の規格が該当します。 QC検定(品質管理検定) 品質管理に関する代表的な資格が、「QC検定(品質管理検定)」です。QC検定では、品質管理に関する知識がどのくらいあるのかを、客観的に評価します。 試験は9月と3月の年2回、全国で実施されており、1級~4級の4つの等級があります。品質管理の手法を問われるのは3級からなので、品質管理部の担当者であれば、3級より上を目指しましょう。 あらゆる製品やサービスの品質管理において意義のある資格なので、品質管理部の担当者ならぜひ資格の取得をおすすめします。 品質管理にもシステムの導入によるIT化が欠かせない 最近では、製造業などの現場でもIT化が急速に進んでおり、品質管理においても大きな変化が生じています。品質管理に役立つ代表的なITツールが、品質管理システムです。 検査データや品質の適否判定の結果など、品質に関する一連の業務をシステム上で管理することで、品質管理業務の効率化や品質改善サイクルの加速につなげられます。 品質管理情報を一元管理できるシステムを導入するなら、「i-Reporter」をおすすめします。「i-Reporter」で検索結果や報告書などの帳票を電子化すれば、手作業よりも効率的かつ高精度な管理が可能です。 「i-Reporter」の公式サイトでは、さまざまな業種の導入事例もご紹介しておりますので、ぜひ一度チェックしてみてください。 i-Reporterの製品サイトはこちら - [FSSC22000とは?簡単に解説|メリットやデメリット、認証を取得する手順](https://ireporter-global.com/column/13658/) - 食品関連業界で働いているなら、「FSSC22000」についての理解が必要です。FSSC22000とは、食品の安全を確保する仕組みである、食品安全マネジメントシステムの国際規格です。 FSSC22000という言葉は聞いたことがあるけれど、仕組みやくわしい内容を知らない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、HACCPやISO22000との違いやFSSC22000を構成する3つの要素から、認証を取得するメリットや流れまで、わかりやすくご説明します。 FSSC22000とは? FSSC22000とは、食品安全マネジメントシステムの国際規格です。まずは、FSSC22000がどのようなものなのか解説します。 そもそもFSSC22000とはどのような規格なのでしょうか? 「Food Safety System Certification 22000」の略 FSSC22000とは、「Food Safety System Certification 22000」の略で、直訳では「食品安全システム認証」の意味です。 オランダのFSSC財団によって開発され、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)に承認されています。GFSIは、食品関連業界の安全性を確保するための基準を設けており、FSSC22000はこの基準をクリアしています。 ISO22000をベースにしたFSSC22000は、HACCPの衛生管理手法やISO9001の品質管理手法を取り入れたものです。食品の安全性に特化しており、食品の製造過程の管理や従業員の衛生教育など、さまざまな取り組みが含まれます。 また認証を取得できるのは、特定の業界に限定されています。具体的には、下記のような業界が対象です。 FSSC22000の対象となる業界の例 ・食品製造業 ・動物飼料の製造業 ・食品包装および包装資材の製造業 ・食品製造向けの化学製品製造業 ・食品や飼料の輸送及び保管サービス業 ・ケータリング業 食品の安全を確実に保つために、生産者から消費者に提供するまでのすべての段階に関係するカテゴリで、FSSC22000の認証を取得できます。 HACCPやISO22000との違い 食品の安全に関する規格には、2021年に義務化されたHACCPやISO22000がありますが、FSSC22000とどのように違うのでしょうか? これらの3つの規格はすべて食品安全規格です。国や認証団体によって基準が異なるHACCPに対し、ISO22000はFSSC22000と同じく基準が統一された国際規格です。 ただし、FSSC22000のほうが要求される事項が多いため、取得難易度は高くなっています。 FSSC22000は、HACCPをもとに作られたISO22000をさらに発展させた規格なので、HACCPとISO22000のすべての内容を含んでいることが特徴です。 FSSC22000を構成する3つの要素 FSSC22000の認証を取得するためには、3つの要素を満たす必要があります。それぞれの要素を詳しくご説明します。 ISO22000 ISO22000は、HACCPの衛生管理とISO9001の品質管理を組み合わせた、食品の安全についての国際的な規準です。 前提条件プログラム(PRP) 衛生管理の基本を確立するためのプログラムです。食品に関わる事業向けの前提条件プログラムは「ISO/TS22002」と呼ばれており、特定の産業分野ごとに設定されています。 追加要求事項 食品偽装防止や食品防御、アレルゲンなど、ISO22000に加えて必要とされる追加の項目です。 FSSC22000認証を取得するメリット FSSC22000の認証を取得することには、さまざまなメリットがあります。 FSSC22000の認証を取得することで得られる4つのメリットをご紹介します。 食品における安全管理の強化 厳しい基準が設けられた認証を取得することで、食品の製造や保管、輸送においての安全管理体制が強化されます。安全管理体制の強化により、食品に関するトラブルやリスクを減らすことが可能です。 信頼性の向上 認証を取得すれば、消費者や取引先に対して、食品安全のマネジメントが徹底されていることをアピールできます。企業のブランドの信頼性向上が期待できるでしょう。 国際取引の促進 FSSC22000は、国際的に認められた食品安全規格です。そのため、認証を取得すれば、海外の取引先や市場でも信頼されやすくなり、国際的なビジネスチャンスが広がります。 業務効率の改善 認証を取得する過程で、業務プロセスを見直すことで効率化が図られます。無駄が省かれるため、業務効率の向上が期待できるでしょう。 FSSC22000認証を取得するまでの流れ FSSC22000認証の取得企業・組織も増えていますが、取得には多くの準備や審査が必要になるため、すぐに取得できるわけではありません。コンサルタントにサポートを依頼する方法もありますが、自社で取得できるかどうかを把握するためにも、認証の取得方法の流れを知っておきましょう。 FSSC22000認証を取得するまでの流れを、3つの段階に分けてご紹介します。 Step.1 - [CCP(重要管理点)の役割とは?HACCPプランの作成・実施方法](https://ireporter-global.com/column/13610/) - CCPとは、消費者の健康を守ることを目的に、工程の重要な管理箇所を科学的にチェックする国際的な衛生管理手法です。日本でも製造・流通のグローバル化受けて食品衛生法が改正され、2021年6月から食品を扱うすべての事業者に対して、HACCPの導入・運用が完全義務化されています。 今回は、「CCPとHACCPはどのようなものか」「CCPとHACCPにはどのような関係があるのか」について、わかりやすくご説明します。 CCP(重要管理点)とは CCPとは、「Critical(重要な)」「Control(管理)」「Point(箇所)」の頭文字を取ったもので、日本語では「重要管理点」や「必須管理点」と訳されます。 CCPでの管理を始める前に、CCPがどのようなものかを把握しましょう。 CCPの役割 CCPとは「重要管理点」の言葉のとおり、食品製造や加工工程などにおいて、とくに管理すべき重要なチェックポイントを指します。 食品製造や加工工程においては、異物の混入や加熱不足による食中毒など、さまざまなトラブルが考えられます。このような危害が消費者に及ぶことを防ぐために、CCPが必要なのです。 CCPは「HACCP(ハサップ)」の一部として実施します。HACCPについては、次の項目でくわしくご説明します。 HACCPとは CCPを理解するうえで知っておかなければならないのが、関係性の強い「HACCP(ハサップ)」です。HACCPは、「危害要因分析」を意味する「Hazard Analysis」とCCPから成り立つ、食品事故などのリスクを防止・低減するための食品衛生管理手法です。 「HA」で食品に残る可能性のある、食中毒菌やウイルスなどの危害要因をすべて洗い出し、取り除くためのとくに重要なチェックポイントとしてCCPを設定します。 HACCPの構築方法には、あとから解説する7原則12手順があります。構築したあとも継続的なモニタリングが必要で、検証と修正を繰り返し行うことで有効なHACCPを築くことができます。 CCPの進め方 CCPの役割や重要性を解説しましたが、実際にどのようにしてCCPを設定すればいいのでしょうか?CCPの進め方をご紹介します。 作業工程の分析 CCPを設定するには、3つの手順があります。 STEP1. 作業工程を洗い出す まず初めに行うのが、原材料の受け入れから箱詰めに至るまで、食品の製造に関わるすべての作業工程の洗い出しです。原材料が複数ある場合も同じようにすべての作業工程を明らかにし、番号を振るなどして区別します。 作業工程がすべて洗い出せたら、製造現場をチェックし、作業や手順、設備などで気になる部分を書き出しましょう。実際に現場をチェックすることで、マニュアルやルールから逸脱している部分に気づける可能性があります。 STEP2. 作業工程の危害要因を見つける 作業工程が把握できたら、次に行うのが危害要因を見つける作業です。消費者の健康に悪影響を及ぼす危害要因にはさまざまな種類があります。 たとえば、原材料に由来するものや作業により発生するものがあり、それぞれの管理方法をピックアップします。とくに、微生物の制御には、予防または除去・低減する対策が重要です。 チェック項目は食品ごとに分け、危害要因を分析します。 STEP3.CCPを設定する すべての作業工程の危害要因が分析できたら、病原微生物の殺菌・低減を行っている工程を洗い出しましょう。その工程よりあとに作業管理が行われていない場合は、その工程がCCPとなります。 HACCPプランの作成 危害要因の分析やCCPが設定できたら、食品ごとにHACCPプランを作成します。 分析した危害要因の他、管理手段や管理基準(CL)、モニタリング方法などの項目を記載し、一覧表を作成しましょう。作成する際には、現場の作業担当者にヒアリングを行い、実際の作業工程とかけ離れていないか確認することも大切です。 食品によって危害要因や作業工程が異なるため、食品にあったHACCPプランを決めます。 HACCPプランの実施 HACCPは7原則12手順に沿って実施します。 【食品別】CCP設定内容の例 CCPでチェックすべき重要なポイントは食品によって異なります。設定内容の例を食品別にご紹介します。 肉製品のCCP 肉製品には食中毒が発生する可能性があるため、危害要因として病原微生物の残留・増殖が考えられます。 食中毒を防ぐためには、「製造環境を消毒する」「製造段階で菌が入らないようにする」などの対策が必要です。なかでも、消費者に商品を提供する直前にできる対策が、「商品を十分に加熱処理する」ことです。 消費者への危害を防ぐためには、最終的に「加熱処理」ができているかをチェックしなければならないため、「加熱処理」は肉製品を販売する際のCCPの一つに設定できます。 パンのCCP 商品がパンの場合は、パンを焼く工程で用いる金属製の型が欠けてしまい、商品に混入する可能性があります。パンに限ったことではありませんが、商品への異物混入は、ニュースなどで取り上げられる危害です。そこで、しっかりとCCPを設定し、消費者に危害が及ばないようにしなければなりません。 消費者に商品を提供する前に対策できることは、「金属などの異物が混入していないか」をチェックすることです。 消費者への危害を防ぐためには、出荷前に金属探知機を使用し、金属片の混入がないかをチェックしなければなりません。そのため、金属探知機を使用した金属片の混入のチェックは、パンを販売する際のCCPの一つに設定できます。 ミネラルウォーターのCCP ミネラルウォーターの場合は、危害要因として採水した水の病原微生物の残存が考えられます。 そのため、消費者への危害を防ぐには、充填する前にペットボトルの除菌処理を行うなどの対策が必要です。ミネラルウォーターのCCPとしては、「採水した水の病原微生物が残らないようにする」ことが設定できます。 適切にCCPを設定して消費者への危害を未然に防ごう! CCPはHACCPの一部として実施するもので、HACCPとは「HA」と「CCP」の2つの手法を組み合わせた管理システムです。食品を扱うすべての事業者に対して、HACCPの導入・運用が完全義務化されているため、HACCPの知識は全食品関連事業者に欠かせません。 食品製造現場の効率化を図るなら、現場帳票電子化システム「i-Reporter」の導入をおすすめします。「i-Reporter」は、工程の進捗管理から入出庫管理の効率化まで、幅広い業務にご活用いただけます。 無料で全機能をご利用いただける無料トライアルもご用意しておりますので、お気軽にお申し込みください。 現場帳票電子化システム「i-Reporter」の製品サイトはこちら - [運転日報とは?記入例と必要な項目|記入する際の注意点](https://ireporter-global.com/column/13585/) - 荷物の運搬はもちろん、業務中の移動にも欠かせないのが自動車です。運送業や建設業を営んでいる企業や社用車を所有している企業が、業務で自動車を運転する場合、運転日報の作成義務があるため、「良い書き方が見つからない」「適切な報告形式を探している」という場合も多いでしょう。 記入は毎日欠かさず必要なので、効率的かつ正確に作成するためには、テンプレートや専用システムの活用は必須です。 ここでは、必要な項目や記入例から、記入する際の注意点まで、運転日報の基礎知識を解説します。 運転日報とは まずは、そもそも運転日報がどのようなものなのかおさらいしておきましょう。 運転日報とは 企業が所有している自動車を業務で使用した際に、ドライバーが1日の業務内容や走行状況を記録するための書類です。具体的には、ドライバーの氏名や顧客名などの個人情報、日時や走行距離などの運転内容をくわしく記録します。 トラック運送といった一般貨物自動車運送事業を営む企業だけではなく、一定台数の社有車を保有する企業でも同じように、記録および保管が法律によって義務付けられています。 また、情報が正確かつ最新であることを確認するために、運転日報は定期的に見直さなければなりません。 運転日報が必要な理由 企業が業務を行う運転者の情報を把握するために必要です。安全運行の確保や法令遵守、業務管理や健康管理、事故防止などを目的に行います。 運転日報は法律で義務付けられている 一般貨物自動車運送事業もしくは社有車を所有する一部の企業は、法律に則って運転日報を作成しなければなりません。 貨物自動車運送事業を行っている企業 貨物自動車運送事業を行っている企業は、緑ナンバーの一般貨物自動車運送事業者などが安全な輸送を行うために、運転業務の記録・保管が義務化されています。これは、貨物自動車運送事業輸送安全規則によって定められているものです。 管理および保管を行うのは運行管理者です。運行管理者は、営業所ごとに車両台数に応じた人数を選任することが義務付けられています。 事業で使用する車両数が一定台数以上の企業 主に白ナンバーの自動車を使用する企業は、道路交通法施行規則により、安全な道路交通を守るために運転業務の記録・保管が義務化されています。乗車定員数が11人以上の自動車の場合は1台、そのほかの自動車の場合は5台保有している企業が対象です。 該当する企業では、安全運転管理者の選任も義務付けられています。 安全運転管理者は、白ナンバーの自動車を使用する企業において、ドライバーに対して安全運転の推進や交通事故の防止に取り組む役割を担う者です。道路交通法施行規則によって、管理・保管も安全運転管理者が行います。 また、選任義務があるのに安全運転管理者を選任しなかった場合には、選任義務違反となり、行政機関や関連機関から警告・是正措置命令・罰則などの措置を受ける可能性があります。 運転日報の書き方 運転日報はフォーマットが決まっていないため、無料で公開されているテンプレートを利用しても問題ありません。ただし、記載が義務付けられている項目があり、トラック等、業務に使用する自動車によって記載する項目が異なるため注意が必要です。 記載する際には適切なテンプレートを選択してください。記入が義務付けられている項目を解説します。 トラック運送などの一般貨物自動車運送事業を営む企業と、一定台数以上の社用車を保有する企業に分けて、必要な項目を解説します。 【運転日報の必要項目】一般貨物自動車運送事業を営む企業の場合 貨物自動車運送事業輸送安全規則に明記されている、運転日報に記載すべき8つの項目は下記のとおりです。 運転者の氏名 乗務した車両の登録番号 乗務開始と終了日時、乗務開始点と終了地点、主な経過地点と走行距離 運転交代時の地点と日時 休憩、睡眠時の地点と日時 車両総重量8t以上または最大積載量5t以上の事業用自動車における、貨物積載や集荷などの状況 事故や著しい運行の遅延、異常状態発生時の概要と原因 ・運行経路などの運行指示内容 一般貨物自動車運送事業を営む企業の運転日報では、上記の項目が揃っているか必ず確認しましょう。 【運転日報の必要項目】一定台数以上の車両を保有する企業の場合 貨物自動車運送事業以外で、乗車定員数が11人以上の自動車の場合は1台、そのほかの自動車の場合は5台保有している企業は、運転日報の作成が必要です。 道路交通法施行規則で規定されている、運転日報に記載すべき4つの項目は下記のとおりです。 運転者の氏名 運転開始と終了日時 運転した距離 ・自動車の運転状況を把握するうえで必要な事項 運転日報の記入例 記載すべき項目が把握できたら、早速運転日報を作成・記載してみましょう。 運転日報に決まった書式はないため、インターネット上に複数あるテンプレートをダウンロードして利用すると便利でしょう。 ただし、記載すべき情報が多いため、手書きで作成しようとすると、手間と時間がかかるだけではなく、記載ミスなどのトラブルが発生する可能性があります。 紙ベースでの書類のファイリングや保管は容易ではありませんので、運転日報の管理が義務化されている管理者の負担を軽減するためには、デジタル化も視野に入れましょう。運転業務に関わるさまざまな作業を、ペーパーレス化およびデジタル化すれば、保管や管理もしやすいため、トラブルの発生を抑えられます。 また、車両管理システムなどの専用システムの導入もおすすめです。さまざまな機能を搭載した専用システムを導入すれば、運転日報をアプリ上で入力して電子データとして提出できるなど、管理者だけではなくドライバーの負担軽減にも役立つので、生産性の向上につなげられるでしょう。 運転日報を記入する際の注意点 運転日報を記入する際には、いくつか注意点があります。注意すべき2つのポイントを解説します。 正確に記録する 運転日報の項目は正確に記録しなければなりません。運行時間や走行距離、休憩時間などの情報は、時間が経つと忘れてしまう恐れがあるため、なるべく早めの記入を心がけてください。 とくに、特記事項には、運行中に発生したトラブルや事故のくわしい情報の記入が必要です。記録した情報は今後の改善にもつながるため、できるだけくわしく記載しましょう。 読みやすいように記入する - [QC(品質管理)とは?代表的な手法|メリットや注意点](https://ireporter-global.com/column/13573/) - 製造業ではQCD(品質・コスト・納期)のバランスが重視されますが、とりわけ「品質は生命線」といわれます。品質を高レベルで安定させるには、生産工程におけるQC(品質管理)が大切です。 この記事では、そうした製品の品質を維持・向上させるためのQC(品質管理)活動について解説します。代表的な手法やメリット・注意点などを詳しく取り上げるので、ぜひ参考にしてください。 QC(品質管理)とは? QC(品質管理)とは、製品やサービスの品質基準を一定に保つための活動、手法のことです。具体的には、原材料の検査や製造工程の管理・改善などがQC活動にあたります。QCは、英語「Quality Control」の略語です。 日本では、職場内で結成された小グループが主体的に品質管理に取り組むQCサークル活動が伝統的に行われてきました。しかし、昨今は人手不足や働き方改革などによる省人化のニーズから、DXツールで品質管理を代替、合理化する動きも目立ってきています。 なお、QCに似た言葉としてQA(品質保証)は、製品が一定の品質基準を満たすことを外部に向けて保証するための活動です。QAには品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001などが用いられます。QCとQAの違いとして、QC活動の業務範囲が製造・生産現場に限定されるのに対し、QAは製品の企画・設計段階から出荷・販売後まで広範囲をカバーします。 QCの代表的な手法 QCには、さまざまな手法があります。ここでは、代表的な手法をいくつか紹介します。 QC7つ道具 QC7つ道具とは、品質管理のためにデータを整理・分析するための手法です。問題点の見える化や原因追及に役立ちます。 パレート図 データを項目別に分け、値の大きい順に並べた棒グラフと累積比率を示す折れ線グラフを組み合わせたもの。主要な問題点を特定するのに役立ちます。 特性要因図 ある結果(特性)をもたらす原因(要因)を、階層構造で整理した図。問題の原因を分析するのに役立ちます。 グラフ データを視覚的に表現したもの。データの傾向や変化を把握するのに役立ちます。 ヒストグラム データの分布を棒グラフで表したもの。データのばらつきや集中度を把握するのに役立ちます。 散布図 2つの変量の関係をプロットした図。2つの変量に相関関係があるかどうかを調べるのに役立ちます。 管理図 工程の安定性を監視するための図。工程に異常が発生していないかどうかを判断するのに役立ちます。 チェックシート データを収集するための表。データの収集漏れを防ぎ、効率的にデータを収集するのに役立ちます。 新QC7つ道具 新QC7つ道具とは、従来のQC7つ道具とは異なり、言語データを扱う手法です。複雑な問題の構造を明らかにしやすく、品質改善の初期段階で役立ちます。 親和図法 関連する言語データをグループ化していく手法。問題の構造を明確にするのに役立ちます。 連関図法 複数の項目間の因果関係を矢印で結んだ図。問題の原因と結果の関係を分析するのに役立ちます。 系統図法 目的と手段の関係をツリー構造で表した図。問題解決の手順を明確にするのに役立ちます。 マトリックス図法 2つの項目の関係をマトリックスで表した図。2つの項目の関連性を分析するのに役立ちます。 アローダイアグラム法 作業の順序と所要時間を矢印で結んだ図。作業の進捗状況を管理するのに役立ちます。 PDPC法 プロセス決定計画図。複数の選択肢から最適なものを選ぶのに役立ちます。「PDPCサイクル」とも。 マトリックスデータ解析法 複数の項目の関係をマトリックスで表し、統計的手法で分析する手法。問題の原因を特定するのに役立ちます。 統計的品質管理(SQC) 統計的品質管理(SQC)とは、データを統計的手法で解析し、品質管理や工程改善を行う手法です。製品の品質を一定に保ち、不良品の発生を抑えるために用いられます。具体的には以下のような統計的手法、考え方があります。 検定と推定 サンプルデータから母集団の特性を推定し、品質を評価します。 相関分析 2つの変量の関係を分析します。2つの変量に相関関係があるかどうかを調べられます。 回帰分析 2つの変量の関係を関数で表します。ある変量から別の変量を予測するのに役立ちます。 実験計画法 実験を計画し、効率的にデータを取得する手法。製品の品質を改善するのに役立ちます。 多変量解析法 複数の変量の関係を分析する手法。製品の品質に影響を与える要因を特定するのに役立ちます。 直交多項式 多項式近似を行う手法。実験データを分析するのに役立ちます。 - [飲食店の運営にQSCが重要になる理由|QSCを上げる方法](https://ireporter-global.com/column/14812/) - 市場競争が激化する飲食業界において、顧客から選ばれ続ける店舗になるためには、「QSC」に着目して改善策に取り組むと良いでしょう。QSCを向上させると顧客満足度が高まり、店舗経営を成功へ導くことが可能です。 本記事では、飲食店の運営で重要なQSCについて解説します。顧客満足度との関係性や、QSCを向上させる方法、おすすめのシステムまでご紹介するため、飲食店オーナー様はぜひ参考にご一読ください。 QSCとは 飲食業界の店舗運営では「QSC」と呼ばれる指標が重視されています。初めに、QSCのそれぞれの項目の意味や、飲食店における重要性などを解説します。 顧客満足度(ES)を高めるための指標 QSCとは、「Quality(クオリティ)」「Service(サービス)」「Cleanliness(クレンリネス)」の頭文字を取った用語です。飲食店において顧客満足度(ES)を高め、店舗経営を成功へ導くための指標とされています。それぞれの評価項目の内容は以下の通りです。 Quality(クオリティ) Quality(クオリティ)とは、料理の味・食材の鮮度・ボリューム・盛り付け・提供スピードといった、食事の品質を評価する項目です。一般的にメニューの価格設定もこちらに含まれます。具体的には、顧客が「品質に見合っていない高い価格である」と感じる場合は、顧客満足度の低下が懸念されます。 Service(サービス) Service(サービス)とは、飲食店の接客品質を評価する項目です。項目例として、従業員の接客態度・言葉づかい・コミュニケーションの取り方などが挙げられます。例えば、スタッフが無表情で顧客に対応したり、言葉づかいが不適切であったりすると、顧客満足度が低下するおそれがあります。 Cleanliness(クレンリネス) Cleanliness(クレンリネス)は、店舗やスタッフの清潔さを評価する項目です。店内のテーブル・椅子・調理場・トイレなどに掃除が行き届き、汚れがないか評価されます。また、スタッフの身だしなみやユニフォームの清潔感も評価対象です。一つでも不衛生な印象を受けると、顧客が「他の箇所も不衛生なのではないか」と疑いを抱く可能性があります。 QSCの重要性 飲食業界におけるQSCは売上に影響を及ぼすため重要視されています。「美味しくて品質の高い料理」「顧客を喜ばせる接客」「清潔感あふれる店内」のポイントを押さえることで、顧客満足度の向上が期待できます。リピーターの獲得を目指す場合も、QSCは不可欠な考え方だといえるでしょう。 顧客満足度をより高める「QSC+α」 顧客満足度をより高めるなら、「QSC+α」の評価向上にも取り組むのが望ましいでしょう。ここでは、QSC+αの内容を解説します。 QSC+αとは 先ほど解説したQSCには、プラスすることでさらに高いレベルのおもてなしを提供できる「プラスα」の項目があります。QSC+αには、「Hospitality(ホスピタリティ)」「Value(バリュー)」「Atmosphere(アトモスフィア)」の3つがあります。 QSC+H QSC+H(Hospitality)とは、おもてなしの心を指します。顧客の期待を上回るおもてなしを提供するには、単なる業務的な接客に留まらず、思いやりをもって行動するホスピタリティが求められます。スタッフが自発的に顧客を気遣い、満足してもらえるよう意識して行動することが大切です。 QSC+V QSC+V(Value)とは、提供する価値を指します。飲食店では食べ物や飲み物といった飲食物以外にも提供している価値があると考えられています。例えば「特別感や非日常感を味わえる」「親しい人と楽しい時間を過ごせる」といった価値を提供できると理想的です。 QSC+A QSC+A(Atmosphere)とは、お店の雰囲気のことを指します。リピーターを獲得するには、来店した顧客が居心地良く感じる空間づくりも重要です。そのためにも、店舗のコンセプトに適した内装やBGMによって、快適な雰囲気を演出する必要があります。 QSCを向上させる方法とステップ【QSCチェックシートのテンプレートあり】 QSCを向上させるには、どのような施策に取り組めば良いのでしょうか。ここでは、複数のステップに分けて解説します。 Step1.顧客にアンケートをとる 顧客へのアンケート調査を実施して、QSCの現状を把握します。顧客に直接質問することで、従業員目線では見えにくい本音を引き出すことが可能です。アンケート調査は、オンラインで実施する方法や、店内でアンケート用紙に記入してもらう方法があります。 【アンケート項目の例】 ・料理の味はいかがでしたか?・料理の提供時間はいかがでしたか?・スタッフの接客態度はいかがでしたか?・お店の第一印象はいかがでしたか?・お店の清潔感はいかがでしたか?・このお店をまた利用したいと思いましたか? これらの質問に、「とても良い(5点)」「良い(4点)」「普通(3点)」「悪い(2点)」「とても悪い(1点)」など点数をつける形式で答えてもらうと良いでしょう。 Step2.アンケートを分析し解決策を練る アンケート結果を集計し、結果に基づいて問題点や改善点の話し合いを行います。具体的な解決策や改善案を検討しましょう。また、アンケートで高評価だった項目をスタッフに共有し、今後の維持や向上に努めることも大切です。 Step3.トレーニングを実施する 改善策を実践する前に、スタッフにトレーニングを実施します。これにより、改善すべきポイントをスムーズに現場へ反映させることが可能です。例えば、接客や調理のスピードアップをはかる場合は、事前にロールプレイングで新たなオペレーションを確認しておくと良いでしょう。 Step4.改善策を実行する 改善策を実行して、顧客満足度の向上を目指します。その際は、改善への取り組みを徹底するためにチェックシートを作成し、活用すると良いでしょう。スタッフがチェック項目を確認しながら振り返ることで、改善へ向けて着実に取り組みやすくなります。 <QSCチェックシートのテンプレートのダウンロードはこちら> QSCの管理をデジタル化し成功した事例 QSCの管理をデジタル化することで、多店舗経営を成功へ導いた企業の事例をご紹介します。株式会社 トリドールホールディングスでは、QSC管理に現場帳票電子化システム「i-Reporter」を導入しました。これにより、国内約800店舗と本部の情報共有が効率化され、さらにはペーパーレス化によるコスト削減が実現されたのです。同社では、チェックシートをPDF形式で本部に提出する仕組みにより、QSCを向上させました。使い慣れた紙の帳票のフォーマットをそのまま電子化することで、導入時の現場の負担を軽減した点が大きなポイントです。 現場帳票のペーパーレス化でQSC向上の施策をサポート! ここまで、飲食店の運営で重視される「QSC」について解説しました。QSCは「Quality(クオリティ)」「Service(サービス)」「Cleanliness(クレンリネス)」を意味し、顧客満足度を高めるための指標として用いられています。顧客満足度を高めるには、まず顧客へのアンケート調査によって現状を把握した上で、改善策に取り組む必要があります。現場へ着実に施策を浸透させるには、QSCチェックシートを活用するのがおすすめです。その際は、QSCチェックシートをはじめとした現場のあらゆる帳票を電子化する「i-Reporter」によって、効率的に改善策を実行できます。 【飲食店の売り上げ向上に貢献】 現場帳票電子化システム「i-Reporter」で、店舗の効率的な運営を実現!・使い慣れたQSCチェックシートをそのまま電子化できるため現場への操作説明が不要・直感的に使えるデジタルインプットで、簡単かつミスのない入力作業を実現・各店舗から本部への報告業務を大幅に削減!速やかな指示で店舗のQSCを向上 →現場帳票電子化システム「i-Reporter」の資料をダウンロードはこちら - [在庫管理での棚卸しの方法│効率化のためのシステム導入のポイント](https://ireporter-global.com/column/14813/) - 「棚卸し」とは、倉庫内にある商品の在庫数を確認する作業のことです。帳簿上の在庫を実在庫と照らし合わせながら、正確な在庫状況のチェックと整理整頓を行います。また、棚卸しでは在庫品の品質を評価して在庫価値を確認し、企業の利益や損失に反映させる役割もあります。こうした理由から、棚卸しは在庫管理に限らず経営においても重要な業務の一つだといえるでしょう。 本記事では、在庫管理における棚卸しの基礎知識や、業務効率化に役立つシステムについて解説します。管理業務の担当者の方はぜひ参考にお読みください。 在庫の棚卸しの方法や手順は? 棚卸しの方法には「実地棚卸」と「帳簿棚卸」の2つのパターンがあります。実地棚卸は、在庫の保管場所で現物を確認するやり方です。一方、帳簿棚卸は在庫を出し入れする度に帳簿に記載するやり方を指します。ここでは、それぞれの手順をご紹介します。 実地棚卸を行う手順 1.棚卸しの計画書の作成作業スケジュールの管理や業務マニュアルの整備などに取り組みます。2.棚卸しの方法を決める「リスト方式」と「タグ方式」の2種類の方法があります。*リスト方式:在庫を数えて、日々運用する在庫管理表(棚卸表)の在庫数と照合し、数値が一致するか確認する方法です。*タグ方式:一つひとつの在庫に名称と数量が記載されたタグ(荷札)をつけて、発行したタグの枚数と在庫数が一致するか確認する方法です。3.在庫の数と状態を確認する在庫数の確認に加えて、破損や紛失がないかをチェックします。4.棚卸しの結果と帳簿やシステムとの差異を確認する万が一ズレが発見されたら、棚卸し作業での数え間違いや重複がないか、再度確認を行います。5.在庫差異の原因把握と帳簿の修正を行う在庫数に差異が生じた原因を特定したら完了です。不明な場合は帳簿上の処理によって対応し、再発防止に努めます。 帳簿棚卸を行う手順 1.在庫の入出庫がある度に、在庫管理表などに記入する在庫管理表(棚卸表)を日々運用し、入出荷などで在庫数が変動する度に、数量や状態を記入します。2.在庫管理表をもとに在庫数などを確認する在庫管理表に記載されている情報に基づいて、在庫数の確認や評価を行います。記入ミスがある場合、在庫数にズレが生じるため注意が必要です。 一般的に、棚卸しは年に1回~複数回行われます。飲食店や小売店といった業種では、月に一度のペースで定期的に行われることが多いです。決算前のタイミングで一度は実施すると良いでしょう。 棚卸し在庫の評価方法 棚卸し在庫の評価とは、会社の資産の保有状況を数値化する業務です。期末時点で在庫の資産評価を決定します。その際、資産は在庫の総数に売上原価を掛けて算出するのが一般的です。ここでは、評価方法である「原価法」と「低価法」をご紹介します。 原価法 自社の在庫である棚卸資産の取得原価をもとに評価額を算出する方法です。原価法には、「先入先出法(=古い在庫から順に販売すると仮定して計算する)」や「移動平均法(=仕入れの都度、平均単価を計算する)」など複数のパターンがあります。計算しやすい反面、在庫の劣化状況や時価下落による評価損を見逃しやすいのが難点です。 低価法 原価法によって算出した評価額と、期末における時価を比較して、低い金額を採用して評価額を算出する方法です。評価損を計上しやすいという特徴があります。なお、低価法で評価する際は、事前に税務署への届け出が必須となります。 在庫の棚卸しを行う際に起こりがちな問題点と解決策 在庫の棚卸しでは、カウントミスや入力ミスなどのヒューマンエラーにより、集計でズレが発生する可能性があります。ここでは、在庫の棚卸しにおける注意点と、解決策をご紹介します。 起こりがちな問題の主な要因はヒューマンエラー 在庫の棚卸しを手作業で行う場合、数え間違い・重複によるカウントミス、在庫管理表への記入間違い・記入漏れといったヒューマンエラーが課題となります。いかに注意して作業したとしても、人の手で作業する際のミスを完全に防止するのは難しいといえるでしょう。 在庫棚卸しに起こりがちな問題を解決する方法 棚卸しのルールを明確に定める 棚卸しの業務マニュアルを作成して社内で周知し、ヒューマンエラーの防止につながる作業方法を徹底させることが大切です。現場の作業者の個人的な判断に任せた作業は、ミスの原因となるおそれがあります。 システムやツールを活用する 棚卸しを効率化するシステム・ツールとして、「在庫管理システム」「バーコード」「二次元バーコード」などが挙げられます。これらの活用により棚卸し作業が自動化され、手作業によるヒューマンエラーの低減が期待できます。さらには、作業の手間が省けるため、業務効率化の効果があるのもメリットです。 在庫の棚卸しを効率よく行うためのシステムとは 在庫の棚卸しを効率化するなら、専用のシステムを導入すると効果的です。最後に、在庫の棚卸しをデジタル化する便利なシステムについてご紹介します。 在庫棚卸を効率よく行えるシステム 在庫の棚卸し作業は、以下のシステムの導入により課題を解決できる可能性があります。 ・バーコードや二次元バーコードハンディターミナルなどの端末でバーコードをスキャンして在庫の総数を確認します。・RFID(ICタグ)電波による無線通信でタグを一括スキャンして在庫の総数を確認します。・スマートフォンを使用した在庫管理システムスマートフォンのアプリでバーコードを一括スキャンして在庫の総数を確認します。・AIカメラAIカメラが倉庫状況を常時監視し、入出庫のデータを自動で記録します。・重量センサーセンサーが計測した重量に基づいて在庫の数量を自動で記録します。 在庫棚卸しに役立つシステムやツールの選び方 自社に合ったシステムやツールであるか 自社が管理すべき品目に適したシステムやツールを選びましょう。また、社内で利用している既存のシステムやフォーマットとの連携性も確認しておくと安心できます。無料トライアルに申し込み、運用後の業務フローをイメージしてみるのもおすすめです。 コストパフォーマンスが適しているか システムやツールを導入する場合、機器本体などの初期費用や、月額利用料金が発生します。業務効率化の効果を踏まえて、適切な範囲の金額で導入・運用できるコストパフォーマンスの高い製品を選ぶことが大切です。 運用にあたって現場の負担にならないか 現場で使いにくいシステム・ツールを運用すると、作業に余計な時間や手間がかかるおそれがあります。現場のDX推進では、「作業者が誰でも簡単に使えるか」という観点で、使用感やベンダーのサポート体制まで重視して選びましょう。 在庫の棚卸しはシステムで効率化するのがおすすめ! ここまで、在庫の棚卸しについて解説しました。棚卸しには「実地棚卸」と「帳簿棚卸」の方法があります。手作業で取り組むとヒューマンエラーが懸念されるため、業務のマニュアル化によるミス低減や、専用システム・ツールの導入による自動化を検討すると良いでしょう。バーコードスキャンアプリ「i-Repo Scan」なら、在庫数を効率的にカウントするとともに、作業ミスの防止に貢献します。iPhone/iPadをハンディターミナルとして利用できるため、コストを抑えて導入可能です。 【在庫管理を効率的に】バーコードスキャンアプリ「i-Repo Scan」で、無駄な作業を削減!・画面内の物品を一括カウントする専用機能で棚卸し作業が大幅に効率化。・ハンディターミナル不要。モバイルデバイスで稼働するため導入コストが従来の1/5に!・拡張現実(AR)機能で読取り漏れや正誤判定が一目瞭然。 現場帳票電子化システム「i-Repo Scan」資料のダウンロードはこちら 「現場のミス防止・精度向上」倉庫管理業務マニュアルのダウンロードはこちら - [ロット管理の基礎知識と重要性│メリットや効率化のポイント](https://ireporter-global.com/column/14811/) - 製造・物流の現場では、大量の製品・部品を生産したり管理したりする必要があります。そこで、多数のものを効率的かつ正確に管理する際に役立つのが「ロット管理」の手法です。複数の製品・部品をまとめて管理することにより、業務効率化やコスト削減につながります。 本記事では、製造業・物流業に必要なロット管理の基礎知識を解説します。また、ロット管理に取り組むメリットや、効率化するポイントまでお伝えするため、ぜひ参考にお読みください。 ロット管理とは 製造業や物流業では、製品・部品の管理において「ロット管理」の考え方が採用されています。まずは、ロット管理の基礎知識や重要性、その他の番号管理との違いなどを解説します。 ロット管理の基礎知識 ロット管理とは、製品・部品などをロット(=最小単位)ごとに管理して、製品情報を効率的に把握する管理方法です。製造現場のほか、物流現場の在庫管理などで用いられています。そもそもロットとは、商品・部品などを製造する際に、同一条件で製造および出荷された、同一製品の最小単位を指します。ロット管理では、ロットごとに番号を振り分けて、製造日や賞味期限などの情報と紐付けて管理を行うのが一般的です。その際、ロットあたりの数量は製造者や管理者が任意に設定します。 ロット管理の重要性 ロット管理は、生産管理の効率化やコスト削減に欠かせません。最小ロットで生産することで余剰在庫の発生を防げます。適切な回転率が保たれ、不動在庫で価値が下がったり、廃棄したりする事態を避けることが可能です。また、製品・部品などをロット単位で管理すると、品質管理や工程管理がしやすくなります。例えば、あるロットの品質に問題が見つかった場合、ロット別に製造時期や製造工程を確認して原因を特定するとともに、迅速に回収などの対応を行えます。これにより被害を最小限に留めることが可能です。 シリアル番号管理との違い ロット管理とよく似た管理方法として「シリアル番号管理」が挙げられます。シリアル番号管理では、一つひとつの製品にシリアル番号(固有番号)を振り、個別に管理を行います。それに対してロット管理では、一定の個数の製品をまとめて1つのロットとして管理するため、個別の管理には対応していません。 シリアル番号管理では、ロット管理よりもさらに詳細な管理を実現できます。ただし、製品ごとの個別の管理に多くのコストや手間がかかりやすいのが難点です。このように、ロット管理とシリアル番号管理にはそれぞれ異なる特徴があり、場面に応じて適切に使い分けられています。 ロット管理の手法と実施方法 ロット管理は、具体的にどのような流れで運用するのでしょうか。ここでは、ロット番号の割り振りから在庫管理まで、ロット管理の実施方法をご紹介します。 Step1.同一条件で作られた商品や製品にロット番号を割り振る まずは、同一条件ごとにロット番号を割り振ります。例えば、「製造日」「原材料の入荷先」「入荷日」といった条件で、ロット番号の割り当てルールを決めましょう。 Step2.同一ロットごとにロット番号がわかる情報を貼り付ける 同一ロットの製品に、ロット番号を印字します。ロット番号を印字する方法として、商品に印字する方法、スタンプを押す方法、ラベルシールを貼り付ける方法などが挙げられます。 Step3.ロット番号を基に在庫管理を行う エクセルで作成した管理表や専用システムを利用して、ロット番号とそれに紐づいた製品情報を入力します。例えば、ロット番号と併せて製造ロットの賞味期限や担当者名などを管理します。 ロット管理のメリットと注意点 ここでは、ロット管理が製造業務や物流業務にもたらすメリットを解説します。また、ロット管理を実施する際の注意点もお伝えするため、併せてご確認ください。 ロット管理のメリット 在庫管理、工程管理を効率的に行いやすい ロット管理では、同一ロットに含まれる1つの製品の状態を確認することで、ロット全体の状態を効率的に把握できます。また、複数の製品をロットとしてまとめて管理するため、管理や輸送の工程を効率化できるのがメリットです。さらに、製品の需要と共有に基づいて適切な最小ロットを設定すれば、在庫が過剰になるのを防げます。 トレーサビリティの強化 ロット管理は製造や入出荷の履歴を残せるため、トレーサビリティの強化にもつながります。トレーサビリティとは、製品を原料から製造する過程や、出荷までの流れを追跡可能な状態にする仕組みのことです。トレース「Trace」(追跡)とアビリティ「Ability」(能力)を組み合わせた造語で、製造業界・物流業界において重視されています。 ロット管理を行うときの注意点 ロット管理では、製品に番号を付与する際に手作業でスタンプを押したりシールを貼り付けたりすることがあります。手作業は業務が煩雑になりやすく、さらには人的ミスの発生が懸念されるのがデメリットです。そのため、近年はこうした課題の解消へ向けて、多くの企業が専用のツールやシステムを活用してロット管理に取り組んでいます。 ロット管理を効率的に行う方法 ロット管理を手作業で行うと負担が大きく、人的ミスの可能性も生じます。専用のツールやシステムを活用して効率化できると理想的です。最後に、ロット管理を効率的に行う方法をご紹介します。 ツールを利用してロット番号を自動生成する バーコード・二次元バーコードを生成するツールを利用して、ロット番号を自動生成する方法です。ロット番号の振り分けを自動化することで、作業の手間を省き、人的ミスを防止します。 在庫管理システムを活用する 倉庫内の商品を管理する「在庫管理システム」を導入する方法です。システムにロット番号をはじめとした情報を取り込み、在庫管理を効率化します。システム上で在庫数を正確に把握できるのに加えて、入力作業の効率化も実現できます。 ロット管理は専用ツールやシステムによる効率化がおすすめ! ここまで、ロット管理の基礎知識から効率化するポイントまでお伝えしました。ロット管理では、「ロット」と呼ばれる最小単位ごとに製品・部品などを管理することで、効率化やコスト削減を実現します。在庫の無駄を防ぎ、トラブルによる被害のリスクを最小限に抑えられます。そんなロット管理は、手作業で取り組むと業務が煩雑になるため、専用ツールやシステムを活用するのがおすすめです。「i-Reporter」では、ロット管理の効率化に貢献します。 【製造現場の業務効率化に貢献】現場帳票電子化システム「i-Reporter」で、現場作業の効率化を!・紙帳票の記⼊ミス・漏れ、集計・転記の煩わしさを解決します。・バーコード読取りや写真撮影機能で現場帳票の作成時間が大幅短縮。・現場情報はリアルタイムに場所を選ばず共有可能。・基幹システムと連携することで、現場の転記工数も削減 現場帳票電子化システム「i-Reporter」の資料のダウンロードはこちら 「現場のミス防止・精度向上」倉庫管理業務マニュアルのダウンロードはこちら - [【中小企業調査|小売業における賞味期限管理のDX推進状況は?】ひと月あたりの賞味期限チェック数、半数以上が5000個未満 約4割が「紙」「Excel」など、アナログ管理の実態!](https://ireporter-global.com/column/14810/) - 〜企業規模による推進状況の違いや課題は?〜 【本調査のダウンロードはこちら 】 この度、中小企業(従業員10~300名)の総合小売、食料品小売業の管理職(役員相当、部長相当、課長相当、係長・課長補佐相当、主任(マネージャー)相当)100名を対象に、中小企業の賞味期限管理のデジタル化に関する実態調査を実施しました。 調査概要 調査概要:中小企業の賞味期限管理のデジタル化に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2024年4月30日〜同年5月1日 有効回答:中小企業(従業員10~300名)の総合小売、食料品小売業の管理職(役員相当、部長相当、課長相当、係長・課長補佐相当、主任(マネージャー)相当)100名 ≪利用条件≫ 1 情報の出典元として「株式会社シムトップス」の名前を明記してください。 2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://i-reporter.jp/ 勤務先の賞味期限チェックの実施頻度、「毎日」が52.0%で最多 「Q1.お勤め先の賞味期限チェックの実施頻度を教えてください。」(n=100)と質問したところ、「毎日」が52.0%、「2~3日に1回程度」が9.0%、「月に1回以上」が9.0%という回答となりました。 ・毎日:52.0% ・2~3日に1回程度:9.0% ・1週間に1回程度:7.0% ・2週間に1回程度:2.0% ・3週間に1回程度:2.0% ・月に1回以上:9.0% ・わからない/答えられない:19.0% 1ヶ月間の賞味期限チェックを行う商品の個数、「5,000個未満」が52.0%、そのうち「1,000個未満」が31.0%で最多 「Q2.1ヶ月間に、賞味期限チェックを行う商品の個数を教えてください。」(n=100)と質問したところ、「1,000個未満」が31.0%、「1,000個~3,000個未満」が13.0%、「3,000個~5,000個未満」が8.0%、という回答となりました。 ・1,000個未満:31.0% ・1,000個~3,000個未満:13.0% ・3,000個~5,000個未満:8.0% ・5,000個~10,000個未満:4.0% ・10,000個~30,000個未満:4.0% ・30,000個~50,000個未満:0.0% ・50,000個以上:6.0% ・わからない/答えられない:34.0% 賞味期限管理の方法に、34.0%が「満足していない」と回答 「Q3.お勤め先での賞味期限管理の方法に満足していますか。」(n=100)と質問したところ、「あまり満足していない」が27.0%、「全く満足していない」が7.0%という回答となりました。 ・非常に満足している:8.0% ・やや満足している:37.0% ・あまり満足していない:27.0% ・全く満足していない:7.0% ・わからない/答えられない:21.0% 勤務先の賞味期限管理の方法、「紙帳票」や「在庫管理システムなどが上位に 「Q4.お勤め先の賞味期限管理の方法を教えてください。」(n=100)と質問したところ、「紙帳票」が25.0%、「在庫管理システム」が19.0%、「Excelやスプレッドシート」が13.0%という回答となりました。 ・紙帳票:25.0% ・在庫管理システム:19.0% ・Excelやスプレッドシート:13.0% ・POSシステム:11.0% ・賞味期限管理アプリ:3.0% ・その他:3.0% ー46歳:目視 ・わからない/答えられない:26.0% 「紙帳票」や「Excelやスプレッドシート」で管理している企業の約7割が、「非デジタルでの賞味期限管理」に課題を実感 Q4で「紙帳票」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q5.非デジタルでの賞味期限管理に課題を感じていますか。」(n=38)と質問したところ、「非常に感じている」が39.5%、「やや感じている」が28.9%という回答となりました。 ・非常に感じている:39.5% ・やや感じている:28.9% ・あまり感じていない:26.3% ・全く感じていない:0.0% - [【大企業調査|小売業、賞味期限管理のDX推進状況は?】約4割の企業が月5000個以上の賞味期限チェックを実施するも、35.2%は、「紙」「Excel」など、アナログ管理の実態!](https://ireporter-global.com/column/14809/) - 〜企業規模による推進状況の違いや課題は?〜 【本調査のダウンロードはこちら 】 この度、大企業(従業員1,000名以上)の総合小売、食料品小売業の管理職(役員相当、部長相当、課長相当、係長・課長補佐相当、主任(マネージャー)相当)108名を対象に、大企業の賞味期限管理のデジタル化に関する実態調査を実施しました。 調査概要 調査概要:大企業の賞味期限管理のデジタル化に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2024年4月30日〜同年5月1日 有効回答:大企業(従業員1,000名以上)の総合小売、食料品小売業の管理職(役員相当、部長相当、課長相当、係長・課長補佐相当、主任(マネージャー)相当)108名 ≪利用条件≫ 1 情報の出典元として「株式会社シムトップス」の名前を明記してください。 2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://i-reporter.jp/ 勤務先の賞味期限チェックの実施頻度、68.5%が「毎日」と回答 「Q1.お勤め先の賞味期限チェックの実施頻度を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「毎日」が68.5%、「1週間に1回程度」が10.2%、「2~3日に1回程度」が8.3%という回答となりました。 ・毎日:68.5% ・2~3日に1回程度:8.3% ・1週間に1回程度:10.2% ・2週間に1回程度:1.9% ・3週間に1回程度:0.0% ・月に1回以上:4.6% ・わからない/答えられない:6.5% 1ヶ月間に賞味期限チェックを行う商品の個数、「5,000個以上」が38.0%を占める、中でも「50,000個以上」が17.6%と上位に 「Q2.1ヶ月間に、賞味期限チェックを行う商品の個数を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「1,000個未満」が21.3%、「50,000個以上」が17.6%という回答となりました。 ・1,000個未満:21.3% ・1,000個~3,000個未満:13.0% ・3,000個~5,000個未満:3.7% ・5,000個~10,000個未満:12.0% ・10,000個~30,000個未満:5.6% ・30,000個~50,000個未満:2.8% ・50,000個以上:17.6% ・わからない/答えられない:24.1% 4割強が、「勤務先の賞味期限管理の方法に満足していない」と回答 「Q3.お勤め先での賞味期限管理の方法に満足していますか。」(n=108)と質問したところ、「あまり満足していない」が27.8%、「全く満足していない」が13.0%という回答となりました。 ・非常に満足している:8.2% ・やや満足している:38.0% ・あまり満足していない:27.8% ・全く満足していない:13.0% ・わからない/答えられない:13.0% 勤務先の賞味期限管理の方法、第1位「紙帳票」、第2位「在庫管理システム」 「Q4.お勤め先の賞味期限管理の方法を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「紙帳票」が26.9%、「在庫管理システム」が22.2%、「POSシステム」が13.0%という回答となりました。 ・紙帳票:26.9% ・在庫管理システム:22.2% ・POSシステム:13.0% ・賞味期限管理アプリ:9.3% ・Excelやスプレッドシート:8.3% ・その他:2.8% ―26歳:目視 ―56歳:目視による現品確認 ―55歳:目視 ・わからない/答えられない:17.6% 76.3%から、「非デジタルでの賞味期限管理に課題を感じている」の声 Q4で「紙帳票」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q5.非デジタルでの賞味期限管理に課題を感じていますか。」(n=38)と質問したところ、「非常に感じている」が39.5%、「やや感じている」が36.8%という回答となりました。 ・非常に感じている:39.5% ・やや感じている:36.8% - [店舗マネジメントとは?目的や求められるスキル、成功のポイント](https://ireporter-global.com/column/14808/) - 店舗マネジメントとは、店舗の経営を円滑にするために行う管理業務のことです。例えば、店舗経営者は売上管理のほか、店舗スタッフの採用や研修、商品の仕入れや在庫管理など多様な業務を担います。これらは企業の業績や利益とも関わる重要な業務です。 この記事では、店舗マネジメントの基礎知識を解説します。店舗マネジメントの目的や、具体的な仕事内容、成功へ導くポイントなどをお伝えするため、店舗マネジメントの責任者の方はぜひ参考にお読みください。 店舗マネジメントの目的 初めに、店舗マネジメントを行う目的を解説します。マネジメントは店舗経営を支える重要な業務です。どんな視点で取り組むべきか把握しておきましょう。 業績や利益の向上 運営会社が店舗マネジメントに取り組む主な目的は、企業の業績や利益を向上させることです。店舗マネジメントでは、売上増加の施策や、仕入れ・在庫管理の最適化に取り組むことで、収益アップを目指します。業績や利益を高めるためにも、一つひとつの店舗の状況を改善することが大切です。 業務と人材の管理 運営会社の業績や利益を向上させるには、経営する店舗の業務と人材の管理が不可欠です。各従業員が能力を発揮して生産性を高め、効率的に業務を遂行できる状態を整える必要があります。そのためにも、店舗マネジメントでは現場の業務改善やスタッフの管理などに取り組みます。 店舗マネジメントの主な仕事内容 ここでは、店舗マネジメントでの具体的な業務内容をご紹介します。店舗マネジメントで管理すべき情報を確認し、スムーズな営業の仕組みを整備しましょう。 人材育成と管理 店舗の管理者は、人材育成と人材管理を担います。従業員の採用と研修、現場での指導や教育などに対応します。このほかに、店舗を運営するためのアルバイトスタッフのシフト調整など、勤怠管理も主な仕事の一つです。 売上管理 売上管理とは、店舗全体の売上データを管理して、分析によって経営に役立てる業務です。店舗の管理者は、各店舗の売上状況に基づいて目標設定を行います。データ分析によって現状の問題と要因を明確にして、目標達成を目指します。 仕入れ管理 仕入れ管理では、販売する商品や原材料を適切に仕入れることで、店舗の利益を最大化します。見積や発注対応のほか、検収も担います。仕入れた商品の状態に問題がないか、数量や価格が発注データの通りであるか、正確に確認することが大切です。 在庫管理 在庫管理は、店舗の在庫量を適正に保つために管理する業務です。在庫量が過剰になると無駄な維持コストが発生し、その一方で在庫量が不足すると販売の機会損失が発生するおそれがあります。在庫量の過不足をなくし、利益の最大化につなげます。 店舗マネジメントに求められる主なスキル 店舗マネジメントを担う管理職には、以下のスキルが求められます。適切な指示によって組織を導くために、マネジメント力の向上を目指しましょう。 経営スキル 店舗を経営するには、経営戦略や財務会計などに関する専門知識が欠かせません。経営目標を達成するための戦略を立てて、適切な対策を実行する必要があります。また、財務会計の知識を生かして、店舗の経営状況を正確に把握することも重要です。 人材マネジメントスキル 店舗経営者には、各店舗の運営で戦力となる従業員を育成するスキルが求められます。教育指導を通じた接客スキルの向上や、キャリアアップのサポート、面談などの人材マネジメント全般を担います。店舗スタッフの成長を促すことで、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。 コミュニケーションスキル 店舗マネジメントでは、本部と店舗間の情報共有が重要となります。そのため、管理者は周囲と連携を取りながら、現場の課題の解決策を導き出せるコミュニケーション能力が求められます。その際は、各店舗の従業員に限らず、取引先や顧客との関係性も構築する必要があるでしょう。 マーケティングスキル 店舗を安定的に経営するためにも、市場トレンドや顧客ニーズをリサーチするマーケティングスキルが必要です。市場調査によって入手したデータを分析し、市場の動きや消費者の要望を反映させることで、店舗の売上増加につなげることが可能です。 店舗マネジメントを成功させるポイント 店舗マネジメントを成功へ導くためには、以下のポイントを押さえて施策に取り組むと効果的です。必要に応じて店舗管理システムを活用する方法もおすすめします。最後に、店舗マネジメントを成功へ導くポイントをお伝えします。 戦略を立てる 各店舗から収集したデータを分析して、経営戦略・販売戦略・人材戦略などを立案しましょう。店舗の内部環境や外部環境、市場や顧客などの現状を分析することで、課題を特定できます。数値データに基づいて検証と改善を繰り返すのがポイントです。 チームワークを強化する 店舗の従業員同士のコミュニケーションを促し、店舗内のチームワークを強化しましょう。店舗運営では限られた人員で業務を担うことになるため、現場の連携が不可欠です。例えば、朝礼や終礼で会話のきっかけを作り、相談しやすい環境を整えると良いでしょう。 業務を効率化する 現場の業務を効率化することも大切です。例えばペーパーレス化を推進すると、インターネット上でマニュアルや資料を効率的に共有できます。また、本社との会議をWEB会議に切り替えれば、担当者の移動にかかる時間と費用を削減しながら、効率的な業務連絡を実現可能です。 管理システムを利用する 昨今は現場の業務を大幅に効率化するITツールが浸透しつつあります。管理システムを導入して業務を電子化すると、管理者の生産性向上が期待できるでしょう。システム上で各種データを一元管理することで、店舗間の連携が強化されます。 以下の関連記事では、業務管理に役立つ管理表の作成方法について詳しく解説しています。管理ツールの導入を検討されているご担当者様は、ぜひ本記事と併せてご一読ください。 店舗マネジメントを強化して業績・利益の向上を目指しましょう! ここまで、管理者が理解しておきたい店舗マネジメントの基礎知識をお伝えしました。店舗マネジメントは、運営会社の業績や利益と関わる重要な業務です。マネジメントを成功へ導くには、戦略立案やチームワーク強化に取り組むほか、システム導入による業務効率化を検討すると良いでしょう。その際は、現場の書類を電子化して本社と店舗の情報の一元管理を実現できる「i-Reporter」がおすすめです。 「i-Reporter」を導入すると、店舗の在庫管理や品質検査などで用いられるあらゆる書類を電子化できます。紙の書類を電子化することで、店舗管理の効率化に貢献します。作成した書類はリアルタイムで本社と共有可能です。複数店舗を経営するケースでは、本社と店舗間のスムーズな連携を実現します。 【小売業界の作業精度と生産性向上へ】電子帳票システム「i-Reporter」で店舗の業務をスムーズに!・各店舗の在庫や売場の情報もリアルタイムで確認可能・帳票を紙から電子化→報告のラグ削減、転記ミスの減少・生産管理、点検、巡回、在庫管理を一括デジタル化 →現場帳票電子化システム「i-Reporter」の資料をダウンロードはこちら - [WMSとは?物流業務における倉庫管理システムの違いやメリット](https://ireporter-global.com/column/14807/) - 慢性的な人手不足などを背景に、物流業界では業務効率化に役立つITシステムを導入し、DX推進に取り組む企業が多くなっています。中でも、倉庫業務をデジタル化する「WMS(倉庫管理システム)」には、現場の課題を解決する機能が搭載されています。 本記事では、WMSの特徴や基本機能、他のシステムとの違い、導入メリットと注意点まで解説します。倉庫業務の課題解決へ向けて自社に適したシステムをお探しの企業様は、ぜひ参考にお読みください。 物流業務におけるWMS(倉庫管理システム)とは? WMSとは「Warehouse Management System」の略称で、日本語では「倉庫管理システム」と呼ばれています。あらゆる倉庫業務をデジタル化して、データの一元管理や業務効率化を実現するシステムです。例えば、商品情報をデータ化してシステムに登録することで、入荷・検品・保管などの情報をリアルタイムで管理できるようになります。 近年の物流業界は慢性的な人手不足の状況にあり、現場の課題を解決するために「物流DX」が注目されています。DXによって業務効率化や作業の精度向上、情報共有の強化などを実現可能です。物流DXについて詳しくは以下の関連記事で解説しているため、ぜひ併せてお読みください。 WMSの主な基本機能 WMSには、物流業務の作業効率化に貢献するさまざまな機能が搭載されています。ここでは、多くのWMSへ基本的に搭載されている機能をご紹介します。 在庫管理機能 倉庫の現状の在庫をリアルタイムで把握するための機能です。「どの商品が」「どの倉庫に」「いくつあるか」などの情報を見える化します。また、商品のロットや賞味期限切れなどの情報を一元管理できます。在庫データを検索することも可能です。 入荷管理機能 倉庫に入荷した商品のデータを管理するための機能です。事前に入荷予定情報を登録しておくことで、入荷時に予定と実績のデータを照合し、正確な管理が可能となります。このほかに、入荷検品・ロケーション格納・返品入荷などに対応可能です。 出荷管理機能 倉庫から出荷した商品のデータを管理するための機能です。出荷予定の商品と倉庫内の在庫状況を照合し、担当者にピッキング指示を出すことで、出荷作業の効率化をサポートします。また、納品書や送り状などの書類を発行する機能が搭載されたシステムもあります。 リアルタイム進捗管理機能 入荷・出荷・棚卸しをはじめとした倉庫作業の進捗状況を一元管理する機能です。物流現場の現状をリアルタイムで把握できます。物流倉庫全体の動きを簡単に把握できるため、現場作業の効率化や物流改善につながります。 WMSとWCSやWES、TMSとの違い WMSと関連する物流業界の用語として「WCS」「WES」「TMS」などが挙げられます。ここでは、それぞれのシステムの特徴を解説します。 WCSとの違い WCSとは「Warehouse Control System」の略称で、日本語では「倉庫制御システム」と呼ばれています。WCSにはマテハン機器やIoT機器を遠隔制御する機能が搭載されています。WMSでは倉庫業務を管理の対象とするのに対して、WCSでは機械の制御を対象とするのが主な違いです。 WESとの違い WESとは「Warehouse Execution System」の略称で、日本語では「倉庫運用管理システム」と呼ばれています。倉庫内のオペレーションを管理する機能により、作業状況や機器の稼働状況をリアルタイムで可視化するのが特徴です。WMSとは異なり、主に倉庫内の運用状況を管理の対象とします。 TMSとの違い TMSとは「Transport Management System」の略称で、日本語では「輸配送管理システム」と呼ばれています。トラックの配車を中心とした、輸配送の進捗管理を行う機能が搭載されています。WMSでは倉庫業務を管理の対象としますが、TMSでは輸配送を管理の対象とする点が主な違いです。 なお、多くの物流拠点では業務効率化の目的でマテハン機器が活用されています。以下の関連記事では、マテハン機器の種類や導入ポイントなどの詳細を解説しているため、ぜひ併せてお読みください。 WMSを導入するメリットと注意点 自社の倉庫にWMSを導入すると、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。最後に、WMSの導入メリットと注意点を解説します。 WMSを導入するメリット 人的ミスの最小化 WMSの機能によりチェックの精度が上がると、作業者の人的ミスの低減につながります。倉庫内作業では在庫数や期限などのチェック項目が多いため、作業者の目視確認ではヒューマンエラーによるミスが懸念されます。そこでWMSを導入すれば、バーコードリーダーを使って情報を読み取り、誤りがある場合は警告を出す仕組みによって、作業の正確性を高められるでしょう。 作業の効率化と標準化 WMSには倉庫業務を効率化する役割があり、作業者の生産性向上や属人化解消などの課題解決に貢献します。システムが作業指示を組み立てるので、作業員はムダな手間を省いて迅速に作業することが可能です。企業は作業時間の短縮にともない人件費のコスト削減が期待できるでしょう。また、システムの指示に従うことで、個人の能力に依存せず作業員の生産性を維持できるようになります。 リアルタイムでの状況把握 WMSには、作業の進捗状況や在庫状況をリアルタイムで可視化する機能が搭載されています。管理者は倉庫内の作業の遅延や異変を速やかに察知して対処することが可能です。トラブルを未然に防いだり、影響を最小限に抑えたりすることにつながります。 WMSを導入するときの注意点 基幹システムとの連携が必要 WMSを導入する際は、既存の基幹システムとのデータ連携によって利便性がさらに高まります。例えば、入出庫依頼の受取や在庫情報の連携などを自動化できるようになります。ただし、データ連携を利用するには、場合によっては基幹システムの改修やカスタマイズが必要です。 操作についての研修や教育が必要 WMSを導入すると従来と業務フローが変化することから、事前に作業員に研修や教育を行うのが望ましいでしょう。システムに不慣れな状況では、操作ミスや作業遅延が懸念されるためです。現場でシステムを操作する担当者には、研修や教育などのサポート体制を提供しましょう。 以下の関連記事では、物流現場の課題解決につながるお役立ち情報をご紹介しています。ミス低減や効果的な検査へ向けて、ぜひ参考にしてみてください。 ----------------------------------- WMSを活用して物流倉庫の業務効率化や人的ミス低減を実現しましょう! ここまで、WMS(倉庫管理システム)の基本機能や、他のシステムとの違い、導入メリットなどの基礎知識をお伝えしました。システムの活用により、倉庫業務の効率化や人的ミス低減などが期待できます。 WMSをはじめとした倉庫業務の効率化に役立つシステムの導入を検討しているご担当者様には、現場帳票電子化システムの「i-Reporter」をおすすめします。「i-Reporter」はハンディターミナルと比較して5分の1以下のコストで導入可能で、正確かつ効率的な入力作業を実現可能です。 一括&連続バーコードスキャンの機能を搭載し、ピッキング作業を高速化します。倉庫業務の効率化の課題解決は、ぜひ「i-Repo Scan」にお任せください。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化システム「i-Repo Scan」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 - [在庫数はどのように管理する?在庫管理の課題とポイント](https://ireporter-global.com/column/13293/) - 製造業における物流・倉庫業務では、多くの現場で在庫数の管理が課題となっています。「適正な在庫数を保つのが難しい」「人的ミスが多い」といった課題を抱えているご担当者様もいらっしゃるでしょう。この記事では、そんな在庫数の管理に関する基礎知識をお伝えします。 在庫管理業務でよくある課題や、在庫数を適正に保つポイントを解説します。システム導入で現場の管理業務を改善する方法にも触れるため、ぜひ参考にお読みください。 適正な在庫数とは? 在庫管理の担当者の方は、自社の在庫量をどの程度に保つべきかお悩みになるケースが少なくありません。まずは、適正在庫の考え方から確認してみましょう。 そもそも適正在庫とは、過剰在庫や欠品を出さない最小限の在庫数のことを指します。このように適正な在庫数を維持できれば、過剰在庫を防いでリスク軽減につながり、また欠品を避けて売上向上が期待できるでしょう。在庫の保管スペースや管理コストを削減したり、適切な発注量を瞬時に判断したりできるのもメリットです。 適正在庫の算出方法には、複数のパターンがあります。なかでも「安全在庫(=欠品防止のために最低限確保する在庫数)」と「サイクル在庫(=次回の発注までに消費される在庫数の半分)」を足して算出する方法が一般的です。このほかにも、「在庫回転率」や「在庫回転期間」などを用いた計算式で算出する方法もあります。 なお、在庫管理とよく似た用語として「商品管理」が挙げられます。以下の関連記事では、在庫管理と商品管理の違いや、具体的な管理方法について解説しています。在庫管理の基礎知識と併せて、ぜひこちらも参考にしてみてください。 在庫数を管理する際の課題 在庫数の管理に関して、以下のような課題を抱えていないでしょうか。在庫管理業務では正確さが重要となるため、可能な限りヒューマンエラーのリスクを避けられると理想的です。ここでは、在庫数の管理でよくある課題をご紹介します。 ミスを防止するのが難しい 在庫管理業務では、担当者が在庫数を数えたり、データを手入力したりする際にヒューマンエラーが発生する可能性があります。在庫数が増えれば増えるほど、担当者の業務負荷が高まり、人的ミスを防ぐのが難しい傾向にあるのが注意点です。こうしたミスが課題となっている場合は、従来の管理方法を見直すなどの対策が求められます。 在庫数の過不足が発生してしまう 従来の管理方法で適正な在庫数を保つのが難しいケースもあるでしょう。過剰在庫や欠品が発生すると、企業側はさまざまな損失が懸念されます。在庫数が過剰になると、商品の保管や廃棄でコストが発生します。一方、在庫が不足して欠品の状態が続けば、販売機会を失うだけでなく、顧客満足度の低下につながりかねないため注意が必要です。 在庫数を適正に保つポイント 在庫状況を適正に保つには、管理業務で以下のポイントに留意しておくと良いでしょう。最後に、在庫管理業務で在庫数を適正に保つポイントを解説します。 棚卸し作業の精度を上げる 正確な在庫管理を実現するためにまず重要なのは、棚卸し作業の精度を向上させることです。日常的に正しい方法で棚卸しを行うことで、過剰在庫や欠品が発生するのを防げます。棚卸し作業には、在庫数を把握する役割のほかに、自社の資産を評価したり、期末に利益の金額を確定したりする役割もあります。また、製品の盗難を防ぐ内部統制の観点でも、正確さが重視される作業です。現状の管理方法を見直して、棚卸し作業の課題を改善へ導きましょう。 以下の関連記事では、正しい棚卸し作業を行うために役立つ知識をご紹介しています。棚卸しの方法や、棚卸資産の計算方法などを解説しているため、本記事と併せてぜひお読みください。 入出庫管理を行う 入出庫管理とは、倉庫への入庫と出庫を管理する業務です。倉庫の荷物を正しく受け入れて、正しく払い出すために行われます。管理業務では、商品名・入庫数・出荷数・在庫数などのデータを登録する必要があります。倉庫内の在庫数は入庫・出庫にともない常に変化するため、リアルタイムで数値を把握できると安心です。 以下の関連記事では、入出庫管理の基礎知識をご紹介しています。在庫数を正確に管理するために入出庫管理に取り組む際は、ぜひ参考にしてみてください。 在庫管理表を作成する 在庫管理表とは、自社で取り扱っている商品の在庫数を把握するための管理表のことです。商品の基本情報や入出荷の日時、数量などを表に記録して管理します。管理表を運用することで、在庫数を正確に管理しやすくなるため、自社の管理方法に合わせたフォーマットで作成すると良いでしょう。 以下の関連記事では、在庫管理表の作成方法や運用時の注意点、テンプレートなどをご紹介しています。新たに在庫管理表を作成するご担当者様は、ぜひお役立てください。 在庫削減を行って在庫数を見直す 在庫数が多いと担当者の業務負荷が高まります。そのため、需要数に応じて最小限の在庫数に留め、無駄な在庫を減らすのも一つの手です。在庫削減では、需要に対して適切な商品数になるよう、在庫数の見直しを行います。業務負担を軽減するために、調整を検討してはいかがでしょうか。 在庫削減の具体的な取り組み方については、以下の関連記事で解説しています。現状の在庫数を削減する必要性を感じたら、こちらの記事も参考にしてみてください。 在庫数を管理するシステムを導入する 在庫管理にITシステムを導入することで、現場の業務効率化が期待できます。業務を自動化することで作業効率を高め、人的ミスを防止することが可能です。例えば、バーコードの読み取りによって在庫数を管理する方法なら、棚卸し作業のスピードアップとミス防止につながります。また、複数の業務システムを連携させればデータの手入力が不要となるのも魅力です。 在庫数に関する課題はシステム導入で改善を目指しましょう! ここまで、在庫数の管理に関する基礎知識をお伝えしました。在庫数を管理する際、人的ミスや在庫数の過不足にお悩みなら、システム導入で改善を目指すのも一つの手です。製造業の物流・倉庫業務の課題を解決するなら、複数バーコードを一括&連続で読み取れる「i-Repo Scan」をおすすめします。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化システム「i-Repo Scan」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 「現場のミス防止・精度向上」倉庫管理業務マニュアルのダウンロードはこちら - [倉庫管理とは?業務の内容やよくある課題、効率化の方法](https://ireporter-global.com/column/13204/) - 物流倉庫でのピッキングや出荷作業にミスが多く、業務改善でお悩みではないでしょうか。多数の商品を扱う倉庫では、作業が煩雑になりやすいといえます。限られた人員で倉庫業務を正確にこなすためにも、業務効率化の施策に取り組みましょう。 本記事では、倉庫業務をマネジメントする「倉庫管理」について解説します。倉庫管理の基本から、よくある課題、業務効率化の方法までお伝えするため、ぜひお役立てください。 倉庫管理とは 倉庫管理とは、倉庫内で行う業務のマネジメントを行うことです。具体的には、物流倉庫の荷物・人員・設備などを効率的かつ正確に管理する業務を指します。初めに、倉庫管理の目的や業務内容などの基礎知識をお伝えします。 倉庫管理の目的 倉庫管理には、倉庫を適切に管理することで物流現場における出荷や配送の作業ミスを防止する目的があります。倉庫の管理方法に問題があると、在庫情報の連携不足によって出荷に遅延が生じたり、作業効率の低下やミスを招いたりと、さまざまなトラブルが懸念されます。サービス品質を維持するためにも、倉庫管理の業務から物流改善に取り組むことが大切です。 倉庫管理の重要性 倉庫管理を徹底すると、倉庫内の在庫管理の効率化および適正化が期待できます。在庫量の把握や保管場所の整理整頓によって、スムーズな出荷作業を実現します。また、ITシステムを利用して膨大な受発注データを一元管理することで、倉庫における誤配送のミスを防止できるのもポイントです。発注を受けた際に迅速かつ正確に配送できる体制を整備できます。 倉庫管理の対象となる業務 入庫 入庫作業では、倉庫に運ばれてきた荷物を搬入して、入庫伝票と照合します。また、搬入された荷物の検品を行い、仕分けして保管します。 出庫 出庫作業では、倉庫内で保管されている荷物をピッキングして、検品を行います。検品が完了したら荷物を梱包して、出荷伝票と照合して発送します。 在庫管理との違い 在庫管理とは、倉庫の内外にある在庫状況を把握し、製品を円滑に供給できる状態を保つ業務です。需要に合わせて在庫の量を管理することで機会損失を防止し、利益の増加を図ります。それに対して、倉庫管理ではあくまでも倉庫内の在庫が管理対象となるのが主な違いです。 倉庫管理の課題 多くの企業が現場の倉庫業務で以下のような課題を抱えています。倉庫内作業で人手不足や人的ミスが発生している状況なら、業務効率化の施策を検討すると良いでしょう。ここでは、倉庫管理でよくある課題をご紹介します。 人手不足 近年はECサイトの普及にともないネットショップの利用者が多くなり、物流センターをはじめとした物流業界のサービスの需要が急増しています。その一方で、少子高齢化を背景に社会全体が慢性的な人手不足となり、多くの倉庫で必要な人員の確保が困難となっています。こうした状況を改善するためにも、倉庫業務の効率化に取り組み作業の無駄をなくすとともに、倉庫内の省人化を推進することが不可欠だといえるでしょう。 ヒューマンエラー 倉庫業務では出荷ミスの低減が大きな課題となっています。倉庫を運営するには多くの人手が必要で、かつ作業内容も多岐にわたることから、さまざまなタイミングでヒューマンエラーが発生する可能性があります。ミスによる過剰在庫や欠品が企業の損失につながるおそれがあるほか、配送の遅延で顧客満足度を低下させるリスクもあるでしょう。倉庫内の情報を適切に管理して、できるだけ作業ミスが起こりにくい環境を整えることが重要です。 作業の属人化 倉庫管理のノウハウが特定の人材に集中している場合も注意が必要です。業務の知識やスキルを有する経験豊富な人材のみに依存して倉庫管理を行っていると、作業が属人化するおそれがあります。属人化が進行すると、特定の人材の欠勤や異動、退職によって現場の運営が停滞するリスクがあります。倉庫管理の仕事量が多く、担当者が人材育成の時間を確保できないと、従業員の育成が困難になりがちです。効率化や自動化による業務負担の軽減が求められます。 倉庫管理を効率化する方法 最後に、倉庫管理を効率化する方法を解説します。専用の機器やシステムを活用して既存の業務を効率化・自動化するのも一つの手です。自社の物流業務を改めて見直して、業務改善を実現しましょう。 ピッキングリストの作成 ピッキングの作業指示を記載した「ピッキングリスト」を作成する方法です。ピッキングリストをチェックすることで、商品の種類・在庫数・保管場所などのデータを速やかに確認できます。作業員が出荷する商品を効率的に探せるようになり、作業スピードの向上が期待できます。 ロケーション管理の実施 ロケーション管理とは、倉庫内の物の保管場所を管理して、何がどこに保管されているのかを把握することです。ロケーション管理に取り組むと倉庫内で必要な物をスムーズに探せる状態になります。その際、物の保管方法には「固定ロケーション」「フリーロケーション」「ダブルトランザクション」などの種類があります。 一つ目の固定ロケーションは、物の種類別に保管場所を固定する置き方です。二つ目のフリーロケーションは、空いている場所に物を保管する置き方です。フリーロケーションは固定ロケーションよりも保管効率が高い反面、管理が煩雑になりやすい点がデメリットだといえるでしょう。三つ目のダブルトランザクションは、エリアによって固定ロケーションとフリーロケーションを使い分けます。ピッキングエリアの物は固定ロケーションで保管し、ストックエリアの物はフリーロケーションで保管するのが特徴です。 倉庫レイアウトの改善 現状の倉庫レイアウトを見直し、作業員が効率的にピッキングしやすいレイアウトに変更する方法です。まずは入庫から出庫までの流れを見直し、作業員の動線を確認します。その後、作業員が最短距離で移動できる動線や、商品の配置、作業スペースなどを設計しましょう。 マテリアルハンドリング機器(マテハン機器)の導入 倉庫にマテリアルハンドリング機器(マテハン機器)を導入する方法です。マテハン機器には、物流のさまざまな作業を効率化・自動化する機能が搭載されています。例えば、大量の物をまとめて運搬する「パレット」と「フォークリフト」、仕分けを自動化する「ソーター」などが挙げられます。手作業の手間を削減し、倉庫内の作業を効率化することが可能です。 倉庫管理システム(WMS)の導入 倉庫管理システム(WMS)は、倉庫管理を効率化するシステムです。倉庫内の入出庫や在庫の数量などの幅広いデータをリアルタイムで管理できます。データの一元管理によって倉庫のロケーション管理を効率化します。倉庫内の詳細な状況が可視化され、効率化により作業時間を短縮できることから、管理業務のコスト削減に効果的です。 倉庫管理の効率化で物流改善を目指しましょう! 今回は、倉庫管理の基礎知識から、効率化する方法まで解説しました。倉庫業務を効率化するには、ピッキングリスト作成やロケーション管理などに取り組むほか、機器やシステムを導入する対策が有効です。倉庫・物流業務を省人化・効率化するなら、複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」がおすすめです。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化システム「i-Repo Scan」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」の資料ダウンロードはこちら 「現場のミス防止・精度向上」倉庫管理業務マニュアルのダウンロードはこちら - [【事業者向け】車両の点検とは?実施する時期や確認する項目と方法](https://ireporter-global.com/column/13194/) - 事業用の車両を安全に使用するためには、点検によって異常を早期に発見したり、必要に応じて部品の交換や修理を行ったりすることが大切です。事業者は法律上のルールに従って車両点検を実施して、ドライバーが安心して社用車に乗れる状態を整えましょう。 本記事では、事業者向けに車両点検に関する情報をお伝えします。車両点検を実施する時期や、点検方法まで解説するため、ぜひ参考にしてください。 車両の点検の種類 点検には事業用の車両の安全性を維持する重要な役割があります。車両のトラブルを未然に防ぎ安全運転を実現するためにも日頃の点検が不可欠です。点検方法には「日常点検」と「定期点検」の2種類があるため、まずはそれぞれの目的を確認してみましょう。 日常点検とは 日常点検とは、事業者が1日に1回の頻度で、車両の運行前に実施する点検です。一般的にユーザーが自分で確認できる箇所を簡単に点検し、車両の異常を早期に発見する目的があります。万が一、日常点検で異常を発見したら、整備工場に相談して問題を解決することが大切です。 定期点検とは 定期点検(定期点検整備)は、定期的に実施する点検です。「法定点検」とも呼ばれます。部品の故障や摩耗があれば、交換や修理を行います。日常点検よりも詳細な点検であり、専門的な知識や技術を求められることから、国の認証を受けた整備工場に依頼するケースも少なくありません。 事業用の車両(バス・トラック・タクシーなど)の場合、定期点検のタイミングは3カ月ごとに51項目、12カ月ごとに101項目と定められています。マイカーよりもこまめな定期点検が必要となるため、車両管理のご担当者様は押さえておきましょう。 車両の点検項目と方法 ここでは、日常点検や定期点検で確認する項目や、ご自分でできる日常点検の方法を解説します。車両の使用者や管理者の方は、日常的なタイミングで社用車の点検を実施しましょう。 日常点検と定期点検で確認する項目 日常点検で確認する項目 日常点検で確認する項目は、大きく「エンジンルーム」「自動車の周り」「運転席」に分けられます。ここでは、それぞれの箇所を確認するポイントをご紹介します。 【エンジンルーム】 【自動車の周り】 定期点検で確認する項目 事業用の車両(バス・トラック・タクシーなど)の定期点検では、3カ月ごとに51項目、12カ月ごとに101項目の点検を行います。定期点検の項目は多岐にわたるため、ここでは一例をご紹介します。 日常点検の方法 日常点検は「エンジンルーム」「自動車の周り」「運転席」に分けて行います。まずはボンネットを開けてエンジンルーム内をチェックします。ブレーキオイル・冷却水・ブレーキオイルなどの項目を確認しましょう。続いて車両の周りをチェックして、タイヤにパンクや劣化がないか、ヘッドランプに汚れがないかなどを確認します。最後に運転席に座って、ブレーキペダルの踏み込み具合や、エンジン音などを確認してください。 車両の点検でよくある質問 事業者の車両点検に関して、よくある質問とその回答をご紹介します。社用車を正常に利用するために、確実にメンテナンスを実施しましょう。 定期点検を依頼する場所や費用は? 定期点検は、自動車ディーラーや整備工場などに依頼できます。点検整備を依頼する業者によって費用が異なります。一例として、12カ月点検で1万円程度が費用の目安です。 車両の点検をしない場合に罰則はある? 事業者の場合、車両の日常点検や定期点検は道路運送車両法で義務付けられています。法定点検を怠り法律に違反すると罰金が科される可能性があるため注意が必要です。 【参考】「点検整備は使用者の義務です 点検整備の種類」(国土交通省) 日常点検や定期点検と車検との違いは? 日常点検や定期点検は車両の状態を確認するための点検です。車両の不具合の発生を防ぐことが目的となっています。それに対して車検は、車両が道路運送車両法で定められた保安基準を満たしているか確認することが目的です。車検に通ると有効期限のある「自動車検査証(車検証)」が交付されます。車検証の有効期限が切れた車両は公道を走行できません。 車両点検を着実に実施して社用車の安全を確保しましょう! 今回は、事業用の車両に欠かせない車両点検について解説しました。車両点検を実施したら、「点検整備記録簿」に点検結果や整備の概要を記録する必要があります。書類は一定期間にわたり保存する必要があり、3カ月点検・6カ月点検の対象車では1年間、1年点検の対象車では2年間の保存が求められます。これらのメンテナンスに関するデータの管理には、「i-Reporter」がおすすめです。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化システムで、現場作業の効率化を実現!・時間や作業者情報の自動記録や、必須入力、アラート機能等で、効率的な点検作業を実現・既存帳票のレイアウトをそのまま継承、誰もが直感的で高精度な記録が可能に・チェックシート記録後のフォルダ管理やPDF出力等全て自動化、後処理工数を大幅削減 現場帳票電子化システム「i-Reporter」の資料をダウンロードはこちら - [売り場のディスプレイを工夫する重要性|陳列方法、商品を並べるコツ](https://ireporter-global.com/column/13190/) - 店舗ビジネスでは売り場のディスプレイが売上に影響を与えます。まずは顧客がスムーズに買い物できるようなディスプレイを設計することが大切です。さらには、商品の陳列方法に工夫することで、顧客へ意図的にアピールすることもできます。そこで本記事では、売り場のディスプレイに工夫する重要性や、おすすめの陳列方法、商品を並べるコツをご紹介します。ディスプレイのご担当者様は、ぜひ参考にお役立てください。 売り場のディスプレイを工夫したほうが良い理由 売り場のディスプレイに工夫すると、顧客満足度や店舗のブランドイメージに対してさまざまな効果が期待できます。初めに、ディスプレイの重要性について解説します。 顧客満足度に影響するため 売り場のディスプレイが整っていると、来店した顧客が快適に買い物できるようになります。「商品が選びやすい」「買い物が楽しい」といった印象を消費者に与えられるのがメリットです。顧客満足度が高まり、売上向上につながります。 店のブランドイメージ向上に貢献するため 商品が綺麗に並べられた売り場は、顧客にポジティブな印象を抱かせます。ディスプレイの雰囲気を通じて清潔感や信頼感などの良いイメージを与えることが可能です。店舗のブランドイメージ向上にも貢献すると考えられています。 売り場のディスプレイを作る基本的なテクニック 続いて、売り場のディスプレイを作る基本的なテクニックを解説します。ディスプレイの改善でお悩みの方は、ぜひ以下の手法をご活用ください。 テーマを設定する ターゲットの年齢層やライフスタイルなどに合わせてディスプレイの明確なテーマ設定を行います。コンセプトに沿って装飾や陳列棚に一貫性をもたらすと、ターゲット層の顧客が居心地の良さを感じやすくなります。 グルーピングを行う 関連する商品をまとめて陳列する方法を「グルーピング」と呼びます。グルーピングによって顧客が求める商品の場所をスムーズに探しやすくなり、より快適に買い物ができるようになります。 商品のフェイスを揃えて見やすく並べる 商品パッケージの正面部分を「フェイス」と呼びます。メーカーが商品の名前や特徴が伝わるようデザインしている部分なので、フェイスが見えるように設置することが大切です。これにより顧客が商品を選びやすくなります。 配色ルールを意識する ディスプレイの配色は売り場の印象を大きく左右するポイントです。例えば、色相環上で近い位置にある色同士を組み合わせると統一感を出せます。その反対に、遠い位置にある色同士を組み合わせると、色を目立たせる効果が期待できます。こうした配色の効果を売り場作りやポップ作成に取り入れると良いでしょう。 動線を意識する ディスプレイでは顧客が売り場をどのように移動するかを意識して動線を設計しましょう。適切な動線が確保されていると、スムーズに買い物できます。一方、動線が悪いと顧客にストレスを感じさせてしまうおそれがあるのが注意点です。 陳列量を調整する 商品の陳列量によって売り場の印象が変化します。陳列量が多いと「活気がある」「売れ筋の商品である」といった印象を与えられるでしょう。その反対に、陳列量を抑えると「高級感がある」といった印象を与えられるので、場合によってはあえて商品と商品の間に余白を作るケースもあります。 売り場のディスプレイにおすすめの陳列方法 ここでは、店舗での魅力的な商品陳列を実現するために、おすすめの陳列方法をご紹介します。店頭の演出によって買い物客に商品の魅力を伝え、売上アップを目指しましょう。 トライアングル陳列 遠くから見たときに山のような形状に見えるよう、商品を三角形に積み上げる陳列方法です。ボリューム感が生まれて顧客の目を引きやすくなります。中央に背の高い商品を配置し、端に行くにしたがって左右対称になるように背の低い商品を陳列します。 シンメトリー陳列 商品を左右対称に並べる陳列方法です。売り場の中心線に対して、同じ商品を同じ数だけ陳列して左右を揃えます。色違いの商品や、似ている商品を並べることも可能です。左右対称のデザインは多くの人が美しいと感じやすく、好感度が高まりやすいといえます。 アシンメトリー陳列 商品を左右非対称に並べる陳列方法です。前述したシンメトリー陳列とは反対に、売り場の中心線に対して左右非対称になるように商品を配置します。商品の斬新さや個性をアピールしたいときや、売り場ににぎわいを演出したいときなどに適しています。 リピート(リピテーション)陳列 単一の商品または商品の組み合わせを、同様のパターンで繰り返し並べる陳列方法です。商品の種類・向き・間隔などを一定に揃えて、陳列スペース全体に連続するように並べます。特定の商品が顧客の目に留まりやすくなるので、おすすめ商品をひときわ目立たせたいときに効果的です。 大量陳列 単一の商品を大量に積み上げて、ボリューム感を演出する陳列方法です。新商品や売れ筋商品、客寄せの目玉商品などをアピールする際に用いられます。そのため、主に店舗の出入り口付近で展開されるケースが多くなっています。単一の商品を強く訴求し、購入や認知を促進することが可能です。 売上アップにつながるディスプレイを作るポイント 最後に、店舗ディスプレイを作るポイントをお伝えします。販促のためにも展示の構成は適宜見直し、最適な状態を保ちましょう。 アイテムを工夫して使用する ディスプレイでは什器・スタンド・季節感のあるグッズなどを活用しましょう。簡素な什器は商品を目立たせたいときに効果的です。スタンドは卓上に置いてセール商品をアピールする際に役立ちます。季節を感じる売り場は顧客の購買意欲を刺激するので、シーズンに適したアイテムを取り入れるのもおすすめです。 顧客目線でレイアウトを作る 売り場のレイアウトは顧客の視点に立って設計することが重要です。顧客は店内を回遊して多様な商品を見たり手に取ったりしながら購入する商品を決めています。そのため、「顧客の視線の高さで目につきやすい場所に配置されているか」「顧客の手の届きやすい範囲に置かれているか」などの観点でレイアウトを考えましょう。 メンテナンスを怠らない ディスプレイは展示を始めてから日数が経つにつれて汚れたり、破損したりする可能性があります。長期間にわたりメンテナンスせずに放置すると、どれほど陳列に注力しても購買意欲が下がるおそれがあるため注意が必要です。常に顧客の目に触れていることを忘れずに、日々メンテナンスを怠らないようにしましょう。 売り場のディスプレイを改善して売上アップを目指しましょう! 今回は、売り場のディスプレイでの効果的な陳列方法や、商品を並べるコツをお伝えしました。多数の店舗を管理する本社では、各店舗のディスプレイの状況をチェックする手間がかかります。本社の意図通りにディスプレイが実施されているか、確認作業の負担が大きくお悩みではないでしょうか。その際は、各店舗からの報告を効率的に管理できる「i-Reporter」がおすすめです。 【小売業界の作業精度と生産性向上へ】現場帳票電子化システム「i-Reporter」で店舗の業務をスムーズに!・各店舗の在庫や売場の情報もリアルタイムで確認可能・帳票を紙から電子化→報告のラグ削減、転記ミスの減少・生産管理、点検、巡回、在庫管理を一括デジタル化 →現場帳票電子化システム「i-Reporter」の資料をダウンロードはこちら - [在庫を棚卸しする目的とは?起こりやすい問題と解決案](https://ireporter-global.com/column/12747/) - 棚卸しとは、倉庫や店舗などにある商品や原材料などの在庫数を調べる作業のことです。棚卸しで収集したデータは商品を販売する機会の見極めや決算などにも役立てられるため、会社を運営するにあたり、棚卸しの業務は欠かせません。 本記事では、在庫管理の中の棚卸しに関する基礎知識や、作業中に起こりやすい課題と解決策を解説します。棚卸しを実施する適切なタイミングと評価方法も紹介しているので、記事を読み終わる頃には棚卸しの全体的な流れを把握できているでしょう。商品・原材料などの管理や棚卸しに関わる方は、ぜひ参考にしてみてください。 在庫管理で行う棚卸しの役割 まずは、在庫管理で行う棚卸しの役割を解説します。棚卸しをする意味を理解すると、無駄なく適切な対応ができるようになるでしょう。棚卸しの方式も2種類紹介するので、自社に適した方法を考えながら読み進めてみてください。 棚卸しとは 棚卸しとは、会社の店舗や倉庫内にある商品や資材の在庫が、どのくらい残っているかを確認する作業のことです。在庫管理の方法には、日々の在庫チェックやデータベースへの反映など、さまざまな種類があり、棚卸しも在庫を把握するための作業の1つといえます。棚卸しは在庫の品質を評価して商品価値を算出する作業も含んでおり、会社の健全な経営を実現するために重要な業務です。 棚卸しで把握した在庫のデータは、在庫管理表や棚卸表といった一覧表にまとめます。表にまとめた情報は帳簿との照会に使うケースもあるため、会社の経営にも関わることも。棚卸しの際は数値や品目の入力ミスが発生しないよう、細心の注意を払いながらの作業が求められます。 棚卸しの目的 棚卸しを行う目的としては、次のようなことが挙げられます。 適切な在庫管理 在庫の品質や状態の確認 販売機会の損失の防止 正確な利益の計算 正確な在庫状況の把握は、会社の健全な経営や、不要な在庫にかかる管理コストの削減などにつながります。また、在庫の状況に合わせて営業の方針を検討できるため、仕入れたものを最大限活かし、利益を伸ばす効果も期待できます。 棚卸し後、帳簿や会計システム上に記載されている在庫数と実際の在庫数に差異がないかを確認し、より正確な在庫状況を更新することも可能です。棚卸しは会社の経営状態を正しく把握する目的に加え、コスト削減や利益増加への寄与も目的に行われます。 棚卸しの種類 棚卸しには、大きく分けるとリスト方式とタグ方式の2種類あります。リスト方式とは、棚卸しの対象を目視で数えながら、在庫管理表に記載してある数量との違いがないかを確認する方法です。リストに記載されている数量を確認してから実際の数量を数えるため、作業時間を短縮できるメリットがあります。 タグ方式は、棚卸し対象の商品や原材料などの名称と数を1つずつ確認し、情報を記載した荷札を現物に貼り付けて数量を把握する方法です。先に現物の数量を数えてからリスト上の理論値と比較するため、計上漏れが発生しにくいのが強み。棚卸しに割ける時間や人員、材質や大きさといった在庫の特性を考慮しながら、自社に合った棚卸しの方法を選んでみましょう。 在庫の棚卸しのタイミングと手順 棚卸しは日々の在庫確認とは異なり、年に1回から数回、決まった時期に実施するのが一般的です。棚卸しに関する年間のスケジュールの目安と全体的な流れを把握しておきましょう。 棚卸しのタイミング 棚卸しは、「期末」と呼ばれる年度末の決算月に実施する会社が多い傾向にあります。期末は会計上の年度の終わりを指し、会社の1年間の収支をまとめる時期です。決算と同じタイミングで棚卸しを実施し、棚卸しで明らかになった在庫を資産として決算書に記載します。 ミスなくスムーズに在庫を管理するには、年度初めもしくは期首と期末の、年に2回の棚卸しをするのがおすすめです。期首の棚卸しでその時点での在庫状況を把握しておけば、期末の棚卸しでは期初の結果と比較すればよいため、効率的に作業を進められます。 棚卸しの手順 棚卸しの手順は、棚卸しの方法によって異なります。今回紹介するのは、実地棚卸と帳簿棚卸の2種類です。 在庫の「置き場所」で行う棚卸しの手順(実地棚卸) 実地棚卸では、実際に在庫を保管している現場に赴いて数量をカウントします。実地棚卸しの手順は次の通りです。 Step1.棚卸しの計画書を作成するStep2.棚卸しの方法を決める(リスト方式・タグ方式)Step3.在庫の数や状態を確認するStep4.帳簿や管理システムと照合するStep5.差異の原因把握と帳簿の修正する 棚卸しの作業に必要な人員の配置をスムーズに行うため、まずは棚卸しの計画書を作成します。計画書が完成したら棚卸しの方法も決め、人によって作業内容に違いが発生しないよう認識を共有しておきましょう。 棚卸し方法を決定したあとに行うのが、在庫の数と状態の確認です。在庫品目・数量・状態などを目視でチェックして、専用の表などに記入します。保管場所での調査を終えたあとは、帳簿や管理システムの情報に照らし合わせながら、誤りがないかをチェックします。情報のズレが見つかった場合は、その都度原因を調べて修正を繰り返し、差異がなくなれば実施棚卸の完了です。 在庫を管理している「帳簿」で行う棚卸しの手順(帳簿棚卸) 帳簿棚卸では、在庫を出し入れするたびに専用の帳簿に情報を記入します。帳簿棚卸の手順は以下の通りです。 Step1.出し入れした在庫の数をその都度在庫管理表に記入Step2.在庫管理表を使って在庫金額や資産額などを計算 商品や原材料の仕入れ、製品の出荷など、出し入れが発生するたびに在庫の状況を在庫管理表に記入します。棚卸しで在庫金額や資産額を計算する際は在庫管理表を使えばよいため、現地まで赴いて調査する手間を省けるのがメリットです。ただし、記入内容にミスがあると結果がズレてしまうため、日々の業務では誤りが発生しないよう、より一層気を付ける必要があります。 棚卸しの評価方法 棚卸しの評価とは、期末の棚卸資産の評価額を決定することです。棚卸資産の評価額は、在庫の総数に売上原価を掛けて算出します。会社の資産の保有状況を数値化してわかりやすくするために、棚卸しの評価はとても大切な作業です。今回は主な棚卸しの評価方法である、原価法と低価法を紹介します。 原価法 原価法では、在庫である棚卸資産の取得原価を基に評価額を決定します。原価法には主に6種類の方法があるため、下記の表にまとめました。 評価する際の手間や正確性がそれぞれ異なるため、自社が扱っている商品や棚卸しに割ける時間と人員に適した評価方法を選びましょう。 低価法 低価法では、原価法によって算定した評価額と期末時点の時価を比較し、低い方の金額を活用して評価します。低価法で使う「洗替法」は、期末時点の時価で評価したあと、翌期首には逆仕訳をして前期末の取得原価に戻す方法です。 低価法を使用する際は、事前に税務署に届出をする必要があります。届出の書類には事業の種類や資産の区分などを記載するため、早めに準備を進めましょう。 棚卸しで起こりやすい問題と解決案 棚卸しの作業では一度に数多くの在庫を確認するため、ミスが発生する場合もあります。棚卸しで起こりやすい問題をあらかじめ把握し、注意しながら業務を遂行できるようにしておきましょう。今回は、解決案も併せて紹介します。 棚卸しの手作業によって起こる差異 棚卸しで起こりやすい問題としてまず挙げられるのが、手作業によって起こる数値や情報のズレです。数量が多いもののカウントミス、商品番号や数量の転記の誤りなどは、棚卸しの際によく発生する問題といえます。 手作業によるミスを防ぐには、日頃から保管場所の整理整頓を心掛けて棚卸ししやすい環境を整えたり、担当者を複数人にしてダブルチェックを行ったりするのが効果的です。また、在庫品に貼付した二次元バーコードを読み込む形式にすると、差異の発生を防ぎながら作業の効率化も目指せます。 棚卸しの時間と労力の負担 時間と労力の負担の大きさも、棚卸しの問題の1つです。すべての在庫を確認する必要があるため、棚卸しの際は相応のコストがかかります。在庫の数量が多いほど、棚卸しに要する時間も長くなります。棚卸しは期末に実施するのが一般的ですが、忙しくなりやすい時期に棚卸しも同時に行おうとすると負担がさらに増加するのも課題です。 棚卸しにかかる時間と労力の負担を減らすためには、実務に支障が出にくい計画を立てることが大切です。また、棚卸しを実施する頻度を増やし、複数回に分けて定期的に実施すると、1回ごとの負担を軽減できるでしょう。 在庫管理ルールの不徹底 在庫管理ルールが徹底できていないケースも、棚卸しの際に問題となります。ルールが不徹底のまま放置していると、入出庫の記録が不正確、在庫の置き場が決まっていない、在庫の過不足、使用期限切れといった複数のトラブルに発展する恐れがあります。 棚卸しをする際は早めに在庫管理ルールを見直し、必要に応じて在庫管理システムの利用も検討してみましょう。在庫管理システムを在庫管理ルールの核にすると、在庫のカウントや売上の取りまとめといった一部の作業を省略でき、ヒューマンエラーの防止につながります。 [blogcard url="https://i-reporter.jp/column/10062/"] - [検品作業の主な内容|よくある課題と効率的に作業を行うコツ【検品表テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/12744/) - 検品作業は、商品の品質を維持するために大切な業務の一つです。検品作業のやり方によって商品やサービスの質が大きく左右されることから決して軽視できない業務ですが、すべての企業が正しい方法で検品作業を実施できているわけではありません。 本記事では、検品作業の概要や重要性について詳しく解説します。記事後半では、検品作業が抱えている課題や効率的に行うコツも紹介するので、倉庫管理者や在庫管理担当者といった、検品作業に携わる方はぜひ参考にしてください。 検品作業とは? 検品作業がどのような業務であるかを理解するために、検品作業の仕事内容や重要とされる理由を詳しく解説しましょう。 数量や品質が正しいかをチェックする作業 検品作業とは、製造業や物流現場において、完成品や入出荷品に問題がないかを確認する業務です。具体的には、工場や物流倉庫において、製品の数量や品番に誤りがないか、さらには破損や欠陥、故障などの品質に関する問題がないかを確認します。 検品作業は、入出荷時や作業工程の中で必要に応じて行われており、検査項目は検査する対象や目的によって異なるのが特徴です。 製造業や物流の現場で行われる主な検品作業 製造業や物流業の現場において行われる検品作業はさまざまな種類が存在します。 不良検品 不良検品とは、商品に不良品が混じっていないかを確認する作業です。どれだけ精度の高い機械を導入していても、工場で作られる製品の中には一定数不良品が混じってしまうものです。 製造現場では商品・製品に不良品がないかマニュアルに基づきチェックをし、不良品を発見し次第取り除きます。 作動検品 作動検品とは、電子機器などが正常に作動するかをチェックするための作業を指します。製品に誤作動がないかを確認するのはもちろん、スマートフォンアプリなどでバグが発生しないかチェックするのも、この作動検品の一種です。 混入検品 混入検品とは、製品に異物が混入していないかを確認するための作業です。特に、食品関連の商品においては、異物混入は健康被害を招く危険性があり、最悪の場合、対象の商品を自主回収する事態となりかねません。顧客の信頼を損ねないよう、また企業としても大きなダメージを負うことにならないよう、検品作業を徹底する必要があります。 数量、計量検品 数量、軽量検品とは、商品や製品の数量に誤りがないかをチェックするための作業です。入出荷時に実施するケースが多く、伝票と照らし合わせながら数が一致しているかを確認します。 開梱検品 開梱検品とは、商品の入った箱や段ボールなどを開封し、なかの状態を確認する作業です。箱詰めされている数量や品番に間違いがないかを確認します。商品の入荷時はもちろん、返品された商品を確認するためにも行われます。 検品作業が重要な理由 検品作業が重要な理由は、入出荷時のミスや欠品、誤出荷のトラブルを防ぐためです。 製造業や物流、そして小売業などの業界においては、顧客に届ける商品が会社の信頼に直結するといっても過言ではありません。不良品の流出や納期の遅延は顧客の信頼を損ね、取引が停止する恐れもあります。不良品や注文とは異なる製品の発送、在庫不足による納期遅延などのリスクを回避するためにも、検品作業は欠かせない業務といえるでしょう。 検品作業の流れ 検品作業は、主に入荷時と出荷時の2つのタイミングに分かれます。こちらでは、それぞれの検品作業の具体的な流れを解説しましょう。 入荷時の検品作業 入荷時の検品作業を入荷時検品といい、工場や仕入先から商品・製品が届いた際に行われます。 商品や製品が届いたら、納品書と照合し、数量や品番に間違いがないかをチェックします。その際に、破損や汚れなどの初期不良がないかも目視で確認しましょう。 検品の結果に問題がなければ、配達員に受領書を渡し、商品を受け取ってください。入荷時には、数量や品番違いがないかを確認するために、段ボールなどで梱包された納品物に対して開梱検品を行う場合もあります。 出荷時の検品作業 出荷業務における検品作業を出荷時検品といい、取引先に商品・製品を出荷する前に行われるのが一般的です。 出荷時の検品作業では、出荷指示書と照合し、数量や品番が一致しているかを確認します。その後、発送予定の商品や製品の仕様に誤りがないか、品質に問題がないかをチェックしてください。その際に、納入先の宛名や住所間違いがないかも確認しましょう。 [blogcard url="https://i-reporter.jp/column/1214/"] 検品作業の主な課題 検品作業は慎重にかつ正確に行われなければならないという特性上、いくつかの課題が存在します。 作業員の負担が大きい 検品作業自体は単純作業であるものの、製品の数量や品番、品質や性能を細かくチェックする場合、集中力や注意力が必要です。 入出荷時の検品作業に人員や時間が割かれてしまい、本来の業務が圧迫されるケースも十分考えられます。検品作業によって、業務全体の効率が低下する恐れもあると覚えておきましょう。 [blogcard url="https://i-reporter.jp/column/8239/"] 検品作業にコストがかかる 検品作業のためには検品スタッフを配置する必要があるため、人件費や設備費などのコストが嵩みます。質の高い検品作業を実施するためには、2〜3人のスタッフによるダブルチェックやトリプルチェックが必要なケースもあるでしょう。 さらに、業務効率化のために検品システムや機器を導入する場合は、導入費用やランニングコストがかかります。このように、検品作業に人件費や設備費などを投入し過ぎてしまうと、企業にとって大きな負担となる恐れがあります。 ヒューマンエラーを防げない 目視による検品では、ヒューマンエラーが生じやすくなります。 検品におけるヒューマンエラーの主な発生要因は次のとおりです。 似たような製品や品番を取り違える 小さなキズや不良を見逃す 作業員によって検品の手順や精度が異なる 確認事項が多すぎる 大量の商品を取り扱う場合、検品作業未経験のアルバイトやパート従業員を雇うケースもあるでしょう。どんなにベテランの従業員であっても、検品ミスを完全になくすことは難しいため、何の対策も講じないままではミスが発生するリスクが高いままです。検品には人的ミスがつきものと捉え、必要な対策を考えていきましょう。 検品作業を効率的に行うコツ 検品作業を効率よく実施するためのコツを解説しましょう。 作業動線を見直す - [棚卸しを効率化する方法|活用したいツールやシステム、業務のポイント](https://ireporter-global.com/column/12742/) - 棚卸しとは、決算時期に工場や倉庫、店舗などの棚卸資産を集計し、在庫の数を把握する業務です。棚卸しは製造業からスーパーなどの小売店、倉庫管理まで幅広い業種で行われます。一方の在庫管理は、決算などの期末以外にも、日々の仕入れや出庫の状況を適切に把握するために定期的に行われます。 在庫数を正確に把握しておかないと、販売の機会損失が発生する、過剰な発注によって無駄な在庫を抱えるといったリスクが生じる可能性があります。在庫の管理は必要不可欠な作業ですが、実施には多大な労力が必要であり、帳簿上の数量との差異が見つかった場合には、さらに時間と人手を割いて原因を特定しなくてはなりません。そのため、作業を行う現場作業者の方の中には、もっと効率的に棚卸しや在庫管理を行うことができないかと、方法を模索している方も多いでしょう。 本記事では棚卸し作業の効率化方法や、業務効率を改善するデジタルツールを紹介します。自社の棚卸しを行う必要がある企業の担当者様は、ぜひ参考にしてください。 棚卸し業務を効率化する方法 はじめに、棚卸し業務を効率化する方法を紹介します。 棚卸しの作業負担を減らすことは、商品の在庫を持つ企業の共通課題です。棚卸しの作業負担が増す理由としては、作業の属人化や作業ミスによる再チェック、ズレの原因究明などが挙げられます。そこで、簡潔かつスムーズに作業できるよう、標準化や業務改善を行いましょう。 定期的に在庫確認をする 定期的に在庫管理を行うことで、棚卸し前に帳簿と実在庫のズレを発見することにより、棚卸しの工数を減らすことができます。さらに、余剰在庫の増加などにも気づくことができるため、適正在庫の維持も容易になります。入庫や出庫をダブルチェックするなど、在庫量の管理を徹底することが大切です。ただし、確認頻度が多くなるほど作業負担やコストも増加するデメリットも考慮しなければなりません。 在庫管理表に商品画像を載せる 在庫管理表に商品画像を載せることにより、記載されている内容が商品名や商品コードだけの場合に比べて、商品の識別が容易になります。保管場所などのロケーション管理を工夫することも重要になりますが、対象を目視で探しやすくなるため、作業の効率アップにつながるでしょう。 一度確認した商品に目印を付ける 棚卸しの際は、チェック済み商品を明確にしておくことで、最初の作業で確認できなかった商品を探す時間を短縮できます。確認済みシールや管理ラベルを目印として活用することで、作業効率や作業精度を向上させることができます。 棚卸し作業の業務マニュアルを整える 業務マニュアルを整備することで、作業レベルの標準化を図ります。たとえば、カウント方法や記入方法などのルールを統一することで、棚卸し作業で発生しやすいヒューマンエラーを防ぐことができるでしょう。 棚卸し作業のスケジュールを組む 棚卸し作業のタイムスケジュールや人員配置については、事前に決めておくことが望ましいです。タイムスケジュールや人員配置を決めて周知しておくことで、当日の棚卸し作業を効率よく実施でき、確認漏れや重複チェックといったミスを減らすことができます。 棚卸しを効率化できるデジタルツールやシステム 次に、棚卸し作業を効率化できるツールを紹介します。 IoT機器やデジタルツールを利用した在庫管理の導入によって、人手を削減し、業務改善を効率的に実現することができます。ただし、自社のビジネスに最適なソリューションを選ばなければ目的は達成できません。そのため、ツールを導入する前に自社に合っているかどうかを十分に検討し、慎重に決定することが大切です。 二次元バーコード バーコードは大まかに分けて、一次元バーコードと二次元バーコード(QRコード)の2種類があります。二次元バーコードは縦(垂直)と横(水平)の二方向で情報を格納しており、カメラアプリなどでURLを変換したQRコードを読み取らせ、Webサイトに遷移させる方法がよく用いられています。 棚卸しや在庫管理においては、手作業や手書きでの記載誤りを防ぐだけでなく、リアルタイムでの在庫データの反映や照合が容易に行えるため、作業効率の向上が期待できます。一方で、システム導入時にかかるコストやQRコードを貼り付ける手間などのデメリットもあります。 RFID(ICタグ) RFIDは「Radio Frequency Identification」の略称で、ICタグを専用リーダーで読み取り、自動認識する技術です。バーコードやQRコードと異なり、データを一括で読み込むことや、製品によってはデータの書き換えができます。機能面ではバーコードより優れていますが、導入コストが高いというデメリットがあります。 スマートフォンを使用した在庫管理システム 近年、スマートフォンを利用した在庫管理アプリを利用導入する企業も増えています。バーコードやRFIDと同様の効果があることに加え、低コストでの導入が可能な点やシステムが使いやすい点、クラウド上での情報共有が容易な点などのメリットがあります。 複数のメリットがある一方で、料金プランによっては機能に制限があるケースもあります。また、スマートフォンを利用するため、端末の紛失やOSアップデートによる作業遅延のリスクなどのデメリットも考慮する必要があります。 AIカメラ AIカメラを利用した在庫管理も進んでいます。AIの導入により、在庫状況のリアルタイム把握や需要予測の精度向上、ヒューマンエラーの防止などが期待されます。一方で、導入コストの増加やカメラの死角問題など、在庫管理を行う環境に依存する課題もあります。また、システムを利用する現場作業者にもAIシステムの運用スキルが必要になるでしょう。 重量センサー 重量センサーを利用した在庫管理では、重さを感知し数値化を行います。重量センサーを利用すれば、粉末や液体などの数えられない原材料や、大量の細かい部品など、目視では判断が難しいアイテムでも正確に管理できます。デメリットとしては、重量センサーの在庫管理も導入コストがかかる点です。 棚卸しを行うときのポイント 実際に棚卸しを行う際にはどのような点に注意して行うとよいのでしょうか。 ここでは、棚卸しを正確かつスムーズに行うための3つのポイントを紹介します。 マニュアルは定期的に見直す 作業マニュアルは一度作成して終わりではありません。PDCAサイクルを回し、次の棚卸し作業に活かしましょう。具体的には、作業担当者から実施手順の不明点などをヒアリングして、手順や実施方法の中に効率化できる部分がないかを検討します。業務マニュアルはオンライン化しておくと、データの共有やアップデートが容易です。 作業時間を管理する 棚卸しの際は、作業時間を記録しながら進めることをおすすめします。また、目標時間を設定すると集中力が高まるため、作業を効率的に行いやすくなります。自動化できず作業時間がかかる行程については、作業方法を改善できないか検討し、マニュアルをアップデートすることも大切です。 棚卸し作業が長引いたり正確性を欠いたりすると、通常業務にもしわ寄せがきてしまいます。予定時間内に終えられるよう、人手とスケジュールを調整しましょう。 商品の品質の確認も行う 在庫の数量だけでなく、商品の破損チェックといった品質の確認も行うと、不良品の出荷防止につながります。不良在庫や商品の劣化の確認も在庫管理時に行うと効果的です。 棚卸しを効率化して利益の最大化を目指しましょう 本記事では棚卸しや在庫管理を効率化するポイントや、便利なデジタルツールについて解説しました。棚卸しを効率化・デジタル化することは、コスト削減だけでなく需要予測精度の向上につながるため、利益アップを見込めます。自社に適した棚卸し方法を検討しましょう。 シムトップスが提供する現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」は、導入社数3,700社を超えるぺーパーレスアプリで、シェアNo.1の現場帳票電子化システムです。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo - [飲食店の経営者が知っておきたい衛生管理|必要性や具体的な実践方法](https://ireporter-global.com/column/12734/) - 飲食店にとって、衛生管理は重要な業務の一つです。汚れた店内で食事をしていては顧客の気分が悪くなるかもしれませんし、古い食材を使った料理を提供すると健康の問題が浮上する可能性もあります。飲食店の運営に携わるにあたり、衛生管理について深く理解したいと考えている方も多いでしょう。 本記事では、衛生管理が飲食店にとって重要である理由や、具体的な衛生管理の方法を紹介します。国が定めている衛生管理に関する法律・制度・資格についても解説しているので、安心・安全な飲食店の運営に必要な基本知識を身に付けられるでしょう。 【食品工場・食品製造業の記録・報告業務を効率化する現場帳票電子化システム「i-Reporter」Webサイトはこちら】 飲食店における衛生管理の必要性 多くの人は、飲食店にとって衛生管理が大切であることを既にご存知かと思いますが、飲食店における衛生管理の必要性を改めて整理しておきましょう。衛生管理を怠った場合に発生しうる事態も把握しておくと、店内の清潔さに対する意識をより高めた状態で店舗の運営に携われます。 なぜ衛生管理が必要なのか 飲食店に衛生管理が求められる理由は、顧客に安心して食べられる料理を提供するためです。細菌・ウイルス・ガラス片・洗剤などが料理に混入することを防ぎ、食中毒や異物、化学物質による健康被害が発生しないよう対策します。 食中毒などの健康被害が発生していない飲食店であっても、店内が不衛生であると顧客の満足度が下がり、リピーターを獲得しにくくなる場合もあります。顧客に快適に利用してもらうことに加え、お店を存続させるためにも、衛生管理はとても大切です。 衛生管理をやらないとどうなるのか 飲食店で衛生管理を怠ると、顧客の健康を害する恐れがあります。厚生労働省の発表によると、令和4年に発生した食中毒のうち、約39.5%は飲食店で起こったものでした。健康被害の内容は嘔吐や下痢の症状のほか、後遺症が残るケースや最悪に場合は死に至るケースもあります。 実際に食中毒が発生した飲食店の中には、業務停止命令が下されたところや、廃業に追い込まれたところも存在します。顧客の体調を悪化させるだけでなく、賠償・風評被害・廃業など、お店にとっても悪いことばかりであるため、常日頃から衛生管理に対する高い意識を持っておかなければなりません。 飲食店の運営の際に知っておきたい、国が定めていること 飲食店を衛生的に保つため、国は法律を整備したり特定の資格の保有を義務付けたりしています。国が定めている基準を満たすことは、飲食店における衛生管理の最低ラインであると認識してよいでしょう。今回は、飲食店の運営の際に知っておきたい国が定めている基準を、5つ紹介します。 食品衛生法 食品衛生法は、飲食による健康被害の発生を防ぐための法律です。食品の取り扱いや食品衛生管理者の設置をはじめ、飲食店の運営に必要な条件を数多く定めています。ほかにも、添加物や天然香料の使用、調理に使う器具、容器包装など、定めている事項は多岐にわたります。 食品衛生法に違反した場合、懲役刑や罰金刑が科される可能性があります。飲食店を新たに開業したり、新しいメニューを考案したりする際は、食品衛生法に照らし合わせながら作業を進めましょう。 食品衛生管理者 食品衛生管理者とは、一定の教育課程を経て食品の衛生管理に関する十分な知識を有すると認められた人を指します。食品衛生法では、飲食店1店舗につき一人の食品衛生管理者が必要であると定めています。系列店であっても同じ人が複数店舗を掛け持ちすることは認められていないため、店舗を増やす際はその都度食品衛生管理者を新しく配置しなければなりません。 飲食店の経営者は、食品衛生管理者を置いたあと、15日以内に保健所へ届け出る必要があります。オープン後に食品衛生管理者を置くことは認められていないため、開業前に資格を取得しましょう。 営業許可制度 飲食店における営業許可制度では、店舗がオープンする際に営業許可証という証明書が発行されます。営業許可証を持たずに開店するとペナルティが発生し、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が科されます。 店舗のキッチンで調理したものを顧客に提供する場合もちろん、ケーキやアイスといった温度管理が必要な食品を販売する場合も営業許可証が必要です。安心・安全な店舗運営を実現するために必要なものなので、必ず取得しましょう。 営業届出制度 営業届出制度とは、食品等に関わる事業者を把握するため、令和3年6月1日に運用が開始された制度です。「許可営業」と「届出対象外営業」のどちらにも該当しない事業者は、管轄の保健所に営業届出の提出が求められます。 営業届出の提出は保健所の窓口だけでなく、電子申請でもよいため、早めに手続きを進めておきましょう。営業届出が必要か否かは、厚生労働省が公表している資料「食品等事業者の皆さまへ」で確認できるため、一度チェックしてみてください。 HACCP HACCP(ハサップ)とは、国際的に認められている衛生管理の手法です。安全かつ衛生的な食品を製造するため、日本では食品を扱うすべての事業者に対して導入が求められています。事業の規模や事業内容によって衛生管理の方法が異なり、大規模事業者や畜場などはコーデックスのHACCP7原則に基づいて運営します。 多くの飲食店が該当する「小規模な営業者等」は、各業界の団体が作成した手引書を基に衛生管理を行うのが基本です。飲食店の経営者は衛生管理計画や手引書の作成、従業員への周知徹底、衛生管理の状況の記録・保存・検証・見直しなどを行います。 飲食店で衛生管理をするための方法 飲食店を運営するうえでの衛生管理について、国はさまざまな制度を設けています。基本的な衛生管理の方法を理解し、国の制度に対応できるようにしておきましょう。今回は従業員・店舗施設・調理器具・食品・記録の5点に注目して、管理の方法を紹介します。 従業員の衛生管理 まず大切なのは、従業員の衛生管理です。調理前やトイレに行ったあとに手洗いうがいを行い、人の皮膚に生息している細菌やウイルスによる食中毒事故を防止します。また、帽子を被る・髪を結ぶ・制服を清潔に保つといった服装規定も欠かせません。食事への異物混入が発生しないよう徹底しましょう。 出勤時の従業員の体調チェックも忘れずに。従業員が感染症を患っていた場合、保有している菌が料理に付着し、顧客に病気をうつしたり、食中毒を起こしたりする可能性があります。マニュアルの作成や意識の共有などを通し、従業員の衛生対策を万全に整えておきましょう。 店舗施設の衛生管理 店舗施設の衛生管理は、顧客に店内で快適に過ごしてもらうだけでなく、ネズミや虫などを寄せ付けないようにするためにもとても大切です。少しの汚れでも蓄積すれば衛生環境の悪化につながるため、こまめな清掃を心掛けましょう。 具体的には床の掃き掃除、テーブルの拭き掃除と消毒、キッチンの定期的なメンテナンスなどが挙げられます。各席に配布するメニュー表の油汚れもきれいに拭き取り、顧客に不快感を与えないよう意識してみてください。 調理器具や食器の管理 調理器具や食器の管理が不適切な状態だと、食中毒の原因菌が増殖し、顧客の体調に影響を及ぼすリスクがあります。被害の状況によっては賠償責任を負うだけでなく、廃業を余儀なくされるケースもあるため、調理器具や食器の適切な維持管理は必要不可欠です。 調理器具を使う前の加熱消毒、一度使用した食器類の洗浄、衛生的な戸棚での保管など、使う前から使い終わったあとまで、網羅的な衛生管理を心掛けましょう。汚れによっては冷たい水だと落ちにくいものもあるため、必要に応じて水の温度を変えることをおすすめします。 食品の管理 適切な形での食品の管理も、食中毒の発生を予防するための重要な要素です。料理に使う食材を仕入れたら、まずは鮮度や温度を検品します。品質が落ちている場合は細菌が増えているかもしれないため、返品か破棄するようにしましょう。食材を調理に使うまでは、適切な温度帯に設定してある冷蔵庫や冷凍庫で丁寧に保管します。 調理する際は食材に応じて使用する調理器具を使い分け、器具を介した汚染の拡大防止を忘れずに。提供する直前にも異物が混入していないか目視で確認し、問題なければ顧客のテーブルに運びます。食品の管理は仕入れから提供まで気を付ける項目が多いため、チェック方法を確立し、従業員同士で共有しておくとよいでしょう。 実施したことの記録 衛生管理がきちんとできているかを把握するため、実施した管理内容の記録も怠らないようにしましょう。日頃からきちんと記録しておけば、万が一店舗で衛生に関する問題が発生した場合でも、原因を探りやすくなります。 飲食店の衛生管理は確認する項目が多いため、チェックリストを作成するのがおすすめです。チェック担当者の名前も記載すると、従業員の衛生管理に対する意識を高められるでしょう。紙ベースだと保管にも場所を取るため、状況に応じて電子帳票システムを導入する飲食店もあります。 衛生管理を徹底して適切な形で飲食店を運営しよう 飲食店での衛生管理は、顧客に快適に過ごしてもらうだけでなく、食中毒の発生や営業停止を防ぐためにとても重要です。国が定めている法律や制度の確認はもちろん、店舗施設・調理器具・食材などの適切な管理を心掛けましょう。 店舗の衛生管理が大変な場合は、電子帳票システムを導入するのも一つの手段です。i-Reporterでは、エクセルで作成した帳票を電子帳票に置き換え、タブレット端末などを使用して管理できます。紙の束を持って確認するよりも手軽に衛生管理ができ、集積した記録の保管場所を省くこともできるため、興味がある方はぜひ、現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」の導入を検討してみてください。 【小売業界の作業精度と生産性向上へ】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で店舗の業務をスムーズに!・各店舗の在庫や売場の情報もリアルタイムで確認可能・帳票を紙から電子化→報告のラグ削減、転記ミスの減少・生産管理、点検、巡回、在庫管理を一括デジタル化 →現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」資料ダウンロードはこちら - [店舗運営とは?主な業務内容や必要なスキル、効率化するポイント](https://ireporter-global.com/column/12727/) - 店舗運営とは、小売店や飲食店などの店舗を円滑に運営するために必要な業務を行うことです。店舗運営は売上管理や在庫管理だけでなく、集客やスタッフ管理などを含めると、その内容は多岐にわたります。 店舗運営の主体となるのは店長やSV(スーパーバイザー)であることが一般的ですが、どのように行うのが効率的かわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、店舗運営の業務内容や効率化のポイントを解説します。現場の業務効率化や課題解決方法を検討されている方に役立つツールも紹介するため、ぜひ参考にしてください。 店舗運営の主な業務内容 はじめに、店舗運営を行う上での具体的な業務内容を説明します。 店舗運営には、売上アップや利益向上を目的とする「店づくり」や「接客業務」、店舗を効率的に運営するための「マネジメント業務」などがあります。マネジメント業務には、仕入れや在庫管理、スタッフの教育などが該当します。それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 店づくり 店内のレイアウトや商品陳列は店舗のイメージを左右するため、店づくりのコンセプトは重要です。小売店の場合、魅力的な商品を店内の奥に配置し、顧客の動線と滞留時間を長くすることで購買機会を増やします。同時に、従業員の動線(サービス動線)は効率化する工夫も必要です。商品の価格帯によっては対面販売にするなど、販売方法の検討も重要でしょう。 また、商品を手に取りやすく、買いやすい売り場を作る必要もあります。顧客の手の届きやすい位置(ゴールデンゾーン)に商品を陳列したり、重点商品は顧客に見える商品面(フェイス数)を増やしたりといった方法も効果的です。 接客業務 接客業務は、レジ打ちや商品情報の提供など、顧客との関わる内容すべてが該当します。一般的には店舗スタッフで対応しますが、人手不足の場合は店長やマネージャーも対応する必要があります。 接客業務は顧客満足度に直結するため、スタッフの接客スキルを定期的にチェックしましょう。必要に応じてスタッフ教育を行い、接客マニュアルを作成して接客レベルを均一化すると効果的です。 マネジメント業務 マネジメント業務は、主に商品管理と人材管理に分かれます。 商品管理は、売上データの分析や在庫管理などを適切に行うことを指します。在庫数が多ければ、販売機会を失うことによる損失は防げますが、保管スペースや予算を圧迫し、場合によっては廃棄によるロスが発生します。売上データを分析して、利益を最大化する方法を検討しましょう。 一方の人材管理は、スタッフのシフト管理などが該当します。店舗によって人手が必要な時間帯や時期が異なるため、人件費を抑えながらもスムーズな店舗運営が可能な人数の調整が重要となります。どうしても人手が足りない場合は、求人募集をするなどの対策が必要です。 また、接客業務でも言及したスタッフ教育なども人材管理にあたります。たとえば接客マニュアルの作成やOJTを行い、スムーズに業務を覚えられるようにする工夫も必要です。 店舗運営に必要なスキル それでは、店舗運営にはどのようなスキルが必要なのでしょうか。 店舗運営を行う店長やSV(スーパーバイザー)には、スタッフに求められるスキルに加えて、「コミュニケーションスキル」「マーケティングスキル」「数値管理のスキル」の3つが必要です。 コミュニケーションスキル 店舗運営者には、接客などの一般的なコミュニケーションに加えて、問題解決に向けたコミュニケーションスキルが必要です。 ▼必要なコミュニケーション例 マーケティングのスキル 販売促進をするためには、マーケティングの基礎知識が欠かせません。 売上高は、分解すると「客単価×来店客数」になります。これらをさらに細分化すると、どこに課題があるのか、必要な販促活動は何かが見えてきます。具体的な方法は店舗によって異なりますが、一般的な対策はマーケティングのノウハウがあれば考えられます。 ▼販売促進対策の例 数値管理のスキル 店舗を運営していくには、売上や在庫など、さまざまな数値を管理する必要があります。ただ数値を把握するだけでなく、分析や適切な対策が求められるため、マーケティングスキルも併せて発揮しなければなりません。 売上管理では、売上データを分析して今後の対策を考えます。時間帯や時期によって売上の傾向が変わることがあるため、売上が落ち込んでいる場合には原因を究明して今後の対策につなげます。在庫管理のほうでは、在庫量を確認して適切な量を発注し、販売機会の最大化を目指します。在庫が少なければ品切れのリスクがある反面、多すぎれば仕入れ費用の増加や品ぞろえの陳腐化につながります。 店舗運営を効率化するポイント ここからは、実際に店舗運営を効率化するポイントを見ていきましょう。店舗運営を効率化するためには、無駄な作業を減らすことが重要です。業務のマニュアル化を進め、デジタル技術を利用すると、店舗運営が驚くほど楽になることもあります。 業務マニュアルの作成 業務マニュアルを作成する目的は、スタッフ間の能力や接客品質を均一化することです。一定のサービス品質を担保すれば、顧客満足度の向上が期待できます。また、作成した業務マニュアルはペーパーレス化しておくと印刷コストが削減でき、内容の共有やアップデートが容易になります。 データの分析 売上データを分析して、今後の戦略に活かします。売上データを分析するためには、POSシステムの導入が効果的です。POSは「Point of Sale(販売時点情報管理)」の略称で、売上管理、商品管理、顧客管理、勤怠管理など、さまざまな情報を管理するのに役立ちます。近年ではQRコード決済のようなキャッシュレス決済の利用が増えています。時代の変化に合わせてPOSシステムの重要性も増しているといえるでしょう。 ECRSの実践 店舗運営の効率化を考える際には、ECRSを実践するのがおすすめです。ECSRは業務改善を検討する順番と視点を頭文字で示したものです。Eから順番に検討していきましょう。 QSCの向上 QSCは「品質:Quality」「サービス:Service」「清潔さ・身だしなみ:Cleanliness」を組み合わせた言葉です。QSCの基準を高くすることで、顧客満足度を向上させることができます。 近年ではQSCに「ホスピタリティ:Hospitality」や、「雰囲気:Atmosphere」を加える企業も増えています。気持ち良く過ごせる、くつろげる雰囲気のお店だと感じてもらうことで、リピーターになってもらえる確率を高めることができます。 QSCチェックを電子化した事例はこちら【株式会社トリドールホールディングス様】 反対に、QSCチェックリストのスキャンや回収に手間がかかり管理が疎かになると、結果としてQSCが低下する可能性があります。株式会社シムトップスが提供する現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」を利用すれば、QSCチェックを電子化でき、オンラインでの閲覧もできるため、素早いフォローが可能になります。 業務を見直して、店舗運営を効率化しましょう 本記事では、店舗運営に必要なスキルや効率化のポイントについて解説しました。店舗運営を最適化するには、コミュニケーションやマーケティングなど、多くのスキルが必要です。 また、店舗運営の改善には、デジタルツールを利用した業務削減が効果的です。株式会社シムトップスの現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」は、店舗間での報告書の共有や業務マニュアルのオンライン化など、店舗運営に役立つ機能が豊富です。 【小売業界の作業精度と生産性向上へ】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で店舗の業務をスムーズに!・各店舗の在庫や売場の情報もリアルタイムで確認可能・帳票を紙から電子化→報告のラグ削減、転記ミスの減少・生産管理、点検、巡回、在庫管理を一括デジタル化 →現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」資料ダウンロードはこちら - [店舗巡回とはなにか?重要性と店舗巡回の方法、チェック項目など【チェックシート付き】](https://ireporter-global.com/column/12722/) - 店舗巡回とは、小売店舗や施設の管理担当者が実際に店舗を巡回し、店頭販促や売場のメンテナンスを行う業務のことです。本記事では、店舗巡回の概要をはじめ、正しく効率的に店舗巡回を行う方法、さらには巡回時にチェックすべきポイントを詳しく解説します。 記事の後半では、店舗巡回におすすめのサービスを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 店舗巡回とは? はじめに、店舗巡回について押さえるべき基本的な概要や重要性について紹介します。 店舗巡回の概要 店舗巡回=店舗経営者やエリアマネージャー、フランチャイズオーナーといった店舗管理の責任者や店舗担当者が実際の店舗を訪問し、売上向上のために行う業務のこと 実際に小売店舗に出向き、販売促進や売場のメンテナンスを実施しながら、商品陳列や販売活動の状況、店舗の雰囲気などを確認します。商品やサービスの状況を確認するのが店舗巡回の主な目的です。 店舗巡回はなぜ重要? 店舗巡回は、店舗運営の改善点を見つけるために重要と考えられています。店舗巡回を通して店舗の状況や売り上げなどを把握できるため、問題点や課題を発見できるのです。また、現場で明らかとなった最新の顧客ニーズを店頭プロモーションで具現化することで、営業体制を強化でき、最終的に売上アップにつながると考えられています。 店舗巡回の方法と効果 効果的に店舗巡回するためのポイントや、店舗巡回することによる効果について紹介します。 店舗巡回のポイント 店舗巡回を通して売上向上を目指すためには、店舗や売場の現状を正確に把握する必要があります。そのためには、次のポイントを押さえるよう意識してください。 巡回の<頻度>を高くする 店舗での<滞在時間>をなるべく長く確保する 実際に店舗巡回をすることで、消費者目線で売場の状況を把握できます。販売方法や売場について問題点や改善点を洗い出し、経営本部や営業担当者と共有することで、より適切な方法で販促活動を推進できるでしょう。 店舗巡回の効果 店舗巡回を通して得られる効果は、次の3つです。 売り上げの向上 顧客満足度の向上 店舗運営の改善 それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。 売り上げの向上 商品の欠品や過剰な在庫をなくし、適切に陳列することによって、結果的に商品の売上向上を見込めます。顧客がより買い物しやすい環境を作り出すことで、購買意欲を高められると考えられているためです。 さらに、店舗巡回の際に店舗スタッフの意見交換をすることで、現場目線による新たなアイディアが生まれてくることも考えられます。このように、店舗巡回は、新たな販促方法を生み出す可能性を秘めているといえるのです。 顧客満足度の向上 店舗巡回を通して顧客のニーズを把握することによって、それに合わせた商品やサービスを提供できるようになります。顧客満足度を高めるためには、経営陣や営業担当者独自の視点でマーケティングを行うだけでなく、店舗に来店する顧客の目線を取り入れなければなりません。 販売方法を変更したり、顧客が求める新たな商品を検討したりすることで、結果的に顧客満足度を向上させることができるでしょう。 店舗運営の改善 店舗や施設として売上アップを目指したいと考えていても、店舗での実際の販売方法や店舗運営の方法に課題や改善点がある場合は、売上向上どころか、売上低下につながりかねません。 店舗運営を最適化するためには、店舗巡回を適切な頻度や方法で実施することが重要です。問題点や課題などを見つけるためにも、実際に店舗を訪れて実態を詳しく観察し、店舗運営を改善していきましょう。 巡回時のチェック項目と巡回後に取り組むこと 店舗巡回時にチェックすべきポイントや巡回後に取り組むべきことについて、詳しく解説します。 巡回時の主なチェック項目とテンプレート 店舗巡回時にチェックすべき主な項目をまとめて紹介します。 <店舗巡回チェックシートのテンプレートのダウンロードはこちら> 【チェック項目①】店舗外観 店舗の外観や外装は、その店舗に訪れたことのない潜在的な顧客を取り込むために重要です。まずは、店舗の外観が清潔に保たれているかを確認しましょう。 顧客が思わず入ってみたくなる店舗の外観や外装の特徴は次のとおりです。 清潔感がある 外観や外装がお店のコンセプトに合っている 価格帯などの情報が提示されている 店舗の周辺に掲げられているポスターや看板に破損や不具合がある場合は、早急に対応が必要です。定期的な掃除を欠かさずに、常に清潔な環境が整えられているかを確認し、集客力アップにつなげていきましょう。 【チェック項目②】店内 店内が清潔に保たれているかも確認すべきポイントです。店内の様子をチェックする際は、以下のポイントに着目しましょう。 商品棚が汚れていないか 空調に汚れはないか 照明が切れていないか 店内入り口のスペースや顧客の動線が確保されているか 店内全体の清掃が行き届いているか など 店内の細かな部分のチェックはもちろんのこと、店内全体の雰囲気や、実際に接客するスタッフの身だしなみや挨拶、接客態度についても確認しておきましょう。 【チェック項目③】商品 店舗巡回する際に重要な確認ポイントとなるのが、商品の販売方法です。実際に売場を確認し、商品がどのような状態で販売されているかを確認してください。 商品がきれいに陳列されているか POPやプライスカードが適切に設置されているか - [3カ月ごとに行う点検整備記録簿の書き方【テンプレート付き】  ](https://ireporter-global.com/column/12592/) - 自社でトラックのメンテナンスや車検を実施しているものの、担当者によってチェックの精度が異なる場合はありませんか?ベテランや新人など業務経験に左右されずに、しっかりと点検を行いたいとお悩みの方がいるのではないでしょうか。点検整備記録簿を自分たちで作成し、記入する必要がありますから、トラックのメンテナンスに詳しくない方は特に注意が必要です。本記事では、トラックの3ヶ月ごとに行う点検整備記録簿の正しい記入方法をわかりやすく説明しています。さらに、点検整備記録簿のテンプレートも提供していますので、社内での点検時にぜひご活用ください。 点検整備記録簿とは? 点検整備記録簿の概要と、必要性について解説します。 点検整備記録簿の概要 点検整備記録簿とは、整備状況を記録するための小冊子です。「メンテナンスノート」や「定期点検整備記録簿」とも呼ばれており、過去の整備状況を記録することで車検の実施忘れや消耗部品の交換漏れなどを防ぐ役割があります。点検整備記録簿を正確に記入することは、車の安全管理を行ううえで非常に重要です。 点検整備記録簿の記入は、点検を実施した人が行います。事業用のバス、トラック、タクシーの場合は、3ヶ月ごとに51項目、12ヶ月ごとに101項目の点検が必要です。 参考:国土交通省 点検整備の種類 | 自動車 点検整備記録簿を正確に記入するには、専門的な技術と知識が必要です。車に詳しくない人や専門知識がない人は、無理せず車検専門店や整備工場に相談しましょう。 点検整備記録簿が必要な理由 点検整備記録簿は適切なメンテナンスのタイミングを把握するために不可欠です。いつどのような点検・整備を行ったか具体的に把握でき、車の安全性と性能を確保できます。点検整備記録簿を管理することは、突然の故障を防ぐためにも重要です。 点検整備記録簿で整備状況を管理することは、車の修理コストを抑えることにもつながります。車が故障した場合、多額の修理費がかかるケースがあります。点検整備記録簿を活用し、定期的にメンテナンスを行うことで修理費用を抑えられます。 【点検整備記録簿の書き方】注意点とテンプレート ここからは、業者用のバス、トラック、タクシーの車検に必要な点検整備記録簿の書き方、注意点について解説します。点検記録簿のテンプレートもご用意していますので、参考にしたい方はダウンロードしてみてください。 点検整備記録簿を書く際の注意点 点検整備記録簿は、以下のような記号を用いて記入します。 ほとんど点検整備記録簿に、上記のような記号一覧があるので、確認しながら記入しましょう。 以下の点検では以下箇所の点検と記載が必要です。 かじ取り装置 制動装置 走行装置 緩衝装置 動力伝達装置 電気装置 原動機 その他(有害なガスなどの発散防止装置、エア・コンプレッサ、車体・座席)上記の内容は、適宜自分で確認しながら記入を進めましょう。 点検整備記録簿のテンプレート 「点検整備記録簿を自分で作成するのは不安」という方は、下部ボタンからダウンロードが可能です。どのような記入項目があるのか、車検前に確認をしておきましょう。 点検整備記録簿テンプレート のダウンロードはこちら 【点検整備記録簿の書き方】各項目の記載内容 点検整備記録簿の記載内容について、項目ごとに解説します。 車両の基本情報項目 車両番号 車両番号とは、ナンバープレートに記載されている記号および番号のことです。車両を特定するうえで重要な番号であるため、間違えないよう正確に記入をしましょう。 車台番号 車台番号とは、車両1台ごとに割り当てられる番号のことです。任意で割り当てられる車両番号と異なり、国土交通省によって自動で割り当てられます。 車台番号の記載箇所は車種によって異なります。外的損傷が少ないエンジンルームや座席シートの下などに記載されているケースが多いため、確認のうえ記入しましょう。 原動機の型式 原動機の型式とは、エンジンの型式を指します。車検証に記載されているため、確認して記入しましょう。 車名・型式 車名とは、車両の商標名や一般的な名前です。たとえば、トヨタであれば「カローラ」、ホンダであれば「シビック」などが該当します。 同じ車名であっても型式が異なる場合があるため注意が必要です。たとえば、トヨタの「カローラ」では、「AE86」と「LE」という型式が存在します。車検証を確認し、正確に記入しましょう。 初度登録年月 初度登録年月日とは、車が運輸支局あるいは軽自動車検査協会にはじめて登録された年月日のことです。普通自動車の場合は、「初度検査年月」が初度登録年月として扱われます。車検証に記載されているため、確認し記入しましょう。 点検項目 点検箇所はかじ取り装置や走行装置など、さまざまな項目があります。点検すべき場所をきちんと確認しておきましょう。 かじ取り装置 ハンドル、ギアやボックス、ロッド、アーム類、ナックル、かじ取り車輪、パワーステアリング装置などの点検を実施します。緩みや損傷がないか、パワーステアリングにはオイル漏れがないか確認をしてください。 制動装置 ブレーキペダル、駐車ブレーキ、駐車ブレーキ機構などの点検を実施します。ブレーキの効き具合や損傷、緩みがないか確認を行いましょう。 緩衝装置 リーフ・サスペンション、コイル・サスペンション、エア・サスペンション、ショック・アブソーバなどの点検を実施します。損傷、オイル漏れ、緩みがないかしっかりと確認しましょう。 - [【小売・飲食業|成功のカギは「QSCチェック」】約7割が、手作業で「QSC」をチェック、そのうち6割以上が、アナログでのチェック方法に「課題」を実感](https://ireporter-global.com/column/12600/) - 〜7割以上が、「QSCチェック」のデジタル化に興味〜 本調査のダウンロードはこちら この度、「QSCチェック」を行っている小売業・飲食業の店舗責任者・エリアマネージャー104名を対象に、小売・飲食業の「QSCチェック」に関する実態調査を実施しました。 調査概要 調査概要:小売・飲食業の「QSCチェック」に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2024年2月26日〜同年2月27日 有効回答:「QSCチェック」を行っている小売業・飲食業の店舗責任者・エリアマネージャー104名 ※QSCとは、Q:クオリティー(品質)、S:サービス(サービス)、C:クリンリネス(清潔さ)という意味で、店舗運営における重要な3つの指標とされています。品質は顧客が期待する価値を実現し、サービスは顧客体験を向上させ、清潔は安全で快適な環境を保証します。QSCチェックを行うことで、問題点を早期に発見と対処が可能になり、顧客満足度の向上、リピーター増加、口コミによる新規顧客の獲得に繋がります。これらQ,S,Cが徹底されているか確認することを「QSCチェック」と呼びます。 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫ 1 情報の出典元として「株式会社シムトップス」の名前を明記してください。 2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://i-reporter.jp/ 勤務先で実施しているQSCチェック方法、「紙帳票を用いた手作業でのチェック・管理」が37.5%で最多 「Q1.お勤め先で実施している主なQSCチェックの方法を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「紙帳票を用いた手作業でのチェック・管理」が37.5%、「Excel・Spreadsheetなどを用いた手作業でのチェック・管理」が29.8%という回答となりました。 ・紙帳票を用いた手作業でのチェック・管理:37.5%・Excel・Spreadsheetなどを用いた手作業でのチェック・管理:29.8%・スマートフォンアプリなどを用いたデジタルでのチェック・管理:20.2%・データの記載はせず、店舗内確認・口頭確認でのチェック・管理:8.7%・その他:0.0%・わからない/答えられない:3.8% 4割以上が、「毎日」QSCをチェック 「Q2.お勤め先で、QSCチェックを実施する頻度を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「毎日」が44.3%、「毎週」が25.0%という回答となりました。 ・毎日:44.3%・毎週:25.0%・毎月:13.5%・3ヶ月に1程度:4.8%・3ヶ月に1回未満:1.9%・頻度は決まっていない:6.7%・わからない/答えられない:3.8% QSCチェック結果の主な管理・保存方法、「PC、クラウドなどのデジタル形式で保存」が55.8%で最多 「Q3.QSCチェック結果の主な管理・保存方法を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「紙のファイルで保管」が39.4%、「PC、クラウドなどのデジタル形式で保存」が55.8%という回答となりました。 ・紙のファイルで保管:39.4%・PC、クラウドなどのデジタル形式で保存:55.8%・その他:1.0%・わからない/答えられない:3.8% 6割以上が、手作業でのQSCチェック方法に「課題」を実感 Q2で「Excel・Spreadsheetなどを用いた手作業でのチェック・管理」「紙帳票を用いた手作業でのチェック・管理」と回答した方に、「Q4.あなたは、現在の「QSCチェック」の方法に課題を感じていますか。」(n=70)と質問したところ、「非常に感じている」が20.0%、「やや感じている」が44.3%という回答となりました。 ・非常に感じている:20.0%・やや感じている:44.3%・あまり感じていない:31.4%・全く感じていない:2.9%・わからない/答えられない:1.4% 手作業でQSCチェックをしている人の課題、「チェック者がマニュアル通りにチェックできているか分からない」が60.0% Q4で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q5.「QSCチェック」を行う上での課題を教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「チェック者がマニュアル通りにチェックできているか分からない」が60.0%、「データの確認に時間がかかる」が48.9%、「各店舗のチェックシートを付け合わせて比較することが手間」が40.0%という回答となりました。 ・チェック者がマニュアル通りにチェックできているか分からない:60.0%・データの確認に時間がかかる:48.9%・各店舗のチェックシートを付け合わせて比較することが手間:40.0%・チェック後のデータ活用が十分にできていない:26.7%・提出状況の確認とフォローに時間がかかっている:20.0%・実施後のチェックシートの収集と集計に時間がかかっている:8.9%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「項目が多くて全てチェックできているか自信がない」や「原因を探るのに時間がかかる」などの課題も Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、「QSCチェック」を行う上での課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=45)と質問したところ、「項目が多くて全てチェックできているか自信がない」や「原因を探るのに時間がかかる」など31の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> 51歳:信頼性の確保。 43歳:チェックに手間がかかる。 42歳:本当にチェックしてるかわからない。 50歳:人員不足での運営の中QSCのチェックそのものが店舗の負担となっている。チェックはほとんど流れチェックに陥っており、真の管理業務になっていない。 35歳:項目が多くて全てチェックできているか自信がない。 57歳:原因を探るのに時間がかかる。 41歳:チェック者の基準が主観的になりがちなため、比較がしにくい。できれば競合他社と比較してみたい。 7割以上が、「QSCチェック」のデジタル化に興味 「Q7.あなたは「QSCチェック」のデジタル化に興味がありますか。」(n=104)と質問したところ、「非常に興味がある」が31.7%、「やや興味がある」が39.4%という回答となりました。 ・非常に興味がある:31.7%・やや興味がある:39.4%・あまり興味がない:17.3%・全く興味がない:5.8%・わからない/答えられない:5.8% QSCチェックのデジタル化に期待する項目、「各店舗の実施状況と内容がどこでも確認できる」が64.9% Q7で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q8.QSCチェックのデジタル化に期待する項目を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「各店舗の実施状況と内容がどこでも確認できる」が64.9%、「全店舗の提出状況や全体の実施率を一目で確認できる」が50.0%、「複数の画像付きで報告を確認できるので、店舗毎の実施内容にバラツキがあってもすぐに訂正できる。」が43.2%という回答となりました。 ・各店舗の実施状況と内容がどこでも確認できる:64.9%・全店舗の提出状況や全体の実施率を一目で確認できる:50.0%・複数の画像付きで報告を確認できるので、店舗毎の実施内容にバラツキがあってもすぐに訂正できる。:43.2%・記入ミスや漏れを防ぐことができる:36.5%・実施後のチェックシートの収集や集計が自動化できる:32.4%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「QSCチェック」のデジタル化を行う際の懸念点、「操作の複雑さ」や「初期費用の高さ」が上位 「Q9.「QSCチェック」のデジタル化を行う際の懸念点を教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「操作の複雑さ」が39.4%、「初期費用の高さ」が37.5%、「実施する担当者への教育の難しさ」が31.7%という回答となりました。 ・操作の複雑さ:39.4%・初期費用の高さ:37.5%・実施する担当者への教育の難しさ:31.7%・導入時の検討項目の多さ:26.9%・既存のITインフラとの互換性や統合の問題:16.3%・社内や組織内のIT技術の受け入れ態勢が整っていない:16.3%・その他:1.0%・特にない:15.4%・わからない/答えられない:3.8% まとめ 今回は、「QSCチェック」を行っている小売業・飲食業の店舗責任者・エリアマネージャー104名を対象に、小売・飲食業の「QSCチェック」に関する実態調査を実施しました。 まず、勤務先で実施しているQSCチェック方法について、「紙帳票を用いた手作業でのチェック・管理」が37.5%、「Excel・Spreadsheetなどを用いた手作業でのチェック・管理」が29.8%の結果になりました。一方で、手作業でQSCチェックをしている人は、チェック方法に関して、6割以上が課題を感じており、具体的には「チェック者がマニュアル通りにチェックできているか分からない」が60.0%を占めました。結果として、7割以上が、「QSCチェック」のデジタル化に興味を示しており、「各店舗の実施状況と内容がどこでも確認できる」(64.9%)や「全店舗の提出状況や全体の実施率を一目で確認できる」(50.0%)などの期待が寄せられています。 今回の調査では、小売業や飲食業の「QSCチェック」に関する実態と課題が明らかになりました。小売/飲食店経営には欠かせない「QSC」ですが、約7割が手作業のチェック方法を行っていることがわかりました。アナログなチェック方法には人的ミスを含む課題も多く、業務効率を向上させるためにも、DX推進が求められています。デジタル化への懸念事項として挙げられた、低コストや使いやすさを叶えたシステムの導入を検討することで、新たな顧客体験の創出も叶うのではないでしょうか。 あらゆる業種の様々な現場帳票をデジタル化/ペーパレス化!「i-Reporter」について 「i-Reporter(アイレポーター)」は国内トップシェア(※1)の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです。QSCチェックや在庫管理業務など店舗で発生する報告書のデジタル化が誰でも簡単に実現できます。デジタル化した報告書は自動入力機能・写真撮影・バーコード読み取り等、様々な入力効率化機能で入力を簡素化でき、入力ミスや漏れを削減可能。報告後の情報共有・集計・保管・検索の高速化も実現できます。使い慣れた現場の報告書はそのままのレイアウトで誰でも簡単にデジタル化できるので、現場への教育いらずで簡単に利用できます。 i-Reporter製品サイトはこちら - [【現場帳票のデジタル化と残業の関係性とは?】製造業の現場帳票のデジタル化、最も多い手段は「表計算ソフト」(64.6%)](https://ireporter-global.com/column/12544/) - 国内シェアNo.1の現場帳票電子化ソリューションであるi-Reporterを提供する株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役:水野貴司)は、製造業(従業員数50名以上)の現場帳票の記録・管理担当者109名を対象に、製造業の現場帳票の電子化に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。 ▼本調査のレポートダウンロードはこちら 調査サマリー 調査概要 調査概要:製造業の現場帳票の電子化に関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2023年11月21日〜同年11月22日有効回答:製造業(従業員数50名以上)の現場帳票の記録・管理担当者109名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://i-reporter.jp/ 現場帳票の記録(入力)について、9割以上が「デジタル化」を実施 「Q1.あなたのお勤め先では、現場帳票の記録(入力)のデジタル化を行っていますか。」(n=109)と質問したところ、「全てデジタル化している」が43.1%、「一部デジタル化している」が47.7%という回答となりました。 ・全てデジタル化している:43.1% ・一部デジタル化している:47.7% ・デジタル化していない:5.5% ・わからない/答えられない:3.7% 現場帳票の記録(入力)のデジタル化、6割以上が「表計算ソフト」「PDF編集ソフトウェア」を導入 Q1で「全てデジタル化している」「一部デジタル化している」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤め先では、どのように現場帳票の記録(入力)のデジタル化を行っていますか。(複数回答)」(n=99)と質問したところ、「表計算ソフト(Excelなど)」が64.6%、「PDF編集ソフトウェア」が62.6%、「Web・クラウドサービス」が56.6%、「ERP等の基幹システム」が31.3%という回答となりました。 ・表計算ソフト(Excelなど):64.6% ・PDF編集ソフトウェア:62.6% ・Web・クラウドサービス:56.6% ・ERP等の基幹システム:31.3% ・その他:1.0% ・わからない/答えられない:0.0% 「Web・クラウドサービス」「ERP等の基幹システム」による現場帳票記録のデジタル化で実感している効果、第1位「バックアップ機能によるデータの復旧が可能になった」、第2位「リアルタイムに情報共有できるようになった」 Q2で「Web・クラウドサービス」「ERP等の基幹システム」と回答した方に、「Q3.現場帳票の記録(入力)のデジタル化を行った結果、どのような効果を実感していますか。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「バックアップ機能によるデータの復旧が可能になった」が69.2%、「リアルタイムに情報共有できるようになった」が64.6%、「集計や分析がスムーズに進むようになった」が61.5%という回答となりました。 ・バックアップ機能によるデータの復旧が可能になった:69.2% ・リアルタイムに情報共有できるようになった:64.6% ・集計や分析がスムーズに進むようになった:61.5% ・記入ミスや抜け漏れが減った:44.6% ・問題発生時の履歴調査が容易になった:43.1% ・紙を印刷する手間が減った:43.1% ・書類の保管スペースが不要になった:43.1% ・現場情報を効率的に記録できるようになった:27.7% ・その他:0.0% ・特にない:1.5% ・わからない/答えられない:0.0% Q3のクラウドや基幹システムと比較し、表計算ソフト・PDF編集ソフトによるデジタル化の効果は低い傾向。データ復旧や、集計・分析、記録の効率化に違いあり。 Q2で「表計算ソフト(Excelなど)」「PDF編集ソフトウェア」と回答した方に、「Q4.現場帳票の記録(入力)のデジタル化を行った結果、どのような効果を実感していますか。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「リアルタイムに情報共有できるようになった」が58.1%、「バックアップ機能によるデータの復旧が可能になった」が50.0%、「集計や分析がスムーズに進むようになった」が46.5%という回答となりました。 ・リアルタイムに情報共有できるようになった:58.1% ・バックアップ機能によるデータの復旧が可能になった:50.0% ・集計や分析がスムーズに進むようになった:46.5% ・問題発生時の履歴調査が容易になった:45.3% ・紙を印刷する手間が減った:44.2% ・記入ミスや抜け漏れが減った:40.7% ・書類の保管スペースが不要になった:30.2% ・現場情報を効率的に記録できるようになった:17.4% ・その他:0.0% ・特にない:1.2% ・わからない/答えられない:0.0% 表計算ソフト・PDF編集ソフト利用者の約9割が、「仕事が業務時間内に終わらないことがある」と回答 Q2で「表計算ソフト(Excelなど)」「PDF編集ソフトウェア」と回答した方に、「Q5.あなたは、仕事が業務時間内に終わらないことがありますか。」(n=86)と質問したところ、「頻繁にある」が40.7%、「時々ある」が48.8%という回答となりました。 ・頻繁にある:40.7% ・時々ある:48.8% ・あまりない:9.3% ・全くない:1.2% ・わからない/答えられない:0.0% 表計算ソフト・PDF編集ソフト利用者が残業になる要因、第1位「入力や記録にミスや抜け漏れが発生するから」、第2位「入力や記録に時間がかかるから」 Q5で「頻繁にある」「時々ある」と回答した方に、「Q6.仕事が業務時間内に終わらない要因を教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「入力や記録にミスや抜け漏れが発生するから」が61.0%、「入力や記録に時間がかかるから」が49.4%、「他のツールとの連携が難しいから」が46.8%という回答となりました。 - [カスタムメニューの1操作から全自動で帳票内のアクションを実行させ、帳票起票してみた](https://ireporter-global.com/column/12510/) - はじめまして。i-Reporterの導入支援などシステム開発を行っている、株式会社ネクストビジョンの加藤です。いつもお世話になっております。私も以前別の投稿をしたネクストビジョン友木と同様に、ネクストビジョンのi-Reporterチームの一員としてi-Reporterの機能に魅了されているひとりです。 突然ですが、i-Reporterの帳票入力はできるだけ操作数を減らして簡易に実行したいですよね。 今回は、そんな操作簡易化の一例として、『QRコードを読み込むだけで必要なデータを全て入力済みの帳票を起票させたい』というお客様のご要望にお応えした際の設定方法や手順をご紹介します。 i-Reporterの単一機能で全てを実現することは難しいですが、機能の組み合わせとアイディアで上記のご要望が実現可能になります。今回のテーマを通して、i-Reporterの機能の組み合わせで広がる操作簡易化の方法と可能性をお伝えできればと思います。 概要 帳票入力操作簡易化の一例として、『1つの操作をトリガーに3つのアクションを全自動で実行する仕組みをi-Reporterの4つの機能を組み合わせて実現する方法』をご紹介いたします。 実行する1つの操作 カスタムメニューの画面からQRコードやバーコードのデータを読む 全自動で実行する3つのアクション 1. 帳票を起票する 2. 読み込んだデータを利用したConMas Gatewayスクリプトを実行する 3. マスター選択し、クラスターへ入力を行う。 利用する4つのi-Reporter機能 1. カスタムメニュー 2. デバイスコード分解 3. クラスターフォーカス 4. ConMas Gateway そして以下の仕様を利用していきます。※1:フォーカスされたアクションクラスターは操作なしで実行することが出来る。※2:ConMas GatewayのPythonスクリプトでもクラスターフォーカスをすることが可能。 事前準備 1. カスタムメニュー:今回はQRコードをカスタムメニューに表示してQRコードを利用します。 2. 帳票:今回は画像のようなSample帳票で説明します。 操作とアクションの流れ 一連の流れは以下のようになっています。 1. カスタムメニューでQRコードを読み込んで起票する。 2. デバイスコード分解でQRコードのデータが帳票のクラスターに設定される。 3. 予め入力待ち状態の設定をしておいたアクションクラスターから、最終的に実行したいGateway連携クラスターにフォーカスするPythonスクリプトを実行する。 4. QRコードのデータを利用したアクションが実行できる。(本例では別のPythonスクリプトを実行してDBから帳票定義名を取得してみます) 設定の手順 1. カスタムメニューの帳票起票設定2. デバイスコード分解の設定3. クラスターフォーカスの設定4. QRコードのデータを利用してPythonスクリプトを実行 応用:QRコードのデータを利用してマスター選択クラスターを自動選択することも可能 クラスターフォーカスをする別のPythonスクリプトを間に挟んでいる理由 1.カスタムメニューの帳票起票設定 1. ConMas Managerにてカスタムメニューの設定を行います。 - [i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」リョービ株式会社静岡工場様にて現場見学会を実施!](https://ireporter-global.com/column/12453/) - 2024年2月16日(金)、リョービ株式会社様 静岡工場にて、現場見学会&交流会を開催いたしました。i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」が発足してから、第三回目のリアルイベントとなります。 【4社8名】のお客様にお越しいただき、リョービ株式会社様からは【5名】の方にご参加いただきました。実際にi-Reporterを使っている貴重な場面を見せていただき、また諸々の準備や段取り等ご協力いただきました。誠にありがとうございました! 「i-Reporterを使っている工場を見ることができる機会なんてほぼないので、非常に貴重な経験ができた」「実際の運用が見え、立ち上げしていくにあたりどのような考えで行っていたのかを聞けて参考になった」「とても勉強になった。自社でも活用できる部分があったのでぜひ取り入れていきたい」「たくさん刺激をいただいた」などの嬉しいお言葉もいただきました。この記事では当日の流れや写真に加え、リョービ株式会社様についてのご紹介やリョービ株式会社様の工場内の実際の写真などをご紹介していきます! i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」とは? ▼コミュニティ名称現場帳票カイゼン部 ▼コミュニティの目的シムトップスや参加メンバー同士でノウハウやナレッジをシェアして、より高いカイゼン効果を生み出す ▼ビジョン現場改善にワクワクと感動を作り出す ▼活動オフライン&オンラインイベント + Slack(チャットツール) リョービ株式会社 とは? リョービ株式会社(英: RYOBI LIMITED)は、広島県府中市に本社を置く企業。世界的なダイカストトップメーカー。企業理念は「技術と信頼と挑戦で、健全で活力にみちた企業を築く。」コーポレートメッセージは「できたらいいなの、その先へ」。 創立:1943年(昭和18年)12月16日 本社:〒726-8628 広島県府中市目崎町762 主要商品:ダイカスト製品 建築用品(ドアクローザ、ヒンジ、建築金物等) 印刷機器(オフセット印刷機、印刷周辺機器等) 会社案内パンフレットはこちらをご覧ください。 見学会当日の流れについて 1.オープニング、ご挨拶、i-Reporterに関するNews i-Reporterに関連する最新情報を共有致します。 2.リョービ株式会社様の会社概要 ご用意いただいた資料と動画をもとにリョービ株式会社様の会社概要をご説明いただきました。 3.リョービ株式会社様 i-Reporter活用事例紹介 i-Reporterを導入いただいた背景、点検表と品質管理帳票の電子化事例、またi-Reporterを導入したことによる効果について発表していただきました。 4.現場見学会 詳しいご説明を無線ガイドで伺いながら、i-Reporterが使われている現場も含め、静岡工場を1時間ほど見学させていただきました。 5.交流会 実際にi-Reporterが使われている現場の様子を見ての気付きや、i-Reporter活用方法等を共有しました。 4班に分かれて交流し、どういった会話がそれぞれの班に上がったかを最後に発表していただきました。 6.クロージング、集合写真撮影 7.閉会&移動8.新富士駅にて懇親会 ↑車で片道5時間ほどかかる三重県の伊勢市からお越しくださった株式会社IXホールディングス様がお帰りになるところ(遠くからありがとうございました…!) リョービ株式会社 静岡工場の現場を一部特別に公開! リョービ株式会社様より、下記のお写真の掲載許可をいただきました。i-Reporterを使っている現場を実際に見られる貴重な機会になるかと思いますので、ぜひご覧ください。 リョービ株式会社 静岡工場 入口 会社ロゴ ダイカスト製品の展示物 現場のiPad置き場 現場にある点検用QRコード リョービ株式会社 静岡工場 入口 会社ロゴ ダイカスト製品の展示物 現場のiPad置き場 現場にある点検用QRコード 見学会にご参加いただいた皆様からのご感想 ▼i-Reporterとの関わり方 ▼全体の満足度 ▼今後どのようなイベントであれば参加したいか(複数選択可能) ▼お客様からの感想(一部)・工場を見れる機会はあまりないので貴重だった。・有意義な会でした。ありがとうございました・実際の運用が見れたこと、現場の見学ができたので良かった。立ち上げしていくにあたり、どのような考えで行なっていたのかが聞けて参考になった。・企画してくれて有難うございます!リョービ様にも感謝しかないです。たくさん刺激をいただきました。・ちょっと時間が短く感じました、フリーディスカッションの時間がもっとあれば良かったと思います。・とても勉強になりました。弊社でも活用できる部分がありましたので、今後取り入れていきたいと思います。・本日はとても学びの多い交流会になりました。他社の開発者のお悩みを聞くことができて共感したり、なるほどと思ったり。またこのような機会を楽しみにしています!ありがとうございました! 今後とも定期的にユーザー様同士のイベントを開催いたします。ぜひ「こういうイベントをやってみたい!」「他社さんのこんな話が聞きたい!」等のご意見をいただけますと幸いです。 - [【テンプレート付き】日報の作成手順|記載内容や書くポイントは?](https://ireporter-global.com/column/12061/) - 日報は、チームメンバーの業務内容や進捗状況を把握し、業務の改善に役立つツールです。しかし、どのように書いていいかわからないと、かえって時間と手間がかかってしまい業務に支障が出てしまいます。 「日報に何を書いていいかわからず、作成に時間がかかってしまう」 「社員によって日報の書き方がさまざまで、確認が面倒…」 上記のようなお悩みを解決するには、テンプレートを使用して日報を作成するのがおすすめです。 本記事では、どのようなテンプレートを使うと良いか判断できるよう、日報の基本的な知識を解説します。 ダウンロードできるテンプレートもご用意していますので、ぜひご活用ください。 日報に記載する主な項目 日報は、毎日の業務内容・進捗などを報告する文書のことです。業務日報や作業日報、業務日誌や業務報告書などさまざまな呼ばれ方をします。 日報は、進捗が遅れている業務にいち早く気づき、進捗マネジメントやタスク整理に役立てられます。行った業務の振り返るきっかけにもなり、課題の発見と改善が可能です。 では、日々の業務に活かせる日報にするには、どのような項目が必要なのでしょうか?以下より日報の主な記載項目を解説します。 基本項目 基本項目は、いつ、誰が業務を行ったのかを記載する項目です。読み手が状況を正確に把握できるよう、以下の内容を書きます。 日報作成日や業務実施日 日報を作成した人物の所属部署や氏名 日付は西暦や和暦から記載し、曜日まで明確に書いておきましょう。後から日報を振り返りやすくなります。 記録者の氏名は、他の人と苗字が重複することがあるため、フルネームに加え所属部署まで書いておくのが無難です。 業務内容 業務内容の項目には、打ち合わせや営業、事務処理業務など、その日に行った業務内容を、時系列ごとや重要な項目に絞って書いてください。 日報で記載されることが多い具体的な項目は、以下のとおりです。 当日の業務目標 業務のタイムスケジュール 業務内容 業務を行った場所 業務の都合で連携をとった担当者 日報を通して上司が部下の業務内容を把握できるため、業務を誰に割り振るのが適しているかを検討するのに便利です。従業員同士でそれぞれが抱えている業務の概要を共有するのにも役立ちます。 また、業務のタイムスケジュールの項目は、どの業務にどのくらいの時間がかかったかを可視化できます。記録者自身が業務の振り返りができるのもメリットです。 成果や進捗状況 上司に業務の状況を伝えるために、仕事の成果や進捗状況を書く項目が必要です。 目標の達成度や業務の進捗度合いを知ることで、業務の課題を素早く発見でき、改善へとつなげられます。 成果や進捗状況は、文字だけでなく数字も活用しましょう。「高い」「低い」のような表現は人によって捉え方が異なります。数字を活用することで、日報を読む人の認識のズレを軽減し、業務状況が正確に伝わります。 誰が見ても理解しやすい日報になるよう、作成時に意識しましょう。 今後の予定と課題 今後の予定と課題では、以下のような項目を用意します。 課題や反省事項 課題点に対する対応策や改善策 明日以降の業務予定 課題や反省事項を書く際には感想文にならないよう注意が必要です。なぜ目標を達成できなかったのか課題や反省点に加え、改善策まで考えて記載しましょう。 また、業務上の課題を踏まえて、今後どのように業務を進めるのか予定を書くことで、その後の業務をスムーズに進められます。業務の進め方や困っていることは遠慮なく伝えてください。日報を確認した上司や同僚から、的確なアドバイスをもらえます。 日報を書くポイント 日報は自分の伝えたいことを、自分の好きなように書いていいわけではありません。 できるだけ短時間で、わかりやすく伝えることが大切です。上司や同僚に日報の内容を明確に伝えられれば、フィードバックがもらいやすくなるため、さらに業務効率化が目指せます。 ここからは、日報を書くうえで押さえておくべき4つのポイントを紹介します。ポイントを意識し、読み手に伝わりやすい日報を作成しましょう。 日報のテンプレートを使う 日報は、テンプレートを使うと指定された項目に沿って内容をうめてくだけで完成します。短時間で日報が作成できるため便利です。 日報は、毎日提出を求められます。業務の生産性向上の観点から、あまり時間をかけずに書かなければいけません。 日報の形式が統一されることで、項目の重複や必要な情報が漏れてしまうのを防止できます。上司が日報を確認しやすくなる点もメリットです。 自社に必要な項目をカスタマイズして、テンプレートを作成しておきましょう。 書式に沿って書く 会社によって日報の書式が決まっている場合には、書式に沿って日報を書く必要があります。 例えば、業務内容は時系列に沿って箇条書きする、担当業務の進捗状況は⚪️割完了のように数字で書くなどです。 書式が統一されていることにより、いつ、誰が、どのような仕事を行ったのか比べやすくなります。 進捗状況の報告や振り返りが適切に行えるよう、決まった書式がないか事前に確認しましょう。 ほかの人が読むことを意識して書く 日報は上司や先輩、同僚などへの報告や情報共有を兼ねています。誰が読んでもわかりやすい書き方を心がけましょう。 実際に起こった事実・現象と、自分が感じた主観を混同せずに切り分けて書きます。客観的な視点で業務内容の記録が可能です。 - [管理表をエクセルで作るときのポイント│管理表の種類やテンプレート](https://ireporter-global.com/column/12056/) - 「管理表をエクセルで作成する方法が知りたい」「管理表を効率化させる使い方はないの?」Excelで管理表を作らなければならない場合に、このような悩みを抱えていませんか? 台帳や工程表など、さまざまな表を自由に作成できるエクセルを活用すれば、使い勝手位のいい管理表を導入・運用できます。本記事では管理表の基礎知識や管理表の種類、エクセルで作る方法やポイント、運用を効率化させる方法を解説します。Excelで表を作成して業務を効率化したい方に役立つ内容です! 管理表の種類 管理表の作成を検討している方に向けて基礎知識を解説します。 管理表とは何かそれぞれの管理表の役割について詳しく見ていきましょう。 管理表とは 管理表は、プロジェクトのステータス・進捗状況・担当者や作業の重要度などを可視化して、情報を整理する書類です。表がないと、担当者以外が業務の内容を把握できない・対応遅れなどが発生して顧客からの信用を損うなどのデメリットが発生します。管理表を導入することで得られるメリットは、以下のとおりです。 業務に関する見落としが少なくなる 業務の優先順位が明確になり、効率が良くなる 個人はもちろんチーム全体で状況が把握できる プロジェクトに必要な情報を一覧で管理できるため、全体の状況を確認・把握しながら効率よく作業を進められます。 管理表の種類 管理表は目的や作業に応じてさまざまな種類があります。主な管理表の種類は以下の通りです。 在庫管理表 工程管理表 顧客管理表 備品管理表 それぞれどのようなシチュエーションで利用すると効果的か解説します。 在庫管理表 在庫管理表とは、自身が管理している商品のデータや個数などの情報管理に使う表です。在庫管理表の作成には、以下のメリットがあります。 注文にすぐに対応できる 商品の取り違え等を防止できる 仕入れの調整がしやすい 在庫状況を可視化すれば、欠品や過剰在庫の発生の防止が可能です。 欠品が発生する主な原因は、天候や自然災害による物流の滞りです。過剰在庫をしていると、在庫が顧客の手に渡るまでに時間がかかり過ぎて品質が落ちる可能性があります。 どちらも顧客の信頼を損なうミスのため、在庫状況を常に可視化して在庫数の変動予測を立てておくことが必要です。 需要予測を立てておけば、倉庫や配送センターで実施する入庫・出庫作業にかかる時間や手間を最小限に抑えられます。 工程管理表 工程管理表とは、ある作業のスタートから期限までをまとめたスケジュール表です。 工程管理表を作成するメリットは、以下のとおりです。 作業個の進捗状況が一目でわかる 生産効率が向上する 依頼する側も進捗がわかるので、安心できる ものづくりのプロセスを組織全体で共有することで、スムーズに作業が進み、遅延などを防止できます。 ものづくりの作業で生じる複数の工程に関して、「いつまでに」「誰が」「何を」「どれだけ(個数)」作るのか把握する必要があります。 顧客管理表 顧客管理表は、自社が抱える顧客の情報をまとめた表です。 会社名、名前、住所・電話番号などの個人情報だけでなく、趣味や好みなどの情報までまとめるケースがあります。 顧客情報の管理をすることで、以下のメリットが得られます。 情報をマーケティングに活用できる 顧客のNGなどを把握すれば、トラブルを未然に防げる 情報収集が容易になる 顧客への理解が深まり、満足度向上が期待できる 備品管理表 備品管理表は、備品の数量、状態、保管場所、在庫数などを管理する表です。 文房具・コピー用紙、パソコンやモニターなど、社内で使用する備品の詳細を記録します。 備品管理表を作成するメリットは、以下のとおりです。 備品の発注を調整することで、経費削減につながる 大切な情報が入ったPCやUSBを管理することで、セキュリティが強化される 棚卸作業を円滑に進められる 管理表をエクセルで作る方法とポイント お金をかけずに管理表を作りたいと考えている方におすすめなのは、Excelで作成する管理表です。ExcelはWindowsのPCに初期設定で入っているケースが多く、普段から使っている人が多いので手軽にはじめられます。在庫管理システムを導入するよりも安価で、好みのフォーマットが作成できるのが魅力です。ここではExcelでの管理表の作り方、そしてポイントについて紹介します。 管理表をエクセルで作る方法 在庫表には、「単票タイプ」と「在庫移動表タイプ」があります。 単票タイプ:1つの商品を1つの上で管理する書式です。手書きで管理する紙の在庫表は、単票タイプのものがほとんどです。 - [棚卸資産の計算方法とは?種類や計算結果の活用法を解説](https://ireporter-global.com/column/12049/) - 棚卸しは、企業や個人事業主が持っている商品や原材料の在庫数を調べて、品質や状態を確認する作業です。 棚卸しを実施すると実際の在庫数と帳簿上の在庫数が比べられます。差異や不足している在庫数が把握できるため、適切な在庫管理が可能です。そんな棚卸しで重要となるのが、棚卸計算です。 「棚卸しってどうやって計算すればいいの?」 「はじめての決算月を迎えるんだけど、正確に算出できるか不安…」 本記事では、棚卸しの計算に関する不安を解消できるよう、棚卸しの正しい計算方法を解説します。あわせて、棚卸し前の準備内容や、棚卸し結果を活用して何ができるか紹介しますので、参考にしてください。 棚卸しの種類と計算方法 会社が倉庫に保管している在庫管理から、工場・小売店の店舗が抱える在庫管理まで、棚卸しにはさまざまな種類があります。 種類ごとに計算方法が異なりますので、棚卸しの種類ごとに解説します。棚卸資産や会社の利益を正しく算出できるよう、計算方法をマスターして、決算業務をスムーズに進めましょう。 種類 実地棚卸 実地棚卸とは、在庫の数量を担当者が現場で実際に数える棚卸しです。期末在庫である期末商品棚卸高や、在庫の品質状態を直接確認できます。実地棚卸は、年度末に1回の実施など、年に数回程度の頻度で行われるのが一般的です。日々の業務を止めて担当者が作業にあたるため、1回の実地棚卸で1日~数日かかる場合があります。実地棚卸は、以下2つの方式で実施されます。 タグ方式 陳列棚ごとに順次、番号が付いた棚札を貼り付けて、今ある在庫数を調べる方法です。実在する商品を目で確認しながら、それぞれ棚札を貼り付けるため、すべての在庫を確認できます。 リスト方式 システムから出力した棚卸表などのリストに載っている在庫数と、実在する在庫数を比べる方法です。在庫数は、仕入れである入庫数から販売した出庫数を差し引いて算出できるため、消費した在庫数を確かめられます。棚札の貼付けが不要なため、タグ方式より短時間で在庫が確認できます。一方で、カウントミスをしやすいデメリットがあるため、注意が必要です。実地棚卸を採択する際は、在庫の管理環境を確認し、自社に適した方法を選択しましょう。商品の種類が数種類であったり、扱う数量が人力で数えられる範囲であれば、カウントの正確性をとってタグ方式がおすすめです。種類・数量が多い場合は、効率重視でリスト形式を選びましょう。 帳簿棚卸 帳簿棚卸は、帳簿上で計算することによって、商品の在庫数がチェックできる方法です。在庫を出し入れする際は、都度、商品数や種類が在庫管理表や材料元帳、商品有高帳などの専用の帳簿に記録が記入されています。業務効率化ツールである「在庫管理システム」を在庫数確認時に利用すると、円滑な在庫管理や人件費削減につながるのでおすすめです。実地棚卸と違って、商品取引を止まることなく実施できるため、売上や利益の低下を心配せずに棚卸しできます。ただし、帳簿上で計算する方法であるため、実際の在庫数とズレが生じる懸念があります。加えて、在庫の汚れ度合いや品質状態を直接目視で確認できない点がデメリットです。数量計上の正確さと品質を確認するには、帳簿棚卸と実地棚卸との併用を検討しましょう。一般的な企業では、年単位ではなく、週単位や月単位などで実施されています。ただし、決算書への記載が必要なため、会社によっては年度期末のタイミングに実施します。 棚卸資産の計算方法 棚卸資産は、実地棚卸の数量×仕入単価(売上原価)で計算できます。そもそも棚卸資産とは、会社内で保有している商品や原材料といった在庫です。決算時には、保有している在庫の総資産を算出し、提出資料のひとつである賃貸対照表に棚卸資産として記載します。棚卸資産の帳簿価額を算定することは、会計上「棚卸資産を評価する」と表現します。 棚卸資産の評価を左右するのが仕入単価です。仕入単価とは、取引先から購入した商品の原価を指します。原価には、商品そのものの価格に加えて、自社製品の開発や製造のために必要な材料費や輸送費、商品になる途中の仕掛品を含みます。 棚卸資産は在庫数量に仕入単価をかけて算出されます。しかし、商品単価・材料費・輸送費が社会情勢や天候の影響により変動すると、仕入れた当時の棚卸資産と現時点での棚卸資産が変わる場合があるため、注意が必要です。時期によって変わる可能性を考慮し、棚卸資産の評価方法には、仕入単価の設定方法によりさまざまな評価方法が存在します。棚卸資産の評価方法は、大きく「原価法」と「低価法」の2つにわけられます。 ◇原価法:在庫仕入れ時の原価で棚卸資産を算出する方法。 ◇低価法:在庫仕入れ時の原価と現時点の原価を比べ、安い方を仕入単価として採択し、棚卸資産を算出する方法。 さらに原価法は、仕入単価の計算方法により、以下の6種類に分類されます。 ①個別法 全ての棚卸資産を対象とし、購入当初の取得価額をもとに棚卸資産を算出する方法です。 例)商品Aを3,000円、商品Bを2,500円、商品Cを4,000円で仕入れ、期末にAだけ在庫が残った⇒ 棚卸商品の評価額は3,000円で計上 商品それぞれの在庫を個別に管理するため、商品の種類が多い事業では在庫管理が煩雑になりかねません。宝石・美術品・不動産など、商品の種類が少ない場合におすすめの計算方法です。 ②先入先出法 先に仕入れた商品から順に払い出しされると想定し、期末の棚卸金額を計算する方法です。 仕入単価が異なる商品を同時期に発売した場合、先入先出法では最初に仕入れたときの原価で計算します。 仕入れの度に変動した原価を勘定に入れない分、会計処理を楽にできるのがメリットです。一方で、商品の価格変動の実態を反映させにくいデメリットがあります。 ③総平均法 期中に仕入れた商品と、期首の棚卸資産額の総額を総数量で割って、1単位あたりの平均単価を算出する計算法です。 総額と総数量が必要になるため、期末時点まで原価を計算できないのがデメリットです。 ④移動平均法 商品を仕入れるごとに、単価を計算する方法です。そのときまで仕入れた商品の取得価額の総額と、新たに仕入れた商品の取得価額の合計を、在庫の総数で割ると算出できます。 移動平均法は、商品の価格変動の実態を会計に反映しやすい利点があります。一方、仕入れ時に随時原価を計算しなければならないため、経理業務に手間がかかるのが難点です。 ⑤最終仕入原価法 期末に一番近い時期に商品を仕入れたときの単価を、期末の棚卸資産の単価として扱う方法です。 商品の仕入れに応じて、その時々に単価を記録する必要がないため、経理作業が容易なのがメリットです。 ⑥売価還元法 売価で商品管理を行っている、小売業などの業種向けの方法です。 計算式は、期末の棚卸資産の通常販売予定価格の総額×原価率(1-売価値入率)で、在庫総額が算出できます。 棚卸しに必要な事前準備 計算方法が理解できれば、いよいよ実際に棚卸しを進める段階です。ただし、棚卸しを進める前には必要な準備があります。 あらかじめ準備すべき事柄が理解できていれば、商品の棚卸しを適切に実施できます。棚卸しの事前準備について、目的や具体的な内容を手順に沿って解説します。 責任者を決める 事前準備でやるべき最初のステップは、棚卸業務の責任者を決めることです。 棚卸しの責任者は、一般的に各部署の責任者が務めます。棚卸しの経験値があり、在庫の保管場所や商品に詳しい人が適任者です。 在庫を保管している倉庫の配置や商品に適した保管環境を知らない場合、在庫管理や状態の把握ができないため、責任者には向いていません。 棚卸しの責任者には、一緒に棚卸しを実施するメンバーに対し、棚卸しの正しい情報を共有するよう伝えておきましょう。情報共有の体制をつくることで、スムーズな棚卸しを実現できます。 担当者を割り振る 棚卸し時には、棚卸責任者が担当業務を個々に割り振る必要があります。 棚卸しには時間がかかることがほとんどのため、仕事を割り振れる人材は多めに確保しましょう。 - [帳票作成とは?帳票についての基礎知識や作成の流れとポイント](https://ireporter-global.com/column/12035/) - 「帳票作成にかかる時間を減らせる運用方法はないの?」 「手作業はめんどくさいから自動化を推進したい。」 「電子帳簿システムに興味はあるけど選び方がわからない。」 帳票作成って、細かな数字や重要な情報を取り扱う作業が多くて手間がかかりますよね。帳票作成や帳票管理は、取り組む手順やコツを知ることで効率化を図れます。 この記事は、帳票作成を検討している初心者の方や、自社の業務効率の向上を目指す担当者の方向けの内容です。 帳票作成の基礎知識・具体的な作成の流れ・作成する時のポイントを把握して、自社の必要な業務をラクに管理するスキルを身につけましょう。 帳票作成の基礎知識 帳票作成の流れを説明する前に、まずは基礎知識について説明します。 基礎知識について知ることで、どの種類の帳票を作成すれば良いか分かります。帳票作成の概要、事務帳票と現場帳票の違いと種類を見ていきましょう。 帳票作成とは 帳票作成は、帳票を作成する業務です。 帳票には、事務帳票(会社のお金の動きを管理に役立つ)と、現場帳票(現場で発生する工数などをまとめる際に役立つ)の2種類があります。 企業の経営と個人事業主のどちらも作成・管理しておくべき書類です。 帳票には以下のような機能があります。 証跡管理に必要な記録を残す 人に情報を伝達する 適切な経営判断の材料 お金と仕事の流れを可視化できるため、集めたデータを活用・分析して会社の方向性や業務の改善案を考えられます。 事務帳票と現場帳票との違い 帳票は、事務帳票と現場帳票の2つに分けられます。 それぞれの違いは下記のとおりです。 事務帳票 お金の流れを記録するために使います。会社経営で発生する取引や会計に関するすべての記録書類が事務帳票に分類されます。 現場帳票 作業現場の業務の生産性向上を目指して使います。製造現場や建設現場など作業現場で利用する帳票で、工数や現場で起きたトラブルの情報共有などに役立ちます。 事務帳票の種類 事務帳票では、事務作業で扱われる帳簿・伝票を取り扱います。 帳簿は、会社の取引や資産など、社内外で発生したお金の流れなどをまとめた書類です。 主な種類は、下記のとおりです。 総勘定元帳 現金出納帳 経費帳 固定資産台帳 仕訳帳 会計や経理など日々の業務の取引を記録するための書類を総称して、事務帳票と呼びます。 伝票は、どのような取引がいつ実施されたかを記録して、誰が見てもわかるようにまとめておく書類全般です。 主な種類は、下記のとおりです。 売上伝票 仕入れ伝票 請求書 納品書 見積書 領収書 伝票を細かく分類すると、契約や取引を示す書類(領収書・請求書・納品書・見積書など)を、証憑(しょうひょう)と呼ぶ場合があります。広い意味では、すべて伝票の仲間です。 入出・出金の状況や商品の仕入れなどを伝票でまとめ、その後、帳簿(総勘定元帳)に転記する流れでお金の管理をしているケースがほとんどです。 2023年10月からインボイス制度、2024年1月から電子帳簿保存法が始まり、帳票管理の複雑さが増しています。 手作業だと変化に対応仕切れず、時間が大幅にかかる、ミスが増える心配が拭えません。 伝票は確定申告から7年・請求書や領収書などは5年の保存期間が求められ、紙帳票の保存場所を確保する手間がかかります。 現場帳票の種類 現場帳票は、現場の作業工数を把握するためにまとめた書類です。職種や作業内容ごとにさまざまな種類があります。 主な現場帳票は以下のとおりです。 作業指示書 製造指示書 作業報告書 不具合報告書 - [i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」リアルイベント第2回目を開催!@シムトップス目黒オフィス](https://ireporter-global.com/column/11998/) - 2024年1月22日(月)、シムトップス本社目黒オフィスにて、i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」の第二回のリアルイベントを開催いたしました。北は宮城、南は福岡から、さまざまな業種・職種の【13社17名】のお客様にお越しいただきました! シムトップスのオフィスでイベントを開催したこともあり、技術者や営業、サポートの人員ともお話していただき、「i-Reporterをどうやって社内に広めていったか?」や「i-Reporterを導入する上でしくじった話」、「どういうツールに外部連携し、どういう運用をしているか?」などのお話をしていただきました。 参加された皆様全員から、「満足」以上の回答をいただくことができ、「事例発表の内容がとても興味深かった」「技術者の方と話をできたのでとても有意義だった」「交流会の時間が短いと思うほど盛り上がった」など、嬉しいお声をいただくことができました。ありがとうございました! 当日の盛り上がりの様子をお届けいたします。 i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」とは? ▼コミュニティ名称現場帳票カイゼン部 ▼コミュニティの目的シムトップスや参加メンバー同士でノウハウやナレッジをシェアして、より高いカイゼン効果を生み出す ▼ビジョン現場改善にワクワクと感動を作り出す ▼活動オフライン&オンラインイベント + Slack(チャットツール) イベント当日の流れについて 1.i-Reporter関連のニュース発表 ・コミュニティ参加者限定、一足先に新情報をお届けします。 2.i-Reporterカイゼン事例・実績のご紹介 ①「アイレポ10年担当者が語る アイレポの効果的活用と奮闘記」(株式会社JM 西田稔 様) ②「ヤンマー建機のi-Reporter活用~システム連携で見えてきた楽しさと課題~」(ヤンマー建機株式会社 田中重信 様、沼田 慎平 様) 3.カイゼン座談会 ・i-Reporterの使い方スキルアップ、便利な連携ツール、電子化して効果的だった帳票等についてシムトップス社員を交えてお話していただく 4.記念撮影・懇親会(軽食有り) ・参加企業様同士+シムトップス社員の交流タイム イベント当日の様子をお届け ▼受付にて、お客様の名札をお配りします ▼名刺交換の様子 ▼株式会社JM 西田稔様による、「アイレポ10年担当者が語る、アイレポの効果的活用と奮闘記」ー しくじり先生 俺みたいになるな!! の発表 静岡県からはるばる来ていただき、発表していただきました。内容もとっつきやすく、i-Reporter導入にあたり悪戦苦闘された様子、効果的に活用する方法について分かりやすくお話いただきました。 また、西田様は本サイト「現場帳票研究所」の中の「i-Reporterで◯◯してみた」シリーズで執筆いただいているご本人でございます!「i-ReporterのWeb APIをGoogle Apps Script(GAS)から利用する方法」「アイレポGateway をDockerを使いAWS AppRunnerにデプロイしてみた」「i-ReporterとM5STACKでノーコードIoTやってみた」の記事を執筆していただいております。よりステップアップしたi-Reporterの活用方法も、あわせてご覧ください。▶【i-Reporterで◯◯してみた】ページはこちら ▼ヤンマー建機株式会社 田中重信 様、沼田 慎平 様による、「ヤンマー建機のi-Reporter活用~システム連携で見えてきた楽しさと課題~」発表 福岡からはるばるお越しいただき、現場にi-Reporterが浸透するまでの流れやリアルな反省点、連携している外部システムやその活用方法などをお話しいただきました。 どちらの方の発表もかなり内容が濃密で、とても有意義な時間でした。ありがとうございました! ▼発表を聞くお客様、シムトップス社員たち ▼カイゼン座談会にてフラットに会話される皆さん ▼交流会での様子 イベントを終えた皆様からの感想 ▼全体満足度 ▼いただいたお声 ・他社の事例を通して学びを得ることができた - [【最新調査】【大手製造業に聞いた!紙の無駄をなくす取り組み】3割以上が「紙の削減に向けた取り組み」ができていない「紙の方が利便性が高い」など業界特性が明らかに](https://ireporter-global.com/column/11683/) - 調査サマリー ▼本調査のレポートダウンロードはこちら 調査概要 調査概要:大手製造業の紙の無駄に関する実態調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2023年11月2日〜同年11月9日 有効回答:大手製造業(従業員数1,000名以上)の経営者・役員103名 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫ 1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。 2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://i-reporter.jp/ 約8割の企業が、カーボンニュートラルの取り組みが「進んでいる」と回答 「Q1.2050年カーボンニュートラルの実現に向け、あなたの会社ではカーボンニュートラルの取り組みが進んでいますか。」(n=103)と質問したところ、「かなり進んでいる」が13.6%、「やや進んでいる」が62.1%という回答となりました。 ・かなり進んでいる:13.6% ・やや進んでいる:62.1% ・あまり進んでいない:13.6% ・全く進んでいない:7.8% ・わからない/答えられない:2.9% 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、推進すべきであると感じている取り組み、「生産拠点でのエネルギー効率の改善」が78.2%で最多 Q1で「かなり進んでいる」「やや進んでいる」と回答した方に、「Q2.2050年カーボンニュートラルの実現に向け、推進すべきであると感じている取り組みについて教えてください。(複数回答)」(n=78)と質問したところ、「生産拠点でのエネルギー効率の改善」が78.2%、「温室効果ガス排出量の見える化」が67.9%、「省エネ対策(LED照明への切り替えなど)」が60.3%という回答となりました。 ・生産拠点でのエネルギー効率の改善:78.2% ・温室効果ガス排出量の見える化:67.9% ・省エネ対策(LED照明への切り替えなど):60.3% ・ペーパーレス化:48.7% ・国内外におけるカーボンニュートラルへ情勢の把握:33.3% ・その他:5.1% ー65歳:カーボンフリーエネルギー使用権の確保 ー63歳:温暖化ガス排出量の抑制と回収利用技術の開発 ・わからない/答えられない:0.0% 約7割の企業が、紙の削減に向けた取り組みが「進んでいる」と回答 「Q3.あなたの会社では、紙の削減に向けた取り組みが進んでいますか。」(n=103)と質問したところ、「かなり進んでいる」が22.3%、「やや進んでいる」が46.6%という回答となりました。 ・かなり進んでいる:22.3% ・やや進んでいる:46.6% ・あまり進んでいない:22.3% ・全く進んでいない:8.7% ・わからない/答えられない:0.0% 紙の削減に向けた取り組みが進んでいない理由、「紙の方が利便性が高いと感じるから」が40.9%で最多 Q1で「あまり進んでいない」「全く進んでいない」と回答した方に、「Q4.紙の削減に向けた取り組みが進んでいない理由を教えてください。(複数回答)」(n=22)と質問したところ、「紙の方が利便性が高いと感じるから」が40.9%、「紙記録の作業手順や管理が根付いており、変更に手間がかかるから」が27.3%という回答となりました。 ・紙の方が利便性が高いと感じるから:40.9% ・紙記録の作業手順や管理が根付いており、変更に手間がかかるから:27.3% ・システム導入を推進する人がいないから:13.6% ・システム導入のコストが高いから:13.6% ・一部の文書は法的な理由や業界規制で紙ベースでの保管が求められるから:13.6% ・意思決定者の理解が得られないから:4.5% ・クライアントから紙でのやり取りを求められるから:4.5% ・その他:0.0% ・わからない/答えられない:9.1% 「ペーパーレスの仕組みができていない」や「危機感がない」などの理由も Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、紙の削減に向けた取り組みが進んでいない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=20)と質問したところ、「ペーパーレスの仕組みができていない」や「危機感がない」など16の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> ・58歳:ペーパーレスの仕組みができていない。 ・56歳:紙の方が楽。 ・58歳:本部の年齢層が高く、削減が浸透しない。 ・65歳:従業員のマインド。 - [スマートプラグで測定した電⼒値をAPIでi-Reporterと連携してデータ蓄積してみた](https://ireporter-global.com/column/11630/) - はじめまして。 i-Reporterの導入支援などシステム開発を行っている、株式会社ネクストビジョンの友木です。 ネクストビジョンのi-Reporterチームの一員としてi-Reporterの機能に魅了されているひとりです。 いつもお世話になっております。 今回のテーマではIoT機器とi-Reporterを連携させる方法を、誰でも購入できるスマートデバイスを使うこと で簡単に実現してみました。 IoT機器は機器自体にプログラムを組み込んだり、ネットワークの設定をした りと難しく感じますが、 機能的な製品を上手く組み合わせることで、簡単にi-Reporterと連携できます!と いうことをお伝えできればと思います。 概要 今回使用するスマートプラグは、Gosundというものです。 スマートプラグは、専用アプリを使用して、機器の電源を操作したり、電力値などの情報を見ることができます。 Gosundはアプリから電力値を見ること はもちろんできますが、Tuyaというものと連携して APIで電力値を取得できることが判明したのでi-Reporter と連携してみました。 1時間ごとにAPIを使用してGosundから取得したデータをi-Reporter帳票に蓄積してみようと思います。 Smart Life アプリの設定 1. Smart Life アプリをスマホにインストールします。 2. お手持ちのGosundデバイスをアプリに登録します。 今回は、仕事部屋にあるオイルヒーターのコンセントをGosundにつなぎました。 Tuya IoT Platform の設定 1. Tuya IoT Platformのアカウントを作成します。 2. クラウドプロジェクトを作成します。 Data CenterはWestern America Data Centerを選択してください。 3. 作成したプロジェクトのAccess IDとAccess Secretをどこかにコピーしておきましょう。 4. Smart Life のアカウントを紐づけます。 5. すると、Smart Lifeで登録しているデバイスが追加されるのでDevice IDをコピーしておき、Debug - [i-ReporterとM5STACKでノーコードIoTやってみた](https://ireporter-global.com/column/10954/) - みなさんこんにちは。自称アイレポエバンジェリストのmnrです。ユーザー会でいつもお世話になっています。 さて秋ですね〜〜〜。こんな天気の良い日は家でIoTに限りますよね!!ということで今回作ったものの完成品はこちらです。 温度が35度を超えると音と光でアイレポ帳票起動QRを表示する仕組み! 正常時 センサーは0.1秒ずつかなり精度が高い計測が可能です 家の冷蔵庫にM5GO 磁石が便利 異常時 i-ReporterのカスタムURLスキーム QRが表示される 室温が35度を超えると アイレポちゃんがパトランプに! 動画はこちら 35度にするためドライヤーでセンサーを温める私(動画) センサーの異常時に目的の指示書付き帳票を起動する さて、どのように作ったかご説明します。 今回はM5GO IoTスターターキットv2.7を購入してみました。 M5StackシリーズのM5GOを開封しましたら液晶ディスプレイをはじめとしてGrove端子対応の簡単接続センサーがついていました。 特に説明書など見ないで始めることが出来ました。 M5Stackとは M5Stack:コンパクトな筐体の中に、ESP32マイコン、液晶ディスプレイ、ボタン、バッテリー、スピーカ、I/Oなど様々な機能が盛り込まれています。Wi-FiやBluetoothによる無線通信なども可能です。また、Grove端子がついているため、さまざまなセンサーや部品を簡単に接続できます。 Raspberry Pi(ラズパイ):手のひらサイズのコンピューター。Linuxを動かせて、多機能。さまざまな部品をGPIOピンでつなげることができます。 Grove端子とは Grove端子とは? Seeed社が開発した端子の名称で、4ピンの端子を利用してマイコンとセンサなどを接続するための規格になります。 ハンダ付けをする必要がないのでとても簡単です。 環境センサ・・・温度、湿度、気圧のセンサー 赤外線リモコン・・・赤外線信号を送受信 RGBライト・・・ピカピカすることが可能 人感センサー・・・人が近づくと反応 角度センサー・・・つまみの角度を取得 センサーは後述する仕組みで容易に取り込む事が可能で、また嬉しいのがレゴと互換がありますので家にあるレゴで3Dプリンターなしで可愛い筐体などを作れます! では、今回は環境センサーから温度と湿度を取得したいと思います。以下の画像ようにUIFlowでブロックプログラミングをしていきます。Pythonで書くことも可能でArduino IDEでも開発も可能です。 「UIFlow」は、M5Stack社が開発している、ブロックタイプのプログラム開発環境です。 「Scratch」などと同じように、さまざまな機能をブロックを組み合わせることでプログラミングできます。※実際のシステム完成画面。ブロックで組み立てている ディスプレイに関しては見たままドラッグアンドドロップで調整が可能です。アイレポちゃんの画像もそのまま取り込み画面を作っていきます。 たとえばM5GOの画面にセンサーの値を表示するのはこれだけで可能です。 完成品コードはこちらです。 複雑そうに見えますが実際にはM5STACK社のわかりやすいデモブロックがありますので読み込んで実行して真似しているだけです。 アイレポ カスタムURLスキームは一番手軽に使える自社システムとの連携手段 アイレポとの連携はカスタムURLスキームというアイレポの機能を使用しています。とても好きな連携方法でたくさんの弊社のウェブシステムはこの方法で連携しています。 アイレポカスタムURLスキームのマニュアルhttps://cimtops-support.com/i-Reporter/ir_manuals/jp/custom_url_scheme/CustomURL_Scheme_Overview_jp.pdf こんな感じに使えます。 jp.co.cimtops.ireporter.createreport:defid=999 これで定義ID999から帳票を作成するという機能になります。 自社ウェブシステムと連携する際は以下のようにHTMLでAタグで囲む形で利用しますが 帳票を作成する M5GO - [【三重ユーザー様限定】i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」リアルイベントを開催!@三重県伊勢市](https://ireporter-global.com/column/10883/) - 2023年11月2日(木)、三重県伊勢市にて、i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」の記念すべき第一回・リアルイベントを開催いたしました。三重県に拠点を構えるさまざまな業種・職種の【6社13名】のお客様にお越しいただきました。i-Reporter導入背景や活用方法、導入後の具体的な効果や、i-Reporterと他ソリューションとの連携について語ったり、楽しくコミュニケーションを取っていただき、盛況のうちに終えることができました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。 当日の盛り上がりの様子をお届けいたします。 i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」とは? ▼コミュニティ名称現場帳票カイゼン部 ▼コミュニティの目的シムトップスや参加メンバー同士でノウハウやナレッジをシェアして、より高いカイゼン効果を生み出す ▼ビジョン現場改善にワクワクと感動を作り出す ▼活動オフライン&オンラインイベント + Slack(チャットツール) 「現場帳票カイゼン部」Slackで話されていること 1.Slackの参加人数 コミュニティ発足から約3ヶ月、105名の方にご参加いただいております。 2.Slackのチャンネル一覧 3.「お悩み相談」にて、実際の会話内容(一部抜粋) イベント会場について 開催場所 : 伊勢市五十鈴川駅より徒歩1分の結婚式場、 The ORANGER GARDEN ISUZUGAWA をお借りいたしました。 ▼会場・写真 イベント当日の流れについて 1.ご挨拶・開催のご挨拶及びコミュニティの説明 2.i-Reporter活動事例・実績のご紹介(i-Reporterユーザー企業3社様)・i-Reporter活用背景、状況、効果の紹介 3.i-Reporterニュース・製品トピックス、リリース予定のご案内 4.交流会(軽食有り)・参加企業様同士+シムトップスの交流タイム ▼受付にて、アイレポちゃんぬいぐるみとステッカーが待ち受けます ▼挨拶をする水野代表 ▼i-Reporterユーザー様の事例紹介i-Reporter事例について、簡単にご紹介します。 ■A株式会社様 ・利用期間現在で4年目。2020年より利用開始。 ・i-Reporter使用箇所1 調達(受入記録、在庫報告、トラブル報告)2 生産(点検記録、製造記録、荷姿標書)3 検査(点検記録)4 出荷(ピッキング、手順書) ・i-Reporter導入効果について年間288時間の削減 + 品質向上、脱属人化 ■B株式会社様 ▼発表の様子 ・利用期間現在で3年目。2021年より利用開始。 ・i-Reporter使用箇所1 製造部門2 品質管理部門3 設備部門(導入中)※他グループ会社へも導入中 ・i-Reporter導入効果について紙を年間約35,000枚削減作業時間を年間約920時間削減その他、数字で測れない定性的な効果(過去の日報を見つけるために、事務所や倉庫を見に行く時間が不要に / 印刷準備時間の削減 / 各工程の日報ファイリングが容易に / - [管理表の主な種類と作成する目的|使いやすいテンプレート付き](https://ireporter-global.com/column/10865/) - 健全な企業運営において、情報の整理と管理は必須のタスクです。しかし、企業によっては必要な情報がバラバラに管理されているケースも少なくありません。このような課題の解決に役立つのが、管理表の作成です。本記事では、管理表の主な種類や作成する際のポイント、目的について解説します。ダウンロードしてご利用いただけるテンプレートもご用意していますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 管理表の主な種類 管理表は、社内の業務やプロジェクトを円滑に進めるために必要な情報をまとめた書類のことです。記載する項目や目的に応じてさまざまな種類があります。こちらでは、管理表の主な種類とそれぞれの役割について解説します。 工程管理表 工程管理表は、タスクの進捗状況やスケジュールなどを管理するものです。工程管理表を作成することで、社内全体で作業工程を確認できます。業務全体をリアルタイムで可視化でき、作業の遅延にも気付きやすくなるでしょう。社内の生産性を向上させるツールとしても役立ちます。 顧客管理表 顧客管理表は、顧客の基本情報や売上情報などを管理するものです。顧客管理表を作成することで、顧客の正確な情報を取得しやすくなります。これにより、顧客ごとに適切な提案ができるようになり、顧客満足度のアップが期待できます。顧客一人ひとりのニーズに応えることができれば、売上の拡大や販売機会の損失防止にもつながるでしょう。 備品管理表 備品管理表とは、社内でバラバラに管理されている備品の個数や状態などを記録するためのものです。「物品管理表」や「資産管理表」と呼ばれる場合もあります。備品管理表を作成して備品の状況を入力することで、備品の在庫数を正確に把握でき、無駄な備品を購入するケースを減らせます。棚卸の時間短縮にも効果的です。 売上管理表 売上管理表は、売上目標を達成するために日々の売上情報を記録・集計したものです。具体的には、売上金額や商品名、販売数量、単価などの情報を年月日や顧客ごとに記録します。売上管理表を作成することで、数字をもとに現状の把握と今後の対策の検討が行いやすくなり、組織の収益性向上に寄与します。 有給管理表 有給管理表は、各従業員の年次有給休暇の状況を管理するものです。各従業員の有給取得日数や取得日時、残日数などを把握し、労働基準法で定められた有給取得日数に対する差分を確認するために使用されます。これにより、従業員の健康管理やワークライフバランスの改善、および法令遵守を図ることが可能になります。 鍵管理表 鍵管理表とは、オフィスや工場における鍵の持ち出しや返却などの基本情報についてまとめたものです。管理表を作成して鍵の行方を適切に管理することで、不正持ち出しや紛失を防止でき、セキュリティ強化につながります。 勤怠管理表 勤怠管理表は、従業員の出勤・退勤時間や休憩時間、残業時間、休暇などの勤怠に関係するあらゆる情報を記録するものです。雇用主が従業員の労働時間を把握し、法令や労働条件に適合しているかをチェックするために使用されます。また、勤怠管理表を活用することで、特定の従業員に業務負荷がかかっていないかどうかを確認でき、労働コストの分析や業務改善にも役立てられます。 在庫管理表 在庫管理表とは、在庫の商品情報や個数、入庫や出庫の日付・時間などを記録して管理するものです。在庫数が可視化されることで仕入れ量の調整などを行いやすくなり、過剰在庫や欠品の発生防止に役立ちます。従来は手書きで作成するケースも多くありましたが、商品数が増えるにつれて手間がかかることから、現在ではExcelや在庫管理システムによる管理が一般的になっています。 運用しやすい管理表を作るポイント 管理表の運用のしやすさは、担当者の業務効率や自社の売上に影響を与える重要なポイントです。そこで続いては、運用しやすい管理表を作成するためのコツを解説します。 情報の網羅性を高める 情報の網羅性は、管理表の効果を大きく左右します。例えば、顧客管理を効率的に行うには、顧客の基本情報や購買履歴、連絡履歴などのデータを一元的に把握できるような管理表を作成することが重要です。複数の管理表を確認する必要がある状態は、利用者にとって不便であり、効率も悪くなります。管理表を作る際は、記載したい内容を前もって整理しておくと良いでしょう。 見せ方を工夫する 管理表による情報の伝達効率をアップさせるには、見せ方を工夫することも大切です。知りたい情報をすぐに参照できるような表が望ましいでしょう。見た目が整っていて、情報が視覚的に伝わる管理表を作成することで、利用者のストレスを軽減でき、必要な情報の迅速な取得につながります。例えば工程管理表の場合、ガントチャートやカンバン方式などの手法を取り入れることで、プロジェクトの進捗状況やタスクの進行度を一目で把握できるようになります。 管理表を使う人の意見を聞く 管理表は、利用者にとって使いやすものを目指すことが重要です。そのためには、まずプロトタイプの管理表を作成して利用者に使用してもらい、実際の運用で起こりそうなトラブルや現状の問題点などをヒアリングしましょう。次に、利用者からのフィードバックをもとに情報の見せ方や項目の内容、配置などを改善し、アップデートを重ねて最適化するのがおすすめです。 管理表を作る目的 質の高い管理表を作成するには、目的を明確にすることが大切です。管理表を作る目的を明らかにしておくことで、記入すべき項目や運用にあたってのルールなどを決めやすくなります。 情報を可視化する 管理表は、情報を可視化する目的で作成されます。管理表にデータを集約することで、必要な情報が一目でわかるようになり、業務の全体像を正確に把握しやすくなります。 管理を効率化する 管理表は、管理業務の効率化を目的として作成されるケースもあります。管理表を作成すると、情報が可視化され、現状の業務のボトルネックが明確になるためです。明らかになった問題点を改善できれば、生産性の向上にもつながります。自社の課題管理に困っている場合は、管理表の作成がおすすめです。 情報共有に役立てる 管理表は、チームや組織全体における情報共有のためのツールとしても活用されます。管理表を使ってプロジェクトのステータスやタスクの進捗などの情報を共有することで、トラブルやミスの可能性を減らし、業務の円滑な遂行をサポートできます。また、従業員間のコミュニケーションの活性化も期待でき、ノウハウの共有なども行いやすくなるでしょう。 管理表のテンプレート こちらには、無料でご利用いただける管理表のテンプレートをご用意しました。管理表の作り方がわからない場合は、ぜひご活用ください。 ●工事進捗状況一覧 工事進捗状況一覧のテンプレートのダウンロードはこちら 工程管理表 顧客管理表 備品管理表 売上管理表 有給管理表 鍵管理表 勤怠管理表 在庫管理表 在庫管理表の役割と主な種類│作成方法と運用時の注意点【便利な無料テンプレート付き】 管理表を活用して業務効率化や生産性向上を実現しよう! 今回は、さまざまな管理表の種類や作成時のポイント、目的についてお伝えしました。管理表は、単にデータを記録するだけではなく、利用者間のコミュニケーションの促進や情報の可視化にも役立つ有用なツールです。自社の業務に必要な管理表を用意して、業務効率化や生産性向上を実現しましょう。 現在、管理表を紙やExcelで運用している場合は、「i-Reporter」の導入がおすすめです。「i-Reporter」は、工程管理表や在庫管理表などの帳票を電子化して、さまざまな業務課題を解決するITツールです。 使い慣れた帳票を、そのままのレイアウトで電子化 現場への細かな研修などを行うことなく簡単に導入できる 入力ミスを防止するための補助機能も豊富に用意 管理表の作成業務全体を効率化できる - [作業チェックリストの作り方|業務効率化に向けて活用するコツも紹介](https://ireporter-global.com/column/10669/) - 現場における作業効率にお悩みの場合は、「作業チェックリスト」の作成がおすすめです。作業チェックリストは、業務の全体像を把握するマニュアルとは異なり、個別の作業手順の見える化に役立つツールです。手順書としての機能もあり、ミスの削減や業務効率の改善が期待できます。 そこで今回は、作業チェックリストの効果や作成方法、運用時のポイントを解説します。作業チェックリストの効率的な管理に使えるITツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 作業チェックリストと作成する効果 作業チェックリストやチェックシートを導入すると、業務標準化や業務効率の改善など、さまざまなメリットが期待できます。こちらでは、作業チェックリストの概要と作成する効果を解説します。 作業チェックリストとは 作業チェックリストとは、作業手順を項目化して作業の漏れをなくすためのツールです。作業内容やタスクを可視化し、抜け漏れを防止する目的で作成されます。チェックの有無を確認することで、作業の進捗状況を一目で把握できます。 作業チェックリストの効果 作業品質の均質化 作業チェックリストを見ながら業務を行うことで、担当者が変わっても作業の品質を一定に保つことが可能です。業務の属人化を解消でき、特定の従業員に負担が偏る心配がなくなります。業務マニュアルで作業の全体像を把握し、作業チェックリストで個別の作業手順を確認できれば、新人の早期戦力化にも役立つでしょう。 ミスの削減 作業チェックリストを確認しながら業務を行うことで、作業ミスを未然に防ぎやすくなります。作業者が自分の記憶を頼りに作業を行う場合、記憶違いや思い込みに起因したミスが発生する可能性があります。特に、業務プロセスが多岐にわたる現場ではその傾向が顕著です。そこで、作業チェックリストを用意し、作業時には確認を徹底することで、抜けや漏れを防止してスムーズに業務を遂行できるようになります。 業務の効率化 作業チェックリストは業務の効率化にも効果的です。実際に業務改善につながった手順やコツを作業チェックストに反映させることで、次回からの業務の効率化が見込めます。作業チェックリストの活用によって組織全体の作業効率が改善すれば、生産性の向上も期待できます。 作業チェックリストの作成方法とポイント 作業チェックリストはテンプレートを使用することも可能ですが、効果を最大化するには自社に合ったものを用意するのがおすすめです。そこで続いては、作業チェックリストを作成する際の3つのステップとポイントをお伝えします。 作業チェックリストの作り方 Step1.作成方式を選ぶ 最初に、作業チェックリストの作成方式を決めましょう。具体的には紙媒体で用意するケースと、電子化してPCやスマートフォンで確認できるようにするパターンの2種類に分けられます。作業チェックリスト作成ツールなどを活用して電子化する場合、ペーパーレス化を促進して管理業務の効率化を実現できます。 Step2.作業手順を書き出す 次に、業務内容を洗い出したうえで作業手順を書き出しましょう。作業手順はできる限り細分化し、時系列順に並べるのがポイントです。抜けや漏れを防ぐには、その業務を担当している従業員にチェックしてもらうと良いでしょう。 作業手順を列挙できたら、チェックが必要な項目をリストアップします。作業の重要度やミスの発生率などを考慮して決定しましょう。チェック項目が多すぎるとムダな確認作業が発生してしまい、かえって業務効率が低下するおそれがあります。 Step3.利用者に共有する 最後に、完成した作業チェックリストを作業の担当者に共有し、確認してもらいましょう。目視での確認だけではなく、実際に作業チェックリストを使用して作業を行い、不備や漏れがないかチェックすることが大切です。運用したうえで現場の担当者からフィードバックがあった場合は、すぐに修正して最適化しましょう。 作業チェックリストの作成のポイント 作業チェックリストの目的を明確化する 作業チェックリストを作成する際は、目的や利用シーンを明確にすることが大切です。利用シーンが明確になっていないと作成自体が目的となってしまい、完成後も有効活用されないおそれがあります。作成の目的の例には、以下のようなものが考えられます。 ミスの予防 作業の結果の記録 作業の進捗管理 作業の抜け漏れの確認 業務品質の安定 業務未経験者向けに作る 作業チェックリストは、作業内容を知らない人でも理解しやすいように作成することが重要です。専門用語や難しい単語を使用する場合は必ず説明を加えましょう。また、作業内容の誤認を防ぐためにも、作業チェックリストの文章は要点だけをわかりやすく記載し、シンプルで簡潔な表現を心がけることも大切です。・ 重要項目を強調する 作業チェックリストを用意する場合は、ミスが起こりやすい箇所や重要な項目を強調するのがおすすめです。例えば、文字の色を変えたり、サイズを変えたりすることで作業者が見逃しにくくなり、ミスの防止に役立ちます。 判断基準を明確化する 作業工程で判断に迷う部分がある場合は、作業チェックリストで基準を明確にしましょう。例えば、作業の判断基準となる数字や時間を記載することで、作業者ごとの判断のばらつきを防止でき、業務品質が安定しやすくなります。 作業チェックリストを活用するコツ 作業チェックリストが完成したら、次は実際に業務に取り入れることになります。そこで最後に、作業チェックリストを活用するコツや注意点を解説します。 日々の業務に盛り込む 作業チェックリストを作成したら、日々の業務に盛り込み、常に使用するようルール化することが大切です。研修やミーティングを通じて担当者に作業チェックリストの必要性を理解してもらい、作業に慣れてもチェックを継続するように仕組み化しましょう。これにより、作業チェックリストのメリットを最大限に享受しやすくなります。 使用しながら改善する 作業チェックリストは一度作成して完了ではなく、使用しながら定期的に改善することも重要です。作業内容に変更が生じた場合や、より効率的な手法が見つかった場合には、作業チェックリストを更新して運用しましょう。 管理者を設定する 作業チェックリストの適切な運用には、管理者を設定すると良いでしょう。作業チェックリストの運用をすべて作業者の自主性に任せると、いつの間にか形骸化してしまうおそれがあります。管理者を設定して作業チェックリストの提出をルール化することで、作業のダブルチェックにもつながり、ミスの削減や業務品質の向上に役立ちます。 作業チェックリストの効率的な運用には「i-Reporter」の導入がおすすめ! 今回は、作業チェックリストの意味や役割、作り方と活用のポイントをお伝えしました。作業チェックリストは、業務効率化やミスの削減、作業の標準化に役立つ重要なツールです。作業手順を明確にしたうえで、業務未経験者でも理解できるように情報を整理し、わかりやすいチェックリストを作成しましょう。 作業チェックリストの管理・運用の効率化にお悩みの場合は、帳票管理システムの「i-Reporter」の導入をご検討ください。 紙やExcelで管理していた作業チェックリストをシステム化。より効率的な運用を実現 クラウドで作業チェックリストを管理可能 作業内容に変更が生じた場合も、チェックリストを更新してすぐに共有が可能 既存の作業チェックリストのレイアウトを変更なくシステム化できる 導入により作業効率が低下する心配もありません。 無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、下記のページよりお気軽にお問い合わせください。 多彩な機能の現場帳票システムならi-Reporter! - [保守部品とは?自社在庫がない場合の入手方法や在庫管理が困難な理由](https://ireporter-global.com/column/10695/) - 機械や設備を保有している企業にとって、予期せぬ故障や劣化は避けられない問題です。特に、製造業などにおいて設備が停止すると、製造ライン全体の生産性や効率に大きな影響を及ぼす可能性があります。そうした緊急時に備えるには、「保守部品」を適切に管理し、在庫を必要数確保しておくことが大切です。 今回は、保守部品の概要や入手方法、在庫管理が難しいとされる理由を解説します。保守部品の管理に役立つシステムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 保守部品が必要な理由 機器や設備を使用するうえでのリスクは劣化や故障です。稼働前のメンテナンスや丁寧な動作確認を行っても、部品が古くなれば不具合が発生します。そのため、機器や設備を安全に長期間使い続けるには、保守部品の準備が欠かせません。こちらでは、保守部品の概要と必要な理由を解説します。 保守部品とは 保守部品とは、劣化や故障した設備の交換用の部品です。修理のほか、設備を安定して動かし続けるためや、工場設備の耐用年数を延ばすためにも用いられます。 機器や設備は、長期間の使用やメンテナンス不足など、さまざまな理由によって劣化が進みます。保守部品が用意できていないと、不具合や故障が発生した際に部品を交換できず、より大きなトラブルにつながるケースも少なくありません。 保守部品が必要な理由 保守部品が適切に管理されていれば、設備が故障した際にすぐに修理が可能です。製造ラインが停止する時間を大幅に短縮でき、生産効率の低下や経済的な損失を抑えられます。 設備が故障した場合は、メーカーや専門業者に修理を依頼することも可能です。しかし、日数がかかってしまうケースが多く、保守部品を使って自社で修理するよりもトータルコストもかかりやすい傾向にあります。特に大量生産を行っている工場の場合、1台の設備が長期間使用できなくなると、大きな損失につながるリスクがあります。 また、迅速な修理と再稼働は、製品の品質を維持するうえでも欠かせません。遅れた生産スケジュールを取り戻そうと無理をすると、不良品の発生や設備の新たな故障の原因になる可能性があります。保守部品を用意してトラブルに備えることで、製造ラインの安定的な稼働につながります。 自社在庫に保守部品がない場合の入手方法 機器や設備の迅速な修理には、自社に保守部品の在庫を用意しておくことが大切です。しかし、工場によっては製品の部品の在庫は潤沢に用意されている一方で、保守部品が欠品しているケースも少なくありません。定期的に保守部品のチェックを行い、必要数の在庫が確保できているかを確認するのが理想です。 もし自社在庫に保守部品がない場合は、該当する機械設備のメーカーのサポートセンターに連絡しましょう。多くのメーカーでは、保守部品の在庫の確認や修理に関する問い合わせを受け付けています。特に、高度な機器や特殊な設備に使用される保守部品は、メーカーから直接購入するのがもっとも安全で確実です。必要な部品を入手して機器や設備の保守を行いましょう。 保守部品の在庫管理が難しい理由と効率化におすすめの商品 保守部品の準備の重要性は理解していても、多くの現場では在庫管理できていないケースも少なくありません。こちらでは、保守部品の在庫管理が難しい理由と、在庫管理の効率化に役立つ製品をご紹介します。 保守部品の在庫管理が難しい理由 一般的に、保守部品の在庫管理は難しいとされます。保守部品が必要になるタイミングがわかりにくく、在庫を確保する予定を立てられないためです。在庫を定期的にチェックし、常に保守部品を用意する必要があります。 在庫管理の効率化に役立つ製品 機器や設備の修理に備えて安定的に保守部品を用意するには、在庫を専用システムで管理するのがおすすめです。現在、在庫管理データを紙で取り扱っている場合は、現場帳票システムの「i-Reporter」の導入をご検討ください。「i-Reporter」であれば、保守部品の在庫管理データを電子化でき、在庫情報をシステム上で管理できるようになります。在庫が一定数を下回った段階でアラートを表示し、メーカーへ問い合わせることが可能です。 また、「i-Reporter」を活用すれば、自社の作業環境に適した在庫管理表を一から設計することもできます。現場ニーズを確認したうえで自社システムとの連携性を考慮し、適切な帳票をご提案いたします。無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、下記のページよりお気軽にお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 保守部品の在庫を一定数確保して設備の安定稼働を実現しよう! 今回は、保守部品の概要や必要性、在庫がない場合の対処法、効率的な在庫管理におすすめのシステムをご紹介しました。保守部品は、機器や設備を安全かつ長期にわたって運用するために欠かせないものです。在庫が不足していると、故障や修理が必要になったタイミングで適切に対応できず、長期間の製造ライン停止などを招くリスクがあります。「i-Reporter」を導入して在庫管理を効率化し、保守部品を安定的に確保しましょう。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 →現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」について3分でわかる!資料ダウンロードはこちら - [【最新調査】倉庫・物流業務で発生するミスは?第2位「数量カウントミス」、第1位は…?原因の63.4%が「作業の依存度が高い」と回答](https://ireporter-global.com/column/10620/) - 調査サマリー ▼本調査のレポートダウンロードはこちら 調査概要 調査概要:業務ミスに関する課題調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2023年8月30日〜同年8月31日有効回答:倉庫・物流・製造業の現場責任者・担当者107名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://i-reporter.jp/ 2024年問題に向けた取り組み、約半数が「進んでいる」と回答 「Q1.あなたのお勤め先では、2024年問題に向けた取り組みは進んでいますか。」(n=107)と質問したところ、「かなり進んでいる」が18.7%、「やや進んでいる」が28.0%という回答となりました。 ・かなり進んでいる:18.7%・やや進んでいる:28.0%・あまり進んでいない:18.7%・全く進んでいない:12.1%・わからない/答えられない:22.4% 具体的な取り組み、「入出庫管理の効率化」や「検査業務の効率化」 Q1で「かなり進んでいる」「やや進んでいる」と回答した方に、「Q2.2024年問題に向け、お勤め先で行っている取り組みについて具体的に教えてください。(複数回答)」(n=50)と質問したところ、「入出庫管理の効率化」が58.0%、「検査業務の効率化」が50.0%、「労働環境・条件の改善」が50.0%という回答となりました。 ・入出庫管理の効率化:58.0%・検査業務の効率化:50.0%・労働環境・条件の改善:50.0%・作業工数の把握/見える化:48.0%・ITを活用した輸送効率の向上:44.0%・荷積み・荷下ろしの効率化:42.0%・倉庫内作業の自動化/ロボットの導入:38.0%・納品頻度、納品ロットの見直し:32.0%・勤怠管理の強化:32.0%・その他:2.0% ー47歳:輸送費見直し・わからない/答えられない:0.0% 「労働環境の整備」や「作業の効率化」などの取り組みも Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、2024年問題に向け、行っている取り組みがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=50)と質問したところ、「労働環境の整備」や「作業の効率化」など20の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> ・46歳:労働環境の整備。・31歳:作業の効率化。・42歳:環境。・41歳:見える化。・42歳:勤怠。・52歳:改革。・60歳:勤務管理が厳しくなった。 約7割が倉庫・物流業務を行う中で「ミスがよく発生する」と回答 「Q4.あなたのお勤め先では、倉庫・物流業務を行う中でミスがよく発生すると感じますか。」(n=107)と質問したところ、「非常に感じる」が15.9%、「やや感じる」が50.5%という回答となりました。 ・非常に感じる:15.9%・やや感じる:50.5%・あまり感じない:22.4%・全く感じない:5.6%・わからない/答えられない:5.6% 倉庫・物流業務を行う際に起こるミス、第1位「ピッキングミス」、第2位「数量のカウントミス」 Q4で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q5.あなたのお勤め先で、倉庫・物流業務を行う際に起こるミスを教えてください。(複数回答)」(n=71)と質問したところ、「ピッキングミス」が69.0%、「数量のカウントミス」が57.7%、「在庫管理表と実在庫数のずれ」が52.1%という回答となりました。 ・ピッキングミス:69.0%・数量のカウントミス:57.7%・在庫管理表と実在庫数のずれ:52.1%・管理表への記入ミス・漏れ・形式のバラツキ:46.5%・誤出荷・誤配送によるクレームや廃棄:46.5%・紙の管理表からシステムへの転記ミス:26.8%・紙の書類の紛失:16.9%・その他:1.4% ー45歳:破損・わからない/答えられない:0.0% ミスが起こる原因、「手作業への依存度が高いから」が63.4%で最多 Q4で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。「Q6.なぜ、倉庫・物流業務の際にミスが起きていると思いますか。(複数回答)」(n=71)と質問したところ、「手作業への依存度が高いから」が63.4%、「作業プロセスが複雑だから」が46.5%、「出荷の際のチェック項目が多いから」が46.5%という回答となりました。 ・手作業への依存度が高いから:63.4%・作業プロセスが複雑だから:46.5%・出荷の際のチェック項目が多いから:46.5%・長時間の勤務や高い仕事の負荷による疲労がたまっているから:45.1%・社内の教育が不十分で、業務への知識や手順が不完全だから:39.4%・バーコードを一つずつ読み取りしているため作業が長時間にわたるから:18.3%・その他:7.0% ー54歳:集中力の問題 ー38歳:従業員同士の足の引っ張り合い(人の評価を落としたい人が多い) ー29歳:環境が悪い ー47歳:環境悪化・わからない/答えられない:1.4% ミスの対応のコストや皺寄せ、「ミスへの対応により本来の業務時間が奪われる」や「クレーム処理への対応」など 「Q7.倉庫・物流業務の際に発生したミスに対応するために、どのようなコストや皺寄せが発生していますか。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「ミスへの対応により本来の業務時間が奪われる」が56.1%、「クレーム処理への対応」が46.7%、「運送会社との信頼関係悪化」が32.7%という回答となりました。 ・ミスへの対応により本来の業務時間が奪われる:56.1%・クレーム処理への対応:46.7%・運送会社との信頼関係悪化:32.7%・納期の遅延:32.7%・情報管理の手間増加:29.9%・状況を調査するための費用:29.0%・廃棄量の増加:14.0%・その他:0.9%・わからない/答えられない/ミスが発生したことがない:5.6% 「人員不足」や「ミスに対応する為、時間に追われる」なども Q7で「わからない/答えられない/ミスが発生したことがない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、倉庫・物流業務の際に発生したミスに対応するためのコストや皺寄せがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=101)と質問したところ、「人員不足」や「ミスに対応する為、時間に追われる」など46の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・52歳:人員不足。・60歳:ミスに対応する為、時間に追われる。・41歳:コスト増。・41歳:ヒューマンエラー。・55歳:短時間に出庫、チェック項目の記入増大の為。・43歳:システム管理を行う。・44歳:再生産の時間と電話連絡。 半数以上がミスが発生した後、ミス防止への優先度や予算が「変わった」と回答 Q5で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q9.倉庫・物流業務を行う中でミスが発生した後、業務ミス防止への優先度や予算は変わりましたか。」(n=71)と質問したところ、「とても変わった」が18.3%、「やや変わった」が32.4%という回答となりました。 ・とても変わった:18.3%・やや変わった:32.4%・あまり変わらなかった:36.6%・全く変わらなかった:8.5%・わからない/答えられない:4.2% まとめ 今回は、倉庫・物流・製造業の現場責任者・担当者107名を対象に、業務ミスに関する課題調査を実施しました。 まず、2024年問題に向けた取り組みについて約半数が「進んでいる」と回答しており、具体的な取り組みとしては、「入出庫管理の効率化」や「検査業務の効率化」などが挙げられています。また約7割が倉庫・物流業務を行う中では「ミスがよく発生する」と回答しており、「ピッキングミス」「数量のカウントミス」が多く発生していることが分かりました。その原因としては、「手作業への依存度が高いから」が最多となりました。また、ミスが発生した後の対応によって、本来の業務時間が奪われたり、クレーム処理などの皺寄せがいくことが明らかになりました。 この調査から、業務ミスの主な原因は「手作業への依存度が高い」ことであり、これが効率性と品質に影響を与えていることが明らかになりました。ミスが発生した後の対応により、本来の業務時間や信頼関係に大きな影響が出ていることも分かり、手作業へ依存する事のデメリットが浮き彫りになりました。紙の電子帳簿の電子化などで手作業からの脱却をし、ミスが発生しない職場作りを目指してみてはいかがでしょうか。 ▼本調査のレポートダウンロードはこちら i-Reporterについて i-Reporterは国内シェアNo.1の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです(※1)。使い慣れた現場の紙帳票がそのままデジタル化できるので、誰でも簡単に利⽤できます。電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正ができるのでプログラミング知識が無い⽅でも安⼼。紙ならではのミス・漏れ、ダブルチェック・集計・転記の煩わしさを解決します。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 →現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」資料ダウンロードはこちら 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」の資料ダウンロードはこちら i-Reporterと各種のi-Repoファミリー製品は、ノーコード『現場DXプラットフォーム』としてお客様の現場DXの実現を支援します。 <出展情報>富士キメラ総研 2023年8月発行2023 SX/GXによって実現するサステナビリティ/ESG支援関連市場の現状と将来展望ⅡーAー10 - [アイレポGateway をDockerを使いAWS AppRunnerにデプロイしてみた](https://ireporter-global.com/column/10288/) - みなさんこんにちは。自称アイレポエバンジェリストのmnrです。ユーザー会でいつもお世話になっています。 ConMas i-Reporterアイレポを活用していますか?一般的な機能でもたくさんの機能があるアイレポですが、カスタマイズや連携をする際にはアイレポのAPI を使う他にPythonでAIやビックデータやIOTなど様々な恩恵が得ることができるConMas Gatewayを使う方法があるかと思います。 ConMas Gateway はすごく良い。という噂は聞くけど、、。どうやってるやるの?気軽に出来ないの?など展開の仕方に悩みがある方がいるかと思います。そんな方向けの記事です。 アイレポ Gatewayを活用するには 情シスへのサーバーインストール依頼の敷居が高い Python、Node.js のインストールの敷居が高い など活用する以前の壁があるかもしれません。 ConMas Gateway は Windows の他 Linux でも活用出来ると謳われております。サポートサイトに ConMas Gateway のインストール方法がありますが Windows のインストールのみですので、もっと手軽に展開する方法として Docker を使い本番サーバーへの展開方法として最近リリースされ話題の AWS の AppRunner へのデプロイを試してみました。 今回の記事は Docker を活用してローカルで開発を行ない、その Docker をそのままの形で活用出来る AWS の AppRunner を使ってみます。 注意事項この記事をもとに作られた仕組みで不利益を被っても一切責任は持てません株式会社シムトップスとしてサポートをしている内容ではございません まずは下記の記事等を参考に Docker のインストールを済ませましょう。 ※Docker インストール方法 まずサポートサイトから Gateway 一式をダウンロードし、一番上の gateway というフォルダをルートディレクトリとしてVisualStudioCode で開きます。gatewayというフォルダをドラッグアンドドロップでVisualStudioCodeでルートディレクトリとして開くことも出来ます。 さて Gateway - [商品管理とは?在庫管理との違い・管理の目的や具体的な方法](https://ireporter-global.com/column/10568/) - ビジネスシーンにおいて物品を扱う場合、商品そのものや流通プロセスの管理が成功の鍵を握ります。商品管理が機能していないと、在庫の過不足が発生して余計なコストが生まれたり、ミスが頻発して顧客からの信頼が失われてしまったりするケースも少なくありません。 そこで今回は、商品管理の概要や在庫管理との違い、主な目的について解説します。自社で商品管理を実践する際の具体的な方法にも触れますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 商品管理と在庫管理との違い 商品管理とよく似た言葉に在庫管理があります。どちらも小売業や物流業など、物品を扱う業種では欠かせない業務です。こちらでは、商品管理と在庫管理の違いについて、両者の業務内容に触れながらご紹介します。 そもそも商品管理とは 商品管理とは、商品の流れに関する管理を指す場合が多い傾向にあります。具体的には、倉庫内における商品の保管場所や取引先への納入など、商品の製造から販売までの一連のプロセスを管理します。 商品管理は企業の売上や生産性向上を実現するために、重要度の高い業務です。商品管理が機能していないと、不要な在庫が増えやすく、必要な在庫が不足する可能性があります。商品管理に注力することで、データの二重入力をはじめとした人為的ミスの防止、適切な在庫管理による管理コストの削減や業務効率化などが期待できます。 在庫管理との違い 商品管理は在庫管理よりも業務領域が広いのが特徴です。商品管理の一部に在庫管理が含まれます。在庫管理は商品が取引先へ納入されたり、新たに入荷したりすることによって変化する在庫数を正確に把握し、管理する業務です。在庫管理を適切に行うことで、商品の紛失や欠品を防ぎ、過不足なく商品を取り扱うことができるようになります。 商品管理の目的 続いては、商品管理業務の目的を解説します。商品管理を行う意義を正しく理解して過剰在庫や欠品のリスクを軽減し、売上を最大化しましょう。 販売計画の策定 商品管理は、需要に対する適正な販売計画を策定するために大事な業務です。商品の売れ行きが良くても、在庫過多になれば損失が計上され、収益がマイナスになる可能性があります。反対に、在庫が足らずに欠品していると、販売機会の損失を招きます。これらの問題を避けるには、商品の回転率や販売データなどを活用し、販売計画を策定して適切な数量の商品を確保することが大切です。 適切な在庫管理 商品管理を行うことは、適切な在庫管理につながります。商品管理によって商品の販売時期、生産個数、受注数などの目安を判断しやすくなるためです。適切な商品管理によって在庫量を適正に保つことができれば、過剰な在庫や売れていない商品にかかっている管理コストの削減にも役立ちます。 業務量の削減 商品管理に取り組むと、棚卸作業や保管場所(ロケーション)の管理が適正化されます。これにより、スタッフの業務量が見直され、リソースを確保しやすくなるでしょう。人手が足りない工程へのスタッフの再配置も可能になります。 コストの削減 商品管理によって無駄な在庫を減らし、適正在庫を維持することで、製品の製造から販売までにかかるさまざまな費用を削減できます。具体的には、倉庫管理や品出しにかかる人件費、在庫の保管スペースにかかる賃料などを削減可能です。浮いた資金をコア業務や商品開発に回すことで、売上の最大化にもつながるでしょう。 生産性の向上 正しい商品管理は企業の生産性を向上させます。製品の在庫状況を適切に把握し、それに基づいて生産スケジュールを計画することで、製造ラインの無駄を削減できるためです。人材不足や長時間労働など、小売業界や製造業界、物流業界における課題の解消にも寄与します。 顧客の満足度向上 商品管理は顧客満足度の向上にも貢献します。適切に商品管理を行うことでいつでも出荷が可能な状態を維持し、顧客が必要なタイミングで商品を提供できるようになるためです。また、商品管理には商品の品質管理も含まれます。不良品の発生を減らし、高品質な製品を提供し続けることで、良好な顧客関係の構築やビジネスの拡大に役立ちます。 商品管理の具体的な方法 企業が商品管理に取り組む場合、どのような方法があるのでしょうか。こちらでは、3つの手段をご紹介します。 エクセルで管理する 簡易的な商品管理であれば、PC上でエクセルを使っても対応可能です。商品の製造や受発注など、在庫数に変動があるたびにエクセルに入力します。作業を効率化するには、製造部門と商品管理部門の連携を高めるのがコツです。エクセルはすでに導入済みの企業も多く、特別なスキルがなくてもデータの集計や計算なども行えることから、コストをかけずに商品管理を実践できるメリットがあります。 ただし、エクセルは膨大な数の商品や在庫を管理するケースには適しません。データ量が多くなると処理速度が遅くなり、人為的なミスが発生する可能性もあります。例えば、商品の登録や削除、数量の変更などの操作を間違えると、在庫差異の原因にもなり得ます。こういったミスを減らすには、商品管理に定評のあるシステムを導入するのが良いでしょう。 バーコードで管理する バーコードを用いた商品管理は、入庫や出庫の際に商品のバーコードを読み取ることで、商品情報を瞬時に管理システムに登録する方法です。これにより、手入力によるミスや作業の遅延を防ぎ、商品管理をスムーズかつ正確に行うことが可能になります。ただし、受注管理システムから生産管理システムなどへの転記作業を行っている場合は、その段階でミスが発生するリスクがあります。 システムを利用して管理する 商品管理業務をさらに最適化するには、システムの利用がおすすめです。専用システムを導入すると、商品や材料の入庫時にQRコードなどを使って登録するだけで、社内のすべてのシステムへ商品情報が共有される仕組みを構築できます。これにより、実在庫をリアルタイムで一元管理できるようになり、ピッキングや入力のミスによる在庫差異を防ぎやすくなります。また、今まで各システムに手入力していた転記作業が不要になるため、業務時間を短縮できる点もメリットです。 商品管理に活用できるシステムをお探しの場合は、現場帳票システムの「i-Reporter」をおすすめします。「i-Reporter」は、現在紙やエクセルベースで運用している帳票を電子化することで、商品管理や在庫管理における業務課題を解決するシステムです。無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、興味がある場合はぜひお気軽にお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 商品管理の主な運用体制 商品管理は、自社で行う場合とアウトソーシングを利用する場合の2つの運用体制があります。こちらでは、それぞれのメリットや注意点を解説します。 自社で管理する 自社で商品管理を行う際のメリットとして、すべてのプロセスを自社でコントロールできる点が挙げられます。ミスが発生した場合でも、早急に対応すればトラブルの拡大を防ぐことが可能です。 しかし、注意点として、在庫の保管先や業務を担当する人材の確保が必要になります。適切な人材やノウハウが不足していると、ミスの発生時にかえって問題が大きくなる場合も。例えば、管理の不手際から商品が破損・紛失したり、保存環境の不備が原因でトラブルが発生したりなど、さまざまなケースが考えられます。 アウトソーシングで管理する 商品管理を行う場合、外部の専門業者に任せる方法もあります。アウトソーシングでは入出荷管理や受注管理、保管、ピッキング、検品、梱包、配送など、商品管理に必要なあらゆる業務を外部委託できます。特に自社のノウハウや人材が不足している部分だけを任せることも、全体を委託することも可能です。 アウトソーシングを利用するメリットは、経験豊富なプロの専門業者に商品管理を任せられる点です。商品管理の品質が向上し、顧客満足度のアップやミスの削減に役立ちます。トラブルが発生した場合でも迅速に対応してもらえるため安心です。 一方で、アウトソーシングでは商品管理の知識が自社に蓄積しづらくなる点には注意しましょう。将来的に商品管理を自社内で完結させたいと考えている場合は、コア業務は自社で取り組みつつ、ノンコア業務のみをアウトソーシングするといった工夫が求められます。 商品管理の質を向上させて事業成長を加速させよう! 本記事では、商品管理の仕事内容や在庫管理との違い、目的、具体的な方法についてお伝えしました。商品管理は、製品の在庫量を適正に保ち、商品の製造から販売までのプロセスを管理する重要な業務です。エクセルやバーコードでも行えるものの、扱う商品の数が増えると業務が煩雑になりやすいため、専用のシステムを導入することをおすすめします。社内での管理やアウトソーシングの利用など、自社に合った運用体制を検討し、商品管理を最適化しましょう。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」の資料ダウンロードはこちら - [写真台帳とは?撮影するときのポイントや台帳の作成手順【無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/10564/) - 工事現場での進行状況を的確に共有し、品質管理を行うには、詳細な記録が必要です。しかし、一般的な文章による記録だけでは、具体的な現場の状況や進行具合を視覚的に把握できません。 この問題を解決するための手段として活用されるのが「写真台帳」です。写真台帳は、施工の開始から完了までの様子をアルバム形式でまとめた台帳を指します。本記事では、写真台帳の活用方法や写真撮影のポイント、台帳の作成手順などを解説します。 写真台帳の活用例 写真台帳は、自社の工事の信憑性を担保し、施主とのトラブルを防止するために重要な存在です。こちらでは、実際の活用例を確認します。 工事の品質管理や検査に使用 写真台帳は、工事現場の品質管理に活用されます。写真台帳をチェックすることで、施工前や施工中、施工後の状態や品質を確認できるためです。特に、隠れた部分や特殊な構造の確認が必要な場合、写真台帳による視覚的な記録が品質の確保に役立ちます。 また、写真台帳は施主検査にも使用されます。施主検査とは、工事の発注者が依頼通りに作業が行われているかを確認するプロセスのことです。写真台帳を作成することで目に見えにくい部分まで点検しやすくなり、施主が安心できるのはもちろん、事業者も工事が適切に施工されたことを証明できます。 進捗報告や打ち合わせに使用 写真台帳は、工事の進捗報告や打ち合わせにも使用されます。文字だけでなく写真を活用することで、工事現場の様子や成果をわかりやすく伝えられる点がメリットです。また、打ち合わせの際には、写真台帳を使用して具体的な課題や問題を共有し、解決策を議論することもできます。 工事の記録保存やノウハウの蓄積に使用 写真台帳は、工事の記録保存やノウハウの蓄積にも必要です。工事台帳を保存しておくことで、同じような発注があった場合に、当時の工事情報を気軽に参照できるようになります。過去の工事の記録を見返すことで、改善点やノウハウを発見するヒントとしても活用できるでしょう。 便利な写真台帳テンプレートダウンロード 写真台帳のテンプレートダウンロードはこちらから 写真台帳用の写真を撮影するポイント 台帳の効果を最大化するには、写真撮影時と写真整理時に意識するべき点がいくつかあります。こちらでは、写真台帳を作成するうえでのポイントを5つご紹介します。 【撮影ポイント①】撮影内容に関する計画を事前に立てておく 台帳作成用の写真を撮影する前には、何をどのように撮影するか計画を立てましょう。撮影のし忘れや、間違いを防ぐためです。事前に「どのような写真が必要か」「レイアウトはどうするか」などを確認し、撮影の順番や位置を決めておくと良いでしょう。 【撮影ポイント②】撮影対象の寸法がわかるようにする 施工図に寸法の記載がある箇所は、測定尺を当てて撮影しましょう。写真の情報だけでは、実際のサイズが施工図の通りなのか判断できません。測定尺を添えて撮影することで、寸法間違いが生じていないことを証明できます。 撮影対象の寸法をわかりやすくするには、全体の写真と拡大部分の写真を両方撮影するのがおすすめです。引きの写真を用意しておくことで、施主が拡大写真を見てどの部分なのか判別しやすくなります。また、機器仕様やJIS規格などが材料に印字されている場合、仕様や規格の印字部分を拡大して撮影しましょう。 【撮影ポイント③】撮影対象が鮮明に写るよう撮影する 撮影場所が暗い場合は、仮設の照明やフラッシュを使用しましょう。ストロボで撮影対象や文字が不鮮明にならないように注意が必要です。スマホのカメラアプリやデジカメを使用する場合は、一度試し撮りをして写り具合を確認すると良いでしょう。 【撮影ポイント④】撮影位置を明確にする 撮影位置がわかりにくい場合は撮影位置図を用意し、目印を付けるなどして明確にしておきましょう。同じ場所で複数枚撮影することが多いため、写真には番号付けや色分けをしておくと判別しやすくなります。 また、工事後に見えなくなる箇所は施工段階ごとに撮影することが大切です。これにより、施工後の検査を実施する際に、順を追って現場の状況を確認できるようになります。 そのほかには、施工前と施工後の写真はできるだけ同じアングルで撮影するようにしましょう。比較がしやすくなるのはもちろん、「アングルを変えて不都合な箇所を見えないようにしているのでは?」といった疑いをかけられるのを防止できます。 【撮影ポイント⑤】工事内容や日付を記載した黒板を使用する 台帳用の写真を撮影する場合は、後から確認しやすいように対象物と一緒に黒板を撮影しましょう。黒板には、工事名称や棟名、工種、撮影年月日、撮影箇所、仕様、形状、寸法などの情報を記載します。黒板は見やすい色や大きさで作成し、カメラの正面に配置したうえで適切な距離で撮影するのがポイントです。 また、電子黒板の使用も可能です。工種や作業名などの必要な情報を入力し、見やすい形で写真に挿入しましょう。電子黒板には画像や動画を表示する機能や、一度作成したデータをフォルダごとに管理する機能なども搭載されています。 写真台帳の作成手順 続いては、写真台帳の作成手順を4つのステップに分けて解説します。写真台帳の作成ソフトなどを使用する場合も、基本的な流れは変わりません。 Step.1写真を用意する まずは、工事の各段階で台帳作成に必要な写真を撮影しましょう。ミスがあった場合に備えて、撮り直しが難しい箇所は複数枚撮影しておくのがおすすめです。また、写真撮影時には黒板やスケールなどを利用して対象物や寸法がわかるようにしましょう。 Step.2表紙を作成する 次は、必要な項目を記入したうえで表紙を作成します。具体的には工事名、工事箇所、工期、工事責任者を明記しましょう。これにより、ほかの台帳と取り違える心配がなくなります。 Step.3アルバム形式で台帳を作る 続いてのステップでは、実際に台帳を作成します。原則、公共工事でなければ、施主の求める工事写真管理の基準に準じて制作しましょう。写真台帳を確認するだけで直感的に工事の状況を把握できるように作成することが大切です。 公共工事の場合は、国土交通省の「写真管理基準」に沿って制作する必要があるため、写真を施工箇所や関連性でまとめて配置します。アルバム形式で台帳を作成し、補足情報や見開きを活用して見やすくするのがポイントです。公共工事の図面や写真データなどを電子納品する際は、国土交通省の定めに従いましょう。デジタル写真の納品については、「デジタル写真管理情報基準」に詳しく記載されています。 【参考】「写真管理基準」(国土交通省) 【参考】「デジタル写真管理情報基準」(国土交通省) Step.4補足情報を追記する 最後に、写真だけではわかりにくい箇所がある場合は、余白に補足情報を追加しましょう。例えば黒板がなかったり、黒板の文字が判別できなかったりする場合は、補足情報を記載しておくと便利です。 写真台帳の無料ダウンロードはこちらから 写真台帳を制作・管理する主な手法 こちらでは、写真台帳を制作・管理する主な手法をご紹介します。紙を使って手作業で作成する以外にもさまざまな方法があります。予算や担当者の負担などを考慮し、自社に合った手法を選択しましょう。 エクセルなどの表計算ソフトでの制作 写真台帳はエクセルなどの表計算ソフトでも制作できます。具体的には、表計算ソフトで作成した表に写真を貼り付ける方法です。エクセルは、すでに自社のパソコンに導入済みの企業も多いことから、コストをかけずにテンプレートを作成し、工事台帳を制作できるメリットがあります。また、クリックやドラッグ&ドロップなどの基本的な操作で工事台帳を作成できるのもエクセルの特徴です。 一方で、画像のサイズ調整や配置などに手間がかかりやすいデメリットもあります。後から修正が必要になった場合も時間と労力がかかります。さらに、エクセルはデータ量が増えると応答速度が遅くなる傾向にあるため、大量の写真などを扱う場合は注意が必要です。 無料のテンプレートやフリーソフトでの制作 インターネット上に公開されているテンプレートやフリーソフトを活用して写真台帳を制作することも可能です。無料のソフトを利用すれば、コストを抑えて写真台帳を作成できます。ただし、ソフトによっては写真の取込や外部出力などの機能が制限されていたり、有料プランのみでの提供となっていたりするケースもあるため注意しましょう。 システムの導入による管理 より効率良く写真台帳を作成するには、専用の管理アプリを導入するのがおすすめです。写真台帳の制作・管理が可能なシステムであれば、撮影した写真の一元管理や台帳の自動作成などの機能が搭載されており、工数をかけずに簡単に写真台帳を用意できます。デメリットとしては、初期費用や月額費用、メンテナンス費用などがかかりやすい点が挙げられます。 写真台帳の管理システムをお探しの場合は、「i-Reporter」の導入がおすすめです。「i-Reporter」は現場帳票の電子化システムで、写真台帳や各種報告書、在庫管理表などのペーパーレス化を実現できます。スマホやタブレットなどの端末を使用すれば、カメラアプリで撮影した写真を使ってそのまま台帳を作成することも可能です。「事業所のDX化を推進したい」「写真台帳の印刷・管理コストを削減したい」などのお悩みがある場合は、ぜひ「i-Reporter」の導入をご検討ください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 写真台帳の質を向上させて施主との信頼関係構築に役立てよう - [標準作業に必要な3要素と3票とは?期待できる効果や取り組み手順](https://ireporter-global.com/column/10267/) - 製造現場において、作業の効率化は絶えず求められる課題です。しかし、効率化を実現するにあたり、どのような手段を取るべきか迷ってしまうケースも多いでしょう。 本記事では、高い生産性や品質管理を実現するための基盤となる「標準作業」の要点を解説します。標準作業の策定に必要な3要素や3票についても詳しくお伝えしますので、作業効率の低下やリードタイムの長期化などの課題を抱えている企業様は、ぜひ参考にしてください。 標準作業の目的 作業手順を最適化し、業務を効率化するには、まず標準作業を定める必要があります。標準となる作業が決まっていなければ、現状のどこに問題があり、どこを改善すべきなのか判断できないためです。こちらでは、標準作業の概要や目的をご紹介します。 標準作業とは 標準作業とは、商品をより早く、安全に無駄なく製造するための作業方法のことです。人の動き方を中心に、物や設備のもっとも効率の良い組み合わせを検討して実行します。標準作業を定めることで、担当者が作業手順や使用する道具を理解しやすくなり、迷うことなく作業を進められるメリットがあります。 標準作業の策定には、「3要素」と「3票」と呼ばれる現場改善のための手法を用いるのが一般的です。3要素とは、「タイムタクト」「作業順序」「標準手持ち」の3つを指します。3票とは、「工程別能力表」「標準作業組み合わせ票」「標準作業票」の3種類の帳票のことです。それぞれの意味や役割、作成手順については後述します。 標準作業を行う目的 標準作業を定める主な目的は、製造方法とルールを明確化し、能率を向上させるためです。標準作業を構築することで、作業者の動き方を統一しやすくなり、生産性の向上が期待できます。また、作業方法や管理方法の違いによって生じる無駄も抑えられます。 このほかに、標準作業は作業が適切に行われているかの判断基準を作るためにも重要です。現在の作業が標準作業に達していないときは、どこかに問題があると考え、改善に努めることができます。 標準作業における3要素 続いては、標準作業における3要素の意味や役割について解説します。標準作業の3要素を決めることで、人の動きと物や設備の効率的な組み合わせを考えて無駄を減らすことが可能です。 タクトタイム タクトタイムとは、製品や部品を1つ作るために必要な時間を意味します。製造業では、欠品や過剰在庫の防止を目的として、一定時間内に生産すべき製品の必要数を決めるのが基本です。それを達成するためには、各製品や部品の製造にどのくらいの時間をかけるべきかが重要になり、その時間をタクトタイムと呼びます。 タクトタイムは、「稼働時間÷必要生産数」の計算式で算出可能です。なお、タクトタイムの計算に余裕率は見込みません。余裕率とは、正味時間に対する余裕時間の割合のことです。タクトタイムは製品を1つ作る際の目標時間ともいえるため、余裕率を見込むことはありません。1サイクルの作業時間をタクトタイムに合わせていくことで、業務の改善につながり、可動率の向上が望めます。 作業順序 作業順序は、作業者が作業を効率的に行うための順序のことです。運搬や加工・組み立てなど、各作業の順序を効率面から見直すことで、製品の製造時間を短縮したり、作業の無駄を削減したりできます。 作業順序は、誰が作業しても効率よく行えるような流れになっていることが大切です。そのため、作業順序を最適化する際は、現場の作業員の意見を踏まえて実施するのが望ましいでしょ 標準手持ち 標準手持ちは、サイクルタイムと作業順序を守ったうえで、繰り返し作業を実行するために必要な最小限の仕掛品の数を表します。サイクルタイムは1つの工程に実際にかかる時間を意味し、仕掛品は工程内で作業中の未完成な製造品を指す言葉です。サイクルタイムには、機械に材料のセッティングをしたり、検査をしたりする時間も含みます。サイクルタイムは、「稼働時間÷実際の生産数」で計算可能です。 標準手持ちが多すぎると作りすぎが発生し、作業スペースの無駄な占有や後工程での作業ロスにつながるリスクがあります。反対に標準手持ちが少なすぎると、作業待ちが発生して生産性が低下します。そのため、標準手持ちは、ワークフローやレイアウトを考慮して適した数を設定することが大切です。 標準作業における3票 こちらでは、標準作業の構築に使用される3票の特徴や作成する目的、作成方法についてお伝えします。3票を作成すると現場改善や管理、指導をスムーズに行いやすくなります。 工程別能力表 作成する目的 工程別能力表は、各工程の生産能力を把握する目的で作成される帳票です。各工程にかかる手作業時間や自動送り時間などを記入することで、ライン全体の加工能力やボトルネックとなっているネック工程を明らかにできます。ボトルネックとは、全体の作業工程の中でもっとも良くない影響を与えてしまっている箇所を意味する言葉です。 工程別能力表は、改善のターゲットや優先順位を決める際にも役立ちます。工程別能力表を使って各工程の生産能力を比較することで、どの工程に問題があるのか、どの工程を優先的に改善すべきかなどの点を速やかに判断できるためです。また、工程別能力表は、後述する標準作業組み合わせ票を作成する際の資料にもなります。 工程別能力表の一般的な作成方法 ①工程能力表を作成する際は、まず製品の基本情報となる品番、型番、品名、個数などを記入します。これにより、どの製品に関する生産能力を確認しているのかを明確にしましょう。 ②各工程の順番や工程名称、機番を記載します。工程ごとの情報を明確にすることで、製造の流れを視覚的に理解しやすくなります。 ③基本時間欄に手作業時間と自動送り時間を記入しましょう。手作業時間は、作業員が実際に手を動かして作業を行う時間のことです。工程間を移動する際の歩行時間は含みません。自動送り時間は、設備を起動してから作業が完了して停止するまでの時間を指します。 ④刃具欄に刃具交換個数と交換時間を記載しましょう。製造過程では多くの刃具が使用され、その交換にも一定の時間を要します。そのため、各工程の生産能力を比較するには、工程ごとに使用する刃具の個数と交換時間を事前に確認しておく必要があります。 ⑤上記の情報を参考に各工程の加工能力を計算し、数値が一番低い工程をネック工程として記録しましょう。加工能力は、「稼働時間÷(製品1個あたりの完成時間(手作業時間+自動送り時間)+製品1個あたりの刃具交換時間(刃具交換個数÷交換時間))」で計算可能です。業務改善を進める際は、ネック工程から優先的に着手することになります。また、備考欄に手作業と自動送りの線図を記載すると、ネック工程の可視化に役立ちます。手作業時間は実線、自動送り時間は点線など、線の種類を分けて記入するとわかりやすいでしょう。 標準作業組み合わせ票 作成する目的 標準作業組み合わせ票は、作業者の動作における無駄を発見・改善するための帳票です。具体的には、1人の作業者が担当する作業範囲を洗い出したうえで、サイクルタイムとタクトタイムを比較します。もし両者に開きがある場合には、その差を埋めるための改善点を検討します。 標準作業組み合わせ票は、作業者1人につき1枚作成するのが基本です。作業者と設備の適した組み合わせや作業順序を見直すことで、サイクルタイムをタクトタイムに可能な限り近づけることを目指します。また、標準作業組み合わせ票は、後述する標準作業票を作成する際のベースにもなります。 標準作業組み合わせ票の作成方法の例 ①標準作業組み合わせ票を作成する際は、まず時間軸にタクトタイムの時間を赤線で引きましょう。作業者の目標となる線のため、視覚的にわかりやすくするのがポイントです。 ②作業内容の欄にそれぞれの作業内容を記入し、実際の生産に沿った手作業も追加します。具体的には、「材料を取る」「完成品を並べる」などの項目が考えられます。そして、各作業にかかる時間を記入したら、時間軸にも線を引いてサイクルタイムを確認しましょう。手作業時間は実線、歩行時間は点線など、線を使い分けるとわかりやすくなります。 ③サイクルタイムとタクトタイムを比較し、開きがある場合は改善点を検討しましょう。 標準作業票 作成する目的 標準作業票は、作業工程全体を可視化し、改善点を検討するための帳票です。工程別能力表や標準作業組み合わせ票に基づき、具体的な作業者の動きや機械の配置、作業の手順を1枚の帳票にまとめることで、作業の全体像を把握しやすくします。また、標準作業の3要素(タイムタクト、作業順序、標準手持ち)を示すことで、歩行や手持ちなどの無駄、安全や品質のチェックなどのポイントを確認できます。 標準作業票の作成方法の例 ①標準作業票を作成する際は、まず作業内容の欄に、標準作業組み合わせ票に記載した最初の作業と最後の作業を記入しましょう。これにより、作業者の作業範囲を明確にします。 ②作業現場のレイアウトに対応するイメージ図を作成し、標準作業組み合わせ票に記載された作業手順に従って番号を記入します。各作業は番号順に実線で結んでおき、最後の作業から最初の作業への戻りは破線で示しましょう。これにより、作業の全体的な流れを可視化できます。 ③標準手待ちや品質チェック、安全注意の印を必要に応じて設備や工程の位置に記入したら完成です。動線が長くなっている箇所がある場合には設備のレイアウトを変更するなど、作業改善に活用しましょう。 標準作業によって期待できる効果 標準作業を構築することで、製造業の現場にどのような効果があるのでしょうか。こちらでは4つの視点でお伝えします。 品質管理の向上 標準作業の策定は、安定した品質の維持に役立ちます。作業手順やルールが明確になることで作業が標準化され、作業者ごとのスキルや経験によるばらつきを減らせるためです。作業ミスや不良品の発生を防ぎやすくなり、再作業や廃棄による無駄の削減も見込めるでしょう。 生産性の向上 標準作業の構築は、生産性の向上にも寄与します。製造プロセスを見直し、無駄な動きや手順を省いたり、ネック工程を改善したりすることで、効率的な作業方法を確立できるためです。また、タイムタクトや標準手持ちを設定することで、生産計画や工程バランスの最適化も図りやすくなります。 安全性の向上 - [株式会社シムトップス、ハッカソン2023を実施!国籍・年齢・性別・職種もバラバラなメンバーが5チームに分かれて熾烈な戦いを繰り広げる!](https://ireporter-global.com/column/10423/) - 2023年7月26日(水)、シムトップス内でハッカソン2023を実施いたしました。 シンガポールラボのチームメンバーもご招待し、国籍・年齢・性別・職種もバラバラな皆さんが各チーム1ヶ月ほどかけて、AI、AR、LiDAR、3D…などを駆使した、クリエイティブで情熱的な発表をしました。 今回のテーマは、「シムトップスの未来を創る:シムトップスのミッション・ビジョン・バリューに沿ったAIツール*開発ハッカソン」です。 *デスクトップアプリ、モバイルアプリ、Webアプリ、またはSlackのプラグインなど、どんな種類でもOK! 熱狂の渦に包まれた、当日の様子をお届けいたします! ▼20秒の動画を作成してみました。ぜひ御覧ください! シムトップスとは?Wantedlyをチェック! チームと発表内容のご紹介 発表してくれたチームメンバーと、発表内容についてご紹介します。 1.Team Giraffe ▼チームメンバー ▼ジラフちゃん ◆タイトルi-Repo 3D(Object Capture × AI) ◆発表内容3DデータとAIを組み合わせたiOSアプリ「i-Repo 3D」を作成。生成:3Dデータを生成することができる。認識:モデルをトレーニングし、物体の認識(画像とライブ)ができる。検索&表示:3Dデータの検索と表示ができる。再学習:認識時に撮った写真を追加学習素材として再学習できます。正確性の向上が可能。これらの全てがオンデバイスで動作するよう実装されており、お手元のiPhoneで手軽に試すことが可能。 2.Team Phoenix ▼チームメンバー ◆タイトルChatGPTクラスター ◆発表内容・ChatGPTクラスターとは?i-ReporterアプリからChatGPTを利用するための新しいクラスターのこと。・開発したものは?①ChatGPTの実装:ConMas Manager経由でChatGPT APIを呼び出せる新規APIを開発。②ChatGPTクラスターのプロトタイプを実装:i-ReporterアプリでChatGPTと会話できるUIを作成。 3.Citizen Dev Team ▼チームメンバー ◆タイトル誰でも簡単に使えるAI ◆発表内容・何を作ったか?アプリに手を加えること無く、お客さん専用に学習させたAIモデルをお客さん自身が簡単に作ることができるシステムを作成。・何を利用したか?「CoreML」「CreateML」を利用して開発を行った。・特徴は?クラウドAIとは異なり、「オフラインでも利用」が可能。・開発したシステムは?CreateMLによるモデルトレーニングの自動化。 4.Team Chat Asset Organizer-ChAO ▼チームメンバー ◆タイトルChat Asset Organizer(ChAO)~チャットを情報基盤へ変える!~ ◆発表内容・ビジネスにおいてチャットは必要不可欠!ですが、情報量が多くなってしまうため業務に関わる情報がノウハウとして利用できない・欲しい情報にたどり着けない等の課題も。・そこで、下記のようなツールを開発した。1.サポートがChAOのUIに質問をする。2.ChAOはチャットツールに蓄積されたデータからふさわしい回答を検索する。3.ChAOは検索結果を組み合わせて回答案を作成、それと共に根拠となるリファレンスを呼び出す。4.サポートは返ってきた回答をもとに判断しユーザーへ回答する。 5.Team KAY2M ▼チームメンバー ◆タイトルi-Repo Scope ◆発表内容i-Repo Scopeは建設現場向けAI +超特盛り変態テクノロジーツール。OpenAIのEmbeddingsAPIを使用し現場で発生した事象から一番適切な対処マニュアル情報を取得することが可能。 なんと、QRtoI-REPORTER AI(ChatGPT,Embeddings)AR LIDAR QRtoVIDEO LINEAR - [ISO規格に沿って文書管理を行うには?ISO9001の取得方法や導入の手順](https://ireporter-global.com/column/10257/) - 現代のビジネスシーンでは、企業が扱う文書量は増大し続けており、その管理が重要な課題となっています。不適切な文書管理は、情報漏洩のリスクを高めるだけでなく、業務効率や企業の信頼性の低下を招くリスクも。 そこで今回は、これらの問題を解決する有効な手段である、ISO規格に沿った文書管理について解説します。ISO9001の取得方法や文書管理規定の作成方法、ISO規格に準拠した文書管理の導入手順も詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ISO規格に沿って行う文書管理の目的 文書管理とは、電子文書か紙ベースの文書かを問わず、必要なタイミングで該当の文書を使用できる状態に管理する業務のことです。文書管理は、ISO規格の要求事項に沿って実施するのが望ましいとされています。こちらでは、その理由とISO規格の基本的な知識を解説します。 ISO規格に沿った文書管理を行う目的 ISO規格に沿った文書管理には、セキュリティ対策を強化する狙いがあります。社内で扱う書類には、自社の機密事項から顧客情報まで、秘匿性の高い情報が多く記載されています。管理体制の整備が不十分で情報が外部に流出すると、顧客からの信頼が大きく低下するリスクがあるため、ISO規格に基づいた文書管理の重要性が高まっているのが現状です。 また、ISO規格に合致するような適切な文書管理は、業務の効率化や品質向上にも寄与します。文書管理のシステム化やワークフローの最適化により、情報共有や検索が容易になり、業務のスピードアップが可能になるでしょう。社内で属人化している業務のナレッジを文書化して共有することで、企業全体の生産性向上も見込めます。 ISOとは ISOとは、「International Organization for Standardization」の略称で、国際間の取引をスムーズに行うために定められた標準の規格です。自社の取り組みがISO規格に合致しているかどうかは、認定機関によって審査されます。ISO規格を取得すると、品質や環境などの対象分野でマネジメントを実施していることが証明できるため、企業の信頼性向上が見込めます。 ISO規格にはさまざまな種類があり、9000シリーズや14000シリーズなど、数字で管理されているのが特徴です。文書管理に関係する内容はISO9001で定義されています。ISO9001は、品質マネジメントシステム(QMS)の規格を定めています。そして、文書を適切に維持することが、ISO9001の認証を取得するための条件です。 ISO9001では、文書の適切な管理などを通じて製品やサービスの品質を保証し、顧客満足度を向上させることを目的としています。 ISO9001の取得方法と文書管理の規定 ISO規格に沿った文書管理を実現するには、ISO9001の取得を目指すのがおすすめです。そこで続いては、ISO9001の認証取得までの流れや方法、文書管理に関する具体的なルールについてお伝えします。 ISO9001の認証を取得するには ISO9001の認証取得には、2度の審査を受ける必要があります。1度目の審査では、品質マネジメントシステムの仕組みやISO規格が要求する文書などが存在しているかどうかが確認されます。存在が認められると、2度目の審査で運用の適切性がチェックされ、合格すると認証を受けられる流れです。 認証取得から1年後と2年後のタイミングには維持審査を行い、3年後には更新審査を受ける必要があります。どちらも1度の審査で、主に初回審査時の取り組みが継続されているかがチェックされます。なお、審査や認証の更新には一定の費用が必要です。 ISO9001における文書管理の規定 ISO9001の認証を取得するには、文書管理規定(管理規程)を定めたうえで、それに則って文書を管理する必要があります。文書管理規定とは、ISO規格の要求事項に適合する形で定める、自社の文書管理に関するルールのことです。ISO9001では、以下の5つの事項を満たした文書管理を要求しています。 *いつでも必要な文書を検索できる* 文書が読みやすい状態にある* 文書の保管期間や廃棄方法が明確に決められている* 高度なセキュリティ対策を講じている* 文書を変更してもすぐに前のバージョンに戻せる まず、文書は常に入手可能な状態で管理する必要があります。そのためには、配布方法を見直したり、管理番号を設定して検索しやすいように工夫したりするのが効果的です。帳票の管理システムを導入し、文書をクラウド上で管理することで、手軽にアクセスできるようにするのも良いでしょう。 次に、文書は誰にとっても読みやすい状態で保管することも大切です。例えば、タイトルや日付、作成者などの項目を用意し、文書を適切に識別できるようにすると良いでしょう。また、ISO9001では、文書を作成・更新する際に、レビューや承認を受けることで適切性や妥当性を担保することも要求しています。 そのほかには、文書の保管期間や廃棄方法も定める必要があります。取引に関する帳簿は7年、社会保険に関する書類は2年など、法律に定めがある場合はそれに従いましょう。 さらに、ISO9001は、不正流出や意図しない改変から文書を保護することも求めています。文書管理におけるセキュリティを強化するには、帳票管理システムを導入するのがおすすめです。文書単位でパスワード管理やユーザーの権限管理を行うことができ、情報漏洩や不正アクセス対策を万全にできます。 最後に、ISO9001では、最新版だけでなく前のバージョンの文書も適切に管理することを要求しています。どの部分が変わったのかを明確にしておき、古い文書が誤って業務に使用されないように管理しましょう。 ISO規格を用いた文書管理を行う手順 文書管理を効率的に行うには、手順を最適化することが大切です。こちらでは、ISO規格を利用した文書管理の手順について、5つのステップに分けて解説します。 Step.1文書の種類を適切に分類するまずは、文書化すべき情報を決めるため、社内で扱う文書を種類ごとに適切に分類しましょう。文書の主な種類には、規定や規格、仕様、記録、報告書、手順書などがあります。具体例としては、製造手順書や取引先企業の一覧表、作業報告書などが該当します。文書を分類する際は、文書番号や文書名、文書種別などの識別情報を付与すると効果的です。 Step.2ルールを定める次は、文書の作成や編集、承認、配布、アクセスなどに関するルールを決めます。文書の作成の際には、内容や形式、品質に関する基準やガイドラインを設定しましょう。また、文書の承認は適切な権限を持つ責任者が行うように定めることも大切です。これにより、文書の適合性や有効性が保証されます。 Step.3保管や廃棄の方法を決める次のステップでは、文書の紛失や破損、改ざんを防ぐために保管や廃棄の方法を検討しましょう。紙媒体と電子媒体の両方を管理している場合は、それぞれの保管や廃棄方法を決めます。文書の種類によって法定保管期間は異なるため、先ほど分類した文書ごとに確認しましょう。保存期限が切れた文書は、適切な方法で廃棄することが大切です。 Step.4変更や管理の方法を定める続いては、承認者による承認のもと、必要に応じて文書の変更や改定、バージョン管理の方法を定めましょう。文書を常に最新かつ正確な状態で保管する目的があります。また、文書のバージョン管理は、変更履歴や改定履歴を追跡するためにも必要です。文書番号や改定番号、改定日付などの識別情報を付与し、管理しやすくすると良いでしょう。 なお、ステップ2〜4で定めた事項は、前述の文書管理規定に記載し、周知を図ることが大切です。 Step.5文書管理のためのツールを導入する最後に、文書管理規定に沿って文書管理をスタートさせましょう。文書の管理を効率化するためには、文書管理システムの導入がおすすめです。文書管理システムとは、指定した文書をデータ化して一元管理できるシステムです。文書の作成や編集、承認、配布、アクセス、保管、保存、廃棄、変更など、さまざまな機能を搭載しています。 文書管理システムを導入することで、ISO規格の要件を満たした文書管理を行いやすくなります。また、多くの文書管理システムは、文書の整合性や可読性、検索性を高めて、ISO規格の改定や更新にも対応できるように設計されているのが特徴です。 ISO規格に準拠した文書管理でサービスの品質向上を実現しよう! 今回は、ISO規格に沿った文書管理の目的や、ISO9001の取得方法、具体的な文書管理の手順についてお伝えしました。ISO規格に準拠した文書管理は、文書の分類や管理規定の作成など、手間のかかる工程はあるものの、企業の信頼性向上やセキュリティ強化、業務効率化に寄与します。より高品質な商品やサービスを提供するためにも、この機会に自社の文書の管理方法を見直しましょう。 ISO規格に沿った文書管理の実現には、帳票管理システムの「i-Reporter」の導入をおすすめします。i-Reporterは、文書の作成から管理までをシステムで一元化できるITソリューションです。従来の紙やエクセルベースの文書も、そのままのレイアウトで電子化できるため、DXを推進するためのツールとしても広く利用されています。パスワード管理やユーザーの権限管理などの機能も搭載しており、セキュリティ対策も万全です。また、ペーパーレス化による管理の時間削減も期待できます。無料でダウンロード可能な資料をご用意していますので、気になる場合は下記のページよりお問い合わせください。 多彩な機能の現場帳票システムならi-Reporter - [目視検査とは?検査を行うタイミングや効果的に行うためのコツ](https://ireporter-global.com/column/10270/) - 「目視検査」は、製品や部品の品質や安全性をチェックする基本的な手法です。作業の自動化が進む現代でも、機械やAIと併用する形で実施している会社が多く、検査の質を向上させるには目視検査の見直しが欠かせません。 本記事では、目視検査の概要や主な役割、検査の種類、効果的に行うためのコツを解説します。目視検査で使用する帳票の管理に役立つソリューションもご紹介しますので、企業の品質管理の担当者様はぜひ参考にしてください。 目視検査の役割 製造業の品質管理では、カメラを使った画像検査や外観検査装置を用いたチェックなど、自動化が進んでいるものの、目視検査も依然として多くの企業で活用されています。そこでまずは、目視検査の概要や役割について確認し、目視検査の重要性を理解しましょう。 目視検査とは 目視検査とは、人の目で製品や部品などの品質をチェックする作業のことです。製造現場の途中工程や最終工程で行う検査方法で、「官能検査」の一部とされます。官能検査とは、人間の五感を使って品質を確認する検査手法の総称です。視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚を用いて検査品の欠陥や異常を発見します。このうち、目視検査は視覚を駆使した検査方法です。特別な検査機が必要なく、人材を雇用することで実現できるため、製造工場の規模に関わらず導入しやすいメリットがあります。 目視検査を実施する際は、全商品を検査する、もしくはロットからサンプルを選んだうえで抜き取り検査を行うのが基本です。抜き取り検査は、全数検査に比べて検査にかかる人件費や時間を減らせる傾向にあります。ただし、一部の製品や部品しか検査できないため、すべての製造品の品質が保証できるわけではない点に注意しましょう。 また、目視検査とよく似た言葉に「外観検査」があります。外観検査とは、人の目や専用の装置などを使って不良品を判別する検査手法です。目視検査は外観検査の一種であり、判定基準の定量化が難しく、機械でのチェックに適さない検査項目を点検する際に実施されます。 目視検査の役割 目視検査が果たす役割は大きく分けて2つあります。1つ目は、製品や部品の品質を保証、維持、向上し、企業や商品の信頼を確保することです。目視検査を通じて製品が安全かつ高品質であることを保証することで、顧客満足度が向上し、長期的な顧客関係の構築に役立ちます。 2つ目は、不良品が市場に流出するリスクを減らすことです。市場に不良品が流出すると、企業の信頼性やブランドイメージの低下だけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。これらのリスクを回避するためにも、目視検査を実施して事前に不良品を取り除く必要があります。 【検査手法別】目視検査の実施概要 目視検査は、主に「インライン検査」と「オフライン検査」の2種類に大別できます。こちらでは、それぞれの検査の概要やメリット・デメリットを簡単に解説します。 インライン検査 インライン検査とは、製造ラインの中に組み込まれた検査のことです。製品が製造ラインを流れる中で、画像認識システムなどを使用した機械による検査と目視検査をセットで実施します。 インライン検査の最大の利点は、検査スピードが速い点です。検査工程が製造ラインに組み込まれているため、製造の流れを止めずに効率的に検査を実施でき、生産性を低下させることなく全数検査を行えます。生産効率を高めて大量生産を行う必要のある工場でも導入しやすいでしょう。一方で、人力による全数検査には限界があるため、検査効率の向上には機械の導入が必須となり、イニシャルコストがかかりやすい点はデメリットです。 オフライン検査 オフライン検査とは、製造ラインとは別工程で行う検査を指します。製造ラインから製品や部品を抜き取り、検査基準やマニュアルに沿って作業員が検査を実施します。 オフライン検査は、ラインの流れ具合と関係なく検査を行うことから、時間のかかる検査や精密な検査を実施しやすいのが特徴です。必要に応じて拡大鏡や顕微鏡などの器具を活用し、インライン検査では確認が困難な箇所までチェックします。 オフライン検査のデメリットとしては、検出精度が作業者の技術に依存するため、担当者ごとにばらつきが生じやすい点が挙げられます。また、検査時間がかかりやすい点にも留意しましょう。 目視検査を効果的に行うコツ 目視検査は幅広い検査に利用しやすい一方で、教育コストがかかる、ヒューマンエラーが発生しやすいなどの課題点もあります。そこで続いては、これらの課題を改善するためのポイントをご紹介します。 検査環境を整える 目視検査の精度は、検査員がどれだけ集中力を持って取り組めるかに大きく左右されます。そのため、検査員が集中しやすい環境を整えることが重要です。例えば、照明は明るすぎず暗すぎず、適切な明るさに調整することで、視認性を確保し、長時間の作業でも疲れにくくなります。そのほかにも、作業環境の温度や湿度が適切になるよう空調を調整したり、作業音を抑える工夫をしたりするのも良いでしょう。 検査員の負担に配慮する 長時間の作業や同じ姿勢を続ける作業は、作業員の身体に負担を与え、ミスの発生につながります。疲労による不良品の見逃しや検査ミスの発生を防ぐためには、検査員の負担に配慮する必要があります。具体的には、検査スピードを重視しすぎない、連続して検査を行う時間を短くするなどの工夫が重要です。 機械による検査を併用する 検査のスピードや精度の向上を図るには、機械による検査の併用も検討しましょう。例えば、カメラセンサーを使用した画像検査は、人の目では判別できない微細なキズや汚れ、色ムラも瞬時に検知でき、業務の効率化につながります。また、AIを活用した自動検査では、学習によって精度を高めることで、より複雑な判定も可能です。費用面などを考慮して可能な範囲から導入し、併用することで検査員の負担や人件費の削減が期待できます。 マニュアルを作成する 検査員同士の判断基準や品質水準を統一するためには、検査内容や手順を記載したマニュアル(基準書)を作成するのがおすすめです。マニュアル化することで、熟練検査員のノウハウや知見を現場に共有しやすくなり、作業員の育成や教育コストの削減にも役立ちます。 目視検査の効率化には「i-Reporter」のご利用がおすすめ! 今回は、目視検査の役割や種類、主な課題の解決方法についてお伝えしました。目視検査は、製品や部品の品質をチェックし、顧客からの信頼の獲得や不良品の流出防止の役割を果たす重要なプロセスです。検査対象となるアイテムの性質に応じて適切な検査手法を選択し、検査環境やマニュアルを整備して目視検査の効果を最大化しましょう。 目視検査の点検表やマニュアルの管理にお困りの場合は、現場帳票システムの「i-Reporter」の導入をご検討ください。「i-Reporter」は、使い慣れたエクセル帳票からそのまま移行ができる現場帳票の電子化ソリューションです。目視検査で使用する各種帳票をペーパーレス化し、スマートフォンやタブレットなどの端末でのリアルタイム共有が可能になります。また、作業漏れを防止する機能や異常を検知した際にアラートを表示する機能なども搭載できるため、正確な品質点検と作業効率化に役立ちます。無料でダウンロード可能な資料をご用意していますので、興味がある場合はお気軽にお問い合わせください。 多彩な機能の現場帳票システムならi-Reporter - [【最新調査】製造業、「工場の見える化」推進状況は?半数以上が、「工場の見える化ができていない」と回答](https://ireporter-global.com/column/10162/) - 推進する上で「詳しい人材がいない」「紙ベースで煩雑化」などが課題に 製造業の工場管理者107名を対象に、製造業における「工場の見える化」に関する調査を実施しました。 調査サマリー 調査概要 調査概要:製造業における「工場の見える化」に関する調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2023年7月3日〜同年7月10日有効回答:製造業の工場管理者107名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 製造業における「工場の見える化」に関する調査のダウンロードはこちら 「工場の見える化」推進状況、「達成できている」は43.0% 「Q1.あなたのお勤め先における、「工場の見える化」の推進状況を教えてください。」(n=107)と質問したところ、「取り組みを実施し、「工場の見える化」が達成できている」が43.0%、「取り組みを実施しているが、「工場の見える化」は達成できていない」が39.3%という回答となりました。 ・取り組みを実施し、「工場の見える化」が達成できている:43.0%・取り組みを実施しているが、「工場の見える化」は達成できていない:39.3%・取り組みを実施できていない:13.1%・わからない/答えられない:4.7% 「工場の見える化」達成の取り組み、「生産設備等の稼働情報の収集」が71.7%で最多 Q1で「取り組みを実施し、「工場の見える化」が達成できている」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤め先では、「工場の見える化」達成に向けてどのような取り組みを実施しましたか。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「生産設備等の稼働情報の収集」が71.7%、「カメラを使用した現場状況の把握」が58.7%、「現場帳票のペーパーレス化」が56.5%という回答となりました。 ・生産設備等の稼働情報の収集:71.7%・カメラを使用した現場状況の把握:58.7%・現場帳票のペーパーレス化:56.5%・センサーを設置して電力や温度データを収集:52.2%・BI(データを分析・見える化)ツールの活用:43.5%・勤怠・工数管理システムの導入:34.8%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「見える化」されている項目、約7割が「生産ラインの稼働状況」と回答 Q1で「取り組みを実施し、『工場の見える化』が達成できている」と回答した方に、「Q3.あなたのお勤め先で「見える化」されている項目について教えてください。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「生産ラインの稼働状況」が69.6%、「生産計画の進捗状況」が58.7%、「従業員の作業能率(作業時間、生産高等)データ」が58.7%という回答となりました。 ・生産ラインの稼働状況:69.6%・生産計画の進捗状況:58.7%・従業員の作業能率(作業時間、生産高等)データ:58.7%・設備の点検・メンテナンス状況:54.3%・部品や生産のトレーサビリティ現場の予算状況:47.8%・不良品の発生要因や種類に関するデータ:47.8%・正確な在庫・ロケーション情報:39.1%・製品に必要な原価データ:28.3%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「工場の見える化」の課題、「ツールやシステムに詳しい人材がいない」が最多 Q1で「取り組みを実施しているが、『工場の見える化』は達成できていない」「取り組みを実施できていない」と回答した方に、「Q4.「工場の見える化」を進めるにあたって、生じている課題を教えてください。(複数回答)」(n=56)と質問したところ、「ツールやシステムに詳しい人材がいない」が50.0%、「現場情報の収集が紙ベースのため煩雑化している」が41.1%、「取り組みのための予算や工数が不足している」が41.1%という回答となりました。 ・ツールやシステムに詳しい人材がいない:50.0%・現場情報の収集が紙ベースのため煩雑化している:41.1%・取り組みのための予算や工数が不足している:41.1%・現場情報の収集が紙ベースのために手間や時間がかかる:37.5%・目標や目的を策定できていない:30.4%・現場社員が必要性を認識していない:26.8%・何から始めていいかわからない:12.5%・その他:0.0%・わからない/答えられない:1.8% 「コストの上昇」や「費用対効果が明確でない」などの課題も Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、「工場の見える化」を進めるにあたって、生じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=55)と質問したところ、「コストの上昇」や「費用対効果が明確でない」など39の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・65歳:コストの上昇。・56歳:やり方がわからない。・48歳:的確なプロセスの決定が今ひとつ上手く行っていないため、可視化の効率が悪くなっていること。・60歳:費用対効果が明確でないため説明が難しい。・59歳:多品種少量生産のため設備投資ができない。・33歳:怪我のリスクが増えた。・53歳:あるべき姿が不明確。 「見える化」したい項目、約7割が「生産計画の進捗状況」と回答 Q1で「取り組みを実施しているが、『工場の見える化』は達成できていない」「取り組みを実施できていない」と回答した方に、「Q6.あなたが、「見える化」したいと考えている項目を教えてください。(複数回答)」(n=56)と質問したところ、「生産計画の進捗状況」が66.1%、「生産ラインの稼働状況」が57.1%、「設備のメンテナンス状況」が44.6%という回答となりました。 ・生産計画の進捗状況:66.1%・生産ラインの稼働状況:57.1%・設備のメンテナンス状況:44.6%・不良品の原因や製品ごとの品質データ:42.9%・従業員の業務データ:35.7%・在庫状況:35.7%・現場の予算状況:21.4%・エネルギー消費に関するデータ:21.4%・その他:0.0%・わからない/答えられない:1.8% 「材料在庫」や「負荷状況」なども見える化したいとの声 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、「見える化」したいと考えている項目があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=55)と質問したところ、「材料在庫」や「負荷状況」など33の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・59歳:間接人員管理。・57歳:材料在庫、製品の端数処理、管理。・48歳:新商品開発。・49歳:負荷状況。・48歳:生産するにあたり、電気代などを秒刻みで可視化したい。・60歳:従業員の年齢別、男女別の生産性を見えるかしたい。・60歳:部品の在庫状況。 約9割が「工場の見える化」の必要性を感じている 「Q8.あなたは、「工場の見える化」の必要性を感じていますか。」(n=107)と質問したところ、「非常に感じている」が48.6%、「やや感じている」が37.4%という回答となりました。 ・非常に感じている:48.6%・やや感じている:37.4%・あまり感じていない:10.3%・全く感じていない:0.9%・わからない/答えられない:2.8% 必要性を感じる理由、「工場の課題や問題の発見につながるから」が65.2%で最多 Q8で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q9.あなたが、「工場の見える化」の必要性を感じている理由を教えてください。(複数回答)」(n=92)と質問したところ、「工場の課題や問題の発見につながるから」が65.2%、「生産性や品質を担保することができるから」が60.9%、「無駄な業務やコストを削減できるから」が57.6%という回答となりました。 ・工場の課題や問題の発見につながるから:65.2%・生産性や品質を担保することができるから:60.9%・無駄な業務やコストを削減できるから:57.6%・標準化による属人化の解消につながるから:48.9%・意思決定がスピーディーになるから:38.0%・適切な労働力の再配置が可能になるから:37.0%・「インダストリー4.0」への対応が叫ばれているから:14.1%・その他:0.0%・わからない/答えられない:2.2% まとめ 今回は、製造業の工場管理者107名を対象に、製造業における「工場の見える化」に関する調査を実施しました。 まず、「工場の見える化」の推進状況については、「達成できている」企業は43.0%にとどまり、半数以上は「達成できていない」または「実施できていない」状態だということが明らかになりました。また、「達成・実施できていない」と回答した人に、推進にあたり生じている課題を聞いたところ、「ツールやシステムに詳しい人材がいない」が50.0%で最多となった他、「現場情報の収集が紙ベースのため煩雑化している」、「取り組みのための予算や工数が不足している」などの回答が得られました。一方で、「達成・実施できていない」企業が「見える化」したい項目として、約7割が「生産計画の進捗状況」を挙げました。さらに、約9割が「工場の見える化」の必要性を実感しており、その理由を聞いたところ、「工場の課題や問題の発見につながるから」が最多、その他にも「生産性や品質を担保することができるから」や「無駄な業務やコストを削減できるから」などが挙がりました。 今回の調査では、製造業の現場で、半数以上が「工場の見える化」を達成・実施できていない実態が明らかとなりました。工場の見える化を実施する必要性を感じつつも、専門人材の不足や紙ベースでの運用が障壁となり、「見える化」が進まないというのが本音のようです。有効なシステムをいち早く導入することこそ、「工場の見える化」を進め、工場の生産性を加速度的に向上させる手段だと言えるのではないでしょうか。 本調査のレポートダウンロードはこちら 製造業における「工場の見える化」に関する調査のダウンロードはこちら i-Reporterについて i-Reporterは国内シェアNo.1の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです(※1)。使い慣れた現場の紙帳票がそのままデジタル化できるので、誰でも簡単に利⽤できます。電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正ができるのでプログラミング知識が無い⽅でも安⼼。紙ならではのミス・漏れ、ダブルチェック・集計・転記の煩わしさを解決します。紙やExcelの帳票をそのままのレイアウトでタブレットに取り込み、ペーパーレスをノーコードで実現現場⼊⼒データがリアルタイムでデジタル化され、データの2重⼊⼒を防ぎ情報活⽤と共有が迅速に外付けデバイス、IoTやPLC、既存システムとのデータ連携により、ミス無く効率的な⼊⼒ができる他、トレーサビリティーの⾼いエビデンスが取得可能⾳声⼊⼒によるハンズフリーを実現し、作業と⼊⼒を並⾏可能複数のバーコードを一括連続して読み取るAR付きスキャンで在庫棚卸しなどの現場作業を大幅効率化⼊⼒データをAI 連携し、分析、解析結果をエビデンス化オンプレミス版とクラウド版のどちらも利⽤可能i-Reporterと各種のi-Repoファミリー製品は、ノーコード『現場DXプラットフォーム』としてお客様の現場DXの実現を支援します。 (※1)富士キメラ総研 2022年8月3日発行業種別IT投資 / デジタルソリューション 2022年版I-4現場帳票ペーパーレス化ソリューション市場占有率36.1%(2021年度実績) 多彩な機能の現場帳票システムならi-Reporter - [クレーンの点検内容は?検査対象となるクレーンや行うタイミングについて解説!](https://ireporter-global.com/column/10058/) - クレーンは、重い荷物でも簡単に運搬できて便利な一方、少しの不具合や故障が大きな事故につながるリスクがあります。事業者は、法令が定める要件に従って自主点検を行い、トラブルの未然防止に努めることが重要です。 今回は、義務化されたクレーンの点検内容や対象となるクレーンの種類、検査の実施時期などについて解説します。点検の記録をサポートするITツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 クレーンの点検とは? 物流倉庫などでクレーンを使用している場合、事業者には定期的な自主点検が義務づけられています。こちらでは、クレーンの点検の概要や対象となるクレーンの種類、点検後に行う作業について解説します。 義務化されたクレーンの点検 クレーンの点検は、定期自主検査と呼ばれ、「労働安全衛生法」に基づく「クレーン等安全規則」で義務化されています。クレーンの点検を怠った場合、法令違反として罰則の対象になる可能性があります。事故の未然防止やクレーンの性能維持のために重要なプロセスです。事業者は、点検でクレーンに異常が見つかった場合、即座に補修を行う必要があります。 クレーンの点検の実施には、特別な資格は必要ありません。ただし、定期自主検査者には、日本クレーン協会が実施する「定期自主検査安全教育」の受講が推奨されています。 【出典】「クレーン等安全規則(昭和四十七年労働省令第三十四号)」(e-Gov法令検索) 点検の対象となるクレーン 点検の対象となるクレーンは多岐にわたります。基本的には、つり上げ荷重0.5トン(500kg)以上のすべてのクレーンや移動式クレーンが対象です。0.5トン未満のクレーンは適用除外となっています。そのほかには、クレーン等安全規則の適用を受けるデリック・エレベーター・建設用リフト・簡易リフトなども定期的な自主点検が必要とされています。 また、つり上げ荷重3トン以上のクレーンや移動式クレーンは、性能検査も実施しなければなりません。具体的には、荷重試験でクレーンがつり上げられる最大荷重の荷物を持ち上げ、動作に問題がないかをチェックします。検査に合格するとクレーン検査証が交付されます。クレーン検査証の有効期間は2年間です。 点検後の作業 クレーンの点検後は、自主検査の結果を記録します。年次自主検査表や月例自主検査表などを作成し、点検の実施ごとに結果を記載するのが一般的です。クレーン等安全規則第38条により、記録した結果は3年間の保存が義務づけられています。また、定期自主検査安全教育の修了者が点検を行った場合は、自主検査の実施ステッカーを購入して貼付することが可能です。ステッカーの貼付は義務づけられていませんが、厚生労働省が定めた指針に沿って点検が行われたことを証明できます。 クレーンを点検する時期は? クレーンの点検は、実施する時期に応じて検査項目が変わる場合があります。こちらでは、クレーンを点検する時期について、検査内容と併せてご紹介します。 年次点検 年次点検は、年に1回実施する検査です。1年以内ごとに1回、所定の項目について自主検査を行います。定期自主検査のなかでも規模が大きく、外部の点検事業者に依頼するケースも少なくありません。 検査内容としては、構造部分・機械部分・電気部分・ワイヤーロープ・つり具・基礎の異常の有無をチェックします。また、荷重試験ではクレーンで定格荷重に相当する荷重の荷をつり上げた状態で、つり上げ・走行・旋回・トロリの横行などの定格速度による作動の試験を行います。 月次点検 月次点検は、月に1回実施する検査です。1カ月以内ごとに1回、所定の項目について自主検査を行います。検査内容としては、クレーンの機能や装置の異常・損傷のチェックが中心です。具体的には、以下の6つに分類できます。 巻過防止装置その他の安全装置、過負荷警報装置その他の警報装置、ブレーキおよびクラッチの異常の有無 ワイヤーロープ・つりチェーンの損傷の有無 フックやクラブバケット等のつり具の損傷の有無 配線・集電装置・配電盤・開閉器・コントローラーの異常の有無 ケーブルクレーンのメインロープ・レールロープ・ガイロープを緊結している部分の異常の有無 ウインチの据え付けの状態の確認 作業開始前点検 1日の作業開始前に実施するのが、作業開始前点検です。つり上げ荷重0.5トン以上のクレーンは、作業を開始する前に点検を行わなければなりません。過巻防止装置・ブレーキ・クラッチ・コントローラーの機能、ランウェイ(軌道)の上やトロリが横行するレールの状態、ワイヤーロープが通っている箇所の状態を点検します。 なお、作業開始前点検については、前述した点検記録の保存が法的には義務づけられていません。ただし、次回の点検時に参照したり、万が一事故が発生した場合の資料として活用したりできるため、一定期間保存しておくのがおすすめです。 暴風雨などの点検 クレーン等安全規則では、暴風や地震が発生した後の点検も義務づけられています。屋外に設置されているクレーンが対象で、瞬間風速が毎秒30メートルを超える風が吹いた場合と、震度4以上の地震が起こった場合に点検が必要です。 過巻防止装置・ブレーキ・クラッチおよびコントローラーなどの状態、ランウェイの上およびトロリが走るレールの状態とワイヤーロープが通っている箇所の状態を点検します。検査を通じてクレーンが正常に作動することを確認してから、通常の業務に移りましょう。 倉庫で使われる天井クレーンの点検とは 物流倉庫で使われる天井クレーンも点検の必要があります。続いては、天井クレーンの概要と点検内容について解説します。 天井クレーンとは 天井クレーンとは、物流倉庫で使われることが多いクレーンです。ランウェイを走行するクレーンを指し、クラブトロリ式やホイスト式などの種類があります。人力で運ぶことが難しい、重い荷物の運搬に使用されます。 天井クレーンの点検 天井クレーンも通常のクレーンと同様、年次と月次の自主検査や作業開始前の点検が必要です。年次と月次の自主検査については、点検の記録を必ず3年間保管しましょう。ただし、天井クレーンは屋内に設置されているケースが多いため、暴風や地震が発生した後の点検は基本的に必要ありません。 クレーンの点検記録の管理には「i-Reporter」の導入がおすすめ! 本記事では、クレーンの点検の必要性や対象となるクレーンの種類、時期ごとの点検内容についてお伝えしました。クレーンの点検は、作業員が安全に荷物を運搬するために欠かせない業務です。適切なタイミングごとに検査を実施し、安全で快適な職場環境を実現しましょう。 クレーンの点検を実施する際は、その内容や結果を記録する必要があります。ただし、点検記録を紙で管理している場合、保管スペースや印刷コストの問題が発生します。また、紙媒体は検索性が悪く、必要な書類に必要なタイミングでアクセスしにくい点も課題です。 現場帳票の管理システムである「i-Reporter」を導入すると、紙やエクセルベースの点検表を、そのままのレイアウトで電子化できます。使い勝手を大きく変えることなく、保管スペースや印刷コスト、書類の検索性に関する問題を解決でき、業務効率化につながります。作業員の入力を補助する機能も多く搭載されており、入力作業におけるミスの削減にも役立つでしょう。クレーンの点検記録の管理にお困りの場合は、「i-Reporter」の導入をご検討ください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」サイトはこちら - [在庫管理表の役割|作成方法と運用時の注意点【テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/10062/) - 「わかりやすく手軽に在庫管理がしたい!」「在庫管理にかかる時間を減らして、他の業務に使う時間を捻出したい」と悩んでいませんか? 在庫管理表とは、取り扱っている商品の情報や在庫、入庫や出庫の日時などの記録・管理にかかせないツールです。製造業や小売業、倉庫業など、業種を問わず幅広い現場で活用されています。自社の業務に合った在庫管理表を導入すれば、商品入荷や在庫量の確保・売れ筋の分析などが可能です。 今回は、在庫管理表の役割や主な種類、作成時のポイント、運用における注意点などを解説します。無料でダウンロードできるテンプレートや、在庫管理に役立つITツールもご紹介しますので、ぜひ活用してください。 在庫管理表の役割と種類 適正在庫の維持が難しく、欠品による販売機会の損失や過剰在庫によるコスト増大が発生している場合は、在庫管理表の導入を検討しましょう。こちらでは、在庫管理表の役割と主な種類を解説します。 在庫管理表の役割 在庫管理表の役割は、需要予測を立てて在庫管理を簡単にすることです。在庫管理表を使用することで在庫数が可視化され、自社の在庫状況を明確にできます。商品の欠品を防止して、安全在庫(悪天候などのトラブルが発生しても欠品を防止できる最低限の在庫)を維持することで、生産性向上を目指せます。在庫管理表を活用すれば、社内で連携している部署や従業員への情報共有もスムーズです。詳細な在庫情報が組織全体に共有されることで、商品の生産スケジュールの調整や販売・需要予測の精度向上が可能です。発注業務の負担が減らせます。在庫管理表は自社が導入した在庫の管理手法を、より効率的に実践する目的で用いられるのも特徴です。在庫管理表を利用することで、品番や商品名から簡単に商品の情報を引きだせます。商品別の在庫状況の把握や在庫金額の計算など、複雑な作業を簡易化または自動化できる点がメリットです。 在庫管理表の主な種類 単票タイプ 単票タイプの在庫管理表は、1つの商品につき1枚の管理表で運用する形式のものを指します。商品ごとに在庫数を把握しやすいため、入出庫作業や棚卸しをする際に便利です。しかし、管理する商品数が多くなると、商品の数だけ在庫管理表が増え、業務が煩雑になりやすいデメリットがあります。在庫管理システムの導入や、帳票の電子化による課題解決を図り作成した在庫管理表を一元管理できるように工夫してください。 在庫移動票タイプ 在庫移動票タイプは、複数の商品を一覧で確認できるように、1枚の表にまとめています。複数ある商品の入出庫や在庫に関する情報を、1枚の管理表で把握できるのが特徴です。ただし、単票タイプに比べて載せる情報が多く、全体的に記入欄が狭くなりやすいため、細かい補足事項を記載するのが難しい傾向にあります。商品別の細かな情報が必要な場合は、必要に応じて別途棚卸表や入出庫管理表を作成するのがおすすめです。 在庫管理表の記載項目の例とテンプレート 在庫管理表を一から作成する場合、どのような項目を用意すると良いのでしょうか。続いては、在庫管理表の記載項目の例とその内容を解説します。 無料でダウンロードが可能なテンプレートもご用意しましたので、ぜひご活用ください。 在庫管理表の記載項目の例 日付 作業や処理を実行した日付を記入する項目です。日付を記録しておくことで、商品の在庫状況だけでなく、入出庫のタイミングを可視化できます。商品ごとの在庫回転率を計算し、生産ラインや販売スケジュールを調整する際に便利な項目です。在庫管理表の雛形にあらかじめ日付の記載欄を作っておくと記入漏れやミスを減らせます。 商品コード 商品コード(品番)は商品ごとに設定された文字列です。商品管理の効率化に役立ちます。在庫管理表に商品名だけを記載した場合、同じ商品名のものでも発売日や付属品が異なるケースがあります。商品コードを活用することで、各商品を正確に識別でき取り違いなどの在庫管理のトラブルを防止可能です。商品コードはバーコードや2次元コードと組み合わせると、ハンディターミナルを使った棚卸しやロケーション管理(商品それぞれの保管場所に住所を定めて管理する方法)などを実施でき、業務の効率化が図れます。 商品名 在庫管理表には、商品コード(品番)に加えて商品名も記載しましょう。商品コードは不規則な文字列の場合が多いため、どの商品を指すのか現場の人間が一目で判断するのは困難です。商品コードと合わせて商品名を表示することで、作業員がスピーディーに商品情報を把握できます商品名が長すぎて略名を使用する際は、ルールを明確にして社内で共有することが大切です。 入庫数 入庫数は、倉庫に入れる商品数のことです。在庫数の増減を把握するために記録する必要があります大量の商品を取り扱う場合、入庫数の記録ミスが欠品や過剰在庫につながる可能性があるため、数に間違いがないよう記入することが重要です。 出庫数 出庫数は、倉庫から出ていく商品数を記入する項目です。販売個数はもちろん、廃棄などによって出庫した商品の数も記載します入庫数を記録するだけでは、在庫数を正確に把握できません。出庫数も正確に記録することで、適切な在庫管理を実現してください。 在庫数量 在庫数量は、「入庫数-出庫数」の計算式で算出した数を記載する項目です。入庫数や出庫数に変動があるたびに計算する必要があるため、手書きの場合は手間がかかりますExcelなどの表計算ソフトを利用すれば、関数を使った自動計算の設定ができ、計算の手間を省けます。 備考欄 在庫管理表の備考欄には、在庫管理の過程で生じる細かな情報を記載します。在庫商品の保管場所の変更や商品の状態、特定の商品に対する作業者の注意点など、そのほかの項目に記載できない情報を記入してください。備考欄を適切に活用することで、作業が属人化しにくくなり、在庫管理業務の効率化を図れます。 その他 上記の項目以外で商品や作業現場によって必要な項目があれば、適宜追加をして在庫管理表のブラッシュアップを図りましょう。返品や破損、不良品などの数を記録したり、前月と翌月の繰越在庫数を記載したりすることで管理漏れやミスを防げます。在庫管理表を用意する場合は、試験運用の段階で現場の担当者にヒアリングをして、ほかに必要な項目のカスタマイズを検討しましょう 在庫管理表のテンプレート 無料ダウンロードはこちら 在庫管理表の作成方法 在庫管理表を使いこなすことで、商品入荷・移動・出荷の全工程を正確に把握できます。Excelなど、リアルタイムで情報更新・共有できるツールを活用すれば、物流の状況を可視化できます。Excelを使った代表的な在庫管理表は、単表タイプと在庫移動表タイプです。テンプレートを使用せずイチからオリジナルの在庫管理表を作成する場合、どのような管理表を作成すれば良いのか悩んでしまいます。ここでは、2つの在庫管理表の書き方や役立つ関数を紹介します。 在庫管理表の記載項目を作成する 在庫管理表は、導入前に必要な記載項目を登録した基本のフォーマットを作成しておくと、効率よく運用を開始できます。単票タイプと在庫移動票タイプの在庫管理表は、下記のとおりです。それぞれで表の書き方は異なるため、必要に応じて使うタイプを選びましょう。 単票タイプの在庫管理表 単表タイプでは、1つの在庫管理表で1つの商品を管理します。在庫の変動が1つの表の中で把握できるのが特徴です。表の上部に品番と品名を表示して、入庫・出庫・実在庫がいつ、いくつ変動したかと、担当者を記載します。備考欄を設けておけば、課題点やメモをしておきたい内容を記録できます。記録の書き方は、昔から使われている紙タイプ(手書き用)のものと同じため、社内にパソコンを使い慣れていない人が多い会社におすすめです。見た目がシンプルで、1つ商品について詳細な情報を記載できるメリットがあります。取り扱う商品が少ない・各商品の詳しい情報の書き出しや管理が必要な場合は、単表タイプの在庫管理表を活用しましょう。 在庫移動票タイプの在庫管理表 在庫移動表タイプでは、複数の商品を1つのシートで管理します。大量の商品の在庫状況を一目で確認できるため、作業の効率アップが可能です。商品ごとのデータは、横軸で管理されています。表の左側に品番・品名・単価や実在庫など、基本的なデータを入力。右側には入庫・出庫の日付・在庫の移動数などの変動するデータを入力します。単表タイプと比べると、詳細な情報を書き込みにくい表が多い傾向です。ツールに搭載されているコメント機能を活用して詳細データを登録するなど、社内ルールを設けて運用してください。 在庫の計算式を追加する Excelを使った在庫管理で役立つ、代表的な計算式(関数)を3つ紹介します。 VLOOKUP関数 【計算式】=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)あらかじめデータリストを作成しておくことで、その後、入力された条件(情報)に一致するデータをリストから反映させる関数です。商品コードを入力したら自動的に商品名や単価が表示される仕組みや、商品の個数を入力すると自動で合計金額が変化する仕組みは、VLOOKUP関数を使っています。入力ミスを減らし、生産性向上を目指せます。計算式に使う情報の意味は、以下のとおりです。 検索値 検索値とは、商品コードや商品名など、探したい情報を指定する値のことです。VLOOKUP関数の検索値には、検索する際に参照するセルの値を入力します。 範囲 情報を反映させるためのデータリストを登録したセルの全範囲のことです。検索値に入力した内容を指定した範囲の中から検索し、情報を反映します。 列番号 範囲に登録したデータリスト内のどの部分(どの列)を表に反映させたいかを指定します。左から右の列に向けて指定してください 検索方法 FALSE(検索値に入力した情報と完全に一致したデータを範囲から検索)か、TRUE(検索値と完全一致するデータがない場合は、範囲の中から1番近い値を抽出)を登録します。どちらかを選ばなかった場合、自動でTRUEが登録されます。データの反映は左から右に向けてしかできないため、検索値(商品コードなど、データを反映させるための大元の情報)は、必ず左端の列に入力しましょう。 SUMIF関数 - [建設業の日報を作成するポイント【便利な無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/10067/) - 建設業では、日報を作成する現場が多いものの、書き方やルールが曖昧で業務効率の改善や進捗管理に活用できていないケースも少なくありません。日報の効果を最大化するには、記載項目を見直したうえでルール作りに取り組む必要があります。 そこで今回は、建設業における日報の役割や作成のポイントを解説します。建設業向けに、無料でダウンロードできるテンプレートもご用意しましたので、ぜひご活用ください。 建設業における日報の役割 建設業で作成される日報は、工事現場における作業の進捗状況や新たに発生した問題の把握などに役立つ重要な書類です。こちらでは、日報の役割や作成するメリットについて解説します。 そもそも日報とは? 日報とは、1日に行った作業内容を上長などの関係者に報告する書類のことです。決まった形式や項目はなく、法律上作成が義務づけられているわけではないものの、作成する会社が多い傾向にあります。 日報を作成する場合、従業員は作業終了後にその日行った作業を記録し、上司や職長などに提出します。日報の作成を通じて当日の作業の振り返りや反省を行うのが目的です。なお、建設業界で作成される日報は作業日報と呼ばれることもあります。当日使用した資機材や労働時間、天候、具体的な作業内容などを記載するのが一般的です。 建設業での日報の役割 業務、工事の進捗を把握する 建設業における日報には、現場の作業を可視化する役割があります。建設現場には、一つのプロジェクトを完遂するまでに多くの作業と手順が存在します。1日の終わりに日報を作成することで、その日の作業状況を正確に記録しておくことが可能です。 また、管理者は日報を確認するだけで、作業がスケジュールに沿って順調に進んでいるかをチェックできます。事故や工期の遅れなどのトラブルが発生した場合も、「すでに解決しているのか」「スケジュールの見直しが必要か」などの点を速やかに判断しやすくなります。 労務管理を効率化する 日報には1日の作業時間や休憩時間、時間外労働時間などが記録されるため、工事の進捗状況だけでなく、労働環境の可視化にも役立ちます。特に、建設業は直行直帰となるケースも多く、勤怠管理が煩雑になりやすい傾向があります。日報の導入によって労務管理を効率化できれば、人件費や労務費などのコスト削減や生産性の向上が見込めるでしょう。また、日報に記録された労働時間などのデータを基に社内の働き方を見直し、作業員の健康管理を促進することも可能です。 情報を共有する 日報には、建設現場におけるスムーズな情報共有を促進する役割もあります。クラウド上で日報を作成・共有できる日報管理ソフトを導入すれば、現場の作業員は手元の端末から日報にアクセスし、作業の進捗状況やトラブルの有無を把握できます。関係者全員が現地に集まらなくても情報をやり取りできるため、ミーティングの時間短縮や効率化が可能です。また、クラウドツールの場合、パソコンやタブレット、スマホなどの端末の種類に関係なく書類を確認できるメリットもあります。 業務を効率化する 日報は、建設現場の業務効率の改善にも役立ちます。計画と実際の工数を比較することで、無駄な作業を発見できるためです。生産性低下の要因となっている業務は自動化や機械化を進め、リソースが必要な業務に作業員を多く回すなど、適切な人員配置によって効率的な作業環境を実現できます。 建設業の日報を作る際のポイントと記載項目の例 続いては、建設業で日報を作成する際のポイントを解説します。主な記載項目の例もいくつか挙げますので、自社用のフォーマットを用意する場合の参考にしてください。 日報作成時のポイント 日報は、作業当日に作成するようルール化するのがおすすめです。作業内容が鮮明に記憶に残っているうちに記録することで、情報の正確性を担保しやすくなるためです。加えて、当日に作成することで上司や関係者に情報を素早く共有できます。 日報の記録方法としては、紙媒体と電子データの2種類があります。紙を使って手書きで作成する企業も多いものの、電子データであれば管理の手間を減らせる点がメリットです。クラウドタイプの日報管理システムを導入すれば、日報の作成から保存、共有までを一元管理できます。 日報の用意に手間をかけたくない場合は、最初はエクセルのテンプレートの利用も選択肢の一つです。エクセルは日々の業務で使い慣れているため、作業員も戸惑うことなく利用しやすいでしょう。ただし、エクセルにはデータ量が増えると処理速度が落ちやすい、同時編集ができないなどのデメリットがあります。そのため、作業員が日報の作成に慣れた段階で、帳票管理に特化したシステムに乗り換えるのがおすすめです。 日報に記載する項目の例 建設業で使用される日報には、一般的に以下のような項目が記載されます。 工事名 現場名 記入者名 日付 天気・気温 作業者名 作業時間(始業・終業) 休憩時間(開始・終了) 時間外作業時間(開始・終了) 作業内容 メモ 日報にはまず、工事名を明記します。今回作成する日報が、どの工事に関するものなのかを明確にするために必要です。建設会社では複数の工事が同時に進行するケースが多く、工事名を記載することで混同を防ぐ役割があります。 現場名は、具体的な作業が行われた場所を記入する項目です。建物の名称や住所などを記載します。工事現場ごとの進捗状況の把握や、問題が発生した場合の迅速な対応などに役立ちます。 記入者名の欄には、日報の作成者の氏名を記載しましょう。上長が詳細を確認する際、誰に連絡を取るべきかがわかりやすくなります。 日付は、作業が行われた日にちを記載する項目です。日付を記録しておくことで、作業が予定通り進行しているか、遅れが発生していないかを確認することができます。 天気・気温には、作業当日の天候を入力しましょう。建設業や建築業のスケジュールは、悪天候によって遅れが生じる場合があります。天候を記載しておくことで、後から振り返る場合に遅延の原因を判断しやすくなります。 作業者名は、実際に作業を行った担当者の氏名を記載する項目です。作業内容ごとに分けて記載すると良いでしょう。人件費の計算などにも活用されます。 作業時間(始業・終業)には、作業の開始時間と終了時間を記入します。労務管理の担当者が集計しやすいように、わかりやすい形で記載することが重要です。また、作業時間と同様に、日報には休憩時間と時間外労働時間も記録します。 作業内容の項目には、当日実施した作業の内容をできるだけ具体的に記載しましょう。現場の様子を直接確認していない上長が、報告をチェックして進捗状況を把握できるようにするのが理想です。 上記以外に共有すべき情報がある場合は、メモ欄にコメントを残すと良いでしょう。翌日の作業の目標や作業員からの意見などを記録しておくことで、現場と管理部門のコミュニケーションの促進にも役立ちます。 建設業の日報に使えるテンプレートのダウンロード 作業日報のテンプレートのダウンロードはこちら 建設業の日報管理は「i-Reporter」にお任せください! 本記事では、建設業における日報の役割や作成方法についてお伝えしました。日報は、建設現場のスケジュール管理や労務管理を効率化するために欠かせないツールです。一方で、日報は現場ごとに毎日作成されることから、紙やエクセルベースで管理していると保管や共有の手間がかかりやすい傾向にあります。 そこでおすすめするのが、帳票のデジタル管理をサポートする「i-Reporter」です。「i-Reporter」を導入すれば、現場のノウハウが詰まった紙やエクセルベースの日報を、そのままのレイアウトで電子化できます。使い勝手が大きく変わらないため、簡単に導入できる点が魅力です。手書きでは難しい写真の添付や音声の録音などの機能も搭載しており、日報の作成に対する作業員の負担も減らせます。日々の日報作成やその管理にお困りの場合は、下記のページより資料請求をご検討ください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 - [5Sチェックシートを業務で活用するポイント【無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/10071/) - 製造業などの作業現場では、職場環境を整備する目的で5Sを合言葉に掲げているケースが少なくありません。しかし、実際は5Sに対するチェック機能が働いておらず、活動が形骸化している場合も。5S活動の効果を高めるには、チェックシートの活用が重要です。 今回は、5Sチェックシートの概要や具体的な評価項目、作業現場で活用するメリットを解説します。無料でダウンロード可能なテンプレートもご用意していますので、ぜひお気軽にご活用ください。 5Sとチェックシート 工場などの製造現場における安全性を確保し、快適な職場環境を実現するには、5S活動に取り組むのが効果的です。まずは、5Sの意味やチェックシートの役割、5S活動のチェック項目について確認します。 5Sとは 5Sとは、整理(seiri)・整頓(seiton)・清掃(seisou)・清潔(seiketu)・躾(situke)の頭文字を取った言葉です。中心的な活動である整理・整頓・清掃のみに注目し、3Sと呼ばれる場合もあります。5S活動は、主に製造業で取り入れられることが多く、現場の安全性や品質を向上させる目的で実践されています。また、作業場所の整理整頓が徹底され、業務に必要なものがすぐに見つかる環境になれば、業務効率の向上も期待できるでしょう。 5S活動に取り組む際は、目的を明確化したうえで作業員に共有することが重要です。5Sの意味を説明するだけでは、単に職場を整理整頓するための活動にとどまってしまいます。5Sの徹底によって作業環境にどのような効果があるのかを具体的に伝え、会社全体で取り組む必要があります。 5Sチェックシートとは 5Sは、チェックシートを活用して達成度合いを測ることが一般的です。整理・整頓・清掃・清潔・躾の活動の実施状況を可視化し、各項目について評価します。チェックシートとして目に見える形にすることで、社員の認識を統一しやすくなり、5S活動の効果を高められます。 5Sチェックシートは、明確でわかりやすいチェック項目を用意するのがポイントです。例えば、「作業現場が整理されている」などの曖昧なチェック項目では、5S活動の達成度合いを正しく評価することが難しくなります。「作業の動線に不要な設備や工具が置かれていない」「工具が所定の場所に保管されているか」など、具体的かつ誰にとってもわかりやすいチェック項目を検討しましょう。 また、5Sチェックシートは各項目を5点満点で評価するなど、評価基準にある程度幅を持たせておくのがおすすめです。例えば、達成できている場合は「○」、できていない場合は「×」で評価する場合、改善の傾向を確認するのが難しく、社員のモチベーション低下につながるおそれがあります。評価基準を柔軟に設定することで、継続的な評価が可能になり、意欲的に5S活動に取り組んでもらいやすくなります。 5Sの評価項目 整理の評価項目 整理は、作業環境がきちんと整っているかをチェックする項目です。不要なものが処分され、必要なものが整然と配置されているかを確認します。評価項目の例としては、「職場で処分するものの明確な判断基準が確立されているか」「職場の整理は日常化されているか」などが挙げられます。このほかには、「道具や材料が適切にラベル付けされ、整理されているか」「避難経路の付近に不要なものが置かれていないか」などもチェックすると良いでしょう。定期的にこれらの項目を確認することで、作業環境が整理された状態を維持しやすくなり、効率的な業務が可能になります。 整頓の評価項目 整頓は、業務に使用するものを決められた場所に用意するために必要な項目です。作業現場の整頓を意識することで、必要なものをすぐに見つけられるようになり、業務効率化が期待できます。主な評価項目には、「使用頻度によって道具の配置を工夫しているか」「棚やキャビネットには品名や管理担当者がわかりやすく表示されているか」などがあります。5S活動を通じてものの配置を最適化し、新入社員からベテランの作業員まで、誰もが必要なものをすぐに準備できる環境を整備するのが理想です。 清掃の評価項目 清掃は、何らかの異常を発見しやすい状態に整えたり、掃除に使用する道具を揃えたりするために必要な活動です。「作業場所や作業台、デスク周りは常に清掃されているか」「使用する機械設備に対して、十分に点検や清掃を行っているか」などの点をチェックします。ただ漠然と掃除を行うのではなく、汚れやゴミのない状態を維持することが大切です。 清掃が行き届いていない場合は、清掃に関するルールや担当を見直すと良いでしょう。例えば、使用した設備や作業場所の清掃は、一つひとつの作業が終了するたびにこまめに実施するなど、きれいな状態を維持しやすい仕組みを整えるのが効果的です。 清掃の評価項目 清潔は、衛生面の問題が起きないようきれいな状態を保つために必要な項目です。3Sと呼ばれる整理・整頓・清掃が習慣化されており、作業環境が常にきれいな状態をキープできているかを確認します。チェック項目の例としては、「作業服は指定のものや清潔なものを正しく着用しているか」「機械設備に油汚れや粉じんの堆積があるか」などが挙げられます。 躾の評価項目 躾は、社員が5Sの基準に従って行動しているかを確認するための項目です。「指示内容を守って作業しているか」「気持ち良く挨拶できているか」などの点をチェックします。定期的に取り組みを評価することで、社員に5Sの意識を徹底させる狙いもあります。 5Sチェックシートを使用するメリット 5Sチェックシートで自社の活動を管理すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。こちらでは2つの視点で解説します。 目的の共有を図りやすい 5Sチェックシートを使用すると、5Sの導入について社員全員が目的を共有できる点がメリットです。5Sチェックシートが5Sの実践に必要な内容を示しているため、それを確認することで、社員全員が5Sの取り組みに対して共通の理解を持ちやすくなります。 作業現場の見回りに活用できる 5Sチェックシートは、作業現場の見回りにも有用なツールです。チェックシートを確認しながら作業現場の見回りを行うことで、チェック内容の漏れを防ぎつつ、作業環境の快適性や安全性をチェックできます。見回りで問題がありそうな箇所を見つけたら、すぐに共有して改善策を検討しましょう。見回りは月に1度など、頻度を決めて定期的に行うのがおすすめです。 5Sチェックシートのテンプレート 5Sチェックシートのテンプレートのダウンロードはこちら 5Sチェックシートは帳票の電子化システムで効率的に管理しよう! 今回は、5Sチェックシートの概要や主なチェック項目、活用のメリットについてお伝えしました。5Sチェックシートは、5S活動の効果を高めるうえで重要なツールです。自社に適したチェック項目を用意し、作業環境の改善に役立てましょう。 5Sチェックシートの管理にお困りの場合は、現場帳票の電子化ソリューションである「i-Reporter」をご活用ください。5Sチェックシートを紙で運用している場合、点検後のファイリングやチェックシートの検索に手間がかかります。「i-Reporter」を使って5Sチェックシートを電子化することで、すべてシステム上で管理できるようになり、上記の課題を改善可能です。また、保管スペースや印刷コストの削減、紛失リスクの軽減などのメリットもあります。無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、興味がある場合は下記のページよりお気軽にお申し込みください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 - [製造指示書の役割は?記載項目の例と作成時のポイント【便利な無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/10077/) - 製造工程における作業ミスが頻発している場合は、製造指示書を用意するのがおすすめです。製造指示書によって作業の手順や注意点をわかりやすく伝えることで、新人スタッフでも安心して作業に取り組みやすくなります。 そこで今回は、製造指示書の役割や記載項目の例、作成時のポイント、注意点について解説します。作成した製造指示書の管理を効率化するITツールもご紹介しますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 製造指示書の役割 製造指示書は、製造業はもちろん、組み立て作業などを行う物流業や倉庫業でも使用する機会の多い書類です。現場によって呼び名が異なるケースもあるため、同じ意味で使用される言葉とその意味を正確に理解しておく必要があります。こちらでは、製造指示書の概要と主な役割を解説します。 製造指示書とは 製造指示書とは、製造作業の手順や工程を詳細に指示する文書のことです。製品の種類や製造の段階によって指示内容や形式は変わるものの、基本的には何を、どのように、どの順序で製造するかが記述されます。作業内容のほかには、現場の責任者や担当者なども記載します。 製造指示書は、現場ごとに呼び名が異なるのが特徴です。工程指示書や作業手順書、作業指示書など、さまざまな名称で呼ばれますが、基本的な役割は製造指示書と変わりません。 製造指示書の役割 ミスの発生を防止できる 製造指示書は、製造の作業を的確に行い、ミスをなるべく少なくするために用いられるのが一般的です。製造工程をわかりやすく表記することで作業員の混乱を減らし、経験の浅い担当者が作業をする場合や新しい工程に取り組む場合でも、ミスの発生を防止しやすくなります。 業務効率を改善できる 製造指示書には、ムダな作業を削減し、業務の効率化を図る役割もあります。製造指示書がない場合、新入社員や複雑な作業を任されたスタッフは、上司に質問をするために何度も席を離れる必要があり、業務の効率が落ちるリスクが増えます。一方で、製造指示書が用意され、製造プロセスが詳細に記載されていれば、作業者はその指示に従って業務を遂行でき、作業遅延を防ぐことが可能です。 教育コストを削減できる わかりやすい製造指示書には、教育コストを削減する効果もあります。製造指示書によって作業の基本的な流れや注意点などを伝達できれば、大規模な研修が不要になるためです。具体的には、研修会社への委託費や会場費、人件費などの節約につながります。個別の研修やOJTによって業務と並行しながら教育を行うことができ、新人スタッフの早期戦力化も期待できます。 情報を正確に共有できる 製造指示書は、スムーズな情報共有の実現にも役立つツールです。製造の現場では、多くの作業を複数の作業員で交代しながら担当しています。交代時には作業の進捗状況やトラブルの有無など、さまざまな情報を次の担当者へ共有する必要があるものの、項目が多く、すべてを口頭で伝えるのは現実的ではありません。製造指示書を用意していれば、必要な情報を正確に共有することができ、伝達漏れを防ぎやすくなります。 製造指示書の記載項目とテンプレート 製造指示書には決まったフォーマットはないものの、内容をわかりやすく整理するためにいくつかの決まった項目を用意しておくのがおすすめです。こちらでは、製造指示書の記載項目の例をご紹介します。また、無料でダウンロードできる製造指示書のテンプレートもご用意しましたので、ぜひご活用ください。 製造指示書の記載項目の例 製品名(タイトル) 製品名は、製造指示書がどの製品に関するものなのかを一目で理解するために重要な項目です。製品の名称だけでなく、型番や製造ロット番号など、製造内容がわかるものも併せて記載しましょう。これにより、製造指示書の目的が明確になり、誤ってほかの製品の製造指示書と混同するのを防ぐことが可能になります。なお、作業現場によっては組み立てや検品、分解など、作業内容の名称を製造指示書のタイトルに設定するケースもあります。 発行日や製造指示書の番号 製造指示書には通常、発行日やその指示書固有の番号が記載されます。これにより、過去の製造指示書を時系列で管理できるようになり、日付から該当する製造指示書を特定しやすくなります。現場でトラブルが発生した場合など、過去の製造指示書を参照したい場合にも便利です。 ただし、製造指示書を紙ベースで管理している場合、日付がわかっていても探し出すのは容易ではありません。生産管理システムや帳票の電子化システムなど、システム上で製造指示書の作成や管理、検索が可能なツールを導入するのがおすすめです。 宛先となる製造者名 製造者名の欄には、今回の製造の担当を明示します。具体的には、実際に製造を行う担当部署や担当者の名前を記載するのが基本です。これによって、製造指示書の宛先や誰がどの工程を担当するのかが明確になります。 なお、製造指示書には製造者名のほかに、依頼先となる会社や担当者の名前を記載する場合もあります。作業の完了時に連絡が必要なケースなど、顧客ごとに記載の有無を検討しましょう。 責任者 責任者は、今回の製造における責任者を明示する項目です。万が一トラブルが発生した際の連絡先や疑問点の問い合わせ先などを共有する目的で記載します。また、作業の責任者を明示することで、製造工程全体の責任の所在が明確になるメリットもあります。緊急時に連絡が取れるよう、電話番号やメールアドレスなどの情報を載せておくと良いでしょう。 製造期間、製造日時、納期 製造指示書には、製造期間や製造日時、納期などの情報も記載します。製造にかかる時間や終了日時などのスケジュールを明確にし、計画的な製造を実現するために重要な項目です。勘違いや伝達ミスが発生しないように、「○○年○○月○○日」とわかりやすく明記する必要があります。 製造指示内容 製造指示内容は、作業手順を詳細に記載する項目です。指示書を読んだ担当者がスムーズに作業を行えるよう、製造する商品や部品の情報、使用する設備や材料、工程ごとの作業手順、安全対策などを具体的に記載します。今回の作業に必要な情報をできる限り網羅することで、担当者からの問い合わせを減らすのが目的です。また、工程手順は文字だけでなく、写真や図で補足する場合も多くあります。 製造指示書のテンプレート 製造指示書のテンプレート 無料ダウンロードはこちら 製造指示書の作成時のポイント 製造指示書は、新人の作業員からベテランのスタッフまで、多くの現場の作業員が使用する書類です。そのため、製造指示書を作成する際は、誰にとっても理解しやすい内容となるよう工夫する必要があります。こちらでは、製造指示書を作成するうえでのポイントを3つ解説します。 製造手順に漏れがないように作成する 製造指示書は、製造手順に漏れがないように作成しましょう。細かな作業でも、漏れがあるとミスや誤った手順になってしまう可能性があるためです。また、ベテラン作業員のAさんにとっては記載がなくても把握できる内容でも、新人のBさんには具体的な指示が必要なケースもあります。そのため、製造指示書を作成した後はWチェックを行うなど、記載内容に漏れや誤りがないか入念に確認することが大切です。製造指示書の運用開始後には、現場から適宜フィードバックを受け、不備がある場合はすぐに修正しましょう。 製造過程の内容をわかりやすく記載する 製造指示書は、製造過程の内容をわかりやすく記載することも重要です。作業過程がわかりにくいと、上司や担当者に問い合わせなければならず、ムダな作業時間が発生しやすくなります。製造指示書を確認するだけで、新人からベテランまで誰でも作業ができるように記載するのが理想です。具体的には、わかりにくい部分は箇条書きでシンプルに表現したり、作業手順ごとに写真や図表を活用したりすると良いでしょう。 作業機器の扱い方も記載する 製造指示書には、作業機器や工具の扱い方も記載しましょう。作業機器を正しく扱えないと、作業効率の低下や重大な事故につながる可能性があります。製造指示書を通じて使い方やメンテナンスの方法を指導することで、作業効率のアップや事故の防止につながります。また、作業機器を正しく扱える作業員が増えると、品質のばらつきが起こりにくくなる点もメリットです。新たな設備や工具を導入するたびに項目を追加し、常に最新の情報を提供しましょう。 製造指示書を導入するうえでの注意点 業務効率化やコスト削減を目的として、初めて製造指示書を取り入れる場合、想定していない部分でトラブルが発生する可能性があります。そこで続いては、製造指示書を導入する際の注意点を解説します。 製造指示書の作成に時間が取られやすい 製造指示書の作成には一定の時間が必要です。特に、内容をわかりやすくするために図や写真を挿入する場合、時間がかかりやすい傾向にあります。図や写真の作成、トリミングが必要になるためです。また、製造指示書の完成が遅れると、現場が作業に取り掛かれなくなってしまう可能性があります。そのため、まずは製造指示書を速やかに完成させたうえで、作業員からのフィードバックを基に適宜修正するのが良いでしょう。 製造過程の内容が変更されると対応に時間がかかりやすい 新しい設備の導入や工程の見直し、品質管理の改善などにより製造プロセスに変更が生じると、製造指示書の内容の見直しをしなければなりません。場合によっては指示書を最初から作り直すケースもあり、修正を反映するまでに手間と時間がかかりやすい傾向にあります。ただし、製造指示書の更新を怠ると、作業の安全性や製品の品質に影響を与える可能性があるため、速やかな対応が求められます。 海外向けに作成した製造指示書では伝達ミスが起こりやすい 海外の拠点に向けた製造指示書を作成する場合、伝達ミスに注意が必要です。英語などの慣れない言語を使用した結果、細かな指示がうまく伝わらないケースがあります。また、地域によっては用語や計測の単位などに関する認識が異なる場合もあります。伝達がうまくいかないと、作業ミスやトラブルにつながる可能性があるため、必要に応じて翻訳者や現地の専門家と協力して製造指示書の作成を進める必要があるでしょう。 製造指示書の管理を効率化するなら「i-Reporter」 製造指示書は、取り扱う製品や作業工程が増えるたびに作成する必要があるため、事業所によっては膨大な量の書類を管理するケースがあります。製造指示書の効率的な管理を実現するには、帳票の電子化システムである「i-Reporter」を導入するのがおすすめです。こちらでは、「i-Reporter」の概要と導入事例をご紹介します。 i-Reporterとは - [作業指示書とは?作成の目的と種類、記載項目【便利な無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/9683/) - ビジネスシーンにおいて、作業予定や作業内容などの情報をすべて口頭で説明すると、漏れや伝達ミスが生じるリスクがあります。そのような事態を防ぐために、多くの現場で利用されているのが作業指示書です。 そこで今回は、作業指示書の概要や目的、主な種類、記載項目の具体例、作成のポイントについて詳しく解説します。作成した作業指示書の管理に役立つITツールや、無料のテンプレートもご用意していますので、建設現場などの管理を行うご担当者様はぜひ参考にしてください。 作業指示書とは 作業指示書は、業務上必要な作業の実施内容・担当者・作業量・期限などを指示し、作業を円滑に進めるために発行する書類です。 具体的には、「誰が」「何を」「いつまでに」「どのくらい」行うのかなどの内容が記載されています。 作業指示書は、作業の効率化を図り、現場での混乱を防ぎ、作業者が具体的かつ明確に作業内容を理解し、スムーズに業務を進めるための重要なツールです。 作成にあたっては、必要な情報を網羅的に記載することが重要なポイントとなります。 作業指示の内容を正確に伝え、作業手順を明確にすることで、業務効率を向上させ、ミスやトラブルを未然に防ぐことが期待できるでしょう。 また、作業時間や工数の管理にも役立ち、生産性向上にも貢献します。 製造現場や建設業など、様々な業界で活用されており、その目的や必要な記載項目は業種や作業内容によって異なり、テンプレートを活用することで、簡単に作成することも可能です。 作業指示書は、口頭での指示だけでは伝わりにくい情報を文書として残し、共有することで、認識のずれを防ぎ、確実な作業の実施をサポートします。 そのため、作業を円滑に進める上で、大切な書類です。 作業指示書を作成する目的 作業指示書は、さまざまな業界・業種の企業で使用されています。こちらでは、作業指示書の概要や作成の目的を解説します。 作業指示書とは 作業指示書とは、現場で行う作業内容について記載した書類です。業務指示書や、単に指示書と呼ばれる場合もあります。作業が複雑なケースや同じ作業が繰り返されるような場合に作成することが多い傾向にあります。 作業指示書の目的 作業指示書の作成には、手順を確認する回数を減らして作業を効率化する狙いがあります。手順が複雑な作業がある場合でも作業指示書を使ってわかりやすく説明することで、短時間で理解してもらいやすくなり、業務効率の向上が期待できます。指示書によって作業内容に対する理解が深まれば、担当者が余裕をもって作業に取り組みやすくなり、安全性の向上にもつながるでしょう。 また、作業指示書には作業内容を管理し、現場の作業員に周知する役割もあります。作業内容をすべて口頭で伝達しようとすると、漏れや認識違いが生じる可能性があります。作業指示書に記録しておくことで、このような事態を防ぎ、円滑な業務の遂行が可能になります。 CTA Example - Text Link with Image 建設業での類似事例・レビュー特設サイト公開中 類似事例・レビューを見てみる 作業指示書のパターン例 作業指示書は一般的な名称として広く利用されていますが、現場によっては別の名前で呼ばれているケースもあります。続いては、作業指示書の種類を3つご紹介します。 工事指示書 工事指示書は、建設現場で使われる指示書を指します。一次請け企業が作成し、元請け企業が記載に従って作業を行うケースが一般的です。工事指示書には、作業内容や作業実績、予定人員、必要な資材や機器、安全対策などの情報が記載されます。工事指示書を活用することで、現場での連携がスムーズになり、工事の品質向上や安全性の確保に役立つでしょう。 建設現場では、作業の遅れがコストの増大や工期の長期化などにつながります。そのため、工事指示書にはスケジュールを細かく記載するのが基本です。ただし、天候の影響などにより作業が後ろにズレ込むケースも多いため、スケジュールに余裕をもって作成することも大切です。 デザイン指示書 デザイン指示書は、プログラマーやデザイナーなどを対象とした指示書で、システム開発の現場で多く利用されています。仕様書と呼ぶ場合もあり、要件定義を細かく行うのが特徴です。デザイン指示書を作成することで、上流工程と下流工程で担当が分かれている場合でも共通のイメージを掴みやすくなり、作業効率や品質の向上が期待できます。 デザイン指示書には、システム開発の目的やターゲット、デザインに対する具体的な要求などを記載します。ただし、プロジェクトごとに異なるフォーマットのデザイン指示書が必要になるケースも多いため、各プロジェクトの特性や要件に合わせた指示書を作成することが重要です。 運行指示書 運行指示書は、運送業で使用される指示書です。ドライバーと運行管理者間における運送計画の共有を目的として作成されます。48時間を超える長距離輸送で対面での点呼が行えない場合など、運行指示書の作成が義務付けられているシーンも多く、法令遵守の観点からも重要な帳票です。運行指示書を携行させなかったり、内容に不備があったりすると、行政処分を受ける可能性があります。 運行指示書には、出発地や目的地、休憩地、運転者の交代場所、運行の日時などの情報を記載します。また、運送事業者は指示書を1年間保管する義務があるため、帳票のペーパーレス化サービスなどを活用し、省スペースで管理できるように工夫するのがおすすめです。 作業指示書の記載項目とテンプレート 一部の指示書を除き、作業指示書に記載する項目は基本的に自由ですが、伝わりやすい文書に仕上げるにはある程度決まったフォーマットを用意しておくと便利です。そこで続いては、作業指示書の主な記載項目をご紹介します。 作業指示書の記載項目の例 作業名(タイトル) 作業名は、作業内容を一目で理解できるように、具体的かつ簡潔に記載することが重要です。作業名を明確にすることで、作業の種類や目的が伝わりやすくなり、担当者が効率的に作業に取り組みやすくなります。例えば、「基礎の工事」「レイアウトの作成」「常務前点呼」など、作業内容に応じた名称を設定しましょう。また、タイトルを具体的に記載できれば、保管している作業指示書のアーカイブや検索が容易になり、過去のデータとの比較や分析がスムーズに行えます。 発行日 発行日は、過去の作業指示書の整理や管理を容易にするために記載します。発行日を明記することで、日付で作業指示書を特定できるようになり、過去の指示書との比較や改善点の把握が行いやすくなるでしょう。また、作業の進捗や達成状況を把握する際にも、発行日を参照することで作業スケジュールの管理を円滑に行えます。 宛先となる作業者名 作業者名の項目には、作業の担当者を明示します。具体的には、実際に作業を行う担当部署や担当者の名前を記載しましょう。必要に応じて連絡先も併せて載せておくのがおすすめです。作業者名を明示することで、誰に宛てた作業指示書なのかが明確になり、責任をもって作業に取り組んでもらいやすくなるメリットがあります。また、作業の進捗状況の確認や報告を行う際も、誰に連絡をすべきかが一目で判断できて便利です。 責任者 責任者の欄には、今回の作業の責任者を明示します。建設現場の場合、安全衛生責任者や作業責任者、職長などが該当します。責任者が明確になることで、作業の品質や安全性が確保されやすくなる点がメリットです。また、問題が発生した際や緊急時に責任者への連絡がスムーズに行えるよう、電話番号やメールアドレスなどの連絡先も記載しておくことが望ましいでしょう。 依頼者名 依頼者名には、作業の依頼者の名前を記入します。個人名を記載する場合も、企業の名称を記載するケースもあるでしょう。依頼者名を明記することで、作業の発注元や関係者が確認できるため、作業の進行状況の報告や問題解決をスムーズに行いやすくなります。また、作業者が依頼元のニーズや要望を正確に把握し、適切な対応ができるようになる点もメリットです。電話番号やメールアドレスなど、必要に応じて依頼者の連絡先も記載しておくと良いでしょう。 作業期間・作業日時 作業指示書には、作業期間や作業日時も記載します。作業にかかる時間や終了日時などのスケジュールを明確にすることで、担当者が作業の全体像を把握しやすくなり、計画的な作業が可能になります。そのため、作業期間や日時を記載する際には、具体的な日付や時間を指定することが望ましいでしょう。 作業場所 - [帳票設計はどうやって作る?使用されることが多い帳票の種類](https://ireporter-global.com/column/9680/) - 店舗運営では、さまざまな帳票が使用されています。売上管理表や会計票などが代表例です。すべての帳票は、自社の業務内容に応じて設計するのが理想ですが、実際はExcelなどに用意されたテンプレートをそのまま流用しているケースも少なくありません。その結果、従業員が使いにくさを感じている場合も。 そこで今回は、帳票設計の基本的な考え方や実際の手順、よく使用される帳票の種類について解説します。帳票設計をサポートするITソリューションもご紹介しますので、飲食店や小売店などの店舗管理のご担当者様はぜひ参考にしてください。 帳票設計とは 店舗で使用している帳票について、「レイアウトが使いづらい」「文字が見にくい」などの不満を感じているケースも多いでしょう。そのような場合は、帳票設計に取り組むのがおすすめです。こちらでは、帳票設計という言葉の意味や、近年重要となっている帳票の管理方法について解説します。 帳票設計とは 帳票設計は、帳票の書式やデザインなどを設計するプロセスを指します。帳票とは、事業の活動内容を記録するために使用する書類の総称です。「帳簿」と「伝票」という言葉を掛け合わせて帳票と呼ばれています。具体的には以下のような種類があります。 買掛帳 売掛帳 仕訳帳 出納帳 入出金伝票 請求書 領収書 納品書 契約書 給料明細書 帳票設計では、これらの帳票を自店舗にとって使いやすい形に設計します。適切な帳票を使用することで、情報の整理や記入が容易になり、店舗の管理をスムーズに進めやすくなるでしょう。また、帳票の設計がシンプルでわかりやすいものであれば、データ入力のミスを防止できるメリットもあります。 帳票の管理方法 紙媒体で管理する 紙媒体での管理は、帳票を印刷して物理的に保管する方法です。帳票は、原則紙での保存が求められています。一度印刷してしまえば、インターネットに接続せずに閲覧や記入が可能であり、データが破損や消失するリスクも低いことから、帳票を紙で管理する企業も少なくありません。 しかし、紙による帳票管理には、大量の書類を保管するスペースが必要となるほか、情報の検索や更新に手間がかかるというデメリットも存在します。また、紙の使用やプリンタの管理が必要になるため、環境負荷やコストがかかりやすい点も懸念されます。帳票を紙媒体で管理する場合は、保管方法の最適化やOCR技術を活用したデータ変換、環境負荷の低減を目指した取り組みなどが重要です。 電子データで管理する 電子データでの管理は、デジタル化した帳票をコンピューターやクラウド上で保管する方法です。電子帳簿保存法の制定・改正により、一定の要件を満たすことで帳票を電子データで管理できるようになりました。 帳票を電子データで管理するメリットは、情報の共有や編集が容易であり、大量の帳票を効率的に管理できる点にあります。また、クラウド上に保管された帳票は、場所や時間を問わずアクセスできるため、複数の店舗をもつ飲食店や小売店でも便利です。ペーパーレス化を実現できることから、環境負荷の低減にも役立ち、企業の社会的責任(CSR)の観点からも優れた管理方法といえるでしょう。 ただし、帳票を電子データで管理する際は、データの破損や消失に注意が必要です。セキュリティ性能に優れた帳票の電子化システムを導入し、定期的にバックアップを取るなど対策を講じましょう。 帳票設計の手順 帳票設計は、全体像の設計、出力様式やレイアウトの設定など複数の手順を踏む必要があります。そこで続いては、帳票設計の手順を4つのステップに分けて解説します。 Step1.帳票の全体像を作る 最初のステップでは、帳票の全体像を設計します。作成予定の帳票に必要な情報を整理し、記載内容に被りや漏れがないように調整しましょう。業務プロセスや情報の流れを把握し、どのようなデータが入力・出力されるのか、どのような機能が必要かを洗い出すことが重要です。 また、帳票に入力が必要な関数や計算式などがないかについても検討しましょう。日付の設定や金額の集計など自動で処理が必要な項目がある場合は、あらかじめ関数や計算式を指定しておくことで利便性の高い帳票を設計できます。 Step2.出力様式を設計する 次のステップでは、作成した電子帳票の出力様式を設計します。電子データでの配布や紙への印刷など、帳票の種類や使用するシーンに応じて出力設計を決めましょう。また、出力様式の設計は、フォントやフォーマット、ページレイアウトなどの視覚的な要素にも影響を与えます。例えば、電子データで配布する場合は、スマートフォンやタブレットでも見やすいようにフォントやカラーを調整する必要があるでしょう。紙で印刷する場合には、帳票出力時に選択できるプリンタやOSの設定も考慮しなければなりません。この段階で出力様式を丁寧に設計しておくことで、後の様式設計やデータ設計が容易になります。 Step3帳票様式を設計する 続いては、帳票の細かなレイアウトを設計します。罫線の有無や種類、文字のカラーやフォント、表組みなどを調整し、見やすくわかりやすい帳票に仕上げましょう。また、この段階で帳票の記載項目も検討します。売上管理表の場合は金額や取引日、商品名など、帳票の種類に応じて適切な項目を設定することが大切です。企業によってはすべての帳票を共通の様式で作成しているケースもありますが、記載項目や配置を工夫するだけでも使いやすい帳票になります。 帳票の種類ごとの主な記載項目については、次の見出しで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 Step4.帳票元データを設計する 最後に、帳票を出力する際に利用する元データの設計を行います。具体的には、商品名や金額、顧客情報などをデータベース化し、いつでも取り出せるようにする作業のことです。帳票を紙で印刷し、手書きする場合にはあまり必要ありませんが、電子データで管理する場合は元データを設計することで帳票の作成をスムーズに進められます。データ設計の際には、必要な情報がすべて含まれているか、データの整合性が保たれているかを検証することが大切です。 使われやすい帳票の種類 使用される帳票は、業界や業種によって異なります。そこでこちらでは、飲食店や小売店などの店舗で使われやすい帳票の種類と、帳票設計をする際に盛り込むべき項目について解説します。また、それぞれの帳票に関して、無料でダウンロードできるテンプレートをご用意していますので、お気軽にご利用ください。 売上管理表 売上管理表は、店舗の売上や利益を把握するために使用される帳票です。売上集計表や利益管理表とも呼ばれます。売上管理表の設計では、売上金額や取引日、商品名、数量、単価、利益率などの項目が必要です。また、期間ごとの集計や商品カテゴリ別の分析ができるように、適切な構造とレイアウトを考慮することが重要となります。売上管理表は、ビジネスの成長を評価し、将来の戦略を立てるための情報源となるため、わかりやすく効率的にデータを表示できるよう設計することが望ましいでしょう。 売上管理表のダウンロードはこちら シフト表 シフト表は、アルバイトを含む従業員の勤務スケジュールを管理するために使用される帳票です。週単位や月単位など種類はあるものの、シフト制で働く従業員が在籍している企業では必ず作成されます。シフト表の設計では、従業員名や勤務日、勤務時間、勤務形態、役割などの項目が必要です。店舗管理者が一目で全体のシフト状況を把握できるよう、見やすくシンプルなレイアウトに仕上げるのが望ましいでしょう。また、シフト表は従業員も目にする機会が多い帳票のため、誰にとってもわかりやすいように設計することが求められます。 シフト表のダウンロードはこちら 会計票 会計票とは、顧客が注文した商品やサービスの情報を記録するための帳票のことです。注文票や単に伝票と呼ばれる場合もあります。会計票を設計する際は、注文日や注文者名、商品名、数量、金額、席番号などの項目を用意しておくと便利です。また、店舗スタッフが注文情報を迅速に把握できるように、レイアウトやデザインを工夫しましょう。注文票はスタッフが使用する機会が多いため、使いやすさや見やすさについて適宜フィードバックを受け、最適化するのがおすすめです。使いやすい会計票を用意できれば、オーダー管理におけるミスの削減につながり、顧客満足度の向上も期待できます。 会計票のダウンロードはこちら 在庫管理表 在庫管理表は、商品や材料の在庫状況を把握し、適切な発注や在庫調整を行うために使用される帳票です。飲食店や小売店では、棚卸表や入出庫管理表と呼ばれる場合もあります。在庫管理表を設計する際は、商品名や数量、入荷日、賞味期限、ロット番号、単価、発注先などの項目が必要です。また、在庫の増減を時系列で追跡できるようにレイアウトを考慮すると良いでしょう。適切な在庫管理表を設計できれば、商品や材料の手配の効率化や管理コストの削減、販売機会の損失防止などに役立ちます。 仕入れ伝票 仕入れ伝票とは、店舗で仕入れた商品や材料の情報を記録するための帳票です。適切な会計処理を行うために必要な書類で、仕入れ業務を行うたびに作成されます。仕入れ伝票に記載する項目としては、仕入れ日や仕入れ先、商品名、数量、単価、金額、支払い方法、納期などが挙げられます。また、仕入れ情報の整理や分類が容易になるよう、フォントやカラーも工夫するのが望ましいでしょう。仕入れ伝票を最適化することで、仕入れコストの管理や発注業務の効率化を実現できます。 帳票電子化システム「i-Reporter」で帳票設計を効率化 帳票設計や店舗で使用している帳票の管理を効率化するには、帳票の電子化システムである「i-Reporter」の導入がおすすめです。こちらでは、「i-Reporter」の製品の特徴や導入メリットについて詳しく解説します。 「i-Reporter」は、株式会社シムトップスが提供する現場帳票の電子化ソリューションです。今まで紙やエクセルベースで運用していた帳票を、スマートフォンやタブレット、PCからアクセスできる電子帳票に置き換えられます。現在の帳票をそのままのレイアウトで置き換えるのはもちろん、ユーザインタフェースや項目、関数などを設計し直して最適化することも可能です。すべての設定はノンプログラミングで行えるため、帳票設計の専門知識がない場合でも安心してご利用いただけます。 - [ポカミス対策でできることは?要因と発生ゼロを目指した具体的な方法](https://ireporter-global.com/column/9666/) - ポカミスとは、製造業界でよく使われる言葉で、一般的に不注意から起きる思いがけない失敗を意味します。製造業の場合、ポカミスの発生が従業員のケガや商品の不良などにつながるおそれがあるため、事前に対策を講じることが大切です。 そこで今回は、主に製造業におけるポカミスの要因やポカミス対策を実施する流れ、具体的な方法について解説します。すぐに実践が可能なポカミス対策をご紹介しますので、製造現場の管理担当者様はぜひ参考にしてください。 現場帳票で防げるリコール・クレーム事例をダウンロードする ポカミスが起こる4つの要因 ポカミスの発生原因にはさまざまなものが考えられるものの、大きくまとめると4種類に分類が可能です。こちらでは、4つの要因について詳しく解説します。 人的な要因 ポカミスは、作業員に起因して発生するケースが多くあります。これはヒューマンエラーとも呼ばれ、機械化やデジタル化、マニュアルの整備などによって対策が必要です。 ヒューマンエラーは主に2種類に分類されます。1つ目は本人が意図しない記憶違いや認識の欠如が原因で発生するもの。うっかりミスと呼ばれることもあり、本人がミスとして認識していない場合もあります。2つ目は従業員がルールを守らない場合や手抜きをしたときなどに起こるミスです。業務を特定の作業員に任せきりにしている現場で生じやすい傾向があります。 作業環境の要因 作業環境が悪い影響をもたらし、ポカミスにつながる場合もあります。例えば、作業環境にふさわしくない「照度」「騒音」「温度」などにより、作業員のスムーズな業務が阻害され、ミスの発生を誘発する可能性があります。また、設備の不良もポカミスの原因です。製造現場の作業ミスを減らすには、適切な環境を整備することが大切になります。 作業手順の要因 作業方法が明確になっている場合でも、マニュアルや手順書に誤りがある場合はポカミスが発生しやすくなります。また、マニュアルに不備はないものの、作業手順が複雑な工程になっている場合も注意が必要です。従業員の理解が不足しやすく、ポカミスにつながる可能性が高まります。作業手順やマニュアルはできる限り簡単でシンプルなものに変更し、作業員に周知することでミスの発生率の低減が期待できます。 教育内容の要因 従業員に対する教育や研修の不足が原因でポカミスが発生しているケースもあります。知識やスキルが十分ではない状態で作業を行ったり、作業員ごとにやり方が異なったりすると、ポカミスが起きやすくなります。また、業務ルールそのものがきちんと定められていない場合も。職場での教育や研修は、ミス防止に欠かせない要素です。 現場帳票で防げるリコール・クレーム事例をダウンロードする ポカミス対策を実施する流れ【ゼロを目指した徹底ガイド】 ポカミスは、製品の品質低下や思わぬ事故、納期の遅延などを引き起こすため、迅速な対策が望まれます。こちらでは、ポカミス対策を実施する際の流れを7つのステップに分けてご紹介します。 Step1.ポカミスの原因を追究するまずは、過去に自社で起こったポカミスの原因を確認しましょう。データ収集や作業員へのヒアリングを行い、ヒューマンエラーや作業環境など、どのような要因でポカミスが発生しているのかを特定します。ポカミスの原因を解明することで、効果的な対策を進めやすくなるでしょう。 Step2.作業環境や作業手順を一から見直す次は作業環境や手順を見直しましょう。現場を直接確認するのはもちろん、作業員へのヒアリングの実施も効果的です。実際に作業を行う従業員目線で、問題点が明らかになることが期待できます。 Step3.従業員の意識を確認する次のステップでは、作業をしている従業員がルールを守っているかどうかを確認します。現場の管理者が従業員の作業観察を行うと良いでしょう。 Step4.問題点の対策を進めるここまでの手順によって、ポカミスが発生する具体的な要因が判明しているはずです。そこで続いては、ポカミスの要因ごとに対策方法を検討し、着実に実行していきましょう。例えば、曖昧になっている作業ルールを明確化する、チェックリストを活用して作業の抜けや漏れを防止する、仕事のしやすい作業環境を整備するなどの方法が効果的です。 Step5.改善点やルールを従業員に周知するポカミス対策の方法がまとまったら、教育や研修などの機会を設けて従業員に周知しましょう。作業環境を整備したり、手順のルール化を進めたりしても、従業員の理解が不足していると作業ミスの削減につながりません。改善点やルールが決まったら、作業員に周知し、徹底してもらうことで効果を高めましょう。 Step6.改善点やルールのテスト運用を行う次は、改善点やルールを導入する前に、テスト運用を行って問題がないかをチェックします。テスト運用中は常に現場の状況を確認し、施策が現状のポカミス対策として適切かどうかを判断しましょう。思ったような成果を得られない場合や不備が見つかった場合には、改善策をアップデートし、最適化することが重要です。 Step7.改善点やルールの運用を開始するテスト運用に問題がなければ、施策の本格的な運用を開始します。運用開始後も、継続的に従業員の作業や意識を確認し、改善策が現場に定着しているかを評価します。また、新たな問題が発生した場合は、適切な対応を行い、改善点やルールをさらに最適化していくのがポイントです。ポカミス対策は継続的な取り組みが求められるため、長期的な視点での改善活動を心がけましょう。 CTA Example - Text Link with Image 製造業での類似事例・レビュー特設サイト公開中 類似事例・レビューを見てみる 現場帳票で防げるリコール・クレーム事例をダウンロードする ポカミス対策に取り入れたい具体的な改善案 最後に、ポカミス対策として効果が期待できる改善案を3つご紹介します。ポカミスの要因や作業内容に応じて適切な対策を講じましょう。 指さし確認を実施する 指さし確認は、ポカミスの防止に有効とされています。作業前の緊張感を軽減したり、集中力を高めたりする効果が期待でき、不注意によるポカミスや事故の防止に役立ちます。 指さし確認を実施する際は、まず確認箇所を目視でチェックします。その後、対象物の名称を声に出しながら、指さしを行いましょう。次に、指さしを行った手を耳元に運び、頭の中で正しくチェックできているかどうかを確認します。問題がなければ「よし!」と発声しながら手を振り下ろして完了です。 指さし確認は、「ルールだから」と何となく行っても意味がありません。姿勢を正したうえでキビキビと動き、自分の耳にも聞こえるようにハッキリと発声することで目の前の作業に集中しましょう。 ダブルチェックを導入する ダブルチェックは、1人が作業を行った後に別の人がチェックを行うことで、ミスを見逃さないようにする方法です。担当者が作業に慣れている場合、無意識のうちに「ミスはないはず」と思い込んでしまうケースがあります。ダブルチェックを実施することで、甘くなったチェックを最適化でき、ポカミスを事前に防止しやすくなるでしょう。ただし、ダブルチェックは時間やコストがかかるため、チェックリストを活用して作業を効率化したり、導入する範囲を慎重に検討したりする必要があります。 従業員教育マニュアルを作成する 従業員の教育不足によってポカミスが頻発している場合は、作業手順やルール、安全対策などをまとめたマニュアルを整備しましょう。新人教育や社内研修で活用することで、作業の統一化が図られ、ポカミスの発生を抑制できます。 ポカミス対策を徹底して安全で効率的な作業環境を実現しよう 今回は、ポカミスが起こる要因やポカミス対策を実施する流れ、具体例についてお伝えしました。ポカミス対策を成功させるには、原因を正確に把握したうえで、組織全体で改善に取り組むことが重要です。指さし確認やダブルチェックの実施、従業員教育マニュアルの整備などを通じてポカミス対策を徹底し、製造現場の品質向上やコスト削減を実現しましょう。 ダブルチェックに活用できるチェックリストやマニュアルの管理は、帳票の電子化システムである「i-Reporter」で行うと便利です。膨大な量の書類をすべてシステム上で管理でき、必要なタイミングでスマートフォンやタブレットからアクセスできます。ポカミス対策を促進しつつ、業務効率化に役立てられるため、興味がある場合はぜひお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 現場帳票で防げるリコール・クレーム事例をダウンロードする - [HACCPチェックシートを導入する目的|スムーズな運用を目指した進め方](https://ireporter-global.com/column/9671/) - HACCPとは、「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の頭文字を取った造語です。食品製造における衛生管理の手法を表しています。食品衛生法の改正により、食品に関わる事業者はHACCPへの対応が義務化されました。 事業者がHACCPの導入を進める際に役立つのがHACCPチェックシートです。本記事では、HACCPの基本的な知識やチェックシートの概要、チェックシートを活用したHACCPの導入手順を解説します。飲食店やスーパー、食品工場などHACCPの対象となる企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 食品工場・食品製造業の記録・報告業務を効率化する現場帳票電子化システム「i-Reporter」サイトはこちら HACCP(ハサップ)の基礎知識 日本で食品に関する事業を営む場合、HACCPに関する知識が必要不可欠です。HACCPに対する理解が不十分であり、衛生管理に不備が認められると、行政指導や罰金などの罰則が科されるリスクがあります。そこでまずは、HACCPに関する基礎知識を解説します。 HACCPとは? HACCPとは、コーデックスが発表している食品衛生管理規格のことで、食品の安全性をより確保するために発案されました。コーデックスは、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の合同機関であり、国際的な食品規格委員会の地位を確立しています。 日本においては、令和2年(2020年)6月から、HACCPに基づいた食品管理の導入が義務化されました。これにより、食品に関わる事業者(食品等事業者)は、食中毒菌や異物などが混入する危険性を把握して、食品の衛生を管理する必要が生じています。食品の製造や加工、販売など各事業者が行う全工程で重要なポイントを管理するのがHACCPです。また、HACCPの導入は国際市場での競争力向上や信頼性の確保にも寄与し、食品等事業者にとってもメリットが大きいとされています。 HACCP導入の対象者 HACCPの導入は、原則、すべての食品等事業者が実施する必要があります。飲食店やスーパー、食品メーカーなど多くの事業者が対象です。ただし、公衆衛生に与える影響が少ない事業者は対象外になる場合があります。具体的には、食品または添加物の輸入業や、器具容器包装の輸入または販売業などが当てはまります。 【出典】「HACCP(ハサップ)」(厚生労働省) HACCPチェックシートを用意する目的 店舗や工場において、HACCPに基づいた衛生管理を進める際は、チェックシートを用意するのがおすすめです。こちらでは、HACCPチェックシートの概要や目的をご紹介します。 HACCPチェックシートとは? HACCPチェックシートとは、HACCPの導入にあたり、必要な工程や管理のポイントを項目化したチェックリストです。HACCPの7原則12手順に基づいて作成され、事業者が自社の食品衛生管理状況を把握し、HACCPに対応できているかどうかをチェックするために使用されます。チェックシートには、食材の温度管理や加熱・冷却・保管方法、従業員の手洗いや健康管理、器具の洗浄・消毒・殺菌など、食品衛生管理に関わる多くの項目が含まれています。 HACCP7原則12手順とは、コーデックスが定めたHACCPを導入するための7つの原則と12の手順をまとめたものです。事前準備にあたる手順1〜5と、実践パートである手順6〜12、原則1〜7に分かれています。事業者は、これを参考に計画書を作成することで、スムーズなHACCPの導入を実現できます。厚生労働省ではHACCPの導入にあたり、7原則12手順に基づく自主点検チェックシートを用意しているため、ダウンロードして確認してみるのがおすすめです。 【出典】「HACCP自主点検票(一般食品)」(厚生労働省) HACCPチェックシートの目的 HACCPチェックシートの目的は、食品等事業者におけるHACCPに基づいた食品衛生管理の円滑な導入をサポートすることにあります。チェックシートを活用することで、HACCP導入にあたり必要なプロセスや管理すべき項目が明確になります。事業者にとっては、自社の衛生管理状況を可視化し、改善点を把握しやすくなる点もメリットです。 HACCPチェックシートの導入時の進め方 最後に、食品等事業者がHACCPの導入を進める際の流れを解説します。HACCPチェックシートを活用し、適切な衛生管理環境を構築しましょう。 Step1.HACCP導入のためのチームを編成する HACCPを導入する際は、まずは各部門から担当者を集めてチームを編成しましょう。生産・加工・調理・品質管理・営業など、食品衛生管理に関連する各部門の専門家や現場担当者を集めるのが望ましいです。チームの編成は、HACCPの7原則12手順に含まれており、適切な知識や技能を持ったメンバーが集まることで、効果的なHACCP計画の策定や運用が可能になります。 Step2.事業内容に合ったHACCP導入のチェックシートを確認する チーム編成が完了したら、HACCPチェックシートの確認・選定を進めましょう。HACCAPに沿った食品の衛生管理の実施は、事業者の規模や業種などによって内容が異なります。そのため、自社の事業に適した衛生管理のHACCPチェックシートを導入することが大切です。 各業界の団体の多くは、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」のマニュアルや手引書を作成しています。これらを参考にして自社に適したチェックシートを選定すると、HACCPの導入を効率的に進められます。 【出典】「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」(厚生労働省) 【出典】「HACCP手引書、関連資料」(公益社団法人日本食品衛生協会) Step3.7原則12手順に基づいてHACCP導入を進める チェックシートを用意できたら、7原則12手順に基づいてHACCPの導入を進めましょう。まずは、手順1〜5の事前準備を完了したうえで、原材料や製造工程を調査し、食品安全に関する危害要因を特定します。危害要因とは、飲食によって健康被害を引き起こす可能性のあるものを指します。具体的には、病原微生物やカビ、化学物質などのことです。 次に、危害要因の発生を防止するために重要となる工程を決定し、それらを管理するための基準(温度、殺菌時間など)を設定します。管理基準を設定したら、モニタリングの方法や手順を明確にしましょう。また、万が一管理基準を超えた場合の対処方法や、製品の扱いについても事前に決めておく必要があります。 最後に、チェックシートを活用して定期的にHACCPの運用状況を検証し、必要に応じて改善策を実施しましょう。記録表や実施記録を残すことで、問題が発生した際に原因を特定しやすくなり、迅速な対応が可能になります。 HACCPチェックシートは電子化して管理するのがおすすめ! 今回は、HACCPの概要やHACCPチェックシートの目的、導入時の流れについて解説しました。HACCPは、食品の安全性を確保するために国際的な基準として確立された、食品衛生管理の手法です。多くの食品等事業者にはHACCPの導入が義務化されており、その運用にはチェックシートが役立ちます。各業界の団体などが作成した手引書を参考に、自社に適したチェックシートを選定し、効率的にHACCPへの対応を進めましょう。 また、HACCPチェックシートの管理にお悩みの場合は、帳票管理システムの「i-Reporter(アイレポーター)」の導入がおすすめです。紙やエクセルベースの帳票を電子化し、スマートフォンやタブレットからシームレスにアクセスできるようになります。チェックシートを活用してHACCPの運用状況を確認する際にも、端末一つで情報の入力から共有までをスムーズに行えます。お申込み不要でお試しいただける無料トライアルをご用意していますので、興味がある場合はお気軽にお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 - [ピッキングリストの必要性や運用の流れ│より効率化するポイント!](https://ireporter-global.com/column/9676/) - ピッキングとは、倉庫内において指定された商品を集める作業を表す物流用語です。複数の注文の商品をすべて集めるトータルピッキングと、注文ごとに商品を集めるオーダーピッキングの2種類があり、現場の状況に合わせて適切な方法が選択されます。 今回は、円滑なピッキング作業に欠かせないピッキングリストの概要や必要性、運用の流れについて解説します。ピッキング作業をより効率化するためのポイントにも触れますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 【i-Repo Scanサイトはこちら】 ピッキングリストはなぜ必要? ピッキング作業は、取り扱う商品数が増えると手間がかかりやすくなる点が課題です。作業を正確かつ効率的に行うには、ピッキングリストの活用をおすすめします。こちらでは、ピッキングリストの役割や必要性について解説します。 ピッキングリストとは? ピッキングリストとは、ピッキングの際に使用する出荷内容が書かれた指示書のことです。商品名や商品コード、数量などの情報が記載されており、出荷指示書とも呼ばれています。ピッキング作業時には、紙やスマートフォン、タブレット、ハンディターミナルなどを用いてリストを参照するのが基本です。従来は紙ベースのピッキングリストを使用するのが一般的でしたが、近年ではバーコードを活用したピッキングシステムなどデジタル化が図られています。 ピッキングリストが必要になる理由 ピッキングリストは、ピッキング作業を素早く効率的に行うために必要です。リストに基づいてピッキング作業を進めるため、内容がわかりやすければ作業をスムーズに行いやすくなります。また、ピッキングリストを活用することで、作業者が直接在庫や棚卸しの確認を行わなくても必要な情報がリスト上で得られます。これにより、トータルの作業時間が短縮される点もメリットです。 ピッキングリストの運用の流れ ピッキングリストを運用する際は、どのような手順で進めるのが良いのでしょうか。続いては、ピッキングリストの運用の流れについて、リストの作成方法も含めて3つのステップでご紹介します。 Step1.使用するツールを選ぶ ・エクセルを使用してピッキングリストを作成する ピッキングリストを作成する際は、エクセルのテンプレートを利用すると便利です。ひな形として基本的な項目が入力されているため、初めて作成する場合でもわかりやすいのが特徴です。カスタマイズ性にも優れており、必要な項目や書式を自由に設定し、自社の業務フローに合わせたリストを用意できます。 また、Web上に公開されているピッキングリストのサンプルを参考に、リストに加えたい項目を選ぶのも良い方法です。出力して手書きで使用する場合は書き間違いに注意しましょう。紙に出力せず、デジタル機器で見ながら使用することも可能です。 ・WMS(倉庫管理システム)を利用する WMSとは入荷や出荷作業、在庫管理、帳票管理などを効率化するためのシステムです。倉庫内作業の正確性の向上と業務効率化を目的として、多くの企業で導入されています。WMSにはピッキングリストの自動作成機能を搭載した製品もあり、注文時の伝票を読み込むだけでリストの作成が完了します。手入力の必要がなく、書き間違いなどのミスを減らせる点もメリットです。また、完成後のリストはシステム上で一元管理でき、必要なタイミングでいつでもアクセスできます。 物流のデジタル化にともない多くのWMSが登場しており、サービスごとに提供内容が異なるため、導入の際は自社に適したものを選ぶことが重要です。 Step2.ピッキングリストに載せる項目を考える ピッキングリストの作成や管理に必要なツールを選んだら、リストに記載する項目を検討しましょう。基本的な項目としては、商品名や商品コード、個数、在庫数などが挙げられます。商品保管場所(ロケーション番号)やピッキングルートまで記載しておくと、より便利に活用できます。 また、現場によってはSKUなどの情報を載せるのも良いでしょう。SKUとは、受注や発注、在庫管理を行う際の最小保管単位を意味する言葉で、商品の種類を表しています。例えば、同じ商品でも4色のバリエーションがある場合、4SKUと表記します。 Step3.実際に業務で試用する ピッキングリストを作成したら、実際に現場に導入して使ってみましょう。使用して不要と感じた項目や見やすさなどをブラッシュアップします。また、現場の作業員からのフィードバックも積極的に募り、リストの改善に役立てましょう。試用期間が終わった後も、定期的にリストの見直しを行い、業務内容の変化や新たに導入した設備に応じて柔軟に対応することが大切です。 ピッキング作業を効率化するためのポイント ピッキング作業は、倉庫内業務のなかでも多くの人員と時間が必要な仕事です。また、ヒューマンエラーが発生しやすい業務でもあり、正確性と効率の向上が求められます。こちらでは、ピッキング作業を効率化するためのポイントを解説します。 ピッキングリストの情報は最小限にする ピッキングリストの情報が多すぎると、作業者がリストをチェックする際に迷いやすくなり、時間がかかってしまうデメリットがあります。そのため、ピッキングリストを作成する際は、必要な情報を網羅しつつ、リストが煩雑にならないように注意しましょう。重要な項目はカラーやフォントを変更するなど、目立つように工夫して表記するのもおすすめです。 ロケーションを管理し整える ロケーションとは、倉庫内の商品保管棚のレイアウトを指します。自社のピッキング方式に基づいてロケーション管理を徹底し、倉庫内の通路やラック配置を最適化しましょう。これにより、作業者が倉庫内を移動しやすくなり、ピッキング作業の効率化が期待できます。また、商品がどこの棚に保管されているのか一目でわかるように、ロケーション番号を見やすく表示することも大切です。 作業ルールを作る 作業ルールを明確にすることで、作業におけるムラや無駄の発生を防ぎやすくなり、効率のアップにつながります。例えば、ピッキング時に商品を取り出す順番や仕分けエリアへの移動方法など、簡単なルールでも明確にしておくことが大切です。 倉庫管理のデジタル化を図る 人的ミスの発生により作業効率が低下している場合は、倉庫管理のデジタル化を図るのがおすすめです。デジタル化によって、人的ミスの削減が期待できます。例えば、ピッキングリストを手書きで運用している場合、書き間違いや計算間違い、書いていたものが消える、文字が読みにくいなどのトラブルが発生する可能性があります。WMSや帳票管理システムなどを導入してピッキングリストの作成・管理をデジタル化することで、上記のようなミスを防止し、作業を効率化できるでしょう。 新しくシステムを導入する場合は、ピッキングリストだけでなく庫数データや入出庫のデータなどを一元管理できるシステムを選ぶと便利です。データの共有も行えるシステムを導入することで、作業の効率化がさらに進みます。 ピッキングリストを活用して倉庫内作業を効率化しよう 本記事では、ピッキングリストの必要性や運用の流れ、ピッキング作業を効率化するポイントについてお伝えしました。ピッキングは、倉庫内作業において欠かせない業務である一方、ミスによる効率の低下や属人化などの課題を抱えやすい特徴があります。今回紹介した内容を踏まえてピッキングリストを作成し、適切に運用することで業務改善に役立てましょう。 ピッキングリストの管理に利用できるシステムをお探しの場合は、「i-Reporter(アイレポーター)」の導入がおすすめです。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」の資料ダウンロードはこちら - [製造業の現場DXのルールを変えるのは、大変?](https://ireporter-global.com/column/9587/) - はじめに “「現場帳票研究所」”に寄稿させていただくことになりました株式会社K-crew代表取締役の北川といいます。 この連載は、現場DXに取り組むチームリーダー、またはITツールを活用した改善提案に携わる方に向けたものです。 著者の北川が経験してきた生産現場の業務改善事例や現場のお困りごとをもとに、DX推進の気づき・ヒントをお届けして参ります。 この記事を読むと以下のメリットがあります。 1.現場改善の基本となる考え方がわかる2.ITツールに飛びつかない現場改善手法がわかる3.業務目的の本質を見抜くことの重要性がわかる 「現場改善は、課題の本質に気づく能力にかかっている」 第一回は、「現場改善は課題の本質に気づく能力にかかっている」というテーマで話をします。 現場課題に気づける人間が1人いたとしても、その課題と解決案を現場担当者に伝えるだけでは中々、会社全体の改善活動には繋がらないことがほとんどです。 どうすれば部署単位や会社全体を巻き込んだムーブメントになるのか?ルールを変えるのは、「大変」? 便利なITツールを使っても使わなくても、業務改善による効率化を図るのは可能です。業務改善とは業務が「善い方向」に「改め」られれば良いわけですが、現場のみなさんは結構悩まれています。“業務の品質を落とさず、短い時間で同じこと(或いは品質を上げる)”を実行すれば良いだけなのですが、いろんなことを考えすぎてしまう様です。 これはお客さんの所で経験した事例なんですが、どこの会社でも同じ様な事が起こっているのではないでしょうか?業務を簡単に説明しますので、どこが問題でどう解決してきたかを一緒に考えていきましょう。 【生産情報の伝達】① 生産管理課のAさんが今月生産する計画を立てて、工程表を作成しそれぞれの現場に配布する。② 工程表を受取った製造課のB係長は計画通りに生産できるかを確認する。そして問題なければ製造事務所(休憩所も併設しているので所属する部下との情報共有スペース)のホワイトボードの工程表に生産計画を記入し、係内の生産計画を共有する。③ 係に所属するC作業長は管理室の工程表を見て、自分の担当する製品の工程を確認する。 ④ 作業長C(ヒエラルキーの上位から、課長―係長B―作業長C―作業者モブです)は現場作業者や作業補助の人達にも情報を共有してもらうために、管理室の工程表をメモして、現場作業場の近くにあるホワイトボードに工程を書き込む。⑤ これで当日或いは今週の生産品目を皆と共有出来るようになったので、生産や生産品目の切り替えがスムーズになります。というような風景が普通にあります(日本の製造現場は超真面目なのです)。20年くらい遡れば、この様な状況が本当に普通の風景でした。 さて、ここで問題です。 i-Reporterのような便利なITツールがない時代に、末端の作業者まで生産計画周知徹底する方法を考えてみてください(20年くらい前ならどんな改善をするかです)。昔から普通に使っているコピー機やFAXなどは使っても良いです。 【一つの答え】改善の方法はいろいろあるので、これが正解というわけではありません。 登場人物は、工程表を作成したAさん、工程表を受け取ったB係長、B係長からの情報を生産現場と共有しようとするC作業長、あとその他大勢の現場作業者です。それぞれの担当者は、“受け取った情報”は伝達すべき情報なので、どんどん次工程に渡していくという作業を繰り返していきます。この作業は、受け取った情報(の一部)の形を変えて伝達しているだけです(昔はこの方法が主流でした)。この作業の目的は、製造課全体に重要な情報を共有し周知徹底することです。 “前工程で受取った自分は、その情報を次工程に渡す“という前後工程だけを忠実に実行すれば目的は達成できます。でもこのような伝言ゲームで本当に良いのか?もっと良いやり方があるのでは?と考えます。ちゃんとした情報を愚直に伝達することはゲームとしては全然面白くありませんが、この伝言ゲームを最速にするためには、どうすれば良いか? 答えは簡単です!最初の人が最後の人に答(情報)を伝えれば最速に情報を伝えることが出来ます。“伝言ゲーム“としては、全然面白くありませんがね。 では、工程表の問題に置き変えればどうなるかというと以下の様になります。最初に貰う“工程表”は通常A4とかA3のサイズになるでしょうが、A0に拡大コピーしたものを2枚もらって、管理室と現場の作業場に貼れば済むことです。現在であれば、そのエクセルファイルを現場の大型モニターに写せばよいだけですけど、今回は制約で使えません。 ここで重要なのは、“伝言ゲーム”をやっていた人達が自らこの“無駄”に気付いて改善しないといけないと思うことです。便利な道具で解決手段を簡単に与えるのではなく、“本当の課題”に皆が気付いて現場だけでなくいろんな部署から改善の声が上げるような組織にするという事が非常に重要なことです。この様な“課題解決の声を上げる”の場が作れれば8割くらい改善は成功したようなものです。 いろんなやり方があると思いますが、みなさん(の会社)はどの様に、この様な課題を解決していきますか? 次回は、それでも簡単に変えられない“しがらみ“の様なものについて話したいと思います。 - [i-ReporterのWeb APIをGoogle Apps Script(GAS)から利用する方法](https://ireporter-global.com/column/9535/) - みなさんこんにちは。自称アイレポエバンジェリストのmnrです。ユーザー会でいつもお世話になっています。 さて、i-ReporterのWeb APIをGoogle Apps Script(以下GAS)から利用する方法について書いてみたいと思います。 i-ReporterのWeb APIを使うと自動帳票作成や各種データーの取り込みなどが普段使っているグループウェアなどから出来るようになり、i-Reporterの標準機能で実現出来なかったかゆいところに手が届く存在になりますのでぜひ試して頂きたいと思います。 では、出来る限り短い文章で説明したいと思います。 注意事項この記事をもとに作られた仕組みで不利益を被っても一切責任は持てません株式会社シムトップスとしてサポートをしている内容ではございません STEP1:まずはGASの準備をします まずGoogleスプレッドシート上で、拡張機能▶Apps Scriptを押します。 以下のような画面になります。※エディタに適当な名前をつけています。 これだけで準備完了です。 STEP2:i-ReporterのWeb APIの確認をします ではサポートWEBから外部連携APIの項目の外部連携 Web API I/F仕様書をクリックしてAPIの仕様を確認してみましょう。 【サポートWEB】システム連携マニュアルはこちら 仕様書を見るとログインを行い同一のセッション内で任意のAPIをリクエストし最後はログアウトが基本であることが確認できます。 STEP3: クラスター値取得API 今回はシンプルなAPIの「クラスター値取得API」を使用してi-Reporterのapiの使用感を掴むことを目的としたいと思います。クラスター値取得APIはGet Cluster Valueというcommandでリクエストし、report または systemKeyで帳票を一意に特定してクラスターの値を取るということがわかりました。 STEP4: 以下の帳票のクラスターの値を取ります 工事名がトイレ工事と記載されているクラスターの値を取りたいと思います。クラスターのインデックスは3です。今回は帳票のID(report)を特定しクラスターの値を取得します。 Managerから定義のクラスターの値を確認しています。 "report": "12345", // 取得する帳票のID "sheetNo": "1", // 取得する帳票のシートのページ番号 "clusterSearchMode": "index", "clusterSearchValue": "3", // 取得する帳票のクラスターインデックス STEP5: 以下の帳票のクラスターの値を取ります 以下のコードを流し込めば終了 コードエディタで元々あったmyFunction関数を消去し以下のコードを流し込みます。 :::messageAPIエンドポイントと帳票のID等を利用環境に応じて変更を行ってください。::: /* APIエンドポイント 【オンプレミス版】 - [【最新調査】建設業で叫ばれる「2024年問題」建設業の現場監督、約9割が業務の「非効率さ」に悩み。一方で約半数が「現場の報告書」電子化システムが未導入に](https://ireporter-global.com/column/9342/) - 〜電子化システム導入のハードル、「紙やエクセル文化からの脱却」や「現場へのシステム浸透」~この度、建設業の現場監督109名に、建設業におけるアナログ業務に関する課題調査を実施いたしました。 調査サマリー 調査概要 調査概要:建設業におけるアナログ業務に関する課題調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2023年2月16日〜同年2月16日有効回答:建設業の現場監督109名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://i-reporter.jp/ 現場監督の89.0%が、働く中で非効率さを感じる業務があると回答 「Q1.現場監督として働く中で、非効率さを感じる業務はありますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にある」が48.6%、「ややある」が40.4%という回答となりました。 ・非常にある:48.6%・ややある:40.4%・あまりない:7.3%・全くない:3.7% 非効率さを感じる業務、「写真台帳の作成と送付」や「撮影忘れや記録漏れ」が半数以上 Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q2.現場監督業務において、非効率さを感じる業務を教えてください。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「写真台帳の作成と送付」が50.5%、「撮影忘れや記録漏れ」が50.5%、「書類の持ち運び」が48.5%という回答となりました。 ・写真台帳の作成と送付:50.5%・撮影忘れや記録漏れ:50.5%・書類の持ち運び:48.5%・報告のための事務所立ち寄り:40.2%・報告書のチェックや転記作業:37.1%・報告書の保管や整理:36.1%・取引先への資料提出や報告:32.0%・過去報告書の検索:23.7%・報告書と関連する資料の検索:22.7%・その他:1.0%・わからない/答えられない:0.0% 非効率さを感じる業務、「行かなくても良い現場の打ち合わせ」や「ずっと工事に立ち会っていないといけないこと」などの声 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、現場監督業務において、非効率さを感じる業務があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=97)と質問したところ、「行かなくても良い現場の打ち合わせ」や「ずっと工事に立ち会っていないといけないこと」など65の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・38歳:行かなくても良い現場の打ち合わせ。・25歳:ずっと工事に立ち会っていないといけないこと。・37歳:事務所と現場の往復。・27歳:通勤時間。・42歳:朝礼や昼礼の時間。・39歳:電話での連携。・26歳:書類業務、事務所でしか出来ない仕事の有無。 約5割の企業が、現場の報告書の電子化システムが未導入 「Q4.あなたのお勤め先では、現場の報告書(帳票)の電子化システムを導入していますか。」(n=109)と質問したところ、「している」が46.8%、「していない」が47.7%という回答となりました。 ・している:46.8%・していない:47.7%・わからない/答えられない:5.5% 現場の報告書の電子化システム未導入企業の88.4%が、システム導入の必要性を実感 Q4で「していない」と回答した方に、「Q5.建設業における2024年問題などが叫ばれる中、お勤め先においても現場の報告書(帳票)の電子化システム導入の必要性があると感じますか。」(n=52)と質問したところ、「非常に感じる」が36.5%、「やや感じる」が51.9%という回答となりました。 ・非常に感じる:36.5%・やや感じる:51.9%・あまり感じない:5.8%・全く感じない:5.8% 現場の報告書の電子化システム導入のハードル、「紙やエクセル文化からの脱却」が40.4%で最多 Q4で「していない」と回答した方に、「Q6.お勤め先において、現場の報告書(帳票)の電子化システム導入のハードルになっているものを教えてください。(複数回答)」(n=52)と質問したところ、「紙やエクセル文化からの脱却」が40.4%、「システム導入後の現場での浸透」が38.5%、「導入を主導できる人材の不足」が32.7%という回答となりました。 ・紙やエクセル文化からの脱却:40.4%・システム導入後の現場での浸透:38.5%・導入を主導できる人材の不足:32.7%・現場作業者のITリテラシーへの懸念:25.0%・写真の撮り忘れ・入力漏れの懸念:23.1%・他システムとの連携:21.2%・セキュリティ対策への不安:15.4%・オフライン環境での記録:15.4%・その他:0.0%・特にない:11.5%・わからない/答えられない:1.9% 現場の報告書の電子化システム導入のハードル、「導入する金額が高い」や「使う人の知識不足」などの声 Q6で「わからない/答えられない」「特にない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、システム導入のハードルになっているものがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「導入する金額が高いこと」や「使う人の知識不足」など32の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・25歳:導入する金額が高いこと。・43歳:使う人の知識不足。・44歳:旗振り役の不在。・26歳:会社の体制。・45歳:コスト面。・44歳:全員が使えるかどうか、使えない人のバックアップをどうするか。・38歳:どちらかにパソコンが苦手な人がいるとできない。 システムを導入したら欲しい機能、「報告書や図面や資料、写真などの一元管理機能」や「図面・写真への書き込み機能」の声 Q4で「していない」と回答した方に、「Q8.もしシステムを導入する場合、どのような機能が欲しいですか。(複数回答)」(n=52)と質問したところ、「報告書や図面や資料、写真などの一元管理機能」が57.7%、「図面・写真への書き込み機能」が57.7%、「現場作業中でも簡単に記録できる機能」が40.4%という回答となりました。 ・報告書や図面や資料、写真などの一元管理機能:57.7%・図面・写真への書き込み機能:57.7%・現場作業中でも簡単に記録できる機能:40.4%・写真の撮り忘れ・入力漏れの通知:40.4%・年齢・リテラシーに関わらない使いやすさ:38.5%・iPadなどのタブレット端末で写真撮影・台帳貼り付け機能:36.5%・オフライン環境での記録機能:25.0%・入力順番・作業順番の設定:21.2%・現在の紙帳票のレイアウトの継続:19.2%・報告書を集計できる機能:17.3%・サイン機能(査閲):15.4%・マスターデータからの自動入力:15.4%・その他:0.0%・特にない:5.8%・わからない/答えられない:5.8% 86.2%の現場監督が、建設業における2024年問題に危機感を感じている 「Q9.あなたは、建設業における2024年問題に対して、どの程度危機感を感じていますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に感じている」が39.4%、「やや感じている」が46.8%という回答となりました。 ・非常に感じている:39.4%・やや感じている:46.8%・あまり感じていない:11.0%・全く感じていない:2.8% 2024年問題に対して感じている危機感、「人材不足の深刻化」が64.9%で最多 Q9で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q10.2024年問題に対して、あなたはどのような危機感を感じていますか。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「人材不足の深刻化」が64.9%、「生産性を向上させなければならない」が54.3%、「工期設定・施工時期を見直さなければならない」が51.1%という回答となりました。 ・人材不足の深刻化:64.9%・生産性を向上させなければならない:54.3%・工期設定・施工時期を見直さなければならない:51.1%・短期での人材育成が必要になる:28.7%・システム導入による業務改善が進んでいない:26.6%・給与の見直しでコストの増加する:21.3%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% まとめ 今回は、建設業の現場監督109名を対象に、建設業におけるアナログ業務に関する課題調査を実施しました。 多くの現場監督が、働く中で「写真台帳の作成と送付」や「撮影忘れや記録漏れ」などといった業務に対して、非効率さを感じていることがわかりました。現場の報告書の電子化システム導入はすべきであると考えている現場監督は多くおり、導入に向けてのハードルとなっているものとして、「紙やエクセル文化からの脱却」や「システム導入後の現場での浸透」などの声が挙がりました。 2024年4月から建設業では、労働基準法の改正による時間外労働の罰則付き上限規制が適用されます。規制の適用により生じるさまざまな問題である「建設業の2024年問題」について、約9割近くの現場監督は、危機感を感じている状況です。2024年問題をクリアにするための取り組みの一つとして、今後は電子化システム化導入による業務効率化を目指すことが必要不可欠となっていくでしょう。 i-Reporterについて i-Reporterは国内シェアNo.1の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです(※1)。使い慣れた現場の紙帳票がそのままデジタル化できるので、誰でも簡単に利⽤できます。電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正ができるのでプログラミング知識が無い⽅でも安⼼。紙ならではのミス・漏れ、ダブルチェック・集計・転記の煩わしさを解決します。紙やExcelの帳票をそのままのレイアウトでタブレットに取り込み、ペーパーレスをノーコードで実現現場⼊⼒データがリアルタイムでデジタル化され、データの2重⼊⼒を防ぎ情報活⽤と共有が迅速に外付けデバイス、IoTやPLC、既存システムとのデータ連携により、ミス無く効率的な⼊⼒ができる他、トレーサビリティーの⾼いエビデンスが取得可能⾳声⼊⼒によるハンズフリーを実現し、作業と⼊⼒を並⾏可能複数のバーコードを一括連続して読み取るAR付きスキャンで在庫棚卸しなどの現場作業を大幅効率化⼊⼒データをAI 連携し、分析、解析結果をエビデンス化オンプレミス版とクラウド版のどちらも利⽤可能i-Reporterと各種のi-Repoファミリー製品は、ノーコード『現場DXプラットフォーム』としてお客様の現場DXの実現を支援します。 ▼製品サイトはこちら - [在庫管理の手法や効率的に行うポイント|便利なシステム導入の事例](https://ireporter-global.com/column/9381/) - 在庫は、企業にとって大切な資産の一つであり、「棚卸資産」とも呼ばれます。ただし、倉庫に保管されているだけでは利益を生み出さないことから、過剰在庫による劣化や欠品を防ぐために在庫管理が重要です。 本記事では、製造業向けの在庫管理の基本的な知識や実践的な手法、業務を効率化するためのポイントを解説します。また、在庫管理を支援するITシステムもご紹介しますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 在庫管理の基礎知識 製造業の現場では、ECサイトの普及などの影響により多品種少量生産が主流となっており、完成した商品や仕掛品、部品などの在庫数を適切に管理する必要性が高まっています。そこでまずは、在庫管理の概要や実施の目的、重要とされる理由について解説します。 在庫管理とは 在庫管理とは、自社にある原料や製品などの在庫を、必要なときに十分な量を供給できるように適切に管理する活動のことです。適正在庫を確保する目的で実施されます。棚卸しや返品管理などの業務を通して常に在庫状況を把握し、過剰在庫や欠品の発生を防止する仕組みです。 在庫管理とよく似た言葉に「倉庫管理」があります。在庫管理は、倉庫だけでなく実店舗も含めて入出荷量を管理し、適正な在庫を確保するのに対して、倉庫管理は倉庫内の商品や部品、人員の配置などを管理する業務です。両者は業務の範囲や目的に違いがあるものの、密接に関連しています。そのため、効果的な在庫管理を実現するためには、倉庫管理システム(WMS)の導入などを通して倉庫管理業務の品質も高める必要があります。 在庫管理の重要性 生産性向上が期待できる 在庫管理が適切に行われると、生産性の向上が期待できます。ピッキング時に必要な在庫をすぐに見つけやすくなり、生産ラインの停滞を防ぐことが可能になるためです。適正な在庫量を維持することで、部品の在庫切れや余剰在庫が発生するリスクを最小限に抑えられるため、無駄の少ない効率的な生産を実現できます。 さらに、生産性の向上は、作業品質の安定やリードタイムの短縮、人手不足の解消などのメリットもあります。これにより、自社の企業イメージのアップや顧客満足度の向上につながり、国内外における競争力の確保も見込めるでしょう。 キャッシュフローの改善に役立つ 在庫管理によって適正在庫を維持できれば、キャッシュフローの改善にも役立ちます。余剰在庫が減少することで、在庫にかかるさまざまなコストを削減できるためです。具体的には、人件費や保管場所の家賃、不良在庫の廃棄費用、光熱費などの削減が期待できます。 また、在庫量の適正化によって空いた倉庫スペースを有効活用することで、自社の生産能力をさらに高めることも可能です。新たな設備を導入して製品の生産量を増やす、荷捌きのスペースを設けて業務効率を高めるなどの方法が考えられます。 利益の最大化が見込める 適正な在庫管理によって在庫不足を解消することで、顧客に対して常に商品を提供できるようになります。これにより、販売機会の損失を減らし、利益の最大化と企業成長の促進が期待できます。また、商品の安定供給は顧客満足度を向上させ、リピーターの獲得にも寄与するでしょう。 在庫管理の手法 在庫管理は、業界や業種ごとにさまざまな手法が採用されています。自社が取り扱う製品の性質や倉庫スペースに応じて適切なものを選択することが大切です。こちらでは、製造業で導入されることの多い在庫管理の手法について、それぞれの特徴やメリット、注意点を踏まえて解説します。 ロケーション管理 ロケーション管理とは、製品や原材料などの在庫と保管する場所を関連付けて管理する手法です。固定ロケーションとフリーロケーションの2種類があり、倉庫の規模や構造、在庫状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。 固定ロケーションは、製品や部品ごとに専用の保管場所を割り当てる考え方です。例えば、部品Aは棚Aに、製品Bは棚Bに必ず保管されます。在庫の保管場所が明確なため、在庫量を簡単に把握でき、スタッフが迷わずにピッキング作業を行いやすいというメリットがあります。しかし、部品Aの入荷がなければ棚Aは使用できないことから、デッドスペースが生じやすい点がデメリットです。 フリーロケーションは、在庫の入庫時に保管場所を決定する管理方法を指します。入庫して初めて置き場所が決まるため、在庫量の変動に柔軟に対応でき、スペースの有効活用が可能です。ただし、保管場所が固定されていないため、出荷作業時にスタッフが商品を探す手間がかかるデメリットがあります。この課題を解決するために、フリーロケーションではハンディターミナルの導入やバーコード管理を行い、在庫情報を正確に記録・共有する仕組みを整備するのが一般的です。 ABC分析 ABC分析は、在庫品目を価値別に分類し、管理の手間やコストを最適化する手法です。具体的には、在庫を管理の重要度に応じてA品・B品・C品に分け、それぞれの品目に対して適切な管理方法を選択します。例えば、A品にはより厳密な管理を行い、C品には緩やかな管理を行うことで、全体の在庫管理コストの最適化につながります。品目ごとの重要度は、在庫金額や売れ行き、回転率、需要予測などのデータを比較して判断するのが基本です。 ただし、ABC分析を実施する際、季節商品を多く取り扱っている場合は注意しましょう。季節商品は短期間で多くの売上があがるものの、季節を外れると売上が大きく低下します。そのため、ABC分析で品目ごとの価値を判断する際、季節商品が正しく評価されず、優先度が低くなる可能性があります。全体の売上構成比に対する値が小さい商品であっても、季節商品などは在庫管理の優先度を高めに設定しておくのがおすすめです。 現品管理 現品管理とは、どの在庫がどこに、どのくらい保管されているのかを共有する管理手法を指します。在庫管理ソフトなどを活用して各品目の保管場所や状態、数量を共有することで滞留時間を短縮し、商品の劣化の防止や廃棄にかかるコスト削減などが可能です。製造業の現場では、完成品や原材料、部品、仕掛品などが現品管理の対象となります。 現品管理を実施するうえで重要なのが3Sです。3Sは、「整理」「整頓」「清掃」のSから始まる3つの単語を表す言葉です。倉庫内を整理・整頓し、常に清潔な状態を維持することで、現品管理をスムーズに行いやすくなります。 入出庫管理 入出庫管理は、在庫品目ごとの仕入れや出庫、移動などの履歴を記録し、在庫の最新状態を常に把握する手法です。在庫管理アプリや手書きの在庫管理表などを活用して、入出庫情報をリアルタイムで更新します。これにより、在庫状況を正確に把握でき、適切な在庫管理が可能になります。 また、在庫状況が可視化されることで、適切なタイミングで発注や在庫の補充を行いやすくなり、過剰在庫や欠品のリスクを軽減できる点もメリットです。ただし、入力ミスや計算間違いがあると在庫データを正しく管理できなくなるため、ダブルチェックなどで対策する必要があります。 先入れ先出し 先入れ先出しとは、在庫管理の基本原則の一つで、入庫した順番で在庫を出庫する方法です。「First-In First-Out」の頭文字から「FIFO」とも呼ばれます。先入れ先出しのメリットは、在庫の滞留や劣化を防ぎやすくなる点です。特に、賞味期限や消費期限のある商品を扱う企業では、この方法を徹底することで、商品の品質維持や廃棄ロスの削減につながります。ただし、先入れ先出しを実践するには、新しい在庫の入荷時に古い在庫をすべて棚から取り出す必要があり、作業の手間が増えるのが欠点です。 在庫管理を効率的に行うポイント 在庫管理の作業効率を高めるには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。こちらでは、在庫管理を効率化するうえでのコツやポイントを解説します。 管理環境の見直し 在庫管理の効率化に取り組む際は、まず管理環境の見直しから始めるのがおすすめです。現在の在庫管理の状況を正しく理解することで、改善が必要な部分や新たな取り組みが可能な点が明確になります。倉庫の広さや在庫管理を担当する人員の数、導入している管理ツールの運用状況などを詳細に調査しましょう。また、現場からの意見やフィードバックを取り入れることで、現実に即した効果的な改善策を立てやすくなります。 情報の共有 在庫管理を効率的に行うためには、管理や販売、製造などの各部門で在庫の情報を連携することが重要です。これにより、売上や仕入れ、生産計画などのデータを基に適切な在庫調整が可能になります。情報共有の方法をルール化し、定期的なミーティングや報告を行うことで、在庫管理の効率化を実現できるでしょう。また、クラウド型の在庫管理システムや在庫管理機能を搭載した基幹システムを活用すれば、リアルタイムでの情報共有が可能となり、さらなる効率化が期待できます。 発注方法の見直し 在庫管理の効率化には、発注方式の見直しを行うのも良い方法です。自社の在庫状況に合わせた発注方式に変更することで、適正在庫を維持しやすくなります。製造業における発注方式には、一定期間ごとに発注を行う「定期発注方式」と、在庫が一定量に達した際に発注を行う「定量発注方式」の主に2種類があります。 表計算ソフトなどで在庫管理 エクセルなどの表計算ソフトを在庫管理に利用する会社も少なくありません。エクセルなどのオフィスソフトはすでに導入済みの会社が多く、導入コストを抑えやすい、社内でのスキルやノウハウの共有が容易といったメリットがあります。ただし、表計算ソフトを使用した在庫管理では、人的ミスやデータの共有性、セキュリティ面などの課題がある点に注意が必要です。 在庫管理システムで業務を効率化した事例 表計算ソフトを使った在庫管理は、在庫の種類や数が増えてくると管理が難しくなります。手入力の不備や計算間違いなどにより、帳簿上の在庫数と実在庫にズレが生じるリスクもあります。そのような事態を防ぐには、帳票の電子化システムを活用して業務を効率化するのがおすすめです。こちらでは、電子帳票システムの導入メリットやおすすめのサービスをご紹介します。 電子帳票システムの導入によって得られる効果 電子帳票システムを導入すると、紙ベースの帳票管理と比較してデータの入力や検索が容易になり、作業の効率化が期待できます。在庫データをシステム上で一元管理することで、異なる部門間での情報共有もスムーズに行いやすくなります。 また、電子帳票システムにはデータ入力を補助する機能も搭載されており、入力ミスや記入漏れなどの人的ミスの削減も可能です。データの保存やバックアップも簡単に行えるため、重要なデータを失うリスクを減らせます。 さらに、電子帳票システムには多くの在庫データが蓄積されます。これらのデータを分析することで、在庫管理の最適化が可能です。過剰在庫や欠品のリスクを軽減でき、利益の最大化を実現できます。 現場帳票の電子化システムなら「i-Reporter(アイレポーター)」が便利 現場帳票の電子化システムの導入をご検討の場合は、「i-Reporter」をおすすめします。表計算ソフトで使用していた帳票を、そのままのレイアウトで電子帳票にできるサービスです。現場の社員が使い慣れた表計算ソフトと連携が可能なため、難しい操作説明をすることなく現場に導入できます。既存の帳票ファイルやデータをシステム内に取り込めば、ペーパーレス化による印刷コストや書類の保管スペースの削減にも役立ちます。 「i-Reporter」による在庫管理の効率化に興味がある場合は、無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、下記のページよりお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 「i-Reporter」の導入事例 - [保守点検の意味とは?実施する目的やメリット・効果、役に立つシステム](https://ireporter-global.com/column/9395/) - 工場に設置した設備は、何のメンテナンスもせずに稼働し続けてくれるわけではありません。経年劣化による故障や不具合が生じたり、部品の交換が必要になったりするケースも多く、メンテナンスが不十分だと大きなトラブルにつながるリスクがあります。 製造現場における機器・設備の突然の故障や、不具合を防ぐために重要なのが「保守点検」です。今回は、保守点検に関する基本的な知識や実施のメリット、点検業務の効率化に役立つソリューションをご紹介します。 保守点検とは 保守点検は、製造業の現場で一般的に使用される言葉です。工場内でのトラブルを防ぐには、その意味を正しく理解したうえで、日常点検や定期点検に取り組むことが重要です。こちらでは、保守点検の意味や目的、類似した言葉との違いを解説します。 保守点検の意味 保守点検とは、計画に基づいて定期的に機器・設備を点検することです。機器・設備の稼働状況をチェックし、異常がある場合は修理や部品交換などのメンテナンスを行います。保守点検を実施することにより、万全の状態で機器・設備が稼働し続けることができ、工場における生産効率や製品品質の向上が期待できます。また、適切なメンテナンスを実施することで、設備自体の長寿命化にもつながるでしょう。保守点検は、企業にとって安全で品質の高い製品を提供し、市場での競争力を高めるために不可欠なプロセスです。 保守点検の内容は、日常点検と定期点検の2つに分かれます。日常点検は、機器・設備を使用する作業員が業務の前後に行う点検や清掃を指します。一方、定期点検は、月に1回や3カ月に1回など期間を決めて実施するより細かな点検のことです。保守点検を実施する際は、日常点検や定期点検でどのような項目をチェックするのか検討する必要があります。 保守点検の目的・必要性 保守点検は、機器・設備の故障や不良品の発生を未然に防ぐ目的で実施されます。メンテナンスの実施によって、機器・設備がより長い期間稼働できる状態にすることも目的に含まれます。機器の故障や不良品が発生すると、生産効率の低下やコストの増大につながるため、企業にとって定期的な保守点検は重要です。 また、保守点検によって機器・設備の安全性を確保することで、現場での安全な作業環境の維持にも役立ちます。これにより、企業イメージや作業員のモチベーション向上が期待できるでしょう。 「設備保全」や「定期メンテナンス」などとの違い 保守点検や設備保全、定期メンテナンスなどの言葉は、どれも基本的に点検を通じて機器・設備を正常な状態に保つことを目的としています。同じ意味合いで使用されることが多く、基本的に違いはありませんが、企業や現場によってはそれぞれの言葉を厳密に使い分けている場合もあります。例えば、異常がなくても定期的に正常な状態になるようメンテナンスをすることを設備保全と呼び、設備に異常が発生した場合の修理を保守と呼ぶようなケースです。 ただし、業務内容の違いはあまりないため、それぞれの言葉の使い分けを意識しすぎる必要はありません。それよりも、どのような目的を持って保守点検や設備保全を行っているのかについて、作業員全員が理解しておくことが大切です。 保守点検のメリット・効果 保守点検の実施は、製造業の現場にどのような効果をもたらすのでしょうか。続いては、保守点検のメリットや効果を解説します。 製造する製品の品質安定化につながる 保守点検を実施することにより、機器・設備の不具合や故障を早期発見できます。その結果、製造過程における不良品の発生率を抑えやすくなり、製品の品質安定化につながります。また、製品の品質が安定することで顧客満足度が向上し、リピーターの獲得や売上のアップが期待できる点もメリットです。 製造業では、4Mの観点で製品の品質管理を行うのが一般的です。4Mとは、製造プロセスに欠かせない4つのMから始まる単語のことで、「人(Man)」「設備(Machine)」「方法(Method)」「材料(Material)」を指します。保守点検は、このうち「設備(Machine)」の動作不良や故障を未然に防ぐ、重要な業務です。 機器・設備にかかる費用が抑えやすくなる 保守点検を定期的に実施することで、機器・設備にかかるコストを抑えやすくなる点もメリットです。例えば、保守点検によって設備の消耗や劣化を把握できれば、適切なタイミングで修理や部品交換が可能になり、メンテナンスにかかる費用を削減できます。また、保守点検により機器の寿命が延びることで、設備投資のコストも抑制することが可能です。日々の点検を通じて設備の状態や寿命を把握しやすくなり、新たな機器の導入計画の策定にも役立ちます。 さらに、保守点検を通じて機器の故障リスクを低減することで、設備の稼働停止による売上の低下や業務負担の増大など、間接的なコストの発生も防ぎやすくなります。 トラブルに対して早急な対処が行いやすい 保守点検に日々取り組むことで、機器・設備に対する知見が深まります。これにより、発生したトラブルや不具合に対して迅速かつ適切な対応が可能です。また、定期的な保守点検を通じて機器の状態を把握できれば、将来の不具合や故障の兆候を察知できる可能性も高まります。異常が生じる前に対策を講じることができ、設備が正常に動作しない時間(ダウンタイム)を最小限に抑えられるでしょう。 保守点検の品質向上・効率化につながるシステム 保守点検の品質安定化や作業効率化を実現するには、ITシステムの導入がおすすめです。検査業務の効率化を図ることができ、現場負担の低減に役立ちます。こちらでは、おすすめのシステムである「i-Reporter」の概要と導入事例をご紹介します。 保守点検における「i-Reporter」の導入事例 製造業を営むA社では、組立工程において不具合が発生した場合の連絡系統に課題を抱えていました。具体的には、作業員から連絡を受けた工程管理者が現地に赴いたうえで状況確認を行う必要があり、不具合の発生から対応までにタイムラグが生じやすくなっていました。 そこで導入されたのが、現場帳票の電子化ソリューションである「i-Reporter」です。「i-Reporter」の導入によって、組立工程で不具合が発生した場合にシステム上で報告書を作成し、すぐに管理者へ共有できる仕組みを構築しました。これにより、管理者が現場から離れた場所にいる場合でも、不具合の発生をリアルタイムで確認でき、迅速な対応が可能になりました。 「i-Reporter」を利用すれば、報告書に現物の写真を載せることも可能なため、より詳細な状況を迅速に伝えられます。また、報告書の送信をメールで通知する機能も搭載されており、伝達漏れを防ぐことが可能です。 保守・点検・メンテナンスの事例集 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 「i-Reporter」は、株式会社シムトップスが提供する現場帳票のペーパーレス化ソリューションです。作業報告書や日報、在庫管理表など製造現場で使用する帳票を電子化し、業務効率の改善を実現します。保守点検における報告書や点検表作成の効率化、作成した書類の管理などに課題を抱えている企業におすすめのサービスです。 「i-Reporter」を導入すれば、タブレットやスマートフォンを使って保守点検を行えます。手書きの場合とは異なり、検査項目が多い場合でも複数の用紙や分厚いファイルを持ち歩く必要がなく、スムーズに点検を実施できます。また、今まで紙やエクセルで使っていた保守点検のフォーマットをそのまま流用できるため、システム導入にともない作業効率が低下する心配もありません。「i-Reporter」の導入をご検討の際は、以下のページよりお気軽にお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 i-Reporterはなぜスムーズに現場へ浸透するのか? 保守点検を通じて製造品質の向上と安全な現場環境を実現しよう 今回は、保守点検の概要やメリット、点検作業を効率化するためにおすすめのシステムをお伝えしました。保守点検は、機器・設備の故障や不良品の発生を防ぐ目的で実施される重要な業務です。ITシステムの導入などを通して保守点検を最適化し、安全で効率的な現場環境を構築しましょう。 - [業務マニュアルの作成手順は?得られる効果や運用のポイント](https://ireporter-global.com/column/9398/) - 業務マニュアルとは、作業の手順やルールについて説明した文書のことです。作業ごとの具体的な手順のみを記載した業務手順書とは異なり、作業の目的やフローを伝える役割もあります。業務マニュアルは、自社の業務の全体像を作業員に共有し、作業品質の均一化や意識の統一を図るために欠かせないツールです。 そこで今回は、業務マニュアルの作成手順や効果、運用のポイントを解説します。業務マニュアルの効率的な運用をサポートするサービスもご紹介しますので、自社の業務品質の改善や標準化にお悩みの場合はぜひ参考にしてください。 業務マニュアルの作成によって得られる効果 作業工数や教育コストの増大、作業効率の低下などの課題を抱えている場合は、業務マニュアルの整備をおすすめします。こちらでは、業務マニュアルの作成によって得られる効果を具体的にご紹介します。 業務効率化 業務マニュアルの作成により、業務内容を見直して作業の効率化を図りやすくなります。不要な作業の洗い出しを行うことで、業務プロセスの改善が可能になり、無駄を削減できるでしょう。 また、マニュアル化を通して業務手順を言語化しておけば、作業員が業務に必要な情報や手順をすぐに確認できるようになります。これにより、作業ミスや対応漏れを防ぎやすくなり、業務品質の向上による顧客満足度のアップも見込めます。現在口頭で作業内容や手順の説明を行っており、新入社員の入社や引き継ぎのたびにミスが発生している現場では、特に高い効果を実感できるでしょう。 属人化の防止 業務マニュアルの作成を通して業務標準化を実現することで、個人の特別なスキルやノウハウに依存しない組織運営が可能となります。担当者が変わってもマニュアル通りに作業すれば品質を保てるようになるため、企業の持続的な成長が期待できるでしょう。 また、作業員のノウハウを集約したマニュアルを整備することで、特定の従業員しか担当できない作業がなくなり、業務の平準化を図れる点もメリットです。チームにおいて処理できる業務量の増加や作業品質の均一化、従業員のモチベーション向上につながり、業務改善をスムーズに進めやすくなります。 教育時間の短縮 マニュアルを共有している会社では、経験のない状態からでもマニュアルを確認することで、大まかな業務内容を把握できるようになります。これにより、OJTや研修にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。また、マニュアルでわからない部分を追加で教育することで、従業員が業務に関する知識やスキルを効率的に習得しやすくなります。 教育時間の短縮は、人材育成にかかるコストの削減や新入社員の早期戦力化などの効果をもたらします。組織力の強化につながり、生産性や売上の向上、離職率の低下などが期待できます。 業務マニュアルの作成手順 続いては、業務マニュアルの作り方の手順を4つのシンプルなステップに分けて解説します。業務マニュアルは、人手不足やスケジュールなどの問題で、途中で止まってしまうケースも少なくありません。以下の進め方を参考に、マニュアル作成を一つのプロジェクトとして捉え、高品質な業務マニュアルを完成させましょう。 Step1.業務マニュアル作成スケジュールの確定 まずは、マニュアル作成の下準備として期限を設定します。完成後のチェックや修正も見越したうえで、スケジュールを確定させましょう。完成までの工程を明確にしておくことで、作業が先延ばしになるのを防ぎやすくなります。 また、スケジュール通りに計画を進めるために、プロジェクトに投入する人数も決定しましょう。業務マニュアルの作成は、人数が多いほど質が高まるわけではありません。マニュアル作成に過剰な人員を割くと、ほかの業務の効率が低下する可能性があります。社内の業務フローをよく理解し、現場の知識を豊富に持つ人材を配置するのが有効です。 Step2.マニュアルの作成目的や対象業務の確定 続いては、マニュアルに盛り込む内容を確定するために、マニュアルを作成する目的を明確にしましょう。新人教育の効率化や業務品質の向上、業務効率化など、どのような理由でマニュアルを作成するのかを確認しておくことが重要です。 次に、マニュアルの対象になる業務の範囲を確定し、作業手順を整理します。対象業務を選定する際は、業務の重要度や顧客からのクレーム内容、トラブルの発生率などを考慮しましょう。作業手順は、マニュアルを作成する業務をタスクごとに細分化すると整理しやすくなります。 Step3.目次や見出しの作成 次のステップでは、業務を担当者と時系列ごとに並べたうえで、マニュアルの目次や見出しを作成します。詳細な内容を記載する前に大まかな構成を完成させることで、業務マニュアルの網羅性がアップします。目次や見出しは、読み手が必要な情報を素早く見つけられるように、具体的で簡潔な表現を心がけることが大切です。 Step4.本文の作成 最後に、作成した構成に沿って本文を記入します。わかりやすいマニュアルを目指すために簡潔な文章を意識し、説明が難しい部分には図や画像を積極的に活用しましょう。具体的な事例やトラブルが発生したケースを挙げたり、専門用語には必ず注釈をつけて理解しやすいように工夫したりするのも効果的です。完成後は現場の作業員に共有し、フィードバックを受けて適宜修正を行いましょう。 業務マニュアル作成・運用におけるポイント 手間と時間をかけて業務マニュアルを作成しても、作業員に活用してもらえなければ新人教育の効率化や業務効率化などの目的は達成できません。そこでこちらでは、わかりやすく質の高い業務マニュアルを作成し、使用率を向上させるためのコツや注意点を解説します。 作成のポイント フローチャートの活用 フローチャートとは、仕事のプロセスや手順を視覚的に表現するための図式のことです。一連の作業手順や工程を、専用の記号や矢印を用いて表します。 マニュアル内にフローチャートを使用することで、各作業の関係性が明確になり、担当者は業務の流れや進め方を視覚的に把握しやすくなります。文章だけで業務手順を説明するよりも、読みやすくわかりやすいマニュアルに仕上がるでしょう。また、フローチャートを使うことで業務全体を俯瞰しやすくなり、効率化や改善点の発見が容易になるメリットもあります。 5W1Hに基づいて作成する 作業内容の説明を記述する際には、5W1Hを意識すると、より伝わりやすいマニュアルが作成できます。具体的には、What(何をするのか)、Why(なぜ必要か)、Who(誰が行うのか)、Where(どこで行うのか)、When(いつ行うのか)、How(どのように行うのか)を明確にしましょう。5W1Hはビジネスシーンで広く利用される考え方であり、普段の業務で報告書や日報を作成する際にも活用できます。 運用のポイント 定期的に更新を行う 業務マニュアルは、一度作成したら完了ではありません。運用開始後は、定期的に更新や見直しを行い、常に最新の情報を提供する必要があります。特に、業務内容の変化や新たな技術の導入があった場合には、速やかにマニュアルの内容も更新しましょう。現場の作業員からのフィードバックや意見を取り入れることで、より実用性の高いマニュアルに仕上がります。 また、運用中に問題が発見されたときは、対策を行ってマニュアルを改善しましょう。業務マニュアルの不備を放置したままにしていると、思わぬ事故やトラブルにつながるリスクがあります。マニュアルの定期的な見直しを通じて業務プロセスの改善や効率化を進めることで、組織全体の生産性向上に役立ちます。 マニュアルのアクセス性を高める たとえ質の高い業務マニュアルを用意できても、必要なタイミングでアクセスできなければ、従業員の利用を促進できません。特に、紙ベースのマニュアルでは、作業のたびに分厚いファイルを持ち運ぶ必要があり、従業員が使いづらく感じる場合があります。これが利用率低下の要因になることも。 そこで、業務マニュアルは書類の電子化システムを活用してペーパーレス化し、専用端末からいつでも閲覧できるようにするのがおすすめです。研修やOJTの場面だけでなく、好きなタイミングで確認できる環境を整えることで、業務マニュアルがより効果的に運用されるでしょう。 効率的な業務マニュアルの運用・改善を実現するシステム 業務マニュアルの効率的な運用にお悩みの場合は、ITシステムの導入で解決するのがおすすめです。こちらでは、株式会社シムトップスが提供する「i-Reporter(アイレポーター)」の特徴や導入事例をご紹介します。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter(アイレポーター)」 「i-Reporter」は現場帳票の電子化システムです。業務マニュアルをはじめとした、紙ベースの帳票のペーパーレス化やデータベース化を実現できます。今まで使っていた紙やエクセルベースの帳票のレイアウトをそのまま取り込むことが可能なため、特別な研修なしで直観的に管理・閲覧・更新が行えます。 業務マニュアルは内容の継続的な更新・改善が必要です。そこで、「i-Reporter」で日報や報告書も含めて一括管理し、日々の作業状況を記録することで、現場の改善点の発見に役立ちます。見つかった改善点を業務マニュアルの製作や修正に活用すれば、より効果的なマニュアルを作成できるでしょう。 「i-Reporter」に興味がある場合は、無料でダウンロードできる資料をご用意していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 「i-Reporter」の導入事例 i-Reporterを使って製造日報を電子化した事例 業務マニュアルを整備して自社の労働効率を高めよう 今回は、業務マニュアルの導入効果や作成手順、作成時・運用時のポイントなどをお伝えしました。業務マニュアルは、作成の手間がかかるものの、効果的に運用することで業務効率化や属人化の防止などのメリットが期待できます。帳票の電子化システムなどを活用して業務マニュアルを最適化し、従業員が成果を出しやすい環境を整備しましょう。 - [工事見積書の役割と記載項目【記載例と実務で使える無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/9402/) - 工事見積書とは、工事費用の概算を記載した書面を指します。見積書という名称からただ金額を提示するだけのものと勘違いされがちですが、工事見積書にはさまざまな役割があり、受注率にも影響する重要な書類です。 そこで今回は、工事見積書の主な役割や記載項目、作成時のポイントについて解説します。ダウンロードしてすぐに使用できるテンプレートもご用意しましたので、工事現場の責任者やご担当者様はぜひご活用ください。 工事見積書の役割 工事を実施する場合は、内容に関係なく工事見積書を作成し、顧客へ提出するのが一般的です。工事における見積作成にはどのような意味があるのでしょうか。こちらでは、工事見積書の役割を解説します。 工事内容の説明 工事見積書は、工事内容とそれにかかる費用を顧客に提示するために作成される書類です。見積書を用いて具体的な取引内容やスケジュール、使用する材料、費用などを明確に示すことで、顧客の工事に対する不安を解消できます。 建設業法第20条では、建設工事の受注者に対して工事の内容や労務費、スケジュールなどを明らかにしたうえで、見積りを行うように求めています。努力義務ではあるものの、工事見積書を作成することで顧客は今回の工事に関する正確な情報を得られ、納得感を持って工事を進められるでしょう。 【出典】「昭和二十四年法律第百号 建設業法」(e-Gov 法令検索) 認識の違いによるトラブル防止 工事見積書には、発注者・受注者間における工事内容の認識の違いによるトラブルを防止する役割もあります。見積書の作成を通して工事価格のすり合わせや工事の条件を明確にしておくことで、工事の進行中や完了後に発生し得るトラブルを未然に防止できます。万が一トラブルが発生した場合でも、口約束ではなく見積書を作成していれば、以前合意した内容を基に話し合うことが可能です。 また、工事の途中で変更や追加が発生した場合でも、見積書を更新し、関係者間で共有することで認識のズレを防ぎ、円滑に工事を進めやすくなります。 顧客との信頼関係の構築 工事見積書は、顧客との信頼関係を構築するうえでも重要な役割を果たします。具体的かつ正確な見積書を提供することで、顧客からの信頼を獲得でき、安心して工事を発注してもらえるようになるでしょう。また、工事見積書の作成にともない顧客と適切なコミュニケーションをとり、要望に柔軟に対応できれば、顧客満足度の向上にもつながります。 工事見積書の記載内容 工事見積書は、表紙・内訳書・条件書の3つに分けて制作するか、もしくは1枚のページに情報を集約して制作する方法の2つがあります。どちらの方法を選択する場合でも、必要な情報を記載し、顧客が工事の全体像を把握できるような書面にすることが大切です。こちらでは、工事見積書を表紙・内訳書・条件書に分けて制作する場合の記載内容について解説します。 見積書の表紙に記載する内容 工事見積書の表紙には、今回の工事の概要を記載します。主な記載項目は以下の通りです。 タイトル 発行日 顧客の会社名・担当者名 見積金額(合計金額) 見積書の有効期限 工事名 工事場所 工期 支払条件 見積書を作成した会社名・代表者の氏名 なお、国土交通省の「公共建築工事見積標準書式」を基準に見積書を作成する場合は、従業員の社会保険料に関する項目である法定福利費を記載するケースもあります。 【出典】「公共建築工事見積標準書式(建築工事編)」(国土交通省) 見積書の内訳に記載する内容 内訳書は「見積明細」と呼ばれる書類です。表紙に記載した合計金額の根拠となる、個別の工事の詳細を記載します。主な記載内容を以下でご紹介します。 項目 項目の欄には、工事の内容や名称を記載します。「コンクリート工事」などの工事項目を記載し、その下に使用した資材やかかった経費などを並べるのが一般的です。値引きを行った場合は、その旨も記録します。発注者が内訳を細かく確認できなくなってしまうため、「△△工事一式」のようにまとめて記載するのは避けましょう。 数量 数量には、該当工事で使用した資材の数を記載します。経費など数量で表すのが難しい項目は、「一式」と記載することもあります。3桁ごとにカンマで区切り、数字が大きくなっても見やすいように工夫するのがおすすめです。 単位 見積書の内訳に使われる単位には、「式」「個」「回」「m3」などがあります。使用した資材ごとに適切な単位を設定しましょう。 単価 見積書の内訳には、各項目に対する単価も記載します。数量と同様に、3桁ごとにカンマで区切って見やすいように工夫しましょう。 見積金額 見積金額の欄には、資材や経費ごとの費用の合計金額を記載します。「数量×単価」で算出が可能です。 備考 備考欄には、上記以外に発注者に伝えておくべき補足事項や、注意点などを記載します。 条件書に記載する内容 条件書は、工事見積書を作成するにあたり、顧客の要望が記載された書面です。基本的に発注者が作成するため、施工会社や工務店が用意する必要はありません。 工事見積書を作成するときのポイント 続いては、工事見積書を作成する際のコツを解説します。情報が伝わりやすい工事見積書を作成するには、以下のポイントを押さえておくと効果的です。 見積書のテンプレートを活用する 工事見積書を作成する際は、テンプレートを活用すると記載内容の抜けや漏れなどを防ぎやすく、作業効率もアップします。自社に合ったテンプレートを選択し、必要な情報を入力することで、効率的に見積書を作成できます。また、建設業界向けのソフトを利用し、自社専用の工事見積書を作成するのもおすすめです。 内訳は見やすくなるよう工夫する 工事見積書の内訳は、見やすくなるように工夫しましょう。具体的には、階層分けやグループ化を行い、顧客が内容を一目で理解できるようにするのが理想です。また、言葉では説明が難しい部分には、図面や仕様書などの関連資料を添付して補足するのも重要です。 見積内容を変更する場合は変更前の内容も記載する 工事の着手後に変更工事や追加工事が発生し、見積内容を更新する場合は、必ず変更前の内容も併せて記載しましょう。見積書変更の経緯を明確にしておくことで、追加工事でトラブルが発生した場合でも対応しやすくなります。 - [【無料テンプレ付き】 不具合報告書とは?書き方と記載項目例をご紹介](https://ireporter-global.com/column/9387/) - 製造業の現場では、人為的なミスや設備の不良、システムのバグなどさまざまな原因でトラブルが発生することがあります。そのような場合に作成するのが不具合報告書です。 今回は、不具合報告書の意味や作成の目的、作り方について解説します。無料でご利用いただけるテンプレートや報告書の作成や管理をサポートするITシステムもご紹介しますので、製造業の経営者や現場のご担当者様はぜひ参考にしてください。 不具合報告書とは? まずは、不具合報告書の概要と作成の目的を解説します。クオリティの高い不具合報告書を作成するには、その目的を理解しておくことが重要です。 不具合報告書の意味 不具合報告書とは、発生した不具合の原因と対策について記載した文書です。障害報告書や経緯報告書、経過報告書、対策書など業界や業種によって呼び名が異なる場合もありますが、基本的な役割はどれも変わりません。社内の関係者への共有はもちろん、取引先に提出することもあるため、正確かつわかりやすく記載する必要があります。なお、不具合やトラブルが解消された後に作成する文書を顛末書と呼びます。 不具合報告書を作成する主な目的 関係者への障害内容の迅速な伝達 不具合報告書を作成する最大の目的は、不具合が発生した事実とその内容を社内外の関係者へ正確かつ迅速に伝達することにあります。不具合報告書を作成することで、関係者は問題の解決に向けて協力し、適切な対処方法を検討しやすくなります。不具合報告書の作成が遅れると、関係者が正確な情報を把握できなくなり、思わぬトラブルやクレームにつながる可能性があるため注意が必要です。 再発防止策の策定 不具合報告書には、不具合の原因と再発防止策が記載されます。これにより、今後同様の問題が発生しないように改善策を検討し、実行することが可能です。また、今後担当者が変更になった場合でも、今回策定した内容を基に取り組みを継続すれば、作業品質の向上が期待できます。 顧客の信頼回復 自社の製品に不具合が発生した場合、顧客からの信頼は一時的に低下しています。不具合報告書で顧客が求める情報を開示し、真摯な対応を行うことで、失った信頼の回復につながります。そのため、不具合報告書を作成する際は、状況を整理したうえで読み手が求める情報を的確に記述し、読みやすくわかりやすい構成に仕上げることが重要です。 社内の品質管理体制の向上 不具合報告書の作成には、企業の製品やサービスの品質を向上させる目的もあります。不具合報告書の作成を通して、社内の品質管理体制を見直す機会になるためです。また、社内で問題が発生した際に過去の報告書を参照することで、問題への対処方法や改善策を迅速に見つけやすくなります 不具合報告書の書き方 5W1Hで作成する 不具合報告書を作成する際は、以下のポイントを意識して書きましょう。 What(何が):具体的な不具合内容 When(いつ):発生日時と頻度 Where(どこで):不具合が発生した場所と影響範囲 Who(誰が):関係者や担当者 Why(なぜ):発生した原因の分析 How(どのように):解決方法、再発防止策 これらを明確に記載することで、よりわかりやすい報告書が作成できます。 不具合の要因を詳細に記載する 不具合の要因は、直接的な原因を特定し、根本的な発生原因を分析し記載することが重要です。また、不具合が発生した環境条件(温度や湿度、使用された材料のロット番号など)を詳しく記述し、再現手順を明確に示します。最後に、この不具合が他の作業や製品に影響を与えるか、その影響範囲を特定して記載しましょう。 どんな人でも理解できる文章を書く 不具合報告書は、社内だけでなく社外の方が確認する場合があります。そのため、シンプルな言葉で説明し、一文を短くし、要点を明確にするよう意識して記載しましょう。 また、具体例を追加したり、文章の順序を整理したりなど、読み手が自然に内容を追えるよう工夫することも重要です。難しい内容は図やイラストを使って補足するのも効果があります。 事実に基づく内容を正確に記載する 不具合報告書では、事実を正確に描くことが重要です。推測や感情的な表現は避け、データや観察結果をもとに具体的な事実を基に記載しましょう。また、第三者が確認できるように、情報源を明示してください。最後に、事実を順序立てて整理し、読み手が理解しやすいよう工夫しておくことで、確認作業が効率化されるでしょう。 音読してわかりやすい内容かチェックする 文章を声に出して読んでみて、つまずいたり、意味が伝わりにくい部分がないか確認することも重要です。 文が長すぎる場合は、短く区切って簡潔にしましょう。専門用語や難しい表現がある場合は、わかりやすい表現に置き換えます。最後に、読み手の立場になって、内容が一度で理解できるかを意識して確認しましょう。 不具合報告書の記載項目 質の高い不具合報告書を作成するには、単に事実のみを並べるだけでは不十分です。一定の書式に沿って作成するのが望ましいでしょう。こちらでは、不具合報告書の作り方や記載項目をご紹介します。 不具合報告書の作り方 不具合報告書の作成が必要になったら、まずはフォーマットを決定します。自社独自の雛形がある場合は、それを利用しましょう。ただし、取引先に提出するケースでは、先方が希望するフォーマットを使用するよう求められる場合もあるため事前に確認すると安心です。 フォーマットが決まったら、5W1Hの形式で不具合の概要や発生状況、原因、対策などを記述します。5W1Hとは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」の6つの要素のことです。5W1Hを意識することで、内容が読み手に伝わりやすくなり、質の高い報告書に仕上がります。 また、不具合報告書を作成する際は、発生した事象を時系列で並べましょう。社内の関係者や取引先が、問題の発生から解決までの流れをスムーズに確認しやすくなるためです。 不具合報告書を作成するためには、現場帳票システム「i-Reporter」がおすすめです。 報告書を電子保存して一括管理 Excelでダウンロード可能 アラート通知で不良要因の発生を関係者に連絡 報告書をリアルタイムで共有可能 あなたもi-Reporterを使ってみませんか? →資料ダウンロードURLはこちら 不具合報告書の記載項目 タイトル タイトルは、不具合報告書の内容を一目で理解できるように簡潔に設定するのがポイントです。不具合報告書をメールで送付する場合は、件名に報告書のタイトルを記載します。長すぎず短すぎず、報告書の内容がわかる程度に記載するのが望ましいでしょう。 例えば、「製品Aの不具合による納期遅延に関する報告書」は良いタイトルといえます。タイトルを確認するだけで、「製品Aに不具合が発生し、納期遅延が生じている」という事実が明確に伝わります。一方、「自社商品の不具合報告書」は不適切なタイトルの例です。このタイトルでは内容が曖昧であり、不具合による具体的な影響が伝わりにくくなっています。 発生日時 発生日時の部分には、障害が発生した日時を記録します。一定期間にわたって障害が発生していた場合は、「○○年○○月○○日〜○○年○○月○○日」のような形式で記載するケースもあります。また、すでに不具合が解消されている場合は、発生日と復旧日を分けて記載しましょう。 宛先 - [建設業における注文書の書き方や必要事項│作成時の注意点](https://ireporter-global.com/column/9194/) - 建設業界では、工事の注文者と受注者の間でさまざま書面が取り交わされます。見積書や注文書、注文請書、工事請負契約書、請求書などが代表例です。建設業で取引先と円滑にやり取りするためには、それぞれの書面の役割や作成方法を理解する必要があります。 そこで今回は、建設業における注文書の基礎知識や注文請書との違い、必要事項、作成時の注意点について解説します。注文書管理を効率化するためのソリューションもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 建設業における注文書とは? 注文書は、建設工事の契約締結の過程においてどのような役割を担うのでしょうか。こちらでは、建設業における注文書の概要や注文請書との違いを解説します。 注文書とは? 注文書とは、建設業において工事や材料を注文するために発注者が作成する書類のことです。商品名や数量、単価といった注文に関する情報と、希望する納期などを記載します。継続的に取引を行う事業者間では、注文書を交わす前に基本契約書面を交わしているケースが多く、注文書には契約に関する細かなルールは記載しません。 基本契約とは、当事者間のすべての取引に適用される基本的なルールを定めた契約を指します。基本契約を締結していない場合には、注文書に記載されていない細かな事項を定めた工事請負契約約款を用意し、注文書と注文請書に添付する必要があります。 【参照】「工事注文書等」(国税庁) 注文書と注文請書の違い 注文書と注文請書は「作成者」と「作成する目的」に違いがあります。建設業における注文請書は、工事や材料の注文を請け負う側が作成する書類のことです。注文書は発注者が申込みの意思を明確にするための書面であるのに対し、注文請書は受注者が注文を承ることを正式に回答するためのものである点が異なります。注文書と注文請書の交付によって契約が成立したとみなされ、相互に契約内容を履行する義務が生じます。 注文書・注文請書による契約の取り交わしが必要な理由 注文書・注文請書のやり取りには、口約束による契約の不履行など、契約上のトラブルを予防する役割があります。工事内容や取引金額などに関する情報を書面に残せるため、トラブルが発生した場合でも取引内容の証明が容易になります。また、注文書や注文請書には当事者の署名または記名押印が必要であり、責任の所在を明確にできるのもポイントです。 建設業の注文書の書き方・必要事項 続いては、注文書に必要な項目とそれぞれの書き方を解説します。なお、注文書と注文請書に記載する項目はほとんど変わりません。 発行日(取引日) 注文書には注文書を発行する日を記載します。注文書の発行日は、注文請書の発行日より前にすることが一般的です。ただし、発注者の意向によっては注文書と注文請書の発行日を同日にするケースもあります。 発注者の情報 注文書の発注者の項目には、建設工事を依頼する事業者名や住所、電話番号、担当者の氏名などの情報を記載します。改ざんの防止や申込みの意思を明確にする目的で、発注者名にかかる形で社印を押すのが一般的です。 受注者の情報 受注者の欄には、請負者の社名や住所、電話番号、担当者の氏名などを記載します。注文請書の場合は、受注者が社印を押すことになります。 発注内容 発注内容には、依頼する工事の内容や材料の数量、単価などを記載します。発注内容に変更が生じた際は、工事着手前に契約変更を行わなければなりません。例えば、追加工事が発生したにも関わらず元請業者が下請業者との契約変更に応じなかった場合、建設業法違反とみなされる可能性があるため注意しましょう。 取引金額 取引金額の項目には、請負代金の合計を記載します。税込価格のみを記載するケースや税抜価格と分けて記載するケースがあります。 工事納期 注文書には工期の記載も必要です。発注者と受注者であらかじめ協議した内容を基に、施工の開始日と終了予定日を記入しましょう。 支払条件 支払条件の項目には、請負代金の支払方法や請求の締日、支払日などを記載します。支払方法は事業者ごとにさまざまで、「前金払」や「月末締翌月末払」、「施工完了後○日以内に指定口座へ振込」などがあります。 【参照】「建設業法令遵守ガイドライン(改訂)」(国土交通省総合政策局建設業課) 工事注文書の保存期間 工事注文書の保存期間は、受け取った業者の確定申告提出期限から7年間と定められています。これは法人税法上、工事注文書が帳簿書類として扱われるためです。 保存は原則として紙で行う必要があります。たとえ電子契約を結んでいたとしても、紙に印刷したうえで保管することが基本です。ただし、事前に税務署長からの許可を得ることができれば、電子契約書類のまま保管することも可能です。 建設業の注文書を作成する際の注意点 注文書は、建設工事を実施するうえで重要な書面です。こちらでは、注文書を作成する際の基本的なルールや注意点を解説します。 注文書の記載ミスがあった場合は再発行するのが基本 注文書を発行する際に間違いがあった場合は、該当する注文書を再発行するのが一般的です。再発行が難しいケースでは、ミスがあった箇所に二重線を引き、印鑑を押して訂正します。ただし、取引先によって訂正の際のルールが異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。 原則として注文書は収入印紙の貼付が不要 建設業における注文書には、原則収入印紙の貼付は必要ありません。収入印紙とは、印紙税などの税金や手数料が発生する課税文書を作成した際に、書類に貼付する証票のことです。課税文書には、一定金額以上の紙の領収証や請負契約書などが該当します。 注文書はあくまで発注者が申込みの意思を表明する書面であり、単体で契約が成立するものではありません。そのため、課税文書には該当せず、収入印紙を貼付せずに発行することができます。 ただし、注文書の発行によって契約が成立したと判断されるケースでは、収入印紙の貼付が必要です。具体的には、注文請書を受け取らない取引で発行した注文書や当事者双方の署名、記名押印がある注文書、見積書に対する承諾の目的で発行された注文書などが当てはまります。これらの注文書は契約書とみなされるため、収入印紙を貼付する義務が生じます。 なお、印紙税は紙の文書を発行した際に発生する税金のため、注文書をメールなどでやり取りしている場合は収入印紙を貼付する必要はありません。 建設業の注文書管理を効率化させるおすすめのシステム 建設業における注文書管理を効率化するには、「i-Reporter」の活用をおすすめします。i-Reporterは、現場帳票のペーパーレス化ソリューションで、注文書の作成・修正・保管などの業務を電子化できるサービスです。現在使用している紙やエクセルの注文書を、そのままの様式でi-Reporterに置き換えることができ、使い勝手を変えずに移行できる強みがあります。 建設業の注文書管理では、記入ミスや内容漏れの対応に時間がかかってしまい、業務効率が低下するケースが多く見られます。i-Reporterを活用することで、内容の不備が発覚した場合でも手元のタブレットからすぐに修正でき、作業時間の大幅な削減が可能です。また、注文書作成をサポートするデジタルインプットも豊富に揃っており、ミスそのものを減らせるメリットもあります。 以下のページでは、i-Reporterを使って注文書管理を効率化した事例をご紹介していますので、興味がある場合はぜひご確認ください。 【i-Reporter導入事例】注文書の修正作業を大幅に削減できたケース 建設業の注文書を適切に作成してスムーズに契約を締結しよう 今回は、建設業における注文書の役割や書き方、注意点について解説しました。注文書の発行過程でミスが頻発したり、必要項目の記載に不備があったりすると、取引先の信頼低下や思わぬ損害の発生につながるおそれがあります。電子帳票システムの活用などを通して注文書を適切に作成し、スムーズな契約締結を実現しましょう。 - [作業報告書とは?書き方や管理に役立つシステム【便利な無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/9179/) - 作業報告書とは、自分が担当した業務の内容や進捗をまとめた文書のことです。作業報告書を作成することで、現場の状況や問題点などを的確に把握できるようになり、作業環境の最適化や課題の解決に役立ちます。 今回は、作業報告書の記載項目や書き方、作成時のポイント、効率的な書類の管理に役立つシステムをご紹介します。無料でダウンロードが可能な作業報告書のテンプレートもご用意していますので、ぜひご活用ください。 作業報告書の作成に活用できるテンプレート 作業報告書は、作業の内容を上司や取引先などにわかりやすく伝えるための書類です。作業日報や業務日報、業務報告書など企業によって呼び名が異なる場合もありますが、基本的な役割は変わりません。 作業報告書は、営業報告書などとは異なり、社内だけでなく社外に提出するケースも多いビジネス文書です。そのため、どの会社でも扱いやすいようにシンプルでわかりやすいテンプレートを使用するのが望ましいでしょう。 以下では、無料ダウンロードが可能な作業報告書のテンプレートをご用意しました。業種や作業内容に応じて項目をカスタマイズしていただくことも可能です。ぜひご活用ください。 <作業報告書のテンプレート> 【作業報告書の無料ダウンロードはこちら】 作業報告書の書き方・記載項目 作業報告書に決まったフォーマットは存在しません。ただし、業種や作業内容に適した項目を選んで盛り込むことで、読み手に伝わりやすい作業報告書が完成します。こちらでは、一般的な作業報告書に記載する項目と、それぞれの書き方を解説します。 作業者の名前 作業者名の項目には、作業を行った担当者の名前、もしくは所属する部署・チームなどを記載します。作業者が複数名いる場合は、代表者のみ記載するケースや苗字のみ記載する場合があります。 作成日時・作業時間 作業日時・作業時間の欄には、作業を行った日付や費やした時間を記入します。作業内容に対してどの程度時間がかかったのかを記載することで、業務効率を判断する資料としても役立ちます。 作業内容の件名 件名の項目には、今回の作業内容を一言で表した名称を記載します。作業に携わっていない第三者が、件名を見ただけで「何をしたのか」がわかるように記入するのが理想です。 作業内容・進捗状況 報告書の作業内容・進捗状況は、実際にどのような作業を行ったのか、全体に対してどの程度作業が進んだのかを記載する項目です。要旨のみを記入する場合もありますが、特に取引先に提出するケースでは詳細に記載するのが望ましいといえます。作業内容の項目を丁寧に作成して顧客とコミュニケーションを取ることで、信頼関係の構築に役立ちます。また、作業内容の項目は万が一トラブルが発生した場合の証拠にもなるため、正確に記入することが大切です。 次回の作業内容の予定 今回で作業が完了しなかった場合は、次回の作業の予定日や内容を報告書に記載します。どのような作業を行うのかを具体的に記載することで、報告書を確認する側である上司や取引先を安心させることができます。また、次回は別の担当者が作業を行う場合には、引き継ぎの資料としても活用することが可能です。 備考 上記の項目以外に共有するべき事項がある場合には、備考欄を設けて記載します。取引先に提出する場合は次回の訪問予定日、社内で共有する場合には次回の作業に必要な物や作業工程で気づいた点などを記入するのが良いでしょう。 【参照】「建設業法令遵守ガイドライン(改訂)」(国土交通省総合政策局建設業課) 作業報告書の作成・提出で得られる効果 作業報告書の作成やチェックには一定の手間がかかるものの、丁寧に取り組むことで現場の担当者や作業自体にさまざまなメリットをもたらします。こちらでは、作業報告書の作成・提出で得られる効果を3つご紹介します。 進捗状況やリスクのチェックが行いやすくなる 上司や現場の責任者は、作業報告書を確認することで作業の進捗状況をある程度把握できます。進捗が順調でない場合には、実施方法の変更やスケジュールの調整を行うなど、状況の改善に向けてすぐに動き出しやすい点がメリットです。作業報告書を基に現場の懸念材料を迅速に取り除くことで、納期の遅れや思わぬトラブルのリスクを低減できます。 ただし、作業報告書はあくまで文章で現場の状況を共有するものであり、細かな雰囲気やニュアンスが伝わらない可能性があります。書き手の文章力によって伝わり方が変わるケースもあるため、作業報告書の内容を過信するのではなく、少しでも異変を感じたら担当者と直接やり取りすることが大切です。 社員の成長を促進する可能性がある 現場の担当者は、作業報告書を作成することで自然と今回の作業の振り返りを行えます。上司や責任者からの指摘ではなく、自分で課題や改善策を検討する機会になり、社員の自律的な成長が期待できます。指示待ちや受け身の社員の削減にも役立ち、作業現場の活性化につながるでしょう。 作業報告書の作成を通して担当者の成長を促進するには、報告書に所感や改善策などを記入する項目を設けるのがおすすめです。必ず自分の言葉で記載するスペースを用意することで、作業報告書が機械的に作成されるのを防ぎ、社員の成長をサポートしやすくなります。作業報告書を電子化すると、作業日時など機械的に作成できる部分と、作業内容や所感のように丁寧な記載が必要な部分で入力の仕組みを変えることができるため便利です。 ノウハウや課題をほかの社員に共有しやすくなる 作業報告書には、担当者のノウハウや業務上の課題、改善点などさまざまな情報が集約されています。そのため、作業報告書を同じ業務を担当する社員間で共有・分析することで、業務効率化や生産性の向上に役立つ点がメリットです。新人教育に作業報告書を活用することもでき、教育工数やコストの削減が見込めます。 ただし、作業報告書をノウハウの蓄積・共有ツールとして利用するには、いつでも過去の報告書にアクセスできる環境を構築する必要があります。紙ベースで管理している事業所では、量が増えるにつれて、どこにいつの作業報告書が保管されているのかわからなくなってしまうケースも少なくありません。帳票の電子化ソリューションの導入などを検討し、作業報告書を効率的に管理できる仕組みを整備しましょう。 作業報告書を作成するポイント 上記の通り、作業報告書はただ作業内容を記録するためのものではなく、さまざまな用途に活用されます。そのため、作業報告書の作成時には、内容が読み手に伝わるように工夫することが大切です。そこで続いては、作業報告書を作成する際に意識するべきポイントを解説します。 理解しやすい構成・内容を心がける 作業報告書の提出先である上司や取引先は、できるだけ短時間で、かつ正確に作業内容を把握したいケースが一般的です。そのため、作業報告書は理解しやすい構成・内容を心がけて作成する必要があります。 具体的には、5W1Hを意識しながら作成するのが良いでしょう。記載項目に沿って、作業日時や場所、担当者、作業理由、作業内容、作業方法などの情報を簡潔な文章でまとめると理解しやすい作業報告書に仕上がります。毎回自由に作成するのではなく、5W1Hなどある程度パターンを決めておくことで、速やかに作業報告書を作成できるメリットもあります。 そのほかには、「結論から先に記載する」「わかりづらい部分には図やグラフを使用する」なども有用なテクニックです。上司や取引先が何度も読み返す必要がなく、一度で理解できる報告書を作成するのが理想です。 後回しにしない 作業報告書を通して正確な情報を共有するには、作成を後回しにしないことも大切です。作業完了から日にちが経過すると記憶が曖昧になり、業務内容を具体的に振り返ることが難しくなってしまいます。担当者がストレスなく作業報告書を作成できるシステムを導入して、できれば当日中に作業内容を共有できる仕組みを構築するのが効果的です。 必ず見直しのチェックを行う 作業報告書は作成して完了ではありません。上司や取引先が内容を確認したり、社内で共有したりする可能性があるため、提出前には必ず見直しを行いましょう。誤字脱字はもちろん、内容の誤りや記入漏れなどがあると、作成者の信用や評価に影響します。また、外部に提出する場合は、会社全体の信用にも関わるでしょう。 作業報告書の管理を効率化させるおすすめシステム 作業報告書のスピーディーな作成や効率的な管理に課題を抱えている場合は、現場帳票の電子化ソリューションである「i-Reporter」の導入がおすすめです。i-Reporterを活用することで、作業報告書の作成や確認をすべてスマホやタブレット、PC上で行えるようになり、紙媒体での煩雑な管理が不要になります。ペーパーレス化によって、印刷コストや物理的なスペースの削減にもつながります。 現在紙やエクセルベースで作業報告書を運用している場合は、書式を維持したままi-Reporterに移行することが可能です。使い慣れたレイアウトを変えずに電子化できるため、現場担当者も作成方法を直感的に理解しやすく、スムーズに導入できます。チェックボックスやプルダウンなど情報の入力をサポートする機能も豊富に用意されており、ミスや漏れのない作業報告書の作成に役立ちます。 そのほかには、i-Reporterでは作業報告書をクラウド上で管理できる点も強みです。一度登録すれば、時間や場所を選ばずに書類にアクセスできるため、過去の作業報告書の確認も速やかに行えます。紙で管理している場合にありがちな、「過去の書類がどこにあるのかわからない」といった事態を防ぐことが可能です。 i-Reporterは、作業報告書以外にも請求書や納品書、見積書など各種帳票の電子化にご利用いただけます。無料トライアルもご用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。 現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 作業報告書を電子化して作成や管理の負担を軽減しよう 今回は、作業報告書の記載項目や書き方、期待できる効果、作成時のポイントをお伝えしました。作業報告書は、作業現場におけるノウハウを蓄積し、情報共有や業務改善に活用するための重要な書類です。しかし、作成にはある程度の工数がかかることから、後回しや要旨のみの記載になってしまうケースも少なくありません。 そのような事態を防ぐには、作業報告書の作成から保管までを一括管理できるソリューションを導入するのがおすすめです。シンプルで使い勝手の良いサービスを選ぶことで、担当者や責任者の負担を軽減しつつ、作業報告書の効果を最大化できます。 - [作業手順書の作り方、書き方のコツ【便利な無料テンプレート付き】](https://ireporter-global.com/column/9197/) - 製造業で顧客からの信頼を獲得するには、質の高い製品を安定して供給する必要があります。しかし、取り扱う製品の種類が増えるにつれて作業手順が曖昧になったり、業務が属人化したりして、品質にバラつきが生じるケースも少なくありません。 このような課題を解決するのが作業手順書です。そこで今回は、作業手順書の概要や作成の流れ、活用するメリット、運用時に意識するべきポイントを解説します。作業手順書の作成・管理を効率化するシステムもご紹介しますので、現場の責任者や担当者様はぜひ参考にしてください。 【工程作業手順書の無料ダウンロードはこちら】 <工程作業手順書のテンプレート> 作業手順書の基礎知識 作業手順書は、製造業における作業の標準化や業務改善、現場の安全の確保に欠かせない書類です。こちらでは、作業手順書の概要や重要性、主な記載項目について解説します。 作業手順書とは? 作業手順書とは、業務の手順が具体的に記載された書類のことです。作業者が手順書の内容に従うことで、安全かつ正確に作業に取り組めるようにする役割があります。読み手が業務内容をイメージしやすいように、文章だけでなく図や写真、動画などを載せる場合もあります。「Standard Operating Procedures」の略称から、SOPと呼ばれることもある書類です。 また、作業手順書とよく似た言葉に「業務マニュアル」があります。作業手順書と業務マニュアルは、網羅している業務の範囲に違いがあります。具体的には、作業手順書が特定の業務にフォーカスして手順を解説しているのに対し、業務マニュアルは自社の業務全体の流れを示している書類です。作業者に業務一つひとつの細かなルールを伝えたい場合は作業手順書、自社の業務の全体像や基準を伝えたい場合にはマニュアル作成に取り組みましょう。 作業手順書の重要性と作成する目的 作業手順書は、現場の業務をスムーズに進めるために欠かせません。作業者が変わっても、手順書に従えば業務の品質が変わらない状態をつくるのが理想です。誰にとっても理解しやすい作業手順書を用意しておくことで、業務を円滑に引き継ぎやすくなります。また、作業手順書は、作業のムダをできる限り排除して業務効率化を目指すためにも重要です。 作業手順書の構成・主な記載項目 作業手順書の構成や記載項目に決められたフォーマットはありません。業務内容や体制などに合わせて適した情報を載せることが大切です。以下では、一般的な作業手順書に記載される項目をご紹介します。 <作業手順書の主な記載項目> 作業担当者 作業の目的 作業に必要なもの(材料や道具、場所、設備、システムなど) 作業手順(ポイントや注意点、チェック事項など) 作業手順書を作成する流れ 続いては、作業手順書の作成フローを4つのステップに分けて解説します。こちらの手順通り進めることで、効率的に作業手順書を作成することが可能です。 Step.1 作業情報を洗い出す 最初に、作業全体を網羅的に理解するために、手順書を作成する業務を単位作業ごとに分解します。単位作業とは、1人の作業員が連続で行わないと不自然になる工程のことです。例えば、「机の製造作業」の手順書を作成する場合、まずは「組み立て」や「塗装」などの大まかな作業(構成作業)を洗い出します。そして、構成作業を「天板の組み立て」や「天板と脚の結合」、「天板の塗装」、「乾燥」などの単位作業ごとに分解しましょう。 最初のステップでは、作業工程を一覧で把握できる状態をつくるのが理想です。ここで洗い出した情報が、作業手順書の記載内容や構成を決めるための土台となります。情報収集が完了したら、実際に作業を行っている担当者に実態に即しているかをチェックしてもらいましょう。複数名で作業を進めているケースでは、関わるメンバー全員に確認してもらうと抜けや漏れを防ぎやすくなります。 Step.2 作業手順書の構成を決める 続いてのステップでは、作業手順書の全体の構成を考えます。先に洗い出した作業情報を適切な手順に並び替えたり、作業手順書に記載する項目を決めたりします。作業の手順を考える際は、さらに単純化できないか、動作にムダがないか、無理な姿勢や作業内容になっていないかなどの視点を持つと良いでしょう。 Step.3 各作業の作業内容の解説を書き加える 次は、実際に作業内容の解説を記入し、作業手順書を完成させます。読み手ごとに解釈が異ならないように、難しい用語の使用は避け、簡潔な表現を心がけることが大切です。言語化が難しい場合は、図や写真、動画などを活用するのも良いでしょう。また、作業におけるミスを減らすには、完了後のセルフチェックのポイントも明記しておくのが効果的です。 Step.4 関わる社員のフィードバックを受けながら修正を進める 最後に、作業手順書が完成したら、実際に運用を開始して改善点がないかチェックしましょう。より質の高い作業手順書に仕上げるには、一度完成して終わりにするのではなく、適宜作業員からのフィードバックを受けて修正・更新を行うのがポイントです。また、新たな設備の導入や新製品の登場によって、内容の修正を求められるケースもあります。 作業手順書を作成するメリット・注意点 作業手順書を作成すると、現場にどのようなメリットがあるのでしょうか。こちらでは注意点と合わせてご紹介します。 作業手順書を作成するメリット 業務品質の安定・向上が期待できる 作業手順書を用意すると、担当者が独自の方法や間違った方法で作業するケースを減らすことができ、ミスの発生防止につながります。業務の品質が安定・向上することで、顧客からの信頼向上につながるメリットもあります。 作業時間の短縮につながる 作業手順書があると、従業員は次に何をするべきか迷うことがなくなるため、作業時間の短縮や生産性の向上が期待できます。現場責任者の進捗管理の効率化にもつながり、作業の見通しや予定を立てやすくなります。 作業の属人化を防ぎやすくなる 作業手順書を活用することで、新人・ベテランを問わず一定の品質をクリアできるようになるため、作業の属人化を防止できる点もメリットです。また、新人や未経験者の指導に作業手順書を利用すれば、教育の手間を省くことができ、少ない工数で戦力化しやすくなります。 作業手順書を作成する注意点 新しい発想が生まれにくくなるおそれがある 作業手順書が用意されている場合、担当者はそれに従うだけで一定の品質で業務が行えるようになります。言い換えると、手順書に記載されていないこと考えたり、行動したりする必要性が小さくなることを表しています。 そのため、作業手順書を完璧なものと思い込んでしまうと、社員が独自の視点で課題を見つけたり、アイデアを生み出したりすることが難しくなるリスクがあります。作業手順書に従うのは大前提ではあるものの、改善点を見つけたらすぐにフィードバックするよう従業員に伝えることが大切です。 手順書の作成に時間をかけ過ぎてしまう 作業手順書を作成する際、質の高いものを用意しようとするあまり、時間をかけ過ぎてしまうケースもあります。最初から完璧な手順書を作るのは難しいため、業務の円滑な遂行や安全の確保に最低限必要な情報を盛り込み、運用しながら少しずつブラッシュアップするのが良いでしょう。 作業手順書の作成・運用におけるポイント 作業手順書の効果を最大化するには、どのような点に注意して作成・運用すると良いのでしょうか。こちらでは2つのポイントを解説します。 ひと目で理解しやすい構成・内容に工夫する 作業手順書は、担当者全員が正確かつ簡単に理解できるものでなければなりません。そのためには、イラストや写真、動画などを用いてひと目で理解しやすい構成・内容に工夫することが大切です。また、文章は5W1Hを意識することで、初めて作業を行う人にもわかりやすい手順書に仕上がります。 クラウドで管理できるシステムを導入する - [ISO14001内部監査の質問例・チェックリスト|要求されるポイント【チェックリストDL可能】](https://ireporter-global.com/column/9189/) - 水質汚染や地球温暖化などの環境問題と企業活動には深い関係があり、現代では環境保全に対する取り組みが企業の評価に影響するケースも少なくありません。そこで注目されているのがISO14001規格です。 今回は、ISO14001の概要や内部監査の実施手順、監査における主なチェック項目を解説します。監査の準備を進める際のポイントもお伝えしますので、ISO14001の内部監査の実施を予定している企業様はぜひ参考にしてください。 ISO14001の内部監査に関する基礎知識 ISO14001認証を取得している場合、定期的に内部監査を実施する義務があります。しかし、どのような手順で監査を行うべきかわからないケースも多いでしょう。そこでこちらでは、ISO14001の内部監査の概要や進め方を解説します。 ISO14001とは ISO14001とは、環境マネジメントシステムに関する国際的な規格のことです。環境マネジメントシステムは環境保全に関する取り組みや仕組みなど意味しており、ISO14001では環境マネジメントシステムを構築・運用するうえでのルールを規定しています。 ISO14001に使用されている「ISO」とは、製品や仕組みに関する国際的な規格を定める機関のことです。ISOが定める規格の種類にはISO14001のほかに、品質マネジメントに関する「ISO9001」や情報セキュリティに関する「ISO27001」などもあります。企業は、規格ごとに用意された審査を通過することでISO認証の取得が可能です。ISO認証の取得は、取引先からの信頼度の向上や責任と権限の明確化、PDCAサイクルの構築など企業に多くのメリットをもたらします。 【参照】ISO9001の内部監査の目的・頻度・要求事項【質問例・チェックリスト】 ISO14001の内部監査とは ISO14001の内部監査とは、自社で構築した環境マネジメントシステムに問題がないかをチェックする目的で実施される監査のことです。ISO14001の要求事項では、組織自体もしくは代理人による内部監査を義務付けています。 ISO認証は、外部監査によって不適合が発見されると、認証の一時停止や取り消しになるケースがあります。そのため、内部監査によって自社の課題を把握し、外部監査に向けて改善策を講じることが大切です。 【引用】「総合環境政策 環境マネジメントシステム」(環境省) ISO14001の内部監査の実施手順 STEP1:内部監査員の選定 まずは、ISO14001の内部監査を行う内部監査員を選定します。内部監査員は、自己監査を防ぐために、監査対象の部署や組織の活動から独立した立場の人材を選ぶのが基本です。ISO14001の内部監査では、環境マネジメントシステムがルール通り運用されているかをチェックします。そのため、内部監査員には監査対象の業務に関する専門知識は必要なく、規格の理解やヒアリング能力が求められます。 STEP2:監査計画の策定 次は内部監査員が中心となり、監査計画を策定します。監査基準であるISO14001の要求事項や業務マニュアルなどを基に、監査項目や内部監査の日時、流れを検討するプロセスです。作成した監査計画は、事前に監査対象の部署へ共有しておくことで、スムーズに内部監査を実施しやすくなります。 STEP3:内部監査の実施 続いてのステップでは、実際に内部監査を行い、環境マネジメントシステムのルールへの適合性や有効性を判定します。この際、改善点だけでなく評価できる取り組みにも積極的に触れるのがポイントです。監査結果は部署全体に共有されるため、改善点の指摘ばかりではモチベーションの低下につながるおそれがあります。 STEP4:是正処置の依頼 最後に、内部監査の結果を報告書にまとめたうえで、不適合が発見された場合は適切な是正処置を取るよう依頼します。ISO14001が定める要求事項や自社が掲げる環境方針に沿って、「なぜ改善が必要なのか」「どのように改善すべきか」について丁寧に説明することが大切です。是正処置が完了した後は、その内容が適切かどうかのフォローも行いましょう。 ISO14001の内部監査で要求される事項・ポイント ISO14001の内部監査におけるチェック項目は、主に以下の3つです。 環境パフォーマンスとは、組織や事業者が行う環境活動の結果のことで、数値などで測定可能な成果である必要があります。「ペーパーレス化の実現で紙の使用量を20%削減」や「電力使用量を10%削減」などが具体例です。ISO14001では、環境マネジメントシステムを継続的に改善し、環境パフォーマンスを向上させることを求めています。 続いての順守義務は、ISO14001の要求事項や企業内のマニュアル、法令、条例、業界の基準などを守ることを意味する言葉です。内部監査では、環境マネジメントシステムがこれらのルールを守って運用されているかがチェックされます。取り扱う製品や事業内容が変化すると、順守すべき法令なども変わってくるため、内部監査のタイミングで確認するのが良いでしょう。 最後の環境目標は、自社が掲げる環境方針を達成するために必要な具体的な目標のことです。環境パフォーマンスと同様、数値など定量的な基準で検証が可能なものである必要があります。内部監査を実施する際は、環境目標の達成度合いを評価し、自社の取り組みの有効性を確認します。 ISO14001の内部監査の準備を進める際のコツ ISO14001の内部監査で成果を出すには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。続いては、ISO14001の内部監査の準備を進めるうえでのポイントをご紹介します。 チェックリストを活用する ISO14001の内部監査では、監査計画を策定する際に質問事項や業務手順などをまとめたチェックリストを作成するのが良いでしょう。内部監査員は、チェックリストを確認しながら監査を実施することで項目の抜けや漏れがなくなり、適切な内部監査を実施できるようになります。また、監査対象の部署の責任者などにチェックリストを共有しておけば、事前にエビデンスを準備してもらいやすくなり、内部監査の効率化に役立ちます。 チェックリストには、適合・不適合の判定だけでなく、確認したエビデンスなどを記載するスペースも用意しておくと効果的です。下記にサンプルをご用意していますので、ぜひ参考にしてください。 チェックリストを無料でダウンロードしたい方はこちらから!※ご自由に改変頂いて構いません。 <<ISO14001の内部監査の準備に活用できるチェックリスト・質問例>> 環境保全につながるITシステムを導入する ISO14001の内部監査に向けて、既存の体制や仕組みの改善が必要な場合は、ITシステムの導入を検討しましょう。例えば、紙の大量使用によって環境目標を達成できていないケースでは、ペーパーレスを促進するツールを導入するのが効果的です。 環境保全につながるITシステムをお探しの場合は、現場帳票のペーパーレス化ソリューションである「i-Reporter」の導入をおすすめします。報告書や作業手順書など、あらゆる紙帳票を電子化でき、紙の使用量の大幅な削減につながります。また、i-Reporterでは帳票がクラウド上に保管されるため、過去の書類にもスムーズにアクセスが可能です。ISO14001の内部監査で提出する書類を簡単に検索でき、監査の準備も効率化できます。 【参照】現場帳票の電子化システム「i-Reporter」 ISO14001の内部監査の仕組みを理解して自社の取り組みを最適化しよう 今回は、ISO14001の内部監査の概要や手順、主な監査項目、準備のポイントについてお伝えしました。ISO14001の内部監査は、自社の構築した環境マネジメントシステムがさまざまなルールに適合し、成果を出しているかを確認する重要な取り組みです。内部監査を適切に行うことで自社の環境保全に対する取り組みを最適化し、企業価値の向上を実現しましょう。 - [ISO9001内部監査の目的・頻度・要求事項【質問例・チェックリスト】](https://ireporter-global.com/column/9183/) - 製造業や建設業では、自社が提供する製品やサービスの品質を常にチェックし、改善に向けた取り組みを実施する必要があります。そして、自社の取り組みを外部にアピールするには、ISO9001認証の取得や内部監査の実施が効果的です。 今回は、ISO9001の基本的な知識や内部監査の目的、頻度、チェック項目について解説します。監査の準備のポイントにも触れますので、ISO9001の内部監査を控えている企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 ISO9001の内部監査とは ISO9001とは、品質マネジメントシステム(QMS)に関する国際的な規格のことです。 内部監査員が、計画に基づき現場でチェックリストや質問例を活用し、記録や文書を確認、従業員へヒアリングを実施します。 ISO9001の内部監査の目的は、不適合を発見し、是正処置や改善に繋げることです。年1回程度の実施が望ましく、監査結果は報告書にまとめられ、経営層に報告されます。 効果的な内部監査は、顧客満足度の向上、業務効率化、リスク低減に不可欠であり、ISO認証の維持にも繋がるでしょう。 ISO規格の種類には、品質に関する規格であるISO9001のほかに、環境保全に関する「ISO14001」や情報セキュリティに関する「ISO27001」などもあります。 ISO9001の基礎知識 ISO9001は、顧客満足度向上と品質マネジメントシステム(QMS)の継続的改善を目的とした国際規格です。 組織がQMSを構築・運用し、要求事項を満たすことで品質を保証し、顧客からの信頼獲得に繋がります。 認証取得は、国際的な品質基準への適合を示すものです。規格は定期的に更新され、2025年以降もその動向を理解することが重要です。 内部監査は、このQMSの有効性を評価する上で欠かせない活動であり、組織全体でその目的や必要性を理解し、積極的に取り組むことが求められます。 ISO9001の内部監査は1年に1回程度が望ましい ISO9001の内部監査は、QMSの有効性確認と継続的改善に不可欠です。規格上の頻度規定はないものの、一般的には内部監査は1年に1回程度が望ましいとされています。 しかし、組織・事業者の状況や意向によって変更が可能です。 これは、QMSの運用状況、適合性を定期的に評価し、不適合や改善点を発見するためです。 組織規模、業務プロセス、過去の監査結果、品質目標などを考慮した適切な頻度設定が重要であり、形骸化を避け、実効性のある計画に基づき、監査員が現場確認やヒアリングを通じて具体的な結果を得る必要があります。 ISO内部監査の実施手順 内部監査は、計画から実施、報告、そして是正処置のフォローアップまで、一連の流れで行われます。 適切な手順を踏むことで、効率的かつ効果的に品質マネジメントシステムの課題を特定し、改善に繋げることが可能となるでしょう。 ここでは、内部監査の具体的な実施手順について解説します。 1.内部監査計画を作成する まず、内部監査の目的、範囲、基準、方法、頻度、日程、責任者などを明確にした内部監査計画を作成します。 計画段階では、監査対象となる部門やプロセス、過去の監査結果、顧客からのフィードバック、組織の品質目標などを考慮に入れることが重要です。 計画には、監査チームの編成や必要な資源の確保も含まれます。 2.内部監査の準備作業を実施する 内部監査計画に基づき、具体的な監査の準備を行いましょう。 これには、関連する文書(品質マニュアル、手順書、記録など)のレビュー、チェックリストや質問事項の作成、監査担当者への教育などが含まれます。 効果的な監査を行うためには、事前に十分な準備を行い、監査の焦点を明確にしておくことが重要です。 3.内部監査の実施、結果を報告書にまとめる 計画的に内部監査を実施し、現場観察、従業員へのヒアリング、関連記録の確認を通じて、品質マネジメントシステム(QMS)の運用状況を評価します。 監査では、規格や設定された要求事項への適合状況はもちろん、満たされていない不適合事項や、より効果的なQMS構築のための改善提案も詳細に記録し、客観的な証拠を伴った監査報告書を作成します。 この報告書は、監査を受けた部門だけでなく、組織の経営層にも共有されるべき重要な情報源となり、今後の品質改善活動の指針となります。 4.被監査部門にフィードバックを伝えて是正処置を依頼する 監査報告書に基づき、発見された不適合事項や改善提案を被監査部門にフィードバックします。 不適合に対しては、原因分析を行い、是正処置計画の提出を求めます。是正処置の実施状況をフォローアップし、その有効性を確認することも内部監査の重要な役割です。 ISO9001の内部監査で要求される事項・ポイント ISO9001の内部監査では、どのような点を重点的に確認すると良いのでしょうか。こちらでは、ISO9001の内部監査における具体的なチェック項目を3つ解説します。 順守義務を達成しているか まずは、自社が構築したQMS の適合性を確認する項目です。具体的には、ISO9001の要求事項や自社のマニュアル、法令、顧客要求などに沿って体制や仕組みが構築されているかをチェックします。 単にQMSを構築するだけの場合は、ISO9001の要求事項に沿う必要はありませんが、ISOによる認証を受けるには、適合性をクリアすることが必要です。そのため、ISO9001の内部監査では適合性をチェックし、必要があれば改善を指示します。 また、自社のマニュアルや法令に沿って業務が行われていない場合、思わぬトラブルや事故につながる可能性があります。そのようなリスクを軽減するためにも、適合性のチェックは重要です。 品質の維持・向上が見込めるか 続いては、QMSの有効性を確認する項目です。具体的には、自社が設定したルールや仕組みが適切に機能しており、製品・サービスの品質の維持・向上につながっているかをチェックします。 例えば、マニュアルの順守が徹底されている現場において、不良品や作業ミスの発生率に関する目標を達成できているのかを調査します。もし、思ったような成果を得られていなかったり、目標が未達であったりする場合には、原因を分析したうえで改善策を提案することも内部監査の重要な役割です。 内部監査にて原因を調査する場合、報告書の改ざんや改定記録が発見つかり、指摘を受ける可能性があります。 しかし、現場帳票をデジタル化すれば課題は解決できます。特に現場帳票システム「i-Reporter」では、書類の入力履歴を管理することが可能です。 あなたもi-Reporterを使ってみませんか? →3分でわかる現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」の資料はこちら 顧客満足につながる成果が上がっているか 最後は、顧客満足度を確認する項目です。ISO9001の最大の目的は、顧客満足度の向上です。そのため、内部監査では自社の取り組みが実際に顧客満足度の向上につながっているのかをチェックします。取引先へのアンケート調査やクレーム数の増減、リピート率の推移などから判断するのが一般的です。 また、顧客満足度を正確に把握するためにも、内部監査チームには顧客の立場や視点を理解した人材を選定する必要があります。 ISO9001の内部監査を受ける準備を進める際のコツ - [医療DXとは?具体例とよくある課題、解決のためのポイントや手法](https://ireporter-global.com/column/9099/) - 高齢化が進む現代の日本において、医療は重要な役割を果たしています。しかし、医療従事者は不足傾向にあり、地域ごとの医療格差や医療機関の経営難などの問題に直面しています。これらの課題を解決する手段として注目されているのが「医療DX」です。 今回は、医療DXの定義や推進によって期待される効果、課題について解説します。実際に医療DXに取り組み、成果を出した企業様の事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 医療DXの定義 医療DXは、厚生労働省により以下のように定義づけられています。 <厚生労働省による医療DXの定義>医療DXとは、保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータを、全体最適された基盤を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えることと定義できる。 【出典】「医療DXについて」(国土交通省) そもそもDXとは、「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略称です。デジタル技術の活用によってビジネスモデルや働き方、業務そのものを変革することを意味します。 一方、厚生労働省の定義を確認すると、医療DXが目指すのは「国民自身の予防促進」や「良質な医療やケアの提供」であることがわかります。テクノロジーの導入によるビジネスの変革が目的ではありません。あくまで医療サービスを受ける人の健康促進を目指しており、一般的なDXとは少し異なる意味合いで使用されます。 医療現場におけるデジタル化やDX化を推進するため、国が提言したのが「医療DX令和ビジョン2030」です。「全国医療情報プラットフォーム」の創設や電子カルテの普及、診療報酬改定のDX化などに取り組み、医療分野が抱える情報管理に関する課題の抜本的解決を目指しています。 DXが求められる医療業界の現状・課題 国を挙げてDXが推進されている医療業界は、どのような課題を抱えているのでしょうか。こちらでは、医療業界の主な課題を4つご紹介します。 医療従事者の不足 少子高齢化の影響により、医療需要が高まる一方で医師や看護師の不足が深刻化しています。新型コロナウイルス感染症の流行のあおりも受けており、医療従事者の不足が続くと本来あるべき医療を提供できなくなり、医療崩壊につながるリスクがあります。 地域による医療格差 人口密集地や都市部では医療サービスが充実している一方、過疎化が進む地方では医療機関が不足している傾向にあり、地域による医療格差も大きな問題となっています。特に、地方は高齢化が進行しており、適切な医療サービスの提供が急務です。DXを推進することで、業務効率化による赤字経営からの脱却やオンライン診療の導入などを実現し、地域ごとの医療格差を解消する必要性が高まっています。 超高齢化社会への突入 日本は、第一次ベビーブームによって誕生した「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となる2025年以降、超高齢化社会に突入します。人口のボリュームゾーンである団塊の世代が後期高齢者となることで医療需要が増加し、医療費・介護費の増大、医療従事者のさらなる不足などが懸念されているのが現状です。 小規模な医療機関の経営難 医療業界では、診療報酬の低さや人材不足などに起因する医療機関の経営難も深刻な課題です。特に小規模な医療機関は、周囲のクリニックや大手病院との競争に巻き込まれ、経営状況が厳しくなるケースも少なくありません。また、新型コロナウイルス感染症の流行によって外出自粛が進み、受診を控える患者が増えた点も影響しています。 医療DXのメリットや効果・目的 日本の医療水準を維持し、質の高い医療サービスを提供するには、DX化に取り組むことで先に挙げた課題を解決する必要があります。そこで続いては、医療DXのメリットや効果、目的を解説します。 医療現場の作業の効率化を図れる 医療DXが進むと、医療現場における情報共有や医療行為の自動化が進み、効率的に業務を行えるようになります。カルテの電子化・ペーパーレス化による検索性の向上や入力ミスの削減、レントゲン写真や心電図と検査データを紐づけて管理することによる検索の負担軽減などが代表例です。 また、DXの取り組みによって医療サービスが改善されることで、患者の満足度向上も期待できます。例えば、紙カルテから電子カルテへの変更により患者情報を自身で確認しやすくなる、予約システムの活用で待ち時間を削減できるなどのケースが考えられます。 遠隔診断(オンライン診断)の実現が期待できる 医療DXは、遠隔診療やオンライン診療の実現にも役立ちます。ICT(情報通信技術)を活用することで、遠隔地の患者を非対面で診療できるためです。これにより、医療従事者が不足する地方への医療サービスの提供や訪問診療における医師の移動時間の削減、感染リスクの防止などの効果が期待できます。問診のみをオンラインで行い、本格的な診療は病院で行うというケースもあります。 予防医療が普及・発展しやすくなる 医療DXの推進は、予防医療の普及・発展にも寄与します。膨大な量の患者情報や医療データをビッグデータとして蓄積し、AIを活用して分析することで、疾患の早期発見や早期治療に役立てられるためです。医療業界全体でネットワークを構築し、同意を得たうえで病院や薬局、介護施設間でデータを共有できれば、地域による医療格差の解消にもつながります。 医療DXのデメリット・注意点 医療DXでは、業界が抱える多くの課題解決が期待できるものの、実現には一定のハードルがあります。こちらでは、医療DXにおけるデメリットや注意点を解説します。 十分なセキュリティ体制を実現する必要がある 医療機関は、患者の個人情報や診療記録などの秘匿性の高い情報を多く管理しています。そのため、DXを推進する際は、デジタルツールの活用による情報漏えいや盗聴などのセキュリティリスクを未然に防ぐ仕組みが必要です。実際、日本国内でも医療情報システムへのサイバー攻撃の事案が報告されています。 導入や運用のコストがかかりすぎる恐れがある 医療DXを進めるには、デジタルツールの導入や運用にともなうコストがかかります。具体的には初期費用やサーバーの維持費、メンテナンス費用などが挙げられます。固定費の増大によって経営状況が悪化するのを防ぐには、費用対効果の高いツールを選ぶことが重要です。 医療DXが進まないときのよくある課題 医療機関によっては、医療DXの重要性は理解しているものの、さまざまな事情から実行に移すことができないケースも少なくありません。こちらでは、医療DXが進まないときによく見られる課題をご紹介します。 既存システムとの連携や共存が難しい 病院がすでに一定のデジタルツールを活用している場合、既存システムとの連携に障壁があり、DXが進まないケースがあります。また、部署ごとに異なるツールを利用しており、DX推進の対象部門からの合意が得られない場合もあります。 このような事態を防ぐには、外部システムとの連携性が高いツールを選ぶことが重要です。従来の使い勝手を大きく変化させずにDXを実現できれば、現場の合意も得やすくなります。 デジタル人材の採用・教育が進まない 医療業界では、DXの推進に必要なデジタル人材が不足しており、施策が進まない側面もあります。医療知識が豊富な現場スタッフは、必ずしもITに明るいとはいえず、リテラシーの不足によってDX化が進まないケースも少なくありません。デジタル人材を短期間で育成することは難しく、新たに人材を採用しようとしても、人手不足の影響でなかなか見つからないのが現状です。 このような現場で医療DXを推進し、新たなシステムを定着させるには、誰でも使いこなしやすいツールを導入する必要があります。直感的な操作が可能なものを選ぶことで、IT機器の操作に慣れていないスタッフでも短期間で使いこなせるようになります。 新型コロナウイルス感染症の流行により業務がひっ迫している 医療機関によっては、新型コロナウイルス感染症の影響で業務がひっ迫しており、DXに取り組む時間や人員の余裕がない場合もあります。このようなケースでは、まずは一部の部門やプロセスにデジタルツールを導入するなど、スモールスタートでDXを進めることが大切です。医療DXによる業務効率化や診療体験の向上などの効果を実感したうえで、少しずつ全体への導入を検討するのが良いでしょう。 医療DXの事例 医療DXの着手をご検討の場合は、「i-Reporter」の活用をおすすめします。i-Reporterは、医療現場で使用する帳票の電子化ソリューションです。こちらでは、i-Reporterを活用して医療DXを実現した事例をご紹介します。 紙カルテを電子化して患者と向き合う時間を増やすことに成功 株式会社メディパス様は、医療機関や介護事業者に向けた経営サポートを行っています。こちらの企業では、バックオフィス業務を受託するコンパスデンタルクリニック様のカルテや診療内容報告書の電子化を目的としてi-Reporterを導入しました。 従来は紙ベースでカルテや診療内容報告書を管理しており、作成や転記、保管に多くの手間と費用がかかっていました。訪問診療を専門とする同社では、医師が毎日数十枚の書類を持ち運ばなければならず、紛失のリスクも抱えていたのです。 i-Reporterの導入後は、カルテや診療内容報告書の電子化を実現し、タブレット内で書類の作成や管理が行えるシステムを構築しています。紙の書式をそのままシステム上で再現しており、入力支援機能も豊富に搭載されているため、ITの専門知識がなくても漏れやミスなくスムーズに記入が可能です。書類作成の工数を大幅に削減でき、捻出した時間で患者とのコミュニケーションを増やすことに成功しています。 こちらの事例について興味がある場合は、下記のページよりご確認ください。 【i-Reporter導入事例インタビュー】紙の書式をそのまま移植できました 医療DXを進めて持続可能な医療提供体制を実現しよう 今回は、医療DXの概要やメリット、よくある課題、具体例についてお伝えしました。医療DXは、医療現場における業務を効率化し、患者の診療体験を向上させるために欠かせない取り組みです。現場帳票システムを活用した電子カルテの導入など、スモールスタートで医療DXを推進し、高齢化の時代に即した医療提供体制を整備しましょう。 - [製造業の品質向上・改善を図れる3つの取り組み【事例あり】](https://ireporter-global.com/column/9120/) - 製造業は、日本社会を支える重要な産業の1つです。しかし、労働生産性や国際競争力の低下、少子高齢化による人材不足など多くの問題を抱えています。これらの課題を解決するために必要となるのが、業務効率化や品質向上に向けた取り組みです。 今回は、製造業における品質向上の重要性や施策の具体例について解説します。ITソリューションを活用して品質向上や改善に成功した企業様の事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 製造業における品質向上の重要性・メリット 製造業において事業を存続・成長させるためには、業務品質向上が欠かせません。製造品質の安定や向上は、顧客満足度の向上や信頼の醸成に直結し、最終的には売上アップにつながるためです。反対に製品や作業の品質が低かったり、不安定な状態が続いたりすると、顧客からの信頼が低下し継続的な取引が難しくなってしまいます。そのため、製造現場では常に自社の作業品質をチェックし、業務効率化や業務改善が可能なポイントがないか確認することが重要です。 <製造業の品質向上で予防できる問題・課題の例> 納期の遅れ 過剰在庫の発生 不良品の発生 計画外作業の発生 クレームの発生 顧客からの評判・信頼の低下 新規顧客獲得の停滞 ヒューマンエラーの発生 製造現場における品質向上には、工程管理・品質検証・品質改善の3つの要素が影響します。 工程管理=製造プロセスにおける作業員や設備のパフォーマンス、作業手順などを管理する業務。 業務標準化による属人化の防止や生産性の向上を目的として実施されます。 品質検証=完成した製品や自社の生産工程に不備がないか検査するステップ。 一定の基準に沿って検査を行うことで不良品や不適合品が出荷されるのを防ぎ、製品の品質を保証する役割があります。 品質改善=不良品が発生した場合に再発防止策を検討する業務。 不良品の発生要因を調査し、改善活動に取り組みます。 設計品質の改善や生産現場のムダの洗い出しなどを行い、将来における不良品の発生を未然に防止するのも品質改善の一環です。 上記3つの要素を総称して品質管理(QC)と呼ぶ場合もあります。製造業における品質管理については、下記の記事で詳しく解説していますのでぜひご確認ください。 【工場の品質管理は何をする?仕事の種類や必要な考え方・手法】 製造業の品質向上につながる効果的な方法 製造業で品質向上を実現するには、自社の現状を可視化・定量化したうえで改善施策を検討し、組織全体で取り組むことが重要です。この考え方を「総合的品質管理(TQM)」と呼びます。こちらでは、製造業の品質向上に役立つ具体的な施策をご紹介します。 5Sを徹底できる仕組みや環境をつくる 5S=整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)のこと。 Sから始まる5つの言葉をまとめて5Sと呼びます。 5Sは、品質管理における工程管理に用いられる手法・考え方の1つです。5つの徹底により職場の環境改善を図るための取り組みを5S活動と呼びます。 <5Sを徹底するための取り組みの例> 5Sを実施する場所 取り組みの具体例 工場・倉庫 ・持ち出す道具の保管場所に「使用中」のプレートを置く・作業が終わったら持ち場を清掃してから離れる・作業手順や利用頻度を踏まえて工具の保管場所を最適化する 事務所 ・作業マニュアルや図面をデータ化して管理する・整理整頓や清掃に関するルールを決めて従業員に共有する・古くなった資料や伝票などは処分する 4Mの分析で原因の特定・課題の選定をする 4Mとは、製造業において管理すべき4つ項目のことです。具体的には、人(Man)・機械(Machine)・材料(Material)・方法(Method)を指します。4Mの管理を徹底することで、不良品が発生した場合の原因の特定や自社の製造プロセスにおける課題の把握が容易になり、品質向上に役立ちます。 人(Man) 4つの要素の中で特に重要とされるのが人です。製造業における品質を維持・向上するには、作業者のスキルアップが欠かせません。作業員一人ひとりの能力を把握したうえで、熟練度が低い場合には研修を実施したり、必要に応じて配置を見直したりする必要があります。 機械(Machine) 製造現場において効率的に製品を生産するには、機械や設備の稼働が不可欠です。しかし、導入した機械に不具合や故障が発生してしまうと、製品の安定供給が難しくなります。そのような事態を防ぐためにも、機械の定期的なメンテナンスや点検、最新設備の導入などを行いましょう。 材料(Material) 製造業の品質管理では、製造に使用する材料にも注目します。材料の品質や量、調達手段を管理することで、不良品の発生防止やコスト削減を実現できます。 方法(Method) 製造業の品質向上には、作業方法の管理も欠かせません。質の高い製品を安定して生産するには、各工程の作業手順や方法が標準化されている必要があります。作業手順書の作成やマニュアルの見直しなどが有効です。 DX推進により品質管理の改善を図る 製造業で品質向上を実現するには、DXを推進して品質管理の体制そのものを変革する方法も効果的です。DXとは、「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略称で、デジタル技術の活用でビジネスを改革する取り組みを指します。 製造現場におけるDXの例としては、まずIoT化による工場の見える化が挙げられます。ITツールやAIを活用して工場内のあらゆる情報をリアルタイムで把握・分析できるようにすることで、品質の安定化や生産効率の改善、事故の防止につながります。 そのほかには、製造品質の向上に役立つシステムの導入も有効なDX施策です。例えば、帳票管理システムや生産管理システムを導入すれば、人力で管理していた伝票情報や生産計画をすべてシステム上に集約できるようになり、現場改善が期待できます。 次のセクションでは、帳票管理システムを導入して品質向上を実現した企業様の事例をご紹介しています。紙媒体やExcelによる管理工数の増大にお悩みの場合は、ぜひ参考にしてください。 製造業における品質向上の事例 製造業の品質向上には、現場帳票の電子化・ペーパーレス化ソリューションである「i-Reporter」の導入がおすすめです。こちらでは、i-Reporterを活用して製造品質の向上を実行した企業様の事例を2つご紹介します。 日報の電子化で毎日1時間以上の作業時間を削減 - [小売業のDXは難しい?具体例とよくある課題、解決のためのポイント](https://ireporter-global.com/column/9116/) - DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル化やIT化を進めて自社の経営課題を解決し、ビジネスモデルや仕組みそのものを変革することを意味します。製造業界や医療業界はもちろん、オンラインの需要が高まっている小売業界でも重要な取り組みです。 そこで今回は、小売業におけるDXの必要性や取り組みの具体例、施策を進める際の課題と解決策について解説します。実際にDXに成功した事例と導入したシステムもご紹介しますので、DX推進に向けた実行計画を検討中の企業様はぜひ参考にしてください。 DXが必要とされる小売業界の現状・課題 小売業におけるDXとは、小売に関わるサービスや業務プロセスなどを変革して新たな仕組みを構築し、顧客体験の向上や新たな市場創造を試みるための取り組みのことです。DXの実現に向けて、AI(人工知能)やIoT、IT技術などのテクノロジーが活用されます。こちらでは、DXが必要とされる小売業界の現状や課題を解説します。 アナログな対応・処理が必要なシステム 小売業界では、時代に合わせた体制や仕組みの構築が進んでいない小売事業者も少なくありません。例えば、電子マネー決済やECサイトの導入などが遅れているケースです。「スマートフォンを使って買い物や決済を済ませたい」という顧客ニーズに対応できておらず、集客や売上の低下の原因となっています。 小売業界は消費者に近い業界だからこそ、変化に対する迅速・的確な対応が必要です。事業の存続や成長の加速には、デジタルツールを活用することで顧客に新たな価値を提供するDXの推進が欠かせません。 人材不足の深刻化 小売業界は、少子高齢化や働き方改革の不足などの影響により、人手不足が深刻化しています。新型コロナウイルス感染症の流行によって店頭での感染予防対策が必要になり、業務負担が増大したことで、さらに人手不足感が増しているのが現状です。 少子高齢化が進む現代で人材不足を解消するには、DXの推進による業務効率や生産性の向上が重要となります。例えば、セルフレジを設置してレジスタッフを削減したり、タッチパネルで注文できるシステムを導入したりすることで、店舗の省力化につながります。また、デジタル技術の活用で時代に適したニューノーマルな働き方を実現できれば、小売業界に抵抗のあった求職者からの評価も高まり、人材不足を解消しやすくなるでしょう。 原材料のインフレ 小売業界では、円安や燃料費の値上がりによる原材料費の高騰も大きな問題です。競合他社や取引先との兼ね合いから価格に転嫁できていない企業も多く、経営の圧迫につながっています。 DXの推進は、原材料価格の高騰への対策にも有効です。例えば、接客ロボットを導入することで人件費を削減したり、ITツールを活用して仕入れにかかる労務費を可視化し、改善策を検討したりなどの方法が考えられます。今後も続くと予想される原材料費の高騰に対応するためにも、DXの必要性が高まっています。 小売業のDXに向けた取り組みの具体例 小売業の現場では、上記の課題を解決するためにさまざまな施策が実行されています。こちらでは、小売業のDXに向けた取り組みの具体例とその効果をご紹介します。 システム導入による店舗運営の効率化 小売業における店舗運営の効率化に役立つのが、各種システムの導入です。在庫管理や受発注、顧客管理、マーケティング業務などを効率化でき、人手不足や原材料費の高騰に対応しやすくなります。 取り組みの例としては、キャッシュレス決済の導入やPOSレジによる顧客データの蓄積・分析、アプリやAIを活用した在庫管理や販売計画の自動化・省力化などが挙げられます。そのほかには、帳票管理システムの導入による受発注管理の効率化・安定化なども有効です。 ECサイトの展開 ECサイトの展開は、小売業における基本戦略の1つといえます。スマートフォンが普及した現代で売上を伸ばすには、オフラインだけでなくオンラインの顧客も取り込む必要があるためです。 しかし、実店舗とECサイトを別々に機能させているだけでは、リアル店舗のショールーム化を招きかねません。そこで重要となるのが「OMO(Online Merges with Offline)」です。実店舗とECサイトなど複数の販売チャネルを融合させる施策で、顧客が販売チャネルの違いを意識することなく、シームレスに買い物ができる仕組みの整備を目的としています。 OMOを実現するには、顧客接点や商品管理、決済などをデジタル化する必要があり、DXの推進が欠かせません。デジタルツールの導入などを通してDXを進め、OMOを成功させることで顧客満足度の向上やオムニチャネルの実現、販売機会の損失防止などのメリットが期待できます。 小売業のDX推進を進める際のポイント・注意点 DXを進めるうえで意識するべきポイントは、業界や業種ごとに異なります。そこで続いては、小売業でDXを推進する際の注意点を解説します。 DX推進を含む経営戦略の明確化 DXを進めるには、経営戦略を明確化したうえで従業員に周知することが大切です。DXはあくまで目的達成のための手段であり、目標となる経営戦略を明確にしておくことはDX推進の成否に大きく影響します。十分に経営戦略が練られていない状態でDXに取り組もうとしても、期待する成果を得られない可能性があります。DX導入に対して従業員の賛同や積極的な姿勢・行動が得られない、売上や利益の向上につながらないなどの悩みを抱えている場合は、まず経営戦略の見直しから始めましょう。 既存システムとの連携や共存 小売業におけるDXの推進には、デジタルツールやIT技術の活用が欠かせません。新しいツールを導入する際は、既存システムとの連携や共存も考慮して選定しましょう。既存システムに慣れているがゆえに、新しいツールの導入に対して抵抗感を持つ従業員がいるケースも想定されます。既存システムとの連携や共存が可能なツールを選ぶことで、従業員の不安を払拭し、組織全体でDXに取り組みやすくなります。また、既存システムに蓄積された膨大なデータを活用することで、最短でDXの実現を目指せるのもメリットです。 デジタル人材の採用・教育 DXの取り組みには、ITや先端テクノロジーに関する知見が豊富なデジタル人材の存在が必要不可欠です。しかし、小売業ではITに明るい人材が必ずしも在籍しているとは限らないため、自社のDX施策を担当するデジタル人材を採用・教育する必要があります。 社内人材の教育には、国が提供する「デジタル人材育成プラットフォーム」の活用をおすすめします。DXの推進に必要なデジタルスキルを取得できる、オンライン学習プログラムです。受講者のリテラシーに応じて、基礎的な知識だけでなく実践的な能力を身につけることも可能なため、小売企業におけるデジタル人材の育成に役立ちます。 【参照】「卸売・小売業界において活用可能なDX推進・デジタル人材育成に関する施策について」(経済産業省、商務情報政策局 情報技術利用促進課) 小売業のDX推進においてよくある課題 小売業におけるDXの重要性は理解しているものの、取り組みが進んでいない企業も少なくありません。こちらではその理由と対策を解説します。 拠点ごとに個別最適化された業務ルールの存在 小売店で必要な業務は、接客や仕入れ、売上管理、在庫管理など多岐にわたります。それぞれの業務は、扱う商品や販売戦略に応じて拠点ごとに個別最適化されているケースが多い傾向にあります。そのため、例えば業務管理システムを導入し、すべての拠点における業務ルールを一気に統合するのは難しいのが現状です。DXの推進によって現場が混乱してしまい、かえって業務効率の低下を招くおそれもあります。まずは一部の店舗にのみシステムを導入し効果検証を行うなど、スモールスタートを意識することが重要です。 既存の体制・方法を変えることに対する従業員の抵抗 現場におけるDXを拡大するフェーズでは、既存のルールや仕組みを変更することに対する従業員の抵抗も予測されます。DXの重要性や緊急性が現場に浸透していないのが原因です。 これを防ぐには、全社員を対象としてDX研修を実施してリスキリングを促したり、経営層が直接DXの目的や期待できる効果を従業員に伝えたりするのが良いでしょう。顧客体験の向上だけでなく、業務効率化など従業員にとってもメリットがあることを理解してもらう必要があります。 従業員のデジタル技術に関する知識の不足 DXを推進するには、専任の担当者を配置するのが理想です。しかし、従業員のデジタル技術に関する知識が不足しており、担当者を選定できないケースも少なくありません。 そのような場合は、専門家を招いて研修を実施するなど、従業員のリテラシーを高める施策に取り組みましょう。近年ではオンラインやeラーニングで受講できる研修も多く開催されているため、忙しい小売業の現場でも安心して参加できます。 小売業におけるDXの成功事例 小売業におけるDXの実現には、現場帳票の電子化システムである「i-Reporter」の導入がおすすめです。こちらでは、i-Reporterを活用してDXに成功した企業様の事例をご紹介します。 QSCチェックの電子化で業務効率化と年間約220万円のコスト削減を実現 飲食チェーン店を手がける株式会社トリドール様は、食の感動を提供するために日々のQSCチェックを重視しています。QSCとは、Quality(品質)・Service(サービス)・Cleanliness(清潔さ)の総称です。同社の各店舗では、店長が各項目を毎日チェックし、本部へ共有することでクオリティの維持に努めています。 しかし、以前はチェックシートを紙で管理しており、作成や運用に手間がかかっていました。本部へ共有するためにチェックシートをPDF化する必要もあり、業務効率の低下を招いていました。そこで導入されたのがi-Reporterです。 i-Reporterの導入後はチェックシートを電子化し、QSCの管理をタブレットで行える仕組みを構築しました。チェックの完了後はクラウド上のサーバーにアップロードするだけで共有できるようになり、業務改革を実現しています。QSCチェックの実施率が上がったことで、マネージャーによる店舗状況の確認業務が不要となり、年間約220万円のコスト削減につながっています。 こちらの事例の詳細が気になる場合は、こちらのページよりご覧ください。 【i-Reporter導入事例】i-Reporterを国内800店舗に展開しQSCチェックを電子化。 小売業のDXを進めてニューノーマルな時代へ対応しよう - [工場の品質管理とは?仕事内容や種類・品質保証との違いを解説](https://ireporter-global.com/column/9112/) - 製造業の現場では、納期を守りつつ質の高い製品を提供し続けなければなりません。不良品やミスが多発すると、顧客からの信頼低下につながるおそれがあります。そのような事態を防ぐために重要なのが「品質管理」と呼ばれる作業です。 今回は、工場における品質管理の基礎知識や業務内容、関連資格・規格について解説します。品質管理業務を改善するための手法やアイデアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 工場における品質管理とは? 品質管理は、商品の製造プロセスにおいて品質に関する問題点や課題を可視化し、不良品の削減や生産効率の向上を実現するために欠かせない作業です。こちらでは、工場における品質管理の意味や仕事内容、品質保証との違いを解説します。 品質管理の意味 品質管理とは、製造工程で製品の品質を管理する取り組みを意味する言葉です。「QC」(Quality Control)とも呼ばれます。主な目的は、不良品・不適合品の発生など品質のばらつきを未然に防止し、顧客からの信頼を獲得することにあります。完成品のみを管理するのではなく、完成までの生産工程の管理も含まれる点がポイントです。 品質管理の方法・種類 工場の品質管理の仕事は、消費者が求める品質を維持するため、製造現場を管理することです。具体的には、以下の通りとなります。 ・製品の検品・製品企画から生産体制の構築・作業工程の設計・改善を行う 品質管理業務は工程管理、品質検証、品質改善の3つに大別できます。 工程管理=作業手順や工程を管理する業務です。作業手順の標準化や作業者の育成・配置、品質維持を目的とした設備管理などを行います。 品質検証=完成した製品そのものの品質検査や製造プロセスの監視を行う作業です。これにより、品質基準を満たさない製品が出荷されるのを防止し、顧客からのクレームや思わぬトラブルに発展するのを防ぐ役割があります。 品質改善=不良品が発生した場合に再発防止や未然防止の策を講じる業務です。ヒューマンエラーや設備の不良などの原因を分析し、問題解決に努めることを目的としています。 品質管理=製造業の生産管理に欠かせないQCDにも関連します。QCDとは、「品質(Quality)」「価格・コスト(Cost)」「納期(Delivery)」の3つの要素からなる言葉です。製造現場で自発的に品質管理活動を行うグループは「QCサークル」と呼ばれます。 品質管理をしっかりしていても、報告書の数値記入ミスや不良の伝達や共有遅れにより不良品を排出してしまうことがあります。 しかし、これらは現場帳票をデジタル化すれば課題は解決できます。特に現場帳票システム「i-Reporter」では、記入ミスの削減、報告書のリアルタイムでの共有、不良要因の発生をアラート通知ですぐに連絡することが可能です。 あなたもi-Reporterを使ってみませんか? 品質管理と品質保証の違い 品質保証とは、製造における全工程で製品の品質を管理する取り組みを指します。「QA」(Quality Assurance)とも呼ばれ、原材料の調達から出荷・販売までを含むのが特徴です。 品質管理と品質保証は管理の対象・範囲が異なります。品質管理はあくまでも組織内部における取り組みを指すのに対し、品質保証の対象は消費者が使用する段階までを含めます。 工場の品質管理に関連する資格や規格 工場の品質管理に関連する規格としては、品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格であるISO9000シリーズがあります。品質マネジメントシステムの構築や運用などに関する国際的な基準が定められています。 次に、品質管理に関する知識が問われるのがQC検定です。日本規格協会グループ(JSA GROUP)が実施しています。 また、工場管理における設備保全を担うのが機械保全技能士です。機械保全技能検定の合格者が取得できる国家資格で、工場内で使用する設備の点検や修理、メンテナンスなどを行います。 そのほかには、製造現場の安全の確保に関わる業務を担当するのが安全管理士 です。作業環境の安全確認や製造スタッフへの安全教育などを行い、労働災害の発生を防止する役割を担います。また、作業員の健康管理を任されるのが衛生管理士です。作業員のストレスチェックや作業環境の衛生状況の改善などを行います。どちらも一定の要件を満たした企業が選任しなければならない人材です。 <工場の品質管理に関連する資格や規格> 資格・規格 概要 ISO9000シリーズ ISOが定めた品質マネジメントシステムの構築や運用などに関する国際規格 QC検定 日本規格協会グループが実施する、品質管理に関する知識を確認する検定 機械保全技能士 機械保全技能士 製造現場における設備保全に関する資格 安全管理士 作業環境の安全性の確保に関する資格 衛生管理士 現場で働く作業員の健康管理に関する資格 工場の品質管理に必要な手法と改善のための考え方 安心で安全なモノづくりを推進するには、工場内における品質管理を徹底することが大切です。こちらでは、工場の品質管理に役立つ手法や改善するためのポイントとなる考え方をご紹介します。 QC七つ道具 QC七つ道具とは、数値データを整理・分析することで、製造現場における品質管理の改善に活用する7つの手法のことです。具体的にはグラフ、チェックシート、パレート図、ヒストグラム、特性要因図、散布図、管理図の7種類の手法があります。 PDCAサイクル 品質管理におけるPDCAサイクルとは、品質管理の改善を繰り返すための流れを指します。サイクルは計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、処理(Action)の4段階です。4つのプロセスを繰り返すことによって、品質管理の継続的な改善が実現しやすくなります。 5S 5Sは、品質管理を行うために必要となる、Sから始まる5つの要素の総称です。具体的には整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)の5つを表します。品質管理に5Sの考え方を取り入れることで職場環境が改善され、人的ミスの削減や業務効率化につながります。 4M 4Mとは、商品の製造プロセスにおいて管理すべき4つ要素のことです。人(Man)、設備(Machine)、方法(Method)、材料・製品(Material)と、すべてMで始まるため4Mと呼ばれます。日ごろから4Mを適切に管理しておくことで、製造工程で異常が発生した場合に原因がどこにあるのかを把握しやすくなります。 IE IEは、自社の製造工程を科学的・学問的に分析する手法のことです。「Industrial - [【2024年施行】建設業の働き方改革で何が変わる?必要な取り組みや事例](https://ireporter-global.com/column/9104/) - 少子高齢化による人材不足、長時間労働の深刻化などの問題を抱える建設業界。国は、建設業界におけるこれらの課題を解決するために働き方改革を推進しています。 そこで本記事では、建設業の働き方改革によって変わるポイントや、対応するために事業者が行うべき取り組みを解説します。働き方改革に役立つおすすめのソリューションとその導入事例もご紹介しますので、企業のご担当者様はぜひ参考にしてください。 建設業の働き方改革の内容 建設現場における働き方改革は、各種法改正の影響などにより2024年から本格化します。今後の変化に対応し、労働環境の改善や生産性向上、人手不足の解消などを実現するには、まず働き方改革の内容を理解することが大切です。こちらでは、建設業の働き方改革におけるメインテーマである時間外労働の上限規制について解説します。 2024年から時間外労働の上限規制が適用される 建設業では、2024年4月1日から時間外労働の上限規制が施行されます。大企業では2019年4月、中小企業では2020年4月から適用されていた「働き方改革関連法」や「改正労働基準法」が5年の猶予を経て建設業界にも適用される予定です。 これにより、いわゆる残業時間の上限が原則月45時間、年360時間に規制されます。臨時的な特別の事情があり労使が合意する場合でも、時間外労働は年720時間以内、時間外労働と休日労働を合わせて月100時間未満、2〜6カ月平均80時間以内に抑える必要があります。また、時間外労働が月45時間を超えられるのは直近12カ月のうち6回までという制限も設けられるため、建設業の勤怠管理に大きな変化が生じることが予想されるでしょう。 <【製造業】時間外労働の上限規制の内容> 時間外労働の上限は36協定を結んだ場合でも月45時間、年360時間に制限される *特別条項付き36協定を締結した場合は年720時間が上限となる *時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満、2〜6カ月平均80時間以内に抑えなければならない *時間外労働が月45時間を上回るのは年に6回まで 【出典】労働基準法(e-Gov法令検索)【出典】建設業における働き方改革(国土交通省) 時間外労働の上限規制を超過した場合の罰則が規定される 現行の労働基準法では、法定労働時間が1日8時間、週40時間となっており、労使間で36協定を締結することで時間外労働が可能になる仕組みです。ただし、建設業の場合は時間外労働に上限が設定されておらず、長時間労働や休日出勤の常態化、労働環境の悪化などの問題につながっています。 このような現状を改善するために、改正労働基準法では罰則付きで時間外労働に上限を設定し、建設業における労働者の働き方改革を推進しています。具体的な罰則の内容としては、時間外労働の上限を超過して従業員を就労させた企業には、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。 【出典】時間外労働の上限規制わかりやすい解説(厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署)【出典】労働基準法(e-Gov法令検索) 上限規制の適⽤が猶予・除外となる事業や業務もある 建設業で災害の復旧・復興に関する事業を行っている場合は、時間外労働と休日労働を合わせて月100時間未満、2〜6カ月平均80時間以内の2つの規制が適用されません。災害からの復旧・復興を目指すタイミングは、公共工事・民間工事を問わず多くの建設工事が実施され、一時的な業務量の増大が見込まれるためです。 また、新技術・新商品等の研究開発業務には、先に挙げた上限規制が適用されません。改正労働安全衛生法により、週40時間を超えた分の労働時間が月に100時間を超過した場合、医師の面接指導を受けることが義務付けられました。 【出典】時間外労働の上限規制わかりやすい解説(厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署) 建設業の働き方改革に向けて事業者が取り組みたいこと 建設業の働き方改革に向けて、事業者は「労働時間」「給与・社会保険」「生産性」の3つの側面における取り組みを進める必要があります。こちらでは、3つの項目に関する主な施策の例をご紹介します。 長時間労働を是正するための仕組みや制度の設計 建設業における長時間労働を是正するには、週休2日制の導入を図るのが効果的です。例えば、週休2日を実現した現場を評価する制度を構築したり、国土交通省の「週休2日応援ツール」を使って業務効率化を実現したりして、労働者の休日を確保しましょう。建設業に従事する技能者は日給月給制のケースが多いため、週休2日を採用する場合は待遇面も考慮する必要があります。 また、建設業では無理な工期設定により長時間労働を余儀なくされている場合も少なくありません。国土交通省が策定した「適正な工期設定等のためのガイドライン」などを活用し、発注者と受注者が協力して適切な工期設定や施工時期の平準化に取り組むことが大切です。 適正な給与・社会保険の設計 建設業が直面する人材不足を解消するには、給与体系の見直しや社会保険への加入の徹底も重要です。例えば、建設キャリアアップシステムを活用して能力に応じた賃金水準を実現したり、社会保険加入業者にのみ工事を発注するよう要請したりなどの取り組みが行われています。給与や社会保険の設計を最適化する場合は、自社だけでなく下請業者へのしわ寄せを招いていないかなどの点もチェックする必要があります。 適正な給与・社会保険の設計 年720時間を超える時間外労働を行っている場合、働き方改革によって従業員の労働時間の減少が予想されます。長時間労働の是正による売上の低下を防ぐには、ICT(情報通信技術)やITツール、IoTなどを活用してDXを推進し、生産効率や品質を向上させる必要があります。 例えば、帳票管理システムを導入して建設現場で管理するあらゆる帳票を電子化する方法があります。これにより、業務で必要な情報の入力や検索、閲覧が容易になり、業務効率の大幅な改善や品質の向上が可能です。 建設業の働き方改革を実現して労働者が安心して働ける環境を整えよう 今回は、建設業における働き方改革の内容や必要な取り組み、成功例についてお伝えしました。建設業は、人手不足や長時間労働の常態化など多くの課題を抱えており、働き方改革が急務です。帳票管理システムをはじめとしたITツールの活用や週休2日制の採用、給与体系の見直しなどを通して従業員が働きやすい環境を整備しましょう。 - [【最新調査】デジタル在庫管理における「カウント漏れ・重複カウント」に課題 ハンディーターミナル導入・未導入者の両方から「導入コスト」「開発コスト」を懸念する声](https://ireporter-global.com/column/9023/) - 〜4割の企業が手作業で在庫管理業務を行う実態、抱える悩みも明らかに〜株式会社シムトップスは、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名に対し、在庫管理業務に関する実態調査を実施いたしました。 調査サマリーはこちら 調査概要 調査概要:在庫管理業務に関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2022年12月28日〜同年12月29日有効回答:棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://i-reporter.jp/ 在庫管理業務の方法、「デジタル」が59.1%、「手作業」が40.0% 「Q1.あなたのお勤め先では、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務をどのような方法で行っていますか。複数の方法で行っているという方がいらっしゃる場合は、中心で行っている方法を教えてください。」(n=110)と質問したところ、「デジタル」が59.1%、「手作業(紙やエクセルへの手入力)」が40.0%という回答となりました。 ・デジタル:59.1%・手作業(紙やエクセルへの手入力):40.0%・わからない/答えられない:0.9% 「デジタル」管理の棚卸し、58.5%が「バーコード」で集計 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤め先では、棚卸しの集計作業をどのような手法で行っていますか。複数の方法で行っているという方がいらっしゃる場合は、中心で行っている方法を教えてください。」(n=65)と質問したところ、「QR」が35.4%、「バーコード」が58.5%という回答となりました。 ・QR:35.4%・バーコード:58.5%・RFID:1.5%・その他:0.0%・わからない/答えられない:4.6% 「デジタル」在庫管理の不満、「カウント漏れ・重複カウント」「自社のミスによる在庫減の記録漏れ」が47.7%で最多 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q3.デジタルな手法により、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う際の不満・悩みがあれば、教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が47.7%、「自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる」が47.7%、「実在庫数と論理在庫数に差異がある」が46.2%という回答となりました。 ・カウント漏れ・重複カウントが起こる:47.7%・自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる:47.7%・実在庫数と論理在庫数に差異がある:46.2%・労力や負担が大きい:44.6%・時間・工数がかかる:41.5%・入荷元の納品ミスが起こる:23.1%・その他:3.1% ー63歳:マスター不備・特にない:10.8%・わからない/答えられない:1.5% 「手作業」在庫管理業務の不満、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が72.7%で最多 Q1で「手作業(紙やエクセルへの手入力)」と回答した方に、「Q4.手作業により、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う際の不満・悩みがあれば、教えてください。(複数回答)」(n=44)と質問したところ、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が72.7%、「時間・工数がかかる」が65.9%、「実在庫数と論理在庫数に差異がある」が63.6%、「労力や負担が大きい」が63.6%という回答となりました。 ・カウント漏れ・重複カウントが起こる:72.7%・時間・工数がかかる:65.9%・実在庫数と論理在庫数に差異がある:63.6%・労力や負担が大きい:63.6%・自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる:36.4%・入荷元の納品ミスが起こる:15.9%・その他:2.3% ー52歳:棚卸の間、店を閉めておかねばならない・特にない:4.5%・わからない/答えられない:0.0% 約9割の担当者がハンディターミナルを導入 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q5.あなたのお勤め先では、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務においてハンディーターミナルを使用していますか。」(n=65)と質問したところ、「使用している」が89.3%、「使用していない」が9.2%という回答となりました。 ・使用している:89.3%・使用していない:9.2%・わからない/答えられない:1.5% ハンディーターミナルの導入者から、「バーコードを一つずつ読み取る作業が大変」の他、「導入コスト」に懸念の声 Q5で「使用している」と回答した方に、「Q6.ハンディーターミナルを使用して棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う上で、悩みや不満があれば教えてください。(複数回答)」(n=58)と質問したところ、「バーコードを一つずつ読み取る作業が大変」が50.0%、「スキャン漏れ・通信エラーがある」が46.6%、「導入コストが高い」が36.2%という回答となりました。 ・バーコードを一つずつ読み取る作業が大変:50.0%・スキャン漏れ・通信エラーがある:46.6%・導入コストが高い:36.2%・業務ごとのアプリやシステム連携の開発に時間がかかる:34.5%・ハンディのバッテリーが途中で切れることがある:31.0%・チェックに時間がかかる:27.6%・バーコードを貼る作業が負担に感じる:17.2%・その他:1.7%・特にない:10.3%・わからない/答えられない:1.7% 他にも、「バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する」や「データ抽出に時間がかかる」などの不満も Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、ハンディーターミナルを使用して棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う上で、悩みや不満があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する」や「データ抽出に時間がかかる」など32の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋>・39歳:バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する。・46歳:データ抽出に時間がかかる。・55歳:感度が悪い。・41歳:手作業が多い。・41歳:バーコード貼り忘れ。・55歳:正しい読み取り成果が上がっているか不明、またその確認作業の手間。・41歳:デジタルだけど結局、アナログ。・44歳:スキャン登録する人手や時間が無駄。 ハンディーターミナルの未導入者からは、「導入コスト」や「システムの開発コスト」に懸念の声 Q5で「使用していない」と回答した方に、「Q8.ハンディーターミナルを導入していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=6)と質問したところ、「システムの開発コストが高いから」が33.3%、「端末の導入コストが高いから」が16.7%、「システムのカスタマイズ性が悪いから」が16.7%、「システム設計や作業の標準化に時間がかかるから」が16.7%、「バーコードやRFIDを貼る作業が負担になるから」が16.7%という回答となりました。 ・システムの開発コストが高いから:33.3%・端末の導入コストが高いから:16.7%・システムのカスタマイズ性が悪いから:16.7%・システム設計や作業の標準化に時間がかかるから:16.7%・バーコードやRFIDを貼る作業が負担になるから:16.7%・社内で承認が通らないから:0.0%・バーコードを貼れない商材だから:0.0%・操作が難しそうだから:0.0%・その他:0.0%・わからない/答えられない:33.3% 「iPhoneやiPadで誰でも簡単に作成できるシステム」に78.2%が興味 「Q9.あなたは、iPhoneやiPadで複数バーコードを一括・連続で読み取ることができ、読み取りもエクセルを使って誰でも簡単に作成できるシステムに興味がありますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に興味がある」が38.2%、「やや興味がある」が40.0%という回答となりました。 ・非常に興味がある:38.2%・やや興味がある:40.0%・あまり興味がない:10.9%・全く興味がない:4.5%・わからない/答えられない:6.4% 最も興味のあるポイントとして、「複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる」が39.5%で最多 Q9で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q10.複数バーコードを一括・連続で読み取り、iPadやiPhoneでの作業が可能なシステムに関して、最も興味があるポイントを教えてください。」(n=86)と質問したところ、「複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる」が39.5%、「導入コストを抑えられる」が24.4%という回答となりました。 ・複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる:39.5%・導入コストを抑えられる:24.4%・自社でシステムの作成やメンテナンスができる:11.6%・iPadやiPhoneで操作ができるので使いやすそう:19.8%・その他:1.2% ー52歳:労力削減・わからない/答えられない:3.5% まとめ 今回は、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名に対し、在庫管理業務に関する実態調査を実施しました。 「デジタル」在庫管理を行っている企業が約6割、「手作業」在庫管理を行っている企業が約4割おり、「デジタル」在庫管理の不満として、「カウント漏れ・重複カウント」「在庫減の記録漏れ」が最多となり、「手作業」在庫管理業務の不満においても、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が最多となりました。「手作業」在庫管理を行う企業の悩みとして、6割以上から「時間・工数がかかる」「実在庫数と論理在庫数に差異がある」「労力や負担が大きい」などの意見も出ました。また、約9割の担当者がハンディターミナルを導入する一方で、ハンディーターミナルの導入者・未導入者の両方から「導入コスト」や「システムの開発コスト」に懸念の声が挙がりました。 社会的にDXが叫ばれている中、在庫管理においてもシステム化が求められています。しかしながら、DX化にはコストがかかる・使い方を覚えたり導入が大変というイメージが先行しており、なかなかDX化を推進できていない企業も多いのではないでしょうか。今使っているスマホやタブレットでの管理作業に切り替えられるサービスであれば、新たなハンディターミナルの購入が不要な上、紙ベースの管理作業から手軽に脱却することができるのではないでしょうか。 在庫管理業務に関するお悩みは「i-Repo Scan」で解決! i-Repo ScanはiPhoneやiPadの標準のカメラ機能を用いて、一画面に入らない複数バーコードを連続シーケンスにおいて一括で読み取りが可能なアプリケーションです。バーコードの読取画面や機能の作成はExcelをベースにお客様側で自由に作成・メンテナンスが可能。 大量のバーコード内に異なる複数のバーコード種類が混在している場合でも、事前に指定したバーコード種類のみを一度に読み取ることができるなど、様々な機能をお客様側で簡単にカスタマイズすることができます。 ▼リリース案内はこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000074154.html ▼無料お試しはこちらhttps://i-reporter.jp/scan_trial/ ▼製品紹介ページはこちらhttps://i-reporter.jp/scan/ 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ - [【最新調査】製造業、現場帳票のDX推進状況は?6割以上が、未だに「紙・エクセル」でアナログ管理している実態が明らかに](https://ireporter-global.com/column/9069/) - 〜2023年に向けて、電子帳票への対応を進める意向は93.9%〜この度、製造業(従業員数50名以上)の現場の管理者102名に対し、製造業の現場帳票に関する実態調査を実施いたしました。 調査サマリー 調査概要 調査概要:製造業の現場帳票に関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2022年11月14日〜同年11月16日有効回答:製造業(従業員数50名以上)の現場の管理者102名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 現場帳票の管理、6割以上が「紙・エクセル」の実態 「Q1.あなたのお勤め先では、現場帳票を主にどのように管理していますか。」(n=102)と質問したところ、「エクセル」が45.1%、「紙」が18.6%という回答となりました。 ・紙:18.6%・エクセル:45.1%・システム:31.4%・その他:0.0%・わからない/答えられない:4.9% 「紙」の理由として「慣例となっている」や「利便性が高いと感じる」などの声 Q1で「紙」と回答した方に、「Q2.現場帳票を主に紙で管理している理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=19)と質問したところ、「紙での記録・報告が慣例になっている」が57.9%、「紙の方が利便性が高いと感じるから」が47.4%、「システム導入を推進する人がいないから」が26.3%という回答となりました。 ・紙での記録・報告が慣例になっている:57.9%・紙の方が利便性が高いと感じるから:47.4%・システム導入を推進する人がいないから:26.3%・意思決定者の理解が得られないから:21.1%・システム導入のコストが高いから:15.8%・システムに関する情報が入ってこないから:5.3%・社内で現在利用しているシステムと連携がとれないから:5.3%・その他:5.3% ー50歳:法令上・わからない/答えられない:0.0% 「エクセル」の理由として「使い慣れている」や「クラウド化が進んでいない」などの声 Q1で「エクセル」と回答した方に、「Q3.現場帳票を主にエクセルで管理している理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「使い慣れているから」が67.4%、「クラウド化が進んでいないから」が45.7%、「レイアウトの修正が簡単だから」が37.0%という回答となりました。 ・使い慣れているから:67.4%・クラウド化が進んでいないから:45.7%・レイアウトの修正が簡単だから:37.0%・関数や条件付き書式が使えるから:23.9%・エクセル以外のツールへの抵抗感があるから:21.7%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 4割以上から「他ツールとの連携ができない」や「人的ミス・データの抽出・分析」に課題の声 Q1で「紙」「エクセル」と回答した方に、「Q4.紙・エクセルで管理する上で、不満を感じることはありますか。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「他ツールと連携ができない」が43.1%、「データの抽出・分析がしにくい」が41.5%、「人的ミスが起きやすい」が41.5%という回答となりました。 ・他ツールと連携ができない:43.1%・データの抽出・分析がしにくい:41.5%・人的ミスが起きやすい:41.5%・現場の状況が掴みづらい:36.9%・記録方法や内容が統一されていない:36.9%・記録後の処理や保管が手間:18.5%・その他:1.5%・特にない:7.7%・わからない/答えられない:0.0% 他にも「管理をリアルタイムに行えない」や「紙からデータにうつす無駄な工数が発生している」などの不満も Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、紙・エクセルで管理する上で、特に不満を感じることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=60)と質問したところ、「管理をリアルタイムに行えない」や「紙からデータにうつす無駄な工数が発生している」など40の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・25歳:管理をリアルタイムに行えない。・38歳:紙からデータにうつす無駄な工数が発生している。・42歳:最新版がわからない。・47歳:システム上で処理できない為、資料が膨大になる。・58歳:計算式が壊れやすい。・51歳:一元管理、履歴管理に手間がかかる。・51歳:消えてしまう事がある。・47歳:間違いがチェックできない。 現場帳票の管理をシステム化した管理者の93.8%が、システムになって「よかった」と実感 Q1で「システム」と回答した方に、「Q6.あなたは、現場帳票の管理をシステムで行うようになって良かったと感じますか。」(n=32)と質問したところ、「非常にそう思う」が68.8%、「ややそう思う」が25.0%という回答となりました。 CTA Example - 2 Columns - Diagonal Split Background \ 現場DX、最大の壁は「現場の抵抗」 / ・「なぜ数多あるツールの中からi-Reporterを選んだのか」・「導入後にどんなメリットがあったのか」・「活用シーンはどこ?導入効果は?」 その全てにお答えしています。 とりあえず資料を見てみる(無料) ・非常にそう思う:68.8%・ややそう思う:25.0%・あまりそう思わない:6.2%・全くそう思わない:0.0% システムの利点として、約6割が「リアルタイムに確認できる」や「参照・検索しやすい」「柔軟な働き方に対応できるようになった」などの声 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.システムでの管理で良かったと思う理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「リアルタイムに確認できるようになったから」が66.7%、「参照・検索しやすくなったから」が56.7%、「リモートワークなど柔軟な働き方に対応できるようになったから」が56.7%という回答となりました。 ・リアルタイムに確認できるようになったから:66.7%・参照・検索しやすくなったから:56.7%・リモートワークなど柔軟な働き方に対応できるようになったから:56.7%・記入が楽になったから:50.0%・帳票管理の手間が省けるようになったから:50.0%・データが蓄積と分析ができるから:43.3%・セキュリティが強化されたから:36.7%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% 「紙・エクセル」で管理をしている93.9%が、2023年に向けた電子帳票への対応に意欲 Q1で「紙」「エクセル」と回答した方に、「Q8.あなたは、2023年に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思いますか。」(n=65)と質問したところ、「非常にそう思う」が47.7%、「ややそう思う」が46.2%という回答となりました。 ・非常にそう思う:47.7%・ややそう思う:46.2%・あまりそう思わない:4.6%・全くそう思わない:1.5% 電子帳票への対応を進めたい理由、約6割が「記録や報告の効率化」や「現場の状況がリアルタイムに分かるから」と回答 Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.2023年に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思う理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「帳票の記録や報告の効率化ができるから」が59.0%、「現場の状況がリアルタイムに分かるから」が55.7%、「保管や管理の手間を削減できるから」が45.9%という回答となりました。 ・帳票の記録や報告の効率化ができるから:59.0%・現場の状況がリアルタイムに分かるから:55.7%・保管や管理の手間を削減できるから:45.9%・資源や人件費などのコストカットにつながるから:39.3%・人的ミスの発生が防げるから:26.2%・その他:1.6%・わからない/答えられない:3.3% 他にも「情報漏洩を避けるため」や「紙・エクセルに頼る傾向があり無駄が多く、外部からの圧力は良い機会だと思う」などの声も Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、2023年に向けて、電子帳票への対応を進めたいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=59)と質問したところ、「情報漏洩を避けるため」や「紙・エクセルに頼る傾向があり無駄が多く、外部からの圧力は良い機会だと思う」など30の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋>・58歳:情報漏洩を避けるため。・47歳:全体的にうちの会社は紙・エクセルに頼る傾向があり無駄が多く、他社に後れを取っている。外部からの圧力以外なかなか新規導入を進めようとしない為、良い機会だと思う。・39歳:省人化。・53歳:工数低減。・44歳:他システムとの統合、合理化、DX化の推進など。 まとめ 今回は、製造業(従業員数50名以上)の現場の管理者102名に対し、製造業の現場帳票に関する実態調査を実施しました。 製造業の現場帳票の管理として、6割以上が「紙・エクセル」の実態が明らかになりました。紙で管理している理由として、半数以上が「紙での記録・報告が慣例になっている」と回答しました。またエクセルで管理している理由として、「使い慣れている」や「クラウド化が進んでいない」などの声が多数挙がりました。その一方で、92.3%が「紙・エクセル」での管理に不満を抱いていることも分かりました。不満理由としては、「他ツールとの連携ができない」や「人的ミス・データの抽出・分析」に課題の声が挙がっていることから、DX化が推進される今、現状の方法で出来ないことが明確になり始めていることが伺えました。 なお、「紙・エクセル」で管理する現状に不満を抱くうちの93.9%が、2023年に向けた電子帳票への対応に意欲を示しており、なかなかDX化が進まない自社にとっては法令によりシステム化が求められることがありがたいという声も挙がりました。 長年にわたり使い慣れた「紙・エクセル」から運用方法を変えるために、製造業の現場を動かすことはなかなか難しい実態が浮き彫りとなりました。DX推進が叫ばれてから、システム化するメリットをよく目にするようになりましたが、製造業の管理者としてもシステムのメリットは魅力的だと感じられているようです。2023年の電子帳票への対応に向けて動き出す製造業は多いことが想定され、導入後は製造業の管理者の作業負担は大幅に削減されることが期待できそうです。 i-Reporterについて i-Reporterは国内シェアNo.1の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです(※1)。使い慣れた現場の紙帳票がそのままデジタル化できるので、誰でも簡単に利⽤できます。電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正ができるのでプログラミング知識が無い⽅でも安⼼。紙ならではのミス・漏れ、ダブルチェック・集計・転記の煩わしさを解決します。 - [物流DXとは?定義や3つのメリット、よくある課題、成功事例](https://ireporter-global.com/column/8950/) - 物流DXは、小口配送の増加や労働力不足など物流業界が抱えるさまざまな課題を抜本的に解決する手段として、国が旗振り役となって推進している取り組みです。自社の物流業務を変革し、今後の物流業界で勝ち残るためには、物流DXに関する正しい知識を身につける必要があります。 そこで今回は、物流DXの定義や3つのメリット、導入時に見られる課題、実際の成功事例などを解説します。物流DXに役立つソリューションも取り上げて解説しますので、ぜひ参考にしてください。 【i-Repo Scanサイトはこちら】 物流DXの定義 国土交通省の資料によると、物流DXは「機械化・デジタル化を通じて物流のこれまでのあり方を変革すること」と定義されています。また、同資料では「物流DXにより、他産業に対する物流の優位性を高めるとともに、我が国産業の国際競争力の強化につなげる」とも言及されています。単にシステムを導入することだけを指すのではなく、機械化やデジタル化によってサプライチェーン全体の変革を目指す施策と言えるでしょう。 DXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称です。「Transformation」の「trans」をXと略すことで、DXと表記します。デジタル技術を⽤いた事業やビジネスモデルの変⾰を意味する言葉です。 <物流DXによって実現すること(厚生労働省)> *既存のオペレーション改善・働き方改革を実現*物流システムの規格化などを通じ物流産業のビジネスモデルそのものを革新 【出典】「物流DXについて」(国土交通省)【参考資料】「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」(国土交通省) 物流DXが必要とされる物流業界の現状・課題 物流業界や運送業界では、ほかの業界や業種と比べてもDXの取り組みが強く求められています。その理由はどこにあるのでしょうか。こちらでは、物流DXが必要とされる業界の背景や課題を解説します。 小口配送の増加 ECサイトの普及や新型コロナウイルス感染症の流行などの影響により、個人向けの単体注文の需要が増加しています。国土交通省の発表によると、2021年度の宅配便取扱個数は、49億5323万個で過去最高を記録しました。個人宅への配達が増えると、再配達によるトラックドライバーの負担や荷物の保管コストの増大が懸念されます。 また、小口配送の増加には、1回あたりの配送量が減ってしまい配送効率が悪くなるという問題も。トラックの積載効率が低下し、売上にも影響しやすくなります。実際、近年の貨物自動車の積載効率は40%以下の数値で推移しており、トラック内のおよそ6割が埋まっていない状態で走行していることになります。物流DXの推進により、配送ルートの最適化や積載効率の向上に取り組み、増加する小口配送に対応する必要があるでしょう。 【出典】「令和3年度 宅配便取扱実績について」(国土交通省)【出典】「我が国の物流を取り巻く現状と取組状況」(経済産業省・国土交通省・農林水産省) 労働力不足 物流現場では人手不足が深刻化しています。厚生労働省の調査によると、2022年11月1日時点での全産業における欠員率が3.1%なのに対して、運輸業・郵便業の欠員率は4.4%となっており、約1.5倍近い数字です。有効求人倍率も1.92となっており、全職業平均の0.97と比較して約2倍高く、人員不足が常態化していることがわかります。 また、人材不足が進行したことで、物流業で働く労働者の年齢構成にも変化が生じています。具体的には全産業平均より若年層の割合が低く、中年層の割合が高くなっており、従業員の高齢化が加速しています。この結果から、2028年度にはトラックドライバーが約27.8万人不足するとの試算も出ています。今後もこの状態が続くと、従来の物流サービスを維持できなくなる可能性があるため、機械化やデジタル化による労働力不足の解消が急務です。 【出典】「労働経済動向調査(令和4年11月)の概況 結果の概要」(厚生労働省)【出典】「我が国の物流を取り巻く現状と取組状況」(経済産業省・国土交通省・農林水産省) 低賃金と長時間労働による従業員の負担増大 物流業界は「給料が安い」「労働時間が長い」などのイメージがあり、若い労働者の確保を妨げる要因の一つとなっています。実際、トラックドライバーの年間所得は全産業平均と比べて約5〜10%低く、労働時間は全職業平均より約2割長いとの調査結果も発表されています。新たな人材の確保が難しくなっている現代だからこそ、物流DXに取り組み、低賃金・長時間労働のイメージを払しょくする必要性が高まっていると言えるでしょう。 【出典】「我が国の物流を取り巻く現状と取組状況」(経済産業省・国土交通省・農林水産省) 時間外労働の上限規制 物流現場では、2024年4月1日から適用される時間外労働の上限規制による影響も懸念されています。具体的には、トラックドライバーをはじめとした自動車運転業務に関して、年間の時間外労働の上限が最大960時間となる規制です。 これにより一人あたりの労働時間の減少が予想され、物流会社の売上低下やドライバーの収入減少、荷主企業が支払う運賃の上昇などにつながる可能性があります。そのため、IT技術などを活用し、業務効率化や省人化に取り組むことが求められます。 物流コストの高騰 物流コストの高騰も業界が抱える課題の一つです。物流コストとは、物流業務において発生するあらゆるコストのことで、機能別には輸送費や保管費、荷役費、包装費などの項目があります。 日本ロジスティクスシステム協会の調査によると、2021年度の全業種における売上に対する物流コストが占める割合は、平均5.70%で過去20年間の調査で最大となりました。物流コストの中でも特に輸送費の比率が高く、労働力不足によるドライバーの人件費の上昇や、原油価格の高騰などが影響していると考えられます。そのため、ロボットやITツールを活用して物流コストを圧縮する取り組みが進められています。 【出典】「2021年度物流コスト調査結果を発表しました ~売上高物流コスト比率は5.70%~」(公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会) 物流DXの市場規模の拡大 上記の通り、物流業界はさまざまな課題に直面しており、課題解決に向けて国を挙げて物流DXが推進されています。2021年6月に閣議決定された「総合物流施策大綱(2021年度~2025年度)」にも「物流DXや物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の徹底した最適化(簡素で滑らかな物流の実現)」という項目が盛り込まれました。その結果、物流DXの市場規模が着実に伸び続けているのが現状です。 株式会社富士経済の調査によると、2022年における次世代物流システム・サービス市場の規模は、7,114億円を見込んでいます。これは2021年比107.4%の値です。次世代物流システム・サービスとは、物流DXにつながる、あらゆるものが該当します。ロボティクス・オートメーションやIoT、AIなどが代表例です。 また、2030年の予測は1兆1,831億円となっており、2021年と比較して78.6%の増加が見込まれています。このように、物流DXの市場規模はこれからますます伸びていくことが想定されます。 【出典】「総合物流施策大綱」(国土交通省)【出典】「次世代物流システム・サービス市場を調査」(株式会社富士経済) 物流DXのメリット 物流DXを実践すると、企業の業務プロセスにどのような良い影響があるのでしょうか。続いては、物流DXのメリットを具体的に3つご紹介します。 自動化・機械化による物流業務の省力化 物流DXでは、トラックや船といった幹線輸送手段の自動化・機械化が進むことで、物流業務の省力化を実現できる点がメリットです。自動運転技術を活用したトラックの隊列走行や自動運搬船など、実用化に向けた実証実験に成功した事例も多く、物流業界が抱える労働力不足の解消が期待されています。 また、同分野で特に注目されているのが、ラストワンマイル配送へのドローンの活用です。ラストワンマイルとは、物流における最後のプロセスである、商品や荷物をお客様に届ける工程のこと。従来は人力に頼ることの多い部分でしたが、ドローンなどを使って配送を自動化することで、省力化を目指す取り組みが加速しています。 そのほかにも、近年では物流DXによる倉庫内作業の効率化も進んでいます。無人搬送車による省人化や、スムーズなピッキング作業の実現を目的としたデジタルピッキングシステム(DPS)の導入などが代表例です。 データ活用や配送状況の可視化による業務効率の向上 物流DXでは、各種システムを自社の物流プロセスに組み込むことで、業務の可視化や効率の改善が期待できます。例えば、車両の動態管理システムを活用するとリアルタイムで配送状況を把握できるようになり、配送遅延の回避やトラブルへの迅速な対応が可能です。スピーディーな配送を実施できれば、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。 運送手続きの電子化によるコスト削減 物流DXによって今まで紙で発行していた帳票を電子化することで、書類の保管や管理にかかるコストを削減できます。出荷伝票や納品書、在庫管理表、ピッキングリストなど多くの帳票を管理する必要のある物流現場だからこそ高い効果が期待できるソリューションです。 帳票の電子化システムを導入する際は、紙やエクセルなどの使い慣れたシステムから移行しやすいものを選ぶのが良いでしょう。物流現場は高齢化が進んでおり、新たなシステムの導入によって使い勝手が大きく変わってしまうと、かえって業務効率が低下してしまう可能性があるためです。 物流DXのよくある課題 物流DXの必要性は認識しているものの、さまざまな課題を抱えており、取り組みを進められない企業も少なくありません。こちらでは、物流DXのよくある課題と解決に向けたアクションの具体例や取り組みのポイントをご紹介します。 拠点ごとに個別最適化された業務ルールの存在 物流現場では、拠点ごとに業務の方法やプロセスが異なるケースが多い傾向にあります。扱う商品や業務内容などに合わせて独自の工夫や改善を重ねているのが一般的です。 そのため、拠点間の差異を考慮せずに物流DXを進めようとすると現場が混乱するおそれがあります。業務管理システムの導入などを全拠点で一気に行うのは難しいでしょう。最初は一部の拠点に絞って導入し、データの収集や分析、検証を繰り返した上で少しずつ拡大するのが望ましいと言えます。 既存の体制・方法を変えることに対する従業員の抵抗 - [物流改革のIT活用事例と進める手順|業界の課題、改革の効果や目的](https://ireporter-global.com/column/8957/) - トラックドライバーの人材不足や働き方改革関連法による時間外労働の上限規制への対応など、さまざまな課題を抱える物流業界。そのような現状を打破するには、現在の物流プロセスそのものにメスを入れる改革が必要です。 しかし、物流改革について正しい知識を身につけなければ、単なる業務のデジタル化や自動化に留まってしまう可能性があります。そこで今回は、物流改革の基本的な知識や実際の進め方、ITを活用した成功事例について解説します。 物流改革とは 多くの物流現場では、業務改革やDXの重要性が認識され始めています。まずは物流改革の意味や目的、ITの必要性について確認しましょう。 物流改革の意味 物流改革とは、企業の物流全体や経営そのものに影響を与える改革のことです。一部の業務改善のようなミクロの取り組みではなく、より経営にインパクトを与えるものを指すケースが多い傾向にあります。改革の例としては、物流センターの統廃合や流通プロセスの短縮、物流ネットワークの再編、サプライチェーンマネジメント(SCM)の導入などが挙げられます。 物流改革の効果・目的 物流改革は、物流コストの削減や業務効率化、事業の拡大などの効果を期待して実行されるケースが一般的です。また、近年の物流改革では、社会や経済の変化にともない新たな目的意識を持つ企業も増えています。具体的には、環境に配慮した物流システムの構築や、自然災害などに備えるBCP(事業継続計画)対策などを目的として物流機能の高度化・最適化が進められています。 【i-Repo Scanサイトはこちら】 物流改革におけるIT活用の必要性 日本のロジスティクス分野は、労働力不足やオムニチャネルへの対応、多頻度小口配送の増加による積載効率の低下などさまざまな課題を抱えています。これらの課題を解決する手段として注目されているのが、IoTやAIなどのIT技術です。物流現場にITを取り入れることで、生産体制の再構築や生産効率の向上が期待できます。 【参考資料】「IT利活用分野について(物流分野)」(経済産業省 商務流通保安G 物流企画室) 物流改革を進める手順 物流改革の取り組みを推進したいと考えているものの、何から手をつけるべきか判断できないというケースも多いでしょう。そこで続いては、物流改革の進め方を手順に沿って解説します。 Step1. 現状の問題をリストアップする まずは、既存の物流体制や物流業務などに関する問題を見える状態にしましょう。部門や事業を超えて幅広い視点から意見を募ったり、各業務の担当者や管理者・責任者に直接ヒアリングを行ったりすることが重要です。 また、リストアップした問題ごとに発生要因も挙げておきましょう。例えば、在庫差異の問題に対して「誤出荷が起きている」「入荷数が計画値と異なる」「営業担当の持ち出し分が反映されていない」などの発生要因を考えます。 Step2. 洗い出した問題の解決優先度を決める 次に、把握した自社の物流課題について、解決の優先度を設定しましょう。経営に与える影響度や緊急性を基本とし、業種ごとに考慮すべき要素を踏まえて優先順位を判断します。例えば、製造業であればQ(品質)・C(コスト)・D(納期)の3要素のバランスを考えて物流改善に取り組む必要があります。 Step3. 責任者・担当者とスケジュールを設定する 次のステップでは、リストアップした問題ごとに責任者と担当者を決め、解決に向けたスケジュールを設定します。責任者や担当者は、実際に問題が発生している部門やその影響を受けている部門の従業員から選出するのがポイントです。問題に対する課題意識が強く、業務に対する一定のノウハウも保有していると考えられるためです。 また、IT技術の活用による解決を視野に入れる場合は、外部も含めたIT人材の参加も検討しましょう。 Step4. プロジェクトごとに改善の実行計画を立てる 続いては、問題ごとに責任者を中心にプロジェクトを立ち上げ、改善の実行計画を策定します。施策の最終目標を確認した上で、問題に対して効果が見込める施策を検討し、行動計画に反映させます。 改善案の策定が完了した後は、従業員へ周知を行い、実行プロセスへと移行しましょう。経営にインパクトを与える物流改革を実現するには、全社的に取り組むことが重要です。 Step5. 実行の結果を検証して改善を続ける 最後のステップでは、実行の結果を検証してPDCAサイクルを回します。一度の施策で改革を実現できるケースは少ないため、検証結果から改善点を確認し、活動を継続することが大切です。活動を現場に定着させるには、責任者や担当者が繰り返し周知を行ったり、成果が目に見える仕組みづくりを行ったりするのが効果的です。 物流改革の事例 ITを活用した物流改革に着手する場合は、「i-Reporter」の導入をおすすめします。i-Reporterは、物流現場における帳票の電子化ソリューションです。こちらでは、i-Reporterの導入により物流改革に成功した企業様の事例を2つご紹介します。 在庫管理表の電子化で出庫作業の時間を90%削減 医療事務機器端末や特定用途端末などの製造を行っている株式会社ミントウェーブ名古屋工場様は、工場の移転に合わせて生産業務の効率化プロジェクトを立ち上げました。その一環として導入されたのがi-Reporterです。 こちらの企業では、部品の入出庫管理における業務効率化やミスの低減が求められていました。i-Reporterの導入前は、部品の入荷情報は紙ベースの在庫管理表で管理し、作業時には生産管理システムと基幹業務システムに担当者が転記する形が取られていました。また、出荷時も紙ベースのピッキングリストを活用しており、入力作業の発生による労働時間の長期化や記入漏れ・ミスなどの課題を抱えていたのです。 i-Reporterの導入後は、紙ベースの在庫管理表の電子化に成功し、タブレット上で部品の入出庫状況を管理できるシステムを構築しています。これにより、工場に届いた部品は一度i-Reporterに登録するだけで、社内システムに自動的にデータが同期されるようになりました。画面をタップするだけで在庫管理を行えるようになり、月に840分程度かかっていた出庫作業の時間を90%削減しています。 導入事例の詳細が気になる場合は、下記のページをご確認ください。【i-Reporterユーザー事例】月に840分ほどかかっていた出庫の管理作業を90%軽減 紙帳票の廃止により年間約220万円のコストを削減 「丸亀製麺」をはじめとした飲食店を展開する株式会社トリドール様は、QSCチェックの電子化にi-Reporterを活用しました。QSCとは、Quality(品質)・Service(サービス)・Cleanliness(清潔さ)の頭文字を取った略語です。 同社が手がける飲食店は「手づくり」や「できたて」にこだわっており、品質にバラつきが生まれやすいため、QSCチェックの徹底を重要視しています。しかし、以前は各店舗のQSCを紙ベースで管理しており、運用や確認に時間とコストがかかっていました。 そこでi-Reporterを導入し、QSCチェックの電子化を実現しました。QSCチェックをタブレット上で行えるだけでなく、結果をサーバーにアップロードすることでマネージャーやチーフ、本社の管理者へ迅速に共有できる仕組みを構築しています。これにより、従来の紙ベースでのチェックやPDF化、メール送信などの手間がなくなり、全店舗で時間にして年間約2400時間、コストに換算すると約220万円の削減に成功しました。 こちらの事例についてより詳しく知りたい場合は、下記のページをご覧ください。【i-Reporterユーザー事例】i-Reporterを国内800店舗に展開しQSCチェックを電子化。 物流改革に着手して自社の課題を解決しよう 今回は、物流改革の概要や進め方、実際の成功事例などをお伝えしました。物流業界が抱える多くの課題を抜本的に解決するには、物流改革が欠かせません。物流現場ではi-ReporterをはじめとするITツールの活用や、荷主企業と物流会社の連携によるモーダルシフトの導入など、さまざまな取り組みが進められています。自社の課題に応じた物流戦略を策定し、改革を成功へと導きましょう。 【物流業界の生産性と作業精度向上に貢献】現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」で、現場作業の効率化を実現!・大量のスキャン作業もスピーディに対応、読込み時間の大幅削減・多様な作業員でも使いやすい直感操作で、誰もが高精度の業務を実行・未経験者の迅速な育成をサポート、直感的なデジタル帳票で作業ミス減少 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo - [物流コストの内訳と相場・推移|4つの削減アイデア【事例あり】](https://ireporter-global.com/column/8913/) - 労働力不足や燃料の高騰、配送の小口化・多頻度化などにより、企業の売上に占める物流コストの割合が増加しています。企業が収益状況を改善し、利益を最大化するには、物流コストの削減に取り組むことが重要です。 そこで本記事では、物流コストの内訳や相場、具体的な削減のアイデアを解説します。物流コストの削減に役立つソリューションとその導入事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 物流コストの基礎知識 物流業務ではさまざまなコストが発生します。物流コストを削減するには、どのような費目があるのか正しく理解することが重要です。こちらでは、物流コストの概要と比率の相場や推移を解説します。 物流コストとは 物流コストとは、物流業務で発生する費用のことです。モノの移動にかかる輸送費だけではなく、モノの梱包や保管などにかかるコストも含まれます。物流コストは「支払い形態」や「物流プロセス」によって種類が分かれます。詳細は下記の表をご確認ください。 分類方法 コスト 該当する費用の例 支払い形態別 支払い物流費 輸配送や事務作業の外注費、倉庫の賃借料など 社内物流費(自家物流費) 物流倉庫の維持費や人件費、社内システムの管理費、車両の修理費など 物流プロセス別 調達物流費 原材料や部品の調達にかかるコスト 販売物流費 商品や製品の販売にかかるコスト 社内物流費 社内業務によって発生するコスト 【複数バーコードを一括&連続で読み取るi-Repo Scanサイトはこちら】 物流コスト比率の相場や推移 物流コスト比率とは、売上全体に対して物流コストが占める割合を指します。2021年度の全業種における物流コストの平均値は5.70%で、過去20年間で最大の値を記録しました。2019年度は4.91%、2020年度は5.38%となっており、近年は物流コストが高騰傾向にあります。要因としては、人材不足によるトラック運賃や荷役費の値上げなどが考えられます。 【出典】「我が国の物流を取り巻く現状と取組状況」(経済産業省・国土交通省・農林水産省) 【出典】「2021年度物流コスト調査結果を発表しました ~売上高物流コスト比率は5.70%~」(公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会) 物流コストの内訳 続いては、物流コストの内訳を物流機能別にご紹介します。物流に関連するコストは数多くありますが、あくまでコスト削減を考える際に注目するべき費用を列挙します。企業により扱う項目が統合・細分化されるなどして異なることもあるため注意しましょう。 費用の種類 費用の概要 該当する費用の例 輸送費 荷物の輸送にかかる費用 チャーター便の車両費用、宅配便の配送料、自社トラックのガソリン代、減価償却費など 荷役費 入出荷作業によって発生する費用 入庫費、出庫費、流通加工費など 保管費 商品の保管にかかる費用 自社倉庫の維持費、減価償却費、保管スペースの賃借料、外部委託費など 包装費 梱包作業に必要となる費用 資材費用、人件費など 管理費・人件費 物流プロセスの管理にかかる費用 システムの導入費、利用料、人件費など 輸送費 輸送費とは、輸送にかかる費用のことで運送費とも呼ばれます。具体的には、輸送に利用するチャーター便などの車両費用や宅配便の配送料、自社トラックのガソリン代や減価償却費などが該当します。 輸送費はコストの内訳の中でも比率が大きくなりやすいのが特徴です。2021年度の輸送費の物流コスト比率は54.3%で、製造業では 59.4%、卸売業では 38.8%、小売業では 42.6% でした。コスト削減の実現に向けて注視するべき費用といえるでしょう。 - [ダブルトランザクションとは?具体的なレイアウトや導入時の注意点を解説](https://ireporter-global.com/column/2220/) - 倉庫スペースを有効活用する方法として、ダブルトランザクションという管理手法があります。 倉庫スペースの活用においては、保管効率と作業効率がトレードオフの関係にあります。保管効率を優先すれば作業効率が悪化し、作業効率を優先すれば保管効率が悪化してし… - [倉庫業とは?業務内容や種類、運営するための条件を解説](https://ireporter-global.com/column/2169/) - 商品や荷物を運ぶ物流工程のなかでも、重要な役割を担うのが倉庫業です。しかし、倉庫業に求められる役割や基準について、詳しく把握している方は少ないでしょう。 本記事では、倉庫業の概要や倉庫の種類、物流工程において担う役割、倉庫業を運営するための条件に… - [倉庫保管料の計算方法は?3期制などのルールや計算単位を解説](https://ireporter-global.com/column/2129/) - 倉庫での保管業務に携わる場合、よく理解しておきたいのが保管料の計算方法です。保管する荷物の種類や期間によっては、計算方法を変更したほうがコストパフォーマンスが上がるかもしれません。 今回は、倉庫保管料の計算方法について、さまざまなパターンを解説し… - [倉庫管理主任者とは?役割や業務内容、要件を解説](https://ireporter-global.com/column/8247/) - 倉庫の運営においては、国土交通省が管轄する倉庫業法によって倉庫管理主任者の配置が求められています。 倉庫管理主任者となる人物は、一定の実務経験を持つか指定の講習を受講している必要があります。そのうえで倉庫業法で定められた業務を遂行し、倉庫の適正な… - [製造業の5S活動とは? 効果的な取り組み方](https://ireporter-global.com/column/8240/) - 製造業の職場環境を管理する取り組みとして、5S活動があります。製造業に従事している人であれば、必ず耳にする言葉です。しかし、「5S」という言葉はよく聞くものの、1つ1つの要素をしっかりとは理解できていないという人もいるでしょう。 そこで今回は、5S活動の… - [製造プロセスとは?課題と効率化のポイントを解説](https://ireporter-global.com/column/2056/) - 製造業にとって、効率的な生産体制の構築はきわめて重要な取り組みです。しかし、既存の生産体制をどう見直せばよいかわからないという担当者は多いでしょう。 生産を効率化するには、まず製造プロセスを正しく把握したうえで改善に取り組む必要があります。そこで… - [工場の人手不足をどうする? 原因と対策方法](https://ireporter-global.com/column/8239/) - 日本の製造業、特に工場における人手不足は年々深刻化しています。 どれだけニーズがあっても、人手不足によって生産できなければ機会損失となってしまうため、製造業にとっては大きな問題です。また、培った技術を継承する人材がいなければ、長期的な事業の存続が… - [在庫が合わない!? 棚卸差異の原因と対策方法](https://ireporter-global.com/column/8224/) - 在庫管理における重要なポイントの一つが、棚卸差異の把握です。棚卸差異が発生すれば、財務状況に影響を与えるほか、顧客に迷惑をかけてしまう可能性もあります。 今回は、棚卸差異が発生する原因と対策方法について解説します。 棚卸差異とは棚卸差異とは、倉… - [自動倉庫とは?種類や選び方、メリットデメリットを解説](https://ireporter-global.com/column/8225/) - 倉庫業務を効率化したいと考えたとき、自動倉庫の導入を検討する企業は多いでしょう。人件費の削減にもつながるため、一定以上の物量を扱う倉庫であれば投資効果に期待できます。 本記事では、自動倉庫の仕組みや種類に加え、導入のメリット・デメリットを解説しま… - [ヒヤリハット事例と対策をご紹介!製造業での事故を防止するためには?](https://ireporter-global.com/column/1980/) - 製造現場においてもっとも気を付けるべきことは、作業者による事故の防止です。多くの事故は突発的なものではなく、「ヒヤリハット」と呼ばれる危険の兆候を見逃した結果として発生します。 事故を防止するには、日頃から「ヒヤリハット」に対する意識を高め、対策… - [マテハン機器とは?設備の種類と導入のポイント](https://ireporter-global.com/column/8215/) - 工場や物流の現場では、作業を正確かつ効率的に行うためマテハン機器と呼ばれる設備が利用されています。すべての作業を人手で行うのは非効率であるため、各工程に特化したマテハン機器が大きな役割を果たしているのです。 今回はマテハン機器の概要や具体的な種類… - [国際物流とは何?流れや国内物流との違いも解説](https://ireporter-global.com/column/8207/) - 私たちが日々便利な生活を送るために、物流というサービスは欠かせません。物流は、原産地から消費地に届くまで、あるいは製造工場から消費者に届くまでの商品や製品の流れのことを言います。 年々国際化が進み、グローバルに取り引きを行っている企業にとっては、… - [ロケーション管理とは?メリットや倉庫業務の効率化を図る方法](https://ireporter-global.com/column/8212/) - ロケーションとは、英語で「位置」や「場所」を意味します。物流業界においてロケーション管理とは、倉庫内の物品を管理することです。 倉庫事業においては、単に保管している在庫管理をするだけではなく、効率的に倉庫業務を行うという意味も含まれています。そこ… - [低温倉庫とは?温度帯種類別の特徴やメリット・デメリットを紹介](https://ireporter-global.com/column/8213/) - 出荷前の商品を保管する倉庫は、品質管理において重要な役割を果たします。とくに低温管理が必要な商品の場合、保管方法に不備があれば大きなトラブルにつながりかねません。 今回は、低温倉庫とその他の倉庫のちがいや、低温倉庫を利用するメリット・デメリット、… - [テレコ出荷はなぜ起きる? トラブルを防ぐための具体的対策](https://ireporter-global.com/column/8210/) - 商品を顧客に届ける際、よく起こるのがテレコ出荷によるトラブルです。細心の注意を払っていても、人手による作業では間違いやミスが少なからず発生するでしょう。 テレコ出荷が起きれば、荷物の回収や再配達などムダな工数がかかってしまいます。また、顧客の信頼… - [12条点検とは?必要な資格や点検項目を解説](https://ireporter-global.com/column/8197/) - 12条点検をご存じでしょうか?12条点検とは、建築基準法第12条で定められている建物の点検・報告を指します。 建物の所有者や維持管理責任者は、安全性確保のため12条点検について理解を深めておく必要があります。今回は12条点検の目的や対象の建物、効率化する方… - [物流KPI(物流管理指標)とは?計算式や設定方法も解説](https://ireporter-global.com/column/8196/) - 経営者は、企業の経営状態が正常であるか、または現在の事業内容が目標としている経営状態に向かっているかを常に確認し判断しなければなりません。 サービス業においても同様で、サービスの品質やコスト、人員配置などが適切に行われているのかを常に把握する必要… - [監査証跡とは?目的や意義などを徹底解説](https://ireporter-global.com/column/1335/) - 点検や検査を行う場合、必ず記録を残します。その記録が改ざんできるような状況では、問題を起こしかねません。IT技術が普及した現代において、デジタルデータによる記録は、当たり前のように行われます。 さらにDXが進むと、全てが電子帳票に置き換わっていくこと… - [在庫削減とは?メリットや具体的なやり方を解説](https://ireporter-global.com/column/8182/) - 在庫削減するために在庫の見直しは欠かせない要素です。一方で具体的に、どんな方法で在庫削減をすればよいかわからない人もいるでしょう。 本記事は、在庫削減を考えている人や具体的な方法を知りたい人に役立つものです。在庫削減が何か、在庫過剰のデメリット、… - [リードタイムとは?短縮する方法や理由を解説](https://ireporter-global.com/column/8176/) - 顧客のニーズが多様化・細分化した現代において、ビジネスの更なる効率化が求められています。その中でも、製造から顧客の手元に商品が届くまでのスピードをいかに迅速にできるかが大きな課題となっています。 このスピードを一般的にはリードタイムと言います。リ… - [在庫は資産!実地棚卸とは](https://ireporter-global.com/column/8181/) - 商品や製品を扱う企業では、定期的に棚卸し作業を行っています。棚卸しについては、単に在庫数を確認するだけではなく、企業の資産を評価するためにも重要です。 扱っている商品や製品が多い企業にとっては、棚卸しを行う時に一時入出庫業務を止めて、膨大な工数を… - [記入漏れや転記ミスをなくしたい!作業日報を楽に管理するには?](https://ireporter-global.com/column/1440/) - 従業員の業務管理を行うためには、作業日報による記録が必要です。作業日報とは、その日に行った業務や作業について報告するものです。業務で発生した問題があれば上司に報告してアドバイスや指示を仰ぎます。 会社の中で業務が完結する場合は、上司も近くにいるた… - [製造業の品質管理のポイント!効率よく検査情報を管理するには](https://ireporter-global.com/column/8164/) - 私たちは、企業が提供する商品や製品を利用して、日々生活をしています。しかし、それらの品質に問題があると、安心した日常生活は送れません。 企業側にとっても、品質は事業継続するための生命線とも言えるでしょう。そこで今回は、製造業における品質管理のポイ… - [PLCとは?特徴やメリット、国内シェア状態を紹介](https://ireporter-global.com/column/1375/) - 製造現場の生産性を向上させるキーワードとして、DXやIoTなどの活用が注目を集めています。しかし、「何をすれば良いのか」や「コストが高く手間が掛かりそう」という理由で、具体的なアクションに踏み出せない企業も多いのではないのでしょうか。 生産性を向上させ… - [実在庫をリアルタイムに把握する方法!帳簿在庫と合わない理由とは?](https://ireporter-global.com/column/1314/) - 倉庫業を営む上で、過不足無く在庫管理を行うことは重要な課題です。出庫依頼を受けて出庫しようとした時に、「在庫がありませんでした」ということになれば、顧客の信用を失います。 そのようなことの無いように、しっかりとした在庫管理を行う必要があります。し… - [製造業のミスはなぜおこる?間違いを防ぐためにできること](https://ireporter-global.com/column/1307/) - 人が行うことには、ミスが発生する可能性があります。私生活においても、うっかりしてミスをすることがあるでしょう。 仕事でも同様です。まだ回復できるミスであれば良いのですが、取り返しのつかないミスは致命的です。製造業では、人の不注意で起きる失敗のこと… - [【入出庫管理とは】基礎知識や効率化の方法を解説](https://ireporter-global.com/column/1214/) - インターネットの普及により、私たちの生活にもオンラインショッピングが浸透しています。日常、当たり前のようにECサイトで商品を購入し、そして商品も当然きちんと手元に届きます。 2020年に国土交通省が発表した『物流を取り巻く動向について』によると、国内貨… - [バンニング、デバンニングとは?コンテナ輸送作業中のミス発生を防ぐ方法を解説](https://ireporter-global.com/column/1110/) - 物流は現代の生活において欠かせません。今や物流は国内だけに限らず、海外からのものも重要となっています。2020年から世界的に感染が広がっている新型コロナウイルスの影響で、その重要性があらためて確認されました。 新型コロナウイルスの影響によって、港で船… - [現場でのトラブル&不具合に迅速対応する方法](https://ireporter-global.com/column/8149/) - 近年、建築業界では深刻な問題を抱えています。それは、人手不足です。国土交通省の統計によれば、1997年に685万人いた建設業就業者数が、2016年には492万人と約3割減少しています。 建築業は「きつい、汚い、危険」と呼ばれる3K職場とされて、新たに就業を希望する… - [食の安全を守る!品質管理の意義とやり方](https://ireporter-global.com/column/1059/) - 私たちが日常生活を送る上で欠かせないのが食料品です。製品の不具合が消費者の安全や人命を脅かす場合、製品の交換や謝罪だけでは済まないこともあります。時には事業存続の危機となる場合も少なくありません。 そのため食料品の品質管理は、私たちが安心安全な生… - [トレーサビリティとは?利用するメリットや向上させる方法](https://ireporter-global.com/column/1002/) - 製造業においてトレーサビリティは、消費者へ安心・安全な製品を提供するために必要です。 実際に、消費者がトレーサビリティを意識し始めるきっかけとなったのが、BSE(牛海綿状脳症)問題における牛肉のトレーサビリティと言われています。牛肉のトレーサビリティ… - [トラックの車両点検を効率よく行う方法とは](https://ireporter-global.com/column/998/) - 「トラックを運転している時に突然故障して止まってしまった...」「不具合箇所があったために不慮の事故が起こってしまった...」 事故が起こってしまうとそれだけ時間に遅れるということに加え、トラックドライバーだけでなく事故の相手方の身体にも危険が及びます… - [現場で完結させたい!帳票作成の手間を省くには](https://ireporter-global.com/column/984/) - 製造現場や建築現場は、いわば価値創造の源とも言えます。しかしこれらの現場では、様々な問題が発生し、多くの課題を抱えています。特に大きな課題としては、現場における生産性が挙げられます。 日本における製造業の生産性については、2020年に発表された日本生… - [【旭鉄工様】年4億円の労務費削減!現場モニタリングで徹底改善](https://ireporter-global.com/column/1028/) - 現場KAIZENインタビュー更新のお知らせです! 今回は、愛知県に本社を構える旭鉄工株式会社の石川様、埋ノ江様、高瀬様に出演頂きました。 旭鉄工株式会社様について 旭鉄工株式会社様は愛知県の碧南市と西尾市の2拠点と、海外にはタイラヲーン県に1拠点を構える今年で創業80周年となる、自動車部品製造会社です。 製品としてはエンジン・ミッション・ボディ・シャシー等、幅広い部品を製造しておられます。 旭鉄工様ではiXacsによる現場モニタリングに加え、帳票電子化ソリューションやBIツールを用いるなど様々な手段、角度から改善活動を進めています。 iXacsを用いた改善活動について 鉄工様ではIoTツールのiXacsを用いた改善活動を広く行ってきました。 「弊社ではトヨタ生産方式に基づいた改善を行ってきました」 埋ノ江様- iXacsによる製造ラインモニタリングシステムで、生産数/稼働時間/停止時間をリアルタイムに見ることができるため、稼働時間の多いラインと、停止時間の多いラインをまずは徹底的に改善しました。 結果として、改善活動を行った100ラインの生産性を平均43%向上させ、年間4億円の労務費削減と、累計8億円以上の設備投資を節減しました。 現場情報をリアルタイムに収集できる仕組みづくりが大事。改善の数値がすぐ可視化されるため、改善のモチベーションも高く実施できた。 i-ReporterとMotionBoardの連携について 「製造現場で用いている生産日報や不良日報を電子化しました」 埋ノ江様- 従来、生産日報や不良日報は紙媒体で人が手書きで記入し、計算機で計算する運用を行っていました。 電子化にあたりi-Reporterを導入し、帳票を電子化し現場情報のデジタル化を実現しました。 i-Reporterで入力した生産、不良実績を転記作業なく、MotionBoardで日当たりの出来高推移や、不良実績の推移、項目の推移が見える化できています。 効果としては生産日報のペーパーレスに加え、月次の集計工数の低減が実現できています。 今後の改善活動について 「カーボンニュートラルと在庫管理を実施する予定です」 高瀬様- カーボンニュートラルに関してはお客様より削減のテーマを与えられているため、現状の見える化をまずは進め、見えてきた現状を基に改善を行っていく予定です。 在庫管理に関してはi-ReporterとScanditを活用したチャレンジを行おうとしています。 具体的には補給品在庫の管理及び、測定具在庫管理を人運用からシステムを使った効率的な管理に移行していきたいと計画しております。 最後に 「旭鉄工では社内社外の多くの人の協力があり活動が進んでいます。今後も大事なチームの方々と連携、拡大し、新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。」 旭鉄工様は、様々な関係者とチームを組んで活動に着手、改善を進めておられます。 是非、インタビュー動画を見て、自社改善活動の参考にしていただければ幸いです。 旭鉄工様、ありがとうございました! 【旭鉄工株式会社様WEBサイト】http://www.asahi-tekko.co.jp/ - [工数の管理が重要な理由とは!作業工数を把握する方法](https://ireporter-global.com/column/882/) - 2019年に中小企業庁が公表した「2020年版中小企業白書」では、将来の人口減少に伴う労働者の減少が指摘されています。企業の経済活動が更なる成長を遂げるためには、労働生産性を上げることが重要な課題となっています。 しかし中小企業白書では、2003年度以降の従… - [工程管理とは?製造業における目的や効率化する方法を紹介](https://ireporter-global.com/column/887/) - 世の中は次第にデジタル化されており、生産性の高いハイテク工場のDXの導入率は非常に高くなっています。 一方で中小企業の工程管理でよく耳にすることが「デジタル化をしたいけど、どうすればよいのかわからない」「デジタル化を推進しても、これまでのアナログ的… - [作業者の進捗状況をリアルタイムで共有するメリット](https://ireporter-global.com/column/820/) - 「2025年の壁」という言葉はご存じでしょうか?2025年の壁とは、2018年に経済産業省のDX(デジタルトランスフォーメーション)レポートの中で指摘された経営課題のことです。 具体的には、2025年までに基幹システムを導入・構築してきた人材が定年を迎え、基幹シス… - [【NICCS様】出庫業務の効率化を皮切りに現場担当者に改善意識が芽生えた](https://ireporter-global.com/column/783/) - NICCS株式会社様について NICCS株式会社様では自動化、業務効率を図る為のサービス提案(IT、設備等の開発)、またものづくりをサポートするためのの販路の提案(物販事業)等も行っておられます。 これまでの改善活動について 「改善活動の経緯や取り組み方を是非教えてください!」 →「これまではとりあえず手書きメモで在庫数を見たり、仕入れもメモ書きしていたりと情報の蓄積が出来ていない状態でした」 原田様- 元々は設備等の設計製作を主軸とした運営をしておりましたが、自動化を進めていくに辺り、IT化も不可欠であることがわかり、御社の帳票電子化ソリューション「i-Reporter」を知ることになりました。 また、社内にて更なる強みを構築するために、物販事業をスタートさせたこともあり、 その業務効率改善をi-Reporterで行うことで、弊社クライアント様へより良い業務効率提案が出来るのではと考え、社内導入を決めました。 現在も進行中ではありますが、仕入れ管理、在庫管理、金銭管理は見える化出来るようになり、情報共有が簡単になったと感じております。 改善の手法とその結果について 「今回の改善活動の手段とその結果について教えてください」 →「改善にはConMas i-Reporterを導入しました」 原田様- まだ改善途中ではありますが、今まで管理が出来ていなかったので一番効果があると感じたのは「データベース化」及び「見える化」が出来るようになったことです。 在庫管理(出庫・入庫)時に作業担当者が記入する手書きメモをPCに転記する必要が無くなりましたので、二度手間を削減することが出来ています また、工数の削減に加えてどうやったら間違いなく管理ができるか?棚の陳列を改善するべきか?ラベルがいるか?等、全員でより良い管理方法を考えるようになりました。 「自社での活用事例をモデルとして、弊社クライアント様にも業務自動化、効率化の提案を今後も行って参ります!」 より詳細な内容はYouTube動画を是非ご確認ください。 原田様、ありがとうございました! 【i-Repo Scanについて】iPhoneやiPadを用いて、複数バーコードを一括・連続スキャンできるアプリケーションです。在庫管理業務(棚卸、入出庫、ピッキング等)の効率化や、誤投入や誤配送を防止します。バーコードの読み取り画面はExcelを用いて簡単に作成できます。読み取りデータを在庫管理システム等とリアルタイム連携することも可能です。 ▼i-Repo Scanの特徴5選①大量のバーコード読み取り作業を超高速化!複数のバーコードを一括&連続で読み取れる②条件に一致しないバーコードを判別!作業のミスを防止③大量のバーコードでも読み取り漏れをゼロに!読み取り済みのバーコード上には数字を表示④在庫棚卸や入出庫など、数量を正確かつ効率的にカウントするための専用UI⑤専用のハンディターミナル不要⑥全世界で革新的バーコードソリューションを提供するSCANDIT社 との共同開発だから高速&高精度 ▼i-Repo Scanサイトhttps://i-reporter.jp/scan/ 複数バーコードを一括&連続で読み取る「i-Repo Scan」の資料ダウンロードはこちら - [【マスヤグループ本社様】DX事始めには情報のデジタル化が欠かせない](https://ireporter-global.com/column/667/) - 現場KAIZENインタビュー更新のお知らせです! 今回は、西日本にお住まいの方にはおなじみ「おにぎりせんべい」を作っているマスヤ様(三重県伊勢市)の神山様、竹内様中西様、北川様、新谷様に出演頂きました。 株式会社マスヤ様について 株式会社マスヤ様は三重県伊勢市に本社と工場があります。営業所は全国に点在していて、東京・名古屋・大阪・福岡にあります。事業内容としては、おにぎりせんべいを中心とする米菓の製造販売をしています。 これまでの改善活動について マスヤ様のシステム開発PJチームでは、マスヤ工場の生産性向上を大テーマとして、DXにてサポートできることはないか、日々取り組んでいます。IoTの技術を使ってセンサーからの情報を見える化や、電子日報の導入、運用サポートを行っております。 今回は電子日報(電子帳票)の導入にフォーカスして事例の話をします 竹内様- 電子日報の導入にて苦労したことは、工場では18歳から70歳まで色んな世代・属性の方が働く環境の中で、必ずしもタブレット操作が得意な方ばかりではないということがありました。 システムチームでは、タブレットの操作説明会を何度も企画したり、テスト入力時には立ち合いを行なったりしながら、とにかく丁寧に説明を行い、時間を掛けて少しずつ導入を進めてきました。 その他には、前日以前の日報から本日の日報にデータを転記したい事例があり、その機能は純正では付いていなかった為、i-ReporterとRPAソフトを組み合わせて活用して、機能開発した事例もありました。 事例)前日までのデータを夜間にRPAに抽出させて、マスタ構築し、データをi-Reporter上で検索可能にする等 改善の具体的な方法を教えてください DXを行う足掛かりとして現場情報のデジタル化が非常に重要な要素であると考え、ConMas i-Reporterを採用致しました 情報の見える化のためには、情報を扱いやすいデジタル情報にすることがまずスタートだと思います。 いままでは紙の日報に様々な生産データや記録を行ってアナログ情報を蓄積し、デジタル情報への変換は人の手入力により行っていました。その時点で非常に多くの工数を費やす結果となっておりました。 まだ進行中の段階ではありますが、電子日報により、日報の記入と同時にデジタルデータ化ができましたので、今後はインプット工数が劇的に削減できると考えています。 更に先々ではRPAの技術を使って夜間に機械的に集約システムへのインプット作業を行うことを想定しております。 改善の効果について 転記工数の削減や紙自体の削減に大きく役立っています 竹内様- 電子日報のデータの集約システムへの転記はまだ行っておりますが、現時点でも転記工数の削減はできています。 システム導入に際して必要なデータの見直しを行ったことや、デジタル情報が扱いやすい(見やすい)ことが起因していると思います。 将来的にRPAの技術を導入できた際には日々2.5人で行っている転記作業が丸々に近いくらい削減できると思っています。 その他にも様々な効果がありました 竹内様- 例えば紙の削減です。工場では多数のラインがあり、それぞれで紙の日報を記載していました。その数は毎日100枚以上の印刷物を使用しているほどでした。 単純計算で100枚×250日としても、年間で25,000枚以上もの印刷物が蓄積されていました。それだけの紙を印刷することも大変ですし、記録を管理・保管することにも業務費用が発生していたと思います。 紙の削減は今話題のSDGsにも大きく貢献できるということもあり、企業として向かうべき方向性にもマッチしているかと思います。 動画では生地、焼成、梱包部門の各担当者が電子帳票の使用感について話をしているので是非見てみてください ありがとうございました! マスヤ様では、IT部門と現場が一体となり改善活動を行っています。その結果、生産性の向上や作業効率化と現場担当者様の満足度が両立できていると感じました。 是非、インタビュー動画を見て、自社改善活動の参考にしていただければ幸いです。 マスヤ様、ありがとうございました! 【株式会社マスヤ様WEBサイト】 http://www.masuya.co.jp/ 【会社概要】 http://www.masuya.co.jp/company/profi... - [【香流工業様】ペーパーレス化で現場作業者の意識を変える【後編】](https://ireporter-global.com/column/617/) - 本日も現場KAIZENインタビュー更新のお知らせです! 今回は香流工業様のインタビュー【後編】です! 前編はコチラ! https://kaizen-antenna.com/515/ 後編はコチラ! 前編ではロボットによる作業の自動化、自動化による改善活動の促進が図れるといったことをお伺いいたしました。 後編ではソフトウェアによる改善事例を色濃く伺いました! 実績のデジタルかつリアルタイムな収集はもちろん、作業の標準化や、作業者が自発的に学習する仕組みづくりは本当に圧巻です。 なにより、動画後半で語られている『モノづくりがいかにおもしろいか』を若い世代にドンドン伝えていきたい、というメッセージ。 今回インタビューアーを務めさせていただいた私の胸を強く打ちました…。 そんなKAIZEN活動も、志も素晴らしい香流工業様のインタビュー、是非ご覧ください! - [【香流工業様】作業の自動化で改善に拍車をかける【前編】](https://ireporter-global.com/column/515/) - 今回は愛知県の香流工業様にインタビューを行いました! ▼香流工業株式会社 【WEBサイト】http://www.kanare.jp/ 【会社概要】http://www.kanare.jp/introduction.html 香流工業様は亜鉛、アルミダイキャスト部品の製造を行っております。特に特徴的なのは金型の製作からダイキャスト、切削加工、表面処理まで一貫体制で製造を行っておられる点です。各工程間の品質管理については力を入れておられ、自動機の導入や、現場帳票のペーパーレス化、作業標準の徹底等多くの改善を行っておられます。 今回は前編となっており、主に自動機の導入によって得られた改善効果をお話しいただいております、 近日後編も公開いたしますので、乞うご期待ください! - [【光洋鋳造様】最短納期1週間と高付加価値を実現した現場改善について教えてもらいました](https://ireporter-global.com/column/405/) - 三重県伊賀市に本社を構える「光洋鋳造株式会社様」にインタビューを行ってまいりました! ▼光洋鋳造株式会社様 【WEBサイト】 https://koyochuzo.co.jp/ 【会社概要】 https://koyochuzo.co.jp/corporate/ 光洋鋳造株式会社様は鋳造メーカーで、なんと創業60年を迎える歴史ある企業様です。「ひと味違う鋳物メーカー」を目指す、という先代社長様からの思いを引継ぎ、全従業員が一体となり現場改善に取り組まれています。加えて、代表取締役の白江様は「Industry4.0」や「DX」も常に意識し、IT、ICTを活用した現場改善を率先して取り組まれています。 本コンテンツでは、そんな光洋鋳造様の取組の「ほんの一部分」ではございますが、取材を行って参りましたので、ぜひご覧ください。 - [【新入社員でもわかる】NC工作機械とは?NC・工作機械の仕組みについて](https://ireporter-global.com/column/214/) - NC工作機械は金属を取り扱う製造業様であればほぼ間違いなく利用されており、金属加工には必須の設備です。この記事ではしっかりとNC工作機械について解説をしていきたいと思います! それでは本日もよろしくお願いします! まずは工作機械について理解しよう! NC工作機械を知る前に、「工作機械」についてまずはお話しします。 工作機械とは:金属(もしくはそれに類する物)を工具で加工するための機械のことです。 フライス盤 旋盤 切削盤 ボール盤 中ぐり盤 放電加工機 ワイヤー放電加工機 マシニングセンター 切断機 等があります。 それぞれ加工方法が違うので、用途に応じて使い分けます。その他によく聞くものとして、「プレス機」等は鍛圧機械、「レーザー加工機」は板金機械と呼ばれます。 NC工作機械って? Q.NCがついたら具体的に何が違うのか? 結論から申し上げますと「NCがついている=自動で加工してくれる」です。 NCとはNumerical Controlの略称で数値制御という意味です。CSC(Computer Numerical Control)と呼ばれることもあります。NC工作機械は「工作機械」+「NC装置」の組み合わせで作られています。NC装置は、いわゆるコンピューターです。わかりやすく表現すると、工作機械にコンピューターを取り付けて、機械の動きをコンピューターで制御できるようにしたもの、ということですね。 ちなみに、工作機械の動き方を指示するプログラムはNCプログラムと呼ばれます。NC工作機械は、このNCプログラムに従ってモーターを動かし、金属加工を自動で行ってくれるのです。穴をあけたり、切削する作業は人が行うと危険がつきもの。また加工時間や品質も人によってばらついてしまいます。NC工作機械は数値制御され、すべて自動で行ってくれるので、このような悩みを一挙解決してくれるのです。 NC装置について NC工作機械は、「工作機械」と「NC装置」部分で製造元が違うことがあります。こちらのグラフは国内の代表的なNC装置メーカーを記載したものです。ファナックは国内シェアが7割以上あり、世界シェアでもトップです。採用されている企業様も多いのではないでしょうか? グラフ内の「採用している工作機械メーカー」を見ていただくと、NC装置メーカーとは別の企業名がほとんどですよね。ファナックやオークマのようにNC装置、工作機械共に自社製造しているケースもあります。ちなみに海外メーカーではドイツのシーメンス等があります。 NC工作機械動作の仕組みについて ここまでで、NC工作機械はNC装置、いわゆるコンピュータ付きの工作機械であることがざっくりとわかりましたね。NC装置から工作機械には様々な指令がでるんです! こちらの図はNC工作機械の大まかな仕組みです。全ての動作はCPUから指令されていることがわかります。パソコンそっくりですね。 NC装置のCPUはメモリーからNCプログラムを読み込み、 どの軸のモーターを どの方向に どれくらいの速さで どれだけ回すか を計算して、各軸のアンプに指令を出します。その指令に従ってモーターが稼働し、加工を行います。これがNC装置のメインの仕事です。 NC工作機械のOSについて 最近のNC装置にはWindowsが搭載されている機種が多くあります。このWindowsは通常パソコンに搭載されているものとは位置づけが異なるので注意が必要です。 NC工作機械でのWindowsの役割は、 ネットワーク接続 USBメモリの利用 各種パラメータ設定、描画 などに利用され、タッチパネルでの操作が主流です。この操作部位を「操作盤」と呼びます。作業者はこの操作盤を使い、NC工作機械の操作をすることができるんですね。 ちなみに、NC装置のメイン機能である「加工」に伴うモーターの制御などは「専用のリアルタイムOS」で制御を行っています。 まとめ 最後のまとめです! NC工作機械は、 工作機械+NC装置でできている 金属を自動加工してくれる CPUはメモリからNCプログラムを読み込み、アンプに加工の方法を指示している 操作盤がついており、作業者は操作盤から各種設定が可能 です。 NC工作機械について理解が深まりましたか?これで会話の中で「NC工作機械」が出てきたときには、今までより理解度高く話を進めることができますね!本日の内容は以上です。ありがとうございました。 - [ネイティブアプリ、ウェブアプリの違いとは?現場業務視点で解説](https://ireporter-global.com/column/561/) - 本日は「ネイティブアプリとウェブアプリケーションの違い」について話をします。 GoogleやYahoo等で調べるとたくさん記事が出てくるのですが、製造業や流通業、小売業等で実際に現場業務を行われている方々から見たときの違いを語る記事はほとんどありません。 そして、この違いを理解しないままシステム導入を進めてしまい、現場への導入展開、利用場面の拡大に失敗してしまう方も少なくありません。 ですので本日は、「現場業務から見る」ネイティブアプリとウェブアプリの違いを書いていきますよ~! ネイティブアプリ、ウェブアプリって? IT業界にお勤めの方以外は確かに聞きなれないワードですよね。 簡単に説明すると… ネイティブアプリ=タブレットやスマートフォンにインストールして利用するシステムです。 端末スペックに動作が依存しているため、サーバー側のスペックは多くを要求されないことも特徴です。 サーバーが停止した場合でもサーバー間でのデータやり取りを行わない場合には継続して利用することができるという一面もあります。 例)LINE・パズドラ・PayPay決済アプリ等 ウェブアプリケーション=ウェブサーバーを基盤としたサービス、つまりウェブブラウザ(IEやGoogle chrome等)で利用するシステムです。サーバースペックに動作が依存しているため、端末側のスペックは多くを要求されないことも特徴です。 サーバーが停止するとシステムが利用できなくなるという一面があることも必ず覚えておきましょう。 例)wikipedia・楽天市場・電子掲示板等 ネイティブアプリとウェブアプリの比較(現場業務編) 各項目への補足だけ簡単に記載します。 動作速度はシステムを利用する上でのレスポンスの速さや、快適にシステムを使うことが出来るかどうかです。 システム内のオブジェクト(表示される画像やテキストボックス、その他チェックボックス等)の数によって、ウェブアプリは遅延が発生するケースがあります。 現場業務において入力はメイン業務ではなく、あくまで間接作業です。いかに快適に利用できるかがシステム定着に大きく関わります。 全く同仕様のシステムを利用した場合にも、ネイティブアプリのほうが動作が速くなる傾向があります。 端末機能の活用は、端末(OS)に準備されている『システム利用を補助する機能』が使えるかどうかです。 一番簡単なものだと、年月日の入力や、選択肢の表示、端末通知等、入力者が扱いやすい入力形式が端末(OS)側で準備されています。 最近ですと、指紋認証や顔認証といった生体認証も搭載されていますね。こういった端末(OS)準備の補助機能を利用できるか否かの違いです。 昨今、現場業務においては有資格者以外のシステム利用を防ぎたい、リアルタイムな端末通知で情報を周知したいといった少し込み入った要望が現場には必要になってきました。 よって、端末(OS)の充実した機能群を活用したシステム構築が求められることも多くなってきたというのが近況です。 ネイティブアプリはこれらの機能をフル活用することができるため、今後の機能拡張も大きく見込むことができます。 オフライン利用の可否は、インターネットや社内LAN環境(以下ネットワーク環境)の有無によってシステム利用が制限されるかどうかです。 現場業務においては、必ずしもネットワーク環境がある場所とは限りません。 外業務の場合には圏外域での作業も考えられますし、まだ工場によってはネットワーク環境が敷設されてないというケースも多くあります。 また、その日の電波の入り具合によってシステムの動作が不安定になる、社内LANの速度低下によって、大きな遅延が発生するというのも現場にとっては重要な問題です。 ウェブアプリはこういったネットワーク環境に動作が依存している傾向があります。 展開コストは、システムをより多くの人に展開する場合に発生するセットアップや端末準備にかかるコストです。 ウェブアプリケーションの場合はブラウザでURLを開けば利用ができるため、インストールが必要ありません。 対してネイティブアプリは端末へのアプリインストール作業とバージョンの管理が必要となります。 比較のまとめ 作業現場での操作性、快適度を求めるならネイティブアプリ。作業中での記入を頻度高く求められる場合には、ネイティブアプリが特に優位になります。 システム利用者への展開、拡大の快適度を求めるならウェブアプリ。システムを管理者の負荷軽減を求められる場合には、ウェブアプリが特に優位になります。 最後に ネイティブアプリとウェブアプリの違い、ご理解頂けたでしょうか? デスクワークのようなシステム利用に専念できる環境においては、ウェブアプリケーションでも十分に快適な入力が可能だと思います。 また、横展開を考えると、ウェブアプリは各担当者へのシステム展開が容易であるため、管理者目線の負荷は軽くなる傾向があります。 ただ、冒頭にも申し上げました現場作業を行いながらの利用については、より一層の入力快適度や、操作の安定性が求められます ネイティブアプリは現場作業中の運用に耐えうる操作快適度を実現できます。 また、ネイティブアプリで懸念される利用者数の拡大と、管理者側の負荷に関しては、MDM(Mobile Device Management)で解決することができます、 MDMは、複数のモバイルデバイスの管理や設定作業を一括で行える管理ソフトです。 MDMを活用することにより、システム展開はウェブアプリ同様、もしくはそれ以上の管理工数の削減が実現できます。 そのため、ネイティブアプリを選定するのが現状のベストアンサーだと感じています。 いつどこで、どのように、何をするためのシステムなのか これをしっかりと考えた上でシステム選定を行うことが出来れば、導入時や利用拡大時に、管理者と利用者のギャップを少なくすることが出来ると思います。 ここまで読んで頂きありがとうございました!是非システム選定の一助になればと思います。 それでは今日はこの辺で。 ## Pages - [Top](https://ireporter-global.com/) - i-Reporter is eForms & eReports solutions by Cimtops. It digitizes conventional paper forms, allowing them to be filled out, viewed, saved, shared, and analyzed on iPads and other tablet devices. - [Apply for a free operation training course [online]](https://ireporter-global.com/free-operation-workshop-application-online/) - [Please tell me about the i-Reporter licensing system.](https://ireporter-global.com/question/license/faq01/) - [Is it possible to link i-Reporter with MotionBoard?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq08/) - [What is i-Reporter Plus?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq07/) - [Does i-Reporter have an OCR function? What are the supported formats and recognition accuracy?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq04/) - [Is i-Reporter compatible with Windows, Android, and iPad?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq02/) - [What is the operating environment for i-Reporter? Are there any required OS or specs?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq01/) - [Frequently asked questions](https://ireporter-global.com/question/) - [How to implement i-Reporter](https://ireporter-global.com/process/) - [Ministry of Internal Affairs and Communications Guidelines: Information Disclosure Guidelines for the Safety and Reliability of Cloud Services](https://ireporter-global.com/cloud-service-level/soumu/) - [METI Guidelines Cloud Service Level Checklist](https://ireporter-global.com/cloud-service-level/meti/) - [i-Reporter Cloud Service Level](https://ireporter-global.com/cloud-service-level/) - [現場帳票のデジタル化、どっちが最適?「現場帳票型」VS「Webフォーム型」比較してみた](https://ireporter-global.com/form-type-comparison/) - [リブランディング2025](https://ireporter-global.com/rebrand-2025-v2/) - [i-Reporterのクラウド版とオンプレミス版の違いは?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq06/) - [i-ReporterにExcelデータを取り込むことはできますか?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq05/) - [i-ReporterのAPI連携にはどのようなツールやシステムが対応していますか?](https://ireporter-global.com/question/technical/faq03/) - [i-Reporterを導入するメリットは何ですか?](https://ireporter-global.com/question/others/faq01/) - [i-Reporterの講習会やセミナーは開催されていますか?](https://ireporter-global.com/question/seminar/faq01/) - [その他](https://ireporter-global.com/question/others/) - [セミナー/講習会](https://ireporter-global.com/question/seminar/) - [ライセンス](https://ireporter-global.com/question/license/) - [技術情報・仕様](https://ireporter-global.com/question/technical/) - [i-Reporterの価格体系やライセンス費用はどのようになっていますか?価格表の取得方法やAPI連携時の料金も教えてください。](https://ireporter-global.com/question/price/faq01/) - [価格情報](https://ireporter-global.com/question/price/) - [i-Reporterはアプリとして利用可能ですか? 利用できる端末やOS、ダウンロード手順を教えてください。](https://ireporter-global.com/question/app/faq01/) - [ダウンロード・アプリ](https://ireporter-global.com/question/app/) - [i-Reporterの価格体系やライセンス費用はどのようになっていますか?価格表の取得方法やAPI連携時の料金も教えてください。](https://ireporter-global.com/question/faq01/) - [i-Reporter パートナーアワード 2025](https://ireporter-global.com/partner-award-2025/) - [リブランディング2025](https://ireporter-global.com/rebrand-2025/) - [現場の作業ミス防止 業務効率化を目指すなら!](https://ireporter-global.com/genbasagyou/) - [i-Reporter パートナーアワード 2023](https://ireporter-global.com/partner-award-2023/) - [i-Reporter パートナーアワード 2022](https://ireporter-global.com/partner-award-2022/) - [i-Reporter パートナーアワード 2021](https://ireporter-global.com/partner-award-2021/) - [無料操作講習会申し込み[オフライン]](https://ireporter-global.com/free-operation-workshop-application-offline/) ## イベント・外部セミナー - [紙・Excelから脱却!Factory-ONE×i-Reporterで実現する現場DXセミナー](https://ireporter-global.com/event/紙・excelから脱却!factory-onexi-reporterで実現する現場dxセミナー/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-7/) - [【期間限定アーカイブ配信】 「i-Reporter」のお悩み解消! 帳票出力・削除自動化ツール&i-Repo Scanのご紹介](https://ireporter-global.com/event/【期間限定アーカイブ配信】-「i-reporter」のお悩み解消/) - [実践!札幌DXトレンド2025 Autumn](https://ireporter-global.com/event/実践札幌dxトレンド2025-autumn/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-6/) - [「i-Reporter」のお悩み解消! 帳票出力・削除自動化ツール&i-Repo Scanのご紹介](https://ireporter-global.com/event/「i-reporter」のお悩み解消! 帳票出力・削除自動化ツ/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-5/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-4/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-3/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣-2/) - [i-Reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を大公開~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter海外工場で導入・展開 ~事例と導入の秘訣を/) - [【株式会社大塚商会フェア】 まるごとAIワールド2025inそごう横浜](https://ireporter-global.com/event/【株式会社大塚商会フェア】 まるごとaiワールド/) - [【シムトップス × ウイングアーク1st × 大塚商会 3社セミナー】 現場DX実現のためのデジタル人材の作り方](https://ireporter-global.com/event/【シムトップス-x-ウイングアーク1st-x-大塚商会-3社/) - [中部ビジネスIT体感フェア・Spring](https://ireporter-global.com/event/中部ビジネスit体感フェア・spring/) - [【ベトナム日系製造業向け】製造業様の課題解決に向けたDXベストソリューション~現場のデータ収集・管理・見える化・分析をシームレスに効率化~](https://ireporter-global.com/event/【ベトナム日系製造業向け】製造業様の課題解決/) - [【i-Reporter × ToruMeter 無料ウェビナー】 まとめ撮り、1ショットマルチ読み取りなど、4つの読み取り方法をご紹介](https://ireporter-global.com/event/【i-reporter-x-torumeter 無料ウェビナー】 まとめ撮り、1ショ-2/) - [【i-Reporter × ToruMeter 無料ウェビナー】 まとめ撮り、1ショットマルチ読み取りなど、4つの読み取り方法をご紹介](https://ireporter-global.com/event/【i-reporter-x-torumeter 無料ウェビナー】 まとめ撮り、1ショ/) - [期間限定アーカイブ配信のご案内|i-Reporter連携製品紹介(ミントウェーブ共催)](https://ireporter-global.com/event/期間限定アーカイブ配信のご案内|i-reporter連携製品紹/) - [【i-Reporter × ToruMeter 無料セミナー】 新たなAI技術を採用した新認識エンジン登場](https://ireporter-global.com/event/【i-reporter-x-torumeter 無料セミナー】 新たなai技術を採用し-2/) - [【i-Reporter × ToruMeter 無料セミナー】 新たなAI技術を採用した新認識エンジン登場](https://ireporter-global.com/event/【i-reporter-x-torumeter 無料セミナー】 新たなai技術を採用し/) - [【ベトナム日系製造業向け】日本トップソリューション大集合ウェビナー ~製造業のデジタル化のはじめの一歩~](https://ireporter-global.com/event/【ベトナム日系製造業向け】日本トップソリュー/) - [秋のDXソリューションフェア in そごう横浜](https://ireporter-global.com/event/秋のdxソリューションフェア-in-そごう横浜/) - [【フィリピン日系製造業向けウェビナー】製造現場のペーパーレス化実現とその先~事例から分かる製造現場のDXを解説~](https://ireporter-global.com/event/【フィリピン日系製造業向けウェビナー】製造現-2/) - [【フィリピン日系製造業向けウェビナー】製造現場のペーパーレス化実現とその先~事例から分かる製造現場のDXを解説~](https://ireporter-global.com/event/【フィリピン日系製造業向けウェビナー】製造現/) - [【ウェビナー】現場も管理者も i-Reporter運用がより快適になる i-Reporter連携製品紹介](https://ireporter-global.com/event/【ウェビナー】現場も管理者も-i-reporter運用がより快-2/) - [【i-Reporter × ToruMeter紹介セミナー】新機能:1枚の写真から複数の数値を読み取る機能のご紹介 ](https://ireporter-global.com/event/【i-reporter-x-torumeter紹介セミナー】 新機能:1枚の写真から/) - [「社会維持インフラのフィールドワークDX」オンデマンドセミナー](https://ireporter-global.com/event/「社会維持インフラのフィールドワークdx」オンデ/) - [i-Reporter×ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporterxtorumeter共催セミナー-2/) - [i-Reporter×ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporterxtorumeter共催セミナー/) - [中部ビジネスITフォーラム](https://ireporter-global.com/event/中部ビジネスitフォーラム/) - [メンテナンス作業の効率向上につながるデータの記録・分析・活用](https://ireporter-global.com/event/メンテナンス作業の効率向上につながるデータの/) - [労働人口減で待ったなし!社会インフラ維持のフィールドワークDX](https://ireporter-global.com/event/労働人口減で待ったなし!社会インフラ維持のフ/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー-6/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー-5/) - [ものづくり補助金2024年度版グローバル枠のご案内 ~補助金を活用して導入可能なAI / DXツールのご紹介~](https://ireporter-global.com/event/ものづくり補助金2024年度版グローバル枠のご案内/) - [「i-Reporter x FLiPS」で在庫の一元管理を実現](https://ireporter-global.com/event/「i-reporter-x-flips」で在庫の一元管理を実現/) - [実践ソリューションフェア2024東京](https://ireporter-global.com/event/実践ソリューションフェア2024東京/) - [実践ソリューションフェア2024オンライン](https://ireporter-global.com/event/実践ソリューションフェア2024オンライン/) - [実践ソリューションフェア2024大阪](https://ireporter-global.com/event/実践ソリューションフェア2024大阪/) - [ベトナム工場向けDX/生産業務の改善方法を学ぶ(海外赴任者必見!!)](https://ireporter-global.com/event/ベトナム工場向けdx/生産業務の改善方法を学ぶ(/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー-4/) - [タイで叶える業務効率化!現地サポートありの日系ソリューション8選](https://ireporter-global.com/event/タイで叶える業務効率化!現地サポートありの日/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー-3/) - [i-Reporter × BizMobile Go!共催セミナー ~現場帳票デジタル化と安心安全なモバイル端末管理を実現しませんか?~](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-bizmobile-go共催セミナー ~現場帳票デジタル化と/) - [タイトル【DX】現場責任者必見! 帳票デジタル化と業務効率化、本当にできていますか?](https://ireporter-global.com/event/タイトル【dx】現場責任者必見!-帳票デジタル化/) - [ものづくり補助金を活用したタイにおけるシステム導入 ~ 補助金を活用して導入可能なDXツールのご紹介 ~](https://ireporter-global.com/event/ものづくり補助金を活用したタイにおけるシステ/) - [「とりあえず帳票電子化」で終わらせない!アフターサービス業務向け帳票電子化ツール活用促進セミナー](https://ireporter-global.com/event/「とりあえず帳票電子化」で終わらせない!アフ/) - [【フィリピン日系製造業向けリアルセミナー】製造現場のペーパーレス化の実現とその先 ~事例から分かる製造現場のDXを解説~](https://ireporter-global.com/event/【フィリピン日系製造業向けリアルセミナー】製/) - [ビジネスウェビナー:米国製造業に効くDXソリューション](https://ireporter-global.com/event/ビジネスウェビナー:米国製造業に効くdxソリュー/) - [食品業界における人手不足や食の安心・安全などの課題に迫る!!](https://ireporter-global.com/event/食品業界における人手不足や食の安心・安全など/) - [【ウェビナー】現場も管理者も i-Reporter運用がより快適になる i-Reporter連携製品紹介](https://ireporter-global.com/event/【ウェビナー】現場も管理者も-i-reporter運用がより快適/) - [カーボンニュートラル×製造業で目指す未来への第一歩
~ 一緒に学ぼうパネルディスカッション ~](https://ireporter-global.com/event/カーボンニュートラルx製造業で目指す未来への/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー-2/) - [i-Reporter × ToruMeter共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-x-torumeter共催セミナー/) - [「知らなかった」からのDX社内改善。ノーコード発表会](https://ireporter-global.com/event/「知らなかった」からのdx社内改善。ノーコード発/) - [シムトップス×大塚商会
i-Reporterによる現場DXの実現!](https://ireporter-global.com/event/シムトップスx大塚商会i-reporterによる現場dxの実現!/) - [i-Reporterで記録するデータをWeibull分析してみませんか](https://ireporter-global.com/event/i-reporterで記録するデータをweibull分析してみませんか/) - [成功例と失敗例の違いは何か!事例から学ぶタイのシステム導入
~ EVの変革時代で求められる柔軟性とは ~](https://ireporter-global.com/event/成功例と失敗例の違いは何か!事例から学ぶタイ/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス torumeter紹介セミナー(エ/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介セミナー
(i-Reporter代理店様限定)](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス-torumeter紹介セミナー-(i-reporter/) - [製造業の保全担当様必見! 保全業務のデジタル化を支援する設備保全管理システム「SmartFAM」!](https://ireporter-global.com/event/製造業の保全担当様必見!-保全業務のデジタル化/) - [【帳票のデジタル化からはじめる現場DX】記録・共有・分析をシームレスに実現するソリューション「mcframe RAKU-PAD」](https://ireporter-global.com/event/ビジネスエンジニアリング株式会社cimtops共催-帳票の/) - [2022東光高岳 10th Anniversary ソリューションフェア ~ 総合エネルギー事業プロバイダーを目指して ~](https://ireporter-global.com/event/2022東光高岳 10th-anniversary ソリューションフェア-~-総合/) - [【製造DXコネクト】現場と経営をつなぐ最前線をノゾキミ! 第3回 10年後を見据えた工場全体の最適化](https://ireporter-global.com/event/【製造dxコネクト】現場と経営をつなぐ最前線を-3/) - [i-Reporterをより安心&便利に使える! iPad・iPhoneの管理にお勧めしたい「BizMobile Go!」ご紹介セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporterをより安心便利に使える!-ipad・iphoneの管理にお勧/) - [作業日報のカンタン電子化と業務改善につながるデータ活用](https://ireporter-global.com/event/作業日報のカンタン電子化と業務改善につながる/) - [中小企業のDX化のために必要なこと
~デジタルツール導入とオープンイノベーションにより稼ぐ企業へ~](https://ireporter-global.com/event/中小企業のdx化のために必要なこと~デジタルツー/) - [ISID DIGITAL MANUFACTURING TREND (開催場所:HOTEL NIKKO BANKGKOK(タイ))](https://ireporter-global.com/event/isid-digital-manufacturing-trend-開催場所:hotel-nikko-bankgkokタイ/) - [i-ReporterとANIMO Cloud – Wave Analyzerの連携による、異音点検ソリューションWebセミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporterとanimo-cloud-wave-analyzerの連携による、異音点検ソリューシ/) - [生産準備と製造から始める製造DXセミナー~i-ReporterとBOPツール:R-3Dで品質を極める~](https://ireporter-global.com/event/生産準備と製造から始める製造dxセミナー~i-reporterとbop/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス-torumeter紹介共催セミナー-4/) - [点検業務をアップデートするには!?
アフターサービス業務向けオンラインセミナー ](https://ireporter-global.com/event/点検業務をアップデートするには!?アフターサ/) - [i-Reporterで記録するデータを自然言語処理を用いて分析してみませんか?](https://ireporter-global.com/event/i-reporterで記録するデータを自然言語処理を用いて分析/) - [【製造DXコネクト】現場と経営をつなぐ最前線をノゾキミ!
第2回 仕組みの標準化と個別化の見極め](https://ireporter-global.com/event/【製造dxコネクト】現場と経営をつなぐ最前線を-2/) - [データ効率で業務効率を実現したユーザー事例](https://ireporter-global.com/event/データ効率で業務効率を実現したユーザー事例/) - [失敗を恐れないアジアのDX!ミニマム投資で最大の効果を出せるツール選び](https://ireporter-global.com/event/失敗を恐れないアジアのdx!ミニマム投資で最大の/) - [「建設業実践Web講座2022秋」現場事例から見たi-Reporterの導入効果](https://ireporter-global.com/event/「建設業実践web講座2022秋」現場事例から見たi-reporterの導/) - [けいはんなDX推進セミナー 簡単にできるDXスモールスタート編 開催のご案内](https://ireporter-global.com/event/けいはんなdx推進セミナー-簡単にできるdxスモール/) - [【ウェビナー7/27(水)Web】「i-Reporter」とIBM i(AS/400)連携で進める現場DXセミナー】](https://ireporter-global.com/event/【ウェビナー7-27水web】「i-reporter」とibm-ias-400連携で進める現/) - 現場データのデジタル化とDX推進のための帳票電子化システム「i-Reporter」からリアルタイムにIBM iのデータを活用でき、簡単IoT、i-Reporterの操作でRPG・COBALも実行できるようになる「API-Bridge Solution for i-Reporter」のご紹介セミナーを開催いたします。 - [LiLz Gaugeとi-Reporterの連携で、点検と現場帳票作成を同時に実行し、設備保全のDXを加速!](https://ireporter-global.com/event/lilz-gaugeとi-reporterの連携で、点検と現場帳票作成を同時に実/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス-torumeter紹介共催セミナー-3/) - [【7/14(木)愛知・刈谷】「i-Reporter」とIBM i(AS/400)連携で進める現場DXセミナー】](https://ireporter-global.com/event/【ウェビナー7-7木web、7-14木愛知・刈谷】「i-reporter」とibm-ias-400-2/) - 現場データのデジタル化とDX推進のための帳票電子化システム「i-Reporter」からリアルタイムにIBM iのデータを活用でき、簡単IoT、i-Reporterの操作でRPG・COBALも実行できるようになる「API-Bridge Solution for i-Reporter」のご紹介セミナーを株式会社シムトップスの【刈谷事務所にて】開催いたします。 - [製造現場DX最前線 ~効果絶大なデジタル帳票活用術~](https://ireporter-global.com/event/製造現場dx最前線 ~効果絶大なデジタル帳票活用/) - [日系トップシェアソリューションが集まる ZOOMウェビナー
ベトナム製造業向け課題解決ソリューション
◆課題解決ソリューション](https://ireporter-global.com/event/日系トップシェアソリューションが集まる-zoomウェ-2/) - [日系トップシェアソリューションが集まる ZOOMウェビナー
ベトナム製造業向け課題解決ソリューション
◆データ収集と見える化](https://ireporter-global.com/event/日系トップシェアソリューションが集まる-zoomウェ/) - [【製造DXコネクト】現場と経営をつなぐ最前線をノゾキミ! 第1回 製造DX人材の育成](https://ireporter-global.com/event/【製造dxコネクト】現場と経営をつなぐ最前線をノ/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス-torumeter紹介共催セミナー-2/) - [現場帳票のデータ活用で、建設DX・製造DXを加速させる! i-Reporterアップデート情報と、MotionBoardと連携した活用シナリオをご紹介](https://ireporter-global.com/event/現場帳票のデータ活用で、建設dx・製造dxを加速さ/) - [設備に関わる業務の効率化セミナー ~情報収集から機器カルテの構築・見える化~](https://ireporter-global.com/event/設備に関わる業務の効率化セミナー-~情報収集か/) - 設備に関わる業務の効率化セミナー~情報収集から機器カルテの構築・見える化~ - [現場のペーパーレス化と新しいデータ活用術](https://ireporter-global.com/event/現場のペーパーレス化と新しいデータ活用術/) - [i-ReporterとBONXで実現する、声を使った現場改革](https://ireporter-global.com/event/i-reporterとbonxで実現する、声を使った現場改革/) - [建設業実践Web講座2022春~建設DXと人材育成](https://ireporter-global.com/event/建設業実践web講座2022春~建設dxと人材育成/) - [面倒な紙での作業からはもう卒業!帳票・契約書の電子化でペーパーレスを推進 ~シムトップス・NXグループ・GMOグローバルサインHDが共同解説!!~](https://ireporter-global.com/event/面倒な紙での作業からはもう卒業!帳票・契約書/) - [i-Reporterと外部ツール連携で実現する「工程管理の一元化」](https://ireporter-global.com/event/i-reporterと外部ツール連携で実現する「工程管理の一元/) - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介共催セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス-torumeter紹介共催セミナー/) - [【逆転のDX】変化に強い製造現場の実現 パナソニックの実践セミナー:第5回ー海外編ー](https://ireporter-global.com/event/【逆転のdx】変化に強い製造現場の実現-パナソニ/) - [CIMTOPS THANKS DAY](https://ireporter-global.com/event/cimtops-thanks-day/) - [アメリカ現地スペシャリストが解説!「人事エンゲージメント」と「DX」で企業を活性化する方法](https://ireporter-global.com/event/アメリカ現地スペシャリストが解説!「人事エン-2/) - [Best Value Solution 2021 ONLINE](https://ireporter-global.com/event/best-value-solution-2021-online/) - [【WEBセミナー】異音点検のIT化【アニモ様共催】](https://ireporter-global.com/event/【webセミナー】異音検知のit化【アニモ様共催】/) - [i-Reporter と Box をさらに活用する方法【ウェビナー】](https://ireporter-global.com/event/i-reporter-と-box-をさらに活用する方法【ウェビナー】/) - [京都機械工具株式会社共催『徹底解説!i-Reporter × TRASAS』ウェビナー](https://ireporter-global.com/event/京都機械工具株式会社共催『徹底解説!i-reporter-x-trasas』/) - [建築・建設業の現場作業や社内業務のテレワーク推進!脱ハンコ・印鑑を推進する電子契約・現場帳票ペーパーレス・建設業向けERP](https://ireporter-global.com/event/建築・建設業の現場作業や社内業務のテレワーク/) - [アメリカ現地スペシャリストが解説!「人事エンゲージメント」と「DX」で企業を活性化する方法](https://ireporter-global.com/event/アメリカ現地スペシャリストが解説!「人事エン/) - [i-Reporter及び設備保全管理システムを用いたフィールドサービスのDX推進セミナー](https://ireporter-global.com/event/i-reporter及び設備保全管理システムを用いたフィールド/) - [【逆転のDX】変化に強い製造現場の実現~パナソニックの実践セミナー~(第4回)](https://ireporter-global.com/event/【逆転のdx】変化に強い製造現場の実現~パナソ-2/) - [第14回 生産システム見える化展](https://ireporter-global.com/event/第14回-生産システム見える化展/) - ■日時 2021年11月24日(水)~2021年11月26日(金)■会場 東京ビッグサイト 青海展示棟 - [メーター読取支援サービス ToruMeter紹介セミナー](https://ireporter-global.com/event/メーター読取支援サービス torumeter紹介セミナー/) - [IoT製品とパートナー様による活用事例のご紹介](https://ireporter-global.com/event/iot製品とパートナー様による活用事例のご紹介/) - 主催:株式会社デンソーウェーブ 2021年10月27日 (水) に、「DENSO WAVE IoT WEBINAR: IoT製品とパートナー様による活用事例のご紹介」のWeb配信を行います。 本セミナーでは、「真のIoT」を示すデンソーウェーブのIoT製品や、パートナー企業の株式会社シムトップス様による活用事例をご紹介します。 参加無料、事前申込制となっておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。 - [【KDDI Thailand主催】コロナ禍で勝ち抜きために今すべきこと](https://ireporter-global.com/event/【kddi-thailand主催】コロナ禍で勝ち抜きために今すべき/) - 第1回目は・ペーパーレス 『現場帳票』記録・報告・閲覧ソリューション:i-Reporter、「働き方改革」の実効性のある手段として注目自動化ロボットソリューション(RPA):UiPath プロダクトオーナー様とKDDIから、ソリューションと実装事例をご案内いたします。 - [【Japan IT Week オンライン:オンラインでリアルタイムに商談する3日間】](https://ireporter-global.com/event/【japan-it-week-オンライン:オンラインでリアルタイムに/) - リードエグジビションジャパン社が満を持して初開催するオンライン展示会Japan IT Week オンラインに『電子帳票業界トップシェア』の『ConMas i-Reporter』 を出展致します。紙に一番近い電子帳票として皆様の紙の現場報告業務のDXをご支援致します。 - [保守現場のDX!i-Reporterを活用したアフターサービス業務の改善セミナー](https://ireporter-global.com/event/保守現場のdx!i-reporterを活用したアフターサービス業/) - [【逆転のDX】変化に強い製造現場の実現~パナソニックの実践セミナー~(第3回)](https://ireporter-global.com/event/【逆転のdx】変化に強い製造現場の実現~パナソニ/) - [【オンライン展示会】バックオフィス総合サミット 2021 Spring](https://ireporter-global.com/event/【オンライン展示会】バックオフィス総合サミッ/) - ニッセイコム社にて、総務、人事、経理・財務、情報システム、法務・知財のご担当者、経営幹部の方々を対象とした、ビジネス向けオンライン展「バックオフィス総合サミット2021 Spring」に「ConMas i-Reporter」を出展いたします。 フリートークスペースの交流ラウンジや、個別に担当者とお話ができる商談ルームを設け、オンライン上にてご相談や商談を行うことができます。企業ブースのページでは、プロダクト・サービス紹介動画の視聴や資料ダウンロードが可能です。是非お気軽にご参加ください。 - [【WEBセミナー】60分でわかる!メーター点検現場の業務改善セミナー](https://ireporter-global.com/event/【webセミナー】60分でわかる!メーター点検現場の/) - 業務効率化やデジタル化への課題を抱える多くの現場では、まだまだ人でなければできない仕事が数多くあります。メーター点検業務もその一つといわれます。今回はそのような「メーター点検・検針」を行い、報告書・帳票の作成日常的に行われている現場の課題を解決するため、画像解析AIでメーターを読取る「hakaru.ai」と現場帳票ペーパーレスソリューション「ConMas i-Reporter」を活用した、業務改善方法について解説いたします。前回のセミナー開催時にご要望の多かった、連携デモンストレーションをさらに充実させた60分です。 ## Realize it with i-Reporter! A collection of problem-solving ideas - [More efficient inventory management](https://ireporter-global.com/solution/more-efficient-inventory-management-target-industries/) - [Recording and charting dental visits](https://ireporter-global.com/solution/recording-and-charting-dental-visits/) - [Improving the efficiency of campus facility management operations](https://ireporter-global.com/solution/improving-the-efficiency-of-campus-facility-management-operations/) - [Real-time sharing of hygiene management checks](https://ireporter-global.com/solution/real-time-sharing-of-hygiene-management-checks/) - [Electronic QSC check](https://ireporter-global.com/solution/electronic-qsc-check/) - [Input of manufacturing results can be completed on-site](https://ireporter-global.com/solution/input-of-manufacturing-results-can-be-completed-on-site/) - [Referencing report data in the database](https://ireporter-global.com/solution/referencing-report-data-in-the-database/) - [Prevention of equipment errors](https://ireporter-global.com/solution/prevention-of-equipment-errors/) - [Accurate quality inspection and improved work efficiency](https://ireporter-global.com/solution/accurate-quality-inspection-and-improved-work-efficiency/) - [Search for past documents](https://ireporter-global.com/solution/search-for-past-documents/) - [Mandatory application of reasons for change](https://ireporter-global.com/solution/mandatory-application-of-reasons-for-change/) - [Inspection forms and item version management](https://ireporter-global.com/solution/inspection-forms-and-item-version-management/) - [Enhanced traceability](https://ireporter-global.com/solution/enhanced-traceability/) - [Real-time defect reporting](https://ireporter-global.com/solution/real-time-defect-reporting/) - [Reduce the burden of reporting results](https://ireporter-global.com/solution/reduce-the-burden-of-reporting-results/) - [Input history trail reference](https://ireporter-global.com/solution/input-history-trail-reference/) - [Grasping work hours](https://ireporter-global.com/solution/grasping-work-hours/) - [Improving the efficiency of inspection work](https://ireporter-global.com/solution/improving-the-efficiency-of-inspection-work/) - [Linking PLC information with daily work reports](https://ireporter-global.com/solution/linking-plc-information-with-daily-work-reports/) ## i-Reporter implementation examples - [i-Reporter use case and case study: Kureha (Changshu)Fluoropolymers Co.,Ltd.](https://ireporter-global.com/interview/16178/) - Challenges faced before implementation Reducing the burden and errors associated with paper-based forms and manual data entry into Excel at the work site. Promoting digitalization of operation procedures and checklists that were previously recorded on paper, without causing any disruption to the site. Operation to efficiently utilize the information obtained at the site to achieve - [Using i-Reporter on the production line led to realizing cost reduction in management, achieving faster search speed, and improving analysis efficiency.](https://ireporter-global.com/interview/16174/) - Furukawa Electric Co., Ltd. (hereafter, Furukawa Electric) is a non-ferrous metal manufacturer that produces optical fiber, electric cables, wire harnesses, etc.Since 1884, they have used their materials and technical capabilities cultivated in the copper and electric cable industry to develop unique products.Furukawa Electric looks beyond the present to develop technology that will contribute to building - [i-Reporter use case and case study: KDDI Singapore](https://ireporter-global.com/interview/16182/) - Using i-Reporter to manage a construction site in Jordan remotely from Dubai. We had an online interview with Rex. He talked about how i-Reporter changed daily operations. 【Mr. Mohammed Abdullah (Rex) 】 Rex is a project manager of KDDI Singapore Dubai branch. Currently he manages the Jordanian site from Dubai remotely due to the influence - [Using i-Reporter enables accurate data retrieval and analysis, leading to the optimization of production processes.](https://ireporter-global.com/interview/16172/) - In Thailand, NTPT Company Limited (hereinafter referred to as NTPT), operates as a component processing manufacturer, focusing mainly on the turning of hub bearings, forging and turning of constant velocity joint outer races, and turning of shafts, serving as a production hub within the Southeast Asian region. The following is a case study of NTPT - [Improvement in product quality and reliability by integrating i-Reporter with external systems](https://ireporter-global.com/interview/16165/) - From Tohoku to the world. The world-class manufacturing plant for compact cars. Mr. Goto: Toyota Motor East Japan, Inc. was founded in July 2012 by merging with Kanto Auto Works, Central Motors, and Toyota Motors Tohoku to become a world-class manufacturing plant for compact cars. Throughout the process of planning, development, and production, we make our - [Digitized the large amount of paper forms required for quality control of pressed component parts. High expectations to promote DX to the headquarters ](https://ireporter-global.com/interview/16143/) - Key points of this case study By receiving proper training on RAKU-PAD (OEM version of i-Reporter), Showa Create Cebu, Inc. learned how to use this service effectively and started to gain ideas on how to improve work productivity. Transferring the existing paper forms (excluding those created by the deployment partner) to RAKU-PAD is now done - [i-Reporter use case and case study: SEKISUI SEIKEI Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/interview/16184/) - SEKISUI SEIKEI Co., Ltd. Introduction Effects iSekisuii Seikei started using i-Reporter at Takino Factory. Here is the summary: Items Previous status (Using paper and Excel) → Managed by i-Reporter Data transfer errors Frequently occurred. Handwriting is sometimes difficult to read. Transcription errors often occurred. 0 and 9 or 1 and 7 were often confused. → - [i-Reporter use case and case study: MintWave Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/interview/16176/) - ミントウェーブの管理におけるシステム構成図(提供:ミントウェーブ) Video of work being carried out is being utilized as both training materials and a more appropriate work environment. MintWave views the i-Reporter implementation example introduced here as just a first step. Mr. Hiroshi Takeuchi, Team Leader of the quality assurance team in the production group, is aiming to expand the use of this - [i-Reporter use case and case study:](https://ireporter-global.com/interview/16189/) - Here is the interview with Manager, Mr. Toshiyuki Kito and Mr. Masato Ota from the Engineering Works Department, discussing product selection and introduction i-Reporter’s effects. TODA CORPORATION Business Summary -- Q: Can you talk about TODA CORPORATION? A: TODA CORPORATION is a general construction company. Ever since its foundation in 1881, TODA CORPORATION has been operating - [i-Reporter use case and case study: Fuji Xerox Manufacturing Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/interview/16187/) - Fuji Xerox produces a diverse range of document solutions, from large format printers for the printing industry to multifunction printers for the office. Fuji Xerox Manufacturing is the sole company in Japan involved in assembling such devices and manufacturing consumable goods such as toner. The main function of Fuji Xerox Manufacturing’s Suzuka Center in Mie - [i-Reporter use case and case study: IX Holdings](https://ireporter-global.com/interview/16180/) - Company: IX Holdings Masuya Co., Ltd. has its headquarters and factory located in Ise City, Mie Prefecture, and is engaged in the manufacturing and sales of rice confectionery, with a focus on onigiri senbei. DX (Digital Transformation) The system development project team at Masuya is actively working on DX with the goal of improving factory - [Integrate with the data in MES (Manufacturing Execution System) to check the work progress](https://ireporter-global.com/interview/16170/) - ADVANTEST CORPORATION (hereafter, Advantest) is a manufacturer of equipment for a semiconductor test system, which is used to test semiconductors to see if they operate properly. Advantest’s strength is its ability to provide the equipment necessary for the inspection of semiconductors on time to meet with the development of semiconductors, which has been rapidly growing ## Four functions of i-Reporter - [Industrial Smart Glasses InfoLInker3│Field Cross](https://ireporter-global.com/functions/産業用スマートグラス-infolinker3│ウエストユニティス/) - InfoLinker3 is a Japan-made industrial smart glasses device equipped with built-in LTE connectivity.By integrating with i-Reporter, users can input forms completely hands-free using InfoLinker3’s voice commands.Additionally, its video call functionality enables remote work support. movie - [mcframe SIGNAL CHAIN Equipment Maintenance | Business Engineering Corporation](https://ireporter-global.com/functions/mcframe-signal-chain-設備メンテナンス/) - The optimal solution for standardizing maintenance operations and improving the productivity of manufacturing equipment.This maintenance management system centers on functions that support key maintenance activities—such as inspections, repairs, spare parts management, and equipment management—helping enhance both the productivity and reliability of manufacturing assets.It also integrates with IoT, enabling advanced initiatives toward building “equipment that doesn’t - [mcframe 7 LiteMES | Business Engineering Corporation](https://ireporter-global.com/functions/mcframe-7-litemes/) - mcframe’s production planning connects seamlessly with the shop floor, making production scheduling and performance data collection smoother than ever.mcframe 7 LiteMES is a solution that helps standardize daily work instructions and enables real-time data collection on the shop floor, based on production planning information from the production management system.Performance data collection is carried out using - [MCFrame | Business Engineering Corporation](https://ireporter-global.com/functions/mcframe/) - i-Reporter is certified software for Business Engineering Co., Ltd.'s production management system "MCFrame." - [Smooth Print | Brother Industries, Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/smooth-print -ブラザー工業株式会社/) - Smooth Print is a printing intermediary app for mobile devices.By using the i-Reporter action cluster function to call Smooth Print,You can easily print labels/receipts on your Brother product. For information on linking with i-Reporter, click here - [PJ-673, PJ-773 | Brother Industries, Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/pj-673、pj-773/) - It can be connected to an iOS device via wireless LAN and allows you to print A4 documents directly. This can be used to get a handwritten signature from the customer on-site, then print out an A4 report on the spot and submit it for safekeeping. - [PX-S06B/PX-S06W│EPSON](https://ireporter-global.com/functions/px-s06b-px-s06w/) - The compact design allows you to use it anytime, anywhere. It comes with a built-in battery as standard, and an optional external battery can be attached. This A4 mobile printer supports not only USB connection but also Wi-Fi® 5GHz.The 1.44-inch color LCD panel allows you to check the remaining ink level, and the maintenance box - [Receipt Paper Mobile Printer | Star Micronics](https://ireporter-global.com/functions/レシート用紙モバイルプリンター/) - iOS compatible (MFi certified) mobile printer. Ultra-small, fast, lightweight, and stylish. - [Label printer label issuance integration│SATO](https://ireporter-global.com/functions/ラベルプリンタのラベル発行連携/) - You can use the i-Reporter action cluster function to send data to a label printer and print labels. - [BP-F400 | Canon Marketing Japan Inc.](https://ireporter-global.com/functions/bp-f400|キヤノンマーケティングジャパン株式会社/) - A4 compatible mobile thermal printer.You can print from iOS devices using AirPrint (Wi-Fi) and from Windows devices using drivers (Bluetooth, Wi-Fi, USB).It is small, lightweight, requires no ink, and is battery-powered, so you can print documents anywhere, helping to improve the productivity of mobile work. - [PJ-883](https://ireporter-global.com/functions/pj-883/) - A compact and lightweight A4 thermal printer.Model compatible with Wi-Fi and Bluetooth connections.Since it can also be battery-powered, it can be used to get a handwritten signature from the customer on-site, then immediately print out an A4 report and submit it for safekeeping.Also, since it does not require ink, you will not have to worry - [Wireless Adapter Z3210 | Hioki](https://ireporter-global.com/functions/ワイヤレスアダプタz3210|日置電機/) - Wirelessly input measurement values into reports. Simple connection to HIOKI compatible measuring instruments.Go wireless. - [Measuring Instrument Bluetooth Adapter DKA-102│DigiTech Corporation](https://ireporter-global.com/functions/計測器bluetoothアダプタ-pi!-dka-102/) - There is no need to transcribe data from various measuring instruments; input can be completed with just the push of a button. It is small and lightweight, so it does not take up much space when attached to equipment, and there is no need for cables between the measuring device and the input terminal. movie - [Wireless data transmission torque wrench CEM3-BTLA/Tohnichi Manufacturing](https://ireporter-global.com/functions/無線式データ伝送トルクレンチcem3-btla-東日製作所/) - Fastening work that requires torque and angle controlPrevents careless mistakes by detecting double tightening (pokayoke)Detects torque increase due to insufficient rotation angle caused by "galling (seizure)" during tightening.By measuring torque and angle, advanced pass/fail judgment can be performed, which is expected to improve the reliability of tightening. - [Wireless Data Transmission Torque Wrench CEM3-BT/CEM3-G-BT│Tohnichi Manufacturing](https://ireporter-global.com/functions/無線式データ伝送トルクレンチ-cem3-bt-cem3-g-bt/) - This is a digital torque wrench that can transmit measured data wirelessly.A wide range of interchangeable heads allows you to work efficiently. Uses: Retightening inspection work, precision tightening work, etc. - [Digital Torque Wrench [Memolux] | Kyoto Tool Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/進化形デジタルトルクツール デジラチェメモル/) - Work records performed with the digital torque wrench are automatically "recorded and managed" by transferring them to a computer wirelessly or via USB.By linking the Digital Torque Wrench [Memolux] with i-Reporter, it becomes possible to automatically record the results of fastening work and quality inspections using existing reports. - [Elcometer Coating Thickness Gauge A456C | Meiden Shoji Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/elcometer製膜厚計-a456c/) - Quickly and accurately measure the thickness of coatings on magnetic and non-magnetic metals.*To transfer data to i-Reporter via Bluetooth, you will need the separate Meiden System Solutions "Measuring Instrument App." - [Pressure image analysis app "Prescale Mobile"](https://ireporter-global.com/functions/圧力画像解析アプリ「プレスケールモバイル」/) - An app that allows anyone to easily quantify pressure values and other data. - [Dustproof and waterproof medium-duty electronic balance GX-M/GF-M series (A&D)](https://ireporter-global.com/functions/gx-m_gf-m/) - Dustproof and waterproof medium-duty electronic balances. 14 models available, ranging from 0.01g (8.2kg) to 0.1g (32.2kg).It has a dustproof and waterproof rating of IP65 and can weigh up to 32.2 kg. It has a wide range of interfaces and troubleshooting suggestions suitable for embedded applications. It can be connected via Bluetooth. *A separate Bluetooth converter - [Bluetooth® Handheld Thermometer "HR-2000" Series | Anritsu Meter](https://ireporter-global.com/functions/bluetooth-handheld-thermometer-hr-2000-series-anritsu-meter/) - This is a handheld thermometer equipped with Bluetooth.You can enter data into electronic forms on a paired tablet or PC with just the touch of a button. - [SE1│DENSO WAVE INCORPORATED](https://ireporter-global.com/functions/se1/) - This is a wireless code reader that easily connects to smartphones and tablets.It can operate for a long time (barcode model: 100 hours, 2D code model: 50 hours), and because it is battery-powered, it can also handle sudden battery failure.It complies with JIS Z 2801 and is antibacterial and weather resistant. - [SF1│DENSO WAVE INCORPORATED](https://ireporter-global.com/functions/sf1/) - This is a wireless code reader that easily connects to smartphones and tablets.With its overwhelming robustness and excellent environmental performance, it can be used in harsh environments such as those subject to drops, impacts, rain, and dust.It can be used in a variety of situations, from manufacturing factories and logistics warehouses to distribution stores. - [AT20 (AT27Q-SB) | DENSO WAVE INCORPORATED](https://ireporter-global.com/functions/at20at27q-sb/) - This is a 2D scanner that is designed for ease of use.It offers excellent operability and a body that is easy to hold and use, making it ideal for work in distribution stores, medical facilities, electronics factories, etc. - [Mini Pocket Scanner MT100A | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/ミニポケットスキャナ-mt100a/) - This mini-sized pocket scanner with a linear imager is ideal for barcode reading on tablets and smartphones. - [OPN-3102i/3102n│Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/2次元ポケットスキャナ-opn-3102i-3102n/) - This is an ultra-compact, lightweight 2D data collector. Simply press the central trigger key to easily read barcodes and store the data. It comes standard with an NFC tag, a non-contact power supply stand, vibration function/silent mode, a sturdy IP54 housing, and passport/OCR functionality. - [OPN-4000i/4000n│Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/ポケットスキャナ-opn-4000i-4000n/) - This ultra-compact, lightweight linear imager data collector is equipped with Bluetooth. Simply press the central trigger key to read barcodes and store the data, or communicate wirelessly via Bluetooth. - [CS6080│Inix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/ヘルスケア向けポケットスキャナ-cs6080/) - This ultra-multifunctional barcode scanner features the industry's first convertible design, offering corded and cordless functionality, as well as hands-free operation with the presentation stand. Its monocoque design, inductive charging, and gapless scanner surface make cleaning easy and maintainable. - [RS5100│Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/堅牢型リングスキャナ-rs5100/) - This rugged ring scanner allows for hands-free barcode reading. Attached to your finger and triggered with your thumb, it allows for quick and fatigue-free reading. The 2D imager eliminates the need to worry about the orientation of the symbol. Its compact, lightweight yet rugged design includes shock resistance from a drop of 1.8m and IP65 - [MT850 | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/mt850-|-アイニックス株式会社-2/) - This is the successor model to the MT1297/MT1227L.This pocket-sized 2D scanner fits in the palm of your hand and is equipped with a high-resolution imager of 1280 x 800 pixels.It supports batch mode and can be used even in environments where radio waves cannot reach.IP55 rating means it can be used outdoors in rain, dust, - [Proglove Mark Display | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/proglove-mark-display-|-アイニックス株式会社-2/) - The barcode scanner is equipped with an electronic paper, so it is possible to display verification and picking instructions after reading.Another major feature is that it is very lightweight, weighing just 48g, so you won't feel tired while working.We also provide demo units for loan, so please feel free to contact us. - [RS5100 + SG-RS51-BHMT-01 | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/rs5100+sg-rs51-bhmt-01-|-アイニックス株式会社-2/) - Its robustness and dustproof/waterproof (IP65) design make it suitable for use in manufacturing and logistics sites, reducing the risk of breakdowns compared to conventional scanners.When combined with glove accessories, it allows you to work hands-free, greatly increasing your work efficiency.We also provide demo units for you to use to verify the system before implementation. - [1602g-1D-USB│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/1602g-1d-usb/) - This pocket-sized Bluetooth barcode reader is ideal for inputting barcodes into PDAs and smartphones. The Solomon OCR (optional) function enables various OCR reading. movie - [1602g-2D-USB│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/1602g-2d-usb/) - This pocket-sized Bluetooth barcode reader is ideal for inputting barcodes into PDAs and smartphones. It is available in 1D models and 2D models with the purchase of a license. Additionally, Solomon OCR (optional) enables various OCR reading functions. movie - [Xenon 1952 Series | Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/xenon1952シリーズ/) - High performance supporting a 40% global market shareScanner: The latest model in the Xenon seriesEven dirty, faded, or difficult-to-read codes can be read instantlyMore than just barcode readingSolomon OCR uses a proprietary character detection and character determination algorithm that enables high-speed, high-precision reading of OCR fonts using a barcode scanner alone (*optional). - [DPM attachment for 1900HD│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/1900hd専用-dpmアタッチメント(ar-01-ar-02)/) - By attaching it to the Xenon1900HD (high resolution model), it becomes possible to read DPM codes. Maximum performance is achieved when combined with our proprietary plug-in, the Solomon Decoder. - [8670 Bluetooth Ring Scanner│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/8670-ウェアラブル-bluetoothリングスキャナ/) - The 8670 is a ring-type wearable scanner. By wearing it on one hand, you can keep both hands free to carry luggage, fill out forms, operate mobile devices, and more. It also allows for a smooth transition to scanning tasks; simply press the trigger button with your thumb to instantly read 1D and 2D symbols. - [Granit 1911iSR/XR | Imager Inc.](https://ireporter-global.com/functions/granit-1981ifr-3usb-5/) - IP67 & IP65 dustproof and waterproof, and 3m drop resistance You can choose from two barcode engines, the SR model and the XR model, depending on your operation. [SR model]: Standard reading range barcode engine (N6703)[XR model]: Flexible range barcode engine (N6803 FR) that can read from 0 cm to a maximum distance of 10 - [KDC280CJPH│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/kdc280cjph/) - It can perform up to 17,000 scans on a single charge and eliminates the hassle of wireless connectivity.Pairing eliminates the hassle of wireless settings.Wireless connection is easy, just insert the Bluetooth USB dongle into your PC. - [KDC180H + KDC180-RT-D│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/kdc180h+kdc180-rt-d/) - This is a wearable 2D barcode reader that uses the Honeywell N6603 barcode engine. Increase productivity with overwhelming reading performance. The battery LED indicator lets you know the remaining battery power, preventing lost opportunities due to sudden battery failure. - [Voyager 1472g 1D Model | Imager Inc.](https://ireporter-global.com/functions/voyager-1472g1dモデル株式会社イメージャー/) - A wireless barcode reader with excellent reading performance that can read from all directions 360° without any worries.Excellent reading performance even for low-quality barcodes, such as low-contrast barcodes (low PCS), lightly printed barcodes, and damaged barcodesAfter being introduced as a 1D barcode reader, it can be upgraded to a 2D code reader. - [Voyager 1472g 2D model | Imager Inc.](https://ireporter-global.com/functions/voyager-1472g2dモデル株式会社イメージャー/) - A wireless barcode reader that can read barcodes from any direction, 360°.Excellent reading performance even for low-quality barcodes, such as low-contrast barcodes (low PCS), lightly printed barcodes, and damaged barcodesThis model is compatible with 2D barcodes from the start. - [Pocket NFC Reader MR10A7 | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/ポケットnfcリーダ-mr10a7/) - This pocket-sized reader supports NFC (ISO14443 A/B, ISO15693, FeliCa). It allows real-time communication via Bluetooth and batch communication via data accumulation.It is dustproof and water-resistant to IP55, so it can be used outdoors. It is equipped with a 1,000mAh battery, soA full charge allows for approximately 10,000 readings, and the built-in 2MB memory allows for - [UHF Pocket RFID Reader MR11A7J | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/uhf帯-ポケットrfidリーダ-mr11a7j/) - The MR11A7 is a palm-sized, compact, lightweight, and highly portable UHF band pocket RFID reader.Connects to Android/iOS/Windows mobile devices via Bluetooth for real-time communication and data storageBatch communication is possible. Also, reading distance of approximately 1m and reading confirmation by vibrator are possible. - [Dragon BT│Imager Inc.](https://ireporter-global.com/functions/dragon-bt/) - Dragon is a small RFID reader/writer that operates in the HF band (13.56MHz).Bluetooth-HID connection is possible, reducing setup time that previously required installing a driver.Its compact size of W60 x H103 x D11.5mm means you can read cards while holding it in your hand (communication distance: up to 5cm).It also has a strap hole, making - [KDC180HUJ + KDC180-RT-D│Imager Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/kdc180huj+kdc180-rt-d/) - The KDC180HUJ is a UHF band wearable reader.It has UHF and 2D barcode reading capabilities.It can be connected to iOS via HID and to Windows via HID or serial communication. In addition to rings, you can also select gloves. - [Wireless Electronic Label Newton-ESL | Ainix Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/無線電子ラベル-newton-esl/) - The Electronic Shelf Label (ESL) is an electronic display that can update its display in real time wirelessly.It can be used in place of labels such as Kanban, instruction sheets, and shelf name tags in the manufacturing and logistics industries. - [AmiVoice® Front WT01│Advanced Media Inc.](https://ireporter-global.com/functions/amivoice-front-wt01/) - This is a badge-type wearable microphone terminal specialized for voice recognition and voice dialogue. It can be used in harsh noise environments of up to 100dB* and can be connected to various devices via Bluetooth. - [AmiVoice® Front PM01│Advanced Media Inc.](https://ireporter-global.com/functions/amivoice-front-pm01/) - The AmiVoice Front PM01 is a super-directional wired pin microphone specialized for voice input. Its noise resistance of up to 100dB makes it suitable for use in noisy environments. It can be connected to iOS devices via a 4-pole 3.5mm plug. - [Vibraudio™ HG42-TBT│Temco Japan Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/vibraudio-hg42-tbt/) - The HG42-TBTS is the ultimate wireless headset with Bluetooth 4.1. Its open-ear design eliminates the hassle of earphones and allows for hands-free working. It features a bidirectional noise-canceling microphone, allowing you to talk even in noise levels up to 100dB if you wear earplugs. - [BONX Grip/BONX Inc.](https://ireporter-global.com/functions/bonx-grip-株式会社bonx/) - BONX Grip is a durable device that can withstand any environment, featuring water resistance and shock resistance. Dual microphones provide clear audio quality with digital noise filtering and wind noise reduction, allowing for comfortable conversations even in harsh environments. Choose from three sizes of silicone ear loops and two sizes of earbuds, ensuring a comfortable - [LCD pen tablet DTC121W5Z | Wacom Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/液晶サインタブレット-stu-540│株式会社ワコムc/) - This is an 11.6-inch LCD pen tablet. It displays the Windows screen as is, allowing you to check the procedure details and sign electronically by hand. If the connected PC terminal supports USB Type-C DisplayPort Alternate Mode and 15W (5V/3A) Power Delivery, it allows for a neat and tidy single-cable connection. *If the PC terminal - [LCD pen tablet DTH134W5Z | Wacom Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/液晶サインタブレット-stu-540│株式会社ワコムb/) - This is a 13.3-inch LCD pen tablet. It displays the Windows screen as is, allowing you to check the procedure details and sign electronically by hand. If the connected PC terminal supports USB Type-C DisplayPort Alternate Mode and 15W (5V/3A) Power Delivery, it allows for a neat and tidy single-cable connection. *If the PC terminal - [LCD Signature Pad STU-540 | Wacom Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/液晶サインタブレット-stu-540│株式会社ワコム/) - This is Wacom's advanced, rugged, high-performance electronic signature device. The 5-inch high-resolution color LCD screen with tempered glass provides an excellent writing experience, giving users the impression of writing on paper. It is ideal for situations where handwritten electronic signatures are required in person, such as signing consent documents during maintenance or signing contracts at - [mazec for Business](https://ireporter-global.com/functions/mazec-for-business/) - Instead of using the standard OS keyboard, you can enter digital input by handwriting. - [AmiVoice® SBx](https://ireporter-global.com/functions/amivoice-sbx/) - Simply install the app and you can easily enter text into the text input area using your voice. movie - [iXVL Player](https://ireporter-global.com/functions/ixvl-player/) - This is a free viewer app for viewing lightweight 3D data in XVL format on your iPad/iPhone. - [E-Forms Tracker | Nippon Techno Development Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/e-forms-tracker-nippon-techno-development-co-ltd/) - By digitizing equipment and facility logbooks and periodic inspection reports, you can centrally manage many on-site operation reports, from report creation to management.By managing and linking manufacturing equipment and reports using master data, it is possible to quickly display and issue reports linked to equipment.In addition, by registering an annual plan for regular inspections, you - [Plant Collaboration | NTT Comware Corporation](https://ireporter-global.com/functions/プラントコラボ|nttコムウェア株式会社/) - It enables the centralized management and accumulation of equipment-related information, work performance data, worker vital data, know-how, etc. It enables smooth and safe work management for workers, and based on the accumulated data, it optimizes maintenance plans and further strengthens collaboration between asset owners, construction companies, and other related parties. It optimizes maintenance work and - [Maintenance calendar type facility maintenance management system FLiPS](https://ireporter-global.com/functions/保全カレンダー型-設備保全管理システムflips/) - This is a system for centrally managing and visualizing facility management plans and maintenance records as events on a timeline.By linking with i-Reporter, maintenance records and inspection results can be entered directly from the site, enabling forecast and actual management and budget management of work linked to equipment. - [Equipment and asset management system "SmartFAM" |
Hitachi Industry Control Solutions](https://ireporter-global.com/functions/設備・資産管理システム「smartfam」-日立産業制御ソリ/) - Supports the PDCA cycle of maintenance work and improves work efficiency. Provides all the functions required for maintenance work in one package. By linking with i-Reporter, maintenance records can be entered from an on-site tablet. - [direct│L is B](https://ireporter-global.com/functions/direct/) - At some operational points in i-Reporter, such as when you create a report in the i-Reporter app and save it to the ConMas server,You can send a message directly. - [Manage various information together AiPOST](https://ireporter-global.com/functions/様々な情報をまとめて管理-aipost/) - This system allows for the centralized management of information in various formats. Information can be entered directly from i-Reporter, and it can be used not only to manage records generated during business operations such as work requests, requests, and malfunction information, but also as a knowledge management system. - [Accela | Accela Technology](https://ireporter-global.com/functions/accela/) - This is a Knowledge Powered WorkPlace that improves the searchability and efficiency of manuals, instructions, procedures, etc. By linking with i-Reporter, reports entered during on-site work, check records, and other documents can be converted into knowledge, leading to on-site insights that can be used to improve operations. - [i-SAPP Custom Master | Next Vision Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/i-sapo-カスタムマスター|株式会社ネクストビジョン/) - This is a tool for maintaining the "master" of i-Reporter's input assistance function "Custom Master". The standard maintenance method requires 5 steps using 2 types of tools, but this tool shortens the process to 3 steps, helping to make master maintenance more efficient. - [i-SAPP Convert CSV | Next Vision Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/i-sapo-コンバートcsv|株式会社ネクストビジョン/) - This tool automatically outputs data entered in i-Reporter as a CSV file in the desired layout and to the desired folder. It reduces the post-processing steps after CSV output and supports efficient data utilization. - [i-Reporter DBCleaner | Mint Wave](https://ireporter-global.com/functions/i-reporter-dbcleaner|ミントウェーブ/) - When using i-Reporter, you may face issues such as "delayed response time when displaying and saving reports" and "the hassle and risk of having to manually delete report data.""i-Reporter DBCleaner" will help you solve this problem. - [i-Reporter PLUS | Otsuka Shokai](https://ireporter-global.com/functions/i-reporter-plus/) - This software allows customers to easily link i-Reporter with their existing systems. Otsuka Corporation i-Reporter TeamTEL: 03-3514-7820i-repoteam@otsuka-shokai.co.jp - [C/S Bridge│JEOL](https://ireporter-global.com/functions/c-s-bridge/) - This is middleware that enables real-time integration between i-Reporter and IBMi. - [API-Bridge Solution Edition for i-Reporter](https://ireporter-global.com/functions/api-bridge-solution-edition-for-i-reporter/) - Real-time integration between i-Reporter and IBM i (AS/400) is easily achieved. You can execute program logic such as RPG and CL from outside, and query and update the database in real time. - [Security Inspection Survey System│Aimtech](https://ireporter-global.com/functions/保安点検調査システム/) - This is a security inspection survey system that pursues speed and accuracy. - [Gas pipe construction work support system | Aimtech](https://ireporter-global.com/functions/簡易工事業務支援システム-kirin/) - This is a construction work support system that eliminates the need for duplicate management of paper and systems and reduces the burden of information management. - [InfiniOne | FutureOne Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/infinione-futureone-co-ltd/) - It is a core system that can manage a company's main operations, from sales and production to accounting management, all in one place.We provide ERP that condenses know-how for each industry and business type, from manufacturing to wholesale and retail.Supports seamless business operations. - [Aladdin Office](https://ireporter-global.com/functions/アラジンオフィス/) - By working with Aladdin Office, you can not only manage orders, but also order placement, purchasing, shipping, and sales management all at once. - [CIMTOPS](https://ireporter-global.com/functions/director6/) - This is a production scheduler/process control system developed and sold by CIMTOPS, exclusively for individual order production. - [BizMobile Go!](https://ireporter-global.com/functions/bizmobile-go/) - This is an MDM cloud service that enables efficient remote device management, configuration changes, kitting work, and operational monitoring. - [i-Repo CIMTOPS](https://ireporter-global.com/functions/nxprojecthub/) - This solution works closely with i-Reporter to visualize work instructions and progress in real time. It also has functions for linking with external systems and messaging via email and chat, stimulating communication between managers and those in the field. - [Process and progress management solutions | Nisseicom](https://ireporter-global.com/functions/工程・進捗管理ソリューション/) - This is a system that visualizes processes and progress based on the report data registered in i-Reporter. - [GrowOne Maintenance│Nisseicom](https://ireporter-global.com/functions/growone-メンテナンス/) - This is a core system specialized for after-sales service operations. We centrally manage information related to maintenance work from all departments, and provide total support for customer management, quotation management, sales management, and work management. - [Maintenance Business Solutions | Oki Electric Industry](https://ireporter-global.com/functions/保守業務ソリューション/) - Combining i-Reporter with maintenance work solutions will improve the efficiency of your maintenance work. - ["PipeLine" - A system for the construction equipment and temporary materials rental industry | Ryobi Systems](https://ireporter-global.com/functions/建設機材・仮設資材レンタル業向けシステム「pipeline/) - This enables efficient data entry and document storage for various rental and leased construction equipment inspections. - [Field Collaboration | NTT Comware Corporation](https://ireporter-global.com/functions/フィールドコラボ/) - This service improves productivity in infrastructure maintenance work by connecting the field and the office through easy progress reporting from the field and centralizing information from multiple fields.By linking with i-Reporter, reports can be created from an on-site tablet. - [DocuShare│FUJIFILM Business Innovation](https://ireporter-global.com/functions/docushare/) - DocuShare is software that enables in-house document management and knowledge management. Reports created with i-Reporter can be saved to DocuShare. - [D-QUICK7│EyeSight](https://ireporter-global.com/functions/d-quick7/) - D-QUICK7 is a platform that allows you to centrally manage the ever-increasing amount of document data, such as drawings and documents, in a secure environment and share it internally for effective use. - [D dashoard│Luck International](https://ireporter-global.com/functions/d-dashoard/) - Optimize business processes through digital transformation. Eliminate paper on-site. Eliminate information gaps. Support digitalization to strengthen on-site capabilities and productivity.D dashboard × i-Reporter is a system that supports "digitalization of the workplace" and "digital utilization." - [Paperlogic Electronic Archives and Electronic Contracts | Paperlogic Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/paperlogic電子書庫・電子契約│ペーパーロジック株式会/) - This is a document management system that complies with the Electronic Bookkeeping Act and can store national tax documents such as invoices and receipts, as well as electronic transaction data. It is also JIIMA certified, so data can be stored safely and securely. - [Easy CDM│Otsuka Shokai](https://ireporter-global.com/functions/楽々cdm/) - "RakRak CDM" is software that assists with all document management from the start of a project to its completion and even long-term storage. - [RAKU-Pad│Business Engineering](https://ireporter-global.com/functions/raku-pad/) - Easily "record" → "analyze" → "utilize". RAKU-Pad Analysis Dashboard provides seamless data integration with i-Reporter. You can easily create various graphs by simply selecting the i-Reporter report name and cluster name. - [MotionBoard/Dr.Sum | WingArc 1st](https://ireporter-global.com/functions/dr-sum-motionboard/) - Further utilize i-Reporter data. The BI dashboard "MotionBoard" can be connected to i-Reporter data for analysis and visualization. In addition, by combining it with the data analysis platform "Dr.Sum", it is possible to integrate and utilize all data, including business system and IoT data. - [YDC SONAR│Future Artisan](https://ireporter-global.com/functions/ydc-sonar/) - YDC SONAR, developed by Future Artisan Co., Ltd., is an information platform specialized for the manufacturing industry that stores data entered into i-Reporter for the long term and enables visualization and analysis. A data integration (ETL) tool is included as standard, allowing data integration with other systems. - [iFactory│Nippon RAD](https://ireporter-global.com/functions/ifactory/) - This is an integrated electronic document management solution that can enhance traceability and reflect equipment operation data in documents. - [Neuron ES](https://ireporter-global.com/functions/neuron/) - It is an in-house search system that searches documents and websites within a company across the board, from on-premise to cloud. By linking field data entered in i-Reporter, you can instantly find the data you need without having to worry about where the data is stored. - [iWNB (Integrated Welding Management System) | Panasonic](https://ireporter-global.com/functions/iwnb(統合溶接管理システム)/) - iWNB is an integrated welding management system that provides the value of "improved productivity," "improved quality," "strengthened traceability," and "improved maintainability" by collecting, storing, and analyzing operating status and quality information of welding equipment. - [PLC Protocol Conversion | English-Japanese](https://ireporter-global.com/functions/plcプロトコル変換/) - Linking PLC and i-Reporter is now cheaper, easier, and more intuitive. <Contact Information> Inquiries: Eiwa Co., Ltd. Strategic Sales Block TEL:03-3493-3543 Mail:strategy1@eiwa-net.co.jp - [SOFIXCAN Ω Eye](https://ireporter-global.com/functions/sofixcan-ω-eye/) - Cameras are used to digitize meters, lamps, and text on old machines that are difficult to digitize. Since images are captured and recognized using a fixed camera, data can be collected automatically without the need for patrols. Recognized data and captured images can be referenced from i-Reporter, allowing the creation of graphical reports. - [Meter reading support service ToruMeter | Toshiba](https://ireporter-global.com/functions/メーター読取支援サービス-totumeter│東芝/) - Take photos of various meters, monitor screens, and other readings with your iPhone or iPad camera, then record the photos of the meters and the readings in i-Reporter.Direct integration with i-Reporter reports means no API options or program development is required. - [AI meter reading service hakaru.ai | GMO GlobalSign HD](https://ireporter-global.com/functions/aiメーター読取りサービスhakaru-ai│gmoグローバルサイン/) - By simply taking a photo of the meter, AI will read the values and instantly convert them into data. This will streamline the meter reading process, which was previously done visually and by hand, and prevent mistakes and falsification. By combining it with i-Reporter via API integration, on-site reports can also be made paperless! - [ANIMO Cloud – Wave Analyzer│Animo](https://ireporter-global.com/functions/animo-cloud-wave-analyzer│アニモ/) - Abnormal sound inspection, which tends to depend on individual skills, is now digitized. Quantitative evaluation and analysis is achieved through acoustic analysis.This will contribute to the detection of signs of malfunction when inspecting social infrastructure and factory production equipment, as well as the transfer of skills. - [Impulse](https://ireporter-global.com/functions/impulse/) - This is an anomaly detection solution that provides strong support for the sophistication of on-site operations through apps that utilize AI technology for failure sign detection, cause analysis, visual inspection, and human work analysis (automatic measurement of abnormal behavior and work time). - [LiLz Gauge | LiLz Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/lilz-gauge/) - Lil's Gauge is an IoT/AI service that reduces the labor required for daily visual inspections and makes them remote. The LTE camera, which is dedicated to inspection work and takes images three times a day and operates for three years, can be installed outdoors, in dark places, or indoors without the need for power or - [Wearable Ring 2D Code Scanner WRS-200 / WRS-230 | Aimex Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/ウェアラブルリング二次元コードスキャナ-wrs-200-wrs-230|/) - The WRS-200 wearable ring 2D scanner is a highly reliable, ultra-compact, lightweight scanner made in Japan. It is a simple scanner designed to meet the needs of various operational tasks. - [2D mobile scanner "BW-100BT" | Aimex Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/functions/2次元モバイルスキャナ「bw-100bt」|アイメックス株/) - It was developed with a focus on ease of use and compactness, while also focusing on low cost. Its palm-sized design makes it easy to operate and handle, while its built-in high-capacity battery allows for extended operation.Charging is easy, just place it on the charging cradle. You can also charge it by connecting the USB - [Box](https://ireporter-global.com/functions/box/) - Box is a cloud storage service provided by Box Japan, Inc. It can store not only document files, but also large video files, production data, presentation data for clients or internal use, minutes of meetings, approval documents, and other data all in one place. - [Google Drive](https://ireporter-global.com/functions/google-ドライブ/) - This is online storage provided by Google. If you create a Google account, you can use it as personal storage for various Google services, and with the business plan, you can also use it as shared storage for your team. - [kintone | Cybozu](https://ireporter-global.com/functions/kintone|サイボウズ/) - "Kintone" is a no-code /low-code tool provided by Cybozu. It allows users to easily create and improve apps tailored to their business, even without IT expertise, and is widely used for customer management, daily reports, application processing, and more. - [週報、月報自動作成機能](https://ireporter-global.com/functions/バインダー機能/) - 別々 別々に作成された複数の日報から、週報、月報を自動作成する機能です。 - [録音機能](https://ireporter-global.com/functions/録音/) - タブレットで録音を行い、帳票に添付することが出来ます。 - [音声入力](https://ireporter-global.com/functions/音声入力/) - 音声入力によりハンズフリーで帳票を作成することができます。(アドバンスト・メディア様との協業により AmiVoice® SDK for iOS(ローカル認識)を組込み。) - [デジタル測定器連携アダプタ](https://ireporter-global.com/functions/デジタル測定器連携アダプタ/) - 作成中 - [ドキュメント管理](https://ireporter-global.com/functions/ドキュメント管理/) - 社内文書と一緒にi-Reporterで作成された帳票(PDFファイル)を文書管理ツールに保管します。 - [保守業務管理](https://ireporter-global.com/functions/保守業務管理/) - 保守メンテナンス業務のトータル管理ツールと連携し、i-Reporterで点検した報告書を連携します。 - [工程進捗管理](https://ireporter-global.com/functions/工程進捗管理/) - 作成中 - [MDM](https://ireporter-global.com/functions/mdm/) - 作成中 - [ガス工事管理](https://ireporter-global.com/functions/ガス工事管理/) - 作成中 - [ガス保安点検│エイムテック](https://ireporter-global.com/functions/ガス保安点検/) - サクサク動作、正確さを追求した保安点検調査システムです。 - [ナレッジベース](https://ireporter-global.com/functions/ナレッジベース/) - 作成中 - [ビジネスチャット](https://ireporter-global.com/functions/ビジネスチャット/) - 作成中 - [IoT連携](https://ireporter-global.com/functions/iot連携/) - 作成中 - [自動ファイル出力機能](https://ireporter-global.com/functions/自動ファイル出力機能/) - CSV・XML・PDF・Excelファイルを自動でサーバー上の特定のフォルダに出力できます。※標準機能 - [データベース ビュー参照](https://ireporter-global.com/functions/データベース-ビュー参照/) - 直接データベースのビュー参照が可能です。※標準機能(オンプレミス版のみ) - [外部システム連携API](https://ireporter-global.com/functions/外部システム連携api/) - APIを使って自動帳票作成・カスタムマスタの更新・帳票の更新・削除などバックエンドで実行が可能です。 - [ConMas Gateway](https://ireporter-global.com/functions/conmas-gateway/) - タブレットからダイレクトにプログラム起動を行えるようになり、タブレットからダイレクトに基幹システムのDBを参照したり、Pythonスクリプトを実行するなど多彩なツールと連携が可能となります。 - [ConMas IoT](https://ireporter-global.com/functions/conmas-iot/) - IoT Data Share(デンソーウェーブ社製)と連携して工場内の設備(PLCなど)の状況をi-Reporterに表示することが出来ます。 - [帳票定義の管理](https://ireporter-global.com/functions/帳票定義の管理/) - Designerで作成、保存された帳票定義の管理を行います。ラベルの付与、権限の詳細設定、ドキュメントの追加など、帳票定義情報の編集が可能です。 - [入力帳票の管理](https://ireporter-global.com/functions/入力帳票の管理/) - i-Reporter アプリで作成、保存された帳票の管理を行います。i-Reporterアプリで申請された帳票を承認・差し戻しすることが出来ます。 - [Excel・PDF出力機能](https://ireporter-global.com/functions/excel・pdf出力機能/) - i-Reporter アプリで作成、保存された帳票を報告書として、Excel・PDFで出力することが可能です。 - [入力帳票の一括出力機能](https://ireporter-global.com/functions/入力帳票の一括出力機能/) - i-Reporterアプリで作成された帳票をまとめてCSVやPDF、Excelで一括で出力が可能です。 - [マスターの管理](https://ireporter-global.com/functions/マスターの管理/) - マスタデーターの管理および更新・削除ができます。(例:品番マスタ、顧客マスタなど) - [メール通知機能](https://ireporter-global.com/functions/メール通知機能/) - i-Reporterアプリで作成された帳票が保存されたタイミングでメールにて通知することが出来ます。 - [ユーザー管理](https://ireporter-global.com/functions/ユーザー管理/) - ユーザーの追加、編集を行います。ユーザーには期限や印影の登録、所属グループなどの設定ができます。 - [グループ管理](https://ireporter-global.com/functions/グループ管理/) - グループには権限を設定できます。ユーザーの権限を設定するには、先に必要な権限をもったグループを作成し、ユーザーをそのグループに所属させます。Manager上のアクセス、帳票定義、入力帳票、クラスター別など、細かな設定が可能です。 - [端末管理](https://ireporter-global.com/functions/端末管理/) - Designer と i-Reporter アプリから接続するには、アカウントでのログインと、利用する端末の承認が必要です。端末から申請を行い、管理者がManager上で承認することでデーターのやりとりができるようになります。 - [項目名一括変更機能](https://ireporter-global.com/functions/項目名一括変更機能/) - 項目名を一括で変更することが出来ます。項目名に連番を設定することもできます。 - [計算式・書式設定取込み機能](https://ireporter-global.com/functions/計算式・書式設定取込み機能/) - Excelで設定された計算式および書式設定(フォントサイズ・セルの表示位置)をそのまま取り込むことが出来ます。 - [パラメータの設定](https://ireporter-global.com/functions/パラメータの設定/) - 入力種別ごとに必須入力などの現場の運用に合わせた条件と表示方法を設定できます。プログラムや独自関数などを使用しません。 - [キーボード](https://ireporter-global.com/functions/キーボード/) - タブレットのキーボードから入力が可能です。 - [フリードロー](https://ireporter-global.com/functions/フリードロー/) - ペンでの自由な書き込みと、図形や丸囲み文字、写真撮影、画像の貼り付け、テキストの入力などができます。 - [数値](https://ireporter-global.com/functions/数値/) - テンキーが表示され数値の入力が可能です。しきい値設定ができ、正常値以外の数字を入力した場合、エラーメッセージを表示することもできます。 - [計算式](https://ireporter-global.com/functions/計算式/) - 四則演算、Excel関数(約40種類)にて計算式を設定し、自動計算することが可能です。 - [日付](https://ireporter-global.com/functions/日付/) - 日付を選択して入力することが可能です。(自動入力も可能です) - [時刻](https://ireporter-global.com/functions/時刻/) - 時刻を選択して入力することが可能です。(自動入力も可能) - [チェック](https://ireporter-global.com/functions/チェック/) - レ点チェックや〇などのチェックを入力することが可能です。 - [選択肢](https://ireporter-global.com/functions/選択肢/) - 指定した選択肢から選んで入力することが可能です。 - [画像](https://ireporter-global.com/functions/画像/) - 撮影した画像を枠の大きさに合わせて貼り付けます。 - [バーコード・QRコード読取](https://ireporter-global.com/functions/バーコード・qrコード/) - バーコードおよびQRコードから情報を読取り、帳票に入力することが可能です。 - [サイン](https://ireporter-global.com/functions/サイン/) - 手書きサインや、印影を入力することが可能です。 - [承認](https://ireporter-global.com/functions/承認/) - 承認申請を行い、承認者が承認・差し戻しを実施することが可能です。 - [ボタンの配置](https://ireporter-global.com/functions/ボタンの配置/) - ボタンに様々な設定が可能です。(例:サーバー保存、ページ移動、URLリンクなど) - [ユーザー情報](https://ireporter-global.com/functions/ユーザー情報/) - ログインしているユーザー情報を入力します。 - [マスター選択](https://ireporter-global.com/functions/マスター選択/) - マスターからデータを選んで、マスタに含まれる情報を帳票に入力します。 - [QRコード生成](https://ireporter-global.com/functions/qrコード生成/) - 入力帳票内の複数の値を即時QRコード化できます。 - [生体認証機能](https://ireporter-global.com/functions/生体認証/) - i-Reporterへのログイン時や帳票立ち上げ時、帳票内入力制限等にiOS搭載の生体認証機能を利用できます。 - [必須項目のチェック](https://ireporter-global.com/functions/必須項目のチェック/) - 完了保存時や、任意のタイミングで必須項目が入力されているかチェックすることができます。 - [採番機能](https://ireporter-global.com/functions/採番機能/) - サーバーに保存するタイミングで自動で採番を行い、帳票に入力します。 - [入力順番機能](https://ireporter-global.com/functions/入力順番機能/) - 設定された入力順に入力することができます。 - [ページのコピー](https://ireporter-global.com/functions/ページのコピー/) - 入力欄の数が作業ごとに変わる場合でも、帳票の特定のページをコピーして、入力欄を増やすことができます。コピーしたページを挿入する位置を選ぶことができ、入力済みの値を一緒にコピーすることも可能です。 - [スケジュール機能](https://ireporter-global.com/functions/スケジュール機能/) - カレンダーに作業する帳票が設定されていれば、カレンダーから帳票を起動することが出来ます。 - [カスタムメニュー](https://ireporter-global.com/functions/custom-menu/) - カスタムメニュー機能を使用すれば、独自の業務メニューアイコンを タップするだけで、その業務に応じた帳票を起動することができます。バーコードやQRコードから指定された帳票定義や帳票を起動することもできます。 - [帳票ライブラリー](https://ireporter-global.com/functions/form-library/) - 帳票定義と帳票の一覧を表示します。 権限のある帳票のみ表示され、許可されていればタブレット本体への保存も可能です。 - [カーボンコピー機能](https://ireporter-global.com/functions/カーボンコピー機能/) - 入力された値をコピーして表示することが出来ます。 - [帳票のコピー](https://ireporter-global.com/functions/ああああ/) - 入力済みの帳票をコピーして、前回の入力結果を再利用した帳票作成ができます。 ## 動画講習会 - [EXCELを使って帳票ひな形を作ってみよう](https://ireporter-global.com/movie/designerに取り込んで確認しよう/) - [いろいろな入力方法Part3](https://ireporter-global.com/movie/カーボンコピー&フリードロー入力例/) - [いろいろな入力方法Part2](https://ireporter-global.com/movie/計算式、バーコード、マスター入力例/) - [いろいろな入力方法Part1](https://ireporter-global.com/movie/数値や日時、選択肢からの入力例/) - [帳票の起票、記入の流れを知ろう](https://ireporter-global.com/movie/帳票の起票、記入の流れを知ろう/) - [各アプリの役割と設定手順を知ろう](https://ireporter-global.com/movie/各アプリケーションの役割を知ろう/) - [帳票のデータ出力方法を知ろう](https://ireporter-global.com/movie/帳票のデータ出力方法/) - [帳票の管理、確認方法を知ろう](https://ireporter-global.com/movie/帳票定義と入力帳票の確認方法/) ## news - [Notice of Summer holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-summer-holiday-closure-3/) - [i-Reporter Webinars Now Available in English and Thai, Launching July 2026](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-webinars-now-available-in-english-and-thai-launching-july-2026/) - [On-Site Reporting Solution “i-Reporter” — Thai-Language Website Now Live](https://ireporter-global.com/news/on-site-reporting-solution-i-reporter-thai-language-website-now-live/) - [[Announcement of Change in Representative Director & CEO]Kazuyuki Okubata Appointed as New Representative Director & CEO](https://ireporter-global.com/news/announcement-of-change-in-representative-director-ceokazuyuki-okubata-appointed-as-new-representative-director-ceo/) - [Notice of Golden week holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-golden-week-holiday-closure-3/) - [CIMTOPS Thailand to Speak at JETRO Bangkok Webinar on Digital Transformations PartⅡ](https://ireporter-global.com/news/cimtops-thailand-to-speak-at-jetro-bangkok-webinar-on-digital-transformations-partⅱ/) - [i-Reporter Featured on “Tokyo SME Support Center”](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-featured-on-tokyo-smes/) - [We will be holding regular i-Reporter training sessions in Thai!](https://ireporter-global.com/news/we-will-be-holding-regular-i-reporter-training-sessions-in-thai/) - [Our agency, ISID Indonesia, will hold an i-Reporter webinar locally.](https://ireporter-global.com/news/our-agency-isid-indonesia-will-hold-an-i-reporter-webinar-locally/) - [Continusly scan and read mulitple barcodes at once with i-Repo Scan](https://ireporter-global.com/news/continuous-reading-and-reading-the-several-barcodes-at-once-with-new-option-released-i-repo-scan/) - [Approval workflows system, i-Repo WorkFlow was released.](https://ireporter-global.com/news/approval-workflows-system-i-repo-workflow-was-released/) - [i-Repo Scan was released](https://ireporter-global.com/news/i-repo-scan-was-released/) - [i-Repo Web, a new free feature for i-Reporter](https://ireporter-global.com/news/i-repo-web-a-new-free-feature-for-i-reporter/) - [Industry-specific animation videos are now available.](https://ireporter-global.com/news/industry-specific-animation-videos-are-now-available/) - [Uploaded new i-Reporter introduction video (Thai language) on YouTube](https://ireporter-global.com/news/uploaded-new-i-reporter-introduction-video-thai-language-on-youtube/) - [i-Reporter Customer Review - Furukawa Electric Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-customer-review-furukawa-electric-co-ltd/) - [How AI Transforms Manufacturing: Boost Efficiency & Profitability - Insights from the Semiconductor, Electronic and other Industries](https://ireporter-global.com/news/how-ai-transforms-manufacturing-boost-efficiency-profitability-insights-from-the-semiconductor-electronic-and-other-industries/) - [CIMTOPS Thailand will be speaking at a free online seminar hosted by JETRO Bangkok : “Manufacturing DX – Taking the First Step into the Digital Era.”](https://ireporter-global.com/news/cimtops-thailand-will-be-speaking-at-a-free-online-seminar-hosted-by-jetro-bangkok-manufacturing-dx-taking-the-first-step-into-the-digital-era/) - [i-Reporter Introduction Webinar](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-introduction-webinar-5/) - [i-Reporter Introduction Webinar](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-introduction-webinar-4/) - [Notice of Summer holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-summer-holiday-closure-2/) - [i-Reporter Introduction Webinar](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-introduction-webinar-3/) - [i-Reporter Introduction Webinar](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-introduction-webinar-2/) - [CIMTOPS Thailand will exhibit 【MANUFACTURING EXPO 2025】 in ICHI booth @ BITEC, Bangkok, Thailand](https://ireporter-global.com/news/cimtops-thailand-will-exhibit-【manufacturing-expo-2025】-in-ichi-booth-bitec-bangkok-thailand/) - [i-Reporter Introduction Webinar](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-introduction-webinar/) - [Notice of Golden week holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-golden-week-holiday-closure-2/) - [Our Participation in the Webinar: 'AI-Powered Automation in Manufacturing – Panasonic’s Smart Factory Vision'](https://ireporter-global.com/news/our-participation-in-the-webinar-ai-powered-automation-in-manufacturing-panasonics-smart-factory-vision/) - [Notice of launching our corporate website](https://ireporter-global.com/news/notice-of-launching-our-corporate-website/) - [Added the document "7stages and considerations for successfully deploying i-Reporter" on the document download page.](https://ireporter-global.com/news/added-the-document-7stages-and-considerations-for-successfully-deploying-i-reporter-on-the-document-download-page/) - [i-Reporter achieved to deploy over 300 companies overseas in March 2024](https://ireporter-global.com/news/we-are-thrilled-to-announce-that-i-reporter-achieved-to-deploy-over-300-companies-overseas-in-march-2024/) - [Interview with Sayaka Oide, leading i-Reporter global sales & marketing group, has been published in “ICHI”.](https://ireporter-global.com/news/interview-with-sayaka-oide-leading-i-reporter-global-sales-marketing-group-has-been-published-in-ichi/) - [Office closure for End of the Year and New Years](https://ireporter-global.com/news/office-closure-for-end-of-the-year-and-new-years/) - [i-Reporter global sales and marketing team has started our own YouTube channel.](https://ireporter-global.com/news/i-reporter-global-sales-and-marketing-team-has-started-our-own-youtube-channel/) - [Notice of Summer holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-summer-holiday-closure/) - [Notice of Golden week holiday closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-golden-week-holiday-closure/) - [Notice of New year holidays closure](https://ireporter-global.com/news/notice-of-new-year-holidays-closure-2/) - [[FREE WEBINAR] Industry 4.0 with Panasonic](https://ireporter-global.com/news/free-webinar-industry-4-0-with-panasonic-2/) - [Notice of Summer Holiday Closure](https://ireporter-global.com/news/notification-of-summer-holidays-4/) - [Office closure for Golden Week Holiday.](https://ireporter-global.com/news/notification-of-golden-week/) - [Office closure for End of the Year and New Years](https://ireporter-global.com/news/notification-of-the-year-end-and-new-year-holidays-3/) - [[FREE WEBINAR] Industry 4.0 with Panasonic](https://ireporter-global.com/news/free-webinar-industry-4-0-with-panasonic/) - [Notification of Summer Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-summer-holidays/) - [Notification of Golden Week Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-golden-week-holidays/) - [Notification of the Year-End and New Year Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-the-year-end-and-new-year-holidays/) - [Notification of Summer Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-summer-holidays-2/) - [Notification of Golden Week Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-golden-week-holidays-2/) - [Beyond the report
ConMas i-Reporter Ver. 7.0 has been released](https://ireporter-global.com/news/beyond-the-reportconmas-i-reporter-ver-7-0-has-been-released/) - [For the new coronavirus](https://ireporter-global.com/news/for-the-new-coronavirus/) - [Notification of the Year-End and New Year Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-the-year-end-and-new-year-holidays-2/) - [About the new head office](https://ireporter-global.com/news/about-the-new-head-office/) - [Announcement of temporary closure due to relocation of headquarters on January 24, 2020 Fri.](https://ireporter-global.com/news/announcement-of-temporary-closure-due-to-relocation-of-headquarters-on-january-24-2020-fri/) - [Notification of Summer Holidays](https://ireporter-global.com/news/notification-of-summer-holidays-3/) - [KDDI CORPORATION held IoT seminar for Japanese manufacturers in 3 cities in Southeast Asia](https://ireporter-global.com/news/kddi-corporation-held-iot-seminar-for-japanese-manufacturers-in-3-cities-in-southeast-asia/) ## List of agents - [N-PAX Philippines Inc. (B-EN-G Group Company)](https://ireporter-global.com/agent/n-pax-philippines-inc-b-en-g-group-company/) - [KDDI Philippines Corporation](https://ireporter-global.com/agent/kddi-philippines-corporation/) - [SystemEXE,Inc.(Vietnam)](https://ireporter-global.com/agent/systemexeinc-vietnam/) - [KDDI VIETNAM CORPORATION (Hanoi)](https://ireporter-global.com/agent/kddi-vietnam-corporation-hanoi/) - [TOMAS TECH CO.,LTD.](https://ireporter-global.com/agent/tomas-tech-co-ltd/) - [Panasonic Factory Solutions Integration Systems (Thailand)](https://ireporter-global.com/agent/panasonic-factory-solutions-integration-systems-thailand/) - [DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITED](https://ireporter-global.com/agent/isid-south-east-asia-thailand-co-ltd-2/) - [WingArc Singapore Pte. Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/wingarc-singapore-pte-ltd/) - [SOLPAC VIETNAM CO., LTD](https://ireporter-global.com/agent/solpac-vietnam-co-ltd/) - [AsiaQuest Internet Malaysia Sdn. Bhd.](https://ireporter-global.com/agent/asiaquest-internet-malaysia-sdn-bhd/) - [KDDI Korea Corporation](https://ireporter-global.com/agent/kddi-shanghai-corporation-2/) - [Panasonic Life Solutions India Pvt. Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/panasonic-life-solutions-india-pvt-ltd/) - [KDDI Malaysia Sdn Bhd.](https://ireporter-global.com/agent/kddi-malaysia-sdn-bhd/) - [PT KDDI INDONESIA](https://ireporter-global.com/agent/pt-kddi-indonesia/) - [Material Automation (Thailand) Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/material-automation-thailand-co-ltd/) - [PT. DENTSU SOKEN INDONESIA](https://ireporter-global.com/agent/pt-dentsu-soken-indonesia/) - [Panasonic Factory Solutions Integration Systems Malaysia Sdn. Bhd.](https://ireporter-global.com/agent/panasonic-factory-solutions-integration-systems-malaysia-sdn-bhd/) - [KDDI India Private Limited](https://ireporter-global.com/agent/kddi-india-private-limited/) - [HBA(THAILAND)CO.,LTD.](https://ireporter-global.com/agent/hbathailandco-ltd/) - [MOVE(THAILAND) CO.,LTD.](https://ireporter-global.com/agent/move(thailand)-co-ltd-2/) - [Design LAB Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/design-lab-co-ltd-2/) - [UNITEC SOLUTION VIETNAM CO.,LTD.](https://ireporter-global.com/agent/unitec-solution-vietnam/) - [SystemEXE,Inc.(Myanmar)](https://ireporter-global.com/agent/systemexeinc-myanmar/) - [Otsuka Information Technology Corp.](https://ireporter-global.com/agent/otsuka-information-technology-corp/) - [Panasonic Factory Solutions Asia Pacific Pte. Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/panasonic-factory-solutions-asia-pacific/) - [KDDI THAILAND Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/kddi-thailand-ltd/) - [KDDI VIETNAM CORPORATION (Ho Chi Minh City)](https://ireporter-global.com/agent/kddi-vietnam-corporation-ho-chi-minh-city/) - [KDDI Asia Pacific Pte Ltd](https://ireporter-global.com/agent/kddi-singapore-pte-ltd/) - [KDDI SHANGHAI Corporation](https://ireporter-global.com/agent/kddi-shanghai-corporation/) - [Business Engineering America, Inc.](https://ireporter-global.com/agent/business-engineering-america-inc-2/) - [Toyo Business Engineering Singapore Pte. Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/toyo-business-engineering-singapore-pte-ltd/) - [PT. Toyo Business Engineering Indonesia](https://ireporter-global.com/agent/pt-toyo-business-engineering-indonesia/) - [Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/toyo-business-engineering-thailand-co-ltd/) - [Toyo Business Engineering (Shanghai) Co., Ltd.](https://ireporter-global.com/agent/toyo-business-engineering-shanghai-co-ltd/) ## Document Download - [Linkage of i-Reporter
and
MotionBoard](https://ireporter-global.com/document/linkage-of-i-reporter-and-motionboard/) - [7stages and considerations
for successfully deploying
i-Reporter](https://ireporter-global.com/document/7stages-and-considerations-for-successfully-deploying-i-reporter/) - [i-Reporter leaflet(A4)](https://ireporter-global.com/document/i-reporter-leaflet(a4)/) - [i-Repo Web](https://ireporter-global.com/document/i-repo-web/) - [i-Repo FreeDraw](https://ireporter-global.com/document/i-repo-freedraw/) - [i-Repo WorkFlow](https://ireporter-global.com/document/i-repo-workflow/) - [i-Repo Project](https://ireporter-global.com/document/i-repo-project/) - [Brochure (Chinese)](https://ireporter-global.com/document/brochure-chinese/) - [i-Repo Scan](https://ireporter-global.com/document/i-repo-scan-2/) - [Brochure (Thai language)

](https://ireporter-global.com/document/catalog-thai-language/) - [i-Reporter explained in 3 minutes](https://ireporter-global.com/document/easy-understand-in-3-minutes/) - [ConMas IoT](https://ireporter-global.com/document/課題解決アイディア集-2/) - [Solution Idea Collections](https://ireporter-global.com/document/5-2/) - [Brochure(Japanese)

](https://ireporter-global.com/document/test-2/) - [Introduction Document](https://ireporter-global.com/document/test-3/) - [ConMas Gateway](https://ireporter-global.com/document/test-4/) - [Brochure(English)](https://ireporter-global.com/document/test/) ## 導入事例スライダー - [事例スライダーの設定](https://ireporter-global.com/interview_slider/事例スライダーの設定/) ## Categories - [Service Improvement Content](https://ireporter-global.com/column/category/kaizen/) - [Problem Solving Column](https://ireporter-global.com/column/category/solution/) - [Workstyle Reform](https://ireporter-global.com/column/category/work-style-reform/) - [ALL](https://ireporter-global.com/column/category/all/) - [Survey Report](https://ireporter-global.com/column/category/report/) - [Manufacturing](https://ireporter-global.com/column/category/manufacturing/) - [Maintenance and Inspection](https://ireporter-global.com/column/category/maintenance-inspection/) - [Service​ and Logistics](https://ireporter-global.com/column/category/service-logistics/) - [Construction](https://ireporter-global.com/column/category/construction/) - [Business Improvement and Efficiency](https://ireporter-global.com/column/category/business-improvement-efficiency/) - [Case Studies](https://ireporter-global.com/column/category/interview/) - [Medical](https://ireporter-global.com/column/category/medical/) - [Trials with i-Reporter](https://ireporter-global.com/column/category/shitemita-2/) - [Report​ Templates](https://ireporter-global.com/column/category/chouhyou_template/) - [Events](https://ireporter-global.com/column/category/event/) - [Retail and Food](https://ireporter-global.com/column/category/retail-food/) - [HACCP](https://ireporter-global.com/column/category/haccp/) ## Tags - [ウェブアプリ](https://ireporter-global.com/tag/ウェブアプリ/) - [システム選定](https://ireporter-global.com/tag/システム選定/) - [ネイティブアプリ](https://ireporter-global.com/tag/ネイティブアプリ/) - [働き方改革](https://ireporter-global.com/tag/働き方改革/) ## events category - [webセミナー](https://ireporter-global.com/events_cat/web-seminar/) - [イベント](https://ireporter-global.com/events_cat/event/) ## agent category - [Thailand](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-thailand-i-reporter-cimtops/) - [China](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-china-i-reporter-cimtops/) - [Indonesia](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-indonesia-i-reporter-cimtops/) - [Singapore](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-singapore-i-reporter-cimtops/) - [Malaysia](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-malaysia-i-reporter-cimtops/) - [Philippines](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-philippines-i-reporter-cimtops/) - [USA](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-usa-i-reporter-cimtops/) - [Canada](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-canada-i-reporter-cimtops/) - [Mexico](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-mexico-i-reporter-cimtops/) - [Australia](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-australia-i-reporter-cimtops/) - [Myanmar](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-myanmar-i-reporter-cimtops/) - [UAE](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-uae-i-reporter-cimtops/) - [Cambodia](https://ireporter-global.com/agent_cat/cambodiadistributors-and-partner-in-cambodia-i-reporter-cimtops/) - [Vietnam](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-vietnam-i-reporter-cimtops/) - [South Africa](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-south-africa-i-reporter-cimtops/) - [Egypt](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-egypt-i-reporter-cimtops/) - [Bangladesh](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-bangladesh-i-reporter-cimtops/) - [Qatar](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-qatar-i-reporter-cimtops/) - [Taiwan](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-taiwan-i-reporter-cimtops/) - [India](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-india-i-reporter-cimtops/) - [English-speaking countries](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-english-speaking-countries-i-reporter-cimtops/) - [Korea](https://ireporter-global.com/agent_cat/distributors-and-partner-in-korea-i-reporter-cimtops/) ## solution category - [Manufacturing](https://ireporter-global.com/solution_cat/manufacturing/) - [Construction, Facilities, General Contractors, Plant Construction](https://ireporter-global.com/solution_cat/construction/) - [Services, distribution, logistics, and finance](https://ireporter-global.com/solution_cat/service/) - [Medical/Welfare/Education](https://ireporter-global.com/solution_cat/medical/) - [品質検査](https://ireporter-global.com/solution_cat/quality-inspection/) - [不具合報告](https://ireporter-global.com/solution_cat/defect-report/) - [入出庫](https://ireporter-global.com/solution_cat/storage-retrieval/) - [日報](https://ireporter-global.com/solution_cat/daily-report/) - [診療記録](https://ireporter-global.com/solution_cat/examination-report/) - [日報](https://ireporter-global.com/solution_cat/daily-report-maintenance/) - [検査](https://ireporter-global.com/solution_cat/inspection-maintenance/) - [不具合報告](https://ireporter-global.com/solution_cat/bug-report/) - [入出庫](https://ireporter-global.com/solution_cat/inbound-and-outbound/) - [日報](https://ireporter-global.com/solution_cat/daily-report-service/) - [QSC管理](https://ireporter-global.com/solution_cat/qsc-management-service/) - [入出庫](https://ireporter-global.com/solution_cat/inbound-and-outbound-service/) - [日報](https://ireporter-global.com/solution_cat/daily-report-construction/) - [検査](https://ireporter-global.com/solution_cat/inspection-construction/) - [不具合報告](https://ireporter-global.com/solution_cat/bug-report-construction/) - [点検業務](https://ireporter-global.com/solution_cat/inspection-services/) - [Maintenance, Inspection, and Repairs​ ​](https://ireporter-global.com/solution_cat/maintenance/) ## functions category - [Creating/Inputting reports with i-Reporter](https://ireporter-global.com/functions_cat/form-input/) - [Designing reports with i-Reporter (creating templates)](https://ireporter-global.com/functions_cat/form-create/) - [Report management with i-Reporter](https://ireporter-global.com/functions_cat/data-management/) - [Hardware that can be linked with i-Reporter](https://ireporter-global.com/functions_cat/hardware/) - [帳票選択](https://ireporter-global.com/functions_cat/form-select/) - [便利機能](https://ireporter-global.com/functions_cat/convenient-function/) - [入力方法](https://ireporter-global.com/functions_cat/how-to-input/) - [帳票のひな形作成](https://ireporter-global.com/functions_cat/format/) - [データ活用・管理](https://ireporter-global.com/functions_cat/management-utilize/) - [Software that can be linked with i-Reporter](https://ireporter-global.com/functions_cat/software/) - ConMas i-Reporter と連携できるソフトウエア・サービスをご紹介します。 - [BI/Dashboard](https://ireporter-global.com/functions_cat/bi-dashboard/) - [Document Management](https://ireporter-global.com/functions_cat/document-management/) - [Maintenance Management](https://ireporter-global.com/functions_cat/maintenance-management/) - [Process progress management](https://ireporter-global.com/functions_cat/process-management/) - [MDM (Mobile Device Management)](https://ireporter-global.com/functions_cat/mdm/) - [Production management/process management](https://ireporter-global.com/functions_cat/production-process-management/) - [Gas installation management](https://ireporter-global.com/functions_cat/gas-construction-management/) - [Gas safety inspection](https://ireporter-global.com/functions_cat/gas-security/) - [Tool for expanding functions and connecting](https://ireporter-global.com/functions_cat/tool-for-cooperation/) - [Knowledge Base](https://ireporter-global.com/functions_cat/knowledge-base/) - [Business Chat](https://ireporter-global.com/functions_cat/business-chat/) - [IoT](https://ireporter-global.com/functions_cat/iot/) - [Linkable apps](https://ireporter-global.com/functions_cat/apps/) - [Audio input microphone](https://ireporter-global.com/functions_cat/microphone/) - [Electronic shelf label/Electronic smart Label (ESL)](https://ireporter-global.com/functions_cat/esl/) - [NFC, RFID reader](https://ireporter-global.com/functions_cat/nfc-rfid-reader/) - [Bluetooth 1D/2D Code Reader](https://ireporter-global.com/functions_cat/bluetooth-codereader/) - [Digital measuring instruments and torque wrenches](https://ireporter-global.com/functions_cat/digital-instrumentation-wrench/) - [Mobile printer](https://ireporter-global.com/functions_cat/mobile-printer/) - [AI integration](https://ireporter-global.com/functions_cat/ai/) - [Sales management and inventory management](https://ireporter-global.com/functions_cat/sales-inventory-control/) - [Wearables device](https://ireporter-global.com/functions_cat/wearable-devices/) - [Search engine](https://ireporter-global.com/functions_cat/search-engine/) - [Facility and asset management systems](https://ireporter-global.com/functions_cat/facilities-asset-management/) - [LCD signature pad](https://ireporter-global.com/functions_cat/lcd-sign-tablet/) - [Cloud storage services](https://ireporter-global.com/functions_cat/cloud-storage/) - [no-code /low-code tools](https://ireporter-global.com/functions_cat/nocode-lowcode/) ## interview category - [Manufacturing](https://ireporter-global.com/interview_cat/manufacturing/) - [Construction & Plant](https://ireporter-global.com/interview_cat/construction/) ## regularly seminer category - [講習会](https://ireporter-global.com/regularly_seminer_cat/training-course/) ## movie category - [動画で学ぶi-Reporterの使い方](https://ireporter-global.com/movie_cat/movie-archives/) - [i-Reporter の概要を知ろう!](https://ireporter-global.com/movie_cat/i-reporeter-about/) - [i-Reporter App で帳票に記入してみよう!](https://ireporter-global.com/movie_cat/i-reporeter-input/) - [ConMas Designer で帳票ひな形を作ってみよう!](https://ireporter-global.com/movie_cat/conmas-designer/) - [ConMas Manager で帳票の管理画面を見てみよう!](https://ireporter-global.com/movie_cat/conmas-manager/) ## news category - [お知らせ](https://ireporter-global.com/news_cat/notification/)